JPS59196753A - 微粉砕装置 - Google Patents

微粉砕装置

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JPS59196753A
JPS59196753A JP6880583A JP6880583A JPS59196753A JP S59196753 A JPS59196753 A JP S59196753A JP 6880583 A JP6880583 A JP 6880583A JP 6880583 A JP6880583 A JP 6880583A JP S59196753 A JPS59196753 A JP S59196753A
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rotor
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萩原 達雄
長野 昭治
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Kawasaki Motors Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、微粉砕装置に関するものである。
従来の微粉砕機は、第1図及び第2図に示す如く外側表
面の母線に沿って多数の凸部1を有する円筒状の回転子
2を回転軸3に支持し、この回転子との間に間隙4を存
して内側表面の母線に沿って多数の凸部5を有する固定
子6を嵌装したもので、回転子2と固定子6との間の間
隙4内に被粉砕物を供給し、前記回転子2の高速回転に
より被粉砕物粒子を粉砕するものである。
この被粉砕物の粉砕過程は、製品排出口12に連なる吸
引送風機(図示省略)の運転により、固定子6の下端に
連なる下部ケーシング7の底板に設けた導入口8から供
給された被粉砕物粒子を空気と共に機内に吸引し、回転
子2と一体に高速回転する回転子底版下面に固設された
攪拌羽根9によって起る気流によって、下部ケーシング
7の逆円錐状内面に沿わせて上昇させ、回転子2と固定
子6との間に形成された粉砕室内に送り込み、高速回転
している回転子2の回転力によって速度エネルギを与え
て固定子6に衝突させて粉砕し且つ回転子2の凸部1に
より打撃粉砕し、さらに回転子2の凸部1と固定子6の
凸部5との間で摩砕させて更に細かく粉砕させ乍ら回転
子2の高速回転によって発生した上向き螺旋気流に乗せ
て上方に運び、固定子6の上端に連なる上部ケーシング
10内に送り出し、これを回転子2と一体に高速回転す
る回転子上板上面に固設された遠心羽根11により上部
ケーシング10の内周面に沿わせて回転し、上部ケーシ
ング10の接線方向に設けられた製品排出口12から排
出し、図示せぬバグフィルタ−に導入し、ここで粉砕製
品と空気とが分離され、空気は吸引送風機を経由して排
気され、粉砕製品はバグフィルタ−からポツパーに送ら
れて貯留されるものである。
ところで前記の微粉砕機に於いては、回転子2と固定子
6との間隙4が一般に2〜5鰭或いはそれ以上あって広
いので、 イ) 固定子6の四部5aに発生する渦の強さが弱い。
0) 回転子2による被粉砕物粒子の打撃確率が小さい
ハ)回転子2による被粉砕物粒子への打撃力が小さい。
等の欠点があった。
まだ回転子2と固定子6とにょ9形成された粉砕室内に
於いては、空気は回転子2の凹部1a。
間隙4及び固定子6の凹部5aを通過し、被粉砕物粒子
はこの空気即ち上向き螺旋気流に乗って粉砕室に通過す
るのであるが、回転子2が高速回転しているので、回転
子2の凹部1aを通る被粉砕物粒子は殆んど無い。従っ
て、被粉砕物粒子の通過する箇所は、間隙4及び固定子
6の凹部5aの2ケ所である。然るに固定子6の凸部5
、凹部5aの断面形状は矩形に近いので、固定子6の凹
部5aに於いては、第3図に示す如く高回転速度の渦を
