JP3097719B2 - 光回路の製造方法 - Google Patents

光回路の製造方法

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JP3097719B2
JP3097719B2 JP73093A JP73093A JP3097719B2 JP 3097719 B2 JP3097719 B2 JP 3097719B2 JP 73093 A JP73093 A JP 73093A JP 73093 A JP73093 A JP 73093A JP 3097719 B2 JP3097719 B2 JP 3097719B2
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glass
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雅弘 柳澤
泰文 山田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光通信や光情報処理に用
いるガラス光導波回路の製造方法に関するものである。
詳しくは、本発明はモードフィールド変換回路を有する
ガラス光導波回路の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ガラス光導波路は損失が低い、安定性が
高い、加工性がよい等の特長や、光ファイバとの整合性
が良好な点などから、各種光部品を作製する上で非常に
有用である。また、これらガラス光回路用基板として
は、大口径および高加工性等の特長を有するシリコンや
優れた電気特性を有するセラミック材料などが有用であ
る。近年、これらの特性を生かしてより高機能高集積化
された光回路の研究が進められているが、ここで、さら
に光部品の小型化、高集積化を図るためには、ガラス光
導波路においてコアとクラッドの比屈折率差Δを大きく
取ることが有効となる。しかしながら、比屈折率差を大
きくすると、ガラス光導波路内でのモードフィールド径
が小さくなり、光ファイバとの整合性が悪くなってしま
い、光導波路の比屈折率差Δと光ファイバの整合性がト
レードオフの関係となっている。ここで、この問題を解
決する方法としては、入出力端にモードフィールド変換
回路を作製して光導波路のモードフィールド径を整合さ
せることが有望である。
【0003】現在、このような導波型のモードフィール
ド変換回路としていくつかの提案がなされている。その
中で、レーザ光照射を用いたガラス光導波路の局所加熱
によりコア内のドーパントを熱拡散させてモードフィー
ルド変換回路を作製する方法は、清浄かつ非接触で光導
波路の局所的な加熱が可能となるため非常に有望であ
る。図13は従来法に従うレーザ光照射を用いた光導波
路の加熱によるモードフィールド拡大方法を説明する模
式的断面図であり、1は基板、2は光導波路部、3は光
導波路、4はコア、5はクラッド、6はレーザ光、7は
レーザ光源、8は集光レンズ、9はミラーである。上述
した構成においては、基板1上にガラス光導波路部2が
形成されて光導波路3を構成している。このガラス光導
波路部2はコア4とクラッド5とを備え、ガラス光導波
路部2に対して、ガラスの吸収波長帯内に波長を有する
レーザ光6がレーザ光源7から図13(A)に示すよう
に集光レンズ8を介して、あるいは図13(B)に示す
ように集光レンズ8およびミラー9を介して、上部方向
からのみ照射され、光導波路部2の表面が加熱されるこ
ととなる。現状では石英基板上に形成された石英系光導
波路に対してCO2 レーザ光を照射して位相調整等が行
われている。しかしながら、ここで、前述のシリコンや
セラミック材料等の、ガラス材料と比較して熱伝導率の
高い材料を基板として用いた場合、上部方向からのみの
レーザ光照射によりガラス光導波路においてモードフィ
ールド変換回路作製を行う際に、基板内に熱が逃げてし
まって光導波路部内で大きな温度勾配が形成されてしま
い、均一なモードフィールド拡大は困難となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、モー
ドフィールド径の異なる光導波路同士、もしくは、モー
ドフィールド径の小さな光導波路を光ファイバに接続す
る際などに必要となるモードフィールド変換回路等の光
回路の製造方法であって均一なモードフィールド拡大の
