JPS59212438A - 高純度ブテン−1の分離回収方法 - Google Patents

高純度ブテン−1の分離回収方法

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JPS59212438A
JPS59212438A JP58085018A JP8501883A JPS59212438A JP S59212438 A JPS59212438 A JP S59212438A JP 58085018 A JP58085018 A JP 58085018A JP 8501883 A JP8501883 A JP 8501883A JP S59212438 A JPS59212438 A JP S59212438A
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C7/00Purification; Separation; Use of additives
    • C07C7/005Processes comprising at least two steps in series
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C7/00Purification; Separation; Use of additives
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S203/00Distillation: processes, separatory
    • Y10S203/06Reactor-distillation

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はイソブチレンおよびブテン−1を含むブクンー
ブテン留分から高収率て高純度のブテン−1を分離回収
する方法に関するものである。
イソブチレンおよびブテン−1を含むブタン−ブテン留
分からブテン−1を分離するためにはブテン−1以外の
C4留分を精密蒸留によって分離除去しなければならな
いが、その際イソブチレンはブテン−1と比揮発度が酷
似しているために単に蒸留操作では高純度のブテン−1
を分離回収することができない。
したがって、イソブチレンおよびブテン−1を含むブタ
ン−ブテン留分から高純度のブテン−1を分離回収する
ためにまずとの留分からイソブチレンをほぼ完全に除去
することが要求される。
従来、ブタン−ブテン留分からイソブチレンを分離する
方法として硫酸抽出法がある。しかしこの方法は硫酸の
腐食性のために高級な材質を使用し゛なければならない
ために経済的負担が大きい。
イソブチレンを分離する他の方法としてゼ副ライ、トに
よる吸着方法もあるが、この方法ではブテン−1および
ブテン−2との分離が不十分である。
一般に酸性触媒を用いることによりイソブチレンを2量
化又は多量化して、この多量体を蒸留でブタンーブテン
留分から除去する乙とが考えられるが、通常この反応の
際にブテン−1が異性化してブテン−2となる傾向が強
い。またブテン−1がイソブチレンと共低荒重合反応を
起こす。
したがって、ブテン−1を高収率で分離回収するために
はこれらの副反応を極力抑制してイソブチレンを低重合
する必要がある。
シリカ・アルミナ、活性白土、強酸型陽イオン交換樹脂
はイソブチレンを低重合させる触媒として知られている
が、ブテン−1の関与する副反応を抑えるには不十分で
ある。
本発明ではイソブチレン、ブデンー1を含むブタン−ブ
テン留分を特別な反応条件を有する反応によりブテン−
1の損失をできるt!け抑えてイソブチレンを低重合さ
せ、しかる後蒸留操作を施すことを特徴とする高収率で
高純度のブテン−1を分離回収する方法に関するもので
ある。
すなわち、イソブチレンO1〜7wt%、ブテン−11
0〜50wt%、イソブタン5〜20wt%を含むブタ
ン−ブテン留分?精密蒸留すること(こよってイソブタ
ンの含有量が0.1wt%以下に低減されたブタン−ブ
テン留分を表面積300〜450rn”/g、細孔容積
06〜0.9ml/ g 、アルミナ含量20〜50w
t%の押し出し成形したシリカ・アルミナ触媒を充填し
た反応塔に温度O〜100℃、液空間速度O1〜100
 (1/h) 、圧力1〜50気圧で連続的に通過させ
ることによってイソブチレンをブテン−1にくらべて5
