JPS59199355A - ブレ−キブ−スタ - Google Patents

ブレ−キブ−スタ

Info

Publication number
JPS59199355A
JPS59199355A JP7481783A JP7481783A JPS59199355A JP S59199355 A JPS59199355 A JP S59199355A JP 7481783 A JP7481783 A JP 7481783A JP 7481783 A JP7481783 A JP 7481783A JP S59199355 A JPS59199355 A JP S59199355A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure chamber
pressure
piston
hole
brake booster
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7481783A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0344939B2 (ja
Inventor
Masanori Tani
谷 正紀
Shinichi Eto
江藤 新一
Takeshi Funakoshi
船越 剛
Susumu Nishikawa
進 西川
Kiyoaki Hashikura
橋倉 清晃
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
Priority to JP7481783A priority Critical patent/JPS59199355A/ja
Priority to DE3347944A priority patent/DE3347944C2/de
Priority to DE19833329305 priority patent/DE3329305A1/de
Priority to US06/536,270 priority patent/US4565067A/en
Publication of JPS59199355A publication Critical patent/JPS59199355A/ja
Publication of JPH0344939B2 publication Critical patent/JPH0344939B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T13/00Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems
    • B60T13/10Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release
    • B60T13/24Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release the fluid being gaseous
    • B60T13/46Vacuum systems
    • B60T13/52Vacuum systems indirect, i.e. vacuum booster units
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T8/00Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
    • B60T8/17Using electrical or electronic regulation means to control braking
    • B60T8/176Brake regulation specially adapted to prevent excessive wheel slip during vehicle deceleration, e.g. ABS
    • B60T8/1766Proportioning of brake forces according to vehicle axle loads, e.g. front to rear of vehicle
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T8/00Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
    • B60T8/18Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to vehicle weight or load, e.g. load distribution
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T8/00Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
    • B60T8/26Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force characterised by producing differential braking between front and rear wheels
    • B60T8/266Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force characterised by producing differential braking between front and rear wheels using valves or actuators with external control means

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Hydraulic Control Valves For Brake Systems (AREA)
  • Braking Systems And Boosters (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はブレーキブースタに係り、特に必要に応じて倍
力比を変えられるブレーキブースタに関する。
従来のブレーキブースタは倍力比が一定であり。
