JPS5920671B2 - 2,5−ジメチル−3(2h)−フラノンの製造法 - Google Patents
2,5−ジメチル−3(2h)−フラノンの製造法Info
- Publication number
- JPS5920671B2 JPS5920671B2 JP50017550A JP1755075A JPS5920671B2 JP S5920671 B2 JPS5920671 B2 JP S5920671B2 JP 50017550 A JP50017550 A JP 50017550A JP 1755075 A JP1755075 A JP 1755075A JP S5920671 B2 JPS5920671 B2 JP S5920671B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- solution
- dimethyl
- furanone
- dimer
- diacetyl
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09B—ORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
- C09B33/00—Disazo and polyazo dyes of the types A->K<-B, A->B->K<-C, or the like, prepared by diazotising and coupling
- C09B33/02—Disazo dyes
- C09B33/12—Disazo dyes in which the coupling component is a heterocyclic compound
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D231/00—Heterocyclic compounds containing 1,2-diazole or hydrogenated 1,2-diazole rings
- C07D231/02—Heterocyclic compounds containing 1,2-diazole or hydrogenated 1,2-diazole rings not condensed with other rings
- C07D231/10—Heterocyclic compounds containing 1,2-diazole or hydrogenated 1,2-diazole rings not condensed with other rings having two or three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
- C07D231/14—Heterocyclic compounds containing 1,2-diazole or hydrogenated 1,2-diazole rings not condensed with other rings having two or three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to ring carbon atoms
- C07D231/18—One oxygen or sulfur atom
- C07D231/20—One oxygen atom attached in position 3 or 5
- C07D231/22—One oxygen atom attached in position 3 or 5 with aryl radicals attached to ring nitrogen atoms
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D231/00—Heterocyclic compounds containing 1,2-diazole or hydrogenated 1,2-diazole rings
- C07D231/02—Heterocyclic compounds containing 1,2-diazole or hydrogenated 1,2-diazole rings not condensed with other rings
- C07D231/10—Heterocyclic compounds containing 1,2-diazole or hydrogenated 1,2-diazole rings not condensed with other rings having two or three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
- C07D231/14—Heterocyclic compounds containing 1,2-diazole or hydrogenated 1,2-diazole rings not condensed with other rings having two or three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to ring carbon atoms
- C07D231/18—One oxygen or sulfur atom
- C07D231/20—One oxygen atom attached in position 3 or 5