0倍以上の反応速度で低重合させ、この低重合体とブタ
ン−ブテンを含む炭化水素を精密蒸留することによりブ
テン−1を他の04炭化水素から分離してブテン−1を
得ることを特徴とする高純度ブテン−1を高収率で分離
回収する方法に関する。
本発明で使用される出発原料はイソブチレン01〜7w
t%、ブテン−110〜50wt%を含むブタン−ブテ
ン留分である。この原料は通常石油類を熱分解、水蒸気
分解、接触分解する際に生成するC4留分から得られる
もので、ブタジェンをほぼ完全に、たとえば0. ]+
vt%以下に除去したものが通常使用される。
これらには通常イソブチしン、ブテン−1の他にブテン
−2、イソブタン、n−ブタンが含有される。イソブチ
レンが7wt%より多量に含有されている場合には有効
に使用されない。イソブチレン1〜5wt%、ブテン−
120〜40wt%が好ましい。
本発明においては、原料ブタン−ブテン留分として石油
類を分解することにより得られるC4炭化水素留分から
ブタジェンを分離除去したC4炭化水素混合物を塩化ア
ルミニウム触媒により重合させ液状又は半固体状重合体
を製造する際の未反応の04炭化水素混合物を用いるこ
とが好ましく採用される。従来からブタジェンを除去し
たC4炭化水素混合物原料として塩化アルミニウム触媒
でこれを重合処理し主にC4炭化水素混合物中のイソブ
チ・レンを重合させて液状又は半固体状の重合物(ポリ
ブテン)を製造することは公知で、この重合反応後の未
反応C4炭化水素混合物はイ・ノブチレン含有量は減少
しているものの依然約1〜7wt%特(こ2〜5wL%
含有されている。この未反応C4炭化水素混合物をその
まま蒸留しても^純度のブテン−1が得られず、乙の混
合物は燃料として使用されるのが一般的であった。本発
明においてはこの未反応C4炭化水素混合物を出発原料
とすることがきわめて好ましく採用される。
本発明においてはさらに原料のブタン−ブテン留分とし
て、石油類を分解することにより得られるC4炭化水素
留分よりブタジェンを分離除去したC4炭化水素混合物
と水とを酸性触媒の存在下に反応させてクーシャリ−ブ
チルアルコールを製造する際の未反応の04炭化水素混
合物も有効に使用する乙とができる。ブタジェンを除去
しjこC4炭化水素留分と水とを酸性触媒たとえば硫酸
、塩酸、スルホン酸型陽イオン交換樹脂等を用いて反応
させて該留分中のイソブチレンを水和し、ターシャリ−
ブチルアルコールを製造することは公知である。
乙の反応における未反応混合物中には同様に1〜7wt
%のイソブチレンが含有されており、通常態勢として使
用されていたものである。本願においてはこの未反応C
4炭化水素混合物も有効に使用することができろ。
本発明においては前述した原料ブタン−ブテン留分を前
身って精密蒸留することによってイソブタンの含有量を
0.1wt%以下に低減させておく必要がある。イソブ
タンを実質的に除去するための精密蒸留をイソブチレン
の低重合反応の前段階で実施する理由はイソブタンを実
質的に含まない原料によるイソブチレンの低重合反応の
方がイソブタンを含有する原料によるイソブチレンの低
重合反応の場合よりもイソブチレンの反応速度が大きく
かつイソブチレンがブテン−1にくらへて50倍以上の
反応速度で反応するためにブテン−1の選択性が良好に
なることによる。ここでブテン−1の選択性とは、イソ
ブチレンの一次反応速度定数を  k、−0・4、ブテ
ン−1の一次反応速度定数をすなわち本発明の方法を実
施した場合Rは50以上ということである。また、イソ
ブタンを実質的に除去するための精密蒸留をイソブチレ
ンの低重合反応の前段階で実施する場合とイソブチレン
の低重合反応の後段でイソブタン除去のための精密蒸留
を実施する場合を比較すると、前者においてはイソブタ
ンと共にイソブチレンも一部前身って除去されるために
、後段の反応塔でのイソブチレン処理爪が後者の場合に
比べて少なくなるので触媒寿命が長くなるという利点が
ある。一方、イソブチレンの低重合反応の前段階におけ
る精密蒸留によってイソブタンの含有量を0.1wt%
以下に低減させておく理由は、もしO,1wt%以上の
イソブタンが残存しているとイソブチレンの低重合反応
実施後のWJ *蒸留の段階で製品ブテン−1の中にイ
ソブタンが04%以上程度に濃縮されtコ状態で残存す
ることになり!lrましくないためである。
