JPS59213030A - 磁気記録媒体及びその製法 - Google Patents

磁気記録媒体及びその製法

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JPS59213030A
JPS59213030A JP58086234A JP8623483A JPS59213030A JP S59213030 A JPS59213030 A JP S59213030A JP 58086234 A JP58086234 A JP 58086234A JP 8623483 A JP8623483 A JP 8623483A JP S59213030 A JPS59213030 A JP S59213030A
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magnetic
film
diamond
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recording medium
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JP58086234A
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English (en)
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Yoshitoshi Nanba
義捷 難波
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Denka Co Ltd
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Denki Kagaku Kogyo KK
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/62Record carriers characterised by the selection of the material
    • G11B5/72Protective coatings, e.g. anti-static or antifriction
    • G11B5/727Inorganic carbon protective coating, e.g. graphite, diamond like carbon or doped carbon

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Lubricants (AREA)
  • Magnetic Record Carriers (AREA)
  • Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は磁気記録媒体およびその製法、特に磁性薄膜の
表面にダイヤモンド状カーボン膜を被aさせた高密度磁
気記録用に好適な磁性薄膜型磁気記録媒体およびその製
法に関するものである。
近年磁気記録の分野においては記録・再生装置が小型化
され、さらにその記録媒体としては高密度に記録するこ
とが可能な媒体の出現が要望されている。このような情
勢に応じて従来のγ−F’n!03  の塗布型媒体に
代る磁性薄膜媒体、具体的には基体表面にCo−Ni、
 Co−P、Co−N1−pを真空蒸着法、イオンシレ
ーティング法、メッキ法等により、γ−1・1203 
 やCo−Crをスノぞツタリノグ法により被覆した垂
直磁化媒体等が提案されている。また、これらの高密度
磁気記録媒体を用いて記録し、これを再生するものとし
て(1)直接磁気ヘッドと接触する磁気テープやフロッ
ピィディスク、(2)磁気ヘッドが媒体面から浮上させ
て用いる磁気ディスクや磁気ドラムがある。なお(2)
の磁気ヘッドを浮上させる方法は磁気ヘッドと磁気記録