可能な光回路の製造方法を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に従う本発明の
光回路の製造方法は、光導波路基板とこの上に形成され
た、コアとクラッドとを有しガラス材料からなる光導波
路部とを備えた光導波路であって、該光導波路基板は該
ガラス材料よりも熱伝導率の高い材料からなる光導波路
に対して前記コア近傍を局所的に加熱して光導波路の
モードフィールドを拡大する方法において、加熱ヒータ
で光導波路全体を加熱し、前記全体が加熱された状態
で、前記ガラスの吸収波長帯内に波長を有するレーザ光
を照射し、前記コア近傍を局所的に加熱することを特徴
とする。
【0006】請求項2に従う本発明の光回路の製造方法
は、光導波路基板とこの上に形成された、コアとクラッ
ドとを有しガラス材料からなる光導波路部とを備えた光
導波路であって、該光導波路基板は該ガラス材料よりも
熱伝導率の高い材料からなる光導波路に対して、前記ガ
ラスの吸収波長帯内に波長を有する第1のレーザ光を前
記光導波路の上部方向から照射して前記コア近傍を局所
的に加熱して光導波路のモードフィールドを拡大する方
法において、前記第1のレーザ光の照射に加えて、ガラ
スの透過波長帯でありかつ基板材料の吸収波長帯である
波長帯内に波長を有する第2のレーザ光を前記光導波路
の上部方向から同時に照射して前記コア近傍を加熱する
ことを特徴とする。
【0007】請求項3に従う本発明の光回路の製造方法
は、光導波路基板とこの上に形成された、コアとクラッ
ドとを有しガラス材料からなる光導波路部とを備えた光
導波路であって、該光導波路基板は該ガラス材料よりも
熱伝導率の高い材料からなる光導波路に対して、前記ガ
ラスの吸収波長帯内に波長を有する第1のレーザ光を前
記光導波路の上部方向から照射して前記コア近傍を局所
的に加熱して光導波路のモードフィールドを拡大する方
法において、前記第1のレーザ光の照射に加えて、ガラ
スの吸収波長帯でありかつ基板材料の透過波長帯である
波長帯内に波長を有する第2のレーザ光を前記光導波路
の裏面方向から同時に照射して前記コア近傍を加熱する
ことを特徴とする。
【0008】
【作用】従来法でのガラス光導波路へのレーザ光照射の
みを用いた加熱においては、高い熱伝導率を有する基板
の影響で熱が基板内に逃げてしまい、光導波路部の上部
表面のみが加熱されて光導波路内で大きな温度勾配が形
成され、これにより、モードフィールドが不均一に拡大
されてしまう。
【0009】これに対して、本発明においては、さら
に、(1)光導波路全体を加熱することにより、(2)
ガラスの透過波長帯であり、かつ、シリコン等の基板材
料の吸収波長帯である波長帯内に波長を有するレーザ光
の照射を上部方向から加えることにより、あるいは
(3)裏面方向からガラスの吸収波長帯でありかつシリ
コン等の基板材料の透過波長帯である波長帯内に波長を
有するレーザ光の照射を加えることにより、光導波路の
上下両方向からコア近傍の加熱を行う。これにより、コ
ア近傍が均一に加熱されので、モードフィールドの均一
な拡大を可能としている。モードフィールド拡大部(変
換部)は典型的にはテーパ状である。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照しつつ本発明を実施例によ
り具体的に詳述するが、本発明はこれらの実施例に限定
されないこと勿論である。
【0011】(実施例1)図1は本発明の第1の実施例
に従う、ガラス光導波路におけるモードフィールド拡大
方法を説明する模式的断面図であり、1は基板、2は光
導波路部、3は光導波路、4はコア、5はクラッド、6
はレーザ光、7はレーザ光源、8は集光レンズ、10は
ヒーターである。熱伝導率の高い基板1とこの上に形成
されコア4とクラッド5とを備えた光導波路部2とから
なる光導波路3の光導波路部2に対して、ガラスの吸収
波長帯内に波長を有するレーザ光6をレーザ光源7から
集光レンズ8を介して照射するのは図13(A)に示さ
れる従来技術と同様であるが、本発明においては、この
レーザ光照射に加えて光導波路3全体をヒーター10を
用いて加熱する構成となっている。ここで、本発明の有
効性を図2を用いて説明する。図2はレーザ光照射を用
いた加熱における光導波路内での温度分布を示すグラフ
であって、(A)はレーザ光照射のみの場合(従来技
術)、(B)はレーザ光照射にヒーターによる加熱を加
えた場合(本発明)を示し、それぞれ対応する断面図を
参考のために添えてある。1は基板、2は光導波路部、