このため車両の積載荷重が大きくなると、ブレーキペダ
ル踏力を一定とした場合、必然的に車両の制動距離が長
くなって℃・た。従って従来のブレーキブースタを備え
た車両においては、一定の制動距離を得るためには、積
載荷重に対応してブレーキペダル踏力を適宜増加する必
要性があった。しかし、このような操作を適切に行なう
には相当の経験が必要であり、またブレーキペダル踏力
を増加することは運転者の疲労の原因ともなる。
本発明はこのような事情に鑑みて発明するに至ったもの
であって、その目的とするところは、必要に応じて倍力
比を変えられるブレーキブースタを提供することにあり
、その要旨とするところは。
ブレーキペダルに連結される操作ロッド(例えば操作ロ
ッド57)と、マスクシリンダピストンに連結されるブ
ツシュロッド(例えばブツシュロッド23)とを備えた
ブレーキブースタであって。
上記ブレーキブースタの圧力室(例えば圧力室15)に
必要に応じて圧力調節された空気圧を導入して、上記ブ
ツシュロッドが連結されたパワーピストン(例えばパワ
ーピストン14)を所望の駆動力にて駆動するようにし
たブレーキブースタにおいて。
(a)上記圧力室内に上記空気圧を導入する導入弁(例
えば導入弁71)と。
(b)  上記圧力室内の空気圧を外部へ排出する排出
弁(例えば排出弁75)と。
(c)上記パワーピストンの内部に配設され、上記導入
弁の空気圧供給側と外気とを連通ずる連孔(例えば第1
の絞り孔67、第2の絞り孔82)と。
(e)上記第1の絞り孔と第2の絞り孔との間に形成さ
れた制御圧室(例えば制御圧室48)と。
(f)  上記操作ロッドに連結され、上記パワーピス
トンに対する上記操作ロッドの往復動と連動して上記第
1および/または第2の絞り孔の開度を調節して上記制
御圧室内の空気圧を制御する調節部材(例えばニードル
85)と。
(g)  上記圧力室と上記制御圧室との圧力差により
上記導入弁および排出弁をそれぞれ開閉制御する制御手
段(例えばピストン47.弁開閉ロッド64)と。
(h)  上記パワーピストンと操作ロッドとの間に配
設された弾性部材(例えば第1のばね51゜第2のばね
52)と、。
をそれぞれ備えたことにある。
以下に本発明の第1実施例を第1図〜第5図に基づいて
説明し、続いて本発明の第2実施例を第6図〜第12図
に基づいて説明し、最後に上記実施例の変形例を第13
図〜第16図に基づいて説明する0 第1実施例の構成説明 第1図はブレーキシステムの概略を示したものであって
、同図において1はブレーキブースタ、2はコンプレッ
サ、3はニアリザーバ、4は圧力調節弁、5はブレーキ
ペダル、6はマスクシリンダ。
7はホイルシリンダである。上記圧力調節弁4は例えば
ロードセンシングバルブであってよく、車両の積載荷重
に対応した圧縮空気をブレーキブースタ1に供給するよ
うに構成されて℃・る。
以下、このブレーキブースタ1の構造につき説明する。
第2図は上記ブレーキブースタ1の縦断面を示したもの
であって、同図に示す如くブレーキブースタ1のハウジ
ング11には2円筒状のシリンダ12がボルト13にて
取付けられている。このシリンダ12内にはパワーピス
トン14が摺動自在に挿入され、このパワーピストン1
4によってシリンダ12内が圧力室15と大気圧室16
とに区画されている。そしてパワーピストン14は圧ツ
ノ室15内に導入される圧縮空気にて第2図で矢印a方
向へ往動するようになって(・る。上記大気圧室16内
には、シリンダ]2の端部17とパワーピストン14と
の間に戻しばね18が配設され。
パワーピストン14はこの戻しばね18によって第2図
で矢印d方向に復動するようになっている。
なお第2図において10は連通孔、19はカップリング
シールである。
パワーピストン140大気圧室16側の端面22には、
第2図に示すようにブツシュロッド2ろの一端部23a
が固着されている。このブツシュロッド23はパワーピ
ストン14の往動力をマスクシリンダ乙に伝達するため
のものであって、ブツシュロッド23の他端部23bは
マスタシリンダ6のピストンと連結されるようになって
いる。なおシリンダ12の端部17にはプッシュロッド
挿通孔24が形成され2 この挿通孔24の内側にはシ
ール保持筒25が取付けられている。そしてこのシール
保持筒25内に装着されたシール26および孔あきプレ
ート27によって、塵埃等が大気圧室16に侵入するの
が防止されている。
パワーピストン14の端面22にはまた。チa −ブコ
ネクタ28が取付けられ、このコネクタ28に可撓性チ
ューブ29の一端部が接続されている。
一方、シリンダ12の外周面にはコネクタ30が取付け
られ、このコネクタ30の圧力導入口ろ1は前記圧力調
節弁4の空気出口と接続されるようになっている。そし
てこの圧力導入口61と前記可視性チューブ29の他端
部とが、パイプろ2を介して相互に接続されている。
次に、パワーピストン14の圧力室15側の端面ろ5に
は、第2図に示すように円筒状の一;ルブボデイ36が
一体に取付けられている。このバルブボディ36はハウ
ジング11の挿通孔37に摺動自在に挿入されており、
挿通孔37の内周面にはカップリングシール38.ベア
リング39およびリテイニングリング40がそれぞれ嵌
合されて圧力室15の気密状態が維持されている。また
、挿通孔37の外側に突出したバルブボディ36の外周
面はゴム製のブーツ41で覆われ、挿通孔37に対する
塵埃等の侵入が防1)−されている。
戸ルブボデイ36の内部は、そのほぼ中間部に隔ゐ 壁44が形成されており、この隔壁44の左−Aすにシ
リンダ室45とばね収納室46とが形成されている。上
記シリンダ室45内にはピストン47が摺動自在に挿入
され、シリンダ室45はこのピストン47によってさら
に制御圧室4Bと、ノーランス圧室49とに区画されて
いる。一方、ばね収納室46は連通孔43を通じて外部
と連通され。
このばね収納室46内にはスリーブ50.第1のばね5
1および第2のばね52がそれぞれ収納されている。ス
リーブ50の一端部50藁は端板53の嵌合孔54に摺
動自在に挿入され、ブレーキペダル5に連結された操作
ロッド57の先端部57aが、スリーブ50の挿入孔5
8に挿入されている。またスリーブ50の外周面にはフ
ランジ部55が一体に形成されていて、このフランジ部
55と隔壁44との間に上記第1および第2のばね51
,52がばね受56を介して直列に配設されている。こ
れら第1および第2のばね51゜52は、その弾性係数
