JPS64100B2 - - Google Patents

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JPS64100B2
JPS64100B2 JP7532983A JP7532983A JPS64100B2 JP S64100 B2 JPS64100 B2 JP S64100B2 JP 7532983 A JP7532983 A JP 7532983A JP 7532983 A JP7532983 A JP 7532983A JP S64100 B2 JPS64100 B2 JP S64100B2
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JP
Japan
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rotor
stator
classification
casing
particles
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Application number
JP7532983A
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English (en)
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JPS59203649A (ja
Inventor
Tatsuo Hagiwara
Shoji Nagano
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Kawasaki Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Kawasaki Heavy Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Kawasaki Heavy Industries Ltd filed Critical Kawasaki Heavy Industries Ltd
Priority to JP7532983A priority Critical patent/JPS59203649A/ja
Priority to US06/598,453 priority patent/US4562972A/en
Priority to DE8484104138T priority patent/DE3470007D1/de
Priority to EP84104138A priority patent/EP0122608B1/en
Publication of JPS59203649A publication Critical patent/JPS59203649A/ja
Publication of JPS64100B2 publication Critical patent/JPS64100B2/ja
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  • Crushing And Grinding (AREA)
  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)
  • Disintegrating Or Milling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、微粉砕装置に関するものである。
従来の微粉砕装置は、第1図及び第2図に示す
如く外側表面の母線に沿つて多数の凸部1を有す
る円筒状の回転子2を回転軸3を支持し、この回
転子2との間に間隙4を存して内側表面の母線に
沿つて多数の凸部5を有する固定子6を嵌装した
もので、回転子2と固定子6との間の間隙4内に
被粉砕物を供給し、前記回転子2の高速回転によ
り被粉砕物粒子を粉砕するものである。
この被粉砕物の粉砕過程は、製品排出口12に
連なる吸引送風機(図示省略)の運転により、固
定子6の下端に連なる下部ケーシング7の底板に
設けた供給口8から供給された被粉砕物粒子を空
気と共に下部ケーシング7内に吸引し、回転子2
と一体に高速回転する回転子底板下面に固設され
た撹拌羽根9によつて起る気流によつて、下部ケ
ーシング7の逆円錐状内面に沿わせて上昇させ、
回転子2と固定子6との間に形成された粉砕室内
に送り込み、高速回転している回転子2の回転力
によつて速度エネルギを与えて固定子6に衝突さ
せて粉砕し且つ回転子2の凸部1により打撃粉砕
し、さらに回転子2の凸部1と固定子6の凸部5
との間で摩砕させて更に細かく粉砕させ乍ら回転
子2の高速回転によつて発生した上向き螺旋気流
