JPS59200302A - 制御用計算機装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はプラントの制御に用いられる計算機装置に関
し、特にその故障検出に関するものである。

第１図は従来の制御用計算機装置を示すブロック図で、
（１）は制御対象プラントの状態を表す状態信号で、計
算機へ入力されるプラント入力信号を表し、（２）はプ
ラントを制御するため計算機から出力されるプラント出
力信号を表し、（３）はデジタル式計算機で、αＯは制
御対象となるプラントである。

このような制御用計算機装置は従来よく知られているの
で、その一般的な説明は省略するが、たとえば、プラン
ト入力信号（１）がＸ、　、　Ｘ２．・・・Ｘｎである
ときＹ　＝ｆ（Ｘ　　、Ｘ　　、・・・Ｘ）、Ｙ２−ｆ
２１　　　　１　　　　１　　　　　２　　　　　　　
ｎ（ｘ　　、ｘ　　、・−Ｘ）、・・・−２１ｍ（Ｘｌ
、Ｘ２・・・孔）１２　　　　　　　　ｎ の演算を行いＹ□、Ｙ２．・・−Ｙｍで表わされるプラ
ント出力信号（２）を出力する。

第１図に示す従来の装置では、プラント出力信号（２）
として正しい信号が出力されているかどうかは・この信
号をプラン）　（１０に入力し、その制置−によシブラ
ントｕ０が動作し、プラントαＯから出力されるプラン
ト入力信号（１）がどのように変化するかによって判断
するしかなく、プラント出力信号（２）が正しくない場
合、プラントｕＯが異常動作をして重大な事故につなが
るおそれがあるという欠点があった。

この発明は上記のような従来のものの欠点を除去するた
めになされたもので、　デジタル式計算機と同様な演算
を実行するアナログ式計算機を設けて、　デジタル式計
算機の出力とアナログ式計算機の出力とを比較すること
により、プラント出力信号が正常であるか異常であるか
を検出することを目的としている。

以下この発明の実施例を図面について説明する。

第２図はこの発明の一実施例を示すブロック図で、第１
図と同一符号は同−又は相当部分を示し、（４）はアナ
ログ式計算機、（５）は比較判定回路である。

第１図について説明したとおり、プラント出力信号（２
）には、一般には、ｙ、　、　Ｙ２．・・・Ｙ９　　で
表す如く複数の種類があるが、説明の便宜のためＹ□だ
けに注目し、Ｙｌはプラン）　（１０の所定の場所の目
標温度であるとし、Ｙ□＝ｆ□（Ｘ□、Ｘ２．Ｘ３）・
・・（１）の演算をデジタル式計算機（３）において行
い、プラント出力信号（２）としてＹ□を出力すると、
プラントｑＯではＹ□を目標値として当該場所の温度と
Ｙ□との誤差を零にするよう自動制御するものとして説
明する。なお式（１）におけるプラント入力信号（１）
Ｘ□。

Ｘ２．Ｘ３のうち、たとえば、Ｘ□は当該場所の現在温
度、Ｘ２は圧力、Ｘ３は流量であると考えればよい。

プラント入力信号（１１は、温度、圧力、流量等の物理
量をプラント（１１に付属する各センサにより電気信号
に変換した形で与えられるが、デジタル式電気信号であ
る場合とアナログ式電気信号である場合とがある。デジ
タル式計算機（３）に入力されたアナログ式電気信号は
デジタル式電気信号に変換されて演算に用いＣれ、アナ
ログ式計算機（４）に入力されたデジタル式電気信号は
アナログ式電気信号に変換されて演算に用いられること
は申すまでもない。

デジタル式計算機（３）がデジタル演算によシ式（１）
の演算を行いデジタル信号の形でＹｏを出力するとすれ
ば、アナログ式計算機（４）はアナログ演算により式（
１）の演算を行いアナログ信号の形でＹｏを出方する。

両方の計算機からの出力は比較判定回路（５）に入力さ
れ、所定の誤差範囲以内で対応する場合は正常なものと
してプラント出力信号（２）として出力され、そうでな
い場合はこの出力を禁止してエラー信号を出力しプラン
ト叫の誤動作を防止することができる。

以上の説明では、デジタル式計算の異常動作をアナログ
式計算機（４）で検出する方式として説明したが、アナ
ログ式計算機（４）の異常をデジタル゛式計算機（３）
で検出してもよろしく、比較判定回路（５）は両肘算機
からの入力のうち、どちらをプラント出力信号（２）と
することも可能である。

以上のようにこの発明によれば、計算機からプラント出
力信号を出力する以前に当該信号が正常であるかどうか
を検出することができ、プラントの誤動作を防止するこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の装置を示す図、第２図はこの発明の一実
施例を示す図である。 （３）・−・デジタル式計算機、（４）・・・アナログ
式計算機、（５）・・・比較判定回路、（１０・・・プ
ラント。 尚、各図中同一符号は同−又は相当部分を示す。 代理人大岩増雄 特許庁長官殿 １．事件の表示　　　特願昭　５８−７４４４２号２、
発明の名称　　制御用計算機装置 ３、補正をする者 事件との関係　特許出願人 住　所　　　　東京都千代田区丸の内二丁目２番３号名
　称　　（６０１）三菱電機株式会社代表者片山仁八部 ４、代理人 住　所　　　　東京都千代田区丸の内二丁目２番３号第
２図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 制御対象であるプラントの状態を表す状態信号をプラン
   ト入力信号として入力し、ディジタル演算回路によシ所
   定の演算を実行してその結果を出力するデジタル式計算
   機と、 上記プラント入力信号を入力し、アナログ演算回路によ
   シ上記所定の演算に対応する演算を実行してその結果を
   出力するアナログ式計算機と、上記デジタル式計算機の
   出力と上記アナログ式計算機の出力とを入力し、両者の
   対応を比較する比較判定回路と、 この比較判定回路において上記デジタル式計算機の出力
   と上記アナログ式計算機の出力とが所定の誤差範囲にお
   いて対応すると判定した場合だけいずれかの計算機の出
   力をプラント出力信号として上記プラントの制御のため
   に出力する手段とを備えた制御用計算機装置。