JPH0321711A - 防舷材 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野］ この発明は、防舷材用のフックに係わり、更に詳しくは
ネット式の防舷材の改良に関するものである。

〔従来技術］ 従来、ネット式の防舷材は、第４図〜第６図に示すよう
に、防舷材本体ｌの外周面に、チェーン２等を介して所
定の間隔で複数のタイヤ３を取付けたネット４を巻付け
、ネット４の収束部５（口金部）と図示しない岸壁とを
ガイチェ一ン等を介して連結して構成されている．なお
、６はシャックル．７はエアーバルブを示している。

〔発明が解決しようとする課題〕

然しケら、上記のようなネット式の防舷材は、ネット４
が腐食，破損またはシャックル６の離脱等により防舷材
本体ｌがネット４から外れ、海上に浮遊する場合がある
。

しかし、ネット式の防舷材本体ｌの場合には、防舷材本
体の外周面には、特にフック等がなく、略長楕円形状を
しているため、ロープ等で固定しずらく、吊り上げるこ
とも不可能であり、このため防舷材本体ｌが目前に浮い
ていても捕えることができず、流出すると言うことがあ
り、損害コストも大きいと言う問題があった。

〔発明の目的〕

この発明は、かかる従来の問題点に着目して案出された
もので、防舷材本体がネットから外れて海上に浮遊して
いても容易に回収することが出来、損失コストを低減す
ることが出来る防舷材を提供することを目的とするもの
である。

〔課題を解決するための手段〕

この発明は上記目的を達成するため、防舷材本体の外周
面にネットを巻付け、ネットの収束部と岸壁とをガイチ
ェーンを介して連結したネット式の防舷材において、前
記防舷材本体の外表面の一部に、フックを取付けたこと
を要旨とするものである。

〔発明の作用］ この発明は上記のように構或され、万一防舷材本体がネ
ットから外れ、海上に浮遊してもフックを有するために
容易に引っ掛けて回収することが出来、防舷材本体が無
くなることによる作業の支承を少なくすることが出来、
また損失コストを無くすることが出来るものである。

〔発明の実施例〕

以下添付図面に基いて、この発明の実施例を説明する。

なお以下の説明で、上記従来例と同一ｖｔ或要素は同一
符号を付して説明する。

第１図は、この発明を実施例したネット式の防舷材本体
１の断面図、第２図は第１図の側面図、第３図は防舷材
本体ｌに取付けたフノク８の拡大断面図を示し、前記フ
ック８は、防舷材本体１の外周面の一部、特にエアーバ
ルブ７と反対側の鏡面に取付けるのが好ましい。

前記フック８の強度は、防舷材本体１を吊り上げ，また
は港等に曳航するのに耐え得る程度で良く、例えば、単
にゴムをコートした布またはコード等を防舷材本体１の
外周面に貼付けるのみで良い。

この発明にかかる防舷材本体ｌは、上記のようにフック
８を備えているので、万一防舷材本体ｌがネット４から
外れ、海上に浮遊してもフック８に何等かの棒で容易に
引っ掛けて回収することが出来、防舷材本体ｌが無くな
ることによる作業の支障を少なくすることが出来、また
損失コストを無くすることが出来るのである。

〔発明の効果〕

この発明は、上記のようにネット式の防舷材において、
前記防舷材本体の外表面の一部に、フックを取付けたの
で、万一防舷材本体がネットから外れ、海上に浮遊して
もフックを有するために容易に引っ掛けて回収すること
が出来、また防舷材本体が無くなることによる作業の支
障を少なくすることが出来、更に損失コストを無くする
ことが出来る効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明を実施した防舷材本体の断面図、第
２図は第１図の側面図、第３図は防舷材本体に取付けた
フックの拡大断面図、第４図は従来のネット式の防舷材
、第５図は従来の防舷材本体の断面図、第６図はネット
の一部拡大平面図である。 １・・・防舷材本体、８・・・フック。 第１図 第２ 第３図 第４図 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 防舷材本体の外周面にネットを巻付け、ネットの収束部
   と岸壁とをガイチェーンを介して連結したネット式の防
   舷材において、前記防舷材本体の外表面の一部に、フッ
   クを取付けたことを特徴とする防舷材。