- C07D231/22—One oxygen atom attached in position 3 or 5 with aryl radicals attached to ring nitrogen atoms
- C07D231/26—1-Phenyl-3-methyl-5- pyrazolones, unsubstituted or substituted on the phenyl ring
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D307/00—Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom
- C07D307/02—Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom not condensed with other rings
- C07D307/34—Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom not condensed with other rings having two or three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
- C07D307/56—Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom not condensed with other rings having two or three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to ring carbon atoms
- C07D307/58—One oxygen atom, e.g. butenolide
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Furan Compounds (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、次式1
5(1)
の2、5−ジメチルー 3(2H)−フラノンの製造t
o法に関する。
o法に関する。
得られた生成物は、アゾ染料の製造及び一般の有機合成
のための有効な中間体である。
のための有効な中間体である。
さらに、3(2H)−フラノン類は香料の製造に使用さ
れる。
れる。
15前記の化合物が、
1) 2、5−ジメチルフランー 3−カルボン酸エチ
ルを対応するヒドラジドに変換し、2)続いて対応する
フロイルアジドに変換し、3)このアジドを対応するベ
ンジルーO−イソプ20 ロピルウレタンに変換し、4
)このウレタンを加水分解する ことによつて得られることは周知である。
ルを対応するヒドラジドに変換し、2)続いて対応する
フロイルアジドに変換し、3)このアジドを対応するベ
ンジルーO−イソプ20 ロピルウレタンに変換し、4
)このウレタンを加水分解する ことによつて得られることは周知である。
多くの必要な操作のために多くの欠点を与え、したがつ
て経済的及び工業的見地からむしろ厄介25であるのが
多段階方法の問題点である。
て経済的及び工業的見地からむしろ厄介25であるのが
多段階方法の問題点である。
しかして、本発明の目的は、従来技術の欠点を有しない
2、5−ジメチルー 3(2H)−フラノンの簡単で経
済的な製造法を提供することである。ここに、本願発明
者は、前記の化合物が、周知30の方法によりジアセチ
ルのアルドール縮合によつて得られる次式2 三↓。
2、5−ジメチルー 3(2H)−フラノンの簡単で経
済的な製造法を提供することである。ここに、本願発明
者は、前記の化合物が、周知30の方法によりジアセチ
ルのアルドール縮合によつて得られる次式2 三↓。
素
(5−アセチルテトラヒトロー2−ヒドロキシ−2,5
−ジメチル−3−オキソフラン)のジアセチルニ量体か
ら出発して、その酸加水分解により酢酸を除去すること
によつて容易に製造し得る。
−ジメチル−3−オキソフラン)のジアセチルニ量体か
ら出発して、その酸加水分解により酢酸を除去すること
によつて容易に製造し得る。
事実、上記二量体の加水分解、その結果としての2,5
−ジメチル−2−フラノンの形成は該二量体の水中での
単なる永存により(むしろ遅いにしても)起り得ること
、そして該加水分解は温度により並びに酸(無機及び有
機の)及び陽イオン樹脂の存在により促進せしめられる
ことがわかつた。
−ジメチル−2−フラノンの形成は該二量体の水中での
単なる永存により(むしろ遅いにしても)起り得ること
、そして該加水分解は温度により並びに酸(無機及び有
機の)及び陽イオン樹脂の存在により促進せしめられる
ことがわかつた。
さらに、該二量体の2,5−ジメチル−3−フラノンへ
の変換は、ジアセチルのアルドール縮合を行なつた溶液
自体に対して、縮合生成物(二量体)を予め分離するこ
となく、直接実施し得ることがわかつた。二量体の2,
5−ジメチル−3−フラノンへの変換の速度及び収率は
、温度、加水分解を接触する酸の濃度、使用する酸の種
類及び反応時間に関する限りでは、互に無関係のいくつ
かの因子の関数であることが立証された。
の変換は、ジアセチルのアルドール縮合を行なつた溶液
自体に対して、縮合生成物(二量体)を予め分離するこ
となく、直接実施し得ることがわかつた。二量体の2,
5−ジメチル−3−フラノンへの変換の速度及び収率は
、温度、加水分解を接触する酸の濃度、使用する酸の種