に乗せて上方に運び、固定子6の上端に連なる上
部ケーシング10内に送り出し、これを回転子2
と一体に高速回転する回転子上板上面に固設され
た遠心羽根11により上部ケーシング10の内周
面に沿わせて回転し、上部ケーシング10の接線
方向に設けられた製品排出口12から排出し、図
示せぬバグフイルターに導入し、ここで微粉砕製
品と空気とが分離され、空気は吸引送風機を経由
して排気され、微粉砕製品はバグフイルターから
ホツパーに送られて貯留されるものである。
ところで前記の微粉砕装置に於いては、回転子
2と固定子6との間隙4が一般に2〜5mm成いは
それ以上あつて広いので、 (イ) 固定子6の凹部5aに発生する渦の強さが弱
い。
(ロ) 回転子2による被粉砕物粒子の打撃確率が小
さい。
(ハ) 回転子2による被粉砕物粒子への打撃力が小
さい。
等の欠点があつた。
また回転子2と固定子6とにより形成された粉
砕室内に於いては、空気は回転子2の凹部1a間
隙4及び固定子6の凹部5aを通過し、被粉砕物
粒子はこの空気即ち上向き螺旋気流に乗つて粉砕
室を通過するのであるが、回転子2が高速回転し
ているので、回転子2の凹部1aを通る被粉砕物
粒子は殆んど無い。従つて、被粉砕物粒子の通過
する箇所は、間隙4及び固定子6の凹部5aの2
ケ所である。然るに固定子6の凸部5、凹部5a
の断面形状は矩形に近いので、固定子6の凹部5
aに於いては、第3図に示す如く高回転速度の渦
を形成しながら空気は下方から上方へ流れる。こ
の渦に巻き込まれた被粉砕物粒子の内、あるもの
は凹部5aの壁面に衝突し、また凹部5aから間
隙4に排出されて回転子2の凸部1により強力な
打撃作用を受け且つ固定子6の凸部5との間の摩
砕作用により粉砕が進行する。しかし被粉砕物粒
子のあるものは、上記のように粉砕されずに渦に
巻き込まれたままその渦に乗つて凹部5aの上端
から粉砕室外に出てしまうという欠点があつた。
従つて、このような微粉砕装置による粉砕製品
の平均粒度は、被粉砕物粒子によつても若干異な
るが、例えば白米で60μm、トナーで40μmに
しかなり得ず、充分な微粉砕とは言い難く、ミク
ロンオーダ乃至10数ミクロンの微粉砕製品を得る
ことができなかつた。
さらに前記従来の微粉砕装置では被粉砕物粒子
に粗大粒子が混入していると、微細に粉砕されず
に粗大粒子のまま排出されたり、粗大粒子の衝突
により回転子2或いは固定子6が著しく摩耗する
ので、予め被粉砕物粒子をある一定範囲の粒径ま
で細かく粉砕した上で供給することが望ましく、
その手間に多大な労力を要するものである。
また前記従来の微粉砕装置では回転子2と固定
子6との間に形成された粉砕室内で粉砕されて出
た微粉砕製品中の微粉が上部ケーシング10内で
凝集したり、微粉が粗粉に付着したりして製品排
出口12から排出されるので、得られる微粉砕製
品は品質が悪いものである。
また前記従来の微粉砕装置は、 (イ) 回転子2が高速回転する。
(ロ) 粉砕製品の粒度を小さくする為に、粉砕室通
過空気量を制限する。
などの理由により、空気排気温度が上昇し、固定
子6が局部的に昇温する。その結果、被粉砕物粒
子の種類によつて粉砕不可能となる場合があり、
また粉砕はできるが粉砕製品が熱的変化を受け、
好ましくないという場合もある。例えば、トナー
或いは合成樹脂は軟化点が低く、粉砕不可能とな
り、コヒー粉末、ブドウ糖、ある種の医薬品等の
弱熱性物質は熱的変化を受ける。
このような欠点を解消する為、従来は微粉砕装
置内の被粉砕物粒子と共に導入する空気を冷却す
る為に、第4図に示す如く固定子6の下端に連な
る下部ケーシング7の底板に設けられた冷却空気
の導入管13の途中に被粉砕物粒子の供給口14
を設け、導入管13の先端に空気冷却器15を連
結し、この空気冷却器15の冷却コイル16の入
口と冷凍器17の出口とを配管18にて連結し、
冷却コイル16の出口と冷媒タンク19の入口と
を配管20にて連結し、冷媒タンク19の出口と
冷凍機17の入口とをポンプ21を途中に備えた
配管22にて連結している。図中23は回転子2
を高速回転する電動機で、ベルト24を走行しプ
ーリ25を介して回転軸3を回転するようになつ
ている。26はバグフイルターで、その入口に微
粉砕装置の粉砕製品排出口12に連結された排出
管27の先端を連結している。バグフイルター2
5の出口には途中に吸引送風機28を備えた排気
管29を連結している。
微粉砕装置内に被粉砕物粒子と共に導入される
空気は、前記空気冷却器15を通過して冷却コイ
ル16により予め必要温度まで冷却される。
しかしこのような導入空気の冷却では、排気温
度を目的の温度に抑えることはできるが、固定子
6の局部的な温度上昇を抑えることができなかつ
た。
本発明は斯かる諸事情に鑑みなされたもので、
