JPS6260598A - ドライクリ−ニング装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はパークロルエチレン、１．１．１　　）リクロ
ルエタン、Ｒ１１３などの有ｔａ溶剤を使用し、タオル
、シーツ、包布等のリネン関係の洗濯、脱水後の乾燥機
に利用できるドライクリーニング装置に関するものであ
る。

（従来の技術） 先ず従来のドライクリーニング装置を第３図により概説
する。さてドアー１から衣料２を投入し、ドアー１を閉
じて運転を開始すると、一般には次の順序で工程が進行
する。

■、溶剤クりク３から溶剤４をバルブ５を介してポンプ
６で汲揚げ、バルブ７、フィルタ８から成る経路または
バルブ９から成る経路によって処理槽１０に溶剤４を必
要量送り込む。

■、処理ドラム１１をゆっくり回し、溶剤４を処理槽１
０、ボタントラップ１２、バルブ１３、ポンプ６、バル
ブ７、フィルタ８、またはバルブ９から成る回路で循環
して衣料２を洗浄する。

■、処理槽１０、ボタントラップ１２、バルブ１３、ポ
ンプ６、バルブ１４、蒸留器１５の経路で排液し、つづ
いて処理ドラム１１が高速回転して衣料２中の溶剤４を
遠心分離し、同様に排液する。

■、前記■項、■項の工程をくりかえす。

■、処理槽１０、ボタントランプ１２、バルブＩ３、バ
ルブ５の経路で溶剤タンク３に排液し、つづいて処理ド
ラム１１が高速回転して衣料２中の溶剤４を遠心分離し
、排液する。

■、再び処理ドラム１１をゆっくり回し、ファン１６、
エアクーラ１７、エアヒータ１８から成るリカバリエア
ダクト１９と、処理槽１０の間を矢印２０の向きでエア
を循環させ、衣料２を乾燥する。衣料２から蒸発した溶
剤ガスは、エアクーラ１７で凝縮し、回収経路２１を経
て水分離器２２に入り、溶剤配管２３を通ってタリンタ
ンク２４に入る。

■、乾燥が終了すると、ダンパ２５．２６が破線の如く
開き、ダンパ２５から新鮮な空気をとり入れて、ダンパ
２６からエアクーラ１７では回収できない未凝縮溶剤ガ
スを排気し、衣料２中の溶剤臭を脱臭する。−■、前記
■項の工程で蒸留器１５に入った溶剤４は蒸発してコン
デンサ２７で凝縮回収され、水分離器２２、溶剤配管２
３を通ってタリンタンク２４に入り、オーバーフロー付
仕切Ｆｊ、２８から、溶剤タンク３にもどる。

なお、水分離器２２で分離した水は水配管２９によって
系外へ排出する。

次に本発明で対象とする衣料の乾燥について詳述すると
、前記０項の工程で述べたように、処理槽１０およびリ
カバリエアダクト１９内のエアを、矢印２０の向きでｉ
盾環させると、エアヒータ１８により同循環エアが加熱
され、衣料２に含まれる溶剤をガス化して蒸発させ、エ
アクーラ１７で凝縮回収するが、この方法は従来一般に
多用されているドライクリーナにおける乾燥方法である
。

しかしこの方法では、エアを媒体として衣料２を間接的
に加熱しているため、加熱効率が悪く、また本来加熱す
る必要のない処理槽１０をはじめ、処理ドラム１１、リ
カバリエアダクト１９などの昇温に、乾燥初期の加熱エ
ネルギーと時間が消費されるため、省エネならびに乾燥
時間の短縮ができないなどの欠点があった。

（発明が解決しようとする問題点） 本発明は、従来のドライクリーナにおける衣料乾燥にお
いて、蒸気又は電気式エアヒータによる循環エアを媒体
とした効率の悪い間接加熱による衣料乾燥の問題点を解
決し、遠赤外線による直接加熱を行なうことにより、加
熱エネルギーロスを減少しようとするものである。

