JPS5920692B2 - 水溶性ガム質を基材とした組成物、その製造法及び使用 - Google Patents

水溶性ガム質を基材とした組成物、その製造法及び使用

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JPS5920692B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、バイオゴムを除く水溶性ガム質を基材とした
組成物、その製造及びゾルの製造への使用に関する。
さらに詳しくは、本発明は天然ガム質、変性天然ガム質
又は合成ガム質を基材とした組成物に係る。本発明に従
う説明では、 ガム質とは、水に溶解し又は分散しで「ゾル」と称する
水溶液又は分散液を与えることのできる重合体物質の全
て(ただしバイオゴムを除く)を、天然ガム質とは、植
物又は動物源から得られる天然重合体を、変性天然ガム
質とは、天然重合体の化学構造を変性することによつて
得られる重合体を、そして合成ガム質とは、化学合成に
より完全に得られる重合体を、それぞれ意味する。
なお、バイオゴムとは、微生物起源のヘテロ多糖類をい
い、例えばザントモナス属(XanthOmOnas)
やアルスロバクタ一属(ArthrObacter)の
バクテリア又はスクレロチ′ ウム属(SclerOt
ium)の真菌の作用で炭水化物の発酵により得られる
高分子量(好ましくは分子量100万超)の線状細胞外
産生物があげられる。
これらのガム質のある種のものは、それらの粘度及びレ
オロジ一特性に応じて、多くの異なつた応用分野、即ち
、建造物、塗料、紙、繊維織物、化粧品、石油掘さく、
食品工業、水処理、植物防疫などに用いられている。し
かし、多くの用途に対しては、ガム質を水溶液状にする
必要がある。
さて、水溶性ガム質の大ク 部分が示す不都合な点は、
可溶化しがたいことである。非常に早い水和作用の影響
の下では、水と接する粒子はゲル化した薄いフイルムで
囲まれ、凝集する。これらの凝集体又は凝塊は、表面が
部分的に膨潤した重量体に取り囲まれ、分解され、やつ
と溶解される。アクリル共重合体型の合成重合体につい
てその表面を該重合体の非溶媒に溶解したアルミニウム
クロム、亜鉛、マンガン、バリウム、すず又はジルコニ
ウム塩の溶液で処理し、次いで溶媒を蒸発させ、得られ
た粉末を乾燥することによつて該重合体の分散性を向上
させることが提案された(フランス国特許第23101
56号)。
この従来技術の方法は、ガム質を分散させるための特別
の処理を必要とする。
したがつて、溶解しがたいガム質の溶解を完全にするこ
とが望まれる。したがつて、本発明の目的は、添加剤を
添加することによつて、ガム質にそのレオロジ一特性を
保持しながらガム質の水への分散容易性を向上させ、し
かも溶解速度、したがつて得られる溶液の粘度の発達速
度を増大させることである。
本発明の他の目的は、水に良く溶解し且つ迅速に膨潤す
る取扱い容易な粉末状のガム質を提供することである。
さらに、他の目的は、非常に高い活性質質含有量を有す
る粉末組成の形のガム質を提供することによつて望まし
い結果を得ることである。
しかして、本発明は、水溶性ガム質、水を保持し又は水
を吸着により保持しやすい水保持物質を含有することを
特徴とする、水溶性ガム質を基材とし、その溶解を容易
にする組成物を目的とする。
意外なことに、ガム質の水への分散を容易にさせる十分
な量の水を結合できる物質をガム質と併用することによ
りガム質の溶解速度が増大することが認められた。本発
明に従う説明として、以下に本発明の組成物の構成成分
の性質を明確にする。
本発明は、天然ガム質、変性天然ガム質、合成ガム質又
はこれらの混合物のようなガム質の溶解を容易にさせる
組成物に係る。
天然ガム質は、文献に広く記載されている物質である(
R.L.Whistler著「工業用ゴム;多糖類及び
その誘導体」第2版、アカデミツク・プレス社1973
年発行)。
本発明の組成物に使用することができる植物ガム質とし
ては、海藻類のガム質:寒天、アルギン、カラゲニン、
フコイジン、ラミナリン、植物滲出物のガム質:アラビ
アゴム、ガツチゴム、カラヤゴム、アドラガントゴム、
植物種子のガム質:カロウベゴム、亜麻のガム質、タマ
リンゴム、グアーゴム、タラゴム、植物抽出物のガム質
:ペクチン、でんぷん及びデキストラン、があげられる
動物源のガム質としては、ゼラチン及びカゼイン、特に
カゼイン酸塩があげられる。
これらのガム質を完全に説明するためには、ゼラチンに
関してはMartinGllcksman著「食品工業
におけるゴム技術」P.359(アカデミツクプレス社
1969年発行)を引用する。前記の列挙において、特
に好んで用いられる天然ガム質は、寒天、アルギン酸塩
、カラゲニン酸塩、アラビアゴム、アドラガントゴム、
カラヤゴム、カルウベゴム、グアーゴム、ペクチン、ゼ
ラチンである。
寒天は、紅藻類(Gelidiumsp(1)から沸騰
水によつて抽出される。
これは、線状のガラクタンサルフエート、即ち、少数の
硫酸基を持つβ−Dガラクトピラノース(β1→4結合
)と3・6アンヒトローα−L−ガラクトピラノース(
α1→3結合)との交互共重合体である。
アルギンは、褐色藻類(MacrOcystispyr
ifera,.Laminariadigitrta)
に見られる多糖類である。普通はアルギン酸ナトリウム
であつて、これはβ−D−アンノピラノシルウロン酸(
1→4結合)及びα−L−グロピラノシルウロン酸(1
→4結合)の単位を含む高分子量の線状共重合体である
。カラゲニンは、紅藻類(ChOndruscrisp
uslGigartinastellata)から得ら
れ、多糖類の混合物であつて、k、λ及びν一カラゲニ
ン酸塩に分別することができる。
カラゲニン酸塩は、下記の主要単位、即ち、k−カラゲ
ニン酸塩についてはD−ガラクトース−4−サルフエー
ト(1→3結合)及び3・6−アンヒトローD−ガラク
トース(1→4結合)、λ一カラゲニン酸塩については
D−ガラクトース−2・6−ジサルフエート(1→4結
合)及びD−ガラクトース−2−サルフエート(1→3
結合)、ν一カラゲニン酸塩についてはD−ガラクトー
ス−4−サルフエート(1→3結合)及び3・6−アン
ヒドロD−ガラクトース一2−サルフエート(1→4結
