JPS5920437Y2 - 鉄蓋の穴塞ぎ用キャップ - Google Patents
鉄蓋の穴塞ぎ用キャップInfo
- Publication number
- JPS5920437Y2 JPS5920437Y2 JP8714981U JP8714981U JPS5920437Y2 JP S5920437 Y2 JPS5920437 Y2 JP S5920437Y2 JP 8714981 U JP8714981 U JP 8714981U JP 8714981 U JP8714981 U JP 8714981U JP S5920437 Y2 JPS5920437 Y2 JP S5920437Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cap
- hole
- fitting member
- iron lid
- closing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
本案は、上下水道・電力・通信・ガス等の地下構造物用
蓋として用いられる鉄蓋の各種穴を塞ぐ目的に供される
穴塞ぎ用キャップに関する。
蓋として用いられる鉄蓋の各種穴を塞ぐ目的に供される
穴塞ぎ用キャップに関する。
鉄蓋には、錠の押え金具用穴やその他各種の穴が開口さ
れていたもので、本来は外部からの土砂や雨の流入を阻
止しなければならない鉄蓋であったり、土砂等の流入で
機能上支障を生じる穴であったりする場合はこの穴を塞
ぐ必要があった。
れていたもので、本来は外部からの土砂や雨の流入を阻
止しなければならない鉄蓋であったり、土砂等の流入で
機能上支障を生じる穴であったりする場合はこの穴を塞
ぐ必要があった。
しかしながら、従来この鉄蓋に開口された穴を塞ぐため
の物がなく、土砂や雨の流入に対しては放置されたまま
であったために様々の支障を生じていた。
の物がなく、土砂や雨の流入に対しては放置されたまま
であったために様々の支障を生じていた。
本案は、上述のような事情に鑑み研究し、鉄蓋の穴を塞
ぐためのキャップを完成させたもので、本案の目的とす
るところは、鉄蓋の各種穴を塞ぐことで土砂や雨水等の
流入を防止すると共に必要に応じて着脱可能である簡潔
な構造の穴塞ぎ用キャップを提供することに存する。
ぐためのキャップを完成させたもので、本案の目的とす
るところは、鉄蓋の各種穴を塞ぐことで土砂や雨水等の
流入を防止すると共に必要に応じて着脱可能である簡潔
な構造の穴塞ぎ用キャップを提供することに存する。
次に、本案のキャップを図面に示す実施例により以下詳
細に説明する。
細に説明する。
まず、第２図に示す実施の一例によりその構成を説明す
ると、弾性を有するナイロン樹脂を素材としたキャップ
部材Ｃと嵌合部材りとを線状の連結部材Ｅにより接続し
、一方のキャップ部材Ｃは円形の穴塞ぎ体１と下方突設
体２，２とから構成され、同突設体２，２の外面に外方
向への拡がりにより鉄蓋の下端と係止する係止突起２ａ
、２ａを形成すると共に内面に下方拡がりの彎曲傾斜面
２ｂ、２ｂを形威し、かつ他方の嵌合部材りの本体３に
同傾斜面２ｂ、２ｂより傾斜角を大きくすることで拡大
傾斜嵌合させるようにした傾斜周面３ａを形成し、さら
に一方のキャップ部材Ｃに有底孔４ａを穿設した下方円
筒体４を形成し、他方の嵌合部材りに同円筒体４と嵌合
する凹陥部３ｂを形成すると共にピン挿通孔５を穿設し
、別体である固定ピンＰを前記有底孔４ａの径より大径
とすることで円孔４ａに固定ピンＰを圧入固定できるよ
う構成したものである。
ると、弾性を有するナイロン樹脂を素材としたキャップ
部材Ｃと嵌合部材りとを線状の連結部材Ｅにより接続し
、一方のキャップ部材Ｃは円形の穴塞ぎ体１と下方突設
体２，２とから構成され、同突設体２，２の外面に外方
向への拡がりにより鉄蓋の下端と係止する係止突起２ａ
、２ａを形成すると共に内面に下方拡がりの彎曲傾斜面
２ｂ、２ｂを形威し、かつ他方の嵌合部材りの本体３に
