JPS59202619A - コンデンサ - Google Patents

コンデンサ

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Publication number
JPS59202619A
JPS59202619A JP58077036A JP7703683A JPS59202619A JP S59202619 A JPS59202619 A JP S59202619A JP 58077036 A JP58077036 A JP 58077036A JP 7703683 A JP7703683 A JP 7703683A JP S59202619 A JPS59202619 A JP S59202619A
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JP
Japan
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capacitor
dielectric
lanthanum oxide
porcelain
titanate
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Application number
JP58077036A
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English (en)
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JPH0420250B2 (ja
Inventor
公人 西川
修 山口
加藤 由尚
勝 神庭
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Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nissin Electric Co Ltd filed Critical Nissin Electric Co Ltd
Priority to JP58077036A priority Critical patent/JPS59202619A/ja
Publication of JPS59202619A publication Critical patent/JPS59202619A/ja
Publication of JPH0420250B2 publication Critical patent/JPH0420250B2/ja
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  • Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
  • Ceramic Capacitors (AREA)
  • Inorganic Insulating Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、コンデンサに関する。 さらに詳しくは、
誘電損失の改善されたコンデンサに関する。
従来、磁器誘電体を電極間に介在させたコンデンサ素子
からなるコンデンサが知られており、これに用いる磁器
誘電体として種々の磁器材料が知られている。 これら
のうちCaTiO3磁器材料を用いた磁器誘電体は室温
における特性がペレットでε(誘電率)が150程度、
−δ(誘電正接)が0.04〜0.05 %で誘電率が
高く―δも比較的低く良好な誘電体である。 しかし、
高電圧が印加される電力用コンデンサ用に用いる誘電体
としては−aは充分に小さいものではなく、ことに実際
の使用温度(−50〜120℃)下においての−δが増
加して誘電損失が太きくなるという問題点があり、さら
に常温使用下においても−δ特性にバラツキがあるとい
う点不利であった。 また、BaTiO3や5rTi0
3のような磁器材料においても同様な問題があり、―δ
特性の向上が望まれていた。
この発明は、上記チタン酸塩系磁器誘電体を用いたコン
デンサにおける問題点を解消すべくなされたものであり
、誘電損失の改善されたコンデンサを提供することを一
つの目的とするものである。
この発明の発明者らは、種々検討研究の結果、チタン酸
塩系磁器誘電体を作製する際に少量の酸化ランタンを加
えることにより、この磁器誘電体の−a特性が顕著に改
善され、ことに80〜90℃の温度下においても−δを
0.1%以下に制御しうる事実を見い出しこの発明に到
達した。
この発明に用いる酸化ランタンはそれ自体、磁器材料の
主原料として使用しつるものであるが、この発明の最も
特徴とする点は、かような酸化ランタンを磁器誘電体製
造時の主原料とはせず、C!aTi03のようなチタン
酸塩系磁器誘電体に対する改質剤として少量用いる点に
ある。
かくしてこの発明によれば、電極間にチタン酸塩系磁器
誘電体を介在させたコンデンサ素子からなり、上記酸化
チタン系磁器誘電体に少量の酸化ランタン成分を含有さ
せたことを特徴とするコンデンサが提供される。
以下、添付図面と共にこの発明のコンデンサについて詳
説する。 第1図はこの発明のコンデンサにおけるコン
デンサ素子を例示する構成説明図である。 図において
コンデンサ素子(1)は、銀電極(3>(8’)間に、
酸化ランタン成分を0.5〜5重量%含有するCaTi
O3磁器誘電体(2)を挾持してなる。
なお、(4) (4つは引出線である。
この発明に用いるチタン酸塩系磁器誘電体としては、C
!aTi03 、BaTiO3、5rTi03磁器等が
挙げられる。 これらのうち誘電率及び−δが良好で、
この発明の効果が最も発揮される点C!aTi03磁器
を用いるのが好ましい。
この発明において上記磁器誘電体に酸化ランタン成分が
少量含有される。 この少量としては磁器誘電体中0.
5〜5重量%が適当である。 含有量が0.5重量%未
満の場合には室温下での−δ特性は改善されるが高電圧
が印加されるような高温条件下でのtanδでの改善が
不充分であり15重量%を越えると誘電率εが著しく低
下すると共に誘電体自体が脆くなり好ましくない。
上記酸化ランタン成分の含有は、通常、チタン酸塩系磁
器誘電体製造の際の原料(例えば、炭酸カルシウムと酸
化チタンとの混合物等)に直接酸化ランタン(”zos
 )を添加混合した後、この混合物を常法で焼結するこ
とにより行うことができる。
このような少量の酸化ランタン成分を含有するチタン酸
塩系磁器を誘電体とし適宜電極や引出し線を付設するこ
