JPS59212438A - 高純度ブテン−1の分離回収方法 - Google Patents
高純度ブテン−1の分離回収方法Info
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- JPS59212438A JPS59212438A JP58085018A JP8501883A JPS59212438A JP S59212438 A JPS59212438 A JP S59212438A JP 58085018 A JP58085018 A JP 58085018A JP 8501883 A JP8501883 A JP 8501883A JP S59212438 A JPS59212438 A JP S59212438A
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C7/00—Purification; Separation; Use of additives
- C07C7/005—Processes comprising at least two steps in series
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C7/00—Purification; Separation; Use of additives
- C07C7/148—Purification; Separation; Use of additives by treatment giving rise to a chemical modification of at least one compound
- C07C7/177—Purification; Separation; Use of additives by treatment giving rise to a chemical modification of at least one compound by selective oligomerisation or polymerisation of at least one compound of the mixture
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S203/00—Distillation: processes, separatory
- Y10S203/06—Reactor-distillation
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はイソブチレンおよびブテン−1を含むブクンー
ブテン留分から高収率て高純度のブテン−1を分離回収
する方法に関するものである。
ブテン留分から高収率て高純度のブテン−1を分離回収
する方法に関するものである。
イソブチレンおよびブテン−1を含むブタン−ブテン留
分からブテン−1を分離するためにはブテン−1以外の
C4留分を精密蒸留によって分離除去しなければならな
いが、その際イソブチレンはブテン−1と比揮発度が酷
似しているために単に蒸留操作では高純度のブテン−1
を分離回収することができない。
分からブテン−1を分離するためにはブテン−1以外の
C4留分を精密蒸留によって分離除去しなければならな
いが、その際イソブチレンはブテン−1と比揮発度が酷
似しているために単に蒸留操作では高純度のブテン−1
を分離回収することができない。
したがって、イソブチレンおよびブテン−1を含むブタ
ン−ブテン留分から高純度のブテン−1を分離回収する
ためにまずとの留分からイソブチレンをほぼ完全に除去
することが要求される。
ン−ブテン留分から高純度のブテン−1を分離回収する
ためにまずとの留分からイソブチレンをほぼ完全に除去
することが要求される。
従来、ブタン−ブテン留分からイソブチレンを分離する
方法として硫酸抽出法がある。しかしこの方法は硫酸の
腐食性のために高級な材質を使用し゛なければならない
ために経済的負担が大きい。
方法として硫酸抽出法がある。しかしこの方法は硫酸の
腐食性のために高級な材質を使用し゛なければならない
ために経済的負担が大きい。
イソブチレンを分離する他の方法としてゼ副ライ、トに
よる吸着方法もあるが、この方法ではブテン−1および
ブテン−2との分離が不十分である。
よる吸着方法もあるが、この方法ではブテン−1および
ブテン−2との分離が不十分である。
一般に酸性触媒を用いることによりイソブチレンを2量
化又は多量化して、この多量体を蒸留でブタンーブテン
留分から除去する乙とが考えられるが、通常この反応の
際にブテン−1が異性化してブテン−2となる傾向が強
い。またブテン−1がイソブチレンと共低荒重合反応を
起こす。
化又は多量化して、この多量体を蒸留でブタンーブテン
留分から除去する乙とが考えられるが、通常この反応の
際にブテン−1が異性化してブテン−2となる傾向が強
い。またブテン−1がイソブチレンと共低荒重合反応を
起こす。
したがって、ブテン−1を高収率で分離回収するために
はこれらの副反応を極力抑制してイソブチレンを低重合
する必要がある。
はこれらの副反応を極力抑制してイソブチレンを低重合
する必要がある。
シリカ・アルミナ、活性白土、強酸型陽イオン交換樹脂
はイソブチレンを低重合させる触媒として知られている
が、ブテン−1の関与する副反応を抑えるには不十分で
ある。
はイソブチレンを低重合させる触媒として知られている
が、ブテン−1の関与する副反応を抑えるには不十分で
ある。
本発明ではイソブチレン、ブデンー1を含むブタン−ブ
テン留分を特別な反応条件を有する反応によりブテン−