類及び反応時間に関する限りでは、互に無関係のいくつ
かの因子の関数であることが立証された。
これに対して、2,5−ジメチル−3−フラノンの収率
に対する二量体の濃度の変化は、少なくとも下記の変化
の範囲内では非常に意義があるとは思われない。
に対する二量体の濃度の変化は、少なくとも下記の変化
の範囲内では非常に意義があるとは思われない。
加水分解が起る各種パラメータの好ましい範囲は、次の
ように要約できる。
ように要約できる。
1)温度 20℃〜120℃
2)二量体の濃度 溶液100CC当りの9数で表わ
して、3〜11(アルドール縮合においてジアセチルが
100%転化したことを基にして計算)3)溶液100
CC当りの9数で表わして、0.04〜44)反応時間
1〜8時間 有効性の点で特に適しており且つ容易に入手できる酸は
下記のものである。
して、3〜11(アルドール縮合においてジアセチルが
100%転化したことを基にして計算)3)溶液100
CC当りの9数で表わして、0.04〜44)反応時間
1〜8時間 有効性の点で特に適しており且つ容易に入手できる酸は
下記のものである。
1)塩酸、好ましくは濃塩酸
2)硫酸、50%濃度
3)ぎ酸
4)酢酸(氷酢酸)
5)陽イオン樹脂(等量の)
反応生成物は、場合によつては例えばNaclなどのよ
うな無機塩を飽和させた水溶液から、周知の技術に従つ
て、エチルエーテル、クロロホルム、1,2−ジクロル
エタンなどのような溶媒によつて容易に抽出し得る。
うな無機塩を飽和させた水溶液から、周知の技術に従つ
て、エチルエーテル、クロロホルム、1,2−ジクロル
エタンなどのような溶媒によつて容易に抽出し得る。
抽出物からは、2,5−ジメチル−3(2H)−フラノ
ンよりなる第一留分を真空蒸留により分離した後、さら
に蒸留することによつて、一部の未転化の出発二量体及
び一部の二量体(これは重質の縮合生成物の蒸留中の加
熱分解により多分形成されたものである)を含む第二留
分を得ることができる。
ンよりなる第一留分を真空蒸留により分離した後、さら
に蒸留することによつて、一部の未転化の出発二量体及
び一部の二量体(これは重質の縮合生成物の蒸留中の加
熱分解により多分形成されたものである)を含む第二留
分を得ることができる。
本発明の一具体例に従えば、二量体の2,5−ジメチル
−3−フラノンへの変換は、ジアセチルのアルドール縮
合を予め行なつた水溶液について、前述の濃度範囲内の
濃度を有する二量体溶液を少量の濃塩酸(溶液1001
当り0.30〜0.389)の存在下に約9≦℃で6時
間加熱することによつて直接行なうことができる。
−3−フラノンへの変換は、ジアセチルのアルドール縮
合を予め行なつた水溶液について、前述の濃度範囲内の
濃度を有する二量体溶液を少量の濃塩酸(溶液1001
当り0.30〜0.389)の存在下に約9≦℃で6時
間加熱することによつて直接行なうことができる。
この方法で処理することによつて、原料ジアセチルに関
して60〜70%程度の収率が得られる。
して60〜70%程度の収率が得られる。
この転化収率は、存在する二量体の含有量について2,
5−ジメチル−3−フラノンの高い転化率に相当する。
既知の技術に従つて実施し且つ蒸留により得られた二量
体について見積つたアルドール縮合の二量体の収率は、
事実、原料ジアセチルについて50〜60%に達する(
アルドール縮合についての従来技術により報告された値
)。他方、前述と同一の条件の下で操作することによつ
て純粋な二量体について実施した加水分解は、二量体の
2,5−ジメチル−3−フラノンへの転化収率が約90
(Lであることを示した。緩和な操作条件による方法は
、特に具合がよいことがわかつた。
5−ジメチル−3−フラノンの高い転化率に相当する。
既知の技術に従つて実施し且つ蒸留により得られた二量
体について見積つたアルドール縮合の二量体の収率は、
事実、原料ジアセチルについて50〜60%に達する(
アルドール縮合についての従来技術により報告された値
)。他方、前述と同一の条件の下で操作することによつ
て純粋な二量体について実施した加水分解は、二量体の
2,5−ジメチル−3−フラノンへの転化収率が約90
(Lであることを示した。緩和な操作条件による方法は
、特に具合がよいことがわかつた。
前記の既知の技術と比較して本法のさらに他の利点は、
その簡便性〔4回の化学的変換の代りに2回の変換、即
ちジアセチルのアルドール縮合及びそれに続く加水分解
〕並びにその安価な点にある0本法をさらに例示するた
めに下記の実施例を記載する。
その簡便性〔4回の化学的変換の代りに2回の変換、即
ちジアセチルのアルドール縮合及びそれに続く加水分解
〕並びにその安価な点にある0本法をさらに例示するた
めに下記の実施例を記載する。
例2は、本発明に従つて得られる高い転化率を立証する
ために、別に製造した二量体について直接実施した試験
である。例4は、本発明の染料(顔料)への応用を記載
する。
ために、別に製造した二量体について直接実施した試験
である。例4は、本発明の染料(顔料)への応用を記載
する。
例1
499(50CC)のジアセチルを600CCのビーカ
一内で250CCの水に溶解した。
一内で250CCの水に溶解した。
175領の水に溶解した9,89のKOHを、2〜5℃
に保つた温度で攪拌しつづけたジアセチル溶液に滴下し
た。
に保つた温度で攪拌しつづけたジアセチル溶液に滴下し
た。
終了時に冷却を止めた後、溶液を50%のH2SO4で
中和した。
中和した。
この溶液(442CC)に4領の濃HCt(密度二1.
