JPH01187163A - 巻戻/巻取機用電動機の制御装置 - Google Patents

巻戻/巻取機用電動機の制御装置

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JPH01187163A
JPH01187163A JP1120588A JP1120588A JPH01187163A JP H01187163 A JPH01187163 A JP H01187163A JP 1120588 A JP1120588 A JP 1120588A JP 1120588 A JP1120588 A JP 1120588A JP H01187163 A JPH01187163 A JP H01187163A
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JP
Japan
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change rate
torque
speed change
tension
circuit
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Pending
Application number
JP1120588A
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English (en)
Inventor
Shozo Nakamichi
中道 章三
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] この発明は、紙等の薄板状材料を、一定張力にてコイル
状態から巻き戻したり、あるいはコイル状に巻き取った
りするための巻戻/巻取機用の電動機を制御するための
装置に関するものである。
[従来の技術] 第3図は従来の巻取機用電動機の制御装置を示すブロッ
ク図であり、図において、lは紙等の薄板状の材料、2
は材料1を巻き取る巻取機、3は巻取機2を回転駆動す
るための電動機、4は電動機3へ電力を供給する主回路
電源、5は主回路電源4から電動機3への供給電力を制
御して電動機3のトルクを制御するトルク制御装置(ト
ルク制御手段)、6は巻取機2における材料1のコイル
径を検出するコイル径検出回路(コイル径検出手段)、
7は巻取機2による巻取張力設定器、8はコイル径検出
回路6からの検出結果に応じて巻取張力設定器7にて設
定された張力をトルク基準として演算するトルク基準波
′算回路、9は機械ロス分トルク変化を補償する補償回
路、10は巻取実張力を帰還し設定張力との偏差を補正
する張力補正回路、11はライン速度を加減速した場合
の慣性補償トルクを演算する慣性補償回路、12はライ
ン速度変化率を演算して慣性補償回路11へ出力するラ
イン速度変化率演算回路、13はトルク基準演算回路8
.補償回路9.張力補正回路10および慣性補償回路1
1からの出力を加算しトルク基準としてトルク制御装置
l!5へ出力する加算器である。
次に動作について説明する。材料1は、電動機3で回転
駆動される巻取機2により、張力設定器7で設定された
一定の巻取張力Fにてコイル状に巻き取られてゆく、こ
の際、コイル径の増加、ラインの加減速等に対し、張力
を一定に保ちながら巻取を行なうために、トルク基準演
算回路8で演算されるトルクT=F/D(F :設定巻
取張力。
D=コイル径)を基準にして、コイル径、コイル回転数
に対応して変化する機械ロス分トルクを補償回路9にて
演算し、ラインの加減速時にコイル慣性モーメントGD
”に応じた加減速トルクを慣性補償回路11およびライ
ン速度変化率演算回路12にて演算し、さらに、その他
外乱等による張力偏差分トルクを張力補正回路10にて
演算し、これらの演算結果の総和を、加算器13にて演
算しトルク基準として電動機3のトルクを制御するトル
ク制御装置5へ出力している。
なお、第3図では巻取機用の電動機の制御装置について
説明しているが、巻戻を行なうための電動機の制御装置
も、従来、同様に構成されている。
ルSl:5811 [発明が解決しようとす 従来の巻戻/巻取機用電動機の制御装置は以上のように
構成されているが、この従来装置では、巻取コイルが所
定の径となり、新たに次のコイルを巻き取るために運転
状態のままで巻取機2の移動等を行なって材料1に外乱
が加わった場合、このときの張力変化に対する専用の補
正回路が無いので、すべて張力補正回路10により補正
されることになる。しかし、この場合、張力補正回路1
0の追従速度の問題から完全に補正することができず、
張力変動が発生するという問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、コイル交換動作時の材料パス変化により材料
に外乱が作用し巻取コイルから見て材料速度が変化した
場合でも、張力変動を確実に抑制できるようにした、巻
戻/巻取機用電動機の制御装置を得ることを目的とする
′wA! [−1聰’を解決するための手段] この発明に係る巻戻/巻取機用電動機の制御装置は、材
料のパスライン変化に伴う張力変化を補償すべく、上記
材料のパスライン変化を張力方向の速度変化率に置換し
て慣性補償回路へ出力する資料速度変化率演算回路をそ
なえたものである。
[作   用] この発明における巻戻/巻取機用電動機の制御装置では
、新たに次のコイルを巻き取るために巻戻/巻取機の移
動等を行なって材料に外乱が加わった場合、上記材料の
パスライン変化が、材料速度変化率演算回路により、張
力方向の速度変化率に置換・演算され、慣性補償回路へ
出力される。
そして、速度変化率を受けた上記慣性補償回路により、
その速度変化率に対応した慣性補償トルクが演算され、
