JPS5920313B2 - 直流分再生回路 - Google Patents

直流分再生回路

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JPS5920313B2
JPS5920313B2 JP53120631A JP12063178A JPS5920313B2 JP S5920313 B2 JPS5920313 B2 JP S5920313B2 JP 53120631 A JP53120631 A JP 53120631A JP 12063178 A JP12063178 A JP 12063178A JP S5920313 B2 JPS5920313 B2 JP S5920313B2
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JP
Japan
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transistor
differential pair
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constant current
video
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JP53120631A
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English (en)
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JPS5546666A (en
Inventor
信和 細矢
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はテレビジョン受像機の映像増幅用IC等に実施
される直流分再生回路に関する。
第1図は従来のテレビジョン受像機に使用されている此
種映像増幅回路を示すもので、先ず、これについて説明
する。
第1図に於いて、1は輝度調整用の可変抵抗器VRIに
よつて作成される可変バイアス電圧VAが印加される端
子で、その電圧VAが輝度設定用のトランジスタQ4の
ベースに印加される。
また、端子2には後述する映像人力信号のブランキング
期間のバツクポーチに位置するキーイングパルスP、が
印加されるようになつており、このパルスPlがトラン
ジスタQ3、Q5を通つて直流分再生用のトランジスタ
Q6のベースに印加さ札それによつて、このトランジス
タQ6が導通する。
その際、上記トランジスタQ6のベースに印加されるパ
ルスP2のピーク値は前記輝度設定用のトランジスタQ
4のエミッタ電流に応じて変化することになるので、前
記直流分再生用のトランジスタQ6のエミッタ即ち端子
3に接続された結合兼直流分再生用コンデンサCは映像
人力信号Vl源即ち映像中間周波検波回路(図示せず)
の出力インピーダンスを介して前記パルスPρピーク値
に略比例する電位まで充電されることになる。その際、
前記直流分再生用トランジスタQ6のベース電位が前記
パルスP2のピークレベルより低下した時はトランジス
タQ、lのベース・エミッタ間を介して放電が行なわれ
るが、このトランジスタQllのベース人力抵抗は大き
いため、前記コンデンサCの電位は次のパルスが到来す
るまで保持される。このため、直流分再生用トランジス
タQ6のエミッタに現われる映像信号のペデスタルレベ
ルは一定レベルにクランプされて直流分再生されたこと
になる。次に、このようにして直流分再生された映像信
号はトランジスタQ7、Q8からなる第1差動対の定電
流用トランジスタQllのベースに印加される。
この第1差動対の両ベース間は抵抗R1によつて接続さ
れると共に、その各ベースが第2差動対を構成するトラ
ンジスタQ9,QlOのベースに図示のように接続され
ており、その第1差動対の一方のベースには端子4を介
して固定バイアス電圧VBが印加され、第2差動対の一
方のベースには端子5に接続されたコントラスト調整用
可変抵抗器R2による可変バイアス電圧Vcが抵抗R2
を介して印加されている。従つて、この可変バイアス電
圧を変化させることによつて第1第2差動対の各ベース
間電圧を変化させればその第1差動対のトランジスタQ
7,Q8による定電流トランジスタQllのコレクタ電
流の分流比が変化し、また、第2差動対の定電流用トラ
ンジスタQl2のコレクタ電流の分流比も同様に変化す
るので、結果的に第1第2差動対からなる利得制御段(