18)を混合し、次いでゆつくり攪拌しながら95℃で
6時間加熱した。この操作後、溶液のPHを30%のN
aOHにより5〜6とした。次いでこの溶液をNaCt
(1409)で飽和し、エーテルで5回抽出した。次い
でエーテル溶液をNa2sO4で乾燥した。
18)を混合し、次いでゆつくり攪拌しながら95℃で
6時間加熱した。この操作後、溶液のPHを30%のN
aOHにより5〜6とした。次いでこの溶液をNaCt
(1409)で飽和し、エーテルで5回抽出した。次い
でエーテル溶液をNa2sO4で乾燥した。
工ーテルを蒸留することによつて34.6gの残留物を
得、これを真空蒸留(69〜70℃/12mmH9で)
すると19.479の2,5−ジメチル−3−フラノン
を生じた。原料ジアセチルに関する収率は61%に達し
た。エーテル抽出物のガスクロマトグラフイ一による定
量(内部標準物はナフタリン)は、70(f)の2,5
−ジメチル−3−フラノンの収率を与えた。
得、これを真空蒸留(69〜70℃/12mmH9で)
すると19.479の2,5−ジメチル−3−フラノン
を生じた。原料ジアセチルに関する収率は61%に達し
た。エーテル抽出物のガスクロマトグラフイ一による定
量(内部標準物はナフタリン)は、70(f)の2,5
−ジメチル−3−フラノンの収率を与えた。
C6H8O2について計算した元素分析は、下記の値を
与えた。C=64.00%、H=7.18%o理論値は
C=64.21%、H=7.46%である。IRスペク
トルは、1712及び161601!L′1で強い吸収
を示した。UVスペクトルは、260mμでλMaxを
示した。
与えた。C=64.00%、H=7.18%o理論値は
C=64.21%、H=7.46%である。IRスペク
トルは、1712及び161601!L′1で強い吸収
を示した。UVスペクトルは、260mμでλMaxを
示した。
R,.UV及びNMRスペクトルは、文献に報告された
値と一致した。
値と一致した。
例2
220CCの水に溶解した149の二量体の溶液に2C
Cの濃HCtを添加した。
Cの濃HCtを添加した。
次いでこの混合物をゆつくりと攪拌しながら95℃で6
時間加熱した。この操作後は、例1におけるように進め
た。しかして、97%の2,5−ジメチル−3−フラノ
ンを含有する(ガスクロマトグラフイ一分析により)8
。401の粗生成物が得られた。
時間加熱した。この操作後は、例1におけるように進め
た。しかして、97%の2,5−ジメチル−3−フラノ
ンを含有する(ガスクロマトグラフイ一分析により)8
。401の粗生成物が得られた。
原料二量体についての収率は89.3%に達した。例3
12.259(12.51)のジアセチルを例1におけ
るように二量体に変換した。
るように二量体に変換した。
この溶液(1201)に10CCC!)陽イオン樹脂D
Owex5OWx8(100/200メツシユ)懸濁液
を加えた。次いでこれを攪拌しながら95℃で6時間加
熱した。この操作の後、溶液を30%のNaOHで中和
し、樹脂をろ過し、水溶液を359のNaCtで飽和さ
せ、それからエーテルで3回抽出した。エーテルを蒸留
することによつて10.19の残留物を得、これを蒸留
すると4.59の生成物を生じた。原料ジアセチルに関
しての収率は56,4%に達した。例4 IN,IN′−p−フエニレンビス(5−メチル−3−
ピラゾロン)の製造機械的攪拌機、冷却器及び滴下器を
付けた1001のフラスコに、79のp−フエニレンジ
アミンのテトラゾニウム硫酸塩及び30CCのジメトキ
シエタンを導入した。
Owex5OWx8(100/200メツシユ)懸濁液
を加えた。次いでこれを攪拌しながら95℃で6時間加
熱した。この操作の後、溶液を30%のNaOHで中和
し、樹脂をろ過し、水溶液を359のNaCtで飽和さ
せ、それからエーテルで3回抽出した。エーテルを蒸留
することによつて10.19の残留物を得、これを蒸留
すると4.59の生成物を生じた。原料ジアセチルに関
しての収率は56,4%に達した。例4 IN,IN′−p−フエニレンビス(5−メチル−3−
ピラゾロン)の製造機械的攪拌機、冷却器及び滴下器を
付けた1001のフラスコに、79のp−フエニレンジ
アミンのテトラゾニウム硫酸塩及び30CCのジメトキ
シエタンを導入した。
氷冷し且つ撹拌しつづけた上記溶液に119の2,5−
ジメチル−3(2H)−フラノンをゆつくりと滴下した
。滴下後、冷却を氷によりさらに0.5時間続けた。次
いで、氷浴を除き、混合物をまだ撹拌しつつ室温で1時
間半放置した。
ジメチル−3(2H)−フラノンをゆつくりと滴下した
。滴下後、冷却を氷によりさらに0.5時間続けた。次
いで、氷浴を除き、混合物をまだ撹拌しつつ室温で1時
間半放置した。
続いて温度を徐々に50〜60℃に上昇させ、この温度
で2時間保つた。試験後、このようにして得られた固体
をフイルタ一上で集め、そしてアセトンによりこれが無
色になるまで繰り返して洗浄した。
で2時間保つた。試験後、このようにして得られた固体
をフイルタ一上で集め、そしてアセトンによりこれが無
色になるまで繰り返して洗浄した。
次いでこの固体を10%のNaOHに溶解した。このア
ルカリ性溶液をまずエーテルで、次いでクロロホルムで
繰り返して抽出した。それから、アルカリ溶液に中性に
なるまで10%HCtを加えることによつてビスピラゾ
ロンを沈殿させた。しかして、4.59の粗生成物を得
