JPS59196317A - プロピレンブロツク共重合体及びその製造法 - Google Patents
プロピレンブロツク共重合体及びその製造法Info
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- JPS59196317A JPS59196317A JP7008383A JP7008383A JPS59196317A JP S59196317 A JPS59196317 A JP S59196317A JP 7008383 A JP7008383 A JP 7008383A JP 7008383 A JP7008383 A JP 7008383A JP S59196317 A JPS59196317 A JP S59196317A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、新規なプロピレンブロック共重合体及びその
製造法に関づ−る。
製造法に関づ−る。
リビング東金系は、単分散ポリマーや均一組成のブロッ
ク共J1合体の製造に有用である。チーグラー・チック
触媒を用いる配位重合においても、オレフィンのブロッ
ク共重合体を製造する試みか数多くなされてきた。しか
しながら、連鎖移動反応や停止反応が頻発するために、
均一組成のブロック共重合体を製造することは困難であ
る。
ク共J1合体の製造に有用である。チーグラー・チック
触媒を用いる配位重合においても、オレフィンのブロッ
ク共重合体を製造する試みか数多くなされてきた。しか
しながら、連鎖移動反応や停止反応が頻発するために、
均一組成のブロック共重合体を製造することは困難であ
る。
最近、本発明者らは■(アセチルアセトナト)3とAI
!(C2H5)2C1!からなる触媒を用いてプロピレ
ンを重合すると単分散に近いリビングポリプロピレンが
生成することを見出した[Mackromol!。
!(C2H5)2C1!からなる触媒を用いてプロピレ
ンを重合すると単分散に近いリビングポリプロピレンが
生成することを見出した[Mackromol!。
chem、、180.1359(1979)。
Macromo/ecu!!es、、 12.814.
(1979) ]。
(1979) ]。
本発明者らは、このリビングポリプロピレンの末端をハ
ロゲン化し、更に末端転換剤でポリプロピレンの末端カ
ルボカチオンを生成させ、このカチオンの存在下テトラ
ヒドロフランを重合することにより、ポリプロピレンの
セグメントとテトラヒドロフランが開環し重合したセグ
メントとからなる均一組成の共i7合体が得られること
を見出して本発明を児成した。
ロゲン化し、更に末端転換剤でポリプロピレンの末端カ
ルボカチオンを生成させ、このカチオンの存在下テトラ
ヒドロフランを重合することにより、ポリプロピレンの
セグメントとテトラヒドロフランが開環し重合したセグ
メントとからなる均一組成の共i7合体が得られること
を見出して本発明を児成した。
すなわち、本発明は、
一般式
%式%
(式中、χは2以上の整数を示す。)の繰り返し単位(
旬と、 一般式 −E−0−(CH2)4+ (式中、yは2以上の整数ヶ示す。)の繰り返し単位(
BJとの結合を持つ新規プロピレンプロンク共乗合体乞
俊旨とし、該共B【合体はβ−ジケトンバナジウムキレ
ート及び一般式R2A/X (式中、Rは炭素数1〜8
個のアルキル基又は7リール基、Xは〕・ロゲン原子を
示ス)のアルミニウム化合物の存在下、プロピレンをリ
ビング重合してリビングポリプロピレンとし、次(゛で
)・ログンと接触させることによって得られる一般式 %式% (式中、Xはハロケン原子、Xは2以上の整数を示す。
旬と、 一般式 −E−0−(CH2)4+ (式中、yは2以上の整数ヶ示す。)の繰り返し単位(
BJとの結合を持つ新規プロピレンプロンク共乗合体乞
俊旨とし、該共B【合体はβ−ジケトンバナジウムキレ
ート及び一般式R2A/X (式中、Rは炭素数1〜8