1の損失をできるt!け抑えてイソブチレンを低重合さ
せ、しかる後蒸留操作を施すことを特徴とする高収率で
高純度のブテン−1を分離回収する方法に関するもので
ある。
テン留分を特別な反応条件を有する反応によりブテン−
1の損失をできるt!け抑えてイソブチレンを低重合さ
せ、しかる後蒸留操作を施すことを特徴とする高収率で
高純度のブテン−1を分離回収する方法に関するもので
ある。
すなわち、イソブチレンO1〜7wt%、ブテン−11
0〜50wt%、イソブタン5〜20wt%を含むブタ
ン−ブテン留分?精密蒸留すること(こよってイソブタ
ンの含有量が0.1wt%以下に低減されたブタン−ブ
テン留分を表面積300〜450rn”/g、細孔容積
06〜0.9ml/ g 、アルミナ含量20〜50w
t%の押し出し成形したシリカ・アルミナ触媒を充填し
た反応塔に温度O〜100℃、液空間速度O1〜100
(1/h) 、圧力1〜50気圧で連続的に通過させ
ることによってイソブチレンをブテン−1にくらべて5
0倍以上の反応速度で低重合させ、この低重合体とブタ
ン−ブテンを含む炭化水素を精密蒸留することによりブ
テン−1を他の04炭化水素から分離してブテン−1を
得ることを特徴とする高純度ブテン−1を高収率で分離
回収する方法に関する。
0〜50wt%、イソブタン5〜20wt%を含むブタ
ン−ブテン留分?精密蒸留すること(こよってイソブタ
ンの含有量が0.1wt%以下に低減されたブタン−ブ
テン留分を表面積300〜450rn”/g、細孔容積
06〜0.9ml/ g 、アルミナ含量20〜50w
t%の押し出し成形したシリカ・アルミナ触媒を充填し
た反応塔に温度O〜100℃、液空間速度O1〜100
(1/h) 、圧力1〜50気圧で連続的に通過させ
ることによってイソブチレンをブテン−1にくらべて5
0倍以上の反応速度で低重合させ、この低重合体とブタ
ン−ブテンを含む炭化水素を精密蒸留することによりブ
テン−1を他の04炭化水素から分離してブテン−1を
得ることを特徴とする高純度ブテン−1を高収率で分離
回収する方法に関する。
本発明で使用される出発原料はイソブチレン01〜7w
t%、ブテン−110〜50wt%を含むブタン−ブテ
ン留分である。この原料は通常石油類を熱分解、水蒸気
分解、接触分解する際に生成するC4留分から得られる
もので、ブタジェンをほぼ完全に、たとえば0. ]+
vt%以下に除去したものが通常使用される。
t%、ブテン−110〜50wt%を含むブタン−ブテ
ン留分である。この原料は通常石油類を熱分解、水蒸気
分解、接触分解する際に生成するC4留分から得られる
もので、ブタジェンをほぼ完全に、たとえば0. ]+
vt%以下に除去したものが通常使用される。
これらには通常イソブチしン、ブテン−1の他にブテン
−2、イソブタン、n−ブタンが含有される。イソブチ
レンが7wt%より多量に含有されている場合には有効
に使用されない。イソブチレン1〜5wt%、ブテン−
120〜40wt%が好ましい。
−2、イソブタン、n−ブタンが含有される。イソブチ
レンが7wt%より多量に含有されている場合には有効
に使用されない。イソブチレン1〜5wt%、ブテン−
120〜40wt%が好ましい。
本発明においては、原料ブタン−ブテン留分として石油
類を分解することにより得られるC4炭化水素留分から
ブタジェンを分離除去したC4炭化水素混合物を塩化ア
ルミニウム触媒により重合させ液状又は半固体状重合体
を製造する際の未反応の04炭化水素混合物を用いるこ
とが好ましく採用される。従来からブタジェンを除去し
たC4炭化水素混合物原料として塩化アルミニウム触媒
でこれを重合処理し主にC4炭化水素混合物中のイソブ
チ・レンを重合させて液状又は半固体状の重合物(ポリ
ブテン)を製造することは公知で、この重合反応後の未
反応C4炭化水素混合物はイ・ノブチレン含有量は減少
しているものの依然約1〜7wt%特(こ2〜5wL%
含有されている。この未反応C4炭化水素混合物をその
まま蒸留しても^純度のブテン−1が得られず、乙の混
合物は燃料として使用されるのが一般的であった。本発
明においてはこの未反応C4炭化水素混合物を出発原料
とすることがきわめて好ましく採用される。
類を分解することにより得られるC4炭化水素留分から
ブタジェンを分離除去したC4炭化水素混合物を塩化ア
ルミニウム触媒により重合させ液状又は半固体状重合体
を製造する際の未反応の04炭化水素混合物を用いるこ
とが好ましく採用される。従来からブタジェンを除去し
たC4炭化水素混合物原料として塩化アルミニウム触媒
でこれを重合処理し主にC4炭化水素混合物中のイソブ
チ・レンを重合させて液状又は半固体状の重合物(ポリ
ブテン)を製造することは公知で、この重合反応後の未
反応C4炭化水素混合物はイ・ノブチレン含有量は減少
しているものの依然約1〜7wt%特(こ2〜5wL%
含有されている。この未反応C4炭化水素混合物をその
まま蒸留しても^純度のブテン−1が得られず、乙の混
合物は燃料として使用されるのが一般的であった。本発
明においてはこの未反応C4炭化水素混合物を出発原料
とすることがきわめて好ましく採用される。
本発明においてはさらに原料のブタン−ブテン留分とし
て、石油類を分解することにより得られるC4炭化水素
留分よりブタジェンを分離除去したC4炭化水素混合物
と水とを酸性触媒の存在下に反応させてクーシャリ−ブ
チルアルコールを製造する際の未反応の04炭化水素混
合物も有効に使用する乙とができる。ブタジェンを除去
しjこC4炭化水素留分と水とを酸性触媒たとえば硫酸
、塩酸、スルホン酸型陽イオン交換樹脂等を用いて反応
させて該留分中のイソブチレンを水和し、ターシャリ−
