JPS5920790B2 - 繊維用帯電防止処理剤 - Google Patents

繊維用帯電防止処理剤

Info

Publication number
JPS5920790B2
JPS5920790B2 JP52064419A JP6441977A JPS5920790B2 JP S5920790 B2 JPS5920790 B2 JP S5920790B2 JP 52064419 A JP52064419 A JP 52064419A JP 6441977 A JP6441977 A JP 6441977A JP S5920790 B2 JPS5920790 B2 JP S5920790B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antistatic
treated
fabric
treatment
treatment agent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP52064419A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS53147900A (en
Inventor
隆一 伊藤
和江 川中
宏 吉田
「とし」「ひろ」 岩月
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Sanyo Chemical Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Chemical Industries Ltd filed Critical Sanyo Chemical Industries Ltd
Priority to JP52064419A priority Critical patent/JPS5920790B2/ja
Publication of JPS53147900A publication Critical patent/JPS53147900A/ja
Publication of JPS5920790B2 publication Critical patent/JPS5920790B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
  • Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は繊維用帯電防止処理剤に関するものである。
更に詳しくは低湿度での帯電防止性、各種仕上げ剤との
併用性および防錆性のすぐれた耐ドライクリーニング性
を有する繊維用帯電防止処理剤に関するものである。一
般に繊維、特に合成繊維には天然繊維がもつ吸湿性、帯
電防止性が全くなく、繊維の仕上げ工程、縫製工程にお
いて作業上の問題点を有し、かつまた衣服として着用時
さるいはカーペットなどの使用時に著しい不快感を与え
る。
特に低湿度(40%RH以下)においてはかかる欠点が
著しい。かかる欠点を改善するために、カチオン、アニ
オン、非イオン、両性界面活性剤などからなる処理剤が
広く利用されているが、それらは一般に低湿度において
は帯電防止性を充分に満足するものでなく、又各種仕上
げ剤との併用性が不充分であつたり、染色物−特に分散
染料で染色したポリエステル、アセテート繊維染色物−
の堅牢度を低下させるなどの欠点を有している。
またリチウム、カルシウム、マグネシウムのような金属
の塩化物も帯電防止効果があることが知られているが、
これらは仕上げ、縫製工程での機械類の錆の発生を促進
したり、仕上げ剤との併用性が悪く、帯電防止剤として
使用に耐えない。
本発明者らはかかる情況下において研究を重ねた結果特
定金属の硝酸塩と非イオン性界面活性剤を併用すること
によつて上記欠点を解消しうることを見出し本発明に到
達した。すなわち本発明は(支)カルシウムおよび/ま
たはマグネシウムの硝酸塩および(B)特定の非イオン
性界面活性剤を含有して成る繊維用帯電防止処理剤であ
る。本発明で用いられるカルシウムおよび/またはマグ
ネシウムの硝酸塩は通常のものでよく、カルシウムの硝
酸塩としては硝酸カルシウム・四水塩があげられるそま
たマグネシウムの硝酸塩としては硝酸マグネシウム・六