形成しながら空気は下方から上方へ流れる。この渦に巻
き込寸れた被粉砕物粒子の内、あるものは四部53の壁
面に衝突し、壕だ凹部5aから間隙4に排出されて回転
子2の凸部1により強力な打鴨作用を受は且つ固定子6
の凸部5との間の摩砕作用により粉砕が進行する。しか
L7被粉砕物粒子のあるものは、上記のように粉砕され
ずに渦に巻き込まれだ才まその渦に乗って凹部5aの上
節11がら粉砕室外に出てしまうという欠点があった1
゜従って、このような微粉砕機による粉砕製品の平均粒
度は、被粉砕物粒子によっても石干異なるが、例えば白
米で(30ttm、トウー−で40μmにしかなり得す
、充分な微粉砕とは1j−い難く、ミクロンオーダ乃至
10数ミク0/の微粉砕製品を得ることができなかった
丑だ上記の微粉砕機は、 イ)回転子2が高速回転する。
口)粉砕製品の粒度を小さくする為に、粉砕室通過空気
量を制限する。
などの理由にょシ、空気排気温度が上昇し、固定子6が
局部的に昇温する。その結果、被粉砕物粒子の種類によ
っては粉砕不可能となる場合があり、また粉砕はできる
が粉砕製品が熱的変化を受け、好ましく々いという場合
もある。例えば、トナー或いは合成樹脂は軟化点が低く
、粉砕不可能となり、コヒー粉末、ブドウ糖、ある種の
医薬品等の弱熱性物質は熱的変化を受ける。
このような欠点を解消する為、従来は微粉砕機内に被粉
砕物粒子と共に導入する空気を冷却する為に、第4図に
示す如く固定子6の下端に連なる下部クーシングアの底
”板に設けられた冷却空気の導入管】3の途中に被粉砕
物粒子の供給口14を設け、導入管13の先端に空気冷
却器15を連結し、この空気冷却器15の冷却コイル1
6の入口と冷凍機17の出口とを配管18にて連結し、
冷却コイル16の出口と冷媒タンク19の入口とを配管
20にて連結し、冷媒タンク19の出口と冷凍機17の
入口とをポンプ21を途中に備えた配管22にて連結し
ている。
図中23は回転子2を高速回転する電動機で、ベルト2
4を走行して回転軸3を回転するようになっている。2
5はバグフィルタ−で、その入口に微粉砕機の粉砕製品
排出口12に連結された排出管27の先端を連結してい
る。バグフィルタ−25の出口には途中に吸引送風機2
8を備えた排気管29を連結している。
微粉砕機内に被粉砕物粒子と共に導入される空気は、前
記空気冷却器15を通過して冷却コイル16により予め
必要温度まで冷却される。
しかしこのような導入空気の冷却では、排気温度を目的
の温度に抑えることはできるが、固定子6の局部的な温
度上昇を抑えることができなかった。
本発明は、上記諸事情に鑑みなされたものであり、微粉
砕機の回転子と固定子との間の粉砕室を通る全ての被粉
砕物粒子に対して確実に且つ十分に微粉砕作用を行って
粉砕効率を高め、ミクロンオーダ乃至10数ミクロンの
粒度幅の狭い微粉砕製品を得ることができ、且つ微粉砕
機の排気温度を抑えることができることは勿論のこと、
固定子の局部的な温度上昇を抑えることのできて、軟化
点の低い被粉砕物粒子や弱熱性の被粉砕物粒子でも何ら
支障なく微粉砕できるようにした微粉砕装置を提供せん
とするものである。
以下本発明による微粉砕装置の一実施例を図によって説
明すると、第5図に示す如く回転軸3に支持され外側表
面の母線に沿って多数の矩形の凸部1を有する回転子2
との間に18以下の間隙4を存して固定子6が嵌装され
ている。
この固定子6の内側表面は第6図に示す如く略三角形の
凹部30と凸部3】とが連続する歯形になされ、その歯
形の四部30の一辺30a が回転子2の中心に向けら
れ且つ1〜5 rpa程度の長さになされ、凹部30の
他辺30 b  が回転子2の接線方向に向けられ、凹
部3oの一辺と他辺との挟角αが45〜60度になされ
ている。
そして凸部31の先端には固定子6の311芯線を中心
とする円弧面31a が形成され、その円弧面31a 
の幅は」藺程度になされている。固定子6の内周面上端
には第7図a、bに示す如く凹部30を塞ぐ分級リング