本発明においては前述した原料ブタン−ブテン留分中の
イソブチレンを表面@aOO〜450m′/g、細孔容
積06〜0.9ml / g 、アルミナ含量20〜5
0wt%の押し出し成形したシリカ・アルミナ触媒によ
り反応させる。
本発明において使用されろシリカ・アルミナは通常の方
法によって合成されたシリカ・アルミナを押し出し成形
したもので、成形原料のシリカ・アルミナはペースト状
てあることが望ましいが、原料が粉状である場合でもこ
れに適量の水、アルミナゲル、シリカゲルなどのように
容易にペースト状となり得ろものを加えて成形すること
ができろ。成形後400℃以上の任意の温度で空気中又
は水蒸気中で焼成する。本発明の押し出し成形触媒は圧
縮成形触媒に比へイソブチレンの細孔内拡散に対する抵
抗が減少し、そのためイソブチレンの反応活性が増加し
、選択性良くイソブチレンが低重合するものと思われる
。通常の圧縮成形したシリカ・アルミナではR−20〜
30程度である。
ところが本発明者らは押し出し成形しt:シリカ・アル
ミナを用いるとイソブチレンの反応活性が高いため、R
は大きく、イソブチレンの反応率が100%近くにおい
てもR−50以上であることを見出だした。
本発明における該シリカ・アルミナを充填した固定床に
該ブタン−ブテン留分を通過させる場合、イソブチレン
の低重合反応は発熱反応であるために、反応塔の入口と
出口の間に温度差が生じ、特ニ該ブクンーブテン留分中
のイソブチレンの濃度が高い場合には反応塔出口の近傍
ではかなり高温になる。このように高温になることはブ
テンー1の選択性を低下させる原因ともなるので回避す
ることが要求される。したがって、乙の場合多管冷却反
応型が望まれるが、このような方法を採用すると触媒の
取り替えが煩雑となる。しかもこの場合でも局部的な高
温部分の存在が往々生じて不利となる。したがって反応
器内に特別の冷却器等を装備しない場合の一段一回通過
方式は該ブタン−ブテン中のイソブチレンの含有量が0
1〜2wt%の場合に好ましく採用される。イソブチレ
ンの含有量が2〜7wt%の場合は反応器内に特別の冷
却器等を装備するか又は反応塔を二段に分け、第一反応
塔においては第一反応塔を通過した反応混合物を2つの
流れに分割し、1つの流れを後続する第二反応塔に供給
し、他の流れを該シリカ・アルミナを充填した第一反応
塔に直接循環供給する循環供給方式が採用されることが
好ましい。この場合各法れの量は前者の拭1に対して後
者の景(循環する景)は1〜15(重量倍)で好ましく
は3〜7が採用される。第二反応塔は通常の一回通過方
式が採用される。循環方式の場合は反応塔内の温度は十
分均一に保持される。しかしながら一段循環方式では、
これと等温の一回通過方式(ピストンフロ一方式)に比
へて反応性は低下するためにイソブチレンの低重合が抑
えられる、すなわち原料中のイソブチレンに対する反応
後のイソブチレンの残存量が増してくる。そのために反
応条件を過酷(反応温度を上げたり、111空間速度を
下げたりする)にしなければならない。しかしこのよう
な過酷な条件にするとブテン−1の異性化・重合による
損失量が増加してブテンー1の残存量が減少することに
なる。そこで一段目てはイソブチレンの低重合をある程
度抑えた条件(たとえばイソブチレンの反応率たとえば
70〜90wt%)において循環方式を採用し、残りの
イソブチレンを二段目の反応塔で反応させることが好ま
しい。二段目ニオいては二段目の原料中のイソブチレン
はより低減され、反応熱の蓄積も少ないために反応塔内
の入口と出口の間の温度差が小さいこと、およびブテン
ー1の反応をできるだけ抑制する目的で二段目の反応塔
は一回通過方式が採用される。
本発明においては反応温度は0〜100℃で行う。二段
法を採用した場合においても一段目、二段目ともに0〜
100℃の温度範囲内で行う。さらに好ましくは20〜
70℃で行う。いずれの反応塔においても反応温度が0
℃よりも低いと反応速度が小さいためにイソブチレンの
分離が不十分となる。また100℃より高いとブテン−
1の反応が過激となりブテン−1の損失量が増加する。
本発明における反応圧力は一段法、二段法を問わずいず
れにおいても1〜50気圧、好ましくは5〜30気圧で
ある。反応圧力が1気圧より低いと反応系内が気相とな
り反応が十分に達せられず、50気圧より大とすること
は反応容器及びその付属装置を堅固な耐圧装置とせねば