水塩があげられる。
また非イオン界面活性剤としては通常のもの、例えば「
新・界面活性剤入門」(藤本武彦著、三洋化成工業(株
)発行)第89〜125頁に記載されているものでよく
、ポリエチレングリコール型非イオン界面活性剤、多価
アルコール型非イオン界面活性剤があげられる。ポリエ
チレングリコール型非イオン界面活性剤としては疎水基
原料にエチレンオキサイドを付加(通常1〜500モル
)させたもの、例えば高級アルコールエチレンオキサイ
ド付加物、アルキルフエノールエチレンオキサイド付加
物、エチレンオキサイド付加物、ポリプロピレングリコ
ールのエチレンオキサイド付加物があげられる。多価ア
ルコール型非イオン界面活性剤としてはアルキロールア
ミン類の脂肪酸アミドが使用できる。
本帯電防止処理剤において(4)カルシウムおよび/ま
たはマグネシウムの硝酸塩と(3)特定の非イオン活性
剤の配合比率はCA)1部に対し(B)は0.1〜1部
である。(B)が0.1部より少ないと帯電防止効果が
不充分となる。また1部より大では低湿度における帯電
防止効果および仕上剤との併用性が不充分であつたり染
色物の堅牢度を低下させることがある。本帯電防止処理
剤は非イオン性界面活性剤にそれ以外のイオン性界面活
性剤(カチオン、アニオン、両性界面活性剤)を併用し
てもよい。
この場合イオン性界面活性剤の配合量は(4)と(B)
との総重量に対して通常30%以下、好ましくは10%
以下である。なお、カチオン、アニオン界面活性剤を同
時に用いることは処理浴が荒れる原因となるので好まし
くない。本発明の帯電防止処理剤は(4)と(B)を均
一に配合したもの単独で、また必要により水、他の適当
な溶剤または水と他の適当な溶剤との混合物に溶解した
溶液の形として使用される。
上記他の適当な溶剤としては例えば、メタノール、エタ
ノールなどの低級脂肪族アルコール、グリセリン、トリ
エチレングリコールなどの多価アルコール、メチルカル
ビトール、エチルカルビトールなどのエーテル結合を有
するアルコールなどのアルコール類、アセトン、メチル
エチルケトンなどのケトン類、ジメチルスルホキシド、
ジメチルホルムアミドなどの他の極性溶剤があげられる
。帯電防止処理剤は使用にあたり、上記水または上記の
溶剤でさらに希釈し処理液の形で用いられる。
処理液中の帯電防止処理剤の有効固形分の濃度は処理液
を施与する方法および処理する繊維構造物の種類によつ
て異なるが、通常0.01〜5重量?、好ましくは0.
05〜2重量eである。本発明の帯電防止処理剤で処理
される繊維としては、ポリエステル、ナイロン、ポリエ
ステルエーテル、ポリアクリロニトリル、ポリ塩化ビニ
ル、ポリオレフインなどからなる合成繊維、トリアセテ
ート、ジアセテートなどの半合成繊維、それらと羊毛、
綿、絹などの天然繊維を混成した繊維、およびガラス繊
維などの無機繊維があげられる。これらの繊維のうち好
ましいものはポリエステル、ポリエステルエーテル、ポ
リアクリロニトリル、それらと羊毛、綿、絹などの天然
繊維を混成した繊維およびガラス繊維である。繊維の形
態としては糸、織物、編物、不織布、フエルト、カーペ
ツトなどがあげられる。帯電防止処理剤の施与量は帯電
防止性の程度および処理される繊維構造物の形態、これ
1を構成する繊維の種類によつて変化するが、通常繊維
重量に対して固形分として0.005〜5重量%、好ま
しくは0.05〜2重量%の量である。
施与量が0.05重量?未満では帯電防止性の点で不充
分であり、2重量%よりも多い場合には処理繊維構造物
の風合いが粗硬になることがある。本帯電防止処理剤を
繊維あるいは繊維構造物に施与するための方法としては
パデイング法、スプレイ法、浸漬法などの方法があげら
れる。
施与の時期については、漂白或いは染色、捺染などの着
色処理を施されたのちの繊維あるいは繊維構造物に対し
て施与されることが多いが、これに限定されるものでは
なく、例えばフイラメントの場合には紡糸後に施与する
ことができるし、加工糸製造において加熱工程の前に上
記帯電防止処理剤を含む溶液にフイラメントを含浸或い
は接触せしめて施与することができる。
処理液の温度については特別に考慮する必要はなく常温
