JPS5920179B2 - リ−ル制御方式 - Google Patents

リ−ル制御方式

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JPS5920179B2
JPS5920179B2 JP54168543A JP16854379A JPS5920179B2 JP S5920179 B2 JPS5920179 B2 JP S5920179B2 JP 54168543 A JP54168543 A JP 54168543A JP 16854379 A JP16854379 A JP 16854379A JP S5920179 B2 JPS5920179 B2 JP S5920179B2
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JP
Japan
Prior art keywords
tape
reel
drive motor
reel drive
tension
Prior art date
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Expired
Application number
JP54168543A
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English (en)
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JPS5690452A (en
Inventor
進 鈴森
健司 森田
典明 勝見
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Ampex Corp
Original Assignee
Ampex Corp
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Publication date
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Publication of JPS5690452A publication Critical patent/JPS5690452A/ja
Publication of JPS5920179B2 publication Critical patent/JPS5920179B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Tension Adjustment In Filamentary Materials (AREA)
  • Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は特に磁気テープ駆動装置に好適するリール制
御方式の改良に関する。
一般に、磁気子一プ駆動装置におけるリール(トルク)
制御は、テンションアームの位置若しくは真空コラム内
のテープループ位置を検出し。
その検出情報をリール駆動源となるモータにフィードバ
ックする如くしたサーボ系により、テープ位置すなわち
テープテンションを一定に保つ如くリールトルクの制御
を行なうようにしたリール制御方式によつてなされてい
る。ところで、このようなリール制御方式にあつては、
例えばテープ走行方向の切換時、自動テープスレツド時
、テープ走行速度の急激な加速または減速等の外乱又は
、大きな変化がサーボ系に加わつた場合、リールモータ
にかかる駆動電圧が大きく変動してテープを急激に加速
または減速せしめるように応答するので、テープに損傷
を与え易いという問題を有していた。
このため、従来第1図に示すようにテンションアーム位
置センサー11からの信号を増幅器12で増幅した後、
微分回路13で微分することによりテンションアーム1
0の振れの速度信号として通常の信号よりは位相を進ま
せてモータ駆動増幅器14を介し、リールR駆動用のモ
ータMに与える如くして急激な加速や減速が生じないよ
うにすることが考えられていた。
し力化ながら、この場合実際の問題としてリールRに駆
動力を与えるモータMとテンションアーム10との間に
テープTが存在しているために時間遅れを生じると共に
、テープ巻径に応じてリールRの慣性モーメントが大巾
(径の4乗に比例)に変動することに起因してサーボ系
の応答帯域も大巾に変化するようになるため、あまり十
分な解決策とはいえないものであつた。
つまり、前者の時間遅れ要素によつて位相進み成分をフ
イードバツクする効果が相殺されてしまうと共に、後者
の応答帯域の変化によつて(特にテープ巻径が小で、帯
域が広がる場合)不安定領域に入るとハンチング現象を
起こしてテープに損傷を与え易くなるからである。
そこで、この発明は以上のような点に鑑みてなされたも
ので、リールモータに直結したタコメータを用いてサー
ボ系を構成することにより時間遅れ要素がなく延いては
それだけ十分なループ利得を有して広い応答帯域が得ら
れるようにし、以つて急激な加速または減速ならびにテ
ープ巻径の差による慣性モーメントの変化に起因したテ
ープ損傷がもたらされないように安定なリール制御をな
し得る極めて良好なリール制御方式を提供することを目
的としている。
以下、図面を参照してこの発明の一実帷例につき詳細に
説明する。
すなわち、第2図において21はテープリールであつて
、リールモータ22の上側軸に装着されている。
また、このリールモータ22の下側軸には後述するよう
に2相の出力信号A,Bを生じるタコメータ23が(直
結的に)装着されている。そして、前記テープリール2
1に巻装された磁気テープ24をガイドするガイドロー
ラ25が先端に備えられたテンシヨンアーム26は、軸
受27によつて回動自在となる如く図示しないテープ駆
動装置基板に支持される。ここで、゛テンシヨンアーム
26の軸受27下部にはテンシヨンアームの回転位置に
応じた出力電圧を生じるテンシヨンアーム位置センサ2
8が設けられている。一方、前記テープリール21とリ
ールモータ22を介して同軸的に結合(他の剛体を介在
せしめても可)されたタコメータ(以下リールタツクと
称する)23は、結果的にテープリールの速度に対応し
た周波数で且つ互いに位相が90゜ずれたパルス状出力
A,Bを生じるものであるが、そのうちの一方の出力A
(またはBでも可)は速度電圧変換回路29に導かれ、
ここからテープリールの速度に対応した電圧に変換され
て比較回路30の一端に加えられる。
そして、比較回路30はその他端に加えられる基準電圧
発生回路SGからの基準電圧と上記速度電圧変換回路2
9からの出力電圧とを比較し、その誤差信号を加算回路
31に供給する。
ここで、加算回路31はこの外に前記テンシヨンアーム
位置センサ28からの出力電圧が増幅器32を介して加
えられると共に、後述する速度変動検出回路33からの
速度変動に応じた信号が加えられるもので、これらの加
算出力をモータ駆動回路34を介して前記リールモータ
22に適宜なレベルで供給する如くなされている。また
、前記リールタツク23からの2相出力A,Bは速度変
動検出回路33内の回転方向検出回路35に加えられて
互いの間に90転の位相差があることを利用してリール
モータ22の回転方向が時計方向かあるいは反時計方向
にあるのかを検出するのに供されると共に、そのうちの
一方の出力A(またはBでも可)が同じく速度変動検出
回路33内の速度電圧変換回路36に供給される。
そして、この速度電圧変換回路36で前述した速度電圧
変換回路29と同様にして変換される出力電圧は6二分
されてそれぞれ速度変動検出回路33内の同極性増幅器