ならず工業的に不利となる。
固定床の上端又は下端から、好ましくは上端からイソブ
チレンおよびブテン−1を含むブタン−〜50(1/h
r)となる量て行う。ここで言う液空間速度は毎時(h
r) 、触媒1 kg当たり反応塔に供給される流れの
垂Jt(kg)で示すものとし、二段法を採用した場合
IFt第一反応塔では毎時(hr)、触媒1 kg当た
り第一反応塔に供給される流れの重量(kg)(第一反
応塔を循環する流れを除く)で、第二反応塔では毎時(
hr)、触媒1 kg当たり第二反応塔を通過する流れ
の重量(kg )で示すものとする。ブタン−ブテン留
分の供給量が0.1 (1/ hr)より小であると、
イソブチレン分離後のブタン−ブテン中分の収量が少な
く工業的に不利である。
また供給量が100(1/hrl より大であるとイソ
ブチレンの分離が十分達成されない。
本発明においては前記反応を経た反応混合物を精密蒸留
に供し、塔底からn−ブダン、ブテン−2およびイソブ
チレン低重合物を除去し、塔頂から高純度の製品ブテン
−1を分離回収する。また、精密蒸留は50〜200段
程度のものが用いられる。まt:、塔底から分離された
留分から低重合物だけを分離除去しtこい場合は簡単な
蒸留たとえば段数3〜40段程度の蒸留を行うことて十
分に目的が達せられる。
本発明の方法による場合は純度99%以上さらには純度
995%以上の製品イソブチレンが得られる。製品純度
がこのようにより高いものを必要としない場合は前記の
反応条件をより温和にすること、蒸留操作条件を′緩和
させることにより行うことができることはもちろ/しで
ある。
また本発明において、原料中のブテン−1の回収率(製
品中の残存率)が90%以上さらには95%以上とする
ことが可能できわめて高収率でブテン−1が分離回収で
きる。
次に本発明の方法をさらに具体的に説明するために図面
にしたがってプロセスの一例を説明する。
図において管路1を経て原料のブタン−ブテン留分が精
密蒸留塔D1に送入され塔頂からイソブタンおよび少量
のイソブチレンおよびブテン−1が分離される。イソブ
タンの含有量がO,1wt%以下に低減された塔底のブ
タン−ブテン留分ば管路3を経て熱交換器Eで所定の温
度に保たれ、押し出し成形したシリカ・アルミナ触媒が
充填されている固定床の反応塔Rに入る。反応塔Rのま
わりの圧力は圧力フントロールバルブPCvで所定の圧
力にコントロールされている。反応塔Rを出た流体は管
+94を経てPCVで圧力が減じられ、精密蒸留塔D2
に入る。D2の塔頂から管路5を経て高純度のブテン−
1が分離され、D2の塔底からイソブチレンの低重合物
を含む残りのC4留分が除去される。この留分は必要に
応じて管路6を経て蒸留塔D3に入り、塔頂から管路7
を経て、n−ブタン、ブテン−2を含むC4留分が分離
され、塔底から管路8を経て低重合物が分離される。
次に実施例をあげて本発明の特徴をさらに具体的に記載
する。なお、%は重量%である。
実施例1 触媒シリカ・アルミナは次に示す共沈法によって作った
水ガラス(S、0229%)に水を加えた水溶液(S、
0,5%)400gに濃硫酸を加えpH9程度のシリカ
ヒドロゲルを作り、これに硫酸アルミニウム水溶MfA
j2o36%相当)360g%激しくかきまぜながら加
えた。少し加熱すると数分でゲル化した。ゲル化後1昼
夜放置した後、1%アンモニア水を加えた。このシリカ
・アルミナヒドロゲルを濾過し、N H4N O3で洗
浄後蒸留水で洗浄し120℃で乾燥後押し出し成形機に
よって成形した。これを空気中で550℃で焼成した。
この押し出し成形品は表面vi380 rn’ / g
 、細孔容viO,75m l / g 17 ルミナ
29wt%を含むもので、この触媒100gを内径2 
amの外部ヒーター加熱式ステンレス製反応管に充填し
た。イソブタン97%、イソブチレン24%、ブテン−
1312%を含むブダンーブテン留分を精密蒸留してイ
ソブタンを除去しtこC4留分はイソブチレン24%、
ブテン−1328%であった。この留分を土の反応管に
温度30℃、圧力20 kg / cvl 、 W H
S V14で通過させtこところ、反応液中のイソブチ
レン含有量は0079%で、このときのブテン−1の回
収率は950%であり、R=66.3であった。この反
応液を精密蒸留したところ、塔頂から純度998%のブ
テン−1が得られた。
実施例2 ナフサ分解から副生するC4炭化水素留分からブタジェ