ブチルアルコールを製造することは公知である。
て、石油類を分解することにより得られるC4炭化水素
留分よりブタジェンを分離除去したC4炭化水素混合物
と水とを酸性触媒の存在下に反応させてクーシャリ−ブ
チルアルコールを製造する際の未反応の04炭化水素混
合物も有効に使用する乙とができる。ブタジェンを除去
しjこC4炭化水素留分と水とを酸性触媒たとえば硫酸
、塩酸、スルホン酸型陽イオン交換樹脂等を用いて反応
させて該留分中のイソブチレンを水和し、ターシャリ−
ブチルアルコールを製造することは公知である。
乙の反応における未反応混合物中には同様に1〜7wt
%のイソブチレンが含有されており、通常態勢として使
用されていたものである。本願においてはこの未反応C
4炭化水素混合物も有効に使用することができろ。
%のイソブチレンが含有されており、通常態勢として使
用されていたものである。本願においてはこの未反応C
4炭化水素混合物も有効に使用することができろ。
本発明においては前述した原料ブタン−ブテン留分を前
身って精密蒸留することによってイソブタンの含有量を
0.1wt%以下に低減させておく必要がある。イソブ
タンを実質的に除去するための精密蒸留をイソブチレン
の低重合反応の前段階で実施する理由はイソブタンを実
質的に含まない原料によるイソブチレンの低重合反応の
方がイソブタンを含有する原料によるイソブチレンの低
重合反応の場合よりもイソブチレンの反応速度が大きく
かつイソブチレンがブテン−1にくらへて50倍以上の
反応速度で反応するためにブテン−1の選択性が良好に
なることによる。ここでブテン−1の選択性とは、イソ
ブチレンの一次反応速度定数を k、−0・4、ブテ
ン−1の一次反応速度定数をすなわち本発明の方法を実
施した場合Rは50以上ということである。また、イソ
ブタンを実質的に除去するための精密蒸留をイソブチレ
ンの低重合反応の前段階で実施する場合とイソブチレン
の低重合反応の後段でイソブタン除去のための精密蒸留
を実施する場合を比較すると、前者においてはイソブタ
ンと共にイソブチレンも一部前身って除去されるために
、後段の反応塔でのイソブチレン処理爪が後者の場合に
比べて少なくなるので触媒寿命が長くなるという利点が
ある。一方、イソブチレンの低重合反応の前段階におけ
る精密蒸留によってイソブタンの含有量を0.1wt%
以下に低減させておく理由は、もしO,1wt%以上の
イソブタンが残存しているとイソブチレンの低重合反応
実施後のWJ *蒸留の段階で製品ブテン−1の中にイ
ソブタンが04%以上程度に濃縮されtコ状態で残存す
ることになり!lrましくないためである。
身って精密蒸留することによってイソブタンの含有量を
0.1wt%以下に低減させておく必要がある。イソブ
タンを実質的に除去するための精密蒸留をイソブチレン
の低重合反応の前段階で実施する理由はイソブタンを実
質的に含まない原料によるイソブチレンの低重合反応の
方がイソブタンを含有する原料によるイソブチレンの低
重合反応の場合よりもイソブチレンの反応速度が大きく
かつイソブチレンがブテン−1にくらへて50倍以上の
反応速度で反応するためにブテン−1の選択性が良好に
なることによる。ここでブテン−1の選択性とは、イソ
ブチレンの一次反応速度定数を k、−0・4、ブテ
ン−1の一次反応速度定数をすなわち本発明の方法を実
施した場合Rは50以上ということである。また、イソ
ブタンを実質的に除去するための精密蒸留をイソブチレ
ンの低重合反応の前段階で実施する場合とイソブチレン
の低重合反応の後段でイソブタン除去のための精密蒸留
を実施する場合を比較すると、前者においてはイソブタ
ンと共にイソブチレンも一部前身って除去されるために
、後段の反応塔でのイソブチレン処理爪が後者の場合に
比べて少なくなるので触媒寿命が長くなるという利点が
ある。一方、イソブチレンの低重合反応の前段階におけ
る精密蒸留によってイソブタンの含有量を0.1wt%
以下に低減させておく理由は、もしO,1wt%以上の
イソブタンが残存しているとイソブチレンの低重合反応
実施後のWJ *蒸留の段階で製品ブテン−1の中にイ
ソブタンが04%以上程度に濃縮されtコ状態で残存す
ることになり!lrましくないためである。
本発明においては前述した原料ブタン−ブテン留分中の
イソブチレンを表面@aOO〜450m′/g、細孔容
積06〜0.9ml / g 、アルミナ含量20〜5
0wt%の押し出し成形したシリカ・アルミナ触媒によ
り反応させる。
イソブチレンを表面@aOO〜450m′/g、細孔容
積06〜0.9ml / g 、アルミナ含量20〜5
0wt%の押し出し成形したシリカ・アルミナ触媒によ
り反応させる。
本発明において使用されろシリカ・アルミナは通常の方
法によって合成されたシリカ・アルミナを押し出し成形
したもので、成形原料のシリカ・アルミナはペースト状
てあることが望ましいが、原料が粉状である場合でもこ
れに適量の水、アルミナゲル、シリカゲルなどのように
容易にペースト状となり得ろものを加えて成形すること
ができろ。成形後400℃以上の任意の温度で空気中又
は水蒸気中で焼成する。本発明の押し出し成形触媒は圧
縮成形触媒に比へイソブチレンの細孔内拡散に対する抵
抗が減少し、そのためイソブチレンの反応活性が増加し
、選択性良くイソブチレンが低重合するものと思われる
。通常の圧縮成形したシリカ・アルミナではR−20〜
30程度である。
法によって合成されたシリカ・アルミナを押し出し成形
したもので、成形原料のシリカ・アルミナはペースト状
てあることが望ましいが、原料が粉状である場合でもこ
れに適量の水、アルミナゲル、シリカゲルなどのように
