JPS626677Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS626677Y2 JPS626677Y2 JP1981169717U JP16971781U JPS626677Y2 JP S626677 Y2 JPS626677 Y2 JP S626677Y2 JP 1981169717 U JP1981169717 U JP 1981169717U JP 16971781 U JP16971781 U JP 16971781U JP S626677 Y2 JPS626677 Y2 JP S626677Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- corners
- guide pins
- separator
- foil
- pair
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000011888 foil Substances 0.000 claims description 40
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 25
- 238000010030 laminating Methods 0.000 claims 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 4
- 238000003475 lamination Methods 0.000 description 4
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 2
- -1 polypropylene Polymers 0.000 description 2
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 240000000907 Musa textilis Species 0.000 description 1
- 229920001207 Noryl Polymers 0.000 description 1
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 1
- 239000008151 electrolyte solution Substances 0.000 description 1
- 239000000945 filler Substances 0.000 description 1
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 1
- 239000002655 kraft paper Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000000123 paper Substances 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Electric Double-Layer Capacitors Or The Like (AREA)
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は積層型電解コンデンサに関するもので
特に簡単な構造の積層型電解コンデンサを提供す
るものである。
特に簡単な構造の積層型電解コンデンサを提供す
るものである。
従来、短冊状の陽極箔と陰極箔をセパレータを
介して交互に複数枚積層し、これをケース内に収
容するように構成した積層型電解コンデンサにお
いては、帯状の陽極箔と陰極箔をセパレータを介
して巻回した巻回型電解コンデンサとは異なり、
陽極箔と陰極箔とセパレータの位置合わせが困難
で、このために所望の定格の電解コンデンサが得
られず、またその製造における自動化も困難なも
のであつた。
介して交互に複数枚積層し、これをケース内に収
容するように構成した積層型電解コンデンサにお
いては、帯状の陽極箔と陰極箔をセパレータを介
して巻回した巻回型電解コンデンサとは異なり、
陽極箔と陰極箔とセパレータの位置合わせが困難
で、このために所望の定格の電解コンデンサが得
られず、またその製造における自動化も困難なも
のであつた。
しかるに、本考案は構造が簡単で、またその製
造の自動化が図れるような積層型電解コンデンサ
を提供するもので、以下図面にもとづいてその実
施例を説明する。
造の自動化が図れるような積層型電解コンデンサ
を提供するもので、以下図面にもとづいてその実
施例を説明する。
第1図a一枚の陽極箔1を示し、また同図bに
一枚の陰極箔2を示す。陽極箔1と陰極箔2はア
ルミニウム箔などからなり、同形状の四角形状で
ある。陽極箔1において、相対向する対角線上の
