JPS59197684A - 流量調整型電磁弁 - Google Patents
流量調整型電磁弁Info
- Publication number
- JPS59197684A JPS59197684A JP7235383A JP7235383A JPS59197684A JP S59197684 A JPS59197684 A JP S59197684A JP 7235383 A JP7235383 A JP 7235383A JP 7235383 A JP7235383 A JP 7235383A JP S59197684 A JPS59197684 A JP S59197684A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston valve
- valve body
- slit
- flow rate
- spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16K—VALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
- F16K31/00—Actuating devices; Operating means; Releasing devices
- F16K31/02—Actuating devices; Operating means; Releasing devices electric; magnetic
- F16K31/06—Actuating devices; Operating means; Releasing devices electric; magnetic using a magnet, e.g. diaphragm valves, cutting off by means of a liquid
- F16K31/0675—Electromagnet aspects, e.g. electric supply therefor
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Magnetically Actuated Valves (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、周期もしくは周期毎の通電時間またはこの両
者の可変調整可能なパルス制御回路により電磁コイルを
付勢し、電磁コイルに発生する起磁力及び戻りバネの相
互作用によって電磁プランジャを往復駆動し、電磁プラ
ンジャに連動させたピストン弁体の往復運動により、流
入口と流出口との間の連通及び閉塞の時間的割合を加減
調整して流量を制御する流量調整型電磁弁に関する。
者の可変調整可能なパルス制御回路により電磁コイルを
付勢し、電磁コイルに発生する起磁力及び戻りバネの相
互作用によって電磁プランジャを往復駆動し、電磁プラ
ンジャに連動させたピストン弁体の往復運動により、流
入口と流出口との間の連通及び閉塞の時間的割合を加減
調整して流量を制御する流量調整型電磁弁に関する。
従来技術
従来のこの種の流量調整型電磁弁としては、水出願人の
出願に係る特願昭58−11503号がある。この先行
技術は電磁プランジャに連動させたピストン弁体または
このピストン弁体を摺動往復自在に嵌合させるシリンダ
の何れか一方または双方に溝状弧の開口を設けておき、
周期もしくは周期毎の通電時間またはこの両者の可変調
整可能なパルス制御回路により電磁コイルを伺勢して、
電磁プランジャを往復駆動し、これに連動するピストン
弁体の往復運動により、前記開口を連通または閉塞させ
、流入口と流出口との間の連通及び閉塞の時間的割合を
加減調整して流量を制御する構成となっている。この場
合、最少流量はピストン弁体の外周と該ピストン弁体を
摺動往復自在に嵌合させたシリンダの内壁との重なり合
いによる前記溝状開口の閉塞締切によって得られる。
出願に係る特願昭58−11503号がある。この先行
技術は電磁プランジャに連動させたピストン弁体または
このピストン弁体を摺動往復自在に嵌合させるシリンダ
の何れか一方または双方に溝状弧の開口を設けておき、
周期もしくは周期毎の通電時間またはこの両者の可変調
整可能なパルス制御回路により電磁コイルを伺勢して、
電磁プランジャを往復駆動し、これに連動するピストン
弁体の往復運動により、前記開口を連通または閉塞させ
、流入口と流出口との間の連通及び閉塞の時間的割合を
加減調整して流量を制御する構成となっている。この場
合、最少流量はピストン弁体の外周と該ピストン弁体を
摺動往復自在に嵌合させたシリンダの内壁との重なり合
いによる前記溝状開口の閉塞締切によって得られる。
従来技術の欠点
ところが上記した先行技術においては、ピストン弁体と
シリンダとの相対位置関係、つまり最少流量を与える閉
塞締切位置が固定されていて、これを調整する機構、構
造を持たないため、次のような欠点があった。
シリンダとの相対位置関係、つまり最少流量を与える閉
塞締切位置が固定されていて、これを調整する機構、構
造を持たないため、次のような欠点があった。
(イ)電磁弁を構成する個々の部品の縦寸法公差範囲内
におけるバラツキの集積及び戻しバネと支持バネの撓み
寸法の公差範囲内におけるバラツキ(9が合成されて、
スリットの閉塞締切度合が不同となる。即ち成るものは
完全に締切閉塞がなされず、若干量いたままとなり、成
るものはスリット間のそれぞれの端部が多くラップして
重なり合いが過大となり、電磁弁作動時に、開ロ不充1
分となる等の問題を生じ、最低流量を所定値に規制制御
することが不可能であった。
におけるバラツキの集積及び戻しバネと支持バネの撓み
寸法の公差範囲内におけるバラツキ(9が合成されて、
スリットの閉塞締切度合が不同となる。即ち成るものは
完全に締切閉塞がなされず、若干量いたままとなり、成
るものはスリット間のそれぞれの端部が多くラップして
重なり合いが過大となり、電磁弁作動時に、開ロ不充1
分となる等の問題を生じ、最低流量を所定値に規制制御
することが不可能であった。
(ロ) これと同時に、周波数または一周期中の通電時
間に対する通過流量特性も、個々の電磁弁においてはそ
れぞれ不同であって、均一の流量特性が得られず、その
補正も不可能であった。