個のアルキル基又は7リール基、Xは〕・ロゲン原子を
示ス)のアルミニウム化合物の存在下、プロピレンをリ
ビング重合してリビングポリプロピレンとし、次(゛で
)・ログンと接触させることによって得られる一般式 %式% (式中、Xはハロケン原子、Xは2以上の整数を示す。
)のハロゲン化ポリプロピレンを、末端転換剤と反応さ
せ、生成したポリプロピレンの末端カルボカチオンをテ
トラヒドロフシンと重合させることによって製造するこ
とができる。
せ、生成したポリプロピレンの末端カルボカチオンをテ
トラヒドロフシンと重合させることによって製造するこ
とができる。
リビングポリプロピレンは、β−ジケトンバナジウムキ
レート(以下、バナジウム化合物という。)及び前記一
般式のアルミニウム化合物からなる触媒の存在下、プロ
ピレンを共重合することによって得られる。
レート(以下、バナジウム化合物という。)及び前記一
般式のアルミニウム化合物からなる触媒の存在下、プロ
ピレンを共重合することによって得られる。
バナジウム化合物は、
一般式
(式中、R及びRは同一か異なるフルキ/I/基又は7
リール基を示す。) で表わされ、その具体例としては、v(7セチル7セト
ナト)3.■(ベンゾイル7セトナト)3、■(ジベン
ゾイルメタナト)3等が挙げられる。又、アルミニウム
化合物の具体例とし又は、ジメチルアルミニウムクロリ
ド、ジエチルアルミニウムクロリド、ジエチルアルミニ
ウムプロミド、ジインブチルアルミニウムクロリド等か
挙げられる。
リール基を示す。) で表わされ、その具体例としては、v(7セチル7セト
ナト)3.■(ベンゾイル7セトナト)3、■(ジベン
ゾイルメタナト)3等が挙げられる。又、アルミニウム
化合物の具体例とし又は、ジメチルアルミニウムクロリ
ド、ジエチルアルミニウムクロリド、ジエチルアルミニ
ウムプロミド、ジインブチルアルミニウムクロリド等か
挙げられる。
重合反応は、重合反応に対して不活性で、かつ重合時に
液状である溶媒中で行うのか望ましく、該溶媒としては
、プロパン、ブタン、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン等
の飽和脂肪族炭化水素、シクロプロパン、シクロヘキサ
ン等の飽和脂環式炭化水素、ベンゼン、トルエン、キシ
レン等の芳香族炭化水素が挙げられる。
液状である溶媒中で行うのか望ましく、該溶媒としては
、プロパン、ブタン、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン等
の飽和脂肪族炭化水素、シクロプロパン、シクロヘキサ
ン等の飽和脂環式炭化水素、ベンゼン、トルエン、キシ
レン等の芳香族炭化水素が挙げられる。
プロピレンと重合触媒との接触方法は、任意に選択でき
るか、望ましくは、溶媒に溶解したプロピレン中に、ア
ルミニウム化合物の溶液及びバナジウム化合物の溶液’
& +11を次加える方法である。
るか、望ましくは、溶媒に溶解したプロピレン中に、ア
ルミニウム化合物の溶液及びバナジウム化合物の溶液’
& +11を次加える方法である。
重合触媒の使用量は、プロピレン1モル泊り、バナジウ
ム化合物が1×10〜0.01モル、望ましくは5’
X 1 ’0−4〜s x i o−3モル、アルミニ
ウム化合物が1×10〜0.1モル、望ましくはs x
i o”−3〜0.01モルである。更に、バナジウ
ム化合物1モル当り、アルミニウム化合物を5〜25モ
ル用いるのが特に望ましい。
ム化合物が1×10〜0.01モル、望ましくは5’
X 1 ’0−4〜s x i o−3モル、アルミニ
ウム化合物が1×10〜0.1モル、望ましくはs x
i o”−3〜0.01モルである。更に、バナジウ
ム化合物1モル当り、アルミニウム化合物を5〜25モ
ル用いるのが特に望ましい。
得られるリビングポリプロピレンの分子量及び収量は、
重合時間を変えることにより調節でき、本発明において
は反応時間と直線関係にある。本発明は、重合温度ケ低
