JPS5920674B2 - ピリド (2,3−d) ピリミジンユウドウタイノセイゾウホウ - Google Patents

ピリド (2,3−d) ピリミジンユウドウタイノセイゾウホウ

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JPS5920674B2
JPS5920674B2 JP50152326A JP15232675A JPS5920674B2 JP S5920674 B2 JPS5920674 B2 JP S5920674B2 JP 50152326 A JP50152326 A JP 50152326A JP 15232675 A JP15232675 A JP 15232675A JP S5920674 B2 JPS5920674 B2 JP S5920674B2
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JP
Japan
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group
pyrimidine
dimethylformamide
reaction
solvent
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JP50152326A
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JPS5273897A (en
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博之 井出
晃 中川
照美 八谷
宗彦 平野
敏治 本村
寛治 野田
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Hisamitsu Pharmaceutical Co Inc
Original Assignee
Hisamitsu Pharmaceutical Co Inc
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  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一般式(I)O □R’ (1、 (式中、Xは酸素原子又は抱負原子を、R1はフェニル
基、置換フェニル基又はピリジル基を、R2はアルキル
基又は不飽和アルキル基を意味する)で表かされるピリ
ド〔2、3−d〕ピリミジン誘導体の製造法に関するも
のである。
更に詳しくは一般式 (■) O−R1(l) (式中、Aはハロゲン原子、低級アルコキシ基、アリー
ルオキシ基、低級アルキルチオ基、アリールチオ基、低
級アルキルスルホニル基又はアリルスルホニル基を、R
1 は前記と同じ意味を有する)で表わされる化合物に
一般式(■)R2NCX(■) (式中、X及びR2は前記と同じ意味を有する)で表わ
される化合物を反応させ、前記一般式田で表わされる化
合物を製造する方法に関するものである。
前記一般式(1),()及び(]におけるR1及びR2
に就いて更に詳しく説明すると、R1の置換フエニル基
は塩素、臭素、弗素、沃素等のハロゲン原子、メチル,
エチル等の低級アルキル基、メトキシ、エトキシ等の低
級アルコキシ基、ニトロ基、トリフルオロメチル基、ト
リフルオロメチルチオ基、低級アルコキシカルボニルメ
チル基及びメシル基が任意の位置に1〜2個置換したフ
エニル基を、ピリジル基は2−ピリジル,3−ピリジル
,4−ピリジルを表わす。
又、R2のアルキル基はメチル,エチル,n−プロピル
,イソプロピル,n−ブチル,イソブチル等の低級アル
キル基及び低級アルコキシ基,低級シクロアルキル基、
ハロゲン原子、低級アルコキシカルボニルメチル基,ア
リール基等が置換した低級アルキル基を表わす。本発明
者等は医薬品の開発を目的として、長年にわたリピリド
〔2,3−d〕ピリミジン誘導体の合成研究を歌ねて来
た結果、顕著な鎮痛作用、抗炎症作用及び中枢神経抑制
作用等の薬理作用を有する多数の化合物を合成し、特許
を受けるべく既に出願中である。
その後、更にすぐれた合成法を見出すべく種々研究を進
めた所、下記の反応式で示す様に初期に予期した化合物
([V)は得られず、R1とR2が転位した成績体()
を収量よく得を新合成法を見出し本発明を完成したので
ある。本発明は従来法にくらべ収率もよく又、反応工程
が短く企業的に有利である等の長所を有し、産業上非常
に有用な製法である。
前記の反応はテトラヒドロフラン,ジグリム,ベンゼン
,トルエン,ジオキサン,ジメチルホルムアミド等の有
機溶媒中、水素化ナトリウム,水素化カリウム等の金属
化合物の存在下で行なわれる。
反応は室温でも進行するが、加温すると速やかに進行し
短時間で反応は完結する。反応生成物は減圧下に溶媒を
留去し、残渣をメタノール,酢酸エチル,エーテル等の
有機溶謀で再結晶するか又はカラムクロマト法によつて
分離精製することによつて純品を得ることが出来る。
以下に実施例を示し、本発明を更に具体的に説明する。
実施例 1 2−クロロ−N−フエニルニコチン酸アミド29をジメ
チルホルムアミド20dに溶解後、約55%水素化ナト
リウム0.459を加え室温で30分間撹拌後、水冷下
でジメチルホルムアミド5dにエチルイソシアネート1
.849を溶解したものを滴下した。
その後、50℃で4時間攪拌した。反応後、減圧下に溶
媒を留去し残渣に氷水を加え粗結晶を得た。これをメタ
ノールより再結晶して無色針状晶の1−フエニル一3−
エチル−2,4−ジオギソ一1,2,3,4−テトラヒ
ドロピリド〔2,3−d〕ピリミジン1.969を得た
。この物質の融点及び元素分析値は次の通りであつた。
実施例 2 2−クロロ−N−(m−ニトロフエニル)ニコチン酸ア