媒体とを接触状態で一ヒツトした後、磁気記録媒体を回
転させると磁気ヘッドと磁気61録媒体の間に空気層が
生じて浮上するという原理によるいわゆるコンタクト・
スタート・ストノゾ方式(以下CSS方式という)によ
るものである。
これらの磁気記録媒体および磁気記録方式においても磁
気記録媒体と磁気ヘッドとはなんらかの形で摺動させる
ものであり、この磁気ヘッドと磁気記録媒体との摺動に
より磁気記録媒体が損傷するのを防止するために磁気記
録媒体の表面に保護膜もしくは潤滑膜を設けなければな
らない。特に金属薄膜媒体の場合は耐摩耗性以外に腐蝕
を防止しなければならないことから耐蝕性を向上させる
ため保護膜等が必要である、7 また、磁気ヘッドと磁気記録媒体間の間隙が太きいと出
力が減少する、いわゆるスベーシノグロス現象を生じる
ので、これらの保護膜捷たは潤滑膜の物性として必要な
条件としては強靭でピンホールがなく薄膜であることで
ある。
保護膜を磁気記録媒体の表面に形成させる方法としては
いろいろ提案されでいる。例えば金属磁性体の表面層の
みを金属酸化膜に変える方法、金属磁性体の表面に比較
的硬度の高いRh、Cr等をメッキして笠属膜を形成す
る方法金属磁性体の表面にSi、、7W等の酸化物、炭
化物、窒化物をスパッタリング、イオングレーティング
等のP’VD法により形成する方r去、Si、n等Oア
ルコキ7外ブナを塗布後熱分)昨してこれらの酸化物の
薄膜を形成する方法、金属磁性体の表面に有機高分子薄
膜を形成する方法、炭素薄膜を磁気記録媒体の表面に形
成する方法等がある。
また、潤滑膜を形成させる方法としては摩擦係数が比較
的小さい物質である高級脂肪酸、シリコンオイルおよび
フッ素オイル等の薄膜を形成する方法がある。
これら保護膜および潤滑膜は前記磁性薄膜媒体の表面に
それぞれ単独で用いたり、徒たは保護膜の上に更に潤滑
膜を設ける方法がある。し、か踵これらの保護膜はいず
れも磁気−、ソ)゛の摺動に対する耐摩耗性が十分でな
く、保護膜と「4滑膜との併用が一般的に行なわれてい
るのが夾状である。しかし潤滑膜は磁気6録媒体又Vま
保護膜との親和力が十分でないために磁シ、ヘッドとの
摺動下で十分な4久性をもたらすことは困難であり、ま
だCSS方式の場合は磁気ヘッドが磁気記録媒体面に吸
着しやすいという欠点がある。
本発明は従来の欠点を解決することを目的とするもので
あってダイヤモンド構造を41する微結晶体を主体とし
残部がアモルファス体とからなる薄膜を磁気薄膜媒体上
に被覆することlこより自己潤滑性、耐摩耗性および耐
蝕性にすぐれた磁気記録媒体およびその製法を提供しよ
うとするものである。
すなわち、本発明の第1の発明は、炭化水素のイオン化
蒸着[Cよるダイヤモンド構造をイアする微結晶体を主
体と1〜残i弗がアモルファス体からなるダイヤモンド
状カーボン膜ヲ磁性薄膜の表面に被覆してなることを特
徴とするものであり、その第2の発明は、磁性薄膜の表
面にスパッタ率の比較的低い物質からなる薄膜を形成す
るか又は形成せずに先端部が互に独立した妹巣状の炭化
水素ガスを備えた多孔ガス供給電極に磁界を加えながら
炭化水素ガスを真空装置内に導入し、これをアーク放電
によりイオン化させダイヤモンド状カーボン膜を被覆す
ることを特徴とするものである。
以下さらに本発明の詳細な説明する。
まず第1発明は基板上にダイヤモンド状カーボン膜を形
成させた磁気記録媒体である。
本発明においてダイヤモンド状カー)げン膜とはダイヤ
モンド構造を有する微結晶体を主体とし、残部がアモル
ファス体からなる膜であって、これは電子線回折による
結晶M析およびESCAによる結合エネルギーの測定に
よって確定することができる。
本発明において電子線回折法による格子の面間隔及びE
SCA結合エネルギーがダイヤモンドのものと一致する
ものをダイヤモンド構造の微結晶体とし、また電子線回
析のリレグの回折強度が弱いものはアモルファス体を含
むものであるとするものである。ダイヤモンド状カーボ
