JPS5921114Y2 - 浮標 - Google Patents
浮標Info
- Publication number
- JPS5921114Y2 JPS5921114Y2 JP1976150339U JP15033976U JPS5921114Y2 JP S5921114 Y2 JPS5921114 Y2 JP S5921114Y2 JP 1976150339 U JP1976150339 U JP 1976150339U JP 15033976 U JP15033976 U JP 15033976U JP S5921114 Y2 JPS5921114 Y2 JP S5921114Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mooring
- buoy
- cylindrical body
- notch
- buoyant body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Revetment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
航路標識として使用される浮標は、波浪、潮流などによ
り漂流してしまわないように海底に設けた沈錘と係留索
で接続しである。
り漂流してしまわないように海底に設けた沈錘と係留索
で接続しである。
この形式の浮標は風、波浪、潮流などの影響を受けても
絶えず安定性を保っている必要がある。
絶えず安定性を保っている必要がある。
ところが、従来のものは浮力体1の下方部に設けられて
いる筒体2が第2図、第3図に示すように浮力体1より
かなり小径であるから、両者が受ける抵抗が異なり揺れ
が大きい。
いる筒体2が第2図、第3図に示すように浮力体1より
かなり小径であるから、両者が受ける抵抗が異なり揺れ
が大きい。
筒体2を浮力体1とほぼ同径に連続して設けると、揺れ
をある程度小さくすることはできるが、はとんどの場合
係留索の係留点は1個所だけである(浮力体1の底板の
中心に設けられている場合が多い)から、揺れ防止には
十分でなく、また、係留点が1個所の場合にはここに力
が集中する為該部分を特に補強しておく必要があり、ま
た、浮標の揺動により係留索の上端が摩耗しやすい。
をある程度小さくすることはできるが、はとんどの場合
係留索の係留点は1個所だけである(浮力体1の底板の
中心に設けられている場合が多い)から、揺れ防止には
十分でなく、また、係留点が1個所の場合にはここに力
が集中する為該部分を特に補強しておく必要があり、ま
た、浮標の揺動により係留索の上端が摩耗しやすい。
また、浮力体の下面中央部に凹所を設け、その凹所の中
心部に係留索を繋着する従来構造のものは、係留索を装
着したり、取外したり、あるいは、点検したりする場合
は、その都度浮力体を持上げるか、あるいは、作業者が
凹所内に出入できてそこで作業が可能な程度に浮力体を
傾斜させなければならず、こうした作業は手数を要する
ばかりでなく危険でもあった。
心部に係留索を繋着する従来構造のものは、係留索を装
着したり、取外したり、あるいは、点検したりする場合
は、その都度浮力体を持上げるか、あるいは、作業者が
凹所内に出入できてそこで作業が可能な程度に浮力体を
傾斜させなければならず、こうした作業は手数を要する
ばかりでなく危険でもあった。
特に大型浮力体の場合は重量が重く、それだけ危険性も
加わって難かしい作業であった。
加わって難かしい作業であった。
本考案は、これらの欠点を解消する為に案出されたもの
で、係留索の上端を2股に分岐せしめ、その各端部は、
浮力体1の下方部に設けた浮力体1とほは゛同径の筒体
2内において該筒体2の内壁の対向する2個所の緊着個
所に夫々緊着せしめたものである。
で、係留索の上端を2股に分岐せしめ、その各端部は、
浮力体1の下方部に設けた浮力体1とほは゛同径の筒体
2内において該筒体2の内壁の対向する2個所の緊着個
所に夫々緊着せしめたものである。
また、更に、係留索緊着個所に対しその中間部分となる
筒体2の下縁部に切欠部を設けたものである。
筒体2の下縁部に切欠部を設けたものである。
これらの詳細を添付した図面に示す実施例に基づき以下
に説明する。
に説明する。
筒体2は浮力体1とほぼ同径に連続して設けられている
。
。
その手段としては、筒体2を浮力体1の筒胴に嵌め込ん
で1体的としてもよく、また、単に浮力体1の外周壁を
下方へ延出して筒体2を形成してもよい。
で1体的としてもよく、また、単に浮力体1の外周壁を
下方へ延出して筒体2を形成してもよい。
そして、この筒体2の内壁の対向する2個所に係留杆3
を夫々設け、更にこの両係留杆3に孔を設ける。
を夫々設け、更にこの両係留杆3に孔を設ける。
孔は図面では上下3段に亘って設けである。
また、係留索の緊着個所となる両係留杆3に対しその中
間部分となる筒体2の下縁部に切欠部5を設ける。
間部分となる筒体2の下縁部に切欠部5を設ける。
切欠部5の大きさは浮標を地面に置いたとき作業者が出
入することのできる大きさとする。
入することのできる大きさとする。
一方、海底に設けた沈錘(図示せず)と接続されている
係留索4の上部は第1図の43,4bで示すように2股
に分岐せしめ、両抜索4a、4bの上端部は上記係留杆
3の孔に1個ごと繋着して浮標の漂流を防止する。
係留索4の上部は第1図の43,4bで示すように2股
に分岐せしめ、両抜索4a、4bの上端部は上記係留杆
3の孔に1個ごと繋着して浮標の漂流を防止する。
本考案においては、浮力体1と筒体2とがほぼ同径であ
るから、両者は水中においてほぼ同等の大きさの抵抗を
受け、しかも、該筒体2内に2個所の対向する係留索緊