37または反転極性増幅器38を介して切換回路39に
供給される。この切換回路39は後述する如く切換制御
されるものであつて、その切換出力は速度変動検出回路
33内の微分回路等で構成される速度変動検出器40を
介して前述の加算回路31に速度変動に応じた電圧成分
(位相進み要素等)として供給される。ところで、この
場合速度変動検出回路}K内の速度電圧変換回路36は
リールモータ22の回転方向に関係なく、単にその回転
速度の絶対値に比例した電圧を発生するだけなので、回
転方向検出回路35からの回転方向検出出力により切換
回路39を切換制御し、同極性増幅器37または反転極
性増幅器38を介した出力が選択的に抽出されるように
している。
これによつて、速度検出器40から加算回路31を介し
てリールモータ22に対し、その回転方向に応じた正し
い極性の帰還がかかるようなる。つまり、これがないと
モータ22の回転方向如何によつてはモータに無理な駆
動力を与える如くした不所望な正帰還になることがある
ので、速度変動分の帰還が常に負帰還になるように制御
しているものである。而して、以上のようなリール制御
方式は、りールモータ22に直結したタコメータ23を
用いて実質的にモータ自体からその回転速度変動分を帰
還する如くしたサーボ系が構成されている。
これによつて、テープ走行系で生じる大きな外乱によリ
テンシヨンアーム26が大きく動き、その位置変動の帰
還でもつてリールモータ22の急激な加速または減速が
なされようとしても、何んらの遅れ要素を伴うことなく
直ちにモータ自体の回転速度変動分が帰還されるように
なるので、リールモータ22の過激な動きを抑制して磁
気テープ24への損傷を未然に防止することが可能とな
る。この場合、モータの回転方向に応じて常に正しい極
性でモータの回転速度変動分が帰還されるように考慮さ
れているので、上述の点と併せてりール制御における安
定性の向上に大きく寄与することができる。なお、この
発明は上記した実施例にのみ限定されることなく、この
発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形や適用が可能
であることは言う迄もない。
従つて、以上詳述したようにこの発明によれば、リール
モータに直結したタコメータを用いてサーボ系を購成す
ることにより時間遅れ要素がなく延いてはそれだけ十分
なループ利得を有して広い応答帯域が得られるようにし
、以つて急激な加速または減速ならびにテープ巻径の差
による慣性モーメントの変化に起因したテープ損傷がも
たらされないように安定なリール制御をなし得る極めて
良好なリール制御方式を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のリール制御方式を示す購成図、第2図は
この発明に係るリーノL4jlj御方式の一実帷例を示
す構成図である。 21・・・・・・テープリール、22・・一・・・リー
ルモータ、23・・・・・・タコメータ、24・・・・
・・磁気テープ、25・・・・・・ガイドローラ、26
・・・・・・テンシヨンアーム、27・・・・・・軸受
、28・・・・・・テンシヨンアーム位置センサ、29
・・・・・・速度電圧変換回路、30・・・・・・比較
回路、SG・・・・・・基準電圧発生回路、31・・・
・・・加算回路、32・・・・・・増幅器、33・・・
・・・速度変動検出回路、34・・・・・・モータ駆動
回路、35・・・・・・回転方向検出回路、36・・・
・・・速度電圧変換回路、37・・・・・・同極性増幅
器、38・・・・・・極性反転増幅器、39・・・・・
・切換回路、40・・・・・・速度検出器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 テープリール駆動モータにより駆動されるリールに
    対して移送されるテープに一定テンションを与えるもの
    で、上記テープリール駆動モータを制御するテープテン
    ションサーボに結合された上記移送されるテープのテン
    ションを指示するテープテンション情報検出信号を生成
    するテープテンション制御機構を有してなるテープリー
    ル制御方式において、上記テープリール駆動モータに直
    結されたタコメータにより上記テープリール駆動モータ
    の回転速度を指示する信号を生成し、この回転速度信号
    を受信する回転速度変化検出回路により回転速度変化信
    号を生成し、この回転速度変化信号を上記テープテンシ
    ョンサーボに帰還することにより、上記テープリール駆
    動モータの回転速度の変動を補償可能としたことを特徴
    とするリール制御方式。 2 上記回転速度変化信号を上記テープリール駆動モー
    タの回転方向に応じて常に負帰還がかかる極性で抽出し
    てなることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のリ
    ール制御方式。
JP54168543A 1979-12-25 1979-12-25 リ−ル制御方式 Expired JPS5920179B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP54168543A JPS5920179B2 (ja) 1979-12-25 1979-12-25 リ−ル制御方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP54168543A JPS5920179B2 (ja) 1979-12-25 1979-12-25 リ−ル制御方式

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5690452A JPS5690452A (en) 1981-07-22
JPS5920179B2 true JPS5920179B2 (ja) 1984-05-11

Family

ID=15869957

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP54168543A Expired JPS5920179B2 (ja) 1979-12-25 1979-12-25 リ−ル制御方式

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Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60133561A (ja) * 1983-12-22 1985-07-16 Fujitsu Ltd テ−プ張力制御方式
JPS61276153A (ja) * 1985-05-30 1986-12-06 Canon Inc テ−プ状体のテンシヨン制御装置
JPS6316637U (ja) * 1986-07-16 1988-02-03
JPH0246556A (ja) * 1988-08-09 1990-02-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd テープ張力制御装置
JPH0528589A (ja) * 1991-07-24 1993-02-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd テンシヨン制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5690452A (en) 1981-07-22

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