前処理をする必要がなく、被粉砕物粒子の粒径が
不均一であつても供給された被粉砕物粒子を確実
に且つ十分に微粉砕作用を行つて粉砕効率を高め
ると共に微粉砕粒子を分散、分級して品質良好な
ミクロンオーダーの粒度幅の極めて狭い微粉砕製
品を得ることができ、その上微粉砕装置の排気温
度を抑えることができることは勿論のこと、固定
子の局部的な温度上昇を抑えることができて、軟
化点の低い被粉砕物粒子や弱熱性の被粉砕物粒子
でも何ら支障なく微粉砕できるようにした微粉砕
装置を提供せんとするものである。
以下本発明による微粉砕装置の一実施例を図に
よつて説明すると、第5図において、30は粉砕
部、31は微粉砕部、32は被粉砕物粒子供給
部、33は微粉砕粒子分散部、34は微粉砕粒子
分級部である。
粉砕部30は、回転軸35の下部に支持せるボ
ス36に固着された上下2枚の支持部材37,3
7に夫々第6図に示す如く外側表面の母線に沿つ
て放射状に粉砕子38を多数個個設し、上部の支
持部材37の上面に遠心羽根39を固定して成る
第1回転子40と、この第1回転子40との間に
一定間隙41を存して嵌装された内側表面に矩形
の凸部42を有する第1固定子43とより成る。
微粉砕部31は、回転軸35の上部に支持され
第7図に示す如く外側表面の母線に沿つて多数の
矩形の凸部44を有し底板45aの下面に撹拌羽
根45′を有する筒状の第2回転子45との間に
1mm以下の間隙46を存して嵌装された第2固定
子47とより成る。第2固定子47の内側表面は
第8図に示す如く略三角形の凹部48と凸部49
とが連続する歯形になされ、その歯形の凹部48
の一辺48aが第2回転子45の中心に向けられ
且つ1〜5mm程度の長さになされ、凹部48の他
辺48bが第2回転子45の接線方向に向けら
れ、凹部48の一辺と他辺との挾角αが45〜60度
になされている。そして凸部49の先端には第2
固定子47の軸芯線を中心とする円弧面49aが
形成され、その円弧面49aの幅は1mm程度にな
されている。第2固定子47の内周面の凹部48
の上端には第9図a,bに示す如く凹部48の上
端開口面を閉鎖する分級リング50が一体又は着
脱可能に設けられている。この分級リング50は
第2固定子47の内周面の周方向の全部の凹部4
8における上端開口面を閉鎖しても良いのである
から、その半径方向の幅と凸部49の長さとの差
δは零でも良い。また分級リング50は第10図
a,bに示す如く第2固定子47の内周面の凹部
48の中間に設けても良いものであり、その場合
一段のみならず、二段、三段…と設けても良いも
のである。さらに分級リング50は分割して周方
向に段違いに複数段配設しても良いものである。
被粉砕物粒子供給部32は、第5図に示される
ように前記第1回転子40の下部の支持部材37
の下面に設けられた撹拌羽根51と、該撹拌羽根
51を被うように第1固定子43の下端に設けら
れた逆円錐状の下部ケーシング52と、該下部ケ
ーシング52の底板52aに設けられた空気及び
被粉砕物粒子の導入管53とより成る。
微粉砕粒子分散部33は、前記第2回転子45
の上板45b上の外周部に設けられた遠心羽根5
4と、該遠心羽根54に対応して第2固定子47
の上端に設けられた逆円錐状ケーシング55とよ
り成り、両者の間に空間56が設けられている。
微粉砕粒子分級部34は、前記遠心羽根54の
上端に設けられ中央に透孔57を有する分級ロー
タ58と、該分級ロータ58に対応して前記逆円
錐状ケーシング55の上端に設けられ第2回転子
45の回転方向と対向する接線方向に粗粉排出口
59を有する分級ケーシング60と、該分級ケー
シング60の上端に設けられ中央に前記分級ロー
タ58の透孔57に基端を嵌合せる微粉排出口6
1を有する上蓋ケーシング62とより成る。前記
分級ロータ58は、遠心羽根54の上端の上段デ
イスク58aと、この上段デイスク58aの周方
向に第11図に示す如く多数、本例では12枚放射
状に設けられた分級板58bと、該分級板58b
の上端に設けられ中央に前記透孔57を有する分
級デイスク58cとで形成されている。
第2固定子6′の外周には第5図に示す如く冷
却ジヤケツト63が設けられ、この冷却ジヤケツ
ト63の下端の入口と第12図に示される下部ケ
ーシング52の底板52aの導入管53の先端に
設けられた空気冷却器15′における冷却コイル
16′の出口とが配管64にて連結され、冷却用
ジヤケツト63の上端の出口と冷媒タンク19′
の入口とが配管65にて連結され、冷媒タンク1
9′の出口と冷凍機17′の入口とが途中にポンプ
21′を備えた配管22′にて連結されている。冷
凍機17′の出口と空気冷却器15′の冷却コイル
16′の入口とが配管18′にて連結されている。
前記冷却用ジヤケツト63は、第1固定子43