でよい。上記の如く帯電防止処理剤の処理液を施与され
た繊維又は繊維構造物は加熱処理される。この際の加熱
処理温度は通常90〜200℃の範囲であり、時間は通
常10秒〜10分間であるが、繊維又は繊維構造物の素
材或いは種類によつて適切な加熱温度、時間が選ばれる
。本発明の帯電防止処理剤は他の繊維加工剤(仕上げ剤
)、油剤などと併用しても良い。
繊維加工剤、油剤としては柔軟剤、ゾロンFR(デユポ
ン社製)やスコツチガード(スリーエム社製)で代表さ
れるフツ素化合物やメチルハイドロジエンポリシロキサ
ンを含むシリコーン化合物などの撥水、撥油剤、メチロ
ール化メラミン、メチロール化尿素化合物などのアミノ
プラスト樹脂で代表される硬仕上げ剤、ウレタン樹脂、
アクリル樹脂を含んだ腰付けおよび風合い調整剤、スノ
ーテツクス(日産化学社製)で代表されるコロイゲルシ
リカなどのスリツプ防止剤、3,3−ジプロモプロピル
フオスフエートなどを含有してなる防炎加工剤、合成繊
維用の紡糸、紡績油剤などがあげられる。なお錆の発生
をおこすような化合物との併用は避けるのが好ましい。
このような繊維仕上げ加工剤、油剤の使用量は純分換算
で通常、帯電防止剤100重量部に対して50〜200
0重量部、好ましくは100〜1000重量部である。
本発明の帯電防止処理剤を処理された繊維又は繊維構造
物は優れた帯電防止性を示し、特に40%RH以下の低
湿度においてもその効果は良好であり、繊維の仕上げ、
および縫製工程における作業上の問題点が解決され、か
つ衣服として着用した場合あるいはカーペツトとして使
用された時不快感を与えない。
又各種繊維仕上げ加工剤、紡糸紡績油剤との併用性が良
好であり、併用した場合、帯電防止剤及び上記加工剤、
油剤などの性能を低下させることがない。かつ又防錆性
が優れているという特徴を有する。又この効果はドライ
クリーニングの後でもほとんど変化しない。以下実施例
によつて本発明を説明する。
実施例 1 本発明の帯電防止処理剤として下記(4)〜(E)を調
製した。
(4)硝酸カルシウム・四水塩209をラウリルアルコ
ールエチレンオキサイド6モル付加物の15重量?水溶
液809に均一に溶解したもの。
(B)硝酸マグネシウム・六水塩259をステアリルア
ミンエチレンオキサイド8モル付加物の15重量?水溶
液659とメチルカルビトール109の均一溶液に溶解
し、均一としたもの。(O硝酸カルシウム・四水塩15
9、硝酸マグネシウム●六水塩109、ノニルフエノー
ルエチレンオキサイド10モル付加物49およびグリセ
リンエチレンオキサイド5モル、プロピレンオキサイド
2モル付加物69を水609、トリエチレングリコール
59の混合溶媒に均一に溶解したもの。(D)硝酸マグ
ネシウム・六水塩209、塩化カルシウム39をラウリ
ン酸(1モル)、ジエタノールアミン(1モル)より合
成した1:】モル型脂肪酸ジエタノールアミドの15重
量%水・エタノール混合溶液(水/エタノール80/2
0容量比)779に均一に溶解したもの。
(E)硝酸カルシウム・四水塩209、臭化マグネシウ
ム39をツイーン60(アトラス社製)の20重量%水
溶液779に溶解し均一にしたものOさらに比較の帯電
防止剤として次の(ト)〜(8)を調製した。
(ト)硝酸カルシウム・6水酸 30重量?水溶液(G
) 〃 〃 50重量? 〃(有)ラ
ウリルアルコールエチレンオキサイド 6モル付加物
30重量?水溶液(1)ラウリルアルコールエチレンオ
キサイド 6モル付加物 50重量?水溶液(J)塩化
カルシウム6水塩209をラウリルアルコールエチレン
オキサイド6モル付加物の15重量%水溶液809に均
一に溶解したもの。
(8)塩化マグネシウム6水塩209をラウリルアルコ
ールエチレンオキサイド6モル付加物の15重量%水溶
液809に均一に溶解したもの。またカルシウムの炭酸
塩、リン酸塩、硫酸塩およびマグネシウムの炭酸塩、リ
ン酸塩、硫酸塩は水にほとんど溶解しないため本発明の
帯電防止目的には使用できない。実施例 2 実施例1で調製した帯電防止処理剤CA)109、ゾロ
ンFR(デユポン社製フツ素系撥水、撥油剤)】09、
水9809を含む浴にポリエステル加工糸織物の分散染
料染色物を浸漬する。
80%に絞液した後120℃で3分間乾燥し、180℃
