JP3322890B2 - ガンマオフセット調整回路 - Google Patents

ガンマオフセット調整回路

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば液晶TVの映
像信号処理回路において、ガンマ補正回路のガンマ補正
カーブに対して、映像信号の入力基準DCレベルを正確
に設定するガンマオフセット調整回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は従来のガンマ補正回路を示すもの
である。この回路は、電流出力アンプ1の非反転入力+
に入力端子2を接続し、反転入力−に入力基準電源3を
接続し、出力に出力端子4を接続するとともに、非線形
インピーダンス5の一端を接続し、非線形インピーダン
ス5の他端は基準電源6に接続している。
【0003】図8は図7の非線形インピーダンス5の具
体的な構成を示したものである。電流出力アンプ1の出
力4側にはトランジスタQ9 、Q10の各ベース、コレク
タそれに抵抗R5 の一端を接続する。トランジスタQ9
のエミッタは抵抗R6を介して基準電源11の正極に、
トランジスタQ10のエミッタは、抵抗R7 を介して基準
電源11の負極と基準電源12の正極にそれぞれ接続す
る。抵抗R5 の他端は基準電源12の負極と基準電極6
に接続する。
【0004】図7に示す回路の入出力特性は、図9に示
すガンマ補正カーブを有するものである。例えば入力端
子2の映像信号のペデスタルレベルをガンマ補正カーブ
の原点に取りたければ、入力端子2のDCレベルか入力
基準電位3のDCレベルを調整して、出力端子4で所望
のDCレベルが得られるようにすればよい。
【0005】しかしながら、上記回路をIC内で構成し
ようとした場合、この方法ではガンマ補正カーブの基準
電位がIC毎にばらつき、また電流出力アンプ1の出力
オフセット電流もあり、出力で正確にガンマ補正カーブ
の原点を知ることはできないため、正確な調整もできな
い。なお、この調整の一手段として、入力でペデスタル
クランプを行う方法が考えられている。しかし、実際の
映像信号のペデスタルレベルは直流伝送補正などによ
り、信号レベルに応じて変化していることがあるため、
このような信号が入力される場合は有効でない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のガンマ
オフセット調整回路は、入力にペデスタルクランプ回路
が用いられない場合は、IC内の基準電位に対する入力
レベルの相対位置がわからないため、ガンマ補正カーブ
に対し所望の位置に合わせることが難しいという問題が
あった。
【0007】この発明は、入力のペデスタルクランプ回
路がなくても、入力DCレベルをガンマ補正カーブに対
して所望の位置に正確に合わせることができる回路を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】 この発明は、ガンマ補
正出力を決定する基準電位に、任意のタイミングで固定
できるバッファ回路を備え、所定の入力レベルに対し、
前記バッファ回路を動作させたときと動作させないとき
との電位差を調整可能としたものである。
【0009】
【作用】上記した手段により、ある一定入力レベルに対
し、この回路を作動させたときと作動させないときの出
力DCレベル差を読みとり、このレベル差を任意に設定
するよう調整することで、ガンマ補正カーブのと入力D
Cレベルとの関係を適切に定めることができる。
【0010】
【実施例】以下、この発明の実施例につき図面を参照し
て詳細に説明する。図1はこの発明のー実施例を示すも
ので、図7と同一部分には同一の符号を付し、ここでは
異なる部分を中心に説明する。
【0011】図1において、この回路は、非線形インピ
ーダンス5に並列に、制御端子8に入力される制御信号
で制御するバッファ回路7を接続した点が、図7と異な
る部分である。バッファ回路7は、非線形インピーダン
ス5と基準電源6の接続点に入力9を接続し、出力10
を出力端子4に接続する。
【0012】図2は図1のバッファ回路7を具体的に示
したものである。すなわち、トランジスタQ1、Q2、
Q3、カントミラーCM1は、オペアンプを構成す
る。オペアンプの非反転入力となるトランジスタQ1の
ベースは、バッファ回路7の入力9を介して図1の非線
形インピーダンス5と基準電源6に接続し、オペアンプ
の出力を出力端子5に接続する。トランジスタQ4、Q
5、抵抗R1、R2で構成されたオペアンプの電流源は
電流制御入力となるトランジスタQ4、Q5のベースを
制御端子8に接続する。
【0013】このバッファ回路7は、制御端子8の制御
により、トランジスタQ4 、Q5 にコレクタ電流を流す
と、図1の電流出力アンプ1の出力オフセットがあって
も、出力端子4の電位は入力9の電位に等しくなる。
【0014】図1において、例えば出力端子4に図3
(a)のような映像入力が出力されているとき、そのペ
デスタル期間にONする図3(b)のような制御パルス
を制御端子8に与えると、出力端子4は図3(c)のよ
うに出力波形が得られる。これは、制御パルスONのと
き図1の基準電位6が出力に挿入されたことになる。そ
こで出力端子に挿入された基準電位の振幅を調整すれ
ば、ガンマ補正カーブに対して入力信号DCレベルを適