た。
ルカリ性溶液をまずエーテルで、次いでクロロホルムで
繰り返して抽出した。それから、アルカリ溶液に中性に
なるまで10%HCtを加えることによつてビスピラゾ
ロンを沈殿させた。しかして、4.59の粗生成物を得
た。
この生成物は、無水酢酸一酢酸に溶解し、このようにし
て作られた固体0−アセチル体を分離し、これをさらに
精製することによつて精製しなければならなかつた。上
記0−アセチル体を10%のNaOHでけん化し、続い
てこのアルカリ性溶液を10%HCtで中和することに
よつて、精製されたビスピラゾロンを沈殿させた(39
)。
て作られた固体0−アセチル体を分離し、これをさらに
精製することによつて精製しなければならなかつた。上
記0−アセチル体を10%のNaOHでけん化し、続い
てこのアルカリ性溶液を10%HCtで中和することに
よつて、精製されたビスピラゾロンを沈殿させた(39
)。
1N,1N′−p−フエニレンビス(5−メチル−3−
ピラゾロン)のカツプリング1.359(1/200モ
ル)の精製ビスピラゾロンを10%KOH(7〜8CC
)の溶液に加熱溶解した。
ピラゾロン)のカツプリング1.359(1/200モ
ル)の精製ビスピラゾロンを10%KOH(7〜8CC
)の溶液に加熱溶解した。
冷却後、この溶液を70〜80領となるまで希釈し、次
いでこれに1f!のK2CO3及び10CCのピリジン
を加えた。
いでこれに1f!のK2CO3及び10CCのピリジン
を加えた。
この溶液は11と13の間であつた。1.621(1/
100モル)の2,4−ジクロルアニリンを5CCの濃
HCtと20CCの水に加熱撹拌しながら溶解した。
100モル)の2,4−ジクロルアニリンを5CCの濃
HCtと20CCの水に加熱撹拌しながら溶解した。
この溶液を撹拌しながら急冷した。次いで、これに10
9の氷を加え、撹拌しながら10CCの1N0)NaN
O2溶液を10〜15分間でゆつくりと滴下した(必要
に応じて、このようにして得られた溶液を済過した)。
過剰のNaNO2をスルフアミン酸により除去した。次
いで、酸ジアゾニウム溶液を、撹拌しながら室温に保つ
たビスピラゾロンのアルカリ性溶液に5〜10分間で滴
下した。ジアゾニウム溶液の滴下中のアルカリ性溶液の
…は、KOH溶液を徐徐に加えることによつて11〜1
3の初期の値に連続的に戻した。カツプリング後、溶液
を10%HCtで中和した。
9の氷を加え、撹拌しながら10CCの1N0)NaN
O2溶液を10〜15分間でゆつくりと滴下した(必要
に応じて、このようにして得られた溶液を済過した)。
過剰のNaNO2をスルフアミン酸により除去した。次
いで、酸ジアゾニウム溶液を、撹拌しながら室温に保つ
たビスピラゾロンのアルカリ性溶液に5〜10分間で滴
下した。ジアゾニウム溶液の滴下中のアルカリ性溶液の
…は、KOH溶液を徐徐に加えることによつて11〜1
3の初期の値に連続的に戻した。カツプリング後、溶液
を10%HCtで中和した。
固体を済過し、次いで多量の水で洗浄した。次いで、こ
の固体を洗浄のためアセトンに懸濁させた。済過し、得
られた固体をアセトンによりこれが無色になるまで繰り
返し還流した。次いで、この生成物を適当な温度でシク
ロヘキサン中で撹拌しながら、それが所望の顔料形態に
なるまで、懸濁状態に保つた。2.19の生成物(黄褐
色粉末)が得られた。
の固体を洗浄のためアセトンに懸濁させた。済過し、得
られた固体をアセトンによりこれが無色になるまで繰り
返し還流した。次いで、この生成物を適当な温度でシク
ロヘキサン中で撹拌しながら、それが所望の顔料形態に
なるまで、懸濁状態に保つた。2.19の生成物(黄褐
色粉末)が得られた。
C26Hl8N8O2ct4について計算した元素分析
は、下記の結果を与えた。
は、下記の結果を与えた。
C=50.45%、H=2.77%、N=1790%、
Ct=22.75%。理論値はC=50.65%、H=
2.92%、N=18.18%、Ct=23.05%で
ある。染色例下記の成分よりなる混合物を周知の技術及
び処方に従つて三シリンダー式リフアイナ一において1
80℃で10分間処理した。
Ct=22.75%。理論値はC=50.65%、H=
2.92%、N=18.18%、Ct=23.05%で
ある。染色例下記の成分よりなる混合物を周知の技術及
び処方に従つて三シリンダー式リフアイナ一において1
80℃で10分間処理した。
錯化作用及び抗酸化作用を有する高級脂肪酸のこのよう
にして得られた生成物は、良好な強度並びに熱安定性及
び溶媒不溶性を有する黄ないし赤黄色の着色を示した。
にして得られた生成物は、良好な強度並びに熱安定性及
び溶媒不溶性を有する黄ないし赤黄色の着色を示した。
類似の方法により且つp−クロルアニリン及び2,4,
5−トリクロルアニリンのジアゾニウムを使用すること
によつて、その他のビスピラゾロンカツプリング生成物
を製造した。
5−トリクロルアニリンのジアゾニウムを使用すること
によつて、その他のビスピラゾロンカツプリング生成物
を製造した。
これらの生成物は顔料特性を有した。
ここで、最良の顔料形態を得るためには、シクロヘキサ
ノンのような適当な溶媒で調節し、顔料を製造するのが
便利である。これらの顔料は、良好な強度並びに良好な
一般的特性、特に熱安定性及び溶媒不溶性の黄色又は赤
黄色の色相を有する。
ノンのような適当な溶媒で調節し、顔料を製造するのが