間に対する通過流量特性も、個々の電磁弁においてはそ
れぞれ不同であって、均一の流量特性が得られず、その
補正も不可能であった。
本発明の目的
そこで本発明は上述する従来の欠点を除去し、個々の部
品の縦寸法公差範囲内におけるバラツキの集積及び戻し
バネと支持バネの撓み寸法の公差範囲内におけるバラツ
キ等を吸収し、最低流量を所定値に規制すると同時に、
任意の周波数または一周期中の通電時間に対して、個々
の電磁弁の流量特性を揃えることの可能な流量調整型電
磁弁を提供することを目的とする。
品の縦寸法公差範囲内におけるバラツキの集積及び戻し
バネと支持バネの撓み寸法の公差範囲内におけるバラツ
キ等を吸収し、最低流量を所定値に規制すると同時に、
任意の周波数または一周期中の通電時間に対して、個々
の電磁弁の流量特性を揃えることの可能な流量調整型電
磁弁を提供することを目的とする。
本発明の構成
上記目的を達成するため、本発明は、周期もしくは周期
毎の通電時間またはこの両者を可変調整可能なパルス制
御回路により付勢される電磁コイルと、該電磁コイルの
起磁力に基ついて発生する磁力及びバネの相−σ作用に
よって往復駆動される電磁プランジャと、該電磁プラジ
ャと連動するピストン弁体とを備え、′該ビスI・ン弁
体の往復運動により、流入口と流出口との間の連通及び
閉塞の時間的割合を加減調整して通過流量を制御する電
磁弁であって、前記ピストン弁体または該ピストン弁体
を摺動往復自在に嵌合させるシリンダに、軸心に直交す
る方向に開口し、かつ前記ピストン弁体の往復運動に伴
って前記流入口及び前記流出口をTj二いに連通、閉塞
するスリットを有し、該スリットの閉塞締切度合を加減
調整することにより、最低流量を制御することを特徴と
する。
毎の通電時間またはこの両者を可変調整可能なパルス制
御回路により付勢される電磁コイルと、該電磁コイルの
起磁力に基ついて発生する磁力及びバネの相−σ作用に
よって往復駆動される電磁プランジャと、該電磁プラジ
ャと連動するピストン弁体とを備え、′該ビスI・ン弁
体の往復運動により、流入口と流出口との間の連通及び
閉塞の時間的割合を加減調整して通過流量を制御する電
磁弁であって、前記ピストン弁体または該ピストン弁体
を摺動往復自在に嵌合させるシリンダに、軸心に直交す
る方向に開口し、かつ前記ピストン弁体の往復運動に伴
って前記流入口及び前記流出口をTj二いに連通、閉塞
するスリットを有し、該スリットの閉塞締切度合を加減
調整することにより、最低流量を制御することを特徴と
する。
実施例
第1図は本発明に係る流量調整型電磁弁の一実施例にお
ける断面図である。図において、電磁コイル16の縦軸
心上に貫設された非磁性のプランジャケース7内には電
磁プランジャ1が摺動往復自在に嵌挿されている。この
電磁プランジャ1は、シリンダ8内に摺動往復自在に嵌
合させたピストン弁体2の一部をなすタペット部9の上
端面に当接させである。シリンダ8は、本体1oに取付
ネジ40をもって装着された流出接手体11に嵌着され
た状態で、本体10の内部に収められている。これら縦
に連なった電磁プランジャ1とピストン弁体2とは、プ
ランジャケース7のL端部位に嵌設した磁気ヘッド3に
対して調整ネジ22によって螺合する調整ロッド21側
のバネ座金25と、前記流出接手体11に形成したバネ
座37との間に、戻し/ヘネ5及び支持バネ6をもって
正文され、この両へネ5及び6の反発力によって釣合い
静止している。24はロックナツトであり、調整ネジ2
2を固定する。
ける断面図である。図において、電磁コイル16の縦軸
心上に貫設された非磁性のプランジャケース7内には電
磁プランジャ1が摺動往復自在に嵌挿されている。この
電磁プランジャ1は、シリンダ8内に摺動往復自在に嵌
合させたピストン弁体2の一部をなすタペット部9の上
端面に当接させである。シリンダ8は、本体1oに取付
ネジ40をもって装着された流出接手体11に嵌着され
た状態で、本体10の内部に収められている。これら縦
に連なった電磁プランジャ1とピストン弁体2とは、プ
ランジャケース7のL端部位に嵌設した磁気ヘッド3に
対して調整ネジ22によって螺合する調整ロッド21側
のバネ座金25と、前記流出接手体11に形成したバネ
座37との間に、戻し/ヘネ5及び支持バネ6をもって
正文され、この両へネ5及び6の反発力によって釣合い
静止している。24はロックナツトであり、調整ネジ2
2を固定する。
前記プランジャケース7の下端部に嵌合する環状磁路4
はさらに本体10に嵌設され、前記した調整ロッド21
、磁気ヘッド3、プランジャケース7、環状磁路4、本
体10及び流出接手体11は1図示するようなO−リン
グ20もしくは図示しないその他のO−リングまたはロ
ウ付はもしくは接着剤による接着等の手段によって、外
部に対して気冨を保持するように組立てられている。
はさらに本体10に嵌設され、前記した調整ロッド21
、磁気ヘッド3、プランジャケース7、環状磁路4、本
体10及び流出接手体11は1図示するようなO−リン
グ20もしくは図示しないその他のO−リングまたはロ
ウ付はもしくは接着剤による接着等の手段によって、外
部に対して気冨を保持するように組立てられている。
前記環状磁路4の外周側には磁板19を嵌装し、該磁板
19を取付ネジ39によって本体10に締着させである
。そしてこの磁板19の上に、縦軸心上に貫通孔を有す
る電磁コイル16及びコイルカバー17を重ね、これら
を磁気ヘッド3に螺合させたナツト23により、磁気座
金18を介して締付けである。
19を取付ネジ39によって本体10に締着させである
。そしてこの磁板19の上に、縦軸心上に貫通孔を有す
る電磁コイル16及びコイルカバー17を重ね、これら
を磁気ヘッド3に螺合させたナツト23により、磁気座
金18を介して締付けである。
ピストン弁体2を摺動往復自在に嵌合させたシリンダ8
は、その所用位置において内部から外部へ、その他心に
直角の円周方向に貫通して開口するスリ7)・14及び
15を有し、ピストン弁体2にも、内洞26から外周に
向って開口するスリット13を形成しである。これらの
スリット13.14及び15は、電磁コイル16が無通
電状態となっていて、前記ピストン弁体2がシリンダ8
内にバネ釣合静止している場合に、ピストン弁体2の外