合)を含有する。アラビアゴムは、アカシア科(Aca
ciasp.)に属する樹木から得られる生成物である
これは、完全には証明されていない分技状構造物のコロ
イドである。主鎖は、β(1→6)及びβ(1→4)結
合によつて結合されたD−ガラクトピラノースからなる
。それは、1→3結合により結合したD一ガラクトピラ
ノース、アラビノース、ラムノース及びグルクロン酸の
側鎖を持つている。重量分子量は200000〜300
000である。AStragalusgummifer
から得られるアドラガントゴムは、二つの画分を含む複
雑な構造の物質である。一つはガラクツロン酸、アラビ
ノース及びキシロースからなる。他は、ポリメトキシル
化された酸を含有する。それは高い重量分子量を有する
(840000)。カラヤゴムは、Stereulau
rensの木の乾燥抽出物である。
これは、部分的にアセチル化されたウロン酸、ラムノー
ス、ガラクトース及び他のオースからなり、その分子量
は1000000を越える。カロウベゴムは、Cera
tOniasiliquaの種子から得られる。
これは、約310000の分子量を持つガラクトマンナ
ンであつて、実質的には、1→6結合により結合した4
又は5個のマンノース基ごとに1個のガラクトース残基
からそれぞれなつている側鎖を持つたD−マンノース(
1→4結合)の直鎖状重合体からなる。グアーゴムは、
マメ科のCyamOpsistetragOnOlOb
asから得られる。
その重量平均分子量は、200000〜300000で
ある。その構造は、カロウベゴムのそれと類似しており
、D−ガラクトース側鎖の数が非常に大であるという点
で異なるにすぎない。ペクチンは、主として、植物組織
の細胞膜及び細胞内空間にみられる。
ペクチンの商業的な供給源は、アグルメーアルベドの屑
からなる。ペクチンは、カルボキシル基のいく分かがメ
チル基でエステル化されているガラクツロン酸の線状重
合体とみなすことができる。メトキシル基−0{H3含
有量に応じてペクチンは分類される。即ち、高メトキシ
ル基含有量のペクチン(H.M.)(カルボキシル基の
70%以上がエステル化されている)′と低メトキシル
基含有量のペクチン(L.M.)(カルボキシル基の5
0%以下がエステル化されている)とに分けられる。
ペクチンの分子量は、1000〜100000の間であ
り、数単位から数百単位のガラクツロン酸を含有し得る
鎖の長さに応じて変わる。また、本発明を実施するにあ
たつて好適もものは、変性天然ガム質である。
この種のガム質の種類としては、メチルセルロース、エ
チルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロ
キシプロピルセルロース、エチルヒドロキシエチルセル
ロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム塩、カ
ルボキシメチルヒドロキシエチルセルロースナトリウム
塩のようなセルロース誘導体;分別(アミロース及びア
ミロペクチンの場合)、エピクロルヒドリン、線状一ジ
カルボン酸無水物、ホルムアルデヒド型などの二官能性
薬剤により行われる網状化、酵素、酸、塩基及び(又は
)熱処理により変性された天然でんぷん:ある割合のヒ
ドロキシル基を酢酸、ヒドロキシエチル、ヒドロキシプ
ロピル、硫酸、りん酸のような基で置換して得られるで
んぷん誘導体により例示される。これらの変性天然ガム
質の製造について明確にするために、R.L.Whis
tler.M.Glicksmanの前記の著作があげ
られる。最後に、水溶性合成ガム質を用いることができ
る。
この種の重合体は、非常に広範であり、これらを説明す
るためには文献、例えばRObertL.DOvisO
n,.MarshallSittig著「水溶性樹脂」
第2版(ラインホールド・ブツク社1968年発行)、
N.M.Bilales著「水溶性重合体」(プレナム
・プレス社1973年発行)又はKirhOthmer
編「EncyclOpediaChemicalTec
hnOlOgy」を参照できる。この種の水溶性ガム質
として好適なのは、ビニル系、アクリル系、エチレンオ
キシド系の重合体及び共重体並びにそれらの誘導体であ
る。
詳しくは、下記重合体及びそれらの誘導体、即ち、ポリ
ビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリビニル
メチルエーテル;ポリアクリル酸及びポリメタクリル酸
、これらの塩又はこれらのエステルリポリアクリルアミ
ド及びポリメタクリルアミド;エチレンオキシド重合体
があげられる。
前記の合成ガム質のいずれも既知で且つ市販の製品であ
る。ここで、それらの製造法を例示するが、その方法に
より得られる重合体に本発明を限定するものではない。
ポリビニルアルコールは、四つの分子量範囲、即ち、低
MW:25000〜35000;中MW:120000
〜150000:高MW:170000〜220000
:非常な高MW:250000〜300000の範囲で
市販されている。
何よりも、本発明は、溶解されがたい高分子量及び非常
に高分子量の重合体にねらいをつけるものである。ポリ
ビニルアルコールは、酢酸ビニル単量体から得られるポ
リ酢酸ビニルをアルコーリシスすることによつて製造さ
れる。酢酸ビニルの重合は、塊状か又は床式の慣用技術
により行われる。
次いでポリ酢酸ビニル重合体は、溶媒、一般にメタノー
ルに溶解され、次いで酸又は塩基触媒により行われるア
ルコーリシスに付される。メタノール及び副生物の酢酸
メチルに不溶性のポリビニルアルコールが沈殿し、次い
でこれはr過、洗浄、乾燥される。ポリビニルピロリド
ンは、ビニルピロリドン単量体を塊状、溶液又は懸濁重
合させることによつて合成される。
重合は、三ふつ化ほう素、カリウムアミドなどによりイ
オン的に接触させることができ、又は過酸化水素、過酸
化ベンゾイル、アゾビスインブチロニトリルのような遊
離ラジカル触媒により行うことができる。アクリル酸及
び誘導体は、塊状、水溶液又は有機溶液、乳化又は水性
分散状で重合させることが 5できる。
いずれの場合においても、重合は、重合開始剤によつて
行われる。開示剤は、陰イオン開始剤、有機金属開始剤
、熱処理により生ずる遊離ラジカル、レドツクス系又は
放射線の作用などであつてよい。アクリル酸及びメタク