便利である。これらの顔料は、良好な強度並びに良好な
一般的特性、特に熱安定性及び溶媒不溶性の黄色又は赤
黄色の色相を有する。
これらの顔料は、周知の技術に従う下記の応用がある。
1)人工及び合成繊維の大量染色、
2)プラスチツク材料(ポリエチレン系、ポリクロエチ
レン系材料)の染色、3)ワニス製品の製造、 4)インクの製造。
レン系材料)の染色、3)ワニス製品の製造、 4)インクの製造。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 次式 ▲数式、化学式、表等があります▼ のジアセチル二量体を酸加水分解することを特徴とする
次式▲数式、化学式、表等があります▼ の2,5−ジメチル−3(2H)−フラノンの製造法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
IT41004 | 1974-02-15 | ||
IT41004/74A IT1005472B (it) | 1974-02-15 | 1974-02-15 | Procedimento per la preparazione del 2,5, dimetil 3,2h, furanone |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS50123659A JPS50123659A (ja) | 1975-09-29 |
JPS5920671B2 true JPS5920671B2 (ja) | 1984-05-15 |
Family
ID=11250022
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50017550A Expired JPS5920671B2 (ja) | 1974-02-15 | 1975-02-13 | 2,5−ジメチル−3(2h)−フラノンの製造法 |
Country Status (11)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US3980675A (ja) |
JP (1) | JPS5920671B2 (ja) |
BE (1) | BE825575A (ja) |
CA (1) | CA1055510A (ja) |
CH (1) | CH620914A5 (ja) |
DE (1) | DE2505902C2 (ja) |
ES (1) | ES434712A1 (ja) |
FR (1) | FR2261279B1 (ja) |
GB (1) | GB1496411A (ja) |
IT (1) | IT1005472B (ja) |
NL (1) | NL7501651A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60146379U (ja) * | 1984-03-07 | 1985-09-28 | 株式会社東芝 | チツプ部品塔載用印刷配線板 |
JPH0582076B2 (ja) * | 1987-10-06 | 1993-11-17 | Ibiden Co Ltd | |
EP0737476A2 (en) | 1995-04-13 | 1996-10-16 | Kikkoman Corporation | A pharmaceutical preparation containing a 3-(2H)-furanone derivative for prevention and/or treatment of cataracts |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4234616A (en) * | 1979-08-03 | 1980-11-18 | International Flavors & Fragrances Inc. | Flavoring with mixtures of 2,5-dialkyl dihydrofuranones and 2,4,5-trialkyl dihydrofuranones |
GB8714005D0 (en) * | 1987-06-16 | 1987-07-22 | Sandoz Ltd | Organic compounds |
WO2007141102A1 (en) * | 2006-06-02 | 2007-12-13 | Symrise Gmbh & Co. Kg | Use of diacetyl dimer as an aromatic and/or flavouring substance |
EP2116539A1 (en) | 2008-04-25 | 2009-11-11 | Laboratorios Del. Dr. Esteve, S.A. | 1-aryl-3-aminoalkoxy-pyrazoles as sigma ligands enhancing analgesic effects of opioids and attenuating the dependency thereof |
EP2112139A1 (en) * | 2008-04-25 | 2009-10-28 | Laboratorios Del. Dr. Esteve, S.A. | Process for the preparation of naphthalen-2-yl-pyrazol-3-one intermediates useful in the synthesis of sigma receptor inhibitors |
