JPS5919434Y2 - 電解コンデンサ - Google Patents
電解コンデンサInfo
- Publication number
- JPS5919434Y2 JPS5919434Y2 JP15750678U JP15750678U JPS5919434Y2 JP S5919434 Y2 JPS5919434 Y2 JP S5919434Y2 JP 15750678 U JP15750678 U JP 15750678U JP 15750678 U JP15750678 U JP 15750678U JP S5919434 Y2 JPS5919434 Y2 JP S5919434Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- foil
- anode
- cathode
- lead
- round bar
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は電解コンデンサにおけるショート不良を防止す
るものである。
るものである。
一般に、電解コンデンサは第１図に示すようにアルミニ
ウムのような弁作用金属からなる陽極箔と陰極箔とをセ
パレータを介在させて巻回することによりコンデンサ素
子１を構成し、このコンデンサ素子１をアルミニウムの
ようなケース２内に収納してそのケース２開口部をゴム
バッキングのような封口体３により閉塞し、そしてコン
デンサ素子１の陽極箔、陰極箔に接続した陽極、陰極の
ノード４を前記封口体３内部を貫通させて外部に引出す
ことにより構成されている。
ウムのような弁作用金属からなる陽極箔と陰極箔とをセ
パレータを介在させて巻回することによりコンデンサ素
子１を構成し、このコンデンサ素子１をアルミニウムの
ようなケース２内に収納してそのケース２開口部をゴム
バッキングのような封口体３により閉塞し、そしてコン
デンサ素子１の陽極箔、陰極箔に接続した陽極、陰極の
ノード４を前記封口体３内部を貫通させて外部に引出す
ことにより構成されている。
ところで、このような電解コンデンサにおいては、第２
図ａ、 ｌ）に示すようなリード４が用いられており
、４ａは陽極箔、陰極箔に接続される偏平部、４ｂはこ
の偏平部４ａから連続して設けられた丸棒部、４Ｃはこ
の丸棒部４ｂに溶接部４ｄによって接合されたＣＰ線で
ある。
図ａ、 ｌ）に示すようなリード４が用いられており
、４ａは陽極箔、陰極箔に接続される偏平部、４ｂはこ
の偏平部４ａから連続して設けられた丸棒部、４Ｃはこ
の丸棒部４ｂに溶接部４ｄによって接合されたＣＰ線で
ある。
このリード４において、偏平部４ａおよび丸棒部４ｂは
アルミニウムのような弁作用金属が使用される陽極箔、
陰極箔との接続を強固なものとするために、それらと同
種の金属が用いられ、従ってアルミニウムより構成され
ているが、アルミニウムは半田付けが不可能であり、こ
のために丸棒部４ｂにＣＰ線４Ｃが溶接により接合され
ている。
アルミニウムのような弁作用金属が使用される陽極箔、
陰極箔との接続を強固なものとするために、それらと同
種の金属が用いられ、従ってアルミニウムより構成され
ているが、アルミニウムは半田付けが不可能であり、こ
のために丸棒部４ｂにＣＰ線４Ｃが溶接により接合され
ている。
また、偏平部４ａと丸棒部４ｂとの間には、偏平部４ａ
の機械的強度を高めるために丸くふくらんだアールリブ
部４ｅが設けられている。
の機械的強度を高めるために丸くふくらんだアールリブ
部４ｅが設けられている。
そしてコンデンサ素子１の巻取り工程では、このような
リード４をまず陽極箔、陰極箔に接続し、この状態で陽
極箔と陰極箔とをセパレータを介在させて巻回している
。
リード４をまず陽極箔、陰極箔に接続し、この状態で陽
極箔と陰極箔とをセパレータを介在させて巻回している
。
ところが、リード４のアールリブ部４ｅは、偏平部４ａ
から丸棒部４ｂにかけて丸くふくらんだ形状であるため
、コンデンサ素子１の巻取り日程において第３図に示す
ようにリード４が定位置より内側方向にずれると、リー
ド４のアールリブ部４ｅにセパレータ１Ｃおよび陽極箔
１ａ、陰極箔１ｂが引掛り、そのまま巻取られると、セ
パレータが押しつぶされて陽極と陰極とがショートする
という問題があった。
から丸棒部４ｂにかけて丸くふくらんだ形状であるため
、コンデンサ素子１の巻取り日程において第３図に示す
ようにリード４が定位置より内側方向にずれると、リー
ド４のアールリブ部４ｅにセパレータ１Ｃおよび陽極箔
１ａ、陰極箔１ｂが引掛り、そのまま巻取られると、セ
パレータが押しつぶされて陽極と陰極とがショートする
という問題があった。
なお、第３図において５は陽極箔１ａとリード４の偏平
部４ａとの鮫め部である。
部４ａとの鮫め部である。
本考案はこのような従来の欠点を解決するものであり、
本考案においては第４図ａ、 ｌ）に示すようにリー
ド４の偏平部４ａと丸棒部４ｂとの間のアールリブ部４
ｅの上下面に面取り４ｆを施こすものである。
本考案においては第４図ａ、 ｌ）に示すようにリー
ド４の偏平部４ａと丸棒部４ｂとの間のアールリブ部４
ｅの上下面に面取り４ｆを施こすものである。
このアールリブ部４ｅの面取り４ｆは、アールリブ部４
ｅの上下面偏平部４ａに向って最も入り込んだ中央部の
みに設けるものであり、これによって偏平部４ａのアー