で30秒間ヒートセツトする(処理イ)。
この織物(処理布a)の帯電防止性(電気抵抗、摩擦帯
電圧)、撥水度、撥油度を測定した。結果を表−1に示
す。帯電防止剤(4)を使用しないで処理イと同様に行
つた場合(処理口)の織物(処理布b)の電気抵抗、摩
擦帯電圧を比較のため測定した。結果を併せて表−1に
示す。又上記処理イにより処理した処理布aをテトラク
ロルエチレンを用いてラウンダーオーメータ一により2
5℃で30分間ドライクリーニングした(処理ハ)後の
織物(処理布c)について帯電防止性(電気抵抗、摩擦
帯電圧)撥水度、撥油度を測定した。
この結果も表−1に示す。表−1からドライクリーニン
グによつても何ら加工効果の低下を招かないことが認め
られた。
処理Aによる処理布Aは処理Bによる処理布Bと比較し
て摩擦堅牢度の低下は少い。実施例 3 実施例1で調製した帯電防止処理剤(B)109;スミ
テツクスレンジM−3(住友化学工業(株)製、メチロ
ール化メラミン樹脂)109、スミテツクスアクセレレ
ータ一ACX(住友化学工業(株)製、触媒)39、水
9779を含む処理浴中にスパンポリエステル平織布の
分散染料染色物を浸漬し、実施例2における処理イと同
様の処理を行つた場合(処理ニ)の加工布(処理布d)
の電気抵抗、摩擦帯電圧を測定した。
結果を表−2に示す。また本処理布(処理布d)の摩擦
堅牢度は後述の処理ホを行つた処理布(処理布e)と比
較した場合その低下はわずかである。又風合いは帯電防
止処理剤(B)を使用しない処理ホでの処理布(処理布
e)と同程度の硬さ、シヤリ味感を有す。帯電防止処理
剤(B)?使用しないで処理二と同様に行つた場合(処
理ホ)の加工布(処理布e)の電気抵抗、摩擦帯電圧も
測定した。結果を併せて表−2に示す。実施例2で行つ
た処理ハと同様の方法で上記処理二で処理した加工布(
処理布d)のドライクリーニング後の加工布の電気抵抗
、摩擦帯電圧はドライクリーニング前と同程度であり、
良好な耐ドライクリーニング性を示す。
実施例 4 実施例1で調製した帯電防止処理剤(C)109、カチ
オン系柔軟剤サフアノールE−04(三洋化成工業(株
)製)109、水9809を含む浴にポリエステル加工
糸織物の分散染料染色物を浸漬し、実施例2における処
理イと同様な処理を行つた場合(処理へ)の処理織物(
処理布f)の帯電防止性(電気抵抗、摩擦帯電圧)を測
定した。
結果を表−3に示す。風合いは帯電防止処理剤(Oを使
用しないで処理Fを行った場合と同程度であり、柔軟剤
の効果は失われていない。
又摩擦堅牢度の低下もわずかである。実施例 5 実施例1で調製した帯電防止処理剤(E)109、スノ
ーテツクスC(日産化学工業(株)製)109および水
9809を含む浴にポリエステル平織布の分散染料染色
物を浸漬し、実施例2における処理イと同様な処理を行
つた場合(処理卜)の処理布の帯電防止性(電気抵抗、
摩擦帯電圧)を測定した。
結果を表−4に示す。本処理布の目ずれ防止効果は良好
である。
実施例2で行つた処理ハと同様な方法で上記処理卜で処
理した加工布(処理布g)のドライクリーニングした後
の処理布の電気抵抗、摩擦帯電圧はドライクリーニング
する前と同程度であり、良好な耐ドライクリーニング性
を示す。
実施例 6 実施例1で調製した帯電防止処理剤(D)109を水9
909に溶解した処理浴にナイロンタフタ(旭化成工業
(株)製)の酸性染料染色物を浸漬する。
40%に絞液した後100℃で3分間乾燥し、150℃
で30秒間ヒートセツトする(処理チ)。
この織物(処理布h)の帯電防止性(電気抵抗、摩擦帯
電圧)を測定した。結果を表−5に示す。処理布の変色
および堅牢度の低下はほとんど認められない。帯電防止
処理剤(D)を使用しないで処理二を行つた場合(処理
り)の織物(処理布1)の電気抵抗、摩擦帯電圧も測定
した。
結果を表−5に示す。実施例2で行つた処理ハと同様な
方法で処理Hで処理した織物のドライクリーニングした
後の電気抵抗、摩擦帯電圧はいずれもドライクリーニン
グ前と同程度の値を示し、良好な耐ドライクリーニング
性を示す。実施例 7 実施例1で調製した帯電防止処理剤(D)109を水9
909に溶解した浴にカシミロン平織布(旭化成工業(
株)製)のカチオン染料染色物を浸漬する。
