JPS59202407A - 光導波路の製造方法 - Google Patents

光導波路の製造方法

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JPS59202407A
JPS59202407A JP7627583A JP7627583A JPS59202407A JP S59202407 A JPS59202407 A JP S59202407A JP 7627583 A JP7627583 A JP 7627583A JP 7627583 A JP7627583 A JP 7627583A JP S59202407 A JPS59202407 A JP S59202407A
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JP
Japan
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layer
glass
waveguide
glass layer
substrate
Prior art date
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Pending
Application number
JP7627583A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Kawachi
河内 正夫
Mitsuho Yasu
安 光保
Yasubumi Yamada
泰文 山田
Hiroshi Terui
博 照井
Morio Kobayashi
盛男 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、光通信等の分野に用いる光導波路の製造方法
に関する。
光通信方式の進展に伴い、光分岐、光結合、光分波等の
機能を果たす光部品、特に大量生産が可能な導波形光部
品への需要が高1っている。
光ファイバの主流を占めている石英・ガラス系光ファイ
バとの整合性の点から、導波形光部品の構成要素として
、石英ガラス基板上に形成された導波路の厚さ5〜10
0μm程度の石英ガラス系光導波路を用いることは利点
が多い。しかし従来この種の石英ガラス導波路は、石英
ガラス基板上に5iO1!を主成分とし、ドーパントと
してT IG i 4もしくはGeC1,PCl3.B
Cl2等を含むガラス形成原料ガスを熱酸化または加水
分解し、ガラス微粒子から成る多孔質ガラス層を一様に
形成し、この多孔質ガラス層を基板ごと1800〜14
00℃程度に加熱して透明ガラス層とした後、フォトエ
ツチングの手法により、所望の導波路を得るのが通常で
ある。しかし石英系ガラス膜を精度良くエツチングする
のは、きわめて困難であり、OH,Fガス等を用いた反
応性スパックエツチングの方法によっても、導波路の側
面に0.1〜0.5μ″nt8度の表面荒れが生じ、こ
の導波路加工により、0.8〜16B/c1nもの光散
乱損失を招くという欠点があった。
誉たこのエツチングの方法では、マスク材の形成等の準
備工程が複雑であり、エツチング速度も0.1μrrL
/分程度と遅く、特に501Jm以上の深さのエツチン
グが必要な多モード用導波路作製は、長時間を要し、結
果として得られる光部品の価格が高くなるという欠点が
あった。
エッチニゲによらない導波路加工法としては、COレー
ザビームにより多孔質ガラス層の所望部分を局部的に加
熱して、加熱部分を透明ガラス化し、他の多孔質ガラス
部分を洗い落すという方法が知られているが、この方法
では、導波路の側面の切れが悪く、洗い落す操作にまり
側面が荒れ、やはシ光散乱損失が増大すると込う欠点が
あった。
本発明は、従来法の前記の欠点を解決するため、レーザ
ビームの多孔質ガラス層への新しい作用に着目したもの
で、レーザビームの照射に、J:、!’)、多孔質ガラ
ス層を基板ガラスに達するまで局所的に切断踵その後、
残部を透明ガラス化し、導波路とするものである。以下
図面によ!9本発明の詳細な説明する。
第1図は、本発明の一実施例の工程図である。
まず(2L)の工程において、石英ガラス基板lの上に
バッファA’O2、導波層8、保護層4がら成る多孔質
ガラス層を堆積する。次に(b)の工程において・必要
部分に炭酸ガスレーザビームを照射しつつ基板を移動し
、多孔質ガラス層5を線状に切断し、細溝7a、7bを
形成する。続いて多孔質ガラス層5を基板ごと加熱して
透明ガラス化し、透明ガラス層8を得る。細溝7a、7
bで挾まれた部分9が導波路と化し、第1図(c)以上
の工程で所望の導波路を得ることができる。導波路9の
左右側面は、空気に接しているが、さらに透明ガラス層
8に重ねてクラッド層となるべき多孔質ガラス層を形成
し、透明ガラス化し、細溝7a、7bをクラッドガラス
で埋め込むこともできる。
第2図はGOレーザビームに、Cシ、多孔質ガラス層を
切断する実施例を示す。第2図において、多孔質ガラス
層5を堆積された基板lはイ′#密移動台21の上に設
置されておシ、co レーザ22よシのレーザビーム2
5は・シャッタ28 、反射鏡28’、集’tKレンズ
24を経て約85μmのスポット径で、多孔質ガラスI
V 5に照射される。シャッタz8と精密移動台z1と
を連動して操作することにより・多孔質ガラス層5に所
望のパターンの切込みを入れることができることがわか
った。
次に以上の実施例を具体例に基づいて詳細に説明する。
すなわち、第1図の工程において、基板1として厚さ2
 mm 、面積5crQ×5Crnの石英ガラス板を用
い、片面を光学研磨した。研磨した面に、ガラス微粒子
合成トーチによる火炎加水分解反応により、多孔質ガラ
ス層5を堆積した(堆積方法については、特願昭56−
208849号「ガラス光導波膜の製造方法および製造
装置」発明者:河内他を参照のこと)。多孔質ガラス層
は3102 P 205−B2O3ガラス微粒子から成