ンを分離除去しt二C4炭化水素混合物(スペントB−
B’)を塩化アルミニウム触媒により重合させた際の未
反応の64炭化水素LZ合物(スベントスペン1、B−
B’)を精密蒸留してイソブタンを除去したC4留分(
イソブチレン43%、ブテン−129,7%、イソブタ
ン0.0S%)を実施例1と同様にして製造した押出成
形触媒〔表面積320ni’/g、細孔容Wi0.85
m l / g 1アルミナ30+vt%含有)を充填
した同一の反応管に温度43℃、圧力30 kg/c+
/、 WHS V 39て通過させたところ、反応液中
のイソブチレン含有量は0.082%で、このときのブ
テン−1の回収率は928%であり、R=53.0であ
った。この反応液を精密蒸留したところ、塔頂から純度
997%のブテン−1が得られた。
実施例3 スペントB−B’ と水をスルホン酸型陽イオン交換樹
脂(商品名「アンバーリスト−15」 (ローム・エン
ド・ハース社製))の存在下で反応させてターシャリ−
ブチルアルコールを製造した際の未反応のC4炭化水素
混合物を精密蒸留してイソブタンを除去したC4留分(
イソブチレン479≦、ブテン−1365%、イソブタ
ン003%)を実施例1と同一の触媒を充填した同一の
反応管に温度25℃、圧力15kg/ad、 WHSV
5.2で通過させたところ、反応液中のイソブチレン含
有量は0.082%で、このときのブテン−1の回収率
は952%であり、R=84.1であった。この反応液
を精密蒸留したところ、塔頂から純度996%のブテン
−1が得られた。
比較例1 圧縮成形したハイアルミナを触媒(表面¥R460m 
/ g 、細孔容積0.7m l / g 、アルミナ
含量28wt%)として、WH3V7以外は実施例1と
全く同一条件で同一のブタン−ブテン留分を反応させた
ところ、反応液組成はイソブチレン含有量 037%で
、ブテン−1の回収率は880%°(あり、I(=19
8であった。
【図面の簡単な説明】
添付図回は本発明の方法を実施するための装置の略図で
ある。 R−反応塔、D、  −精密蒸留塔、D 2−− @密
蒸留塔、D3   蒸留塔。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ill  イソブチレン0.1〜7 wt%、ブテン−
    110〜50wt%、イソブタン5〜20wt%を含む
    ブタン−ブテン留分を精密蒸留することによってイソブ
    タンの含有量が0.1wt%以下に低減されたブクンー
    ブテン留分を表面積300〜450 m’/g1細孔容
    積Q、 13〜0.9o 1 / g 、アルミナ含量
    20〜50wt%の押し出し成形したシリカ・アルミナ
    触媒を充填した反応塔に温度0〜100℃、液空間速度
    01〜100 (1/h) 、圧力1〜50気圧で連続
    的に通過させることによってイソブチレンをブテン−1
    にくらべて50倍以上の反応速度で低重合させ、この低
    重合体とブタン−ブテンを含む炭化水素を精密蒸留する
    ことによりブテン−1を他のC,炭化水素から分離して
    ブテン−1を得ることを特徴とする高純度ブテン−1を
    高収率で分離回収する方法。 (2)  イソブチレン01〜7wt%、ブテン−11
    0〜50wt%を含む前記ブタン−ブテン留分として、
    石油類を分解することにより得られるc4炭化水素留分
    からブタジェンを分離除去したC4炭化水素混合物を塩
    化アルミニウム触媒により重合させ液状又は半固体状重
    合体を製造する際の未反応のC4炭化水素混合物を用い
    ることを特徴とする特許請求の範囲1記載のブテン−1
    の分離回収方法。 (3)  イソブチレン01〜7wt%、ブテン−11
    0〜50wt%を含む前記ブタン−ブテン留分として、
    石油類を分解することにより得られるc4炭化水素留分
    よりブタジェンを分離除去しt:、C4炭化水素混合物
    と水とを酸性触媒の存在下に反応させてターシャリ−ブ
    チルアルコールを製造する際の未反応の04炭化水素混
    合物を用いることを特徴とする特許請求の範囲1記載の
    ブテン−1の分離回収方法。
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