周壁及びシリンダ8の内壁面によって互いに綿切られ、
閉塞された状態になる。
は、その所用位置において内部から外部へ、その他心に
直角の円周方向に貫通して開口するスリ7)・14及び
15を有し、ピストン弁体2にも、内洞26から外周に
向って開口するスリット13を形成しである。これらの
スリット13.14及び15は、電磁コイル16が無通
電状態となっていて、前記ピストン弁体2がシリンダ8
内にバネ釣合静止している場合に、ピストン弁体2の外
周壁及びシリンダ8の内壁面によって互いに綿切られ、
閉塞された状態になる。
第2図は第1図のA−A′線断面におけるシリンダ8と
ピストン弁体2のスリット13.14の開口状態を示す
断面図であって、この実施例では前記スリット13及び
14は左右一対形成されている。更にこの実施例では、
ス1ルント14の下方に適当な間隔をおいて、別の一対
のスリット15を形成しであるが、ごれらのスリー/
トの個数は必要とする最大流量に応じて増減させること
は自由である。また、ピストン弁体2またはシリンダ8
の何れかに一対のスリットを設けるのみでよい。
ピストン弁体2のスリット13.14の開口状態を示す
断面図であって、この実施例では前記スリット13及び
14は左右一対形成されている。更にこの実施例では、
ス1ルント14の下方に適当な間隔をおいて、別の一対
のスリット15を形成しであるが、ごれらのスリー/
トの個数は必要とする最大流量に応じて増減させること
は自由である。また、ピストン弁体2またはシリンダ8
の何れかに一対のスリットを設けるのみでよい。
ただし、ピストン弁体2はシリンダ8内での摺動往復動
中に円周方向の回動運動を伴うので、回動するピストン
弁体2の周方向の任意の位置において、当該ピストン弁
体2がスライドしてそのスリット13及び下端面2′が
、それぞれシリンダ8の軸方向で一致し、しかもスリッ
ト15の全開する連通時には、常に、ピストン弁体2の
内洞26に臨むスリ71−13の開口面積以上の通路が
確保できるよう、前記スリット14及び13の溝状弧の
長さを充分に大きくとっておき、少なくとも通過する流
量が絞られることのないように形成する配慮が必要であ
る。
中に円周方向の回動運動を伴うので、回動するピストン
弁体2の周方向の任意の位置において、当該ピストン弁
体2がスライドしてそのスリット13及び下端面2′が
、それぞれシリンダ8の軸方向で一致し、しかもスリッ
ト15の全開する連通時には、常に、ピストン弁体2の
内洞26に臨むスリ71−13の開口面積以上の通路が
確保できるよう、前記スリット14及び13の溝状弧の
長さを充分に大きくとっておき、少なくとも通過する流
量が絞られることのないように形成する配慮が必要であ
る。
上記構成の電磁弁において、電磁コイル16に通電して
起磁力を発生させると、電磁プランジャ1は戻しバネ5
の反発力に抗して磁気ベンド3側に吸引される。これに
伴って、支持バネ6の反発力による押圧力を受けながら
、ピストン弁体2も同方向(図において上方向)へ摺動
する。このピストン弁体2の摺動運動により、スリット
13がシリンダ8側のスリット14と部分的または全体
的に連通し、同時にピストン弁体2の下端面2′がスリ
ット15を部分的または全体的に開放連通させる。従っ
て、流入口12から矢印aのように流入した液体は、連
通したスリ7)14からスリット13及びスリット15
を通して流出口42から矢印すの如く流出する。
起磁力を発生させると、電磁プランジャ1は戻しバネ5
の反発力に抗して磁気ベンド3側に吸引される。これに
伴って、支持バネ6の反発力による押圧力を受けながら
、ピストン弁体2も同方向(図において上方向)へ摺動
する。このピストン弁体2の摺動運動により、スリット
13がシリンダ8側のスリット14と部分的または全体
的に連通し、同時にピストン弁体2の下端面2′がスリ
ット15を部分的または全体的に開放連通させる。従っ
て、流入口12から矢印aのように流入した液体は、連
通したスリ7)14からスリット13及びスリット15
を通して流出口42から矢印すの如く流出する。
電磁コイル16′への通電が遮断されると、電磁プラン
ジャ1及びピストン弁体2は釣合静止位置に復帰するの
で、前記スリット13〜15の何れもが、再びピストン
弁体2の外壁とシリンダ8の内壁面の摺接面とう・ンプ
して締切閉塞され、流体の通過が阻市される。
ジャ1及びピストン弁体2は釣合静止位置に復帰するの
で、前記スリット13〜15の何れもが、再びピストン
弁体2の外壁とシリンダ8の内壁面の摺接面とう・ンプ
して締切閉塞され、流体の通過が阻市される。
この場合の最大流量は、電磁コイル16による一起磁力
が充分であってスリット14.15か全開状態を継続し
た場合に生じ、最低流量はスリ・ント14.15がピス
トン弁体2によって閉塞された場合1こ生じる。従って
この電磁弁の流量調整作用は、電磁コイル16へ通電さ
れる電流の周波数または周期毎の通電時間を加減調整し
て、ピストン弁体2によるスリット14.15の開放回
数ないしは開放度合を加減することにより達成される。
が充分であってスリット14.15か全開状態を継続し
た場合に生じ、最低流量はスリ・ント14.15がピス
トン弁体2によって閉塞された場合1こ生じる。従って
この電磁弁の流量調整作用は、電磁コイル16へ通電さ
れる電流の周波数または周期毎の通電時間を加減調整し
て、ピストン弁体2によるスリット14.15の開放回
数ないしは開放度合を加減することにより達成される。
前記電磁弁の通過m、量と通電電流の周波数との関係は
、横軸に周波数をとり、縦軸に通過流量をとると、限定
された範囲の周波数帯域においては、はぼ直線的比例関
係にあり、周波数の増加と共に通過流量も増加する。ま
た、通電電流の周波数を一定とした場合において、−周
期中における通電時間、即ちデユーティ比を調節するこ
とによっても、電磁コイル16に生じる起磁力持続時間
と戻しバネ5及び支持ハネ6の反発力の対応関係から通
過流量を調整することができる。この場合も、前述の周
波数−通過流量特性と同様の直線的比例関係となる。即
ち、電磁コイル16へ通電される電流の周波数もしくは
一周期中の通電時間または両者を加減調整することによ
り、通過流量を制御する電磁弁が得られるのである。な
お、電磁コイル16に対して上述のような電流を供給す