の外周まで下方に延長して設けても良いものであ
る。
第12図中23′は電動機で、ベルト24′を走
行しプーリ25′を介して回転軸35を回転する
ようになつている。26′は粗粉排出口59に排
出管27′を介して連結されたパグフイルターで、
このバグフイルター26′の出口には途中に吸引
送風機28′を有する排気管29′が連結されてい
る。66は微粉排出口61に排出管67を介して
連結されたバグフイルターで、このパグフイルタ
ー60の出口には途中に吸引送風機68を有する
排気管69が連結されている。70は被粉砕物粒
子を導入管53の途中に設けた供給口71に送入
するフイーダである。
次に上述の如く構成された本発明の微粉砕装置
による被粉砕物粒子の微粉砕作用について説明す
る。第12図に示される電動機23′を駆動し、
ベルト24′を走行しプーリ25′を介して回転軸
35を高速回転し、また吸引送風機28′,68
を運転すると共に冷凍機17′から空気冷却器1
5′の冷却コイル16′に低温の冷媒を送り、空気
冷却器15′に導入した空気を冷却して0〜5℃
の低温空気とし、これを導入管53を通して下部
ケーシング52内に吸引導入すると共にフイーダ
70から被粉砕物粒子を導入管53の途中の供給
口71に送入し、該供給口71から連続的に被粉
砕物粒子を導入管53に供給し、低温空気を乗せ
て下部ケーシング52内に導入する。この下部ケ
ーシング52内に導入された被粉砕物粒子は、第
5図に示される回転軸35と一体に高速回転する
第1回転子40の下面に設けられた撹拌羽根51
によつて起る気流により該下部ケーシング52の
逆円錐状内面に沿つて上昇し、第1回転子40と
第1固定子43との間に形成された粉砕室内に入
り、ここで大きな粒子が第1回転子40と第1固
定子43とにより粉砕される。そしてある一定範
囲の粒径まで細かく粉砕された粒子は、第1粉砕
室外に出て第1回転子40の上面の遠心羽根39
及び第2回転子45の底板45a下面の撹拌羽根
45′の回転により生じる気流に乗り、第2回転
子45と第2固定子47との間に形成された微粉
砕室内に入り、ここで全ての粒子が微粉砕作用を
受けて、ミクロンオーダ乃至10数ミクロンの粒度
幅の狭い微粉砕粒子となつて微粉砕室外に出る。
上記微粉砕室内での被粉砕物粒子の微粉砕作用
の詳細について、第2回転子45と第2固定子4
7と分級リング50との関連構成によつて説明す
る。
一般的に回転体の周囲の空気を考えると、表面
に附着している空気は、回転体の周速と同一速度
で回転するのに対し、表面から離れた位置にある
空気の速度はその距離が大きければ大きい程、回
転体の周速からの遅れが大きくなり、速度は小さ
くなる。然るに第2固定子47の凹部48を考え
ると、この部分には第8図に示されるように渦が
誘引される。渦の回転数は、凹部48の開口面に
沿う空気の円周速度υに比例する。従つて、第2
回転子45と第2固定子47との間隙46の寸法
hが大きい程、前記円周速度υは第2回転子45
の周速υ0から遅れ、渦の回転数は小さくなる。逆
に間隙46の寸法hが小さい程渦の回転数は大き
くなる。かくして渦に巻き込まれた被粉砕物粒子
は、渦の回転数が大きい程強烈に壁面に衝突し、
また渦の回転数が大きい程より小粒径の粒子も壁
面に衝突することになるので、被粉砕物粒子は良
好に粉砕される。
また凹部48内の渦から間隙46に出た被粉砕
物粒子の第2回転子45による打撃確率Pは、間
隙46の寸法h、被粉砕物粒子の粒径d、第2回
転子45の凸部44の個数nとすると、P∝d/h ×nとなり、間隙46の寸法nが小さく、第2回
転子45の凸部44の個数nの多いものは前記打
撃確率Pが増大し、第2回転子45による被粉砕
物粒子の打撃粉砕が効率良く行われる。
さらに第2固定子47の凹部48から間隙46
に出た被粉砕物粒子は、間隙46を流れる空気流
により加速される。この場合間隙46の寸法hが
大きい程、粒子が第2回転子45により打撃され
るまでの時間が長くなる為、打撃時に於ける粒子
と第2回転子45との相対速度は小さくなり、第
2回転子45による粒子の打撃力は小さくなる
が、間隙46の寸法が1mm以下と極めて小さいの
で、粒子が第2回転子45により打撃されるまで
の時間が短くなるので、打撃時における粒子と第
2回転子45との相対速度は大きくなり、第2回
転子45による粒子の打撃力は大きくなる。従つ
て被粉砕物粒子は確実に打撃される。
さて、第2固定子47の凹部48の形状は前述
の如く略三角形であるので、この凹部48に於け
る空気の流れは第13図に示す如くa,a′,a″…
及び渦b,b′,b″の二つに分かれる。渦b,b′,
b″…に巻き込まれた被粉砕物粒子は、従来の矩形
の凹部5a(第3図参照)の場合と略同様に壁面
に衝突し、粉砕が行われる。そして渦流に乗つて