3は光導波路、4はコア、5はクラッド、6はレーザ
光、10はヒーターである。図2から判るように、レー
ザ光照射のみにおいては熱伝導率の高い基板により熱が
吸収されてしまい、光導波路内で非常に大きな温度勾配
が形成されてモードフィールドが不均一に拡大してしま
うのに対して、加熱ヒーター10を用いてコア4内のド
ーパントの拡散が無視できる温度で全体を加熱した状態
でレーザ光6を照射した場合は、基板10の温度が底上
げされることになり、温度勾配が著しく改善されてほぼ
均一にモードフィールドを拡大することが可能となる。
ここで、モードフィールド変換部のテーパ形状は、レー
ザ光6のビーム形状、照射パワー、照射時間および加熱
ヒーター10の温度を制御するとともに、レーザ光6も
しくは光導波路3を移動させてレーザ光6を照射する位
置を制御することにより容易に制御することが可能であ
り、コンピュータ等を用いて正確に制御できる。
【0012】次に、本発明の効果について説明する。図
3は本実施例の光導波路端部のモードフィールド拡大方
法およびその応用例の説明図であり、(A)は模式的断
面図、(B)は模式的上面図である。1,3,4,5,
6,10は図2と同じであり、2aはモードフィールド
を拡大された光導波路部、4aはコア拡大部、12は光
ファイバである。本発明の効果を確かめるために、ガラ
ス材料として石英系ガラス、基板材料としてシリコン、
レーザ光としてCO2 レーザを用いて、シリコン基板1
0上に形成された石英系光導波路3において全体を加熱
した状態でレーザ光6を照射してモードフィールドの拡
大を行い、光ファイバ12への接続を行った。ここで、
本実施例で用いた石英系光導波路においては、火炎堆積
法を用い、コア4のドーパントをゲルマニウム(G
e)、コア形状を3×3μm2 の矩形、コア4とクラッ
ド5の比屈折率差を2%とした。まず、図3(A)に示
すように、光導波路端部においてモードフィールドの拡
大を行った。ここで、加熱ヒーター10の温度を900
℃とし、レーザ光照射によりコア4の中心部での加熱温
度を1300℃として、5時間加熱を行った。これによ
り、端面近傍においてコア4がテーパ状に広がったコア
拡大部4aを形成し、光導波路のモードフィールド直径
(以下、MFDと略す)は加熱処理前の5μmから11
μmまで拡大された。次に、図3(B)に示すように、
モードフィールドが拡大された部分(コア拡大部4a)
で光導波路3を切断し、光ファイバを切断し、光ファイ
バ12を接続した。この結果、拡大された光導波路部2
aと通信用光ファイバ12との接続損失はほぼ0dBと
なり、モードフィールドを拡大させない場合の接続損失
2.4dBと比べて大幅に低減された。また、接続損失
に対する位置精度のトレランスも拡大した。
【0013】図4は本実施例の変形例に従うガラス光導
波路におけるモードフィールド拡大方法を説明する模式
的断面図であり、1は基板、2は光導波路部、4はコ
ア、4aはコア拡大部、5はクラッド、6はレーザ光、
10はヒーターである。本実施例においては、加熱ヒー
ター10として光導波路3全面を加熱する構造であった
が、図4に示すように、モードフィールドを拡大する近
傍(コア拡大部近傍に対応する基板部分)のみを加熱ヒ
ーター10を用いて温度の底上げを行った場合も同様に
モードフィールドの均一な拡大が可能である。また、こ
の構造においては、モードフィールドを拡大しない部分
への影響を小さくできる利点がある。
【0014】以上、上述した本発明の第1の実施例にお
いては、シリコン基板上に形成された石英系光導波路を
用いて本発明の有効性を説明したが、これに限定される
ものではないことはいうまでもない。熱伝導性の高い基
板としては、シリコン基板以外にも例えば窒化アルミニ
ウム等のセラミック材料を基板として用いた場合におい
ても本発明は有効である。また、ガラス材料としても、
多成分ガラス等への適用も同様に可能である。さらに、
光導波路全体を加熱する方法としては、加熱ヒーターを
用いる方法の他に電気炉を用いても何等問題はない。一
方、上述した実施例においては、ガラス光導波路の端部
においてモードフィールドの拡大を行ったが、光導波路
面内においても全く同様の手法でモードフィールドの拡
大が行える。
【0015】(実施例2)図5は本発明の第2の実施例
に従うレーザ照射を用いた光導波路の局所加熱方法を説
明する模式的断面図である。図中、1,2,3,4,