リル酸の溶液 5重合は、水中で単量体を過酸化水素、
過硫酸カリウム、過酸化アセチルのような開始剤の存在
下に加熱することによつて、又は単量体を50〜100
℃の低温で、反応を過硫酸カリウム−チオ硫酸ナトリウ
ムレドツクス系により開始させなが 4ら重合させるこ
とによつて行うことができる。水溶液状の類似の重合は
、水溶液に紫外線を照射することによつて行うことがで
きる。また、重合は、メタノール、ジオキサンのような
有機溶媒中でアゾビスイソブチロニトリルの存在下に高
温で、又はベンゼン、n−ヘキサンのような溶媒中で開
始剤としての過酸化ベンゾイルの存在下に高められた温
度で行つて不溶性重合体を生成させ、F過媒体から分離
することができる。アクリル酸及びメタクリル酸の塩は
、水性媒体中で開始剤の存在下に重合させることができ
るが、しかし大程の場合にはポリアクリル酸及び同族体
酸の塩は対応する重合体を有機又は無機塩基で中和する
ことによつて得られる。
また、アクリル酸及びメタクリル酸のアミノアルキルエ
ステル(第四級化されていてもよい)からホモ重合体を
得ることもできる。
一般的には、それらは、塩化物の形で用いられ、そして
アクリル酸と同じ条件下で水溶液で重合せしめられる。
また、アクリルアミドの重合体も用いることができる。
この重合体には多くの単量体、即ち、アクリルアミド、
メタクリルアミド及びそれらのN一置換誘導体の全てが
係る。アクリルアミドは、遊離ラジカル開始剤、例えば
t−ブチルヒドロペルオキシド、過酸化水素、過硫酸ア
ルカリ金属及びアンモニウム、塩素酸塩、過ほう酸塩、
過炭酸塩などにより水溶液重合する。
低温で重合させ且つ高分子量を得るためには過硫酸アン
モニウム−メタ重亜硫酸カリウム型のレドツクス系も用
いられる。工業的には、重合は、30〜60%の単量体
の溶液で30〜60℃の温度に3〜6のPHで、単量体
の0.01〜10重量%に相当する触媒を用いて行われ
る。重合時間は3〜6時間である。重合体は、通常の方
法、即ち噴霧化又は低級アルコールによる沈殿などによ
り粉末状に変換される。また、アクリルアミドは、他の
開始剤、即ちアゾ化合物、光化学系、X線、紫外線など
を用いて重合させることもできる。エチレンオキシド重
合体に関しては、本発明は、100000以上の高分子
量のものに係る。ポリオキシエチレンは、エチレンオキ
シドを触媒、例えばアルカリ土金属の酸化物及び炭酸塩
、塩化、臭化及び酢酸第二鉄の水和物、アルキル一及び
アルキルオキシ−アルミニウム、アルキル一及びアルキ
ルオキシ一亜鉛、アルキル一及びアルキルオキシ−マグ
ネシウム、アルキル一及びアルキルオキシ−カルシウム
などの存在下に重合させることによつて得られる。上記
のホモ重合体の他に、親水性単量体の共重合により得ら
れる可溶性共重合体も用いることができる。
例えば、無水マレイン酸、イタコン酸、アクリルアミド
、メタクリルアミド、アクリロニトリル又はメタクリロ
ニトリル、アクリル酸及びメタクリル酸、これらの塩及
びエステル、アクリル酸及びメタクリル酸のアミノアル
キルエステル(第四級化されていてもよい)、メチルビ
ニルエーテルを共重合させることもできる。本発明の組
成物に用いられる重合体及び共重合体は、このように非
常に種々の性質をとり得るので水性媒体に可溶である。
本発明の実施にあたつて特に好適なものは、アクリルア
ミド、メタクリルアミド、アクリル酸及びその塩とエス
テル、アクリル酸及びメタクリル酸のアミノアルキル(
第四級化されていてもよい)のようなアクリル酸誘導体
の重合体又は共重合体であつて、これらはフランス国特
許第2348227号に記載され、そして下記の工程か
らなる方法によつて得られる。
(1)光重合促進剤、特にベンゾイン及びそのメチル、
エチル又はイソプロピルエーテルをアクリル単量体に対
して0.005〜1重量%、好ましくは0.01〜0.
5重量%の割合で含有するアクリル単量体の水溶液を担
体上に薄層状で連続的に付着させ、その際該溶液は11
?につき1Tf19以下、好ましくは0.5m9以下の
酸素を含むようにし、(4)液体の薄層を300〜45
0mμ、好ましくは330〜400mμの波長の放射線
に1〜20分間、好ましくは3〜7分間照射させ、その
際、活性放射線の平均強度は20〜300ワツト/イで
あるようにし、光重合に付された溶液を覆うガス雰囲気
は5溶量%以下一好ましくは0.5容量%以下の酸素含
有量を有するようにし、そして担体は重合により生ずる
熱を除去するために冷却するようにし、(111)上記
工程中に重合を開始された薄層を冷却された担体上に且
つ酸素を除いた雰囲気中に保持し、それに300〜45
0mμの波長の放射線を1〜20分間、好ましくは3〜
10分間にわたつて照射せしめ、その際活性放射線の平
均強度は300ワツト/イ以上で且つ2000ワツト/
イ以下であるようにし、0V)そのようにして得られた
非液状の薄層を担体から離し、これを空気に露し、30
0〜450mμ、好ましくは330〜400mμの波長
の放射線を30分間〜3時間、好ましくは40分間〜9
0分間にわたり照射し、その際活性放射線の平均強度は
20〜500ワツト/イであるようにすることからなる
水保持物質は水をもたらす。
この水は遊離の水又は吸着水でも、又は結晶水であつて
もよい。第一の種類に属する物には、シリカ及び水和ア
ルミナがあり、単独で又は混合物として用いられ、天然
でも合成のものでもよい。しかして、高表面積を持つ微
粒状で提供される微細沈降シリカを用いることができる
特に好ましくは、200〜400イ/7のBET表面積
を示すシリカが用いられた(BET表面積はJ.A.C
.SJ』、P.3O9、1938年2号に記載のBru
nauer−Emetl−Teller法により決定さ
れる)。シリカの最終粒度は200〜800λである。
同様に本発明に好適なものは、水和シリカゲル特に下記
の三つの主な型のゲルである。
即ち、750〜800m2/7のBET表面積、0.7
3〜0.40cd/yの細孔容積、22〜26λの平均
粒度を持つゲル;300〜350d/7のBET表面積
、0.9〜1.1cr1i/7の細孔容積、120〜1
60λの平均粒度を持つゲル;100〜200イ/7の
BET表面積、1.4〜2.0(−1rL/7の細孔容
積、180〜220λの平均粒度を持つゲル。また、1
0〜500m2/7のBET表面積を示し、そして0.