が著しく異なり2例えば第1のばね50の弾性係数を7
5 Kg/ mm程度とすると、第2のばね52の弾性
係数は0.01 K97 mm程度としてよい。そして
第1および第2のばね51゜52は例えば7 K9程度
のセット力を与えられ、この状態においてスリーブ50
のフランジ部55とばね受56との間には若干のすき間
が形成されるようになっている。なお、端板5ろの外周
面とバルブボディ36とはねじ結合されていて、端板5
6を回動することにより上記すき間の間隔な調節できる
ようになっている。
次に上記ピストン47およびその周囲の構造を第3図お
よび第4図に基づ℃・て畳らに詳しく説明する。同図に
示す如く、バランス圧室49内には戻しばね62が配設
され、ピストン47はこの戻しばね62によって第6図
および第4図で常時右方向に附勢されている。ピストン
47の中心部には嵌合孔63が形成されこの嵌合孔63
に弁開閉ロッド64の一端部が摺動自在に挿入されて℃
゛る。
またこの弁開閉ロッド64の他端部は挿通孔61内に摺
動自在に挿通されている。弁開閉ロッド64の内部には
連通路65が形成され、この連通路65の一端部は挿通
孔61およびパワーピストン14内に形成された通路6
6によって前記チューブコネクタ28と連通している。
また連通路65の他端部には第1の絞り孔67を有する
金具68が嵌合固定されている。
弁開閉ロッド64の先端部には導入弁71が取付けられ
ている。この導入弁71は圧縮ばね72によって常時は
弁座76に圧着していて2通路66内の圧縮空気が弁室
74内に流入しないようになっている。なおこの弁室7
4は1通路69.70によって圧力室15およびバラン
ス圧室49と相互に連通されている。一方、弁開閉ロン
ドロ40基端部には排出弁75が一体に取付けられてい
る。
またピストン47の一但「面には、この排出弁75と対
向した弁座76が形成され、常時は第6図に示す如く排
出弁75が弁座76からやや離間している。この弁座7
6の内側には排出ロア7が形成され、この排出ロア7は
ピストン47の内部に形成された排出通路78と、バル
ブボディ3乙の内部に形成された排出通路79とによっ
てばね収納室46と連通されている。
制御圧室48に臨むピストン47の側面に4.嵌合孔6
3と連通した第2の絞り孔82を有するノズル部86が
一体に形成されている。このノズル部83ゆ、隔壁44
に形成された挿通孔84に摺動自在に挿入されており、
その先端部はばね収納室46内に突出している。ノズル
部8ろの基端部にはストッパ89が一体に形成され、常
時は第3図に示す如くこのストッパ89が戻しばね62
によって隔壁44と当接している。このストッパの側方
には連通路90が形成され、第2の絞り孔82の上流側
(第6図および第4図で左側)と制御圧室48とがこの
連通路90によって相互に連通されている。
一方、スリーブ50の先端部50aには、第2の絞り孔
82の開度を調節する調節部材としてのニードル85が
一体に形成され、このニードル85は第2の絞り孔82
に挿通されている。そして嵌だ圧縮ばね87によって、
常時は弁座88と圧着している。なお上記ニードル85
の基端部85aは円錐状に形成されており、ニードル8
5を第2の絞り孔82に挿入するに従い第2の絞り孔8
2の開度が小さくなるように構成されている。詳しくは
後述の作動説明で明らかとされるように、第2の絞り孔
82に対するニードル85の挿入量に対応して、制御圧
室48の圧力が直線的に増大するように構成されている
第1実施例の作動説明 次に、上述の如く構成されたブレーキブースタ1の作動
状況につき説明する。
コンプレッサ2によってニアリザーバ6内に貯えられた
圧縮空気は、圧力調節弁4によって車両の積載荷重に対
応した圧力に減圧され、ブレーキブースタ1の圧力導入
孔61に常時導入されて℃・る。
しかし操作ロッド57が復動しているときは、第2図お
よび第3図に示す如く導入弁71が閉塞している。また
ピストン47も復動しており、排出弁75は開放してい
る。このため圧力室15内の圧力は大気圧と等しくなっ
ており、パワーピストン14は戻しばね18にて第2図
に示す如く復動している。なおこのとき逆止弁86は閉
塞しているため、第2の絞り孔82から圧縮空気が外部
へ漏れることはな℃・。
次に、ブレーキペダル5を踏むと操作ロッド57転 およびスリーブ50が第2図で矢印層方向に往動する。
この結果、先ず逆止弁86が圧縮ばね87に抗して開放
するとともに、第2の絞り孔82の開度がニードル85
0基端部゛85aによってやや減少する。そして圧力導
入口31に導入された圧縮空気がバイブロ2→可撓性チ
ユーブ29→通路66→連通路65→第1の絞り孔67
→嵌合孔66→第2の絞り孔82→ばね収納室46→連
通孔43の順に通過して外部へ流出する。この際。
第1の紋り孔67を通過した圧縮空気の圧力はやや低下
するが、大気圧よりもやや高い圧力になっている。した
がってこの圧力は連通路90を通って制御圧室48に導
入され、ピストン47はこの制御圧室48の圧力によっ
て戻しばね62に抗して第6図で左方向に往動する。
次にピストン47が往動して第4図に示す如くその弁座
76が排出弁75と当接すると、排出ロア7が閉塞され
るとともに弁開閉ロッド64が第4図で゛左方向に押圧
され、弁開閉ロッド64は圧縮ばね72に抗して同方向
に往動する。この結果。
導入弁71が開放し2通路66内の圧縮空気が弁室74
および通路69を順に通過して圧力室15に導入される
。そしてパワーピストン14はこの圧力室215の圧力
によって戻しばね18に抗して第4図に示す如く左方向
に往動する。
一方、パワーピストン14の往動の開始と同時に。
スリーブ50のフランジ部55がばね受56と当接する
(図示せず)。そしてスリーブ50は第1のばね51に
抗して第4図で左方向に往動する。
従ってスリーブ50に第1のばね51の復元力が反力と
して作用し、この反力は操作ロッド57に伝達されてブ
レーキペダル5の踏力として運転者に感知される。なお
第2のばね520弾性係数は極めて小さいため(本実施
例では例えば0.01 KP/mm程度)、ブレーキペ
ダル5の初期踏力(パワーピストン14が往動を開始す
るときの踏力)は極めて小さく、ブレーキブースタ1を
スムーズに始動させることができる。
次に上記ブレーキペダル5の踏力Fとブツシュロッド2
3の出力Pとの関係を説明する。前述した如く、制御圧
室48の圧力は第2の絞り孔82に対するニードル85
の挿入量に対応して直線的に増大する。従って制御圧室