5,6,7,8は図1と同じであり、6aは第2のレー
ザ光、7aは第2のレーザ光源、8aは第2の集光レン
ズである。上述した従来技術(図13参照)に対して、
本発明においては、ガラスの吸収波長帯内に波長を有す
るレーザ光6をレーザ光源7から集光レンズ8を介して
照射するだけでなく、図5に示すように、光導波路部2
に対して上部方向からガラスの透過波長帯であり、か
つ、シリコンの吸収波長帯である波長帯内に波長を有す
る第2のレーザ光6aをレーザ光源7aから集光レンズ
8aを介して同時に照射することにより、光導波路部2
は上下両方向から加熱される。ここで、本発明の有効性
を図6を用いて説明する。図6はレーザ光照射を用いた
加熱における光導波路内での温度分布を示すグラフであ
り、(A)は従来技術によるものであり、(B)は本発
明によるものである。図6から判るように、ガラスの吸
収波長帯内のレーザ光6のみの照射においては高熱伝導
率の基板により熱が吸収されてしまい、上部表面のみが
加熱されて光導波路部2内で非常に大きな温度勾配が形
成されてしまうのに対して、2つの波長のレーザ光6,
6aを同時に照射した場合は、ガラスの吸収波長帯内に
波長のある第1のレーザ光6は光導波路部2の上部表面
で吸収されて発熱し、ガラスの透過波長帯でありかつ基
板材料の吸収波長帯である波長帯内に波長を有する第2
のレーザ光6aはガラス光導波路部2との界面のシリコ
ン基板1の上面で吸収されて発熱することにより、上下
両方向から光導波路のコア4近傍を加熱することが可能
となり、コア4近傍での加熱温度が均一となり、モード
フィールドを均一に拡大することが可能となる。ここ
で、モードフィールド変換部のテーパ形状は、両方のレ
ーザ光6,6aにおいてそのビーム形状、照射パワーお
よび照射時間を制御すると共に、レーザ光もしくは光導
波路を移動させてレーザ光を照射する位置を制御するこ
とにより、容易に制御することが可能であり、コンピュ
ータ等を用いて正確に制御できる。
【0016】次に、本発明の効果について説明する。図
7は本実施例の光導波路端部のモードフィールド拡大方
法およびその応用例の説明図であり、(A)は模式的断
面図、(B)は模式的上面図である。1,2,2a,
3,4,4a,5,6,6a,10,12は図3および
図6と同じである。本発明の効果を確かめるために、ガ
ラス材料として石英系ガラス、基板材料としてシリコン
を用い、シリコン基板上に形成された石英系導波路にお
いて2つの波長のレーザ光を照射することによりモード
フィールドの拡大を行い、光ファイバとの接続を行っ
た。ここで、石英系ガラスにおいては、Si(シリコ
ン)−O(酸素)結合の基本振動による吸収が、12.
5μm、21μmなどにあり、また、2μm以下の波長
に対して透明である。一方、シリコンに関しては、その
バンドギャップにより、1.1μm程度以下の波長に対
しては大きく吸収する。以上、各材料の吸収/透過性お
よび高出力等のレーザ自体の性能を考慮して、本実施例
においては、ガラスの吸収波長帯内にある第1のレーザ
光として波長10μmのCO2 レーザ光6を、ガラスの
透過波長帯内であり、かつシリコンの吸収波長帯内であ
る波長帯内に波長を有する第2のレーザ光として波長1
μmのYAGレーザ光6aを用い、図5に示すような構
成によりレーザ光照射を行った。次に、光導波路部2の
作製には火炎堆積法を用いた。ここで、本実施例におい
ては、コア4のドーパントをゲルマニウム(Ge)、コ
ア形状を3×3μm2 の矩形、コア4とクラッド5の比
屈折率差Δを2%とした。
【0017】まず、図7(A)に示すように、光導波路
端部において上部方向からCO2 レーザ光6およびYA
Gレーザ光6aを同時に照射してモードフィールドの拡
大を行った。これにより、端面近傍においてコアがテー
パ状に広がり(コア拡大部4a)、光導波路のMFDは
加熱処理前の5μmから11μmに拡大された。次に、
図7(B)に示すように、モードフィールドが拡大され
た部分(コア拡大部4a)で光導波路3を切断し、光フ
ァイバ12を接続した。その結果、拡大された光導波路
部2aと通信用光ファイバ12との接続損失はほぼ0d
Bとなり、モードフィールドを拡大させない場合の接続
損失2.4dBと比べて大幅に低減された。また、接続
損失に対する位置精度のトレランスも拡大した。
【0018】(実施例3)図8は本発明の第3の実施例
に従う光導波路端部でのモードフィールド拡大方法およ
びその応用例の説明図であり、(A)は模式的断面図、