トルク基準演算回路からのトルク基準信号が補償され、
上記材料のパスライン変化に伴う張力変化が無くなり、
常に一定張力で材料の巻戻/巻取が行なわれる。
[発明の実施例] 以下、この発明の一実施例を図について説明する。第1
図はこの発明の一実施例による巻戻/巻取機用電動機の
制御装置を示すブロック図であり、図中、既述の符号と
同一の符号は同一部分を示しているので、その説明は省
略する。また、本実施例では、特に巻取機用の電動機の
制御装置について説明する。
第1図において、13は材料1のパスライン変化を張力
方向の速度変化率に置換・演算する材料速度変化率演算
回路、14はライン速度変化率演算回路12により演算
された速度変化率と材料速度変化率演算回路13からの
速度変化率とを加算して慣性補償回路11へ出力する加
算器である。
次に、上述のごとく構成される本実施例装置の動作につ
いて説明する。
今、巻取機2を、新たに次のコイルを巻き取るために、
第1図に破線で示す軌跡に沿い定速度Vで巻取機2を移
動させた場合、材料1の張力方向の速度変化ΔVは第2
図(a)に示すようなに変化する。また、この速度変化
ΔVを速度変化率Sで表わすと第2図(b)に示すよう
になる。この第2図(b)に示す曲線を、材料速度変化
率演算回路13内に予めメモリしておき、巻取V&2の
位置検出信号もしくは相当の信号にて対応する位置での
速度変化率Sを読み出し、これを、加算器14において
ライン速度変化率演算回路12により演算された速度変
化率(dv/dt)に加算して慣性補償回路11へ出力
する。
そして、コイル慣性モーメントGD”(コイル径検出回
路6からの検出結果により演算される)および入力され
た速度変化率に応じた補償トルクが、慣性補償回路11
により演算される。即ち、従来装置における慣性補償回
路11の演算式が、T IC: K ・(dv/dt)
・G D ”であるのに対して、本実施例における慣性
補償口° 路11の演算式は。
Txc=K((dv/dt)+ s ]・G D”とな
る。ここで、TICは慣性補償トルク、には定数、■は
ライン速度、dv/dtはライン速度変化率、Sは張力
方向材料速度変化率、GD”はコイル慣性モーメントで
ある。
慣性補償回路11において演算された慣性補償トルクT
ICは、従来装置と同様に、加算器13にてトルク基準
演算回路8で演算されたトルク基準信号に加算され、ト
ルク基準として電動機3のトルクを制御するトルク制御
装置5へ出力している。
このようにして1本実施例の装置によれば、コイル交換
等により材料1のパスラインに変化が生じても、それに
応じてトルク基準演算回路8からのトルク基準信号が補
償され、材料1のパスライン変化に伴う張力変化が無く
なり、常に一定張力で材料の巻戻/巻取が行なわれ、張
力変動を追従性よく確実に抑制できるのである。
なお、上記実施例では、材料速度の変化を巻取機2の移
動によるものとしたが、巻取張力に関するパスライン中
のロール移動等によるパスライン変化であってもよい。
また、上記実施例では、巻取機の場合についてのみ説明
したが、巻戻機にも同様に適用できる。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、材料速度変化率演算
回路により、材料のパスライン変化を張力方向の速度変
化率に置換・演算し、その速度変化率に対応した慣性補
償トルクを慣性補償回路において演算して、トルク基準
演算回路からのトルク基準信号を補償するように構成し
たので、材料のパスライン変化に伴う張力変化が無くな
り、常に一定張力で材料の巻戻/巻取を行なえ、張力変
動を追従性よく確実に抑制できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による巻戻/巻取機用電動
機の制御装置を示すブロック図、第2図(a)、 (b
、)はいずれも上記実施例装置の動作を説明するための
グラフ、第3図は従来の巻取機用電動機の制御装置を示
すブロック図である。 図において、1−・−材料、2−巻取機、3−・電動機
、5−トルク制御装置(トルク制御手段)、6−トルク
径検出回路(トルク径検出手段)、8−トルク基準演算
回路、11−慣性補償回路、13・・・−材料速度変化
率演算回路。 なお、図中、同一の符号は同一、又は相当部分を示して
いる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. コイル状態の材料の巻戻もしくは材料の巻取を巻戻/巻
    取機により一定張力で行なうべく、上記巻戻/巻取機を
    駆動する電動機と、同電動機のトルクを制御するトルク
    制御手段と、上記材料のコイル径を検出するコイル径検
    出手段とをそなえるとともに、上記コイル径検出手段か
    らの検出結果に応じて上記一定張力を得るための上記電
    動機のトルク基準信号を演算し上記トルク制御手段へ出
    力するトルク基準演算回路と、上記材料のライン速度を
    加減速した場合にその速度変化率を受けて慣性補償トル
    クを演算し上記トルク基準演算回路からのトルク基準信
    号を補償する慣性補償回路とをそなえてなる巻戻/巻取
    機用電動機の制御装置において、上記材料のパスライン
    の変化に伴う張力変化を補償すべく、上記材料のパスラ
    インの変化を張力方向の速度変化率に置換して上記慣性
    補償回路へ出力する材料速度変化率演算回路がそなえら
    れたことを特徴とする巻戻/巻取機用電動機の制御装置
JP1120588A 1988-01-21 1988-01-21 巻戻/巻取機用電動機の制御装置 Pending JPH01187163A (ja)

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