ン膜の構造は例えば第3図に示す装置を用いて次の条件
で操作することにより明かにすることができる。
基板に直径lO%のygo板を用い、基板温度300℃
磁束密度400Gaussアーク電流10A基板電圧−
400vとして、膜厚300Aのものを作製した。
この蒸着基板のMgOを塩酸で溶解除去し、残った膜片
をメツシュにとって、加速電圧200KV で電子線回
析による結晶解析を行った。
なお、面間隔を定めるためにへ9膜を標準試料とした。
得られた各結晶面の面間隔は第1表のようであってダイ
ヤモンドの面間隔と略一致しており、更に(200)面
、(222)面等の回折が出ていないことなどからこの
蒸着膜はダイヤモンド状カーボン膜であること力玉わか
る。
またESCAにより結合エネルギーを測定するとダイヤ
モンドの微結晶を主体とするものから構成されているこ
とが明らかである。
第  1  表 (注) 強度の略号S;強1m;中、W;弱第2の発明
は製法の発明で・うって、多孔fス供給電極とその上に
設けたフィラメント電極との間でアーク放゛区を行なう
際に、先端部が互いに独立した複数の細長い蜂巣状通路
電極から炭化水素ガスを装置内に供給することにより炭
化水素ガス供給口の出口付近の放電電位を一定に保つこ
とが出来るためアーク放電の放電電流を大きくすること
がiTJ能となる。
従って多孔ガス供給電極の出口附近で熱分解されたガス
のイオン化率を高めることが出来る。
また多孔ガス供給電極を囲む電磁コイルから発生する磁
界により電子と熱分解ガスとの衝突回数が増えるために
熱分解ガスのイオン化率を更に高めることが出来る。
ところで磁気記録媒体に用いられる薄膜材料のNi、 
Co、 Fn等は比較的ヌ・七ツタ率が高い物質であり
これら物質からなる磁気記録簿;漠上に直接ダイヤモン
ド状カーがン膜を形成することはyIしかしい。これは
イオン化粒子により前記物質のスパッタ蒸気を生じるた
めにダイヤモンド状カーボン膜が生成されJlltいも
のと考えられる。
本発明においては磁気記録薄膜上にスパッタ率が比較的
低い物質の薄膜を丁地層と17で蒸着させkにその上に
前記の手段((よりダイヤモンド状カーボン膜を形成さ
せる。
ス・ぐツタ率が比較的低い物質としてはC2、St、 
Ti、、  Zr 、 Nb 、 Hf 、  Ta 
、 W、等があるがこれらの物質の内Sc、 Tt、 
Ta  等Vi真空蒸着法によって筒単に薄膜が形成す
ることができるので%に好ましいものである。
またこれらスノ?ツタ率が比較的低い物質によるM膜の
厚みは数10A程度あればよい。
以下図面によp本発明の詳細な説明する。
第1図および第2図は本発明の実施例の磁気記録媒体の
断面図である。第1図および第2図において、その符号
1は磁気記録薄膜を支持する非磁性基体、2は磁性薄I
15!媒体、3はダイヤモンド状カーボン族、5は磁気
記録媒体である。
第2図は第1図の非磁性基体の表面にス・母ツタ率が比
較的低い物質からなるド地層4を形成した磁気記録媒体
の断面図である。
非磁性基体2の材料の具体例としては磁気テープおよび
フロッピーディスクの場合はポリエステルもしくはポリ
イミド等の樹脂フィルムであり・・ダートディスクの場
合はアルミニウム合金、チタン合金等の軽合金、ポリス
チレン、ABS等の熱可塑性樹脂、アルミナガラス等の
セラミックス等であり、l\−ドディ7りの場合はこれ
らの基体の上にさらに鏡面研摩されたN1−P 、 C
o &金等の非磁性合金オたはカラス等で被覆したもの
を用いることができる。こ\ではこれらを総称して非磁
性帖体という。
磁性薄B(としては真空蒸着法、イオンブレーティング
法、メッキ法等によるCo−N1゜Co−P 、  C
0−Ni −P  等の金属薄暎、ス/ぐツタリンク法
によるrFk20g薄膜、Co−Cr垂直磁化膜等があ
る。
本発明によるダイヤモンド状カーボン膜の生成は比較的
低温で製膜が可能なためプラスチックを基体とした磁気
記録媒体にも適用出来るのが特徴である。
以下図面に従ってさらに本発明の詳細な説明する。