(B)は模式的上面図である。図中、1,2,2a,
3,4,4a,5,6,6a,10,12は図3および
図6と同じであり、13はフィルタ挿入溝、14はフィ
ルタである。本実施例においては、石英系光導波路3の
光導波路部2の面内でのモードフィールド拡大を行い、
誘電体光導波路の挿入を行った。本実施例で用いた石英
系光導波路の構成は実施例2と同じである。前述と同様
に、図8(A)に示すように、光導波路面において上部
方向からCO2 レーザ光6とYAGレーザ光6aを同時
に照射して、光導波路(フィルタ)挿入溝13の接続部
分でのMFDを加熱処理前の5μmから9μmに拡大し
た。次に、図8(B)に示すように、石英系光導波路で
構成されたマッハツェンダ回路の中に10mmのフィル
タ挿入用溝13を形成して、フィルタとしてニオブ酸リ
チウム(LN)の位相変調回路(フィルタ)14を挿入
した。ここで、モードフィールドを拡大した光導波路に
おいては、8×10μm2 のMFDを持つLN光導波路
との接続損失が0.5dBとなり、モードフィールドを
拡大させない場合の1.5dB(両端で3dB)と比較
して大幅に改善された。これにより、光回路挿入による
過剰損失は1dB程度となり、低損失なハイブリッド光
集積回路が得られた。また、本マッハツェンダ回路から
なる光スイッチにおいては、LN光導波路を挿入せずに
石英系光導波路のTO(熱光学)効果を利用した場合の
数KHz程度の応答速度から、LNにおけるEO(電気
光学)効果を利用することにより数GHzの応答速度を
得ることが可能となった。
【0019】以上、上述した実施例においては、シリコ
ン基板上に形成された石英系光導波路を用いて本発明の
有効性を説明したが、これに限定されないこと勿論であ
る。熱伝導率の高い基板としてはシリコン基板以外に
も、例えばサファイヤ等のセラミック材料を基板として
用いた場合においても本発明は有効である。また、ガラ
ス材料としても、多成分ガラス等への適用も同様に可能
である。さらに、レーザ光としてもCO2 レーザ光やY
AGレーザ光に限らず、各構成材料の吸収/透過特性を
考慮して各種の波長のレーザ光が利用可能である。
【0020】(実施例4)図9は本発明の第4の実施例
に従うレーザ光照射を用いた光導波路の局所加熱方法
(モードフィールド拡大方法)を示す模式的断面図であ
り、(A)は同一波長のレーザ光を用いた場合、(B)
はことなる波長のレーザ光を用いた場合である。上述し
た従来技術(図13参照)に対して、本発明においては
図9(A)または図9(B)に示すように、光導波路3
に対して上部方向からガラスの吸収帯内に波長を有する
レーザ光6を照射するのに加えて、裏面方向からガラス
の吸収波長帯であり、かつ、基板材料の透過波長帯であ
る波長帯内に波長を有する第2のレーザ光6aを同時に
照射することにより、上下両方向からレーザ光を照射し
て光導波路を上下両方向から加熱する構成となってい
る。
【0021】図9(A)は、同一のレーザ光源7からの
レーザ光6,6aを上下から照射する場合であり、レー
ザ光源7からのレーザ光はハーフミラー11で2方向に
分割され一方(6)はハーフミラー11を透過し、ミラ
ー9で反射されて集光レンズ8を通り光導波路3の上方
から照射する。他方(6a)はハーフミラー11で反射
しミラー9a,9bで反射され集光レンズ8aを通りシ
リコン基板1の下方から照射する。(B)は異なるレー
ザ光源7,7aからのレーザ光6,6aを上下から照射
する場合であり、光源7からのレーザ光6はミラー9で
反射して集光レンズ8を通り光導波路3の上方から照射
する。また、レーザ光源7aからのレーザ光6aはミラ
ー9aで反射されて集光レンズ8aを通りシリコン基板
1の下方から照射する。
【0022】ここで、本発明の有効性を図10を用いて
説明する。図10は光導波路内の温度分布を示すグラフ
であり、対応する模式的断面図を添えてある。図10
(A)は従来技術によるものであり、図10(B)は本
発明によるものである。図中、1,2,3,4,5,
6,6aは図9と同じである。図10から判るように、
従来の構成において上部からの第1のレーザ光6の照射
のみにおいては高熱伝導率の基板1により熱が吸収され
てしまい、光導波路部2の上部表面のみが加熱されて光
導波路部内で大きな温度勾配が形成されてしまうのに対
して、上下両方向からの第1および第2のレーザ光6,
6aを同時に照射した場合は、上部方向からのレーザ光
