JPS5919623Y2 - トロリ線直吊装置 - Google Patents

トロリ線直吊装置

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Publication number
JPS5919623Y2
JPS5919623Y2 JP8208181U JP8208181U JPS5919623Y2 JP S5919623 Y2 JPS5919623 Y2 JP S5919623Y2 JP 8208181 U JP8208181 U JP 8208181U JP 8208181 U JP8208181 U JP 8208181U JP S5919623 Y2 JPS5919623 Y2 JP S5919623Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact wire
suspension
shape
longitudinal direction
village
Prior art date
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Expired
Application number
JP8208181U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57194838U (ja
Inventor
修 織田
勇 笹島
一三 松井
隆 高木
正見 岩崎
Original Assignee
日本国有鉄道
古河電気工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日本国有鉄道, 古河電気工業株式会社 filed Critical 日本国有鉄道
Priority to JP8208181U priority Critical patent/JPS5919623Y2/ja
Publication of JPS57194838U publication Critical patent/JPS57194838U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はトロリ練直吊装置に関するものである。
トロリ線直吊方式は、メツセンジャーワイヤー吊下方式
に比べて部品数が減って部品コストが安くなり、また架
線作業が2回から1回になり工事費が安くなる等の利点
がある。
従来のトロリ練直吊装置は、第1図に示すように柱(図
示せず)に横向きに支持された取付アーム1に碍子2を
介して吊り材3を逆V字状に下げ、各吊り材3の下端に
それぞれイヤー4を取付け、これらイヤー4でトロリ線
5を直接吊架する構造であった。
しかしながら、このような構造ではイヤー4の位置でト
ロリ線5に折れ角が発生し、その位置で集電子との間の
離線が生じ、アークが発生してトロリ線5の寿命が短か
くなる欠点があった。
また、このような構造では風等の外力に弱く、振動が発
生し易く、その振動が減衰しにくい欠点があった。
トロリ線5が振動すると、トロリ線に偏摩耗が生じる欠
点がある。
本考案の目的は上記の如き従来の諸欠点を改善できるト
ロリ練直吊装置を提供するにある。
以下本考案の具体例を第2図及び第3図を参照して詳細
に説明する。
図示のように本実施例のトロリ練直吊装置は、図示しな
い柱等の支持体に絶縁して水平に支持された取付アーム
6を有する。
この取付アーム6にはトロリ線5に対して平行な向きで
且つトロリ線5の上方の両側に位置して1対の上部吊り
座7がUボルト8で水平に固設されている。
これら上部吊り座7の下でトロリ線5上にはトロリ線5
に平行な向きで下部吊り座9が配設されている。
下部吊り座9は弓形に弾性変形が可能なように長手方向
の中央の肉厚が一番厚く、両端に行くに従って肉厚が薄
くなる形状となっている。
下部吊り座9は両上部吊り座7に対して長平方向に位置
をずらして配置された複数対の■吊り材10にて前後(
トロリ線の長手方向)及び左右(トロリ線の幅方向)に
振動しにくいように吊り下げられている。
下部吊り座9が前後、左右に振動しにくいようにするた
め各村の■吊り材10は、トロリ線5の長手方向からみ
てV字状をなし、且つトロリ線5の側方からみて隣接対
間でV字状と逆V字状を交互になすようにして、各村の
上端が両上部吊り座7にそれぞれ支持され、各村の下端
が下部吊り座9にそれぞれ支持されている。
11は傾斜状態の■吊り材10を上部吊り座7に支持さ
せているアイボルト、12は傾斜状態の■吊り材10を
下部吊り座9に支持させている支持金具である。
各■吊り材10の途中にはそれぞれターンバックル13
が螺合されていて各■吊り材10の長さの調節ができる
ようになっている。
下部吊り座9の下面には、長手方向に間隔をおいて複数
のコイルスプリング14が配設され、これらコイルスプ
リング14はその上部は下部吊り座9に取付けられ、下
部にはそれぞれイヤー15が取付けられ、これらイヤー
15でトロリ線5が支持され、吊り下げられている。
また各コイルスプリング14のバネ定数はトロリ線5が
上向きの滑らかなカテナリ曲線となるように選定しであ
る。
なお、■吊り材10の対数は下部吊り座9の長さ等に応
じて適宜変更できることは勿論である。
以上説明したように係るトロリ練直吊装置においては、
下部吊り座の下に長手方向に間欠的にスプリングを支持
させ、これらスプリングを介してイヤーでトロリ線を吊
り下げる構造としたので、折れ角を生じさせずにトロリ
線を重量することかできる。
このため集電子の離線やアークの発生が少なくなり、ト
ロリ線の寿命をのばすことができる。
また、下部吊り座は前後左右に振動しにくいように傾斜
した複数対の■吊り材によって、トロリ線の長手方向か
らみてV字状をなし、トロリ線の側方からみて隣接対間
でV字状と逆V字状を交互になすようにして上部吊り座
に吊り下げているので、トロリ線の振動が少なくなり、
トロリ線の偏摩耗を抑制することができる。
更に、スプリングの存在により上下の振動を吸収するこ
とができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のトロリ練直吊装置の側面図、第2図及び
第3図は本考案に係るトロリ練直吊装置の一実施例を示
す側面図及び正面図である。 5・・・・・・トロリ線、7・・・・・・上部吊り座、
9・・・・・・下部吊り座、10・・・・・・■吊り材
、14・・・・・・スプリング、15・・・・・・イヤ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 相互間に間隔をあけて互に平行する向きで配置された1
    対の上部吊り座と、前記両上部吊り座間の下部中央に沿
    って配置された下部吊り座と、前記両上部吊り座と前記
    下部吊り座との間にまたがり且つ長平方向に位置をずら
    して配置された複数対の■吊り材と、前記下部吊り座の
    下面に長手方向に間欠的に配置されて上部が前記下部吊
    り座に支持された複数のスプリングと、前記各スプリン
    グの下部にそれぞれ支持されていてトロリ線を吊下する
    複数のイヤーとを具備し、前記各村のV吊り材は前記ト
    ロリ線の長手方向からみてV字状をなし、前記トロリ線
    の側方からみて隣接対間でV字状と逆V字状を交互にな
    すようにして各村の上端が前記両上部吊り座にそれぞれ
    支持され各村の下端が前記下部吊り座にそれぞれ支持さ
    れていることを特徴とするトロリ練直吊装置。
JP8208181U 1981-06-05 1981-06-05 トロリ線直吊装置 Expired JPS5919623Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8208181U JPS5919623Y2 (ja) 1981-06-05 1981-06-05 トロリ線直吊装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8208181U JPS5919623Y2 (ja) 1981-06-05 1981-06-05 トロリ線直吊装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57194838U JPS57194838U (ja) 1982-12-10
JPS5919623Y2 true JPS5919623Y2 (ja) 1984-06-07

Family

ID=29877564

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8208181U Expired JPS5919623Y2 (ja) 1981-06-05 1981-06-05 トロリ線直吊装置

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JPS57194838U (ja) 1982-12-10

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