ミド59をジメチルホルムアミド457f1!,に溶解
後、約55(fl)水素化ナトリウム0.959を加え
室温で30分間撹拌後、氷冷下でジメチルホルムアミド
10dにエチルイソシアネート3.8gを溶解し現もの
を滴下後、室温で1時間撹拌した。
加え粗結晶を得た。これをクロロホルムとエーテルの混
合溶媒より再結晶して、無色針状晶の1−(m−ニトロ
フエニル)−3−エチル−2,4−ジオキソ一1,2,
3,4−テトラヒドロピリド〔2,3−d〕ピリミジン
4.49を得た。この物質の融点及び元素分析値は次の
通りであつた。
実施例 3 2−メトキシ−N−(m−トリフルオロメチルフエニル
)ニコチン酸アミド1.8f!をジメチルホルムアミド
20wL1に溶解後、約50%の水素化ナトリウム0.
279を加え室温で20分間撹拌した。
次にメチルイソシアネート0.879とジメチルホルム
アミド5dの溶液を室温で徐々に加え1時間撹拌後、5
0〜60℃で2時間反応させた。反応終了後、減圧下に
溶媒を留去し残渣をエーテルで抽出、脱水後、アルミナ
を充填したカラムに吸着させエーテルで展開し、溶出部
の溶媒を留去し残渣をエーテルと石油エーテルの混合溶
媒より再結晶して、無色針状晶の1−(m−トリフルオ
ロメチルフエニル)−3−メチル−2,4−ジオキソ一
1,2.3,4−テトラヒドロピリド〔2,3−d〕ピ
リミジン1.19を得た。この物質の融点及び元素分析
値は次の通りであつた。
実施例 4 2−エチルスルホニル−N−(m−プロモフエニル)ニ
コチン酸アミド1.09をジメチルホルムアミド30m
1に溶解後、約50%水素化ナトリウム0.149を加
え室温で15分間撹拌した。
次にジメチルホルムアミド57!Leとメチルイソシア
ネート0.469を徐々に加え室温で1時間撹拌後、約
60℃で3時間反応させた。反応終了後、減圧下に溶媒
を留去し残渣に水を加え析出した結晶を淵取しメカノー
ルより再結晶して、無色プリズム晶の1−(m−プロモ
フエニル)−3−メチル−2,4−ジオキソ一1,2,
3,4−テトラヒドロピリド〔2,3−d〕ピリミジン
0.769を得た。この物質の融点及び元素分析値は次
の通りであつた。実施例 5 2−フエニルチオ一N−(m−クロロフエニル)ニコチ
ン酸アミド1.59とジメチルホルムアミド30m1の
溶液に約50%の水素化ナトリムウ0.289を加え1
5分間撹拌した。
これに10m1のジメチルホルムアミドとエチルイソシ
アネート1.19を徐々に加え室温で1時間撹拌後、約
50〜60℃で2時間反応させた。反応終了後、減圧下
に溶媒を留去し残渣を酢酸エチルで抽出、脱水後、アル
ミナを充填したカラムに吸着させ酢酸エチルで展開し溶
出液を濃縮放置して、無色プリズム晶の1−(m−クロ
ロフエニル)−3−エチル−2,4−ジオキソ一1,2
.3,4−テトラヒドロピリド〔2,3−d〕ピリミジ
ン0.89を得た。この物質の融点及び元素分析値は次
の通りであつた。実施例 6 2−クロロ−N−(P−ニトロフエニル)ニコチン酸ア
ミド59をジメチルホルムアミド20m1に溶解後、約
55%水素化ナトリウム1.09を加え室温で30分間
撹拌した。
その後、氷冷下にジメチルホルムアミド10m1とエチ
ルチオイソシアネート4.79の溶液を徐々に滴下し、
室温で3時間反応させた。反応終了後、減圧下に溶媒を
留去し残渣に氷水を加え析出した結晶を淵取し、クロロ
ホルムに溶解しシリカゲルを充填したカラムに吸着させ
クロロホルムで展開し、第一溶出部の溶媒を留去しクロ
ロホルムと石油エーテルの混合溶媒より再結晶して、無
色プリズム晶のl−(P一ニトロフエニル)−3−エチ
ル−2−チオ−4−オキソ一1,2,3,4−テトラヒ
ドロピリド〔2,3−d〕ピリミジン4.19を得た。
この物質の融点及び元素分析値は次の通りであつた。
実施例 7 2−エチルスルホニル−N−(m−クロロフエニル)ニ
コチン酸アミド3.2gをジメチルホルムアミド30m
1に溶解後、約50%の水素化ナトリウム0.59を加
え室温で15分間撹拌した。
次にジメチルホルムアミド10dとエチルチオイソシア
ネート2.69の溶液を冷却下に滴下後、室温で4時間
反応させた。反応終了後、減圧下に溶媒を留去し残渣に
水を加え析出した結晶を済取し、クロロホルムに溶解し
シリカゲルを充填したカラムに吸着させ、クロロホルム
で展開し溶出部の溶媒を留去し、残渣をメタノールで再
結晶して、無色針状晶の1−(m−クロロフエニル)−
3−エチル−2−チオ−4−オキソ一1,2,3,4−
テトラヒドロピリド〔2,3−d〕ピリミジン1.99
を得た。この物質の融点及び元素分析値は次の通りであ
つた。実施例 8〜222 実施例1〜7の方法に準じて次表の化合物を収量よく合
成した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Aはハロゲン原子、低級アルコキシ基、アリー
    ルオキシ基、低級アルキルチオ基、アリールチオ基、低
    級アルキルスルホニル基又はアリールスルホニル基を、
    R^1はフェニル基、置換フェニル基又はピリジル基を
    意味する)で表わされる化合物に一般式R^2NCX (式中、Xは酸素原子又は硫黄原子、R^2はアルキル
    基又は不飽和アルキル基を意味する)で表わされる化合
    物を反応させることを特徴とする一般式▲数式、化学式
    、表等があります▼ (式中、X、R^1及びR^2は前記と同じ意味を有す
    る)で表わされるピリド〔2,3−d〕ピリミジン誘導
    体の製造法。
JP50152326A 1975-12-18 1975-12-18 ピリド (2,3−d) ピリミジンユウドウタイノセイゾウホウ Expired JPS5920674B2 (ja)

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