32が一体又は着脱可能に設けられ、固定子6の外周に
は第5図に示す如く冷却用ジャケット33が設けられて
いる。尚第5図中13は被粉砕物粒子と冷却空気の導入
管で、その他の部分は第1図と同一であるO かかる構造の微粉砕機に於ける分級リング32は凹部3
0の全部を塞いでも良いのであるから、そ−の半径方向
の幅と凸部31の長さとの差δは零でも良い。また分級
リング32は第8図a。
bに示す如く固定子6の中間内周面に設けても良いもの
であシ、その場合一段のみならず、二段、三段−・−・
・と設けても良いものである。さらに分級リング32は
分割して周方向に段違いに複数段配設しても良いもので
ある。
さて−ヒE己微粉砕機の冷却用ジャケット33と導入管
13には冷却装置が連繋されている。即ち、第9図に示
す如く冷却ジャケット33の下端の入L」と導入管13
の先端の空気冷却器15の冷却コイル16の出口とが配
管34にて連結され、冷却用ジャケット33の上端の出
口と冷媒クンク19の入口とが配管35にて連結され、
冷媒タンク19の出口と冷凍機17の入口とが途中にポ
ンプ21を千1モえた配管22にて連結さ 。
れている。26は被粉砕物粒子を供給口14に送入する
フィーダである。尚、第9図中その他の部分は第4図と
同一である。
次に上述の如く構成された本発明の微粉砕装置による被
粉砕物粒子の粉砕作用について説明する。第9図に示さ
れる電動機23を駆動し、ベルト24を走行して微粉砕
機の回転子2を高速回転し、また吸引送風機28ケ運転
すると共に冷凍機17がら空気冷却器15の冷却コイル
16に低温の冷媒を送り、空気冷却器15に導入した空
気を冷却してO〜・5°Cの低温空気とし、これを導入
管13全通して機内に吸引導入すると共にフィーダ26
から被粉砕物粒子を導入管13の途中の供給口14に送
入し、該供給口14から連続的に被粉砕物粒子を導入管
13に供給し、低温空気に乗せて微粉砕機内に導入する
この微粉砕機内に導入された被粉砕物粒子は、第5図に
示される回転子2と一体に高速回転する攪拌羽根9によ
って起る気流によって、下部ケーシング7の逆円錐状内
面に沿って止弁し、回転子2と固定子6との間に形成さ
れた粉砕室内に入り、ここで全て微粉砕作用を受けて、
ミクロンオーダ乃至10数ミクロンの粒度幅の狭い微粉
砕製品となって上部ケーシング10内に送り出され、回
転子2と一体に高速回転する遠心羽根11によって上部
ケーシング10の内周面に沿って回転し、上部ケーシン
グ10の接線方向に設けられた製品排出口12がら空気
と共に排出され、この製品排出口12に連なる第9図に
示される排出管27を通してバグフィルタ−25に導入
される。そしてここで粉砕製品と空気とに分画(され、
空気は吸引送風機28を経由して排気管29より排気さ
れ、粉砕製品はバグフィルタ−25から図示せぬホッパ
ーに送られて貯留される。
次に、上記粉砕室内での被粉砕物粒子の微粉砕作用の詳
細について、回転子2と固定子6と分級リング32との
関連(?り成によって説明する。
一般的に回転体の周囲の空気を考えると、表面に耐着[
7ている空気は、回転体の周速と同一速度で回転するの
に対し2、表面から離れだ位置にある空気の速度はその
距離が大きければ大きい程、回転体の周速からの遅れが
大きくなり、速度は小さくなる。然るに固定子6の凹部
30を考えると、この部分には第6図に示されるように
渦が誘引される。渦の回転数は、四部30の[)5口面
に沿う空気の円周速度υに比例する。
従って、回転子2と固定子6との間隙4の寸法りが大き
い程、前記円周速度υは回転子2の周速U。から遅れ、
渦の回転数は小さくなる。逆に間隙4の寸法りが小さい
程渦の回転数は大きくなる。かくして渦に巻き込まれた
被粉砕物粒子は、渦の回転数が大きい程強烈に壁面に衝
突し、また渦の回転数が大きい程より小粒径の粒子も壁
面に衝突することになるので、被粉砕物粒子は良好に粉
砕される。
また四部30内の渦から間隙4に出た被粉砕物粒子の回