5〜1.1〜/7の細孔容積及び30〜3000入、好
ましくは600〜3000λの平均細孔直径を有する脱
水シリカゲルも用いることができる。フランス国特許第
2093176号に記載のオートクレーブ処理によれば
シリカを所望の表面積にもたらすことが可能となる。ま
た、水保持物質は、二つの水和形態にあるアルミナ水和
物、即ちAl2O3・3H20及びAl2O3・H2O
であつてよい。
これらは天然形態、即ちヒドロアージライト又はギブサ
イト、バイエライト、ノルドストランダイト、ベーマイ
ト、ダイアスボアの形で、或いは合成形態で用いること
ができる。200〜400m2/7の表面積及び50〜
100λの細孔を示すベーマイト型の乾燥アルミナゲル
又は各種の市販製品、特にバイアー法によつて得られ、
20〜150μの寸法を持つ球状粒子を有するα−三水
塩も用いることができる。
上記の化合物のいずれも既知の物質であり、例えばカー
ク・オスマ一編「EncyclOpediaChemi
calTechnOlOgy」第2巻に記載されている
。また、クレー、天然ゼオライト又は合成ゼオライトの
形の含水けい酸アルミニウムも用いることができる。
用いることのできるクレーの例としては、下記の群に属
するものがあげられる。
カオリン型:カオリナイド、デイツカイト、ナクライト
、アノキサイト、ハロイサイト、エンデリツト、セルペ
ンチッ型:クリオサイト、アメサイト、クロンステダイ
ト、チヤモサイト、ガルニエライト、モンモリロナイト
型:モンモリロナイト(ベントナイト)、ベイデライト
、ノントロナイト、ヘクトライト、サポナイト、ソコナ
イト、バーミキユライト又はクロライド型、 アタパルジャイト又はセピオライト型。
天然ゼオライト、例えば、ほうふつ石、十字沸石、フイ
リツプサイト、ジスモナイト、ローモンタイト、エリオ
ナイト、オフレタイト、レビナイト、ホウジヤサイト、
チヤバザイト、グメリナイト、ナトロナイト、スコレサ
イト、メソライト、トムソナイト、エデイングトナイト
、モルデナイト、フエリエライト、エピスチルバイト、
ビューランタイト、クリノブチロライト、スチルバイト
、ブリユーステライトも用いることができる。
好ましくはホウジヤサイト又はモルデナイトが選ばれる
。合成ゼオライトに関しては、市販のゼオライトを用い
ることができ、これらはA,.X,.Y,.L型5のゼ
オライト並びにモルデナイト、チヤバザイト及びエリオ
ナイト構造を表わすゼオライトである。
ゼオライトX及びYは、800イ/F7のBET表面積
、そしてそれぞれ0.36d/r及び0.34c!l/
fの細孔容積を一般に示す。 TA型、
特に4A型のゼオライトは、10イ/7以下のBET表
面積及び0.30d/F7の細孔容積を有する。含水け
い酸アルミニウムの詳細な説明については、文献、例え
ばクレーについてはカーク・オスマ一編「Encycl
OpediaChemicalTechOnOlOgy
I第5巻を、そして天然及び合成ゼオライトについては
ドナルド・W.Breck著[ゼオライトモレキユラー
シーブA」(ウイリ一・インターサイエンス・パプリケ
ーシヨン社1974年発行)を参照されたい。
最後に、水保持物質としては、また、有機又は無機金属
塩、特にアルカリ又はアルカリ土金属塩の水和物を用い
ることができる。
さらに詳しくは、下記の塩又は誘導体の水和物があげら
れ、これらは単独で、混合物で又は組合せて用いること
ができる。即ち、ナトリウム、カリウム、カルシウム、
マグネシウムなどの炭酸塩、ハロゲン化物、硝酸塩、り
ん酸塩、けい酸塩、硫酸塩、そして酢酸塩、くえん酸塩
、乳酸塩、ラウリン酸塩、酒石酸塩など。具体例として
は、下記のものがあげられる。
前記の水保持物質の中でも、好ましくは、その重量の2
〜3倍の水を吸着できる前述の沈降微細シリカが選ばれ
る。その研究を遂行することによつて、本発明者は、陰
イオン及び(又は)非イオン型の表面活性剤のような第
三の添加剤を添加すると、得られる結果が非常に優れて
いることを見出した。
本発明の好ましい実施態様は、水溶性ガム質を基材とし
、この水溶性ガムの質の他に、水をもたらし又は水を吸
着により保持しやすい水保持物質、陰イオン及び(又は
)非イオン表面活性剤を含むことを特徴とする溶解性が
向上した組成物からなる。
驚いたことに、本発明の組成物がガム質の溶解を向上さ
せ、そしてこのことはガム質が出発時に可溶化困難性を
示せば示すほど明らかであることがわかつた。
表面活性剤を選択するにあたつては、他にもあるが、カ
ーク・オスマ一編「EncyclOpediaChem
icalTechnOlOgy」第19巻、又は「表面
活性剤科学シリーズ」(マーセル・デツカ一社発行)の
各種の研究、即ち第1巻:マーチンJ.シツクの「非イ
オン表面活性剤」、第7巻:ワーナ一M.リンフイール
ドの「非イオン表面活性剤」又はMc.カツチヨンの研
究「洗剤及び乳化剤」(国際及び北米版)をあげること
ができる。
有用な陰イオン表面活性剤の例としては下記のものがあ
げられる。(a) 8〜24個、好ましくは14〜20
個の炭素原子を有する飽和又は不飽和脂肪酸のナトリウ
ム又はカリウム塩のようなアルカリ金属石けん、或いは
N−ラウリルザルコニス酸ナトリウム、N−アシルザル
コニス酸ナトリウムのようなアミノカルボン酸の誘導体
〕)アルキルスルホン酸塩、アリールスルホン酸塩又は
アルキルアリールスルホン酸塩のようなスルホン酸アル
キル、特に、例えばジエチルヘキシルスルホこはく酸ナ
トリウム、ジオクチルスルホこはく酸ナトリウムのよう
なスルホこはく酸ジエステルの如きアルキルスルホン酸
塩;式R1−C6H4SO3Ml(ここでR1は8〜1
3個の炭素原子を含有する線状又は分岐状アルキル基、
例えばノニル、ドデシル、トリデシル基であり、M1は
ナトリウム、カリウム原子、アンモニウム基、ジエタノ
ールアミン又はトリエタノールアミン基を表わす)のア
ルキルベンゼンスルホン酸塩;式(R)NO−ClOH
7−NOSO3Ml(ここでNOは1〜3の数であり、
基Rは1〜4個の炭素原子を含有する線状又は分岐状ア
ルキル基、例えばメチル、イソプロピル、イソブチル基
であり、M,は前記の意味を有する)のアルキルナフタ