第3図は第2の発明の実施例に用いる装置の断面図であ
る。
図中10は真空容器、11はチャン/N−であり排気糸
18に接続されて10 ’  Torr程度まで高真空
に引かれる。12は被后体となる磁気記録媒体である基
板Sを固定する基板ホルダーであって陰極を構成してい
る。
13はグリッドであシ、電極とは別の電圧源に接続され
ている。14はフィラメントであり、交流電源によって
加熱されそれ自体は零電位に維持されている。15は金
属製、多孔がヌ供給電極(蜂巣状通路付電極)であって
前記フィラメント14の直下に位置され且つこれを囲繞
する屯磁コイル19の軸中心に位箭止しめられて設けら
itている。
本発明において金属製多孔ガス供給′胤極は、ガ゛ス噴
出方向に独立して平行な細−♂20が多数蜂の巣状に穿
設されて構成されると共にその材質tまタングステン、
タンタルおよびモリブデン等の耐熱性金属である。
次に、上記装置を用いて本発明方法を実施する。局舎に
ついC説明すると、先ずチャンバー内を10″ Tor
r まで高真空とし、パルプ17を操作して所定流量の
メタンガスを導入しながら排気系18を調節して所定の
力゛電圧例えば10 ’ Torr  とする。
一方、電極15の先端面とフィラメントの間にはアーク
放電が行なわれておシ、電極面から放出されたメタンガ
スは熱分)jイされると共にフィラメントからの熱電子
と衝突してガラスのイオン粒子と電子どを生ずる。この
電子(1別の熱分解粒子に剣突する。このような現象を
繰り返すことによってメタンガスtd pA分解され分
解物質のプラスイオン粒子と4口。
プラスイオン粒子(1グリツド13を通ツバし陰極の基
@SV?−〕川速されな用らイ萄突ノーる。
蒸着基板ヒにイオン化さ+1だ粒4 、Aζ付石すると
同時f付着した膜面でス・ぐツタリングを生じ、比較的
結合工不ルキ°−の小さいC−HM会は膜面からたたき
出されて結合力0強いC−C結合が残る1、このように
して:)j−+ll’ン膜が生成していくものと考えら
i″L7s 、。
本発明において、多孔力゛ス供給1′i2.極の!’i
ll管径は9.5〜5冑好ましくは1〜3腔がよく、ま
たその直?Y、と長さの比は5甲、旧、好ましい範囲は
10〜30であり、比が5以干てi−1アーク放電の熱
によって孔が変形し易くなる。
なお電極先端面の形状は曲面でも平面でもよい。
また電極への印加電圧tまフィラメントに対しプラス1
0〜60Vであり10V未64では安定なアーク放電が
生ぜず60Vを超えると放電電流が大きくなり電極の温
度が高くなり過ぎる。
電磁コイル19による磁束密度は磁束密度が高い程炭化
水素ガスのイオン化率は高くなる上得られるカーボン膜
の硬度も高くなるが500Gauss以上になるとイオ
ンが集束してしまうために蒸着基板の広い面積に均一に
膜を形成するのが難かしくなる。好ましい範囲は100
−500 Gaussである。
陰極、従って蒸着基板への印加電圧は高いほどダイヤモ
ンド状カーボン膜の析出速度が犬となシまた析出した膜
の硬度も高くなる。
しかし2000V  こえると蒸着基板上でのスノヤツ
タ率が高くなり膜の形成が出来なくなるので好ましくな
い。好ましい範囲は600〜1.0+IOVである。
イオン化源となる炭化水素はメタン以外にも蒸発可能な
炭化水素であれば使用することができる。その具体例と
してはブタン、ベンゼン等があげられる。
第4図は第2の発明の実施例に用いる装置の断面I〕゛
4であって、スパッタ率が比較的低い物質のl:、+I
!1層の形成とそれにン)E (:?’イーV−で)1
゛伏カー=! 、−’膜の形成勿同−製置+’Uで行う
ことがでさるようにしたものである。
真空容器10内にVま蒸発源30を具え/ζF地層形成
Oための蒸着装置、に?上びダイヤモンド状カーボン膜
を形成゛するためDアーク放電によるイオン化蒸着装置
が設置1ffiさJ−L ”Cいる。
この2つの装置は仕切り板31にC仕切られお互いにA
T’iの蒸着源で汚采さノ1.ないよつ(′こ77つて
