JPS59214492A - 仕上げ加工液スプレ−方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はパークロールエチレン、１．１．１　トｖ　ク
ロールエタン、Ｒ１１３などの有機溶剤を使用するドラ
イクリーナ又は回転ドラムを用いたスプレー加工機等に
応用できる仕上げ加工液スプレ一方法に関するものであ
る。

まず第１図を用いて、従来のドライクリ−＝ング工程を
概説する。図にお、いてドア１から衣料２を投入し、ド
ア１を閉じて運転を開始すると、一般には次の順序で工
程が進行する。

■、溶剤タンク３から溶剤４をバルブ５を介してポンプ
６で汲揚げ、バルブ７、フィルタ８から成る経路または
バルブ９から成る経路によって処理槽１０に溶剤４を必
要量送り込む。

■、処理ドラム１１をゆっくりと回し、溶剤４を処理槽
１０、ボタントラップ１２、バルブ１３、ポンプ６、バ
ルブ７、フィルタ８またはバルブ９から成る回路で循環
して衣料２を洗浄する。

■、処理槽１０、ボタントラップ１２、バルブ１３、ポ
ンプ６、バルブ１４、蒸留器１５の経路で排液し、つづ
いて処理ドラム１１が高速回転して衣料２中の溶剤４を
遠心分離し同様に排液する。

■、前記■項■項の工程を繰返えす。

■、処理槽１０、ボタントラップ１２、バルブ１３、バ
ルブ５の経路で溶剤タンク３に排液し、つづいて処理ド
ラム１１が高速回転して衣料２中の溶剤４を遠心分離し
、排液する。

■、再び処理ドラム１１をゆっくり回し、ファン１６、
エアクーラ１７、エアヒータ１８から成るリカバリエア
ダクト１９と処理槽１０の間を矢印２０の向きでエアを
循環し、衣料２を乾燥する。衣料２から蒸発した溶剤ガ
スは、エアクーラ１７で凝縮し、回収経路２１を経て水
分離器２２に入り、溶剤配管２３を通ってタリンタンク
２４に入るＯ ■、乾燥が終了すると、ダンパ２５．２６が破線の如く
開き、ダンパ２５から新鮮な空気をとり入れて、ダンパ
２６からエアクーラ１７では回収できない未凝縮溶剤ガ
スを排気し、衣料２中の溶剤臭を脱臭する。

■、前記０項の工程で蒸留器１５に入った溶剤４は、蒸
発してコンデンサ２７で凝縮回収され、水分離器２２、
溶剤配管２３を通ってタリンタンク２４に入り、オーバ
フロー付仕切板２８から、溶剤タンク３に戻る。なお、
水分離器２２で分離した水は、水配管２９によって系外
へ排出する。

本発明はスプレーされた加工液を衣料に均一に付着させ
るスプレ一方法を得ることを目的とし、ドライクリーナ
の洗濯ドラム内に仕上げ加工液をスプレーする工程にお
いて、同仕上げ加工液のスプレー作動中に前記洗濯ドラ
ムを可変作動させることにより、洗濯ドラム中に空間を
作り、衣料の処理ドラム中の位置を変化させ、スプレー
された加工液を衣料に均一に付着させることができる仕
上げ加工液スプレ一方法を提供せんとするものである。

以下本発明の実施例を図面について説明すると、本発明
のスプレ一方法による後処理加工は、前述の０項の乾燥
工程の前に行なわれる。先ず第２図によって通常の後処
理加工を説明すると、防水前ＩＪや柔軟剤等の加工液３
３は（以下加工液と（１つ）、スプレー装置３０からポ
ンプまたは圧縮空気でホース３１を介してドア１に取付
けちれたノズル３２に供給される０ ノズル３２に供給された加工液３３は、微粒子化されて
衣料２に吹き付けられる。つづいて処理ドラム１１が高
速回転して衣料２中の加工液を衣料２に充分浸透させ、
かつ余分な加工液を蒸留器１５に排液する。この後処理
ドラム１１をゆっくりと回転させ、衣料２をほぐした後
乾燥工程を行なう。

従来性なわれていたスプレ一方法では、ノズル３２から
加工液が衣料２に吹き付けられる時、処理ドラム１１は
ゆっくり一定回転して、処理衣料がドラムにより持上げ
られ、途中からふわつと落下する状態とされていたため
、衣料２は処理ドラム１１内に一杯に広がっており、ノ
ズル３２から噴霧された加工液３３はノズル３２近傍の
衣料２に集中的にスプレーされ、内部の衣料２に均一に
付着させることが出来ず、乾燥後の衣料にシミとなって
残ることがあった。これを解消する方法として従来は、
衣料２の量を通常量のξ程度にして行なっていた。

本発明では、加工液３３のスプＶ−中に、処理ドラム１
１の回転を繰返し変化させるようにする。

従って処理ドラム１１中に空間をつくり、かつ衣料２の
処理ドラム１１中の位置を変化させることにより、スプ
レーされた加工液３３を衣料２に均一に付着させること
ができる。

即ち、処理ドラム１１を駆動させる原動機（図示せず）
を、極数切換えまたはインバータ等を用い、回転数を通
常回転より大きい方向へ間欠的に変化させる事により、
第２図の如く処理衣料がドラムにより持上げられ、途中
からふわつと落下する回転状態と、第３図の如く高速回
転により処理衣料が遠心力でドラム外周にへばりついた
様な状態とする。

以上詳細に説明した如く本発明は構成されているので、
本発明方法によると、衣料が洗濯ドラムの回転変化に基
づいて洗濯ドラムの外周側に張り付いたり、戻ったりす
ることにより、スプレー装置から噴霧された加工液が、
洗濯ドラム内の全域に行きわたり、かつ衣料の位置も変
化するため、従来の方法に較べ、衣料に加工液を均一に
付着させることが可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の一般的なドライクリーニング機のシステ
ム図、第２図及び第３図は本発明の方法゛を実施する装
置の夫々作動状態を異にする側断面図である。 図の主要部分の説明 １・・・ドア ２・・・衣料 １１・・・処理ドラム（洗濯ドラム） ３０・・・スプレー装置 ３工・・・ホース ３２・・・ノズル ３３・・・加工液 特許　出願人　三菱重工業株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ドライクリーナの洗濯ドラム内に仕上げ加工液をスプレ
   ーする工程において、同仕上げ加工液のスプレー作動中
   に前記洗濯ドラムを可変作動させてなることを特徴とす
   る仕上げ加工液スプレ一方法。