容易にペースト状となり得ろものを加えて成形すること
ができろ。成形後400℃以上の任意の温度で空気中又
は水蒸気中で焼成する。本発明の押し出し成形触媒は圧
縮成形触媒に比へイソブチレンの細孔内拡散に対する抵
抗が減少し、そのためイソブチレンの反応活性が増加し
、選択性良くイソブチレンが低重合するものと思われる
。通常の圧縮成形したシリカ・アルミナではR−20〜
30程度である。
ところが本発明者らは押し出し成形しt:シリカ・アル
ミナを用いるとイソブチレンの反応活性が高いため、R
は大きく、イソブチレンの反応率が100%近くにおい
てもR−50以上であることを見出だした。
ミナを用いるとイソブチレンの反応活性が高いため、R
は大きく、イソブチレンの反応率が100%近くにおい
てもR−50以上であることを見出だした。
本発明における該シリカ・アルミナを充填した固定床に
該ブタン−ブテン留分を通過させる場合、イソブチレン
の低重合反応は発熱反応であるために、反応塔の入口と
出口の間に温度差が生じ、特ニ該ブクンーブテン留分中
のイソブチレンの濃度が高い場合には反応塔出口の近傍
ではかなり高温になる。このように高温になることはブ
テンー1の選択性を低下させる原因ともなるので回避す
ることが要求される。したがって、乙の場合多管冷却反
応型が望まれるが、このような方法を採用すると触媒の
取り替えが煩雑となる。しかもこの場合でも局部的な高
温部分の存在が往々生じて不利となる。したがって反応
器内に特別の冷却器等を装備しない場合の一段一回通過
方式は該ブタン−ブテン中のイソブチレンの含有量が0
1〜2wt%の場合に好ましく採用される。イソブチレ
ンの含有量が2〜7wt%の場合は反応器内に特別の冷
却器等を装備するか又は反応塔を二段に分け、第一反応
塔においては第一反応塔を通過した反応混合物を2つの
流れに分割し、1つの流れを後続する第二反応塔に供給
し、他の流れを該シリカ・アルミナを充填した第一反応
塔に直接循環供給する循環供給方式が採用されることが
好ましい。この場合各法れの量は前者の拭1に対して後
者の景(循環する景)は1〜15(重量倍)で好ましく
は3〜7が採用される。第二反応塔は通常の一回通過方
式が採用される。循環方式の場合は反応塔内の温度は十
分均一に保持される。しかしながら一段循環方式では、
これと等温の一回通過方式(ピストンフロ一方式)に比
へて反応性は低下するためにイソブチレンの低重合が抑
えられる、すなわち原料中のイソブチレンに対する反応
後のイソブチレンの残存量が増してくる。そのために反
応条件を過酷(反応温度を上げたり、111空間速度を
下げたりする)にしなければならない。しかしこのよう
な過酷な条件にするとブテン−1の異性化・重合による
損失量が増加してブテンー1の残存量が減少することに
なる。そこで一段目てはイソブチレンの低重合をある程
度抑えた条件(たとえばイソブチレンの反応率たとえば
70〜90wt%)において循環方式を採用し、残りの
イソブチレンを二段目の反応塔で反応させることが好ま
しい。二段目ニオいては二段目の原料中のイソブチレン
はより低減され、反応熱の蓄積も少ないために反応塔内
の入口と出口の間の温度差が小さいこと、およびブテン
ー1の反応をできるだけ抑制する目的で二段目の反応塔
は一回通過方式が採用される。
該ブタン−ブテン留分を通過させる場合、イソブチレン
の低重合反応は発熱反応であるために、反応塔の入口と
出口の間に温度差が生じ、特ニ該ブクンーブテン留分中
のイソブチレンの濃度が高い場合には反応塔出口の近傍
ではかなり高温になる。このように高温になることはブ
テンー1の選択性を低下させる原因ともなるので回避す
ることが要求される。したがって、乙の場合多管冷却反
応型が望まれるが、このような方法を採用すると触媒の
取り替えが煩雑となる。しかもこの場合でも局部的な高
温部分の存在が往々生じて不利となる。したがって反応
器内に特別の冷却器等を装備しない場合の一段一回通過
方式は該ブタン−ブテン中のイソブチレンの含有量が0
1〜2wt%の場合に好ましく採用される。イソブチレ
ンの含有量が2〜7wt%の場合は反応器内に特別の冷
却器等を装備するか又は反応塔を二段に分け、第一反応
塔においては第一反応塔を通過した反応混合物を2つの
流れに分割し、1つの流れを後続する第二反応塔に供給
し、他の流れを該シリカ・アルミナを充填した第一反応
塔に直接循環供給する循環供給方式が採用されることが
好ましい。この場合各法れの量は前者の拭1に対して後
者の景(循環する景)は1〜15(重量倍)で好ましく
は3〜7が採用される。第二反応塔は通常の一回通過方
式が採用される。循環方式の場合は反応塔内の温度は十
分均一に保持される。しかしながら一段循環方式では、
これと等温の一回通過方式(ピストンフロ一方式)に比
へて反応性は低下するためにイソブチレンの低重合が抑
えられる、すなわち原料中のイソブチレンに対する反応
後のイソブチレンの残存量が増してくる。そのために反
応条件を過酷(反応温度を上げたり、111空間速度を
下げたりする)にしなければならない。しかしこのよう
な過酷な条件にするとブテン−1の異性化・重合による
損失量が増加してブテンー1の残存量が減少することに
なる。そこで一段目てはイソブチレンの低重合をある程
度抑えた条件(たとえばイソブチレンの反応率たとえば
70〜90wt%)において循環方式を採用し、残りの
イソブチレンを二段目の反応塔で反応させることが好ま
しい。二段目ニオいては二段目の原料中のイソブチレン
はより低減され、反応熱の蓄積も少ないために反応塔内
の入口と出口の間の温度差が小さいこと、およびブテン