る回路は、前述の特願昭58−11503号公報にパル
ス制御回路として記載されている。
、横軸に周波数をとり、縦軸に通過流量をとると、限定
された範囲の周波数帯域においては、はぼ直線的比例関
係にあり、周波数の増加と共に通過流量も増加する。ま
た、通電電流の周波数を一定とした場合において、−周
期中における通電時間、即ちデユーティ比を調節するこ
とによっても、電磁コイル16に生じる起磁力持続時間
と戻しバネ5及び支持ハネ6の反発力の対応関係から通
過流量を調整することができる。この場合も、前述の周
波数−通過流量特性と同様の直線的比例関係となる。即
ち、電磁コイル16へ通電される電流の周波数もしくは
一周期中の通電時間または両者を加減調整することによ
り、通過流量を制御する電磁弁が得られるのである。な
お、電磁コイル16に対して上述のような電流を供給す
る回路は、前述の特願昭58−11503号公報にパル
ス制御回路として記載されている。
ここで、本発明においては、前述の如く調整ロッド21
及びこの調整ロッド21を駆動する調整ネジ22を備え
るから、この調整ネジ22を回動することによって調整
ロッド21を軸方向に進退させ、バネ座25を介して戻
し/ヘネ5及び支持ハネ6の撓みの和を変え、電磁プラ
ンジャ1と当接して連動するピストン弁体2を上下方向
にスライドさせて移動させ、スリット13及び下端面2
′と、シリンダ8のスリット14.15との間のそれぞ
れの相対位置関係、つまり閉塞締切度合を補正すること
ができる。この閉塞締切度合の補正により、前記先行技
術において問題となっていた個々の部品の縦寸法公差範
囲内におけるバラツキの集積及び戻しバネと支持バネの
撓み寸法の公差範囲内におけるバラツキ等が吸収され、
最低流量が所定値に規制される。これと同時に、任意の
周波数または一周期中の通電時間に対する個々の電磁弁
の流量特性を揃えることが可能となる。
及びこの調整ロッド21を駆動する調整ネジ22を備え
るから、この調整ネジ22を回動することによって調整
ロッド21を軸方向に進退させ、バネ座25を介して戻
し/ヘネ5及び支持ハネ6の撓みの和を変え、電磁プラ
ンジャ1と当接して連動するピストン弁体2を上下方向
にスライドさせて移動させ、スリット13及び下端面2
′と、シリンダ8のスリット14.15との間のそれぞ
れの相対位置関係、つまり閉塞締切度合を補正すること
ができる。この閉塞締切度合の補正により、前記先行技
術において問題となっていた個々の部品の縦寸法公差範
囲内におけるバラツキの集積及び戻しバネと支持バネの
撓み寸法の公差範囲内におけるバラツキ等が吸収され、
最低流量が所定値に規制される。これと同時に、任意の
周波数または一周期中の通電時間に対する個々の電磁弁
の流量特性を揃えることが可能となる。
更に、戻しバネ5と支持バネ6との間に正文されている
電磁プランジャl及びピストン弁体2は、その往復運動
時の慣性とバネの反発作用による所謂スプリングハンマ
効果により、電磁コイル16への通電遮断時に静止位置
よりも第1図において下方まで移動し、従ってス1ルン
ト13〜15の閉塞締切時にラップして重なり合う度合
も、周波数や周期毎の通電時間によって相違を生じる。
電磁プランジャl及びピストン弁体2は、その往復運動
時の慣性とバネの反発作用による所謂スプリングハンマ
効果により、電磁コイル16への通電遮断時に静止位置
よりも第1図において下方まで移動し、従ってス1ルン
ト13〜15の閉塞締切時にラップして重なり合う度合
も、周波数や周期毎の通電時間によって相違を生じる。
本発明によれば、前記調整ネジ22を回動調整すること
により このスプリング/\ンマ効果によるスリット1
3〜15の相対位置関係の変動をも補正することか可能
である。なお、スプリング/\ンマ効果はシリンダ8内
の流体の抵抗によって若干相殺される。
により このスプリング/\ンマ効果によるスリット1
3〜15の相対位置関係の変動をも補正することか可能
である。なお、スプリング/\ンマ効果はシリンダ8内
の流体の抵抗によって若干相殺される。
また、調整ネジ22を回動して戻し/<ネ5と支持ハネ
6との撓みの和を変え、電磁プランジャ1の位置を移動
させることは、電磁プランジャ1と電磁コイル16及び
磁気へ・ンド3との間の相関位置を変化させることであ
るから、電磁プランジャ1に働く磁力を変化させ、ピス
トン弁体2を駆動する力とその行程長をも加減調整する
ことができ 。
6との撓みの和を変え、電磁プランジャ1の位置を移動
させることは、電磁プランジャ1と電磁コイル16及び
磁気へ・ンド3との間の相関位置を変化させることであ
るから、電磁プランジャ1に働く磁力を変化させ、ピス
トン弁体2を駆動する力とその行程長をも加減調整する
ことができ 。
る。
上述の如く、第1図に示した実施例によれば、ピストン
弁体2によるスリットの閉塞締切度合が個々の電磁弁毎
に不同となる各種要因に対して、調整ロッド21を一体
的に結合させた調整ネジ22を回動調整して、戻しバネ
5と支持バネ6の撓みの和を変えることにより、ピスト
ン弁体2をシリンダ8内でスライドさせて、該ピストン
弁2及びシリンダ8にそれぞれ形成されたスリット13
〜15の相対位置を変えて総合的に補正調整し、もって
電磁弁を通過する最低流量を所定値に制御することがで
きる。
弁体2によるスリットの閉塞締切度合が個々の電磁弁毎
に不同となる各種要因に対して、調整ロッド21を一体
的に結合させた調整ネジ22を回動調整して、戻しバネ
5と支持バネ6の撓みの和を変えることにより、ピスト
ン弁体2をシリンダ8内でスライドさせて、該ピストン
弁2及びシリンダ8にそれぞれ形成されたスリット13
〜15の相対位置を変えて総合的に補正調整し、もって
電磁弁を通過する最低流量を所定値に制御することがで
きる。
第3図は本発明に係る電磁弁の別の実施例における断面
図である。図において第1図と同一の参照符号は同一性
ある構成部分を示す。この実施例の特徴は、第1図の実
施例にお、l/)でピストン弁体2をスライドさせてい
た構造の代りに、シリンダ8を上下方向に移動させて、
ピストン弁体2どの相対位置、スリット間の相対位置を
可変調整するようにしたことである。
図である。図において第1図と同一の参照符号は同一性