ルリブ４ｅとの境界における機械的強度が低下しない。
ｅの上下面偏平部４ａに向って最も入り込んだ中央部の
みに設けるものであり、これによって偏平部４ａのアー
ルリブ４ｅとの境界における機械的強度が低下しない。
このような構造の本考案によれば、コンデンサ素子１の
巻取り工程においてリード４が定位置より内側方向にず
れた場合で゛も、第５図に示すようにアールリブ部４ｅ
の面取り４ｆにより、セパレータ１Ｃおよび陽極箔１ａ
、陰極箔１ｂが押しつぶされる程度が少なくなり、これ
によってり−ド４のアールリブ部４ｅ６’陽極箔１ａや
陰極箔１ｂに接触しにくくなり、ショート不良を低減す
ることができる。
巻取り工程においてリード４が定位置より内側方向にず
れた場合で゛も、第５図に示すようにアールリブ部４ｅ
の面取り４ｆにより、セパレータ１Ｃおよび陽極箔１ａ
、陰極箔１ｂが押しつぶされる程度が少なくなり、これ
によってり−ド４のアールリブ部４ｅ６’陽極箔１ａや
陰極箔１ｂに接触しにくくなり、ショート不良を低減す
ることができる。
以上のように本考案は、陽極および陰極リードのアール
リブ部に面取りを施すだけで陽極と陰極との間の接触に
よるショート不良を低減することができ、しかも陽極お
よび陰極リードの陽極箔、陰極箔との接続部となる偏平
部の機械的強度が低下することがない等、非常に実用的
価値の高いものである。
リブ部に面取りを施すだけで陽極と陰極との間の接触に
よるショート不良を低減することができ、しかも陽極お
よび陰極リードの陽極箔、陰極箔との接続部となる偏平
部の機械的強度が低下することがない等、非常に実用的
価値の高いものである。
第１図は一般的な電解コンテ゛ンサを示す断面図、第２
図ａ、 ｌ）は従来の電解コンテ゛ンサに使用されて
いるリードを示す側面図および平面図、第３図は同コン
デンサの要部を示す断面図、第４図ａ、 ｌ）は本考
案の一実施例による電解コンテ゛ンサに使用するリード
を示す側面図および平面図、第５図は同コンデ゛ンサρ
要部を示す断面図である。 １・・・・・・コンデンサ素子、１ａ・・・・・・陽極
箔、１ｂ・・・・・・陰極箔、１Ｃ・・・・・・セパレ
ータ、２・・・・・・ケース、４・・・・・・リード、
４ａ・・・・・・偏平部、４ｂ・・・・・・丸棒部、４
ｅ・・・・・・アールリブ部、４ｆ・・・・・・面取り
。
図ａ、 ｌ）は従来の電解コンテ゛ンサに使用されて
いるリードを示す側面図および平面図、第３図は同コン
デンサの要部を示す断面図、第４図ａ、 ｌ）は本考
案の一実施例による電解コンテ゛ンサに使用するリード
を示す側面図および平面図、第５図は同コンデ゛ンサρ
要部を示す断面図である。 １・・・・・・コンデンサ素子、１ａ・・・・・・陽極
箔、１ｂ・・・・・・陰極箔、１Ｃ・・・・・・セパレ
ータ、２・・・・・・ケース、４・・・・・・リード、
４ａ・・・・・・偏平部、４ｂ・・・・・・丸棒部、４
ｅ・・・・・・アールリブ部、４ｆ・・・・・・面取り
。
Claims (1)
- 陽極箔と陰極箔とをセパレータを介在させて巻回するこ
とにより構成されかつ前記陽極箔および陰極箔より陽極
リードおよび陰極リードを引出したコンデンサ素子と、
このコンデンサ素子を収納するケースとを有し、前記陽
極リードおよび陰極リードそれぞれに前記陽極箔および
陰極箔に接続される偏平部とこの偏平部より連続した丸
棒部とを設け、かつその偏平部と丸棒部との間のアール
リブ部の上下面の中央部のみを面取りしてなる電解コン
デンサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15750678U JPS5919434Y2 (ja) | 1978-11-15 | 1978-11-15 | 電解コンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15750678U JPS5919434Y2 (ja) | 1978-11-15 | 1978-11-15 | 電解コンデンサ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5574034U JPS5574034U (ja) | 1980-05-21 |
| JPS5919434Y2 true JPS5919434Y2 (ja) | 1984-06-05 |
Family
ID=29148486
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15750678U Expired JPS5919434Y2 (ja) | 1978-11-15 | 1978-11-15 | 電解コンデンサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5919434Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-11-15 JP JP15750678U patent/JPS5919434Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5574034U (ja) | 1980-05-21 |
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