転子2による打撃確率Pは、間隙4の寸法h、被粉砕物
粒子の粒径d、回転子2の間隙4の寸法りが小さく、回
転子2の凸部1の個数nの多い微粉砕機は前記打撃確率
Pが増大し、回転子2による被粉砕物粒子の打撃粉砕が
効率良く行われる。。
さらに固定子6の凹部30から間隙4v(出た被粉砕物
粒子は、間隙4を流れる空気流により加速される。この
場合間隙4の寸法りが大きい程、粒子が回転子2により
打撃されるまでの時間が長くなる為、打撃時に於ける粒
子と回転子2との相対速度は小さくなり、回転子2によ
る粒子の打撃力は小さくなるが、間隙4の寸法すが1υ
以下と極めて小さい微粉砕機では、粒子が回転子2によ
り打撃されるまでの時間が短くなるので、打撃時に於け
る粒子と回転子2との相対速度(は犬きくなり、回転子
2による粒子の打撃力は犬きくなる。従って被粉砕物粒
子は確実に打撃される。
さて、固定子6の凹部30の形状は前述の如く略三角形
であるので、との凹部30に於ける空気の流れは第10
図に示す如(a、a’、a・・・及び渦b 、 b’、
 b″の二つに分かれる。渦b 、 b’ 、 b“−
・−に巻き込オれた被粉砕物粒子は、従来の矩形の凹部
5a (第3図参照)の場合と略同様に壁面に衝突し、
粉砕が行われる。そして渦流に乗つ1四部30の一辺3
0a に沿って凸部31の先端Bに進み、間lB:4に
導かれ、この部分で回転子2の凸部1により打撃を受け
、粉砕が行われる0そして同様の作用が次の固定子6の
凹部302回転子2の凸部1で受け、粉砕が次々に進行
する1、一方従来の矩形の凹部5aの−(4合は殆んど
生じることの無い間隙4から固定子6の凹部30に入り
込んで再び間隙4に出てくる空気の流れa、a′、a″
・・−に乗っていく被粉砕物:泣子は、凹部30の他辺
30b に沿って凸部31の先端Aに進み、間隙4に導
かれ、この部分で回転子2の凸部1により打撃を受け、
粉砕が行われる。と同時に打認粉砕作用を受けた粒子が
さらに凹部30の他辺30b に衝突せしめられ、粉砕
される。そして同様の作用が次の固定子6の凹部30で
受け、粉砕が次々に光行する結果、従来の矩形の四部5
aの場合に比し、i−i 1転子2による打撃がB点の
みでなくA点に:ljいてもなされるので、(被粉砕物
粒子の打5;モ確率か大きくなシ、被粉砕物粒子がより
allかく且つ効率良く微粉砕されることになる。
然して固定子6の内周面には第7図a、!1或いは第8
Fζ、a、’bに示す如く凹部30の一部又は全部を塞
ぐ分級リング32が設けられでいるので、被粉砕物粒子
が従来のように凹部5内を高回転速度の渦(第3図参照
)に乗って一気に粉砕室外に出てしまうものは無くなり
、後述の分級リング32の分級作用により被粉砕物粒子
の粉砕室内に於ける滞留時間が長くなると同時に、粉砕
室内に於ける被粉砕物粒子の濃度が高くなる。滞留時間
がそれだけ長くなると、それだけ粉砕作用を受ける確率
が上昇し、より微粉の粉砕製品が(4)られる。また被
粉砕物粒子の濃度が高くなると、敲粉砕物粒子相互の衝
突の確率が高くなシ、粉砕作用が助長される。この二つ
の作用から被粉砕物粒子は確実に微粉砕が進行する。こ
うして微粉砕されたものが空気流に乗って分級リング3
2の直下で間隙4に出ようとする粒子は、ここではまだ
回転子2の回転による遠心力が働いているので、ある一
定サイズ以上の粒子は再び固定子6の凹部30に押し戻
されてしまう。押し戻された粒子は再び粉砕作用を受け
、ある一定サイズ以下になるまで分級リング32の部分
?通過することができない。
従って、被粉砕物粒子の微粉砕が十分に行われる0 かくして回転子2と固定:rGとの間に形成された粉砕
室内を通過した微粉砕粒子は、前述の1貼以下の間隙4
と、−辺30.l か中心に向き他辺30b が回転す
る回転子2に対向するように回転子2の接線方向に向き
且つ両辺30a、 30B。
の挟角αが45〜60度になされた固定子6の内側表面