ある構成部分を示す。この実施例の特徴は、第1図の実
施例にお、l/)でピストン弁体2をスライドさせてい
た構造の代りに、シリンダ8を上下方向に移動させて、
ピストン弁体2どの相対位置、スリット間の相対位置を
可変調整するようにしたことである。
電磁プランジャ1とピストン弁体2とは、プランジャケ
ース7の上端部位に嵌設した磁気ヘッド3と、流出接手
体11に備えたバネ座37との間で、戻しバネ5及び支
持バネ6によって正文され、この両バネ5及び6の反発
力によって釣合い静止している。本体10に取付ネジ3
9によって螺定着された磁板19と、該磁板19に取付
ネジ41によって螺締結されるコイルカバー17と間に
は、電磁コイル16及び磁気座金18が挟設されている
。
ース7の上端部位に嵌設した磁気ヘッド3と、流出接手
体11に備えたバネ座37との間で、戻しバネ5及び支
持バネ6によって正文され、この両バネ5及び6の反発
力によって釣合い静止している。本体10に取付ネジ3
9によって螺定着された磁板19と、該磁板19に取付
ネジ41によって螺締結されるコイルカバー17と間に
は、電磁コイル16及び磁気座金18が挟設されている
。
また本体10の内部には、該内部と嵌合摺動して上下に
スライド可能な鍔36.36′を、」二下両端に備えた
シリンダ8が設けられている。該シリンダ8の下方の鍔
36には下方向に突出する一対のガイドピン27を固定
して設け、該ガイドピン27は流出接手体11に設けた
ピン孔38にそれぞれ上下動可能に嵌挿させである。
スライド可能な鍔36.36′を、」二下両端に備えた
シリンダ8が設けられている。該シリンダ8の下方の鍔
36には下方向に突出する一対のガイドピン27を固定
して設け、該ガイドピン27は流出接手体11に設けた
ピン孔38にそれぞれ上下動可能に嵌挿させである。
更に、流出接手体11には一対の偏心カム29を備えた
カム軸28を軸架し、偏心カム29の周縁を前記ガイド
ピン27の端部にそれぞれ当接係合させである。流出接
手体11に、前記カム軸28の一方の軸受を兼ねるネジ
蓋30を螺嵌し、ノツチストッパ32を螺締着しである
。このノ・ンチストツパ32はカム軸28の端部に止め
ネジ34をもって固定されたツマミ31の外周に彫設さ
れたノツチ33とかみ合って、ラチェットの如き歯止め
装置を構成している。
カム軸28を軸架し、偏心カム29の周縁を前記ガイド
ピン27の端部にそれぞれ当接係合させである。流出接
手体11に、前記カム軸28の一方の軸受を兼ねるネジ
蓋30を螺嵌し、ノツチストッパ32を螺締着しである
。このノ・ンチストツパ32はカム軸28の端部に止め
ネジ34をもって固定されたツマミ31の外周に彫設さ
れたノツチ33とかみ合って、ラチェットの如き歯止め
装置を構成している。
シリンダ8の上側の鍔36′と本体11の内洞26の上
部の天井面との間にはバネ35を圧設してあり、該バネ
35によってシリンダ8を図において下方向に押圧し、
シリンダ8に設けたガイドピン27の端部な偏心カム2
9の周縁に当接係合させである。
部の天井面との間にはバネ35を圧設してあり、該バネ
35によってシリンダ8を図において下方向に押圧し、
シリンダ8に設けたガイドピン27の端部な偏心カム2
9の周縁に当接係合させである。
」二記の構造を持つ第3図の実施例において、ツマミ3
1を回動させれば、ガイドピン27の当接する点までの
偏心カム29の径方向距離がその回動角度に応じて変化
し、シリンダ8がそれに応じて上下方向に移動するので
、ピストン弁体2に対するシリンダ8の相対位置及びこ
れらに設けられたスリット13〜15の相関位置が、前
記ツマミ31の回動角度に依存して変化する。これによ
り、スリット13〜15の閉塞締切度合が補正され、第
1図の実施例の場合と同様に、個々の部品の縦寸法公差
範囲内におけるバラツキの集積及び戻しバネと支持バネ
の撓み寸法の公差範囲内におけるバラツキ等が吸収され
、最低流量が所定値に規制される。
1を回動させれば、ガイドピン27の当接する点までの
偏心カム29の径方向距離がその回動角度に応じて変化
し、シリンダ8がそれに応じて上下方向に移動するので
、ピストン弁体2に対するシリンダ8の相対位置及びこ
れらに設けられたスリット13〜15の相関位置が、前
記ツマミ31の回動角度に依存して変化する。これによ
り、スリット13〜15の閉塞締切度合が補正され、第
1図の実施例の場合と同様に、個々の部品の縦寸法公差
範囲内におけるバラツキの集積及び戻しバネと支持バネ
の撓み寸法の公差範囲内におけるバラツキ等が吸収され
、最低流量が所定値に規制される。
また、電磁コイル16を付勢する電流の同一パルス、即
ち任意の所定値の周波数または同一周期における任意所
定(ilの通電時間に対する個々の電磁弁の通過流量を
、所定基準値に補正調整して揃え、個々の電磁弁におけ
るバラツキを無くすることもできることも第1図の場合
と同様である。
ち任意の所定値の周波数または同一周期における任意所
定(ilの通電時間に対する個々の電磁弁の通過流量を
、所定基準値に補正調整して揃え、個々の電磁弁におけ
るバラツキを無くすることもできることも第1図の場合
と同様である。
本発明の効果
以上述べたように、本発明は、周期もしくは周期毎の通
電時間またはこの両者を可変調整可能なパルス制御回路
により伺勢される電磁コイルと、該電磁コイルの起磁力
に基づいて発生する磁力及びバネの相互作用によって往
復駆動される電磁プランジャと、該電磁プラジャと連動
するピストン弁体とを備え、該ピストン弁体の往復運動
により、流入口と流出口との間の連通及び閉塞の時間的
割合を加減調整して通過流量を制御する電磁弁であって
、前記ピストン弁体または該ピストン弁体を摺動往復自
在に嵌合させるシリンダに、軸心に直交する方向に開口
し、かつ前記ピストン弁体の往復運動に伴って前記流入
口及び前記流出口を互いに連通、閉塞するスリットを有
し、該スリットの閉塞締切度合を加減調整することによ
り、最低流量を制御することを特徴とするから、個々の
部品の縦寸法公差範囲内におけるバラツキの集積及び戻
しバネと支持バネの撓み寸法の公差範囲内におけるバラ
ツキ等を吸収し、最低流量を所定値に規制すると同時に
、任意の周波数または一周期中の通電時間に対して、個
々の電磁弁の流量特性を揃えること′の可能な流量調整