凹部48の一辺48aに沿つて凸部49の先端B
に進み、間隙46に導かれ、この部分で第2回転
子45の凸部44により打撃を受け、粉砕が行わ
れる。そして同様の作用が次の第2固定子47の
凹部48、第2回転子45の凸部44で受け、粉
砕が次々に進行する。一方従来の矩形の凹部5a
の場合は殆んど生じることの無に空気の流れa,
a′,a″…に乗つていく被粉砕物粒子は、凹部48
の他辺48bに沿つて凸部49の先端Aに進み、
間隙46に導かれ、この部分で第2回転子45の
凸部44により打撃を受け、粉砕が行われる。と
同時に打撃粉砕作用を受けた粒子がさらに凹部4
8の他辺48bに衝突せしめられ、粉砕される。
そして同様の作用が次の第2固定子47の凹部4
8で受け、粉砕が次々に進行する結果、従来の矩
形の凹部5aの場合に比し、第2回転子45によ
る打撃がB点のみでなくA点においてもなされる
ので、打撃確率が大きくなり、被粉砕物粒子がよ
り細かく且つ効率良く微粉砕されることになる。
然して第2固定子47の内周面の周方向におけ
る一部又は全部の凹部48には第9図a,b或い
は第10図a,bに示す如く凹部48を上下方向
で部分的に閉鎖する分級リング50が設けられて
いるので、被粉砕物粒子が従来のように凹部5内
を高回転速度の渦(第3図参照)に乗つて一気に
粉砕室外に出てしまうものは無くなり、後述の分
級リング50の分級作用により被粉砕物粒子の粉
砕室内に於ける滞留時間が長くなると同時に、粉
砕室内に於ける被粉砕物粒子の濃度が高くなる。
滞留時間がそれだけ長くなると、それだけ微粉砕
作用を受ける確率が上昇し、より細かい微粉砕粒
子が得られる。また被粉砕物粒子の濃度が高くな
ると、被粉砕物粒子相互の衝突の確率が高くな
り、微粉砕作用が助長される。この二つの作用か
ら被粉砕物粒子は確実に微粉砕が進行する。こう
して微粉砕されたものが空気流に乗つて分級リン
グ50の直下で間隙46に出ようとする粒子は、
ここではまだ第2回転子45の回転による遠心力
が働いているので、ある一定サイズ以上の粒子は
再び第2固定子47の凹部48に押し戻されてし
まう。押し戻された粒子は再び微粉砕作用を受
け、ある一定サイズ以下になるまで分級リング5
0の部分を通過することができない。従つて、被
粉砕物粒子の微粉砕が十分に行われる。
かくして微粉砕室内を通過した微粉砕粒子は、
前述の1mm以下の間隙46と、一辺48aが中心
に向き他辺48bが回転する第2回転子45に対
向するように第2回転子45の接線方向に向き且
つ両辺48a,48bの挾角αが45〜60度になさ
れた第2固定子47の内側表面の多数の略三角形
の凹部48と、第2固定子47の内周面の周方向
における一部又は全部の凹部48を上下方向で部
分的に閉鎖するように設けられた分級リング50
との作用の相乗効果により、ミクロンオーダ乃至
10数ミクロンの微粉砕粒子となる。
上記の微粉砕部31による被粉砕物粒子の微粉
砕により、導入空気及び被粉砕物粒子は微粉砕室
内を下方から上方に移動するにつれて温度上昇す
る。この温度上昇の仕方は原理的には下方から上
方へ一様に均等に上昇するのであるが、間隙46
及び第2固定子47の凹部48において局部的に
被粉砕物粒子の濃度が高くなることは避けられ
ず、従つて被粉砕物粒子及び導入空気の局部的な
温度上昇が発生する。
これらの温度上昇を抑える為に本発明の微粉砕
装置では、被粉砕物粒子と共に微粉砕室内に導入
される空気を空気冷却器15′を通して冷却コイ
ル16′により冷却するだけでなく、冷却コイル
16′を通つた冷媒を冷却用ジヤケツト63に通
して、間隙46及び第2固定子47の凹部48に
在る空気及び被粉砕物粒子を第2固定子47を介
して冷却ジヤケツト63中の冷媒と熱交換させて
いる。この熱交換は、間隙46が1mm以下と極め
て小さい為、熱貫流係数が大きくて極めて効率が
良く、冷却効果が著しいものである。従つて、従
来のように冷却空気の導入のみによる冷却方法に
比べて容易に空気及び被粉砕物粒子の温度上昇を
抑えることができるのみならず、局部的な第2固
定子47の温度上昇も抑えることができる。
前記の微粉砕室内を通過したミクロンオーダ乃
至10数ミクロンの微粉砕粒子は、第5図に示され
る遠心羽根54の高速回転により粒子が凝着する
ことなく良好に分散され、逆円錐状ケーシング5
5の内面に沿つて外向き旋回気流に乗つて分級ケ
ーシング60の内面まで運ばれる。また微粉砕粒
子中の10数ミクロンの粗粉に付着していたミクロ
ンオーダの微粉は、分級ケーシング60の内面ま
で運ばれる途中で遠心羽根54の高速回転により
分離される。そして微粉砕粒子は高速回転する分
級ロータ58により生じた内向き旋回気流に乗つ
て分級ロータ58側に運ばれ、分級ロータ58に
よつて分級されてミクロンオーダの微粉のみ分級