の多数の三角形の四部30と、固定子6の内周面に設け
られた分級リング32との作用の相乗効果により、ミク
ロンオーダ乃至10数ミクロンの微粉砕製品となる。
上記の微粉砕機による被粉砕物粒子の微粉砕により、導
入空気及び被粉砕物粒子は粉砕室内を下方から上方に移
動するにつれてτ11.を度」二昇する。この温度上昇
の仕方は原理的K(tよ1方から上方へ一様に均等に上
昇するのであるか、間隙4及び固定子6の凹部30にお
いて局部的に被粉砕物粒子の濃度が高くなることは避け
られず、従って被粉砕物粒子及び導入空気の局部的な温
度上昇が発生する。
これらの温度上昇を抑える為に本発明の微粉砕機では、
被粉砕物粒子と共に機内に導入される空気を空気冷却器
]5全通して冷却コイル16により冷却するだけではな
く、冷却コイル16を通った冷媒を冷却用ジャケット3
3に通して、間隙4及び固定子6の凹部30に在る空気
及び被粉砕物粒子を固定子6を介して冷却ジャケット3
3中の冷媒と熱交換させている。この熱交換は、間隙4
が1助以下と極めて小さい為、熱貫流係数が大きくて極
めて効率が良く、冷却効果が著しいものである。従って
、従来のように冷却空気の導入のみによる冷却方法に比
べて容易に空気及び被粉砕物粒子の温度上昇を抑えるこ
とができるのみならず、局部的な固定子6の温度上昇も
抑えることができる。
本発明による微粉砕装置は前記の他用11図に示すもの
がある。この微粉砕装置は、微粉砕機の製品排出口12
とバグフィルタ−25とを連結した配管27の途中に分
級機36を設け、この分級機36の粗粉排出口37と微
粉砕機のもので、その他は前記の微粉砕装置と同じであ
る。
この微粉砕装置によ才)、げ、微粉砕機でミクロンオー
ダ乃至10数ミクロンに微粉砕された粒度幅の狭い粉砕
−物品が空気と共に製品排出(」12よシ排出され、配
管27全通って分級機36に入ると、ミクロンオーダの
微粉と10数ミクロンの粗粉とに分級される。そして一
方の微粉は配管27を通ってバグフィルタ−25にう!
導入され、ここで微粉と空気とに分離さlL、空気は吸
引送風機28を経由して排気管29より排気され、微粉
はバグフィルタ−25から図示せぬホッパーに送られて
貯留される4、他方粗粉は排出口37から配管38を通
って被粉砕物粒子の供給口14に送入され、フィーダ2
6から供給口14に送入された新たな被粉砕物粒子と共
に導入管14に供給され、低温空気に乗って微粉砕機内
に導入され、再び微粉砕作用を受ける。従って、この微
粉砕装置により得られる粉砕製品はミクロンオーダの極
めて粒度幅の狭い微粉である。
以十の説明で判るように本発明の微粉枠装♂1によれば
、被粉砕物粒子を確実に且つ十分に、しかも効率良く微
粉砕することができて、ミタロンオーダー乃至は10数
ミクロンの粒度幅の狭い微粉砕製品を短時間に容易に得
ることができる。特に微粉砕製品を分級機で分級して粗
粉を戻して魯び微粉砕するようにした場合は、ミツ1ゴ
ンオーダの極めて粒度幅の狭い杓砕般品を14)ること
ン′)<できる。
また本発明の微粉砕装置は、微粉砕機内に被粉砕物粒子
と共に導入される空気を冷却して排気温度をt゛[1兼
−ることができるばかりではなく、従来不可能であった
固定子の局部的な温度上昇を抑えることができるので、
軟化点の低い被粉砕物粒子でも粉砕不可能と在ることが
無く円滑に粉砕でき、また弱熱性物質の被粉砕物粒子で
も熱的変化を受けることなく粉砕できる。その上導入空
気の冷却と固定子の冷却とが1台の冷却装置で行われる
ので、4%めで冷却効率が良く、運転費も安価で経済的
である、
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の微粉砕機を示す縦断1角図、第2図は第
1図のT−I腺に沿う一部拡大断面し1、第3図は第1
図の微粉砕機の同冗子内仙表面の凹部に於ける空気の流
れを示す−(5(踊:1視図、第4図は従来の微粉砕機
に於ける導入空気の冷却装置を示す系玩ト)、εi’!