4Bの圧力と操作ロッド57の往動力とは比例関係にあ
り、換言するとブツシュロッド26の出力Pとブレーキ
ペダル5の踏力Fとは比例関係にある。すなわち、第4
図におし・てパワーピストン14の往動力がマスクシリ
ンダピストンの反力と均衡してパワーピストン14の往
動が停止している状態を考えると、このときバランス圧
室49の圧力と戻しばね62とによるピストン47の復
動力と、制御圧室48の圧力によるピストン47の往動
力とが互℃・に均衡してビスYン47は停止しており、
またこの停止状態において導入弁71は第4図で鎖線に
て示す如く閉塞し、排出弁75も閉塞している。ここで
ノζランス圧室49の圧力は圧力室15の圧力と等しい
から、パワーピストン14の往動力(フッシュロッド2
3の出力P)はブレーキペダル5の踏力Fと比例するこ
とになる。
ただしブレーキペダル5の踏力Fは第1のばね510反
力により生じるものであるから、圧力室15に導入する
圧縮空気の圧力を増大させてもブレーキペダル踏力Fは
変化しな℃・。この点が本発明に係るブレーキブースタ
1の特徴であって、上記F−P関係を図に示すと第5図
のようになる。
同図において直線り、は空車時におけるF−P関係を示
し、直線L2は積載時におけるF−P関係を示す。すな
わち、積載時において一定の制動距離を得るために圧力
室15に導入する圧縮空気の圧力を増大させると、踏力
Fは変化せずに出力P、がP2に増大する。この結果、
積載時において空車時と同じ踏力でブレーキペダル5を
操作しても、車両の減速度ないし制動距離を空車時と同
じにすることができ、積載荷重によってブレーキの効き
方が異なるのを防止することができる。なお第5図に負 おいてM、、 M2はそれぞれ全負荷作動時を示す。
次に、パワーピスト刈4の1動力と・マスクシリンダピ
ストンの反力とが互いに均衡すると、バランス圧室49
の圧力が上昇してピーストン100が第4図で鎖線にて
示す如くやや復動する。このため導入弁71が圧縮ばね
72にて閉塞し、パワーピストン14の往動が停止する
なおブレーキブースタ1の全負荷作動時においては、ピ
ストン47の抑圧部91がシリンダ室45の内周面に形
成された被抑圧部92と当接するとともに、スリーブ5
0の先端面50aがノズル部8ろの先端面8ろaと当接
する(図示せず)。そして以後のブレーキペダル踏力は
倍力されずに直接パワーピストン14に伝達される。な
おこのとき導入弁71は開放され、排出弁75は閉塞し
ている。
次にブレーキペダル5の踏力を解除すると、スリーブ5
0は第1のばね51にて第4図で右方向へと復動し、ニ
ードル85が第2の絞り孔82がらやや抜出される。こ
の結果、第2の絞り孔82の開度が増大し、制御圧室4
8の圧力が低下する。
この圧力低下によってピストン47は第4図で鎖線にて
示す位置から右方向へと復動し、第3図に示す位置に至
る。そして排出弁75が開放されて圧力室15内の圧縮
空気が排気通路69,70゜78.79.ばネ収納室4
6および連通孔43を順次通って外部に排出される。従
って・くワーピストン14は戻しばね18にて第2図に
示す如く復動する。
以上2本発明の第1実施例につき説明したが9次に本発
明の第2実施例を第6図〜第12図に基づいて説明する
第2実施例の構成説明 このブレーキブースタ1は、第6図〜第8図に示す如く
バルブボディろ6内の構造が上述した第1実施例のもの
と若干具なるものである。すなわち。
このブレーキブースタ1のピストン1°OOはダイヤフ
ラム101の変形によって駆動されるようになっており
、また第1および第2の絞り孔67゜820開度がとも
に可変型になっている。さらに。
パワーピストン14の復動時における圧力室15内の圧
縮空気の排出は大気圧室へなされるようになっている。
その他の構造は上述の第1実施例とほぼ同様であるので
、第6図〜第8図において第1実施例と同一部分には同
一符号を付してその説明を省略する。
次に、上記ピストン100とその周辺の構造をさらに詳
しく説明する。第6図〜第8図に示す如く。
ピストン100が収納されたシリンダ室45と圧力室1
5との間には隔壁102が形成されている。
そしてピストン100の左右両端部は、この隔壁102
と隔壁44の双方に形成された挿通孔103゜84に摺
動自在に挿入されている。またこのピストン100の外
周にはダイヤフラム101が嵌合され、制御圧室48と
バランス圧室49の圧力差によるダイヤフラム101の
変形によって、ピストン100は第6図〜第8図で左右
方向に摺動するようになっている。
シリンダ室45の前方(第6M 〜ffs 8 [/l
 −/’ 4.r /、: (III )には2弁室1
04が形成されている。この弁室104は導入通路11
3にて可撓性チューブ29と連通している。大気圧室1
6は排出通路11o。
弁体105の内周部111.さらに通路114にて圧力
室15に連通して℃・る。弁室104内には円筒状の弁
体105が配設され、この弁体105の一端部は嵌合孔
106に摺動自在に挿入されている。また弁体105の
外側にはバルブボディ36と一体の弁座107が形成さ
れ、弁体105のシート部108は常時は圧縮ばね10
9にてこの弁座に圧着し2通路116にて弁体105の
外周部112に導入された圧縮空気が弁体105の内周
部111や圧力室15に侵入しないように構成されて〜
・る。
上記弁体105の内周部111には、ピストン100と
一体をなすピストンロッド118がmAされている。こ
のピストンロッド118の先端部は、挿通孔119に摺
動自在に挿入され、さらに弁室120内に突出している
。一方ピストンロッド118の基端部の外周には弁座1
21が形成されている。そしてピストン100が第7図
で左方向に往動すると、この弁座121が弁体105の
シート部108と圧着し、その後弁体105を圧縮ばね
109に抗して第8図に示す如(移動させ。
シート部108と弁座107との間から圧縮空気を圧力
室15に導入するように構成されている。
またこの反対にピストン100が第8図で右方向に復動
すると、第7図に示す如く弁体105のシート部が圧縮
ばね109にて弁座107に圧着し。
その後シート部108と弁座121との間から圧力室1
5内の圧縮空気を外部に排出するように構成されて(・
る。従って弁体105は導入弁と排出弁の両機能を兼備
したものである。
ピストン100およびピストンロッド118の内部には
、第7図および第8図に示す如くその軸線方向に沼って