100%に絞液した後80℃で3分間乾燥し、130℃
で30秒間ヒートセツトする(処理ヌ)。
この処理布(処理布j)の帯電防止性(電気抵抗、摩擦
帯電圧)を測定した。結果を表−6に示す。変色、堅牢
度の低下は認められない。帯電防止処理剤(有)を使用
しないで処理ヌを行つた場合(処理k)の処理布(処理
布k)の電気抵抗、摩擦帯電圧も測定した。結果を併せ
て表−6に示す。実施例2で行つた処理ハと同様の処理
法で処理した処理布のドライクリーニング後の電気抵抗
、摩擦帯電圧はいずれもドライクリーニング前と同程度
の値を示し、良好な耐ドライクリーニング性を示す。9
909を含む浴にポリエステル加工糸織物の未染色物、
染色物(SumikarOnRubineSE−GL5
%0.w.f,.Res01ineB1ueF−B−L
5%0.w.fで常法により染色されたもの)を浸漬す
る。
80%に絞液した後120℃で3分間乾燥し、180℃
で30秒間ヒートセツトする。
この処剤布の帯電防止性(電気抵抗、摩擦帯電圧)、摩
擦堅牢度、発錆性を測定した。なお比較のため帯電防止
剤を使用しないで水に浸漬し、上と同様に処理したもの
をブランクとする。測定結果を表−7に示す。
測定する方法は実施例2と同様であるが電気抵抗の測定
は相対湿度40%で測定し、摩擦堅牢度は学振型摩擦堅
牢試験機にて乾式及び湿式で2009×100回の条件
で測定した。
発錆性は処理布に脱脂した虫ピン12本をぬいつけ飽和
食塩水溶液を含むデシケータ内(76%RH)に室温下
放置する。
48時間後取り出し、錆の発生した虫ピン数を測定した
表−7から明らかなように本発明の帯電防止剤で処理し
た^〜(Bは比較品(n−(自)にくらべて帯電防止能
、染料の摩擦堅牢度および防錆性など総合的に優れてい
ることがわかる。
実施例 9 実施例1で調整した帯電防止剤^、(l)(GIO9、
ゾロンFR(デユポン社製フツ素系撥水、撥油剤)10
9、水9809を含む浴ポリエステル加工系織物の分散
染料染色物を浸漬する。
80%に絞液した後120℃で3分間乾燥し、180℃
で30秒間ヒートセツトする。
この織物の帯電防止性、撥水度、撥油度を測定した。な
お比較のため帯電防止剤を使用せず、ゾロンFRI重量
%水溶液で同様に処理したものをブランクとする。
結果を表−8に示す。
実施例 10 実施例1で調整した帯電防止処理剤(B)、(D)(G
)、(J)10g、スミテツクスレジンM−3(住友化
学工業(株)製、メチロール化メラミン樹脂)10f1
)スミテツクスアクセレレータ一ACX(住友化学工業
(株)製、触媒)39、水9779を含む処理浴中にポ
リエステル加工糸織物分散染料染色物を浸漬する。
80%に絞液した後120℃で3分間乾燥し、180℃
で30秒間ヒートセツトする。この処理布の帯電防止性
を測定した。なお比較のため帯電防止剤を使用せず、ス
ミテツクスレジンM− 3、1重量%、スミテツクスア
クセレレータ一 ACXO.3重量%水溶液で同様に処
理したものをブランクとする。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 カルシウムおよび/またはマグネシウムの硝酸塩(
    A)および高級アルコール酸化エチレン付加体、高級ア
    ミン酸化エチレン付加体、アルキルフェノール酸化エチ
    レン付加体、多価アルコール低級アルキレンオキサイド
    付加体、高級脂肪酸のアルカノールアミドおよび多価ア
    ルコール脂肪酸エステルエチレンオキサイド付加体より
    なる群から選ばれる非イオン界面活性剤(B)を(A)
    1部に対して(B)0.1〜1部の割合で含有して成る
    熱加工を経る繊維用帯電防止処理剤。
JP52064419A 1977-05-31 1977-05-31 繊維用帯電防止処理剤 Expired JPS5920790B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP52064419A JPS5920790B2 (ja) 1977-05-31 1977-05-31 繊維用帯電防止処理剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP52064419A JPS5920790B2 (ja) 1977-05-31 1977-05-31 繊維用帯電防止処理剤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS53147900A JPS53147900A (en) 1978-12-22