同傾斜面２ｂ、２ｂより傾斜角を大きくすることで拡大
傾斜嵌合させるようにした傾斜周面３ａを形成し、さら
に一方のキャップ部材Ｃに有底孔４ａを穿設した下方円
筒体４を形成し、他方の嵌合部材りに同円筒体４と嵌合
する凹陥部３ｂを形成すると共にピン挿通孔５を穿設し
、別体である固定ピンＰを前記有底孔４ａの径より大径
とすることで円孔４ａに固定ピンＰを圧入固定できるよ
う構成したものである。
次に、第５図に示す実施他側によりその構成を説明する
と、穴塞ぎ体１の形状が六角形である点において実施−
例と構成的に相違するものである。
と、穴塞ぎ体１の形状が六角形である点において実施−
例と構成的に相違するものである。
以上、本案キャップの構成を図示する実施例により説明
したが、まず素材についてはナイロン樹脂に限られるも
のではなく、弾性を有する合成樹脂であれば他の素材で
もよい。
したが、まず素材についてはナイロン樹脂に限られるも
のではなく、弾性を有する合成樹脂であれば他の素材で
もよい。
また、実施例では連結部材Ｅによりキャップ部材Ｃと嵌
合部材りとを接続しているために互いに離れて失なうと
いうことがなく好ましいものであるが、キャップ部材Ｃ
と嵌合部材りとは別体であってもよい。
合部材りとを接続しているために互いに離れて失なうと
いうことがなく好ましいものであるが、キャップ部材Ｃ
と嵌合部材りとは別体であってもよい。
また、穴塞ぎ体１の形状は、鉄蓋に開口した穴に形状合
致すればよいものであるために、円形及び六角形に限る
ことなく多角形や特殊形状であってもよい。
致すればよいものであるために、円形及び六角形に限る
ことなく多角形や特殊形状であってもよい。
また、実施例においては固定ピンＰを用いる構成として
いることで、キャップ部材Ｃと嵌合部材りとの分離防止
が一層向上されていて好ましいが、本案のキャップでは
必ずしも要する構成ではない。
いることで、キャップ部材Ｃと嵌合部材りとの分離防止
が一層向上されていて好ましいが、本案のキャップでは
必ずしも要する構成ではない。
尚、図中Ｆで示すものは鉄蓋、Ｈは同鉄蓋Ｆに開口され
た錠用の穴、■は受枠である。
た錠用の穴、■は受枠である。
従って、本案のキャップを使用するに際しては、第１図
に示すように、キャップ部材Ｃを鉄蓋Ｆの穴Ｈに配置し
、下方から同キャップ部材Ｃに向って嵌合部材りを圧入
するだけで鉄蓋Ｆの穴Ｈを確実に塞ぐことができるもの
である。
に示すように、キャップ部材Ｃを鉄蓋Ｆの穴Ｈに配置し
、下方から同キャップ部材Ｃに向って嵌合部材りを圧入
するだけで鉄蓋Ｆの穴Ｈを確実に塞ぐことができるもの
である。
つまり、嵌合部材りの圧入動作で同部材りの傾斜周面３
ａがキャップ部材Ｃの下方突設体２を外方向に押し拡げ
、第４図に示すように、キャップ部材Ｃと嵌合部材りと
は彎曲傾斜面２ｂ、２ｂと傾斜周面３ａとの圧接傾斜嵌
合により分離防止が図られ、かつ下方突設体２，２の係
止突起２ ａ 、２ ａは外方向へ拡がることにより鉄
蓋Ｆの穴Ｈの下端と係止し、車輌通行等によっても本案
のキャップの上下方向に対する離脱防止が図られるもの
である。
ａがキャップ部材Ｃの下方突設体２を外方向に押し拡げ
、第４図に示すように、キャップ部材Ｃと嵌合部材りと
は彎曲傾斜面２ｂ、２ｂと傾斜周面３ａとの圧接傾斜嵌
合により分離防止が図られ、かつ下方突設体２，２の係
止突起２ ａ 、２ ａは外方向へ拡がることにより鉄
蓋Ｆの穴Ｈの下端と係止し、車輌通行等によっても本案
のキャップの上下方向に対する離脱防止が図られるもの
である。
また、必要に応じてキャップを取り付けるような場合で
も、前述のようなキャップ部材Ｃと嵌合部材りとの圧入
や引き抜きで容易に行なうことができるものである。
も、前述のようなキャップ部材Ｃと嵌合部材りとの圧入
や引き抜きで容易に行なうことができるものである。
本案のキャップは、上述のように構成し使用することが
できるためにきわめて容易な取着動作で鉄蓋Ｆの各種穴
を塞いで土砂や雨水の流入を防止し得る効果を有するば