連通路122が形成されている。この連通路122内に
はスリーブ50の先端部に連結されたニードル126が
挿入されており、さらにこのニードル123の先端部1
23aには逆止弁124が取付けられている。この逆止
弁124は、常時は第7図に示す如く圧縮ばね125に
てピストンロッド118の先端部に形成された弁座12
6に圧着しているが、操作ロッド57が往動すると第8
図に示す如く開放するようになっている。従って操作ロ
ッド57の往動時においては。
通路127にて弁室120内′に導入された圧縮空気が
、連通路122を通ってばね収納室46へ流出するよう
になっている。
上記連通路122の左右両端部には、第7図および第8
図に示す如く第1の絞り孔128と第2の絞り孔129
がそれぞれ形成されている。これら両絞り孔128,1
29の開度は、ニードル123を第7図および第8図で
左右方向に移動することによって調節可能とされて℃・
る。すなわち、第9図および第10図に示す如く、ニー
ドル126の先端部126aと基端部12ろbのそれぞ
れの外周面にテーバ部130〜132が形成され、ニー
ドル123を第9図および第10図で左右方向に移動す
ると、これらテーパ部160〜132と絞り孔128,
129の内周面との間のすき間が変化するようになって
℃・る。なお第1および第2の絞り孔128,129の
開度の変化は、後述する作動説明で詳しく説明するよう
に互いに時期的にずれて変化するように構成されている
第1の絞り孔128と第2の絞り孔129との間におけ
る連通路122は、第7図および第8図に示すように連
通路136にて制御圧室48と連通している。一方、〕
・ランス圧室49は隔壁102に形成された小孔164
を通じて圧力室15と連通して℃・る。制御圧室48内
には圧縮ばね105が配設され、この圧縮ばね135と
逆止弁124の圧縮ばね125との釣合いによって、常
時はクイヤフラム101が非変形状態を維持している。
第2実施例の作動説明 次に上述の如く構成されたブレーキブースタ1の作動状
況につき説明する。
コンプレッサ2によってエアリサーバ6内に貯えられた
圧縮空気は、圧力調節弁4によって車両の積載荷重に対
応した圧力に減圧され、ブレーキブ−スタの圧力導入孔
31に常時導入されている。
しかし操作ロッド57が復動しているときは、第6図お
よび第7図に示す如く逆止弁124が閉塞し、弁体10
5のシート部108は圧縮ばね109にて弁座107に
圧着している。またピストン100は復動しており、弁
座121とシート部108との間は開放されている。こ
のため圧力室15内の圧力は大気圧と等しくなっており
、パワーピストン14は戻しばね18にて第6図に示す
如く復動している。
次にブレーキペダル5を踏込むと、操作ロッド57およ
びスリーブ50が第6図で矢印す方向に往動する。この
結果、第8図に示す如く先ず逆止弁124が圧縮ばね1
25に抗して開放する。一方、ニードル1230基端部
123bが第9図で実線Iにて示す位置から矢印C:方
向に往動して一点鎖線■にて示す位置に至り、第2の絞
り孔129の開度がテーパ部131によって急激に減少
する。
そして圧力導入口31に導入された圧縮空気がパイプ3
2→可撓性チユーブ29→通路127→弁室120→第
1の絞り孔128−)連通路122→第2の絞り孔12
9→ばね収納室46−)連通孔4ろの順に通過して外部
へ流出する。この際、第1の絞り孔128を通過した圧
縮空気の圧力は絞り孔128の絞り効果によってやや低
下するが。
大気圧よりやや高い圧力となっている。したがってこの
圧力は連通路166を通って制御圧室48に導入され、
ピストン100はこの制御圧室48の圧力によるダイヤ
フラム101の変形にて第7図で左方向に往動する。な
おダイヤフラム101を用いることによって、ピストン
100の外周面における摺接面積の減少と、使用するO
 l)ングの数の削減を図ることができ、摩擦軽減によ
るピストン100のヒステリシス特性や応答性の向上が
実現できる。
次にピストン100が往動してその弁座121が弁体1
05のシート部108に圧着すると、圧力室15が密閉
状態になり、その直後に弁体105が圧縮ばね109に
抗して第8図に示す如く左方向に移動する。この結果弁
座107とシート部108との間が開放され、ここから
圧縮空気が圧ノJ室15に導入される。そしてパワーピ
ストン14はこの圧力室15の圧力によって戻しばね1
8に抗して第8図に示す如く左方向に往動する。
なおバランス圧室49と圧力室15とは小孔134によ
って互いに連通されているため、圧縮空気がバランス圧
室49に除々に導入される。従ってビ・ストン100の
往動開始がスムーズになされる。
一方、パワーピストン14の往動の開始と同時に。
スリーブ50のフランン部55がばね受56と電接する
(図示せず)。そしてスリーブ50は第1のばね51に
抗して第8図で左方向に往動する。
従ってスリーブ50に第1のばね51の復元力が反力と
して作用し、この反力は操作ロッド57に伝達されてブ
レーキペダル5の踏力として運転者に感知される。なお
第2のばね52の弾性係数は極めて小さいため(本実施
例では例えば0.01 KW/arm程度)、ブレーキ
ペダル5の初期踏力(パワーピストン14が往動を開始
するときの踏力)は極めて小さく、ブレーキブースタ1
をスムーズに始動させることができる。なお上記ブレー
キペダル5の踏力Fとブツシュロッド23の出力Pとの
関係は、第1実施例において説明した関係と同様である
のでその説明を省略する。
次にブレーキペダル5をさらに踏込んで操作ロッド57
を往動させると、第9図で二点鎖線■■にて示す如くニ
ードル123の先端部123aのテーパ部160によっ
て第1の絞り孔128の開度が増大する。このとき第2
の絞り孔129の内側におけるニードル123の基端部
126bの直径は第9図で二点鎖線にて示す如く全く変
化しないので、第2の絞り孔1290開度は一定である
。このため、連通路122および制御圧室48の圧力が
速やかに上昇し、ピストン100がスピーディに往動す
る。このためブレーキブースタ1の応答性が向上する。
第11図および第12図は上記制御圧室48の圧力上昇
とブレーキブースタ1の応答性の向上に関する試験結果
をグラフにして示したものである。第11図に示す曲線
上の点1〜■はそれぞれ第9図および第10図に示す二
〜ドル123の位置■〜■と対応しており1例えばニー
ドル12ろの位置が第9図で実線Iのとき、第2の絞り