ー1の反応をできるだけ抑制する目的で二段目の反応塔
は一回通過方式が採用される。
本発明においては反応温度は0〜100℃で行う。二段
法を採用した場合においても一段目、二段目ともに0〜
100℃の温度範囲内で行う。さらに好ましくは20〜
70℃で行う。いずれの反応塔においても反応温度が0
℃よりも低いと反応速度が小さいためにイソブチレンの
分離が不十分となる。また100℃より高いとブテン−
1の反応が過激となりブテン−1の損失量が増加する。
法を採用した場合においても一段目、二段目ともに0〜
100℃の温度範囲内で行う。さらに好ましくは20〜
70℃で行う。いずれの反応塔においても反応温度が0
℃よりも低いと反応速度が小さいためにイソブチレンの
分離が不十分となる。また100℃より高いとブテン−
1の反応が過激となりブテン−1の損失量が増加する。
本発明における反応圧力は一段法、二段法を問わずいず
れにおいても1〜50気圧、好ましくは5〜30気圧で
ある。反応圧力が1気圧より低いと反応系内が気相とな
り反応が十分に達せられず、50気圧より大とすること
は反応容器及びその付属装置を堅固な耐圧装置とせねば
ならず工業的に不利となる。
れにおいても1〜50気圧、好ましくは5〜30気圧で
ある。反応圧力が1気圧より低いと反応系内が気相とな
り反応が十分に達せられず、50気圧より大とすること
は反応容器及びその付属装置を堅固な耐圧装置とせねば
ならず工業的に不利となる。
固定床の上端又は下端から、好ましくは上端からイソブ
チレンおよびブテン−1を含むブタン−〜50(1/h
r)となる量て行う。ここで言う液空間速度は毎時(h
r) 、触媒1 kg当たり反応塔に供給される流れの
垂Jt(kg)で示すものとし、二段法を採用した場合
IFt第一反応塔では毎時(hr)、触媒1 kg当た
り第一反応塔に供給される流れの重量(kg)(第一反
応塔を循環する流れを除く)で、第二反応塔では毎時(
hr)、触媒1 kg当たり第二反応塔を通過する流れ
の重量(kg )で示すものとする。ブタン−ブテン留
分の供給量が0.1 (1/ hr)より小であると、
イソブチレン分離後のブタン−ブテン中分の収量が少な
く工業的に不利である。
チレンおよびブテン−1を含むブタン−〜50(1/h
r)となる量て行う。ここで言う液空間速度は毎時(h
r) 、触媒1 kg当たり反応塔に供給される流れの
垂Jt(kg)で示すものとし、二段法を採用した場合
IFt第一反応塔では毎時(hr)、触媒1 kg当た
り第一反応塔に供給される流れの重量(kg)(第一反
応塔を循環する流れを除く)で、第二反応塔では毎時(
hr)、触媒1 kg当たり第二反応塔を通過する流れ
の重量(kg )で示すものとする。ブタン−ブテン留
分の供給量が0.1 (1/ hr)より小であると、
イソブチレン分離後のブタン−ブテン中分の収量が少な
く工業的に不利である。
また供給量が100(1/hrl より大であるとイソ
ブチレンの分離が十分達成されない。
ブチレンの分離が十分達成されない。
本発明においては前記反応を経た反応混合物を精密蒸留
に供し、塔底からn−ブダン、ブテン−2およびイソブ
チレン低重合物を除去し、塔頂から高純度の製品ブテン
−1を分離回収する。また、精密蒸留は50〜200段
程度のものが用いられる。まt:、塔底から分離された
留分から低重合物だけを分離除去しtこい場合は簡単な
蒸留たとえば段数3〜40段程度の蒸留を行うことて十
分に目的が達せられる。
に供し、塔底からn−ブダン、ブテン−2およびイソブ
チレン低重合物を除去し、塔頂から高純度の製品ブテン
−1を分離回収する。また、精密蒸留は50〜200段
程度のものが用いられる。まt:、塔底から分離された
留分から低重合物だけを分離除去しtこい場合は簡単な
蒸留たとえば段数3〜40段程度の蒸留を行うことて十
分に目的が達せられる。
本発明の方法による場合は純度99%以上さらには純度
995%以上の製品イソブチレンが得られる。製品純度
がこのようにより高いものを必要としない場合は前記の
反応条件をより温和にすること、蒸留操作条件を′緩和
させることにより行うことができることはもちろ/しで
ある。
995%以上の製品イソブチレンが得られる。製品純度
がこのようにより高いものを必要としない場合は前記の
反応条件をより温和にすること、蒸留操作条件を′緩和
させることにより行うことができることはもちろ/しで
ある。
また本発明において、原料中のブテン−1の回収率(製
品中の残存率)が90%以上さらには95%以上とする
ことが可能できわめて高収率でブテン−1が分離回収で
きる。
品中の残存率)が90%以上さらには95%以上とする
ことが可能できわめて高収率でブテン−1が分離回収で
きる。
次に本発明の方法をさらに具体的に説明するために図面
にしたがってプロセスの一例を説明する。
にしたがってプロセスの一例を説明する。
図において管路1を経て原料のブタン−ブテン留分が精
密蒸留塔D1に送入され塔頂からイソブタンおよび少量
のイソブチレンおよびブテン−1が分離される。イソブ
タンの含有量がO,1wt%以下に低減された塔底のブ
タン−ブテン留分ば管路3を経て熱交換器Eで所定の温
度に保たれ、押し出し成形したシリカ・アルミナ触媒が
充填されている固定床の反応塔Rに入る。反応塔Rのま
わりの圧力は圧力フントロールバルブPCvで所定の圧
力にコントロールされている。反応塔Rを出た流体は管
+94を経てPCVで圧力が減じられ、精密蒸留塔D2
に入る。D2の塔頂から管路5を経て高純度のブテン−
1が分離され、D2の塔底からイソブチレンの低重合物
を含む残りのC4留分が除去される。この留分は必要に
応じて管路6を経て蒸留塔D3に入り、塔頂から管路7