EP2353598A1 (en) | 2010-02-04 | 2011-08-10 | Laboratorios Del. Dr. Esteve, S.A. | Sigma ligands for use in the prevention and/or treatment of postoperative pain |
EP2353591A1 (en) | 2010-02-04 | 2011-08-10 | Laboratorios Del. Dr. Esteve, S.A. | Sigma ligands for potentiating the analgesic effect of opioids and opiates in post-operative pain and attenuating the dependency thereof |
EP2388005A1 (en) | 2010-05-21 | 2011-11-23 | Laboratorios Del. Dr. Esteve, S.A. | Sigma ligands for the prevention and/or treatment of emesis induced by chemotherapy or radiotherapy |
EP2415471A1 (en) | 2010-08-03 | 2012-02-08 | Laboratorios Del. Dr. Esteve, S.A. | Use of sigma ligands in opioid-induced hyperalgesia |
EP2524694A1 (en) | 2011-05-19 | 2012-11-21 | Laboratorios Del. Dr. Esteve, S.A. | Use of sigma ligands in diabetes type-2 associated pain |
EP3082782A1 (en) | 2013-12-17 | 2016-10-26 | Laboratorios Del. Dr. Esteve, S.A. | SEROTONIN-NOREPINEPHRINE REUPTAKE INHIBITORS (SNRIs) AND SIGMA RECEPTOR LIGANDS COMBINATIONS |
-
1974
- 1974-02-15 IT IT41004/74A patent/IT1005472B/it active
-
1975
- 1975-02-12 NL NL7501651A patent/NL7501651A/xx not_active Application Discontinuation
- 1975-02-13 JP JP50017550A patent/JPS5920671B2/ja not_active Expired
- 1975-02-13 DE DE2505902A patent/DE2505902C2/de not_active Expired
- 1975-02-13 CH CH179575A patent/CH620914A5/it not_active IP Right Cessation
- 1975-02-14 GB GB6401/75A patent/GB1496411A/en not_active Expired
- 1975-02-14 ES ES434712A patent/ES434712A1/es not_active Expired
- 1975-02-14 FR FR7504614A patent/FR2261279B1/fr not_active Expired
- 1975-02-14 BE BE153400A patent/BE825575A/xx not_active IP Right Cessation
- 1975-02-14 US US05/550,137 patent/US3980675A/en not_active Expired - Lifetime
- 1975-02-17 CA CA220,297A patent/CA1055510A/en not_active Expired
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60146379U (ja) * | 1984-03-07 | 1985-09-28 | 株式会社東芝 | チツプ部品塔載用印刷配線板 |
JPH0582076B2 (ja) * | 1987-10-06 | 1993-11-17 | Ibiden Co Ltd | |
EP0737476A2 (en) | 1995-04-13 | 1996-10-16 | Kikkoman Corporation | A pharmaceutical preparation containing a 3-(2H)-furanone derivative for prevention and/or treatment of cataracts |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
IT1005472B (it) | 1976-08-20 |