コントラスト調整釦7の増幅度が変化することになり、
従つて、第1第2差動対の一方のコレクタ共通接続点即
ち端子6に導出される映像出力信号VOのコントラスト
調整を行うことができる訳である。その際、第2差動対
を第1差動対に対して図示のように接続しているのは、
コントラスト調整による直流電位の変化即ち輝度変化を
相殺するためであり、また、第2定電流用トランジスタ
Ql2のベースに前記輝度調整用可変抵抗器2によつて
作成された可変バイアス電圧VAをトランジスタQl,
Q2を介して印加するようにしているのは、輝度調整に
よつて第1差動対の直流電位が変化した時に、第2差動
対の電位も同様に変化させることによつて利得制御段7
で輝度変化を受けないようにするためである。さて、斯
る従来回路では、可変抵抗器VRl,VR2及びコンデ
ンサCを外付けとするだけで、輝度調整及びコントラス
ト調整機能を備える映像増幅回路の略全体をIC化でき
ると云う利点があるが、その反面、第1第2定電流用ト
ランジスタQll,Ql2に供給される直流バイアス電
圧がその各トランジスタのベース・エミツタ間立上り電
圧のバラツキ等K起因して不平衡となるので、利得制御
段7で直流電位の変化即ち輝度変化を受けることになり
、また、上記ベース・エミツタ間立上り電圧の温度ドリ
フトが利得制御段7によつて増幅されるため、その場合
は温度ドリフトKより輝度が変化することになるが、こ
れらは何れも不都合である。
このため、利得制御段の後段に直流分再生段を付加する
ようにした映像増幅用Cも既に提案されているが、この
ICでは直流分再生用のコンデンサと映像入力結合用の
コンデンサを個別に設けなければならず、従つて、外付
部品が1個増加すると云う欠点がある。
もし、映像入力信号源即ち映像中間周波検波段と映像増
幅用1Cの映像入力端を直結した場合には結合用コンデ
ンサが不要になるが、その反面、上記検波段からの映像
信号の直流電位に対応させてコントラスト調整段のバイ
アスをその都度設定しなければならず、従つて、映像増
幅用1Cとしての汎用性に問題が残る。そこで、本発明
はこのような従来回路の欠点を解消したIC化に好適な
直流分再生回路を提案するものである。第2図は本発明
の直流分再生回路を実施した映像増幅回路の一実施例を
示しており、第1図との対応部分には同一図番を付けて
いる。
同図の回路では、映像中間周波検波段からの映像入力信
号Viは結合兼直流分再生用コンデンサCを介して利得
制御段7の第】差動対Ql3,Ql4の定電流用トラン
ジスタQl7のベースに印加さ粍また、輝度調整用の可
変抵抗器VRlによつて作成された可変バイアス電圧。
は第2差動対Ql5,Ql6の定電流用トランジスタQ
l8のベースに印加されるようになつている。また、上
記第1第2定電流用トランジスタQ,7,Ql8の各エ
ミツタ出力をそれぞれベース人力とするトランジスタQ
l,,Q2Oからなる第3差動対が設けられ、この差動
対の一方のトランジスタQl9のコレクタとその負荷抵
抗2その接続点にベースが接続されたPNP型のトラン
ジスタQ2lのエミツタ・コレクタ間が電源+Vccと
前記第1定電流用トランジスタQl7のベースとの間に
接続され、且つ、上記第3差動対の定電流用トランジス
タQ22のベースに第1図の場合と同様のキーインクパ
ルスP1が印加されるようになつている。また、第1差
動対の一方のトランジスタQl3のコレクタと電源+V
ccとの間には2個の抵抗R3,R4が直列に接続され
、この接続中点にその第1差動対の他方のトランジスタ
Ql4のコレクタが接続されるようになつているが、こ
れは抵抗Rl,R2のバラツキによつてコントラスト調
整範囲が変化するのを防止するためであり、斯る点は本
発明の要旨に直接関係しないので、これ以上の説明は省
略するが、この部分は第1図の場合と同様に接続しても
よいのは当然である。斯る第2図の回路では、コンデン
サCを介して第1定電流用トランジスタQl7のベース
に印加された映像入力信号lは第1第2差動対からなる
利得制御段7で増幅され、その際、第1第2差動対の各
ベース間電圧が可変抵抗器VR2で可変されることによ
つてコントラスト調整が行なわれ、また、第2定電流用
トランジスタQl8のベース電位力阿変抵抗器VRlで
可変されることによつて輝度調整が行なわれるが、それ
らの動作の詳細は第1図の場合の説明から明らかであろ
う。
一方、キーインクパルスY1によつて第3定電流用トラ
ンジスタQ22が導通すると、第3差動対のトランジス
タQl,には第2定電流用トランジスタQl8のエミツ