リンスルホン酸塩。
他のスルホン酸塩、例えば式(ここでR2は11〜18
個の炭素原子を有するアルキル基であり、R′2はメチ
ル−エチル基である)のN−アシル−N−アルキルタウ
リン酸塩、例えばN−オレオイル一N−メチルタウリン
酸又はN−パルミトイル一N−メチルタウリン酸ナトリ
ウム;Cl4〜Cl8の線状オレフイン留分のスルホン
化により得られるスルホン化オレフインなども用いるこ
とができる。
・)硫酸塩及び硫酸化物質。
式R3OSO3Mlの硫酸アルキルの中でも、特に基R
3がラウリル、セチル、ミリスチル基であり、M1が前
記の意味を有するものがあげられる。硫酸化された天然
油脂:硫酸化オレフイン酸のジナトリウム塩;式R4C
O−CH2−CH2YOSO3Ml(ここで基R4は6
〜16個の炭素原子を含有するアルキル基、例えばミリ
スチル基又は例えばヘキシル、オクチル、デシル、ドデ
シルのような線状又は分岐状アルキル基であり、n1は
1〜4であつてよいエチレンオキシドのモル数であり、
M,は前記の意味を有する)の硫酸化ポリオキンエチレ
ン化脂肪族アルコール;式(ここで基R5は8〜13個
の炭素原子を含有する線状又は分岐状アルキル基、例え
ばオクチル、ノニル、ドデシル基であり、N,は1〜6
であつてよいエチレンオキシドのモル数であり、M1は
前記の意味を有する)の硫酸化ポリオキシエチレン化ア
ルキルフエノール。
(d)りん酸アルカ1几オルトリん酸のモノ又はジエス
テル又はそれらの塩。
これらは、りん酸アルキルについては式(R6O)2P
0(0M2)2で、りん酸ジアルキルについては式(R
6O)2P0(0M2)(ここで基R6は6〜12個の
炭素原子を含有する線状又は分岐状アルキル基であり、
M2は水素、ナトリウム又はカリウム原子である)で表
わすことができる。
基R6の例としては、n−ヘキシル、n−オクチル、n
−エチルヘキシル、ジメチルヘキシル、n−デシル、ジ
メチルオクチル、トリメチルフブチル、トリメチルノニ
ルをあげることができる。ポリオキシエチレン化オルト
リん酸のモノ又はジエステル又はそれの塩。これは、ポ
リオキシエチレン化りん酸アルキルについては次式で、
ポリオキシエチレン化りん酸ジアルキルについては次式
(ここで再R,は6〜12個の炭素原子を有する線状又
は分岐状アルキル基、フエニル基、アルキル鎖が8〜1
2個の炭素原子を有するアルキルフエニル基を表わし、
N3は2〜8であつてよいエチレンオキシド数であり、
M2は前記の意味を有する)で表わすことができる。
基R7の例としてはヘキシル、オクチル、デシル、ドデ
シル、ノニルフエニルがあげられる。非イオン表面活性
剤としては、―般的にいつて、アルキレンオキシドと脂
肪族又はアルキル芳香族であつてよい有機化合物とを縮
合させることによつて得られる化合物を用いることがで
きる。
適当な非イオン表面活性剤は、次のものである。(a)
ポリオキシエチレン化アルキルフエノール例えば、アル
キルフエノール1モルにつき5〜25モルの割合のエチ
レンオキシドの縮合生成物。アルキル基は6〜12個の
炭素原子を有する線状又は分岐状である。特に、ノニル
フエノールに1モルにつき約10〜30モルのエチレン
オキシドを縮合させたもの、ジノニルフエノールに1モ
ルにつき15モルのエチレンオキシドを縮合させたもの
、ドデシルフエノールに1モルにつき12モルのエチレ
ンオキシドを縮合させたものがあげられる。(b) 8
〜22個の炭素原子を含有する線状又は分岐状脂肪族ア
ルコールに5〜30モルのエチレンオキシドの割合でエ
チレンオキシドを縮合させることにより生ずるポリオキ
シエチレン化脂肪族アルコール。
例えば、約15モルのエチレンオキシドと1モルのトリ
デカノール又はコプラアルコールとの縮合生成物、ミリ
スチルアルコールに10モルのエチレンオキシドを縮合
させたもの。(c)脂肪族アミド、例えば、ラウリン酸
又はやし油酸のような、ポリオキシエチレン化されてい
てよい脂肪酸のジエタノールアミド。
(d)ポリオキシエチレン化及びポリオキシプロピレン
化誘導体。
この種の表面活性剤の例は、「PLURONICS」の
名で周知の製品である。これらは、低分子の活性水素化
合物、例えばプロピレングリコールにプロピレンオキシ
ド、次いでエチレンオキシドを逐次付加させることによ
つて得られる。表面活性剤が本発明の組成物に容易に配
合されるためには、それは固体、好ましくは粉末状で導
入される。
表面活性剤は固体状、そしてより一般には液体状で存在
する。
液体状の界面活性剤の場合には、それは、吸着及び脱着
でき、化学的に不活性な不溶性又は可溶性の粉末状担体
に担持させねばならない。場合により水を加えた水保持
物質よりなる粉末上に直接吸着させることができる。好
ましい態様によれば、アルキルナフタリンスルホン酸ナ
トリウム、特にジイソプロピルナフタリンスルホン酸ナ
トリウムのような固体状表面活性剤が選ばれる。
本発明の組成物の各種構成成分の割合は、それらの成分
の性質や種類に左右されるので、一般的態様で定義する
のは困難である。
したがつて、各特別の場合に、パラメータを下記の態様
で変えることによつて容易に決定される。
まず、与えられた系、ガム質、水保持物質、表面活性剤
に対し、ガム質/水及び水保持物質/水の重量比を変え
るが、表面活性剤含有量を一定にして各種の組成物が製
造され、次いで一定のガム質含有量(0,5重量%)の
ゾルが製造される。そして、ガム質/水の比の関数とし
てゾルの粘度の変化を表わすグラフが描かれる。これよ
り、粘度の最大発達速度を得るのを可能にするガム質/
水の比が決定される。ガム質/水の比を一定にすれば水
保持物質/水の比が規定される。
この比は実質上物質の吸着係数の関数である。したがつ
て、水を吸着した物質は微粉末を与え、そしてペースト
状でないことが必要である。同様に、ガム質/水の比を
一定にすると共に、いろいろな界面活性剤含有量の関数
としてゾルの粘度の変化を表わすグラフを描くことによ
つて組成物中の表面活性剤の最適含有量が決定される。
各構成成分の割合については、下記の範囲から選ぶこと
ができよう。組成物中に存在する水の量は、(ガム質/
水)の重量比で表わされ、6.5:1、好ましくは2.