いる。1ず電子ビーl−発生装j43 a Vcよシ蒸
発りス32を加熱し単層是仇S1  に法定厚みのF地
層仝形成し二層基板Sとして刀・り直ちに基板台12に
移送して定irt j・j定しイオン化蒸着を行なうよ
りにしたものである。
以上詳細に説明した如く本発明の第1の発明の磁気記録
媒体tまダイヤ士/ド構造(Cも゛り微結晶体を主体と
し残部がj′:Lニルノア!く体であるダイヤモンド状
カーボン膜を被りしたものであシ、自己潤滑性を41し
かつその厚みがレリつても十分な耐蝕性およびlf1摩
耗性をもつ高密度磁気記録媒体として好適なものである
史に本発明の第2の発明のダイヤモンド状カーボン膜の
製造方法は被着体を加熱しないことおよび膜の析出速度
が速いために耐熱性が比較的小さいプラスチックをベー
スにした磁気記録媒体にも適用出−来るのが特長である
プラスチックフィルムをペースにした磁気記録媒体の場
合は真空装置内にフィルム繰出し装置および巻取装置を
入れることにより連続的にダイヤモンド状カーボン膜を
被覆することは当然可能である。
以下実施例をあげてさらに具体的に説明する。なお実施
例ではフィルム状およびディスク状磁気記録媒体を用い
た例により本発明を説明したがこれ以外の円筒状磁気記
録媒体等についても同様に可能であることは言うまでも
ない。
実施例1 ポリエステルフィルム」二にコ/ぐルト80%ニッケル
20%の組成の磁性薄膜を真空蒸着法により形成した磁
気記録媒体に第3図の装置を用いてダイヤモンド状カー
ボン膜を形成した。
膜形成条件はアーク電流1.OA、la束密度400 
Gaug11%  基板印加電圧−100Vに−C30
0A厚みのダイヤモンド状力・−+I?ン膜を形成した
実施例2 実施例1と同じ磁気記録媒体に第4図の装置を用いてス
・Pツタ率の低い下地層を形成し引き続きその上にダイ
ヤモンド状カーボy [4を形成した。スパッタ率の低
い下地層として20A厚みの84を形成しアーク電流]
、、 OA 。
磁束密度400 Gauss 、基板印加電圧−400
■にて200A厚みのダイヤモンド状カーボン膜を形成
した。
実施例1および2で得られた磁気記録媒体につき耐蝕性
および耐摩耗性を調ベアy。
耐蝕性は、40℃相対湿度90 %にて1週開放M’t
−L、たものにつき光学顕微鏡にて錆の発生を観察をし
耐摩耗性は磁気ヘッドにて引っかき試験を行い傷の発生
の度合いを観察した結果変化は認められなかった。
比較のためダイヤモンド状カーピン膜ヲ形成しない以外
は実Mlと同様に製造した未処理品は1週間の耐蝕試、
験にて黄色に変化した。
また磁気ヘッドによる引っかき法では未処理品は磁性層
の剥離がみられたのに対し実施例1は痕跡程度の傷が認
められたが、実施例2は全く傷が認められなかった。
以上のように本発明による磁気記録媒体は耐蝕性および
耐摩耗性に優れていることがわかる。またCo−Ni磁
性体の上に形成するダイヤモンド状カーボン膜は下地層
としてスパツタギが低い、St層を形成しfcs合酎摩
耐、注がより優れていることがわかる。
実施例3 ポリイミドフィルム上に1μm厚みのコバルト−クロム
垂IU磁気記鎌薄膜を施しだ磁気記録媒体にm3図の装
置を用いてダイヤモンド°状カーボン膜を形成した。
アーク電流LOA、、臼束猜度4(1(] Gauss
、基板印加電圧−100v にて200人 厚みのダイ
ヤモンド状カーフ1?ン膜を形成した。
実施例4 実施例3と同じ磁気記録媒体に第4図の装置を用い”こ
スパッタ率の低い下地層を形成し。
引キ続きその上にダイヤモンド状カー ホ7 f、%を
形成した。
スパッタ率の低いF、地層として20人)承みのδ゛t
を形成しアーク醒流1.OA、磁束密度400 Gau
ss、  基板印加電圧−4i)OV VCl200A
  iVみのダイヤモンド状カーづでン膜ヲ形成した。
実施例3および4で得らizたIIJ気記録媒体につき
耐蝕性および耐摩耗性を調べた7、耐蝕性は40℃相対
湿度90幅にて1週間放置し光学顕微鏡にで錆の発生を