孔129の開度および制御圧室48の圧力は第11図に
おける点Iで示される。
なお第11図における破線R,Sは、それぞれ第1の絞
り孔128の開度が一定の場合の開度−圧力曲線を示し
、破線Rは第9図に示す開度D1の場合の開度−圧力曲
線を示し、破線Sは第10図に示す開度D2の場合の開
度−f力曲線を示す。第1の絞り孔128の開度はIか
ら■への間では一定でかつ微小であるので、圧力がI→
■へと上昇する間の圧縮空気の消費量は極めて軽微であ
る。
一方、第12図はブレーキブースタ10入力および出力
の時間に対する増大状況を示したグラフであって、同図
における破線は第1の絞り孔128の開度な一定とした
場合を示す。第12図より明らかなように、第1の絞り
孔128の開度を変化させることにより、出力曲線が入
力曲線に近付き。
ブレーキブースタ1の応答性が向上することが確かめら
れた。
なおこの応答性の向上は℃・わゆる急ブレーキ時に生ず
ることが望ましく、詳しくは第5図におけるF−P線図
の全負荷作動点M、、M2の手前側近傍において、ニー
ドル126が第9図で二点鎖線■にて示す位置とするの
が望ましい。本実施例ではニードル123の基端部12
3bはスリーブ50にねじ込まれ、またフランジ部55
はスリーブ50に螺合されているので、ニードル123
またはフランジ部55を回動調節することにより、急ブ
レーキ時におけるニードル123の位置を上記望ましい
位置に容易に設定することができる。
次に、ブレーキペダル5をさらに踏込むと、スリーブ5
0の先端面50aがピストン100のノズル部166の
先端面166aと当接するとともに。
ピストン100のフランジ部137が隔壁102と当接
する。従ってこの状態からさらにブレーキペダル5を踏
込むと、その踏力は直接パワルビストン14に伝達され
、全負荷作動が行なわれる。
なお、この全負荷作動時においてはニードル123が第
10図で実線にて示す位置に往動し、第2の絞り孔12
9はテーバ部132によってほとんど閉塞される。この
ため第2の絞り孔129かも外部へ流出する圧縮空気量
を最小にすることができる。
なお、パワーピストン14の往動力とマスクシリンダピ
ストンの反力とが互〜・に均衡した状態においては、バ
ランス圧室49の圧力上昇にてピストン100が第8図
に示す位置からやや復動する。
このため弁体105のシート部108が2つの弁座10
7,121に同時に圧着し、圧力室15に対する圧縮空
気の導入が停止してパワーピストン14の往動が停止す
る。
次にブレーキペダル5の踏力な解除すると、スリーブ5
0は第1のばね51にて第8図で右方向へと復動し、ニ
ードル123が連通路122がらやや抜出される。この
結果、第1の絞り孔128の開度が減少するとともに第
2の絞り孔129の開度が増大し、制御圧室48の圧力
が低下する。この圧力低下によってピストン100は第
8図で右方向へと復動し、第7図に示す如く弁体105
のシート部108が圧縮ばね109にて弁座107に圧
着するとともに、ピストン100の弁座121がシート
部108から離間する。そして圧力室15内の圧縮空気
が通路114→弁体105の内周部111→排出通路1
10→大気圧室16→連通孔10→フィルタユニット1
41を順次通過して外部に排出される。従ってパワーピ
ストン14は戻しばね18にて第6図に示す如(復動す
る。
以上2本発明の第1実施例および第2実施例につき述べ
たが2本発明は上記実施例の構造に限定されることなく
種々の変形が可能である。例えば上記実施例ではパワー
ピストン14を圧縮空気で駆動するようにしたが、負圧
で駆動することも可能である。第13図および第14図
はそれぞれ負圧で駆動されるブレーキブースターの一例
を示したものであって、第13図は上記第1実施例を部
分的に変形したものであり、第14図は上記第2実施例
を部分的に変形したものである。
すなわち、第16図においてはパワーピストン14の左
側に圧力室201を形成し、右側に大気圧室202を形
成する。そしてパイプ20ろおよび圧力導入口204を
通じて圧力室20 ”IK負圧を導入する。この負圧は
、常時はパワーピストン14の排出通路205.ピスト
ン47の排出通路7日、バランス圧室49.排出通路2
06.弁室74および通路207の径路で大気圧室20
2に導入されるようになっている。一方、パワーピスト
ン14の通路66には、フィルタユニット141) および可撓性チューブ29を通じて大気圧が導入され、
操作ロッド57が第13図で矢印す方向に往動して導入
弁71が開くとこの大気圧が弁室74および通路207
を通って大気圧室202に導入されるようになってい金
。また、第1の絞り孔208の開度はニードル209に
て調節可能とし、操作ロッド57が第13図で矢印す方
向に往動すると連通孔4ろからばね収納室46内に侵入
した空気が、第1の絞り孔208.第2の絞り孔212
、連通路65および通路210の径路で圧力室201に
吸入されるように構成されている。
その他の構成および作動状況は第1実施例と同様である
ので、第1実施例と同一部分には同一符号を付してその
説明を省略する。
また第14図においては、第13図と同様にパワーピス
トン14の左側に圧力室201を形成し。
右側に大気圧室202を形成する。そしてパイプ203
および圧力導入口204を通じて圧力室201に負圧を
導入する。この負圧は、常時はパワーピストン14の排
出通路110.弁体105の内周部111および通路1
14の径路で大気圧室202に導入されるように構成さ
れている。一方、パワーピストン14の導入通路113
には。
フィルタユニット141および可撓性チューブ29を通
じて大気圧が導入され、操作ロッド57が第14図で矢
印す方向に往動すると、大気圧室202に大気圧が導入
されるように構成されている。また第1および第2の絞
り孔128,129の開度はニードル123の先端部1
23aおよび基端部123bによって調節可能とし、操
作pラド57が第14図で矢印す方向に往動すると連通
孔4ろからばね収納室46内に侵入した空気が。
第1の絞り孔128.連通路122.第2の絞り孔12
92通路211および排出通路210の径路で圧ノJ室
201に吸入されるように構成されている。その他の構
成および作動状況は第2実施例と同様であるので、第1
実施例と同一部分には同一符号を付してその説明を省略
する。
また上記実施例では、車両の積載荷重に対応して加圧さ
れた圧縮空気を圧力室15に導入したが。
運転者の体力等に対応して加圧された圧縮空気を圧力室