板58bの間を通過して微粉排出口61から空気
流と共に排出され、排出管67を通つてバグフイ
ルター60に導入される。そしてここで微粉と空
気に分離され、空気は吸引送風機68を経由して
排気管69より排気され、微粉はバグフイルター
60から図示せぬホツパーに送られて微粉砕製品
として貯留される。前記分級ロータ58によつて
分級された粗粉は、分級板58bによつて跳ねと
ばされて分級ケーシング60の内面に沿つて分級
ロータ58の回転方向と同一方向に回転し、粗粉
排出口59から空気流と共に排出され、排出管2
7′を通つてバグフイルター25′に導入される。
そしてここで粗粉と空気に分離され、空気は吸引
送風機28′を経由して排気管29′より排気さ
れ、粗粉はバグフイルター25′から図示せぬホ
ツパーに送られて貯留される。
尚冷却用ジヤケツト63を第1固定子43の外
周まで下方に延長して設けた場合は、第1固定子
43の温度上昇も抑えることができる。
本発明による微粉砕装置は、前記の他第14図
に示すものがある。この微粉砕装置は、粗粉排出
口59とバグフイルター26′とを連結した排出
管27′の途中に分級機72が設けられ、該分級
機72の粗粉排出口73と下部ケーシング52の
導入管53の途中に設けられた被粉砕物供給口7
1とが配管74にて連繁され、分級器72の微粉
排出口75は排出管27′にてバグフイルター2
6′に連結されている。その他は第12図と同一
構成であるので、その説明を省略する。
この微粉砕装置によれば、微粉砕粒子分級部3
4で分級され粗粉排出口59から空気流と共に粗
粉及び一部の微粉が排出され、排出管27′を通
つて分級機72に入ると、ミクロンオーダの微粉
と10数ミクロンの粗粉とに分級される。そして一
方の微粉は微粉排出口75から排出され、排気管
27′を通つてバグフイルター26′に導入され、
ここで微粉と空気とに分離され、空気は吸引送風
機28′を経由して排気管29′より排気され、微
粉はバグフイルター25′から図示せぬホツパー
に送られて微粉砕製品として貯留される。他方粗
粉は粗粉排出口73から配管74を通つて被粉砕
物供給口71に送入されて導入管53に供給さ
れ、フイーダ70から被粉砕物供給口71に送入
され導入管53に供給された新たな被粉砕物粒子
と共に冷却空気に乗つて下部ケーシング52内に
導入され、再び粉砕部30で粉砕作用を受け、微
粉砕部31で微粉砕作用を受ける。従つて、この
微粉砕装置では10数ミクロン以上の粗粉の入らな
いミクロンオーダの極めて粒度幅の狭い微粉のみ
の微粉砕製品が得られる。
以上の説明で判るように本発明の微粉砕装置
は、粉砕部にて被粉砕物粒子中の粗大粒子を予め
粉砕して、ある一定範囲の粒径の細かい粒子とな
し、これを微粉砕部で微粉砕するようにしたの
で、第2回転子及び第2固定子の摩耗が著しく減
少し、耐久性に富むものである。しかも従来のよ
うに予め被粉砕物粒子をある一定範囲の粒径まで
細かく粉砕するという前処理が不要であるので、
これに要した多大の労力を省略できる。
また本発明の微粉砕装置は、微粉砕部の第2固
定子の内側表面を特殊形状になし、第2回転子と
の間隙を1mm以下と著しく狭くしてあるので、被
粉砕物粒子を確実に且つ十分に、しかも効率良く
微粉砕することができ、その上微粉砕された粒子
を分散、分級することができて、ミクロンオーダ
の粒度幅の極めて狭い品質良好な微粉砕製品を短
時間に容易に得ることができる。
特に微粉砕粒子を分級して得られた10数ミクロ
ンオーダの粗粉を戻して再び微粉砕するようにし
た場合は、完全にミクロンオーダの極めて粒度幅
の狭い微粉砕製品のみを得ることができる。
さらに本発明の微粉砕装置は、粉砕室内に被粉
砕物粒子と共に導入される空気を冷却して排気温
度を抑えることができるばかりではなく、従来不
可能であつた固定子の局部的な温度上昇を抑える
ことができるので、軟化点の低い被粉砕物粒子で
も粉砕不可能となることが無く円滑に微粉砕で
き、また弱熱性物質の被粉砕物粒子でも熱的変化
を受けることなく微粉砕できる。その上導入空気
の冷却と固定子の冷却とが1台の冷却装置で行わ
れるので、極めて冷却効率が良く、運転費も安価
で経済的である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の微粉砕機を示す縦断面図、第2
図は第1図の−線に沿う一部拡大断面図、第
3図は第1図の微粉砕装置の固定子内側表面の凹
部に於ける空気の流れを示す一部斜視図、第4図
は従来の他の微粉砕装置を示す系統図、第5図は
本発明の微粉砕装置の要部を示す縦断面図、第6
図は第5図の−線に沿う拡大断面図、第7図
は第5図の−線に沿う拡大断面図、第8図は
本発明の微粉砕装置に於ける微粉砕部の第2回転
子と第2固定子との組合せを示す一部水平断面