H+、!、、+、禁した3、その結果ダイヤモンド状/
J−・j・ン!ii7.全形成しない未処理品は全面に
錆が発生したのに対し実施例3および4のものは何ら変
化がみられなかった。
耐摩耗性は、磁気記録媒体を直径100%に切り抜いた
ものを金属円盤上に載せて300rpmで同転させなが
ら102荷重の磁気ヘッドを同一トランク上にて摺動さ
せ傷の発生を調べた。
その結果未処理のものは1時間で傷が発生しlこのに対
し実施例3は100時間で痕跡程度υ1易が発生、実施
例4は500時間でも傷の発生がみしれなかった。
実施例1〜4のディスクの状態、再生出力の安定性を第
1表に示す。
第   1   表 実施例5 直径io*XOアルミニウム円盤に鏡面研摩された1 
0 tirn厚みのN1−P  が被功され更にその上
に0.1μm厚みのCo−N1−P磁性合金層を被憶し
た磁気記録媒体に第4図の装置を用いてダイヤモンド状
カーボン膜を形成した。
アーク電流1.0A(a束密度400 Gauss %
基板印加′「s圧−400vにて400人厚みのタ゛イ
ヤモラド状カー日?ン膜を形成した。
実施例6 実施例5のアルミニウム円盤の代りにプラスチック円盤
を使用した以外は実施例5と同じ方法にてダイヤモンド
状カービン膜を形成した、 実施例7 直径100%の鏡面に仕上げられたアルマイト被覆アル
ミニウム円盤にγ−h203薄gが被覆された磁気記録
媒体を用いて実施例5と同様にしてダイヤモンド状カー
ボン膜を形成した。
比較例1 ダイヤモンド状カービン膜を形成しない実施例5と同じ
磁気記録媒体に以Fの方法にて50〇八厚みの5i02
被膜を形成した。
テトラエトキシシラン2重量係を含有するブタノール溶
液にγ−アミノゾロピルl= 17エトキシシラン0.
05重量係添加した塗布液を回転塗布方法にて磁気記録
媒体上に塗布し乾燥後200’C2時間υl熱処理した
パークロロ7′ルキルエーテル(K ry t、o x
143AD  デュポン社製)0.1重濃度のフレオン
溶液を回転塗布法にて塗布後乾庁した。
実施例5.6.7および比較例1.2の磁気記録媒体に
つき耐蝕性および耐摩耗性を潤べた。耐蝕性は40℃相
対湿度90%にて1週間放置し光学顕微鏡にて錆の発生
を観察した。耐摩耗性は磁気記録再生装置にて磁気う゛
イスクの起動・停止の繰り返しによるC8Sテストを行
いその前後におけるC)主出力の変化を調べた。
また磁気記録媒体を静止して磁気ヘッドを磁気記録媒体
上に接触させたまN1日間放置した後磁気ヘッドの吸着
力を測定した。吸着力は磁気記録媒体上に吸着した磁気
ヘッドを真上に引き剥す力を測定して求めたつ 上記の結果をまとめて第2表に示した。
耐蝕性は実施例および比較例共問題ないが、C8Sテス
トによる耐摩耗性では本発明によるダイヤモンド状カー
spン膜が優れておす、シかも比較例のSL O2膜の
厚みより薄い膜で十分なil?t Ff耗性をイ1して
いるのが特徴である1、高密反磁気記録には磁気ヘッド
と磁性媒体との間の間隙はより小さいことが要求され従
って本発明によるダイヤモンド状カービン膜は高密度磁
気記録媒体の保誰膜に適するものである。
史に、5”io、保匝膜の場合は耐摩耗性を維持するの
に潤滑剤層が必要であるが本発明によるダイヤモンド状
カーフ1?ンj漠は拐滑剤層がなくても十分な1III
I厚耗性を有している。
dL1滑削層1.を磁気ヘッドの吸着が発生しやすくな
るといり欠点があるが本発明によればこの問題も解決出
来る利点がある。
、132表中の保護膜の厚み及び吸着力の測定&:i次
の方法によった。
(1)  保Q’A膜の厚み・・水晶振動子のモニタに
よる。
(2)1教着力t」−天」!「による。
【図面の簡単な説明】
iJ、I 1iii tま本発明の実施例の磁気記録媒
体およびその製造装置を示すもので、 即1 fG71 &び第2図は磁気記録媒体の断面図、