15に導入してもよ℃・。
また、第1実施例においては、圧力室15内の圧縮空気
は排出通路79からばね収納室46へ排出するよ5Kし
たが、排気音を減少させるために第15図に示すように
排出通路139から大気圧室16へ排出してもよい。
また第2実施例においては、ノズル部136をピストン
100と一体に形成したが、操作aラド57の往動ス)
o−りを小さくするために第16図に示すようにノズル
部136を隔壁44と一体に形成してもよい。すなわち
ノズル部166をピストン100と一体に形成すると、
第2の紋り孔129の開度を小さくするためには、パワ
ーピストン14の往動ストロークにピストン100の往
動ストロークを加えた分だけ操作ロッド57を余分に往
動させなければならない。しかし、ノズル部136を隔
壁44と一体に形成すると、パワーピストン14の往動
ストローク分だけ操作ロッド57を往動させるだけでよ
く、ブレーキブースタ1の応答性の向上を図れる。なお
第16図において140はピストン10oの端面に形成
された連通溝である。
また、第1実施例では第2の絞り孔82の開度な調節す
ることにより制御圧室48の圧力を制御したが、第1の
絞り孔67の開度を調節することにより制御圧室48の
圧力を制御することも可能である。
発明の効果 本発明は上述の如く、必要に応じて圧力調節された空気
圧が導入される圧力室と、パワーピストン内の第1の絞
り孔と第2の絞り孔との間に形成された制御王室との圧
力差により、上記圧力室内に上記空気圧を導入する導入
弁および上記圧力室内の空気圧を外部へ排出する排出弁
をそれぞれ開閉制御する制御手段を備え、上記制御圧室
内の空気圧は、上記第1および/または第2の絞り孔の
開 4度を上記パワーピストンに対する上記操作ロッド
の往復動と連動して調節することにより制御するように
し、上記パワーピストンと上記操作ロッドとの間には弾
性部材を配設したブレーキブースタであるから、上記操
作ロフトの入力ないし反力を。
上記圧力室に導入される空気圧にかかわりなく。
上記パワーピストンに対する上記操作ロッドの往動によ
る上記弾性部材の変形量に比例させることができる。こ
のため上記圧力室に例えば車両の積載荷重に対応して圧
力調節された空気圧を導入しても、上記操作ロッドの入
力ないし反力はその空気圧の大きさに影響されることが
なく、換言すると車両の積載荷重に対応してブレーキブ
ースタの倍力比を増大させることができる。従って例え
ば車両の積載荷重の大小にかかわりなく、一定のブレー
キペダル踏力にて常に一定の減速度が得られ。
積載荷重に対応してブレーキペダル踏力を適宜増加する
必要性は全くない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示したものであって、第1図〜
第5図は本発明の第1実施例を示し、第1図はブレーキ
システムの概略構成図、第2図はブレーキブースタの縦
断面図、第6図は第2図の要部を拡大した断面図、第4
図は第6図の作動状況を説明するための説明図、第5図
はブレーキペダル踏力とブレーキブースタ出力との関係
を示すグラフ図である。また第6図〜第12図は本発明
の第2実施例を示したものであって、第6図はブレーキ
ブースタの縦断面図、第7図は第6図の要部の拡大断面
図、第8図は第7図の作動状況を説明するための説明図
、第9図および第10図は第1および第2の絞り孔の開
度調節状況を拡大して示す断面図、第11図は第2の絞
り孔の開度と制御圧室の圧力との関゛係を示すグラフ図
、第12図は入出力応答曲線図である。また第13図〜
第16図はそれぞれ本発明の変形例を示す縦断面図であ
る。 1 ・・ブレーキブースタ、2・・・コンプレッサ。 3・・・ニアリザーバ、   4・・・圧力調節弁。 5・・・ブレーキペダル、  6・・・マスタシリンダ
。 14・・・パワーピストン、15・・・圧力室。 16・・・大気圧室、     23・ ブツシュロッ
ド。 47・・・ピストン、    48・・・制御圧室。 49・・・バランス圧室、  51・・・第1のばね。 52・・・第2のばね、   64・・・弁開閉ロッI
パ。 65・・・連通路、     67・・・第1の絞り孔
。 71・・・導入弁、     75・・排出弁。 78.79・排出通路、82・・・第2の絞り孔。 83・・・ノズル部、    85・・・ニードル。 86・・逆止弁、      100・・・ピストン。 101・・・ダイヤフラム、1o7・・・弁座。 108・・・シート部、   110・・・排出通路。 113・・・導入通路、   118・ ピストン。 121・・・弁座、     122・・・連通路。 126・・・ニードル、   124・・・逆止弁。 128・・第1の絞り孔、129・・・第2の絞り孔。 130〜132・・・テーパ部。 134・・・小孔、     136・・・ノズル部。 139・・・排出通路、   2o1・・・圧力室。 202・・・大気圧室、   2o7・・・通路。 208・・・第1の絞り孔、2o9・・・ニード乞21
2・・・第2の絞り孔 代理人日昔吉武

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) ブレーキペダルに連結される操作ロッドと、マ
    スタシリンダピストンに連結されるブツシュロッドとを
    備えたブレーキブースタであって、上記ブレーキブース
    タに必要に応じて圧力調節された空気圧を導入し制御手
    段により制御された空気圧をブレーキブースタの圧力室
    に導入して。 上記ブツシュロッドが連結されたパワーピストンを所望
    の駆動力にて駆動するようにしたブレーキブースタにお
    いて。 (a)  上記圧力室内に上記\気圧を導入する導入弁
    と。 (b)  上記圧力室内の大気圧を外部へ排出する排出
    弁と。 (c)上記パワーピストンの内部に配設され、上記導入
    弁の空気圧供給側と外気とを連通ずる連通路と。 (d)上記連通路に形成された第1および第2の絞り孔
    と。 (81上記第1の絞り孔と第2の絞り孔との間に形成さ
    れた制御圧室と。 (f)上記操作ロッドに連結され、上記パワーピストン
    に対する上記操作ロッドの往復動と連動して上記第1お
    よび/または第2の絞り孔の開度を調節して上記制御圧
    室内の空気圧を制御する調節部材と。 (g)  上記圧力室と上記制御圧室との圧力差により
    上記導入弁および排出弁をそれぞれ開閉制御する制御手