JPS5920790B2 true JPS5920790B2 (ja) 1984-05-15

Family

ID=13257728

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP52064419A Expired JPS5920790B2 (ja) 1977-05-31 1977-05-31 繊維用帯電防止処理剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5920790B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6767742B2 (ja) * 2014-11-14 2020-10-14 ダイセルポリマー株式会社 水性表面処理剤及び被覆シート並びに塗布性改善方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS53147900A (en) 1978-12-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20090233507A1 (en) Fabric treatment process
WO1993015254A1 (en) Treatment agent for fiber product, method of treating fiber product, and fiber product treated thereby
JPH03193975A (ja) 撥水撥油処理剤
JPS61296178A (ja) セルロ−ス系繊維材料の防炎加工法
JP5506265B2 (ja) 繊維用処理剤、抗菌抗かび性繊維製品の製造方法及び抗菌抗かび性繊維製品
Reeves et al. Lightweight, durable-press cotton and polyester/cotton with ignition resistance
JPS5920790B2 (ja) 繊維用帯電防止処理剤
JPS5920789B2 (ja) 繊維用帯電防止剤
JPH11189978A (ja) ポリエステル繊維構造物およびその製造方法
US4201805A (en) Zirconium flame-resist, low smoke emission treatment
JP2647963B2 (ja) 繊維のテカリ除去用組成物
JP2851366B2 (ja) 耐久性に優れた撥水性ポリエステル繊維の製造方法
JP3580110B2 (ja) ポリエステル繊維構造物およびその製造方法
LeBlanc et al. Fire Retardant Finishing Of Polyester/Cotton Blends.
JP2602552B2 (ja) 繊維のテカリ除去用組成物
JPH01260055A (ja) 繊維用撥水剤
JPS60239568A (ja) 耐久撥水性ポリエステル織編物の製造方法
JP2602556B2 (ja) 繊維のテカリ除去用組成物
US4208463A (en) Non-durable flame-repellent finish for synthetic fabrics and synthetic-cotton blends
GB2221928A (en) Waterproofing treatment of textile materials
JPS60181365A (ja) ポリエステル布帛の製造方法
JP2000303355A (ja) ポリエステル/セルロース混用繊維構造物の難燃加工方法
JP2834601B2 (ja) 耐久性に優れた撥水性ポリエステル繊維の製造方法
JPS6359479A (ja) 合成繊維構造物の帯電防止ならびに撥水加工方法
JPS6364545B2 (ja)