(第1のレーザ光)6は光導波路上部表面で吸収されて
発熱し、裏面方向からのレーザ光(第2のレーザ光)6
aは基板1内を透過して基板1との界面の光導波路部2
の底面で吸収されて発熱することにより、上下両方向か
ら光導波路部2のコア4近傍を加熱することが可能とな
り、コア4近傍での加熱温度を均一にしてモードフィー
ルドを均一に拡大することが可能となる。ここで、モー
ドフィールド変換部のテーパ形状は、上下両方向におい
てレーザ光のビーム形状、照射パワーおよび照射時間を
制御すると共に、レーザ光もしくは光導波路を移動させ
てレーザ光を照射する位置を制御するにより容易に制御
することが可能であり、コンピュータ等を用いて正確に
制御できる。
【0023】次に、本発明の効果について説明する。図
11は本実施例の光導波路端部のモードフィールド拡大
方法およびその応用例の説明図であり、(A)は模式的
断面図、(B)は模式的上面図である。1,2a,3,
4,4a,5,6,6a,12は図3および図6と同じ
である。本発明の効果を確かめるために、ガラス材料と
して石英系ガラス、基板材料としてシリコンを用いて、
シリコン基板1上に形成された石英系光導波路部2にお
いて上下両方向からのレーザ光照射によるモードフィー
ルド拡大を行い、光ファイバ12との接続を行った。こ
こで、石英系ガラスにおいては、Si(シリコン)−O
(酸素)結合の基本振動による吸収が、12.5μm、
21μmなどにある。また、シリコンに関しては、その
バンドギャップにより1.1μm程度以上の波長におい
て透明となる。
【0024】以上、各材料の吸収/透過特性および高出
力等のレーザ自体の性能を考慮して、本実施例において
は、上部方向から光導波路表面に照射する第1のレーザ
光6および裏面方向から基板を透過させて光導波路裏面
に照射する第2のレーザ光6aとして、共に波長10μ
mのCO2 レーザ光を用い、図9(A)に示すような構
成によりレーザ光の照射を行った。光導波路3はコア
4、クラッド5およびシリコン基板1から構成されてい
る。光導波路3の作製には火炎堆積法を用いた。ここ
で、本実施例においては、コア4のドーパントをゲルマ
ニウム(Ge)、コア形状を3×3μm2 の矩形、コア
4とクラッド5の比屈折率差Δを2%とした。また、シ
リコン基板1としては、基板内の不純物によるCO2
ーザ光の吸収を防ぐためにノンドープのシリコン基板を
用いた。
【0025】まず、図11(A)に示すように、光導波
路端部において、上下両方向からCO2 レーザ光6,6
aを照射してモードフィールドの拡大を行った。これに
より、端面近傍においてコア4がテーパ状に広がり、光
導波路3のMFDは加熱処理前の5μmから11μmに
拡大された。次に、図11(B)に示すように、モード
フィールドが拡大された部分(コア拡大部4a)で光導
波路3を切断し光ファイバ12を接続した。その結果、
拡大された光導波路部2aと通信用光ファイバ12との
接続損失はほぼ0dBとなり、モードフィールドを拡大
させない場合の接続損失2.4dBと比べて大幅に低減
された。また、接続損失に対する位置精度のトレランス
も拡大した。
【0026】(実施例5)図12は本発明の第5の実施
例に従う、光導波路端部でのモードフィールド拡大方法
およびその応用例の説明図であり、(A)は模式的断面
図、(B)は模式的上面図である。図中、1,2a,
3,4,4a,5,6,6a,12は図3および図6と
同じ、13,14は図8と同じである。本実施例におい
ては、石英系光導波路3の光導波路部2の面内でのモー
ドフィールド拡大を行い、フィルタ挿入を行った。本実
施例で用いた石英系光導波路3のコア4のドーパントは
ゲルマニウム、形状は6×6μm2 の矩形、比屈折率差
Δは0.75%である。実施例4と同様に、図12
(A)に示すように、光導波路部2の面内において上下
両方向からCO2 レーザ光6,6aを照射してMFDを
15μmまで拡大した。次に、図12(B)に示すよう
に40μm幅のフィルタ挿入用溝13を形成して、30
μm厚のフィルタ14を挿入した。ここで、モードフィ
ールドを拡大した光導波路においては、フィルタ挿入に
よる過剰損失は0.5dBとなり、モードフィールドを
拡大させない場合の2dBと比較して大幅に改善され
た。これは、モードフィールド拡大に伴いギャップによ
る回折損失が低減されたためである。
【0027】以上、前述の実施例においては、シリコン
基板上に形成された石英系光導波路を用いて本発明の有