温、特に−50℃以下にすることにより、単分散に近い
分子量分布を持つポリマーとすることができ、−65℃
以下ではMw (重量平均分子fit)/Mn(数平均
分子量)が1.05〜1.30のリビングポリプロピレ
ンが得られる。
重合時間を変えることにより調節でき、本発明において
は反応時間と直線関係にある。本発明は、重合温度ケ低
温、特に−50℃以下にすることにより、単分散に近い
分子量分布を持つポリマーとすることができ、−65℃
以下ではMw (重量平均分子fit)/Mn(数平均
分子量)が1.05〜1.30のリビングポリプロピレ
ンが得られる。
重合反応時に、反応促進剤ケ用いることかできる。反応
促進剤としてはアニソール、7水、酸素、フルコール(
メタノール、エタノール、イングロバノール等)、エス
テル(安息香酸エチル、酢酸エチル等)等が挙げられる
。促進剤の使用量は、バナジウム化合物1モル当り、通
常0.1〜2モルである。
促進剤としてはアニソール、7水、酸素、フルコール(
メタノール、エタノール、イングロバノール等)、エス
テル(安息香酸エチル、酢酸エチル等)等が挙げられる
。促進剤の使用量は、バナジウム化合物1モル当り、通
常0.1〜2モルである。
上記の方法により、約500〜約500,000の数千
均分”重量を持ち、単分散に近(・1ノビングポリプロ
ピレンを製造することカミできる。
均分”重量を持ち、単分散に近(・1ノビングポリプロ
ピレンを製造することカミできる。
次いで、本発明は、上記のリビング7j? IJプロピ
レンを、)・ロゲンと接触させるもσ〕であるカ(、こ
のJJ触により、プロビレ′ンの重合(丁直ちに停止し
、上記のリビングポリプロピレンの・行路をそのまま持
ち、末端が〕・ログン化したノ・ロゲン化、Nリプロピ
レンとなる。
レンを、)・ロゲンと接触させるもσ〕であるカ(、こ
のJJ触により、プロビレ′ンの重合(丁直ちに停止し
、上記のリビングポリプロピレンの・行路をそのまま持
ち、末端が〕・ログン化したノ・ロゲン化、Nリプロピ
レンとなる。
ハロゲンとしては、ヨウ累、塩累、臭素力;用いられる
。ノ・ログンの使用量は、用(・たアルミニウム化合物
1モル当り、2モル以上、望ましくは2〜5モルである
。)・ロゲンkiそσ〕まま用(・てもよいか、前記の
プロピレンの取合の際に用いた溶媒に溶解した上で用(
・るの力1望ましく、その濃度は通常該浴媒1J当り0
゜1〜5モルでアル。ハロゲン化は、通常−50〜−1
00℃の温度で5分間〜6時間行なわれる。
。ノ・ログンの使用量は、用(・たアルミニウム化合物
1モル当り、2モル以上、望ましくは2〜5モルである
。)・ロゲンkiそσ〕まま用(・てもよいか、前記の
プロピレンの取合の際に用いた溶媒に溶解した上で用(
・るの力1望ましく、その濃度は通常該浴媒1J当り0
゜1〜5モルでアル。ハロゲン化は、通常−50〜−1
00℃の温度で5分間〜6時間行なわれる。
次いで、反応系にアルコールを加えるとハロゲン化ポリ
プロピレンは析出する。
プロピレンは析出する。
か(して得られたハロゲン化ポリプロピレンは、末端転
換剤と反応させるが、末端転換剤は一般式MY(但し、
MはAg、 Na、 Li、 K、 Rb。
換剤と反応させるが、末端転換剤は一般式MY(但し、
MはAg、 Na、 Li、 K、 Rb。
Osを、YはClO4,BF4. PF6. AsF6
. SbF6を示す。)で表わされる。その具体例とし
ては、1g0104. AgBF4. KClO4,L
iG1!04. AgSbF6.AgPF6゜AgAs
F6.Na5bF、、 KSbF6.LiSbF6.N
aPF6.KPF6゜LiPF NaAsF6. K
AsF6.LiAsF6. NaBF4. KBF4゜
6ツ LiBF4等が挙げられる。
. SbF6を示す。)で表わされる。その具体例とし
ては、1g0104. AgBF4. KClO4,L
iG1!04. AgSbF6.AgPF6゜AgAs
F6.Na5bF、、 KSbF6.LiSbF6.N