を経て、n−ブタン、ブテン−2を含むC4留分が分離
され、塔底から管路8を経て低重合物が分離される。
密蒸留塔D1に送入され塔頂からイソブタンおよび少量
のイソブチレンおよびブテン−1が分離される。イソブ
タンの含有量がO,1wt%以下に低減された塔底のブ
タン−ブテン留分ば管路3を経て熱交換器Eで所定の温
度に保たれ、押し出し成形したシリカ・アルミナ触媒が
充填されている固定床の反応塔Rに入る。反応塔Rのま
わりの圧力は圧力フントロールバルブPCvで所定の圧
力にコントロールされている。反応塔Rを出た流体は管
+94を経てPCVで圧力が減じられ、精密蒸留塔D2
に入る。D2の塔頂から管路5を経て高純度のブテン−
1が分離され、D2の塔底からイソブチレンの低重合物
を含む残りのC4留分が除去される。この留分は必要に
応じて管路6を経て蒸留塔D3に入り、塔頂から管路7
を経て、n−ブタン、ブテン−2を含むC4留分が分離
され、塔底から管路8を経て低重合物が分離される。
次に実施例をあげて本発明の特徴をさらに具体的に記載
する。なお、%は重量%である。
する。なお、%は重量%である。
実施例1
触媒シリカ・アルミナは次に示す共沈法によって作った
。
。
水ガラス(S、0229%)に水を加えた水溶液(S、
0,5%)400gに濃硫酸を加えpH9程度のシリカ
ヒドロゲルを作り、これに硫酸アルミニウム水溶MfA
j2o36%相当)360g%激しくかきまぜながら加
えた。少し加熱すると数分でゲル化した。ゲル化後1昼
夜放置した後、1%アンモニア水を加えた。このシリカ
・アルミナヒドロゲルを濾過し、N H4N O3で洗
浄後蒸留水で洗浄し120℃で乾燥後押し出し成形機に
よって成形した。これを空気中で550℃で焼成した。
0,5%)400gに濃硫酸を加えpH9程度のシリカ
ヒドロゲルを作り、これに硫酸アルミニウム水溶MfA
j2o36%相当)360g%激しくかきまぜながら加
えた。少し加熱すると数分でゲル化した。ゲル化後1昼
夜放置した後、1%アンモニア水を加えた。このシリカ
・アルミナヒドロゲルを濾過し、N H4N O3で洗
浄後蒸留水で洗浄し120℃で乾燥後押し出し成形機に
よって成形した。これを空気中で550℃で焼成した。
この押し出し成形品は表面vi380 rn’ / g
、細孔容viO,75m l / g 17 ルミナ
29wt%を含むもので、この触媒100gを内径2
amの外部ヒーター加熱式ステンレス製反応管に充填し
た。イソブタン97%、イソブチレン24%、ブテン−
1312%を含むブダンーブテン留分を精密蒸留してイ
ソブタンを除去しtこC4留分はイソブチレン24%、
ブテン−1328%であった。この留分を土の反応管に
温度30℃、圧力20 kg / cvl 、 W H
S V14で通過させtこところ、反応液中のイソブチ
レン含有量は0079%で、このときのブテン−1の回
収率は950%であり、R=66.3であった。この反
応液を精密蒸留したところ、塔頂から純度998%のブ
テン−1が得られた。
、細孔容viO,75m l / g 17 ルミナ
29wt%を含むもので、この触媒100gを内径2
amの外部ヒーター加熱式ステンレス製反応管に充填し
た。イソブタン97%、イソブチレン24%、ブテン−
1312%を含むブダンーブテン留分を精密蒸留してイ
ソブタンを除去しtこC4留分はイソブチレン24%、
ブテン−1328%であった。この留分を土の反応管に
温度30℃、圧力20 kg / cvl 、 W H
S V14で通過させtこところ、反応液中のイソブチ
レン含有量は0079%で、このときのブテン−1の回
収率は950%であり、R=66.3であった。この反
応液を精密蒸留したところ、塔頂から純度998%のブ
テン−1が得られた。
実施例2
ナフサ分解から副生するC4炭化水素留分からブタジェ
ンを分離除去しt二C4炭化水素混合物(スペントB−
B’)を塩化アルミニウム触媒により重合させた際の未
反応の64炭化水素LZ合物(スベントスペン1、B−
B’)を精密蒸留してイソブタンを除去したC4留分(
イソブチレン43%、ブテン−129,7%、イソブタ
ン0.0S%)を実施例1と同様にして製造した押出成
形触媒〔表面積320ni’/g、細孔容Wi0.85
m l / g 1アルミナ30+vt%含有)を充填
した同一の反応管に温度43℃、圧力30 kg/c+
/、 WHS V 39て通過させたところ、反応液中
のイソブチレン含有量は0.082%で、このときのブ
テン−1の回収率は928%であり、R=53.0であ
った。この反応液を精密蒸留したところ、塔頂から純度
997%のブテン−1が得られた。
ンを分離除去しt二C4炭化水素混合物(スペントB−
B’)を塩化アルミニウム触媒により重合させた際の未
反応の64炭化水素LZ合物(スベントスペン1、B−
B’)を精密蒸留してイソブタンを除去したC4留分(
イソブチレン43%、ブテン−129,7%、イソブタ
ン0.0S%)を実施例1と同様にして製造した押出成
形触媒〔表面積320ni’/g、細孔容Wi0.85
m l / g 1アルミナ30+vt%含有)を充填
した同一の反応管に温度43℃、圧力30 kg/c+
/、 WHS V 39て通過させたところ、反応液中
のイソブチレン含有量は0.082%で、このときのブ
テン−1の回収率は928%であり、R=53.0であ
った。この反応液を精密蒸留したところ、塔頂から純度
997%のブテン−1が得られた。
実施例3
スペントB−B’ と水をスルホン酸型陽イオン交換樹
脂(商品名「アンバーリスト−15」 (ローム・エン
ド・ハース社製))の存在下で反応させてターシャリ−