5:1の広い範囲にわたることができる。
下方限界は臨界性を示さない。これに対して、この比は
4を越えないのが好ましいであろう。水保持物質の量は
、(水保持物質/水)の重量比で規定され、好ましくは
0.3〜0.6であるが、0.3〜2.6の広い範囲で
選ぶことができよう。
表面活性剤の使用量は、表面活性剤の重量と本発明の組
成物の全重量との間の比で規定されるが、0−0.10
の間であつてよい。上方限界は臨界性を示さないが、0
.25よりも大きい重量比としても何の利益もない、表
面活性剤の量は、好ましくは、比が0〜0.07の間で
あるように選ばれる。本発明のガム質を基材とする組成
物の例を以下に示す。本発明の組成物の製造については
、組成物の水が外部からもたらされた水か又は結晶水で
あるかにより並びに表面活性剤が固体か又は液体である
かによりわずかに変る。
本発明の組成物の製造法は、場合により水を吸収させた
水保持物質とガム質を乾式混合し、場合により陰イオン
及び(又は)非イオン表面活性剤を添加することからな
る。
水保持物質に水を含浸させることからなる第一操作は、
次の物質、即ち沈降微細シリカ、脱水シリカゲル、アル
ミナ水和物及び水和けい酸アルミニウムに係る。
水保持物質に水がかきまぜながら添加される。これは、
水保持物質として水和シリカゲル、無機又は有機塩水和
物が選ばれるときには行われない。水保持物質は、水に
よる含浸を受けたときと同じ乾燥粉末の形態にある。
次いで、ガム質との混合が既知の型の混合機、即ち、シ
ユート付タンブラ一型混合機、スクリユ一に対して垂直
又水平式の混合機、レーデイジ型水平混合機などで行わ
れる。
本発明の組成物への表面活性剤の導入は、固体のときは
、水保持物質とガム質とからなる混合物に対して行われ
る。
表面活性剤が液体状であるならば、一般には水保持物質
に水と同時に又は続けて吸収せしめられ、次いでガム質
との混合が行われる。成分の全てが混合機に導入された
ならば、混合が続けられる。
操作時間は、用いられる装置に左右され、そして均質混
合物を得るように当業者により容易に決定される。前記
の方法により、優れた貯蔵安定性を有する粉末状組成物
が得られる。
本発明に従えば、本発明の組成物を用いてゾルが製造さ
れる。
このゾルの製造は、典型的な攪拌手段(アンカー型、羽
根又はタービン型などの攪拌機)でかきまぜた水性媒体
に粉末状組成物を添加するだけで行われる。
本発明の組成物を水に導入するには、これは何の支障も
なく一回で迅速に行われる。
特別に注意を払う必要もない。組成物の導入量は、一般
に、ゾルの濃度が水溶性ガム質で表わして0.3〜10
重量%であるような量である。
次いで、一定の粘度が得られるまで撹拌し続けられるが
、通常は10〜30分間で十分である。
ガム質を本発明の組成物の形にしたために、ガム質の溶
解の改善並びに得られるゾルの最高粘度の発達速度の増
大が認められる。また、本発明の組成物より得られたゾ
ルは通常の貯蔵条件下に完全に安定であることが指適さ
れる。
ここで、本発明の実施を例示するための各種の実施例を
示すが、これらは本発明を何ら制限するものではない。
実施例を詳述する前に、本発明の組成物及びゾルの製造
操作条件、即ち、逆の取決めを除いて実施例の全てで反
復される条件を記載する。
組成物の製造態様は次の通りである。
まず、必要に応じて、水保持物質に選定された比で水を
吸着させる。
これを行うには、水保持物質を入れたビーカ一に水をか
きまぜながらゆつくりと注ぐ。水保持物質に水溶性ガム
質を添加し、混合する。
最後に固体表面活性剤を加える。その組成物を粉末混合
機で1時間均質化する。
ゾルの製造条件は次の通りである。いずれの場合も40
0fのゾルが作られる。まず、100rpmの速度で回
転するフレーム型撹拌装置を備えたビーカ一に、25フ
HT(即ち、100mf/1f)Ca++イオン)の硬
度を有する水道水である400tの水を導入する。
所定量の粉末状組成物を素早く注ぐ。
添加時間は30秒以内である。一定粘度となるまで攪拌
し続ける。
なお、溶解試験は緩かな撹拌条件の選択によつて厳しく
なり、かくして分散性の改善を追跡するのを可能とし、
そして高い速度は利益があるにすぎないことに注目する
必要がある。
用いた攪拌機は、水に注いだ粉末の湿濡を助けるように
上部が水の表面を混ぜ合すように水中に置かれた羽根で
ある。
下記の実施例は、表面活性剤を含有する本発明の各種の
組成物を例示する。
また、本発明の組成物より得られたゾルの性質を水溶性
ガムだけを含有するゾルと比較する。これらの実施例の
いずれにおいても、百分率(%)は重量で表わす。
例1〜6 試験A−F 下記の例は、次の天然ガム質、 アルギン酸ナトリウム、 アラビアゴム、 アドラガントゴム、 カロウベゴム ペクチン(L,M(1)及び(H.M.)の使用を例示
する。
(1)天然ガム質を基材とする組成物の製造前記の天然
ガム質と水保持物質としての軽い沈降シリカ及び陰イオ
ン表面活性剤(これはジイソプロピルナフタリンスルホ
ン酸ナトリウムである)を含有する本発明の組成物を作
る。
作つた組成物のいずれも下記の処方を有する。60%の
水溶性ガム質、 11.65%の沈降シリカ(TixOsil38A)、
5%のジイソプロピルナフタリンスルホン酸ナトリウム
(SupragilWP)、23.35%の水道水。
各成分の特徴を以下に示す。
用いたアルギン酸ナトリウムは、 LaminOria属の海藻類から抽出され、商品名「
Aqualgine」として市販されている精製された
製品である。
アラビアゴム及びアドラガントゴムは、イラネツクス社
より市販されている製品である。
用いたカロウベゴムは、VidOgumLで市販されて
いる物質である。その分子量は100000であり、そ
の組成は次の通りである。
ガラクトマンノースー75−80%(その15〜20%
はガラクトースで、80〜85%はマンノース)、脂肪
=0.8−1,2%、たん白質=5.3−5.6%、繊
維部分−0.8−1.3%、乾燥減量−12.0−14
.01全灰分−0.91.3%oペクチン(L.M.)