とによりコンデンサ素子が得られこれを用いることによ
りこの発明のコンデンサが得られる。 かようなコンデ
ンサの具体的形態は、コンデンサ素子を樹脂でモールド
したものであってもよく、絶縁油中に保持させたもので
あってもよく当該分野で知られた如何なる形態で用いら
れてもよい。 場合によっては、板状の上記誘電体を多
層積層した形態の積層型のコンデンサとして構成しても
よい。
このようにして得られたこの発明のコンデンサは−δが
減少された誘電体からなるため、誘電損失の改善された
優れたものである。 例えば、0aT103磁器を、誘
電体の母材とした場合には常温下での−δはo、 02
 q6以下(酸化ランタンを含有させたいものに比して
半分以下)となり、80〜90℃の高温下においてもt
&Ilaはo−iチ以下に減少されてお9侵れたもので
ある。 そして誘電率ε自体も100以上であり実質的
に母材の優れた誘電率は損なわれていない。 さらにt
anδのバラツキも改善されている。
従って、この発明のコンデンサは種々の用途に有用であ
り、ことに高温環境とfxv誘電損失が重大な問題とな
る電力用コンデンサとして有用なものである。
以下、この発明を実施例により説明するが、これにより
この発明は限定されるものではない。
実施例1 酸化ランタン(La、03)を含有させたベレット状(
口径18N、厚さ1.7111 )の0aTi03磁器
板を種々作製しこの両面に常法により銀電極を焼きつけ
て第1図に示すごときコンデンサ素子をそれぞれ構成さ
せた。 なお、磁器板は下記の配合割合で各粉末を湿式
混合ミル中で均一に混合した後所定型内で1200〜1
500’c下で2〜3時間焼結することにより行なった
配合割合 (重量tI)) このようにして得られた各々のコンデンサ素子について
誘電率と室温下での−δ特性について測定した。 なお
印加電圧は6207/mmとした。
この結果を第2図に示す。
このように、酸化ランタンを添加することにより−δが
減少していることが判る。 ただし、添加量が5五量チ
を越えると誘電率εが急激に低下するため−δが改善さ
れても好ましくないことが実施例2 実施例1で得たそれぞわのコンデンサ素子について、電
力用コンデンサ、とじての実用上の観点から、85℃の
温度下におけるーδ特性の測定を行なった。
この結果を第3図に示す。
このように高温下においても−δは顕著に改善されてお
り、ことに酸化ランタン添加量が0.5重量%以上にお
いては−δが0.1チ以下となり優れたものであること
が判る。
実施例8 実施例1と同様にして、酸化ランタンの添加量が0.0
.01.0,02.0.2.2.5及び10重量−のも
のを各々15個づつ作り、その−δのノくラツキについ
て調べた。 なお、測定条件は、室温、6QHss、気
中で印加電圧は620 V/−である。
この結果によるーδの統計分散範囲を第4図に示す。
このように、酸化ランタンを添加することによりコンデ
ンサ個々のバラツキも顕著に改善されていることが判る
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明のコンデンサ素子を例示する構成説
明図、第2図、第3図及び第4図は、この発明のコンデ
ンサの誘電率や−δ特性を比較例と共にそれぞね例示す
るグラフである。 (1)・・・コンデンサ素子、(2)・・・C!aTi
03磁器誘電体、(3)、(8’)・・・銀電極、(4
)、(4つ・−・引出線。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、電極間にチタン酸塩系磁器誘電体を介在させたコン
    デンサ素子からなり、上記酸化チタン系磁器誘電体に少
    量の酸化ランタン成分を含有させたことを特徴とするコ
    ンデンサ。
JP58077036A 1983-04-30 1983-04-30 コンデンサ Granted JPS59202619A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58077036A JPS59202619A (ja) 1983-04-30 1983-04-30 コンデンサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58077036A JPS59202619A (ja) 1983-04-30 1983-04-30 コンデンサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59202619A true JPS59202619A (ja) 1984-11-16
JPH0420250B2 JPH0420250B2 (ja) 1992-04-02

Family

ID=13622531

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58077036A Granted JPS59202619A (ja) 1983-04-30 1983-04-30 コンデンサ

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JP (1) JPS59202619A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4843046A (en) * 1986-10-15 1989-06-27 Mitsubishi Mining And Cement Co., Ltd. Ceramic composition of high dielectric constant comprising PbO3, La2 O3, MO, ZrO2 and TiO2

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4843046A (en) * 1986-10-15 1989-06-27 Mitsubishi Mining And Cement Co., Ltd. Ceramic composition of high dielectric constant comprising PbO3, La2 O3, MO, ZrO2 and TiO2

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0420250B2 (ja) 1992-04-02

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