aPF6.KPF6゜LiPF NaAsF6. K
AsF6.LiAsF6. NaBF4. KBF4゜
6ツ LiBF4等が挙げられる。
末端転換剤の使用量は、ハロゲン化ポリプロピレン1モ
/l/当り、1モル以上、望ましくは1.5〜60モル
である。ハロゲン化ポリプロピレンと末端転換剤との反
応は、通常溶媒の存在下行なわれるが、使用し得る溶媒
としては、前記プロピレンのリビング重合の際に用いら
れる溶媒が挙げられる。又、テトラヒドロフランも溶媒
として使用することができる。
/l/当り、1モル以上、望ましくは1.5〜60モル
である。ハロゲン化ポリプロピレンと末端転換剤との反
応は、通常溶媒の存在下行なわれるが、使用し得る溶媒
としては、前記プロピレンのリビング重合の際に用いら
れる溶媒が挙げられる。又、テトラヒドロフランも溶媒
として使用することができる。
上記の反応により、ポリプロピレンの末端カルボカチオ
ンが生成し、このカチオンがテトラヒドロフラン(以下
、THFという。)の重合開始剤となり、TI(Fの重
合が進行して本発明のブロック共重合体が得られる。共
重合体の製造スキームを示すと下記の通りとなる。
ンが生成し、このカチオンがテトラヒドロフラン(以下
、THFという。)の重合開始剤となり、TI(Fの重
合が進行して本発明のブロック共重合体が得られる。共
重合体の製造スキームを示すと下記の通りとなる。
CH3
〆ゝ\すCH2−CH−X + MY
■e
−〜C1(−C,HY −)−M X
1
CH5
ハロゲン化ポリプロピレンの末端転換反応及び″それに
続(THFの車台反応は、通常−80〜+50℃、望ま
しくは一20〜+20℃の温度で3時間以上、望ましく
は5時1t」1以上行なわれる。THFが開環して重合
したポリマーセグメント〔繰り返し単位(BJ )の分
子量は、T’HFの重合温度を上げることr(より、又
重金時間を長くすることにより、その分子量を増大する
ことができる。
続(THFの車台反応は、通常−80〜+50℃、望ま
しくは一20〜+20℃の温度で3時間以上、望ましく
は5時1t」1以上行なわれる。THFが開環して重合
したポリマーセグメント〔繰り返し単位(BJ )の分
子量は、T’HFの重合温度を上げることr(より、又
重金時間を長くすることにより、その分子量を増大する
ことができる。
ハロゲン化ポリプロピレンとTHFの使用割合は、ハロ
ゲン化ポリプロピレンに対して10倍(重量)以上、望
ましくは20倍以上である。
ゲン化ポリプロピレンに対して10倍(重量)以上、望
ましくは20倍以上である。
T HF OJ)重合反応は、メタノール、エタノール
等のアルコールを重合糸に加えることにより停止するこ
とができる。ブロック共重合体の回収は、沈澱固体と余
剰のTHFを除去した後、ア七トン、メタノール等で洗
浄し、乾燥することによって行なわれる。
等のアルコールを重合糸に加えることにより停止するこ
とができる。ブロック共重合体の回収は、沈澱固体と余
剰のTHFを除去した後、ア七トン、メタノール等で洗
浄し、乾燥することによって行なわれる。
か(することにより、ポリプロピレンのセグメントから
なる繰り返し単位(A)とT)IFが開環して重合した
ポリマーセグメントからなる繰り返し単位(B)とが結
合したAB型のプロピレンブロック共重合体が得られる
。この共重合体は、通常的1,000〜約i、o o
o、o o o、望ましくは3.000〜300,00
0、更に望ましくはs、o o o〜200,000の
数平均分子量を持ち、繰り返し単位(勾及び(B)の共
重合体中に占める割合は、通常(AJ / (B) −
5〜95/95〜5(重量比)である。
なる繰り返し単位(A)とT)IFが開環して重合した
ポリマーセグメントからなる繰り返し単位(B)とが結
合したAB型のプロピレンブロック共重合体が得られる
。この共重合体は、通常的1,000〜約i、o o
o、o o o、望ましくは3.000〜300,00