着個所が存在し、上部が2股に分岐せしめられた係留索
4の上端部を両係緊着個所に夫々緊着するから、潮流等
による傾斜を僅少に抑える事ができて安定性がよい。
るから、両者は水中においてほぼ同等の大きさの抵抗を
受け、しかも、該筒体2内に2個所の対向する係留索緊
着個所が存在し、上部が2股に分岐せしめられた係留索
4の上端部を両係緊着個所に夫々緊着するから、潮流等
による傾斜を僅少に抑える事ができて安定性がよい。
また、波浪によって浮標が揺動してもそれに対する筒体
2の部分の抵抗力が従来のものより大きい為、揺動の減
衰を速くしうる効果がある。
2の部分の抵抗力が従来のものより大きい為、揺動の減
衰を速くしうる効果がある。
更に、係留索4の係留点が対向する2個所に存在するか
ら、従来のような1個所の場合に比べて係留点にかかる
力を分散せしめる事ができ、また、係留索4の上端の摩
耗も可及的に少なくすることができる。
ら、従来のような1個所の場合に比べて係留点にかかる
力を分散せしめる事ができ、また、係留索4の上端の摩
耗も可及的に少なくすることができる。
筒体2の下縁部は、係留索4の緊着個所に対しその中間
となる部分に作業者の出入可能な程度の大きさの切欠部
5があるので、筒体2の内周が大きい事とも相俟って、
例え浮標が大きく動揺しても、使用中において係留索4
の緊着個所が高い場合でも(即ち、係留杆3に設けられ
た上下3段に亘る孔のうち最上段の孔に係留索4を繋着
する場合でも)係留索4が筒体2の周縁に接触して損傷
する事がなく、また、浮標を地面に正置したとき、切欠
部5が、筒体2の内部の作業用出入口として利用できる
ので、係留索4の着脱や点検、清掃の際従来のように浮
標を持ち上げたり傾斜させる必要がなく、作業が容易か
つ、安全に行ないうる効果がある。
となる部分に作業者の出入可能な程度の大きさの切欠部
5があるので、筒体2の内周が大きい事とも相俟って、
例え浮標が大きく動揺しても、使用中において係留索4
の緊着個所が高い場合でも(即ち、係留杆3に設けられ
た上下3段に亘る孔のうち最上段の孔に係留索4を繋着
する場合でも)係留索4が筒体2の周縁に接触して損傷
する事がなく、また、浮標を地面に正置したとき、切欠
部5が、筒体2の内部の作業用出入口として利用できる
ので、係留索4の着脱や点検、清掃の際従来のように浮
標を持ち上げたり傾斜させる必要がなく、作業が容易か
つ、安全に行ないうる効果がある。
また、浮標を陸上で保管したり、作業船上に載置する場
合にも直立姿勢となって都合がよい。
合にも直立姿勢となって都合がよい。
なお、図面中3aは筒体2に設けた空気抜き用の孔であ
る。
る。
添付図面は浮標を示すもので、第1図は本案の実施例の
正面図、第2図、第3図は従来品の一部の正面図である
。 1・・・浮力体、2・・・筒体、3・・・係留杆、4・
・・係留索、5・・・切欠部。
正面図、第2図、第3図は従来品の一部の正面図である
。 1・・・浮力体、2・・・筒体、3・・・係留杆、4・
・・係留索、5・・・切欠部。
Claims (1)
- 水面上に浮かんでおり、これと海底に設けた沈錘とを係
留索で接続する形式の浮標において、浮力体1の下方部
に設けた浮力体1とほぼ同径の筒体2の内壁に係留索緊
着個所を2個所対向するように設け、該係留索緊着個所
に上部を2股に分岐せしめた係留索4のそれぞれの先端
部を繋着し、かつ、係留索緊着個所に対しその中間部分
となる筒体2の下縁部に切欠部5を設けたことを特徴と
する浮標。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976150339U JPS5921114Y2 (ja) | 1976-11-08 | 1976-11-08 | 浮標 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976150339U JPS5921114Y2 (ja) | 1976-11-08 | 1976-11-08 | 浮標 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5366195U JPS5366195U (ja) | 1978-06-03 |
JPS5921114Y2 true JPS5921114Y2 (ja) | 1984-06-20 |
Family
ID=28758636
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1976150339U Expired JPS5921114Y2 (ja) | 1976-11-08 | 1976-11-08 | 浮標 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5921114Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49116987A (ja) * | 1972-06-01 | 1974-11-08 |
-
1976
- 1976-11-08 JP JP1976150339U patent/JPS5921114Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49116987A (ja) * | 1972-06-01 | 1974-11-08 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5366195U (ja) | 1978-06-03 |
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