FR2261279A1 (ja) | 1975-09-12 |
US3980675A (en) | 1976-09-14 |
DE2505902C2 (de) | 1983-11-10 |
JPS50123659A (ja) | 1975-09-29 |
BE825575A (fr) | 1975-08-14 |
ES434712A1 (es) | 1977-02-01 |
NL7501651A (nl) | 1975-08-19 |
FR2261279B1 (ja) | 1977-04-15 |
CA1055510A (en) | 1979-05-29 |
DE2505902A1 (de) | 1975-08-21 |
GB1496411A (en) | 1977-12-30 |
CH620914A5 (en) | 1980-12-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS5920671B2 (ja) | 2,5−ジメチル−3(2h)−フラノンの製造法 | |
DE3208192A1 (de) | Verfahren zur herstellung von perylen-3,4,9,10-tetracarbonsaeure-n,n'-dialkyl-diimid-pigmenten | |
EP0001994B1 (de) | Verfahren zur Herstellung von Acetoacetylaminobenzolen | |
DE2454856A1 (de) | Verfahren zur herstellung von maleinimiden | |
DD239591A5 (de) | Verfahren zur herstellung von 2,4-dichlor-5-fluor-benzoesaeure | |
CN109796360B (zh) | 一种3-氨基-2-萘甲酸类化合物的制备工艺 | |
CN110283067B (zh) | 一种2,4-二羟基-3,3-二甲基丁酸的合成方法 | |
DE2226405A1 (de) | Verfahren zur herstellung von 3-nitro4-amino-toluol | |
EP0097615A1 (de) | Herstellung von Cyanobenzoesäureestern | |
DE2800537C2 (de) | Verfahren zur Herstellung von 1-Amino-2-alkoxy-5-brom-benzolen | |
JPH02170863A (ja) | ペリノン系の建染染料及び顔料を製造する方法 | |
EP0011078B1 (de) | Verfahren zur Herstellung der reinen Natriumhydroxid-Additionsverbindungen von cis-Isomeren von Naphthoylen-bis-benzimidazolen | |
EP0083417B1 (de) | Verfahren zur Herstellung von 1-Nitro-benzol-2-carbonsäure-alkylester-5-carbonsäuren | |
DE921265C (de) | Verfahren zur Herstellung von arylsubstituierten Pyrazolinverbindungen | |
EP1167459B1 (de) | Verfahren zur Herstellung von trans-Thiazinindigo-Pigmenten | |
EP0158073B1 (de) | Verfahren zur Herstellung von Aminomethylen-2-aminonaphthalin-1-sulfonsäuren | |
DE2702088A1 (de) | Verfahren zur autoxidation eines cycloalkanons zu dem entsprechenden cycloalkan-1,2-dion | |
US4486606A (en) | Process for preparing pinacolone | |
SU682501A1 (ru) | Способ получени -миндальной кислоты | |
DE2521895A1 (de) | Alpha-amino-2-adamantylessigsaeure und verfahren zu ihrer herstellung | |
SU1728228A1 (ru) | Способ получени 9,9-бис/4-аминофенил/-флуорена | |
DE850297C (de) | Verfahren zur Herstellung von Amidinsalzen | |
SU64567A1 (ru) | Способ выделени гидроксиламина | |
CH655930A5 (de) | Verfahren zur herstellung von 3-hydroxybenzdiazepinonen. | |
AU603512B2 (en) | New acrylic derivative of urea |