型電磁弁を提供することができる。
電時間またはこの両者を可変調整可能なパルス制御回路
により伺勢される電磁コイルと、該電磁コイルの起磁力
に基づいて発生する磁力及びバネの相互作用によって往
復駆動される電磁プランジャと、該電磁プラジャと連動
するピストン弁体とを備え、該ピストン弁体の往復運動
により、流入口と流出口との間の連通及び閉塞の時間的
割合を加減調整して通過流量を制御する電磁弁であって
、前記ピストン弁体または該ピストン弁体を摺動往復自
在に嵌合させるシリンダに、軸心に直交する方向に開口
し、かつ前記ピストン弁体の往復運動に伴って前記流入
口及び前記流出口を互いに連通、閉塞するスリットを有
し、該スリットの閉塞締切度合を加減調整することによ
り、最低流量を制御することを特徴とするから、個々の
部品の縦寸法公差範囲内におけるバラツキの集積及び戻
しバネと支持バネの撓み寸法の公差範囲内におけるバラ
ツキ等を吸収し、最低流量を所定値に規制すると同時に
、任意の周波数または一周期中の通電時間に対して、個
々の電磁弁の流量特性を揃えること′の可能な流量調整
型電磁弁を提供することができる。
第1図は本発明に係る電磁弁の一実施例に軸ける断面図
、第2図は第1図のA−A”線上における断面図、第3
図は本発明に係る電磁弁の別の実施例における断面図で
ある。 1◆・・電磁プランジャ 16・・・電磁コイル2・−
・ピストン弁体 21・・Φ調整ロッド5・・・戻し
バネ 22・・・調整ネジ6e−・支持バネ
27・・・ガイドピン8Φ・争シリンタ29−・・
偏心カム 13・・・スリフト 31−・・ツマミ14.15
・・拳スリット 32・・・ノンチストッパ 手糸先ネ甫正1遍÷ 昭和58年11月17日 特許庁長官 若杉 和夫 殿 1、事件の表示 流量調整型電磁弁 3、補正をする者 代表者 千 葉 搏 6 補正により増加する発明の数 Ol、明細書の
特許請求の範囲の欄を別紙の通り補止する。 2、明細式第9頁第1行に「また」とあるのを、「それ
故、前記必要とする最大流量が少量である場合にはjと
補正する。 3、明細書第16頁第9行から同頁第10行に[本体1
1の内洞26」とあるのを、「本体10の内洞45J
と補正する。 4、明細書第17頁第8行と同頁第9行との行間に次の
文を加入する。 記 本実施例において、鍔36.36′を上下両端にそれぞ
れ(niiえて、−ヒ下にスライド可能に、本体10内
部と嵌合摺動するシリンダ8は、該本体lOとの間に弾
性シール材すなわちOリング43.44を介装させてい
る。これはシリンダ8外周部と本体IOの内部、すなわ
ち内洞45との間の気密を保持するのみならず、前記内
洞45の内壁に対するシリンダ8の内外壁の加工時にお
ける寸法公差内の偏心や1組立時の軸心に対する微小な
傾斜を前記弾性体が吸収して軸心を合致させるように自
然に矯正する作用があり、従って、シリンダ8内を摺動
往復するピストン弁体2の作動時、シリンダ8の内壁に
対する片あたりの側圧を緩和し、摺動抵抗を減殺して作
動の円滑化が計られるので、より一層の設定流量の安定
性を得ることができる。 第1図に示す実施例の場合においても、シリンダ8を流
出接手11に嵌着せずに内洞45に嵌装し、本体10の
内部とシリンダ8の外周部との間にOリング等の弾性シ
ール材を介装させれば、前述の理由により、焦電性か保
持され、かつピストン弁体2の作動か円滑となり、より
一層の設定流j11の安定性が得られることは同様であ
る。 5、明細書第18頁第18行と回頁第19行との打開に
次の文を加入する。 記 そして、本体の内洞とシリンダの外周部との間に弾性体
で成るシール材を介装させることによって、この両者間
の気密を保持するのみならず、前 −記本体の内洞に
対するシリンダの内外壁の加工時における寸法公差内の
偏心や、組立時の軸心に対 ′する微小な傾斜を、前
記弾性体が吸収して両軸心を合致させる様に自然に矯正
するので、シリンダを摺動往復するピストン弁体の作動
時におけるシリンダ内壁に対する片当りの側圧を緩和し
、摺動抵抗を減殺して作動が円滑となり、従ってより一
層の設定流量の安定性を得ることができるものである。 6、第3図を別紙の通り補正する。 別 紙 特許請求の範囲 (1) 周期もしくは周期毎の通電時間またはこの両者
を可変調整可能なパルス制御回路により付勢される電磁
コイルと、該電磁コイルの起磁力に基づいて発生する磁
力及びバネの相互作用によって往復駆動される電磁プラ
ンジャと、該電磁プラジャと連動するピストン弁体とを
備え、該ピストン弁体の往復運動により、流入口と流出
口との間の連通及び閉塞の時間的割合を加減調整して通
過流量を制御する電磁弁であって、前記ピストン弁体ま
たは該ピストン弁体を摺動往復自在に嵌合させるシリン
ダに、軸心に直交する方向に開[」シ、かつ前記ピスト
ン弁体の往復連動に伴って前記流入口及び前記流出口を
互いに連通、閉塞するスリットを有し、該スリットの閉
塞綿りJ度合を加減調整することにより、最低流量を制
御することを特徴とする流量調整型電磁弁。 (2) 前記電磁プランジャを摺動往復自在に嵌挿した
ガイドケースの一端部位に設けられたバネ座と、本体要
部に備えられたバネ座との間に、前記電磁プランジャと
前記ピストン弁体とを戻しバネ及び補助バネにより挟圧
支持し、前記戻しバネと前記補助ハネの撓みの和を加減
して前記スリット相互間の閉塞締切度合を加減調整する
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の流量調
整型電磁弁。 (3) 前記シリンダを軸心方向に移動させて前記スリ
ット相互間の締切度合を加減調整することを特徴とする
特許請求の範囲第1項または第2項に記載の流量調整型
電磁弁。 丸よ
、第2図は第1図のA−A”線上における断面図、第3
図は本発明に係る電磁弁の別の実施例における断面図で
ある。 1◆・・電磁プランジャ 16・・・電磁コイル2・−
・ピストン弁体 21・・Φ調整ロッド5・・・戻し
バネ 22・・・調整ネジ6e−・支持バネ
27・・・ガイドピン8Φ・争シリンタ29−・・
偏心カム 13・・・スリフト 31−・・ツマミ14.15
・・拳スリット 32・・・ノンチストッパ 手糸先ネ甫正1遍÷ 昭和58年11月17日 特許庁長官 若杉 和夫 殿 1、事件の表示 流量調整型電磁弁 3、補正をする者 代表者 千 葉 搏 6 補正により増加する発明の数 Ol、明細書の