0、更に望ましくはs、o o o〜200,000の
数平均分子量を持ち、繰り返し単位(勾及び(B)の共
重合体中に占める割合は、通常(AJ / (B) −
5〜95/95〜5(重量比)である。
ブロック共重合体の分子量は、ハロゲン化ポリプロピレ
ンの分子量及びTHFの重合条件ン変化させることによ
って任意に調節することができる。
ンの分子量及びTHFの重合条件ン変化させることによ
って任意に調節することができる。
本発明のプロピレンブロック共M人合体は、特にMy/
Mn = 1.05〜1−35という単分散に近い均一
組成を持つところに特徴かある。
Mn = 1.05〜1−35という単分散に近い均一
組成を持つところに特徴かある。
本発明のブロック共重合体は極性のセグメント〔繰り返
し単位(B)〕と非極性のセグメン゛ト〔繰り返し単位
(A)〕からなるので、染色剤、接着剤、ポリマー改質
剤等に有用である。
し単位(B)〕と非極性のセグメン゛ト〔繰り返し単位
(A)〕からなるので、染色剤、接着剤、ポリマー改質
剤等に有用である。
以下、本発明を実施例により詳細に説明する。
なお、重合体および共重合体のキャラクタリゼーション
は次の方法で行った。
は次の方法で行った。
分子量及び分子量分布: waters 社製Gpc
(ケルパーミェーションクロマトグラフィー)モデル1
50を用いた。溶媒はトリクロルベンゼン馨用い、測定
条件は135℃、溶媒流速1、oml1分、試料濃度0
.15重量/容量%であった。カラムは東洋曹達工業社
製CrMH6を使用した。測定に当り、waters
社製の単分散ポリ゛スチレン標準試料を用い、ポリスチ
レンの検量線を求め、これよりユニバーサル法によって
ポリプロピレンの検量線を作成した。
(ケルパーミェーションクロマトグラフィー)モデル1
50を用いた。溶媒はトリクロルベンゼン馨用い、測定
条件は135℃、溶媒流速1、oml1分、試料濃度0
.15重量/容量%であった。カラムは東洋曹達工業社
製CrMH6を使用した。測定に当り、waters
社製の単分散ポリ゛スチレン標準試料を用い、ポリスチ
レンの検量線を求め、これよりユニバーサル法によって
ポリプロピレンの検量線を作成した。
共重合体の構造決定(13G−NMRスペクトル)二P
PTパルスフーリエ変換装置付きVarian社裟XL
、−200型を用い、50MHz、120℃、ノクルス
幅8.2μSπ/6 、パルス間隔4秒、積算回数s、
o o oの条件で曲]足した。試料はトリクロルベン
ゼンとiベンゼン(2:1)の混合溶媒ニ溶解して調製
した。
PTパルスフーリエ変換装置付きVarian社裟XL
、−200型を用い、50MHz、120℃、ノクルス
幅8.2μSπ/6 、パルス間隔4秒、積算回数s、
o o oの条件で曲]足した。試料はトリクロルベン
ゼンとiベンゼン(2:1)の混合溶媒ニ溶解して調製
した。
実施例1
リビングポリプロピレンの合成
窒素ガスで十分置換した2 00 mlのシュレンクに
溶媒としてのトルエンを入れ、−78℃に冷却した。同
温度でプロピレンを55.1i’ (0,83モル)加
えて液化溶解せしめた。次いで、5ミリモルのAI!(
C2H5)2Clトルエン溶液、0.5ミリモルのV(
アセチルアセトナト)3トルエン溶液及び0.25ミリ
モルのア二ンールを順次加えて、−78℃で重合を開始
した。更K )ルエンを加えて全量を1oomeとした
。■(アセチルアセトナト)3の導入時をもって重合開
始時刻とし、窒素雰囲気下で1.6時間重合を行った。
溶媒としてのトルエンを入れ、−78℃に冷却した。同
温度でプロピレンを55.1i’ (0,83モル)加
えて液化溶解せしめた。次いで、5ミリモルのAI!(
C2H5)2Clトルエン溶液、0.5ミリモルのV(
アセチルアセトナト)3トルエン溶液及び0.25ミリ
モルのア二ンールを順次加えて、−78℃で重合を開始
した。更K )ルエンを加えて全量を1oomeとした
。■(アセチルアセトナト)3の導入時をもって重合開