るバッファ層2(厚さ25θμmλ保設層4(厚さ25
0 pm )と5in2−Tie□ミP2O5−B2O
3ガラス微粒子から成る導波層8(厚さ500μm)か
ら成り、全体の厚さは1 mmである。第2図において
、CO2レーザ22の出力を1、OWとし、精密移動台
21の移動速度を1 mm1秒として多孔質ガラス層5
の切断を行うと良好な結果が得られた。
多孔質ガラス層に中心間隔が100μf′n、離れた細
溝7a、7bをGoレーザ出力をパラメータとして直線
状に書き込み、その後1300℃の温度で電気炉中で透
明ガラス化し、透明ガラス層8の断面形状を顕微鏡で観
察した結果を第8図に示した。炭酸ガスレーザ出力は第
8図(+L)では0.5W、な(8図(b)では1.O
W 、第8図(C)では2Wである。第8図6)の揚台
には切込みがバッファ層2aにすで達せず光導波路9へ
の光の閉じ込め効果は不完全と考えられる。第8図(b
)では光導波路9の形状が良く望寸し2い例である。第
8図(0)ではCO□レーザパワーが太きすぎて、基板
1の一部にも変形が及び、“・・光導波路9の形状もく
ずれている。このように以上の実施例では、最適なCO
□レーザパワーはIW程度であったが、もち論最適パワ
ーは精密微動台21の移動速度や多孔質ガラス層5のガ
ラス組成や厚さに依存するので、目的に応じて調節する
必要があることは言うまでもない。
第8図(b)の条件で作製した導波路9は、幅、高さと
も約50μmであ#)1比屈折率はドーパントTlO2
の作用によりバッファ層、保護層よりも1係大きくなっ
ている。長さ約5mの直線状の導波路9の元伝播損失を
測定したところ0.3〜0.4clBであった。しため
よって単位長さの損失は0.16B/α以下と従来法に
比べて低損失であることがわかった。この理由は導波路
9の側面がCO2レーザビームで加熱され、鏡面状態に
なっているためで、エツチング法の場合に見られる微小
ゆらぎがないためと考えられる。
次に、導波路9の側面をもSiO□−”fl105−B
20Bガラス層で覆うために、透明ガラス層8の上面に
、再度、5io2− P2O5−B2O3系ガラス微粒
子を堆積し、溝?a、7bを埋め、透明ガラス化した第
4図の椙造で、損失を再測定したところ、測定装置の測
定精度0.11B以下、すなわち0.026B/L:r
n以下ときわめて低損失であった。
第5図は本発明の別の応用例を示す。第5図(2L)に
おいて、51はファイバ径にあわせてCo2レーザビー
ムで切り込んだ細溝であり、第5図(b)に第5図(a
)のA −A’における断面図を示したように1細溝5
1にファイバを差し込むことにより、導波層8aに光を
導入才たは導出することができる。
また52は円弧状の細溝を形成した例を示し、第5図(
C)は第5図(a)のB−B’における断面図であり、
細溝内面を覆うようにAu金属膜52を蒸着してあり、
凹面鏡としての役割を果たすことができ、6波形光分波
器の構成等にきわめて有効である。従来凹面鏡は導波路
の端面を円弧状に光学研磨することにより作製されてい
たが、本発明の適用に、lニジ、導波膜の任煮の部分に
容易に凹面鏡を形成することができるのである。
以上説明したように、本発明の光導波設つ製造方法によ
れば、多孔質膜段階で、CO2レーサヒ〜ムで所ジノ形
状の切込みを入れることにより、きわめて簡単なプロセ
スで低損失光導波路等を得ることができる。CO2レー
ザを用いる限り、最小清波路幅は20〜30μmである
が、レーザとして波長の短いエキシマ−レーザを用いれ
ば、数μm幅の単一モード月光a波路を形成することも
可能と考えられる。イ’71密移動右で基板を移動する
代わりに、もち論レーザビーム自体を走査することもで
き、レーザ出力と定食・移動俄栴との組み合わせにニジ
、分岐、ミキシング、等の光回路や、凹面鏡を含んだ分
波器の作製に威力を発揮すると考えられ、光部品の低価
格に貢献するところが犬である。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)、 (b) 、 (c)は本発明の一実施
例工程図、第2図はCO□レーザによる多孔質ガラス層
切込み方法の説明図、第8図(a)、 (b)、 (c
)は得られた光導波路の断面図、第4図は切込み細溝部
をタララドガラスで埋め込んだ光導波路の断面図、第5
図は本発明の他の応用例の説明図で、第5図(a)は斜
視図・第5図(b)は第5図(a)のA −A’におけ
る断面図・第5図(c)’は第5図(a)のB−B’に
おける断面図でおる。 1・・・ガラス基板、2・・・バッファ用多孔質ガラス
層、8・・・導波層用多孔質ガラス層、4・・・保護層
用多孔質ガラス層、5・・・多孔質ガラス層、6・・・
レーザビーム、ea、7b・・・細溝、8・・・透明ガ
ラス層、Q・・・光導波路、2a・・・バッファ層、3
a・・・導波層、4a・・・保護層、21・・・精密移
動台、22・・・Co2レーザ、28−・・シャッタ、
28′・・・ミラー、24・・・集束レンズ、25・・
・レーザビーム、8′・・・埋め込み用クラッド層、5
1・・・ファイバ差し込み用細溝、52・・・円弧状細
溝、53・・・Au金属膜。 特許出願人 日本電信電話公社 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ガラス基板上に、ガラス形成原料ガスの熱酸化また
    は加水分解反応により合成されるガラス微粒子を堆積し
    多孔質ガラス層とした後、多孔質ガラス層の一部を、レ
    ーザビームにょシ所望の形状に切断し、その彼、基板を
    加熱して多孔質ガラス層を透明ガラス化することを特徴
    とする光導波路の製造方法。
JP7627583A 1983-05-02 1983-05-02 光導波路の製造方法 Pending JPS59202407A (ja)

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