特許請求の範囲の欄を別紙の通り補止する。 2、明細式第9頁第1行に「また」とあるのを、「それ
故、前記必要とする最大流量が少量である場合にはjと
補正する。 3、明細書第16頁第9行から同頁第10行に[本体1
1の内洞26」とあるのを、「本体10の内洞45J
と補正する。 4、明細書第17頁第8行と同頁第9行との行間に次の
文を加入する。 記 本実施例において、鍔36.36′を上下両端にそれぞ
れ(niiえて、−ヒ下にスライド可能に、本体10内
部と嵌合摺動するシリンダ8は、該本体lOとの間に弾
性シール材すなわちOリング43.44を介装させてい
る。これはシリンダ8外周部と本体IOの内部、すなわ
ち内洞45との間の気密を保持するのみならず、前記内
洞45の内壁に対するシリンダ8の内外壁の加工時にお
ける寸法公差内の偏心や1組立時の軸心に対する微小な
傾斜を前記弾性体が吸収して軸心を合致させるように自
然に矯正する作用があり、従って、シリンダ8内を摺動
往復するピストン弁体2の作動時、シリンダ8の内壁に
対する片あたりの側圧を緩和し、摺動抵抗を減殺して作
動の円滑化が計られるので、より一層の設定流量の安定
性を得ることができる。 第1図に示す実施例の場合においても、シリンダ8を流
出接手11に嵌着せずに内洞45に嵌装し、本体10の
内部とシリンダ8の外周部との間にOリング等の弾性シ
ール材を介装させれば、前述の理由により、焦電性か保
持され、かつピストン弁体2の作動か円滑となり、より
一層の設定流j11の安定性が得られることは同様であ
る。 5、明細書第18頁第18行と回頁第19行との打開に
次の文を加入する。 記 そして、本体の内洞とシリンダの外周部との間に弾性体
で成るシール材を介装させることによって、この両者間
の気密を保持するのみならず、前 −記本体の内洞に
対するシリンダの内外壁の加工時における寸法公差内の
偏心や、組立時の軸心に対 ′する微小な傾斜を、前
記弾性体が吸収して両軸心を合致させる様に自然に矯正
するので、シリンダを摺動往復するピストン弁体の作動
時におけるシリンダ内壁に対する片当りの側圧を緩和し
、摺動抵抗を減殺して作動が円滑となり、従ってより一
層の設定流量の安定性を得ることができるものである。 6、第3図を別紙の通り補正する。 別 紙 特許請求の範囲 (1) 周期もしくは周期毎の通電時間またはこの両者
を可変調整可能なパルス制御回路により付勢される電磁
コイルと、該電磁コイルの起磁力に基づいて発生する磁
力及びバネの相互作用によって往復駆動される電磁プラ
ンジャと、該電磁プラジャと連動するピストン弁体とを
備え、該ピストン弁体の往復運動により、流入口と流出
口との間の連通及び閉塞の時間的割合を加減調整して通
過流量を制御する電磁弁であって、前記ピストン弁体ま
たは該ピストン弁体を摺動往復自在に嵌合させるシリン
ダに、軸心に直交する方向に開[」シ、かつ前記ピスト
ン弁体の往復連動に伴って前記流入口及び前記流出口を
互いに連通、閉塞するスリットを有し、該スリットの閉
塞綿りJ度合を加減調整することにより、最低流量を制
御することを特徴とする流量調整型電磁弁。 (2) 前記電磁プランジャを摺動往復自在に嵌挿した
ガイドケースの一端部位に設けられたバネ座と、本体要
部に備えられたバネ座との間に、前記電磁プランジャと
前記ピストン弁体とを戻しバネ及び補助バネにより挟圧
支持し、前記戻しバネと前記補助ハネの撓みの和を加減
して前記スリット相互間の閉塞締切度合を加減調整する
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の流量調
整型電磁弁。 (3) 前記シリンダを軸心方向に移動させて前記スリ
ット相互間の締切度合を加減調整することを特徴とする
特許請求の範囲第1項または第2項に記載の流量調整型
電磁弁。 丸よ
Claims (3)
- (1) 周期もしくは周期毎の通電時間またはこの両者
を可変調整可能なパルス制御回路により付勢される電磁
コイルと、該電磁コイルの起磁力に基づいて発生する磁
力及びバネの相互作用によって往復駆動される電磁プラ
ンジャと、該電磁プラジャと連動するピストン弁体とを
備え、該ピストン弁体の往復運動により、流入1」と流
出口との間の連通及び閉塞の時間的割合を加減調整して
通過流−12を制御する電磁弁であって、前記ピストン
弁体または該ピストン弁体を摺動往復自在に嵌合させる
シリンダに、軸心に直交する方向に開口し、かつ前記ピ
ストン弁体の往復運動に伴って前記Ml入口及び前記流
出口を互いに連通、閉塞するスリッ)・を有し、該スリ
ットの閉塞締切度合を加減調整することにより、最低流
量を制御することを特徴とする流量調整型電磁弁。 - (2) 前記電磁プランジャを摺動往復自在に嵌挿した
ガイドケースの一端部位に設けられたバネ座と、本体要
部に備えられたバネ座との間に、前記電磁プランジャと
前記ピストン弁体とを戻しバネ及び補助バネにより挟圧
支持し、前記戻しバネと前記補助バネの撓みの和を加減
して前記スリット相π間の閉塞締切度合を加減調整する
ことを特徴とする特許請求の範囲第1頃に記載の流量調
整型電磁弁。 - (3) 前記シリンダを軛1心方向に移動させて前記ス
リット相互間の締切度合を加減調整することを特徴とす
る特許請求の範囲第1項または第2項に記載の流量調整
型電磁弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7235383A JPS59197684A (ja) | 1983-04-25 | 1983-04-25 | 流量調整型電磁弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7235383A JPS59197684A (ja) | 1983-04-25 | 1983-04-25 | 流量調整型電磁弁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59197684A true JPS59197684A (ja) | 1984-11-09 |
JPH0557475B2 JPH0557475B2 (ja) | 1993-08-24 |