かりでなく、必要に応じてキャップの着脱が可能である
という効果を有する。
できるためにきわめて容易な取着動作で鉄蓋Ｆの各種穴
を塞いで土砂や雨水の流入を防止し得る効果を有するば
かりでなく、必要に応じてキャップの着脱が可能である
という効果を有する。
第１図は本案の穴塞ぎ用キャップの使用状態説明図、第
２図は同キャップの実施−例を示す平面図、第３図は第
２図Ａ−Ａ線による縦断面図、第４図は同キャップの使
用状態断面図、第５図は同キャップの実施例を示す平面
図である。 Ｃ・・・・・・キャップ部材、Ｄ・・・・・・嵌合部材
、１・・・・・・穴塞ぎ体、２・・・・・・下方突設体
、２ａ・・・・・・係止突起、２ｂ・・・・・・彎曲傾
斜面、３・・・・・・本体、３ａ・・・・・・傾斜周面
。
２図は同キャップの実施−例を示す平面図、第３図は第
２図Ａ−Ａ線による縦断面図、第４図は同キャップの使
用状態断面図、第５図は同キャップの実施例を示す平面
図である。 Ｃ・・・・・・キャップ部材、Ｄ・・・・・・嵌合部材
、１・・・・・・穴塞ぎ体、２・・・・・・下方突設体
、２ａ・・・・・・係止突起、２ｂ・・・・・・彎曲傾
斜面、３・・・・・・本体、３ａ・・・・・・傾斜周面
。
Claims (1)
- 弾性を有する合成樹脂を素材としたキャップ部材Ｃと嵌
合部材りとからなり、一方のキャップ部材Ｃは穴塞ぎ体
１と下方突設体２，２とから構成され、同突設体２，２
の外面に外方向への拡がりにより鉄蓋の穴の下端と係止
する係止突起２ａ、２ａを形成すると共に内面に下方拡
がりの彎曲傾斜面２ｂ、２ｂを形成し、かつ他方の嵌合
部材りの本体３に同傾斜面２ｂ、２ｂと拡大傾斜嵌合す
る傾斜周面３ａを形成したことを特徴とする鉄蓋の穴塞
ぎ用キャップ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8714981U JPS5920437Y2 (ja) | 1981-06-11 | 1981-06-11 | 鉄蓋の穴塞ぎ用キャップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8714981U JPS5920437Y2 (ja) | 1981-06-11 | 1981-06-11 | 鉄蓋の穴塞ぎ用キャップ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57197542U JPS57197542U (ja) | 1982-12-15 |
| JPS5920437Y2 true JPS5920437Y2 (ja) | 1984-06-14 |
Family
ID=29882369
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8714981U Expired JPS5920437Y2 (ja) | 1981-06-11 | 1981-06-11 | 鉄蓋の穴塞ぎ用キャップ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5920437Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH072712Y2 (ja) * | 1988-04-30 | 1995-01-25 | 長島鋳物株式会社 | 地下構造物用蓋体の土砂排出装置 |
| JP4666536B2 (ja) * | 2009-02-25 | 2011-04-06 | タキゲン製造株式会社 | 地中埋設物の開蓋操作具差込み孔の閉塞用キャップ |
-
1981
- 1981-06-11 JP JP8714981U patent/JPS5920437Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57197542U (ja) | 1982-12-15 |
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