JPH0447953Y2 - - Google Patents

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JPH0447953Y2
JPH0447953Y2 JP3770686U JP3770686U JPH0447953Y2 JP H0447953 Y2 JPH0447953 Y2 JP H0447953Y2 JP 3770686 U JP3770686 U JP 3770686U JP 3770686 U JP3770686 U JP 3770686U JP H0447953 Y2 JPH0447953 Y2 JP H0447953Y2
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JP
Japan
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capacitor element
paper
electrode foil
storage case
recess
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JP3770686U
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JPS62149840U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、コンデンサ素子を収納ケースに収納
し、このケースの開口部を封口板にて封口した電
解コンデンサに関する。
(ロ) 従来の技術 収納ケース内に収納したコンデンサ素子を固定
する方法として、素子止め用樹脂を充填して固定
する方法が多く用いられている。
しかし、上述した方法では、樹脂の充填作業が
煩わしく作業性が悪い。
そこで、収納ケースの底面に素子の収納凹所を
形成し、この凹所にコンデンサ素子を嵌め込んで
固定することが考えられるが、従来のコンデンサ
素子にあつては、陰陽極箔の間に介在して巻回さ
れるセパレータ紙は同一紙幅のものが用いられて
いるので、凹所近傍のセパレータ紙がつぶれにく
く、素子を十分に固定することはできない。
また、実公昭59−10748号公報又は実開昭59−
132632号公報に示されているように、プラスチツ
ク又は金属製の素子止め用の部品を収納ケース内
に入れ、この部品にて固定することも提案されて
いる。
しかしながら、このように固定するためには、
別途素子止め用部品を用意する必要があり、部品
点数が増加すると共に、作業性も良くない。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案は、素子止め用樹脂、素子止め用部品等
を用いることなく、コンデンサ素子を長期間確実
に固定することができる電解コンデンサを提供す
ることを目的とする。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案の電解コンデンサは、陰極電極箔と陽極
電極箔とを紙幅の異なる一部のセパレータ紙を介
して巻回したコンデンサ素子を、底部に前記素子
の外径より小径の収納凹所を形成した有底筒状の
収納ケースに収納し、前記凹所内にセパレータ紙
の端部を挿入し、コンデンサ素子を固定したこと
を特徴とする。
(ホ) 作用 本考案は紙幅の異なるセパレータ紙を巻回する
ため、コンデンサ素子の底部のセパレータ紙の密
度が低くなる。従つて、コンデンサ素子をケース
に収納し、固定する際、ケースに設けられた収納
凹所にコンデンサ素子がくい込みやすくなり、確
実に固定ができる。
(ヘ) 実施例 以下、本考案の一実施例を図面に従い説明す
る。1は帯状のアルミニウム金属からなる陽極電
極箔で、この陽極電極箔1表面にはエツチング処
理が施され、この表面に誘電体酸化膜が形成され
る。更に、この陽極電極箔1には、外部引出しの
ためのリード端子2が接続されている。3は陰極
電極箔で、表面に必要に応じてエツチング処理が
施され、この表面に誘電体酸化膜が形成される。
この陰極電極箔3に、リード端子2が陽極電極箔
1と同様に接続されている。
この陽極電極箔1と陰極電極箔3とを対向さ
せ、この陽陰極電極箔1,3間に、クラフト紙、
マニラ紙、麻紙などの帯状のセパレータ紙4,5
を介在させて巻回して、コンデンサ素子10を構
成する。本考案に用いるセパレータ紙4,5は、
夫々紙幅が異なつており、巻回したコンデンサ素
子10の下端部又は上下端部に位置するセパレー
タ紙は、セパレータ紙4又5のどちらか一方のみ
である。本実施例では、セパレータ紙5の紙幅を
セパレータ紙4の紙幅より大きくしている。11
は、アルミニウムからなる有底筒状の収納ケース
であり、この収納ケース11の底部には、巻回し
たコンデンサ素子10の外径より小径の収納凹所
12が形成されている。13は外部端子である。
而して、コンデンサ素子10に電解液を十分含
浸し、収納ケース11にコンデンサ素子10を収
納する。そして、ケース11の収納凹所12にコ
ンデンサ素子10を嵌め込み、ケース11の開口
端に封口板14を装着し、ケース11の開口端を
カーリングして封口する。
このようにして、形成された電解コンデンサ
は、コンデンサ素子10の下端部のセパレータ紙
の密度が小さいので、凹所12内にくい込み、コ
ンデンサ素子10が固定される。
尚、セパレータ紙を複数組用いる場合には、そ
のうちの一個のセパレータ紙のみ、紙幅を異なつ
たものにしても良い。
(ト) 考案の効果 以上、説明したように、本考案によれば、収納
ケースの底部に設けた収納凹所に、コンデンサ素
子が嵌め込まれ、確実にコンデンサ素子を固定す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の電解コンデンサを示す断面
図、第2図および第3図は夫々本考案のコンデン
サ素子の異なる実施例を示す斜視図である。 1……陽極電極箔、3……陰極電極箔、4,5
……セパレータ紙、10……コンデンサ素子、1
1……収納ケース、12……収納凹所。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 陰極電極箔と陽極電極箔とを紙幅の異なる一組
    のセパレータ紙を介してかつ広幅のセパレータ紙
    が収納ケースの底部方向に突出した状態で巻回し
    たコンデンサ素子を、底部に前記コンデンサ素子
    の外径より小径の収納凹所を形成した有底筒状の
    収納ケースに収納し、前記凹所内に前記突出した
    広幅のセパレータ紙の端部を挿入しコンデンサ素
    子を固定したことを特徴とする電解コンデンサ。
JP3770686U 1986-03-14 1986-03-14 Expired JPH0447953Y2 (ja)

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JP3770686U JPH0447953Y2 (ja) 1986-03-14 1986-03-14

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JP3770686U JPH0447953Y2 (ja) 1986-03-14 1986-03-14

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Publication Number Publication Date
JPS62149840U JPS62149840U (ja) 1987-09-22
JPH0447953Y2 true JPH0447953Y2 (ja) 1992-11-12

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JPS62149840U (ja) 1987-09-22

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