ブチルアルコールを製造した際の未反応のC4炭化水素
混合物を精密蒸留してイソブタンを除去したC4留分(
イソブチレン479≦、ブテン−1365%、イソブタ
ン003%)を実施例1と同一の触媒を充填した同一の
反応管に温度25℃、圧力15kg/ad、 WHSV
5.2で通過させたところ、反応液中のイソブチレン含
有量は0.082%で、このときのブテン−1の回収率
は952%であり、R=84.1であった。この反応液
を精密蒸留したところ、塔頂から純度996%のブテン
−1が得られた。
脂(商品名「アンバーリスト−15」 (ローム・エン
ド・ハース社製))の存在下で反応させてターシャリ−
ブチルアルコールを製造した際の未反応のC4炭化水素
混合物を精密蒸留してイソブタンを除去したC4留分(
イソブチレン479≦、ブテン−1365%、イソブタ
ン003%)を実施例1と同一の触媒を充填した同一の
反応管に温度25℃、圧力15kg/ad、 WHSV
5.2で通過させたところ、反応液中のイソブチレン含
有量は0.082%で、このときのブテン−1の回収率
は952%であり、R=84.1であった。この反応液
を精密蒸留したところ、塔頂から純度996%のブテン
−1が得られた。
比較例1
圧縮成形したハイアルミナを触媒(表面¥R460m
/ g 、細孔容積0.7m l / g 、アルミナ
含量28wt%)として、WH3V7以外は実施例1と
全く同一条件で同一のブタン−ブテン留分を反応させた
ところ、反応液組成はイソブチレン含有量 037%で
、ブテン−1の回収率は880%°(あり、I(=19
8であった。
/ g 、細孔容積0.7m l / g 、アルミナ
含量28wt%)として、WH3V7以外は実施例1と
全く同一条件で同一のブタン−ブテン留分を反応させた
ところ、反応液組成はイソブチレン含有量 037%で
、ブテン−1の回収率は880%°(あり、I(=19
8であった。
添付図回は本発明の方法を実施するための装置の略図で
ある。 R−反応塔、D、 −精密蒸留塔、D 2−− @密
蒸留塔、D3 蒸留塔。
ある。 R−反応塔、D、 −精密蒸留塔、D 2−− @密
蒸留塔、D3 蒸留塔。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ill イソブチレン0.1〜7 wt%、ブテン−
110〜50wt%、イソブタン5〜20wt%を含む
ブタン−ブテン留分を精密蒸留することによってイソブ
タンの含有量が0.1wt%以下に低減されたブクンー
ブテン留分を表面積300〜450 m’/g1細孔容
積Q、 13〜0.9o 1 / g 、アルミナ含量
20〜50wt%の押し出し成形したシリカ・アルミナ
触媒を充填した反応塔に温度0〜100℃、液空間速度
01〜100 (1/h) 、圧力1〜50気圧で連続
的に通過させることによってイソブチレンをブテン−1
にくらべて50倍以上の反応速度で低重合させ、この低
重合体とブタン−ブテンを含む炭化水素を精密蒸留する
ことによりブテン−1を他のC,炭化水素から分離して
ブテン−1を得ることを特徴とする高純度ブテン−1を
高収率で分離回収する方法。 (2) イソブチレン01〜7wt%、ブテン−11
0〜50wt%を含む前記ブタン−ブテン留分として、
石油類を分解することにより得られるc4炭化水素留分
からブタジェンを分離除去したC4炭化水素混合物を塩
化アルミニウム触媒により重合させ液状又は半固体状重
合体を製造する際の未反応のC4炭化水素混合物を用い
ることを特徴とする特許請求の範囲1記載のブテン−1
の分離回収方法。 (3) イソブチレン01〜7wt%、ブテン−11
0〜50wt%を含む前記ブタン−ブテン留分として、
石油類を分解することにより得られるc4炭化水素留分
よりブタジェンを分離除去しt:、C4炭化水素混合物
と水とを酸性触媒の存在下に反応させてターシャリ−ブ
チルアルコールを製造する際の未反応の04炭化水素混
合物を用いることを特徴とする特許請求の範囲1記載の
ブテン−1の分離回収方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58085018A JPS59212438A (ja) | 1983-05-17 | 1983-05-17 | 高純度ブテン−1の分離回収方法 |
US06/608,746 US4645576A (en) | 1983-05-17 | 1984-05-10 | Process for isolating and recovering butene-1 of high purity |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58085018A JPS59212438A (ja) | 1983-05-17 | 1983-05-17 | 高純度ブテン−1の分離回収方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59212438A true JPS59212438A (ja) | 1984-12-01 |
JPH0244455B2 JPH0244455B2 (ja) | 1990-10-04 |
Family
ID=13846990
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58085018A Granted JPS59212438A (ja) | 1983-05-17 | 1983-05-17 | 高純度ブテン−1の分離回収方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4645576A (ja) |