及び(H.M.)は、それぞれ商品番号325NH95
及びRSl5Oそ(迅速硬化1505Sag)としてユ
ニペクチン社より市販されている物質である。
ペクチン(L.M.)は、26〜36%のエステル化率
を有し、ペクチン(H.M.)は71〜74%のエステ
ル化率を有する。TixOsll38Aは、250rr
1/7のBET表面積、400λ〜2.5μの大きさの
細孔について1.80〜/7の細孔容積及び7%以下の
105℃での湿分を有する沈降シリカである。
SupragilWPは、固体状の陰イオン表面活性剤
であるジイソプロピルナフタリンスルホン酸ナトリウム
である。詳しくは、これは次式(C3H7升而ClOH
7−NOSO3Na(NO:1.8)に相当する。組成
物の製造は前記した条件で行つた。
ミ!)ゾルの製造上に規定した組成物により1%の
一定のガム質含有量を有するゾルを製造する。
また、水溶性ガム質だけを含む一連の対照試験(試験A
−F)を行う。
ゾルの製造操作条件は、実施例の説明の前に示したもの
である。
3)粘度の測定 本発明の組成物及び各種の水溶性ガム質で得られたゾル
の粘度を決定する。
粘度の測定は、ブルツクフイールド粘度計モデルRによ
り、10rpmの速度で、プランシャー應1を用いて2
3゜Cで行う。
測定は、10分間、30分間及び60分間の攪拌後に行
う。
得られた結果は、本発明の組成物については表1に、ガ
ム質単独のものについては表に要約する。
表1及びの比較分析から、本発明の組成 物の形の天然ガム質が全ての場合に水性媒体へのガム質
の分散を改善し、そしてカロウベゴムの分散速度に対し
て明確な効果を、またペクチンについてかなりの効果を
有することがわかる。
例7〜8試験G及びH 下記の例では、合成ガム質、即ち、陽イオン型としてメ
タクリル酸エチルトリメチルアンモニウムクロリドのホ
モ重合体(FlOcOgilC4)を、陰イオン型のも
のとしてアクリル酸とアクリルアミドとの共重合体(F
lOcOgilAD37)を用いる。
(1)今成ガム質を基材とする組成物の製造二つの重合
体を天然ガム質と同じ条件で処方する。
これらの特性は次の通りである。
FlOcOgilC4は、白色微細粉末の形の強陽イオ
ン性高重合体である。
これは、フランス国特許第2348227号に記載の方
法で具合よく製造される。FlOcOgllAD37は
、6〜8X103の高分子量を持つ中陰イオン性重合体
で、白色微粉末状である。
これは、フランス国特許第2348227号に記載の実
施態様で得られる。
(2)ゾルの製造前記の例と同じ態様で、本発明の組成
物により、メタクリル酸エチルトリメチルアンモニウム
クロリドホモ重合体については0.5%の重合体含有量
(重合体の重量で表わして)、そしてアクリル酸/アク
リルアミド共重合体については1%の含有量を有するゾ
ルを製造する。
これと平行して、合成ガム質だけを含有するゾルを製造
する。
3)粘度の測定 各種のゾルの粘度を5、15、30及び60分後に、ブ
ルツクフイールド粘度計モデルRVにより10rpmの
速度で且つプランシャー應2を用いて測定する。
本発明の組成物により得られた結果を表に、そして対照
試験の結果を表に要約する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 水溶性ガム質(ただし、バイオゴムを除く)と、水
    を保持し又は水を吸着により保持しやすい水保持物質を
    含有することを特徴とする、水溶性ガム質を基材とし、
    その溶解が容易にされた組成物。 2 水溶性ガム質が天然ガム質、変性天然ガム質、合成
    ガム質又はそれらの混合物であることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の組成物。 3 水溶性ガム質が寒天、アルギン酸塩、カラゲニル酸
    塩、アラビアゴム、アドラガントゴム、カロウベゴム、
    グアーゴム、ペクチン又はゼラチンのような天然ガム質
    であることを特徴とする特許請求の範囲第1又は2項記
    載の組成物。 4 水溶性ガム質がメチルセルロース、エチルセルロー
    ス、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピル
    セルロース、エチルヒドロキシエチルセルロース、カル
    ボキシメチルセルロースナトリウム、カルボキシメチル
    ヒドロキシエチルセルロースナトリウムのようなセルロ
    ース誘導体であることを特徴とする特許請求の範囲第1
    又は2項記載の組成物。 5 水溶性ガム質がポリビニルアルコール、ポリビニル
    ピロリドン、ポリビニルメチルエーテル、ポリアクリル
    酸及びポリメタクリル酸、それらの塩又はエステル、ポ
    リアクリルアミド及びポリメタクリルアミド、エチレン
    オキシド重合体並びにこれら重合体の誘導体のような合
    成ガム質であることを特徴とする特許請求の範囲第1又
    は2項記載の組成物。 6 水溶性ガム質がアクリルアミド、メタクリルアミド
    、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、アクリル酸
    及びメタクリル酸、それらの塩及びエステル、アクリル
    酸及びメタクリル酸アミノアルキル(第四級化されてい
    てもよい)のような単量体を重合又は共重合させること
    によつて得られる合成ガム質であることを特徴とする特
    許請求の範囲第1又は2項記載の組成物。7 水保持物
    質が沈降微細シリカ、水和シリカゲル、脱水シリカゲル
    、天然又は合成のアルミナ水和物、クレー、天然又は合
    成ゼオライト、無機又は有機塩の水和物であることを特
    徴とする特許請求の範囲第1〜6項のいずれかに記載の
    組成物。 8 水保持物質が200〜400m^2/gのBET表
    面積及び200〜800Åの粒度を有する沈降微細シリ
    カ或いは単独で、混合物で又は組合せて用いられる下記
    の塩、即ちナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネ
    シウムの炭酸塩、ハロゲン化物、硝酸塩、りん酸塩、け
    い酸塩、硫酸塩、そして酢酸塩、くえん酸塩、乳酸塩、
    ラウリン酸塩、酒石酸塩であることを特徴とする特許請
    求の範囲第1〜7項のいずれかに記載の組成物。 9 水保持物質がその重量の2又は3倍の水を吸着でき
    る沈降微細シリカであることを特徴とする特許請求の範
    囲第1〜8項のいずれかに記載の組成物。 10 組成物中の水の量が、(ガム質/水)重量比が6
    .5:1、好ましくは2.5:1であるような量である
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1〜9項のいずれか