図、第9図a,bは第2固定子の内周面における
凹部の上端部に設けた分級リングを示す一部斜視
図及び一部縦断面図、第10図a,bは第2固定
子の内周面における凹部の中間部に設けた分級リ
ングを示す一部斜視図及び一部縦断面図、第11
図は第5図の−線に沿う拡大断面図、第12
図は本発明の微粉砕装置の全体を示す系統図、第
13図は微粉砕部の第2固定子内側表面の凹部と
第2回転子外側表面の凸部との関係による被粉砕
物粒子の微粉砕作用を説明する為の第8図の拡大
図、第14図は本発明の他の微粉砕装置を示す系
統図である。 15′……空気冷却器、16′……冷却コイル、
17′……冷凍機、18′……配管、22′……配
管、26′……バグフイルター、27′……排出
管、30……粉砕部、31……微粉砕部、32…
…被粉砕物粒子供給部、33……微粉砕粒子分散
部、34……微粉砕粒子分級部、35……回転
軸、38……粉砕子、39……遠心羽根、40…
…第1回転子、41……間隙、42……矩形の凸
部、43……第1固定子、44……矩形の凸部、
45……第2回転子、46……間隙、47……第
2固定子、48……略三角形の凹部、48a……
凹部の一辺、48b……凹部の他辺、49……略
三角形の凸部、50……分級リング、51……撹
拌羽根、52……下部ケーシング、52a……底
板、53……導入管、54……遠心羽根、55…
…逆円錐状ケーシング、57……透孔、58……
分級ロータ、59……粗粉排出口、60……分級
ケーシング、61……微粉排出口、62……上蓋
ケーシング、63……冷却用ジヤケツト、64,
65……配管、72……分級機、73……粗粉排
出口、74……配管。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 回転軸の下部に支持され外側表面の母線に沿
    つて放射状に粉砕子を有する第1回転子との間に
    一定間隙を存して第1固定子が嵌装された粉砕部
    と、 回転軸の上部に支持され外側表面の母線に沿つ
    て多数の凸部を有する第2回転子との間に1mm以
    下の間隙を存して第2固定子が嵌装され、該第2
    固定子の内側表面は略三角形の凹部と凸部が連続
    する歯形になされ、その歯形の凹部の一辺が第2
    回転子の中心に向けられ、凹部の他辺が第2回転
    子の接線方向に向けられ、凹部の一辺と他辺との
    挾角が45〜60度になされ、第2固定子の内周面の
    周方向の一部又は全部の凹部の上端又は中間に、
    該凹部を上下方向で部分的に閉鎖する分級リング
    が少くとも一段設けられ、第2固定子の外周には
    冷却ジヤケツトが設けられた微粉砕部と、 前記第1回転子の下端板に設けられた撹拌羽根
    と、該撹拌羽根を被うように第1固定子の下端に
    設けられた逆円錐状の下部ケーシングと、該下部
    ケーシングの底板に設けられた空気及び被粉砕物
    粒子の導入管とより成る被粉砕物粒子供給部と、 前記第2回転子の上板上の外周部に設けられた
    遠心羽根と、該遠心羽根に対応して第2固定子の
    上端に設けられた逆円錐状ケーシングとより成る
    微粉砕粒子分散部と、 前記遠心羽根の上端に設けられ中央に透孔を有
    する分級ロータと、該分級ロータに対応して前記
    逆円錐状ケーシングの上端に設けられ回転子の回
    転方向と対向する接線方向に粗粉排出口を有する
    分級ケーシングと、該分級ケーシングの上端に設
    けられ中央に前記分級ロータの透孔に基端を嵌合
    せる微粉排出口を有する上蓋ケーシングとより成
    る微粉砕粒子分級部と、 前記第2固定子の外周の冷却ジヤケツトの入口
    と被粉砕物粒子供給部の導入管の先端に設けられ
    た空気冷却器の冷却コイルの出口とが配管を介し
    て連結され、冷却ジヤケツトの出口と冷凍機の入
    口とが配管を介して連結され、冷凍機の出口と空
    気冷却器の冷却コイルの入口とが配管を介して連
    結された冷却装置と を有する微粉砕装置。 2 回転軸の下部に支持され外側表面の母線に沿
    つて放射状に粉砕子を有する第1回転子との間に
    一定間隙を存して第1固定子が嵌装された粉砕部
    と、 回転軸の上部に支持され外側表面の母線に沿つ
    て多数の凸部を有する第2回転子との間に1mm以
    下の間隙を存して第2固定子が嵌装され、該第2
    固定子の内側表面は略三角形の凹部と凸部が連続
    する歯形になされ、その歯形の凹部の一辺が第2
    回転子の中心に向けられ、凹部の他辺が第2回転
    子の接線方向に向けられ、凹部の一辺と他辺との
    挾角が45〜60度になされ、第2固定子の内周面の