タ電圧即ち可変抵抗器VRlによつて作成される可変直
流電圧VAに略比例するコレクタ電流が流れ、そのコレ
クタ電流に応じて可変インピーダンス用のトランジスタ
Q2lのコレクタ電流が流れる。
そして、このコレクタ電流で結合兼直流分再生用コンデ
ンサCが充電されるので、このコンデンサCには結局前
記電圧VAに略比例した電位が保持され、従つて第1定
電流用トランジスタQl7のエミツタに導出される映像
入力信号のペデスタルレベルがその電位に保持されて直
流分再生が行なわれる。その際、第3差動対の他方のト
ランジスタQ2Oのベースには第1定電流用トランジス
タQl7のエミツタ電圧が印加されるので、この第3差
動対は第1第2定電流トランジスタQl7,Ql8の両
エミツタ電圧の差を略零にするように動作することにな
る。なお、第2図に於いて、第3差動対トランジスタQ
l,,Q2Oの各ベースには第1第2定電流用トランジ
スタQl7,Ql8の各ベース入力を印加するようにし
ても同等の効果が得られる。
本発明の直流分再生回路は以上の如く構成されたもので
あるから、利得制御段を構成する二つのトランジスタ差
動対の各定電流用トランジスタのエミツタ電位がその各
トランジスタのベース・エミツタ間立上り電圧のバラツ
キ又は温度ドリフト等によつて変化しても、その両エミ
ツタ電位の差を極めて僅少にすることができ、従つて、
利得制御段によつて映像信号の直流電位が変動すること
がなく(ただし、輝度調整時の場合のことではない)、
しかも、コントラスト調整によつて輝度が変化すること
もない。
また、上記利得制御段で輝度調整を行なうようにしてい
るので、第1図の場合のように輝度調整段を個別に設け
た場合よりも構成素子数が少なくて済み、しかも、C化
した場合に外付部品が増加することもなく、テレビジヨ
ン受像機の映像増幅用1C等に実施すれば好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の直流分再生回路を実施した映像増幅回路
を示す回路図であり、第2図は本発明の直流分再生回路
を実施した映像増幅回路の一実施例を示す回路図である
。 Ql3,Ql4・・・・・・第1差動対トランジスタ、
Ql5,Ql6・・・・・・第2差動対トランジスタ、
Ql7,Ql8・・・・・・第1第2定電流用トランジ
スタ、Ql,,Q2O・・・...第3差動対トランジ
スタ、Q2l・・・・・・可変インピーダンス用トラン
ジスタ、Q22・・・・・・第3定電流用トランジスタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 コンデンサを介して映像入力信号がベースに印加さ
    れる第1定電流用トランジスタに接続された第1トラン
    ジスタ差動対の両ベース間に抵抗を接続すると共に、輝
    度調整用の可変直流バイアス電圧がベースに印加される
    第2定電流用トランジスタに接続された第2トランジス
    タ差動対の各ベースを上記第1差動対のそれぞれ反対側
    のベースに接続し、この第1第2差動対の各ベース間に
    コントラスト調整用の可変直流バイアス電圧を印加する
    ことによつてその両差動対のコレクタ共通接続点に得る
    映像出力信号の利得を制御してコントラスト調整を行な
    うようにした映像増幅回路に於いて、前記第1第2定電
    流用トランジスタの各エミッタ出力がそれぞれベースに
    印加される第3トランジスタ差動対を設け、この第3差
    動対の一方のトランジスタの出力によつて可変インピー
    ダンス制御されるトランジスタのエミッタ・コレクタ間
    を電源と前記第1定電流用トランジスタのベースとの間
    に接続し、第3差動対の定電流用トランジスタのベース
    に前記映像入力信号のブランキング期間に位置するキー
    イングパルスを印加するようにしてなる直流分再生回路
JP53120631A 1978-09-28 1978-09-28 直流分再生回路 Expired JPS5920313B2 (ja)

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JPS5546666A JPS5546666A (en) 1980-04-01
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JPS5546666A (en) 1980-04-01

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