51−:’lけ本発明の微粉砕装置の主体をなす微粉砕
機のね°断面図、第6図はその微粉砕機に於ける回転づ
−と1(!il r6子との組合せを示す一部水平断面
図、第717ja、h(r、]−固固定子上白内周に設
けだ勺んメリンクケ示す一部斜視図及び一部族断面図、
Th1′8J8 lX、:j z、 、 h l: l
’il定子中量子中間内周面た分、設リングを示す一部
斜視図及び一部族断面図、第9図は本発明の微粉砕装置
の一例の全体を示す系統図、第](シ図は本発明の微粉
砕装置の主体をなす彼粉?i′7−機に於ける固定子内
側表面の四部と回転子外側表面の凸部との関係による被
粉砕物粒子の粉砕作用を説明する為の第6図の拡大図、
第11図は本発明の徽粉砕装置の他の例の金利を示す系
統図である。 j−・−凸部  2−・回転子  3・・・回転軸4・
−・間隙  6・・−固定子  12・−・製品排出口
  13−・・導入管  14−・・供給口  15・
・・空気冷却器  16・−・冷却コイル  19−・
・冷媒タンク   21−・・ポンプ  22・−・配
管  25・−・バグフィルタ−27−−−υ1出管 
   30・−・固定子の四部  30a−・・凹部の
一辺30  ・・・四部の他辺   31−・固定子の
凸部32−・分級リング  33・・・冷却用ジャケッ
ト34.35−・・配管  36・・・分級機37・・
・粗粉排出口   38・−・配管用 願 人  川崎
p> I業株式会社代 理 人  弁理士 高  雄次
部 第1図 第5図 第6図 第7図(a) 嬉7図(b) 第8図(0) 0 第8図(b)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1) 回転軸に支持され外側表面の母線に沿って多数の
    凸部を有する回転子との間に1u以下の間隙を存して固
    定子が嵌装され、該固定子の内側表面は略三角形の凹部
    と凸部が連続する歯形になされ、その歯形の凹部の一辺
    が回転子の中心に向けられ、凹部の他辺が回転子の接線
    方向に向けられ、凹部の一辺と他辺との挟角が45〜6
    0度になされ、固定子の内周面に凹部の一部又は全部を
    塞ぐ分級リングが少くとも一段設けられ、固定子の外周
    に冷却ジャケットが設けられた微粉砕機と、該微粉砕機
    の冷却ジャケットの入口と微粉砕機内に導入する空気を
    冷却する導入管先端の空気冷却器の冷却コイルの出口と
    が配管を介して連結され、冷却ジャケットの出口と冷媒
    タンクの入口とが配管を介して連結され、冷凍機の出口
    と空気冷却器の冷却コイルの入口とが配管を介して連結
    された冷却装置とより成る微粉砕装置 2) 回転軸に支持され外側表面の母線に沿って多数の
    凸部を有する回転子との間に1 ma以下の間隙を存し
    て固定子が嵌装され、該固定子の内側表面は略三角形の
    四部と凸部が連続する歯形になされ、その歯形の凹部の
    一辺が回転子の中心に向けられ、四部の他辺が回転子の
    接線方向に向けられ、凹部の一辺と他辺との挟角が45
    〜60度になされ、固定子の内周面に凹部の一部又は全
    部を塞ぐ分級リングが少くとも一段設けられ、固定子の
    外周に冷却ジャケットが設けられた微粉砕機と、該微粉
    砕機の冷却ジャケットの入口と微粉砕機内に導入する空
    気を冷却する導入管先端の空気冷却器の冷却コイルの出
    口とが配管を介して連結され、冷却ジャケットの出口1
    と冷媒タンクの入口とが配管を介して連結され、冷凍機
    の出口と空気冷却器の冷却コイルの入口とが配管を介し
    て連結された冷却装置と、前記微粉砕機の粉砕製品排出
    口とバグフィルタ−を連結した排出管の途中に分級機が
    設けられ、該分級機の粗粉排出口と微粉砕機の冷却空気
    導入管の途中に設けられた被粉砕物供給口とが配管にて
    連繋されだ粗粉逆戻回路とより成る微粉砕装置、
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63249155A (ja) * 1987-04-03 1988-10-17 Toyo Ink Mfg Co Ltd 電子写真用トナ−の製造方法
JP2001259451A (ja) * 2001-04-27 2001-09-25 Hosokawa Micron Corp 微粉砕装置及び粉体製品製造システム
JP2003500206A (ja) * 1999-06-01 2003-01-07 エラン ファーマ インターナショナル,リミティド 小型ミル及びその方法

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