Family
ID=13486860
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7235383A Granted JPS59197684A (ja) | 1983-04-25 | 1983-04-25 | 流量調整型電磁弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59197684A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6367476A (ja) * | 1986-09-08 | 1988-03-26 | Sekisui Chem Co Ltd | 液体流量制御装置 |
JPS6367477A (ja) * | 1986-09-08 | 1988-03-26 | Sekisui Chem Co Ltd | 液体流量制御装置 |
JPS63196881U (ja) * | 1987-06-10 | 1988-12-19 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49100616A (ja) * | 1973-01-27 | 1974-09-24 | ||
JPS5250423U (ja) * | 1975-10-08 | 1977-04-11 | ||
JPS578966U (ja) * | 1980-06-17 | 1982-01-18 | ||
JPS57110883A (en) * | 1980-12-26 | 1982-07-09 | Hitachi Ltd | Gas control valve |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5397157A (en) * | 1977-02-02 | 1978-08-25 | Saito Tatsuo | Snap ring for preventing nut from loosening |
-
1983
- 1983-04-25 JP JP7235383A patent/JPS59197684A/ja active Granted
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49100616A (ja) * | 1973-01-27 | 1974-09-24 | ||
JPS5250423U (ja) * | 1975-10-08 | 1977-04-11 | ||
JPS578966U (ja) * | 1980-06-17 | 1982-01-18 | ||
JPS57110883A (en) * | 1980-12-26 | 1982-07-09 | Hitachi Ltd | Gas control valve |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6367476A (ja) * | 1986-09-08 | 1988-03-26 | Sekisui Chem Co Ltd | 液体流量制御装置 |
JPS6367477A (ja) * | 1986-09-08 | 1988-03-26 | Sekisui Chem Co Ltd | 液体流量制御装置 |
JPS63196881U (ja) * | 1987-06-10 | 1988-12-19 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0557475B2 (ja) | 1993-08-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8104510B2 (en) | Device for regulating the flow of a liquid or gaseous medium | |
WO2020032087A1 (ja) | 容量制御弁 | |
US20200191139A1 (en) | Displacement control valve | |
US20040234377A1 (en) | Dosing pump | |
KR102478295B1 (ko) | 기상 매질을 제어하기 위한 비례 밸브 | |
US6405757B1 (en) | Low power solenoid valve assembly | |
CN112384695B (zh) | 容量控制阀 | |
JP2001208234A (ja) | 電磁弁 | |
CA1298266C (en) | Electromagnetic flow control valve for pressure control or the like | |
JPH11336519A (ja) | 弁すき間補正装置を一体化したガス交換弁用電磁アクチュエ―タ | |
US4875832A (en) | Pressure control valve for variable displacement swash plate type compressor | |
JPS59197684A (ja) | 流量調整型電磁弁 | |
JP7149966B2 (ja) | 気体状の媒体を制御するための比例弁、および燃料電池構造 | |
JP4773108B2 (ja) | 弁 | |
JPH06174129A (ja) | 電動流量制御弁 | |
CN113692491A (zh) | 容量控制阀 | |
KR20010108252A (ko) | 배기가스 재순환 밸브장치 | |
JP7451064B2 (ja) | 容量制御弁 | |
WO2020032088A1 (ja) | 容量制御弁 | |
JPH11210618A (ja) | 計量式電磁ポンプ | |
US6302143B1 (en) | Two-stage servo gas pressure regulator module | |
CN116518111A (zh) | 容量控制阀 | |
JP7374574B2 (ja) | 容量制御弁 | |
JPS62162315A (ja) | ソレノイド操作装置 | |
WO2020032089A1 (ja) | 容量制御弁 |