始時刻とし、窒素雰囲気下で1.6時間重合を行った。
ヨウ素化ポリプロピレンの合成
上記の重合糸に、ヨウ素のトルエン溶液(0,5モル/
影)’t 22 ml添加し、更に一78℃で反応を行
った。30分後、予め一78℃に冷却した500m/の
エタノール中に反応浴液を尋人し、ポリマーを析出させ
た。得られたポリマーを500mJのエタノールで5回
洗浄し、更に乾燥して末端がヨウ素化したポリプロピレ
ンを得た。
影)’t 22 ml添加し、更に一78℃で反応を行
った。30分後、予め一78℃に冷却した500m/の
エタノール中に反応浴液を尋人し、ポリマーを析出させ
た。得られたポリマーを500mJのエタノールで5回
洗浄し、更に乾燥して末端がヨウ素化したポリプロピレ
ンを得た。
得られたヨウ素化ポリプロピレンの分子量及び分子量分
布を測定した結果、Mn=7,700、Mw / Mn
= 1.25の単分散に近い重合体であった。得られた
重合体のGpc流出曲線(1)を図面に示すが、図面の
通り単峰性な示している。
布を測定した結果、Mn=7,700、Mw / Mn
= 1.25の単分散に近い重合体であった。得られた
重合体のGpc流出曲線(1)を図面に示すが、図面の
通り単峰性な示している。
上記で得られたヨウ素化ポリプロピレン0.4.9 (
0,052ミリモル)ヲ2o81IeのTHFに溶触し
た溶液’1100 mlのフラスコに入れ、これに、A
gC:104 16 m9 (0,077ミリモル)と
THFloInlからなるスラリーをo’cで添加し、
THFの重合反応ケ開始した。
0,052ミリモル)ヲ2o81IeのTHFに溶触し
た溶液’1100 mlのフラスコに入れ、これに、A
gC:104 16 m9 (0,077ミリモル)と
THFloInlからなるスラリーをo’cで添加し、
THFの重合反応ケ開始した。
72時間重合系を撹拌した後、メクノー歩を10m1加
えてTHFの重合反応を停止した。同相成分(ヨウ化銀
)を1過した後、未反応のTHFとポリマーを分離した
。得られたポリマーを7−1=)ン200 mlで5回
洗浄し、乾燥して0゜49gの共重合体を得た。
えてTHFの重合反応を停止した。同相成分(ヨウ化銀
)を1過した後、未反応のTHFとポリマーを分離した
。得られたポリマーを7−1=)ン200 mlで5回
洗浄し、乾燥して0゜49gの共重合体を得た。
得られた共重合体のGPG流出曲線(2)を図面に示す
が、単峰性てあり、ヨウ素化ポリプロピレンよりも商号
重量側にシフトしている。この共重合体のポリプロピレ
ン換算のMnは11,000であり、MW / Mnは
1.28とヨウ素化ポリ、7 +:Iズレンのそれと殆
んど変らづ“、単分散に近い値であった。
が、単峰性てあり、ヨウ素化ポリプロピレンよりも商号
重量側にシフトしている。この共重合体のポリプロピレ
ン換算のMnは11,000であり、MW / Mnは
1.28とヨウ素化ポリ、7 +:Iズレンのそれと殆
んど変らづ“、単分散に近い値であった。
得られた共重合体を13ONMB分析行い、その化学シ
フト値を下記に示す。この結果より、生成したポリマー
中には、 THFの開環重合によるセグメントが存在す
ることが確認された。又NMRスペクトル中のTHFの
メチレン炭素に起因したピークの強度比からTHFの[
tE12に合によるセグ以上の結果より、得られたポリ
マーは、ポリプロピレンのセグメントとTHFか開環し
て重合したセグメントからなるAE型のブロック共重合
体であることは明らかである。
フト値を下記に示す。この結果より、生成したポリマー
中には、 THFの開環重合によるセグメントが存在す
ることが確認された。又NMRスペクトル中のTHFの
メチレン炭素に起因したピークの強度比からTHFの[
tE12に合によるセグ以上の結果より、得られたポリ
マーは、ポリプロピレンのセグメントとTHFか開環し
て重合したセグメントからなるAE型のブロック共重合
体であることは明らかである。