第3図及び第4図はその装置ノ)1す↑面図であ61、 符号 1・・・非磁性基体 2・・・磁性薄膜媒体 3・・・ダイヤモンド状カーボン膜 4・・・[地層 5・・・磁気記録媒体 S・・・基板 Sl・単層基板 10・・・真空容器 11・・・チャンバー 12・・・基板S 13・・・グリッド 14・・・フィラメント 15・・・多孔ガス供f@電極 16・・・ガス導入管 17・・・バルブ 18・・・真空排気系 19・・・マグネット 30・・・蒸発源 31・−・遮へい板 32・・・水冷ルツボ 33−・・電子ビーム 特許出願人 電気化学工業株式会社 手続補正書 昭和58年6月lO日 特許庁長官若杉 和夫殿 1、事件の表示 昭1u58年特許願第86234号 2、発明の名称 磁気記録媒体及びその製法 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 〒100 住 PK  東京都千代田区有楽町1丁目4番1号4、
補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の橢 5、補正の内容 5−1)明a書第3頁において第6行[これらのJを「
いずれの」と訂正、第17行から第18行[スに−シン
ブロス現象」を「スペーシングロス」と訂正、第20行
「ビンポールがなく」を[ビンf:i、;pq’rい」
と訂正する。 5−2)  明細害第4頁r力法」とr金、gil性体
」との間にr5」を加入する。 5−3)  lT11J111i!l第5百第14行「
磁気薄膜J ヲ’ 磁性薄M J トBT 正する。 5−4)  明Ml書第7頁において、第2行rEsc
A結合エネルギー」をrEscAによる結合エネルギー
」と訂正、第4行rすしグ」を「リング」と訂正、第1
1行「アーク電流1.OA」とiニア jE 、第19
行r各結晶面」を「カーボン膜の格子」と訂正Jる。 5−5)  明相書画10百において、第4行rm気録
媒」を「磁気5i: HJ ト訂jF、第1127 ”
 nl膜が形成」をr薄膜を形成」と訂正する。 5−6)  明相書画14百「スパッタリング」を「ス
パッタリンろと3J圧する。 5−7)  明細書第15頁第14行「600」を”2
00Jと訂正する。 5−8)  明細書第19頁において、第3行から第4
行rH察した・・・・認められなかった。」をr観察し
た。」と訂正、第5行から第6行「比較のためにダイヤ
モンド状カーボン膜・・・・変化した。」を「ダイヤモ
ンド状カーボン膜を形成しない未処理品は1週間の耐蝕
試験にて黄色に変化したが、実施例1及び実施例2のも
のは全く変化がみられなかった。」2訂正する。 5−9)明細書第21頁第13行から第14行「実施例
1〜4・・−・第1表に示す。」を削除する。 5−10)  明m省第22頁第1表を削除する。 5−N)  明細書第24頁において、第3行と第4行
との間に次の文を加入 r比較例2 比較例1と同様の方法にて、500人厚みのSiO□被
膜を形成した磁気it!録媒体上に更に以下の方法にて
間泪層を形成した。」、第4行「パークロロアルキルエ
ーテル」をiパーフロロアルキルエーテル」と訂正、第
19行’?(上Jを「直上」と訂正する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)炭化水素のイオン化蒸着によるダイヤモンド檜造を
    有する微結晶体を主体とし残部がアモルファス体からな
    るダイヤモンド状カーボン膜を磁性WJ、膜の表面に被
    VI!L、てなることを特徴とする磁気記録媒体。 2)磁性薄膜の表面にスパッタ率の比較的低い物質から
    なる薄膜を形成するか又は形成せずに、先嬬部が互に独
    立した蜂巣状の炭化水素ガスを備えた多孔ガス供給電極
    に磁界を加えながら炭化水素ガスを真空装置内に導入し
    、これをアーク放電によシイオン化させダイヤモンド状
    カーボン膜を被覆することを特徴とする磁気記録媒体の
    製法。
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