く問題点を解決するための手段） このため本発明は、処理槽と処理ドラムの間に、加熱す
ると遠赤外線を放射するセラミックを装着すると共に、
同セラミックの加熱手段を設け、前記処理ドラムを通し
て内部の衣料を直接乾燥するようにしてなるもので、こ
れを問題点解決のための手段とするものである。

（作用） ドライクリーニング装置の処理槽内壁部に遠赤外線を放
射するセラミックを設け、スチームジャケット等による
加熱で同コーテイング面より遠赤外線を放射させ、処理
ドラムを通して被乾燥物を直接加熱する。

（実施例） 以下本発明の実施例を図面について説明すると、第１図
及び第２図は本発明の第１、第２実施例を示す。まず第
１図及び第２図に基づきその構造について詳細説明する
前に、第３図により従来のドライクリーナに多用されて
いる衣料乾燥法について説明する。

第３図において、洗浄、遠心脱液された衣料２は、処理
槽１０と、ファン１６、エアクーラ１７、エアヒータ１
８から成るリカバリエアダクト１９の系内において、処
理ドラム１１のゆっくりとした回転と、矢印２０の向き
で循環してエアヒータ１８により加熱された・エアによ
り、衣料２の持つ溶剤をガス化して蒸発させられ、蒸発
した溶剤ガスはエアクーラ１７で凝縮回収して衣料２の
乾燥を行なうようになっている。

次に第１図及び第２図の実施例について説明すると、第
１図及び第２図において、前記第３図の従来のものとの
相違点は、リカバリエアダクト１９内のエアヒータ１８
をな（し、かわりに加熱源として、処理槽１０と処理ド
ラム１１の間に加熱すると遠赤外線を放射するセラミッ
クヒータを設置し、衣料２を処理ドラム１１を通して直
接加熱して効率よく乾燥できるようにしたことである。

遠赤外線は、もの波長を選定することにより、液体にの
み作用させることも可能とされている。

第１図は処理槽１０の内壁部に設けたスチームジャケッ
ト３１の内表面に、加熱すると遠赤外線を放射する特殊
なセラミック３０をコーティングしたもので、蒸気弁３
３を介して加熱スチームを供給することにより、このセ
ラミックスコーテイング面より遠赤外線の放射を行ない
、処理ドラム１１を通して衣料２を直接加熱して乾燥を
行なうものである。なお、スチームジャケット３１での
蒸気ドレンはスチームトラップ３４より排出される。

第２図は処理槽１０と処理ドラム１１０間にセラミック
コーティングバイブ３２を多数配置し、このパイプ内に
スチームを通すか、電気ヒータ等を入れて加熱すること
により、前記第１図と同様に処理ドラム１１を通して衣
料２を直接乾燥を行なうものである。なお、第１図及び
第２図ともに衣料２から蒸発した溶剤ガスの回収は、従
来法と同様にファン１６により系内エアを循環させ、リ
カバリエアダクト１９内のエアクーラ１７により凝縮回
収する。

（発明の効果） 以上詳細に説明した如く本発明は構成されており、遠赤
外線により被乾燥物を直接加熱して乾燥するため、従来
法の乾燥初期に処理槽、処理ドラム等の昇温に消費され
ていた加熱エネルギーの省エネならびに乾燥時間の短縮
が可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図はそれぞれ本発明の実施例を示すドラ
イクリーニング装置の側断面図、第３図は従来のドライ
クリーナの系統図である。 図の主要部分の説明 １０−・−処理槽 １１−処理ドラム ３０−　セラミック ３１−スチームジャケット ３２−　セラミックコーティングパイプ特　許　出　願
　人　三菱重工業株式会社第１図 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 処理槽と処理ドラムの間に、加熱すると遠赤外線を放射
   するセラミックを装着すると共に、同セラミックの加熱
   手段を設け、前記処理ドラムを通して内部の衣料を直接
   乾燥することを特徴とするドライクリーニング装置。