%−o−cH2−cu2−aH2−cu2−3−n67
.7−fo−cH2−cH2−aH2−ah2+n26
.0* 注)pp:ポリプロピレン 実施例2 ヨウ素化ポリプロピレンの合成 実施例1と同様にしてリビングポリプロピレンを合成し
、このリビングポリマーを用いて、実施例1と同様にし
てヨウ累反応を行(・、Mn=7.900、Mw /
Mn = 1.25のヨウ素化ポリプロピレンを合成し
た。
.7−fo−cH2−cH2−aH2−ah2+n26
.0* 注)pp:ポリプロピレン 実施例2 ヨウ素化ポリプロピレンの合成 実施例1と同様にしてリビングポリプロピレンを合成し
、このリビングポリマーを用いて、実施例1と同様にし
てヨウ累反応を行(・、Mn=7.900、Mw /
Mn = 1.25のヨウ素化ポリプロピレンを合成し
た。
プロピレンブロック共重合体の合成
実施例1の共重合体の合成時におけるヨウ素化ポリプロ
ピレンに対するkgc、fo4 0使用量を(1:10
)(モル比)K変え、かつ重合時間を96時間にした以
外は実施例1と同様にしてTHFのm合反応を行いポリ
プロピレン〔繰す返し単位(A)〕とTHFが開環して
重合したセグメント〔繰り返し単位(BJ )との共重
合体を0.561!合成した。
ピレンに対するkgc、fo4 0使用量を(1:10
)(モル比)K変え、かつ重合時間を96時間にした以
外は実施例1と同様にしてTHFのm合反応を行いポリ
プロピレン〔繰す返し単位(A)〕とTHFが開環して
重合したセグメント〔繰り返し単位(BJ )との共重
合体を0.561!合成した。
結果を表に示した。又、共重合体のGP(i流出曲線(
3)を図面に示した。
3)を図面に示した。
Mn=1.30のヨウ素化ポリプロピレンを合成した。
プロピレンブロック共重合体の合成
末端転換剤としてのAgClO4をAgBF4 又は
NtCIO4とし、末端転換剤/ヨウ素化ポリプロピレ
ンを10(モル比)、重合基IWを一20℃、重合時間
を168時間とした以外は、THFの重合反応を行った
。それらの結果を表に示した。
NtCIO4とし、末端転換剤/ヨウ素化ポリプロピレ
ンを10(モル比)、重合基IWを一20℃、重合時間
を168時間とした以外は、THFの重合反応を行った
。それらの結果を表に示した。
実施例5,6
のヨウ素化ポリプロピレンを合成した。
プロピレンブロック共重合体の合成
上記でイ41られたヨウ素化ポリプロピレンを用い、か
つ表に示す条件で実施例1と同様にしてT)IFの重合
を行った。それらの結果を表に示した。
つ表に示す条件で実施例1と同様にしてT)IFの重合
を行った。それらの結果を表に示した。
4、シj面のfail 7Jiな説ψA図+h口ま本発
明に於ける重合体および共重合体のcpc流出曲紛であ
る。
明に於ける重合体および共重合体のcpc流出曲紛であ
る。
Claims (2)
- (1) 一般式 %式%) (式中、Xは2以上の整数を示す。)の繰り返し単位(
A)と、 一般式 +0・(CH2)4当 (式中、yは2以上の整数を示す。)の繰り返し単位(
B)との結合を持つ新規プロピレンブロック共重合体。 - (2) β−ジケトンバナジウムキレート及ヒ一般式
R2klX (式中、Rは炭素数1〜8個のフルキル基
又はアリール基、Xはハロゲン原子を示j)のアルミニ
ウム化合物の存在下、プロピレンをリビング重合してリ
ビング重合プ 3゜ロピレンとし、次(・でハロゲンと
接触させることによって得られる 一般式 %式% (式中、Xはハロゲン原子、Xは2以上の整数ン示す。 )のハロゲン化ポリプロピレンを、末端転換剤と反応さ
せ、生成したポリプロピレンの末端カルボカチオンをテ
トラヒドロフランと重合させることからなる、 一般式 %式% (式中、Xは2以上の整数を示す〕の繰り返し単位(A
Jと、 一般式 +0・(CH2)4+j (式中、yは2以上の整数を示す。)の繰り返し単位C
B)との結合を持つ新規プロピレンブロック共重合体の