    に記載の組成物。 11 水保持物質の量が、(水保持物質/水)重量比が
    0.3〜2.6、好ましくは0.2〜0.6であるよう
    な量であることを特徴とする特許請求の範囲第1〜10
    項のいずれかに記載の組成物。 12 水溶性ガム質(ただし、バイオゴムを除く)と、
    水を保持し又は水を吸着により保持しやすい水保持物質
    と、陰イオン及び(又は)非イオン表面活性剤を含有す
    ることを特徴とする、水溶性ガム質を基材とし、その溶
    解が容易にされた組成物。 13 水溶性ガム質が天然ガム質、変性天然ガム質、合
    成ガム質又はそれらの混合物であることを特徴とする特
    許請求の範囲第12項記載の組成物。 14 水溶性ガム質が寒天、アルギン酸塩、カラゲニル
    酸塩、アラビアゴム、アドラガントゴム、カロウベゴム
    、グアーゴム、ペクチン又はゼラチンりような天然ガム
    質であることを特徴とする特許請求の範囲第12又は1
    3項記載の組成物。 15 水溶性ガム質がメチルセルロース、エチルセルロ
    ース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピ
    ルセルロース、エチルヒドロキシエチルセルロース、カ
    ルボキシメチルセルロースナトリウム、カルボキシメチ
    ルヒドロキシエチルセルロースナトリウムのようなセル
    ロース誘導体であることを特徴とする特許請求の範囲第
    12又は13項記載の組成物。 16 水溶性ガム質がポリビニルアルコール、ポリビニ
    ルピロリドン、ポリビニルメチルエーテル、ポリアクリ
    ル酸及びポリメタクリル酸、それらの塩又はエステル、
    ポリアクリルアミド及びポリメタクリルアミド、エチレ
    ンオキシド重合体並びにこれら重合体の誘導体のような
    合成ガム質であることを特徴とする特許請求の範囲第1
    2又は13項記載の組成物。 17 水溶性ガム質がアクリルアミド、メタクリルアミ
    ド、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、アクリル
    酸及びメタクリル酸、それらの塩及びエステル、アクリ
    ル酸及びメタクリル酸アミノアルキル(第四級化されて
    いてもよい)のような単量体を重合又は共重合させるこ
    とによつて得られる合成ガム質であることを特徴とする
    特許請求の範囲第12又は13項記載の組成物。 18 水保持物質が沈降微細シリカ、水和シリカゲル、
    脱水シリカゲル、天然又は合成のアルミナ水和物、クレ
    ー、天然又は合成ゼオライト、無機又は有機塩の水和物
    であることを特徴とする特許請求の範囲第12〜17項
    のいずれかに記載の組成物。 19 水保持物質が200〜400m^2/gのBET
    表面積及び200〜800Åの粒度を有する沈降微細シ
    リカ或いは単独で、混合物で又は組合せて用いられる下
    記の塩、即ちナトリウム、カリウム、カルシウム、マグ
    ネシウムの炭酸塩、ハロゲン化物、硝酸塩、りん酸塩、
    けい酸塩、硫酸塩、そして酢酸塩、くえん酸塩、乳酸塩
    、ラウリン酸塩、酒石酸塩であることを特徴とする特許
    請求の範囲第12〜18項のいずれかに記載の組成物。 20 水保持物質がその重量の2又は3倍の水を吸着で
    きる沈降微細シリカであることを特徴とする特許請求の
    範囲第12〜19項のいずれかに記載の組成物。21
    表面活性剤がアルカリ金属石けん、スルホン酸アルカリ
    、硫酸塩及び硫酸化された物質、ホスホン酸アルカリの
    ような陰イオン表面活性剤及び(又は)ポリオキシエチ
    レン化アルキルフェノール、ポリオキシエチレン化脂肪
    族アルコール、脂肪族アミド、ポリオキシエチレン化及
    びポリオキシプロピレン化された誘導体のような非イオ
    ン表面活性剤であることを特徴とする特許請求の範囲第
    12〜20項のいずれかに記載の組成物。 22 表面活性剤がアルキルスルホこはく酸ナトリウム
    、アルキルナフタリンスルホン酸ナトリウム、スルホン
    化オレフィンであることを特徴とする特許請求の範囲第
    21項記載の組成物。 23 表面活性剤がジイソプロピルナフタリンスルホン
    酸ナトリウムであることを特徴とする特許請求の範囲第
    21又は22項記載の組成物。 24 組成物中の水の量が、(ガム質/水)重量比が6
    .5:1、好ましくは2.5:1であるような量である
    ことを特徴とする特許請求の範囲第12〜23項のいず
    れかに記載の組成物。 25 水保持物質の量が、(水保持物質/水)重量比が
    0.3〜2.6、好ましくは0.3〜0.6であるよう
    な量であることを特徴とする特許請求の範囲第12〜2
    4項のいずれかに記載の組成物。 26 表面活性剤の量が、表面活性剤の重量と組成物の
    全重量の間の比が0〜0.10、好ましくは0.03〜
    0.07の間であるような量であることを特徴とする特
    許請求の範囲第12〜25項のいずれかに記載の組成物
    。 27 30〜70重量%の水溶性ガム質、7〜40重量
    %の水保持物質、0〜10重量%の陰イオン及び(又は
    )非イオン表面活性剤、15〜37重量%の水を含有す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第12〜26項のい
    ずれかに記載の組成物。 28 50〜60重量%の水溶性ガム質、8〜15重量
    %の水保持物質、3〜7重量%の陰イオン及び(又は)
    非イオン表面活性剤、24〜36重量%の水を含有する
    ことを特徴とする特許請求の範囲27項記載の組成物。 29 水を保持し又は水を吸着により保持しやすい水保
    持物質を水溶性ガム質(ただしバイオゴムを除く)と乾
    式混合することからなることを特徴とする、水溶性ガム
    質を基材とし、その溶解が容易にされた組成物の製造法
    。 30 水を保持し又は水を吸着により保持しやすい水保
    持物質を水溶性ガム質(ただしバイオゴムを除く)と乾
    式混合し、そして陰イオン及び(又は)非イオン表面活
    性剤を添加することからなることを特徴とする水溶性ガ
    ム質を基材とし、その溶解が容易にされた組成物の製造
    法。 31 水保持物質とガム質からなる混合物に固体表面活
    性剤を添加することを特徴とする特許請求の範囲第30
    項記載の方法。 32 水保持物質に液状表面活性剤を水と同時に又は順
    次に吸着させ、次いでガム質との混合を行うことを特徴
    とする特許請求の範囲第31項記載の方法。
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