JP (1) | JPS59212438A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5288677A (en) * | 1991-06-28 | 1994-02-22 | Exxon Chemical Patents Inc. | Immobilized Lewis acid catalysts |
US7227047B2 (en) * | 2003-08-22 | 2007-06-05 | Exxonmobil Chemical Patents Inc. | Butadiene and isobutylene removal from olefinic streams |
US8669407B2 (en) * | 2008-08-28 | 2014-03-11 | Exxonmobil Chemical Patents Inc. | Method of isolating linear butenes from a mixed hydrocarbon feed |
CA2853060A1 (en) * | 2011-10-26 | 2013-05-02 | Tpc Group Llc | Polyisobutylene prepared with low diluent content reaction medium |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57108023A (en) * | 1980-12-26 | 1982-07-05 | Toa Nenryo Kogyo Kk | Oligomerization catalyst for isobutene |
JPS57149233A (en) * | 1981-03-11 | 1982-09-14 | Showa Denko Kk | Preparation of isobutene oligomer |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2272301A (en) * | 1939-06-14 | 1942-02-10 | Universal Oil Prod Co | Preparation of catalytic masses |
US2589189A (en) * | 1949-08-17 | 1952-03-11 | Atlantic Refining Co | Silica-alumina-group vill metal catalyst |
US3403109A (en) * | 1965-08-24 | 1968-09-24 | American Cyanamid Co | Silica-alumina catalyst support |
SU407864A1 (ru) * | 1970-06-15 | 1973-12-10 | Способ выделения изобутилена из углеводородных смесей с^ | |
US3959400A (en) * | 1973-10-01 | 1976-05-25 | Mobil Oil Corporation | Olefin dimerization |
US4313016A (en) * | 1980-10-23 | 1982-01-26 | Petro-Tex Chemical Corporation | Isobutene removal from C4 streams |
US4356339A (en) * | 1980-12-15 | 1982-10-26 | Nippon Oil Company, Limited | Process for isolating and recovering butene-1 of high purity |
US4482775A (en) * | 1982-09-22 | 1984-11-13 | Chemical Research & Licensing Company | Isomerization of C4 alkenes |
US4410754A (en) * | 1982-09-29 | 1983-10-18 | Uop Inc. | Butylene isomerization process |
-
1983
- 1983-05-17 JP JP58085018A patent/JPS59212438A/ja active Granted
-
1984
- 1984-05-10 US US06/608,746 patent/US4645576A/en not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57108023A (en) * | 1980-12-26 | 1982-07-05 | Toa Nenryo Kogyo Kk | Oligomerization catalyst for isobutene |
JPS57149233A (en) * | 1981-03-11 | 1982-09-14 | Showa Denko Kk | Preparation of isobutene oligomer |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4645576A (en) | 1987-02-24 |
JPH0244455B2 (ja) | 1990-10-04 |
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