効性を説明したが、これに限定されるものではないこと
勿論である。熱伝導率の高い基板としてはシリコン基板
以外にも、例えば窒化アルミニウム等のセラミック材料
を基板として用いた場合においても本発明は有効であ
る。また、ガラス材料としても、多成分ガラス等への適
用も同様に可能である。さらに、レーザ光としてもCO
2 レーザ光に限らず、各材料の吸収/透過特性を考慮し
て各種の波長のレーザ光が利用可能であり、第1および
第2のレーザ光として異なる波長のレーザ光を用いても
何等問題はない。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、熱伝導率の高い材
料からなる基板の上に形成されたガラス光導波路に対し
て、ガラスの吸収波長帯に波長を有するレーザ光を照射
するのに加えて、光導波路全体を加熱することにより光
導波路のモードフィールドの拡大を図るという本発明に
よれば、高熱伝導率の基板の影響を受けずにコア近傍の
均一な加熱が可能となり、モードフィールドが均一に拡
大された高性能那モードフィールド変換回路を作製でき
る。これにより、光回路本体を比屈折率差の高い光導波
路を用いて小型・高集積なものとし、光導波路端面もし
くは面内の入出力端部においてモードフィールド径の異
なる光回路または光ファイバに整合したモードフィール
ド変換回路を作製することが可能となる。また、従来の
ガラス回路作製方法の変更を必要とせずに、最終工程に
おいて所望の部分のみでの局所的なモードフィールド変
換回路の作製が可能となるため、効率的な光回路の作製
が可能となる。
【0029】また、熱伝導率の高いガラス光導波路に対
して、ガラスの吸収波長帯内に波長を有するレーザ光を
照射するのに加えて、ガラスの透過波長帯であり、か
つ、基板材料の吸収波長帯である波長帯内に波長を有す
るレーザ光を上部方向から同時に照射することにより光
導波路の上下両方向からコア近傍を加熱してモードフィ
ールドの均一な拡大を図るという本発明によれば、基板
における熱吸収の影響を受けずにコア近傍の均一な加熱
が可能となり、モードフィールドが均一に拡大された高
性能なモードフィールド変換回路を作製できる。これに
より、光回路本体を比屈折率差の高い光導波路を用いて
小型・高集積なものとし、光導波路端面もしくは面内の
入出力端部においてモードフィールド径の異なる光回路
または光ファイバに整合したモードフィールド変換回路
を作製することが可能となる。また、従来のガラス回路
作製方法の変更を必要とせずに、最終工程において所望
の部分のみでの局所的なモードフィールド変換回路の作
製が可能となるため、効率的な光回路の作製が可能とな
る。
【0030】さらにまた、熱伝導率の高い材料からなる
基板の上に形成されたガラス光導波路に対して、上部方
向からガラスの吸収波長帯内に波長を有するレーザ光を
照射するのに加えて、同時に裏面方向からもガラスの吸
収波長帯でありかつ基板材料の透過波長帯である波長帯
内に波長を有するレーザ光の照射を行うことにより光導
波路を上下両方向から加熱してモードフィールドを均一
に拡大するという本発明によれば、基板における熱吸収
の影響を受けずにコア近傍の均一な加熱が可能となり、
モードフィールドが均一に拡大された高性能なモードフ
ィールド変換回路を作製できる。これにより、光回路本
体を比屈折率差の高い光導波路を用いて小型・高集積な
ものとし、光導波路端面もしくは面内の入出力端部にお
いてモードフィールド径の異なる光回路または光ファイ
バに整合したモードフィールド変換回路を作製すること
が可能となる。また、従来のガラス回路作製方法の変更
を必要とせずに、最終工程において所望の部分のみでの
局所的なモードフィールド変換回路の作製が可能となる
ため、効率的な光回路の作製が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1に従うレーザ光照射によるモードフィ
ールド拡大方法を示す模式的断面図である。
【図2】光導波路内での温度分布を示すグラフであり、
対応する模式的断面図も示す。(A)は従来技術、
(B)は本発明である。
【図3】実施例1に従う光導波路端部でのモードフィー
ルド拡大方法およびその応用例の説明図であり、(A)
は模式的断面図、(B)は模式的上面図である。
【図4】実施例1において異なる構造を有する加熱ヒー
ターを用いた応用例を示す模式的断面図である。
【図5】実施例2に従うレーザ光照射によるモードフィ