製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7008383A JPS59196317A (ja) | 1983-04-22 | 1983-04-22 | プロピレンブロツク共重合体及びその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7008383A JPS59196317A (ja) | 1983-04-22 | 1983-04-22 | プロピレンブロツク共重合体及びその製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59196317A true JPS59196317A (ja) | 1984-11-07 |
JPS6336618B2 JPS6336618B2 (ja) | 1988-07-21 |
Family
ID=13421287
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7008383A Granted JPS59196317A (ja) | 1983-04-22 | 1983-04-22 | プロピレンブロツク共重合体及びその製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59196317A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4705830A (en) * | 1984-05-29 | 1987-11-10 | Toa Nenryo Kogyo Kabushiki Kaisha | Block copolymer containing tetrahydrofuran block |
JP2005247027A (ja) * | 2004-03-02 | 2005-09-15 | Nissan Motor Co Ltd | 自動車のフューエルフィルターの取付構造 |
CN102516554A (zh) * | 2011-11-23 | 2012-06-27 | 中北大学 | 端羟基聚四氢呋喃聚环氧丙烷嵌段共聚醚的制备方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0261119U (ja) * | 1988-10-28 | 1990-05-07 |
-
1983
- 1983-04-22 JP JP7008383A patent/JPS59196317A/ja active Granted
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4705830A (en) * | 1984-05-29 | 1987-11-10 | Toa Nenryo Kogyo Kabushiki Kaisha | Block copolymer containing tetrahydrofuran block |
US4801654A (en) * | 1984-05-29 | 1989-01-31 | Toa Nenryo Kogyo K.K. | Block copolymer containing block from tetrahydrofuran |
JP2005247027A (ja) * | 2004-03-02 | 2005-09-15 | Nissan Motor Co Ltd | 自動車のフューエルフィルターの取付構造 |
CN102516554A (zh) * | 2011-11-23 | 2012-06-27 | 中北大学 | 端羟基聚四氢呋喃聚环氧丙烷嵌段共聚醚的制备方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6336618B2 (ja) | 1988-07-21 |
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