    周方向の一部又は全部の凹部の上端又は中間に、
    該凹部を上下方向で部分的に閉鎖する分級リング
    が少くとも一段設けられ、第2固定子の外周には
    冷却ジヤケツトが設けられた微粉砕部と、 前記第1回転子の下端板に設けられた撹拌羽根
    と、該撹拌羽根を被うように第1固定子の下端に
    設けられた逆円錐状の下部ケーシングと、該下部
    ケーシングの底板に設けられた空気及び被粉砕物
    粒子の導入管とより成る被粉砕物粒子供給部と、 前記第2回転子の上板上の外周部に設けられた
    遠心羽根と、該遠心羽根に対応して第2固定子の
    上端に設けられた逆円錐状ケーシングとより成る
    微粉砕粒子分散部と、 前記遠心羽根の上端に設けられ中央に透孔を有
    する分級ロータと、該分級ロータに対応して前記
    逆円錐状ケーシングの上端に設けられ回転子の回
    転方向と対向する接線方向に粗粉排出口を有する
    分級ケーシングと、該分級ケーシングの上端に設
    けられ中央に前記分級ロータの透孔に基端を嵌合
    せる微粉排出口を有する上蓋ケーシングとより成
    る微粉砕粒子分級部と、 前記微粉砕製品分級部における分級ケーシング
    の粗粉排出口とバグフイルターを連結した排出管
    の途中に分級機が設けられ、該分級機の粗粉排出
    口が配管にて前記被粉砕物粒子供給部の導入管に
    連繁された粗粉逆戻回路と、 前記第2固定子の外周の冷却ジヤケツトの入口
    と被粉砕物粒子供給部の導入管の先端に設けられ
    た空気冷却器の冷却コイルの出口とが配管を介し
    て連結され、冷却ジヤケツトの出口と冷凍機の入
    口とが配管を介して連結され、冷凍機の出口と空
    気冷却器の冷却コイルの入口とが配管を介して連
    結された冷却装置と を有する微粉砕装置。
JP7532983A 1983-04-13 1983-04-28 微粉砕装置 Granted JPS59203649A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7532983A JPS59203649A (ja) 1983-04-28 1983-04-28 微粉砕装置
US06/598,453 US4562972A (en) 1983-04-13 1984-04-09 Micropulverizer
DE8484104138T DE3470007D1 (de) 1983-04-13 1984-04-12 Micropulverizer
EP84104138A EP0122608B1 (en) 1983-04-13 1984-04-12 Micropulverizer

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7532983A JPS59203649A (ja) 1983-04-28 1983-04-28 微粉砕装置

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Publication Number Publication Date
JPS59203649A JPS59203649A (ja) 1984-11-17
JPS64100B2 true JPS64100B2 (ja) 1989-01-05

Family

ID=13573107

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7532983A Granted JPS59203649A (ja) 1983-04-13 1983-04-28 微粉砕装置

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JP (1) JPS59203649A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0324498A (ja) * 1989-06-22 1991-02-01 Hitachi Plant Eng & Constr Co Ltd 放射線遮蔽用鉛シールド

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0324498A (ja) * 1989-06-22 1991-02-01 Hitachi Plant Eng & Constr Co Ltd 放射線遮蔽用鉛シールド

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59203649A (ja) 1984-11-17

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