ールド拡大方法を示す模式的断面図である。
【図6】光導波路内での温度分布を示すグラフであり、
対応する模式的断面図も示す。(A)は従来技術、
(B)は本発明である。
【図7】実施例2に従う光導波路端部でのモードフィー
ルド拡大方法およびその応用例の説明図であり、(A)
は模式的断面図、(B)は模式的上面図である。
【図8】実施例3に従う光導波路端部でのモードフィー
ルド拡大方法およびその応用例の説明図であり、(A)
は模式的断面図、(B)は模式的上面図である。
【図9】実施例4に従うレーザ光照射によるモードフィ
ールド拡大方法を示す模式的断面図であり、(A)は同
一波長のレーザ光を用いた場合、(B)は異なる波長の
レーザ光を用いた場合である。
【図10】光導波路内での温度分布を示すグラフであ
り、対応する模式的断面図も示す。(A)は従来技術、
(B)は本発明である。
【図11】実施例4に従う光導波路端部でのモードフィ
ールド拡大方法およびその応用例の説明図であり、
(A)は模式的断面図、(B)は模式的上面図である。
【図12】実施例5に従う光導波路端部でのモードフィ
ールド拡大方法およびその応用例の説明図であり、
(A)は模式的断面図、(B)は模式的上面図である。
【図13】従来例におけるレーザ光照射によりモードフ
ィールド拡大方法を示す模式的断面図である。
【符号の説明】
1 基板 2 光導波路部 3 光導波路 4 コア 5 クラッド 6,6a レーザ光 7,7a レーザ光源 8,8a 集光レンズ 9,9a,9b ミラー 10 加熱ヒーター 11 ハーフミラー 12 光ファイバ 13 フィルタ挿入用溝 14 フィルタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−108306(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 6/12 - 6/14 G02B 6/30

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光導波路基板とこの上に形成された、コ
    アとクラッドとを有しガラス材料からなる光導波路部と
    を備えた光導波路であって、該光導波路基板は該ガラス
    材料よりも熱伝導率の高い材料からなる光導波路に対し
    前記コア近傍を局所的に加熱して光導波路のモード
    フィールドを拡大する方法において、加熱ヒータで光導
    波路全体を加熱し、前記全体が加熱された状態で、前記
    ガラスの吸収波長帯内に波長を有するレーザ光を照射
    し、前記コア近傍を局所的に加熱することを特徴とする
    光回路の製造方法。
  2. 【請求項2】 光導波路基板とこの上に形成された、コ
    アとクラッドとを有しガラス材料からなる光導波路部と
    を備えた光導波路であって、該光導波路基板は該ガラス
    材料よりも熱伝導率の高い材料からなる光導波路に対し
    て、前記ガラスの吸収波長帯内に波長を有する第1のレ
    ーザ光を前記光導波路の上部方向から照射して前記コア
    近傍を局所的に加熱して光導波路のモードフィールドを
    拡大する方法において、前記第1のレーザ光の照射に加
    えて、ガラスの透過波長帯でありかつ基板材料の吸収波
    長帯である波長帯内に波長を有する第2のレーザ光を前
    記光導波路の上部方向から同時に照射して前記コア近傍
    を加熱することを特徴とする光回路の製造方法。
  3. 【請求項3】 光導波路基板とこの上に形成された、コ
    アとクラッドとを有しガラス材料からなる光導波路部と
    を備えた光導波路であって、該光導波路基板は該ガラス
    材料よりも熱伝導率の高い材料からなる光導波路に対し
    て、前記ガラスの吸収波長帯内に波長を有する第1のレ
    ーザ光を前記光導波路の上部方向から照射して前記コア
    近傍を局所的に加熱して光導波路のモードフィールドを
    拡大する方法において、前記第1のレーザ光の照射に加
    えて、ガラスの吸収波長帯でありかつ基板材料の透過波
    長帯である波長帯内に波長を有する第2のレーザ光を前
    記光導波路の裏面方向から同時に照射して前記コア近傍
    を加熱することを特徴とする光回路の製造方法。
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