    段と。 (h)  上記パワーピストンと操作ロッドとの間に配
    設された弾性部材と。 をそれぞれ備えたことを特徴とするブレーキブースタ。
  2. (2)上記調節部材は、上記第1の絞り孔の開度を調節
    する第1の調節部材と、上記第2の絞り孔の開度な調節
    する第2の調節部材とからなり、上記第1および第2の
    調節部材は、上記操作ロッドが往動するとき、最初に上
    記第2の絞り孔の開度のみが減少し始め2次に上記第1
    の絞り孔の開度が増大し始めるとともに上記第2の絞り
    孔の開度が一定となり、最後に上記第1の絞り孔の開度
    が最大となるとともに上記第2の絞り孔の開度が最小と
    なるように構成されていることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載のブレーキブースタ。
  3. (3)  上記第2の絞り孔は、上記パワーピストンと
    一体に形成されていることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項または第2項記載のブレーキブースタ。
  4. (4)上記弾性部材は2弾性係数が異なる2つのばねを
    直列に接続してなることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項ないし第6項いずれかに記載のブレーキブースタ。
JP7481783A 1982-08-14 1983-04-27 ブレ−キブ−スタ Granted JPS59199355A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7481783A JPS59199355A (ja) 1983-04-27 1983-04-27 ブレ−キブ−スタ
DE3347944A DE3347944C2 (de) 1982-08-14 1983-08-12 Bremssystem für Fahrzeuge
DE19833329305 DE3329305A1 (de) 1982-08-14 1983-08-12 Bremssystem fuer fahrzeuge
US06/536,270 US4565067A (en) 1982-09-30 1983-09-26 Brake system for vehicles

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7481783A JPS59199355A (ja) 1983-04-27 1983-04-27 ブレ−キブ−スタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59199355A true JPS59199355A (ja) 1984-11-12
JPH0344939B2 JPH0344939B2 (ja) 1991-07-09

Family

ID=13558240

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7481783A Granted JPS59199355A (ja) 1982-08-14 1983-04-27 ブレ−キブ−スタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59199355A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60169359A (ja) * 1984-02-15 1985-09-02 Jidosha Kiki Co Ltd ブレ−キ倍力装置の弁機構

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019199295A1 (en) 2018-04-11 2019-10-17 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Reprints of delayed pages

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60169359A (ja) * 1984-02-15 1985-09-02 Jidosha Kiki Co Ltd ブレ−キ倍力装置の弁機構

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0344939B2 (ja) 1991-07-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6078849A (ja) ブレ−キ倍力装置
JPS59199355A (ja) ブレ−キブ−スタ
GB2156928A (en) Actuators for antiskid braking control system
US4882975A (en) Parking maintaining apparatus for brake booster
US5022716A (en) Brake system
JPH01262249A (ja) ブレーキ倍力装置
JPH04131566U (ja) 液圧ブレーキシステム
US6334383B1 (en) Vacuum servo apparatus
JPH0344938B2 (ja)
KR20000013677A (ko) 차량용 브레이크의 배력장치
JPH0577546B2 (ja)
JP2000514757A (ja) 組込み型マスタシリンダ付きブレーキブースタ
JP3397053B2 (ja) ブレーキブースタ用流量制御装置
JP3393390B2 (ja) 気圧式倍力装置
KR100774131B1 (ko) 차량용 브레이크 부스터
JP2545934B2 (ja) ブレーキ倍力装置
JPH031328Y2 (ja)
JPS6326287Y2 (ja)
JP2004136841A (ja) 負圧式ブレーキ液圧発生装置
JP4059633B2 (ja) ブレーキシステム
JPH0137964Y2 (ja)
JPS60166553A (ja) タンデムブレ−キ倍力装置
JPH0137962Y2 (ja)
WO2022249014A1 (ja) 脈動低減装置および該脈動低減装置を備える車両のブレーキ液圧制御装置
JP3159812B2 (ja) 気圧式倍力装置