切に設定することができる。ちなみに入力信号のペデス
タルを、ガンマ補正カーブの原点に合わせたいときは、
基準電位を挿入しても段差が出ないように調整すればよ
い。
【0015】上記した実施例では、比較的簡単な構成で
ガンマ補正回路で生じる入力換算DCオフセットを簡単
に調べることができるので、入力DCレベルを最適に設
定することができる。
【0016】図4は、この発明の他の実施例を示すもの
である。この実施例は、図1におけるバッファ回路7の
入出力を逆に接続するとともに、並列接続したバッファ
回路7の出力10側から抵抗R3を介して非線形インピ
ーダンス5と基準電源6の接続点に接続し、バッファ回
路7の入出力を差動増幅アンプ11に供給し、その出
出力端子4に接続したものである。
【0017】この実施例では、電流出力アンプ1の出力
波形は、図5(a)に示すようになる。制御端子8から
の制御パルスにより、バッファ回路7がアクティブにな
ったとき、この出力は図5(b)のようになる。この結
果、差動増幅アンプ10により、(a)、(b)の波形
のレベルを減算し、最終的な出力は図5(c)に示すよ
うになる。この実施例では、バッファ回路7の入力が信
号経路に接続してあるので、これによるf特劣化の影響
が無視できるという効果があり、広帯域化には極めて有
利なものとなる。
【0018】ここで説明した実施例のバッファ回路7の
構成は、特に図2に限定されるものではない。例えば、
図2と同様なオペアンプであって、電流源のOFFなど
によりその機能を停止できるものであればよ、図6に
示すようなスイッチ回路でもよい。図6の回路は、トラ
ンジスタQ6、Q7のベースを相互接続するとともにト
ランジスタQ8のコレクタに接続し、トランジスタQ6
のコレクタ、Q7のエミッタを入力9に接続し、トラン
ジスタQ6のエミッタ、Q7のコレクタを出力端子4に
接続し、トランジスタQ8のエミッタは抵抗R4を介し
て接地し、ベースは制御端子8に接続している。
【0019】この回路は、制御端子8の制御により、ト
ランジスタQ8 のコレクタ電流を流すと、トランジスタ
Q6 、Q7 はサチュレーションモードに入り、スイッチ
入力9と出力端子4間のインピーダンスが低くなり導通
する。一方トランジスタQ8をカットオフさせるとスイ
ッチ入力9、出力端子4間はオープン状態となる。要
は、制御入力の状態により、等価的に入力9のDCレベ
ルに対し、出力端子4のDCレベルが略同電位になれば
よい。
【0020】なお、この説明においては、基準レベルを
映像信号のペデスタルレベルに対し適切な位置に合わせ
るようにしたが、特にペデスタルレベルでなくても特に
差し支えない。
【0021】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明のガンマオ
フセット調整回路によれば、非常に簡単な構成で入力信
号に対し、ガンマ補正を適切に施すことができる、とい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のー実施例を示す回路構成図である。
【図2】図1の要部を具体的に示した回路図である。
【図3】図1の要部の波形図である。
【図4】この発明の他の実施例を示す回路構成図であ
る。
【図5】図4の要部の波形図である。
【図6】図の要部を具体的に示した回路図である。
【図7】従来の回路構成図である。
【図8】図6の要部を具体的に示した回路図である。
【図9】図6の入出力特性図である。
【符号の説明】
1………電流出力アンプ 2………入力端子 4………出力端子 5………非線形インピーダンス 6………基準電源 7………バッファ回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/14 - 5/217

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基準直流レベルを有する期間を含む信号
    の直流オフセットの調整が可能でかつ前記信号にガンマ
    補正を施すガンマオフセット調整回路であって、 前記信号を差動入力の一方とし前記直流オフセットを調
    整するための可変直流電圧源を差動入力の他方とする差
    動増幅回路と、 前記差動増幅回路の電流出力により駆動される非線形イ
    ンピーダンス回路と、 前記駆動により生ずる電圧出力の基準となり、前記非線
    形インピーダンス回路の一端が接続される基準電圧源
    と、 前記非線形インピーダンス回路の他端が出力にかつ前記
    基準電圧源の電圧出力側が入力に接続されるか、あるい
    は前記非線形インピーダンス回路の他端が入力にかつ前
    記基準電圧源の電圧出力側が出力に接続され、前記信
    が前記基準直流レベルを有する期間のみ前記入力を
    出力に伝えるバッファ回路とを有し、前記可変直流電圧源は、前記信号が前記基準直流レベル
    を有する期間における、前記バッファ回路の出力側波形
    を基準に調整され、 前記差動増幅器の電流出力による駆動により前記非線型
    インピーダンス回路に生じる電圧出力を出力とする こと
    を特徴とするガンマオフセット調整回路。
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