第1の対の隅には第1および第2の電極接続孔1
a,1bが形成され、相対向する対角線上の第2
の対の隅には第1および第2の切欠部1c,1d
が形成されている。陰極箔2において、相対向す
る対角線上の第2の対の隅には第1および第2の
電極接続孔2a,2bが形成され、相対向する対
角線上の第1の対の隅には第1および第2の切欠
部2c,2dが形成されている。したがつて、陽
極箔1と陰極箔2とは線対称の同一形状となつて
いる。第1図cには、クラフト紙またはマニラ麻
紙などからなる一枚のセパレータ3を示す。セパ
レータ3は四角形状で、その四隅には透孔3a,
3b,3c,3dが形成されている。このセパレ
ータ3は陽極箔1と陰極箔(2)とを同セパレータ3
を介して積層したときに、両箔1と2とが電気的
に短絡しないような大きさ、つまり両箔1,2と
同等の大きさか、またはそれらより若干大きい大
きさとする。
一枚の陰極箔2を示す。陽極箔1と陰極箔2はア
ルミニウム箔などからなり、同形状の四角形状で
ある。陽極箔1において、相対向する対角線上の
第1の対の隅には第1および第2の電極接続孔1
a,1bが形成され、相対向する対角線上の第2
の対の隅には第1および第2の切欠部1c,1d
が形成されている。陰極箔2において、相対向す
る対角線上の第2の対の隅には第1および第2の
電極接続孔2a,2bが形成され、相対向する対
角線上の第1の対の隅には第1および第2の切欠
部2c,2dが形成されている。したがつて、陽
極箔1と陰極箔2とは線対称の同一形状となつて
いる。第1図cには、クラフト紙またはマニラ麻
紙などからなる一枚のセパレータ3を示す。セパ
レータ3は四角形状で、その四隅には透孔3a,
3b,3c,3dが形成されている。このセパレ
ータ3は陽極箔1と陰極箔(2)とを同セパレータ3
を介して積層したときに、両箔1と2とが電気的
に短絡しないような大きさ、つまり両箔1,2と
同等の大きさか、またはそれらより若干大きい大
きさとする。
次に、第2図および第3図に積層状態を示す。
積層にあたつては、絶縁体の第1の固定板4の四
隅にアルミニウム材のリベツトなどの4個のガイ
ドピン5a,5b,5c,5dを植設し、陽極箔
1と陰極箔2をセパレータ3を介して交互に、第
1図a,b,cに示すような向きで積層する。積
層時、陽極箔1の電極接続孔1a,1bとセパレ
ータ3の透孔3a,3bとガイドピン5a,5b
とが嵌合し、また陰極箔2の電極接続孔2b,2
aとセパレータ3の透孔3c,3dとガイドピン
5c,5dとが嵌合することにより、両箔1,2
とセパレータ3の位置合わせは容易に行なうこと
ができる。ところで、積層した両箔1,2の電極
接続孔1a,1b,2a,2bの周辺にはセパレ
ータ3が介在しないので、介在する部分と比較す
ると段差が生ずる。これを防止するために、アル
ミニウム・ワツシヤ6を適宜ガイドピン5a,5
b,5c,5dに嵌挿すると好ましい。所要の積
層後、ガイドピン5a,5b,5c,5dの上部
にワツシヤ6を嵌挿すると共にリード7を嵌挿
し、第2の固定板8を載置し、上方より加圧する
ことにより両箔1,2とセパレータ3との間隔を
密にし、両固定板4と8との間をアルミニウム材
または樹脂材によるバンド9により固定すると共
に、ガイドピン5a,5b,5c,5dの頭部を
カシメ加工すると、コンデンサ素子10を得るこ
とができる。このコンデンサ素子10において、
陽極箔1間同士および陰極箔2間同士の電気的な
接続はガイドピン5a,5b、と5c,5dによ
つて行なわれる。コンデンサ素子10はこのよう
な形状で電解液中に浸漬される。
積層にあたつては、絶縁体の第1の固定板4の四
隅にアルミニウム材のリベツトなどの4個のガイ
ドピン5a,5b,5c,5dを植設し、陽極箔
1と陰極箔2をセパレータ3を介して交互に、第
1図a,b,cに示すような向きで積層する。積
層時、陽極箔1の電極接続孔1a,1bとセパレ
ータ3の透孔3a,3bとガイドピン5a,5b
とが嵌合し、また陰極箔2の電極接続孔2b,2
aとセパレータ3の透孔3c,3dとガイドピン
5c,5dとが嵌合することにより、両箔1,2
とセパレータ3の位置合わせは容易に行なうこと
ができる。ところで、積層した両箔1,2の電極
接続孔1a,1b,2a,2bの周辺にはセパレ
ータ3が介在しないので、介在する部分と比較す
ると段差が生ずる。これを防止するために、アル
ミニウム・ワツシヤ6を適宜ガイドピン5a,5
b,5c,5dに嵌挿すると好ましい。所要の積
層後、ガイドピン5a,5b,5c,5dの上部
にワツシヤ6を嵌挿すると共にリード7を嵌挿
し、第2の固定板8を載置し、上方より加圧する
ことにより両箔1,2とセパレータ3との間隔を
密にし、両固定板4と8との間をアルミニウム材
または樹脂材によるバンド9により固定すると共
に、ガイドピン5a,5b,5c,5dの頭部を
カシメ加工すると、コンデンサ素子10を得るこ
とができる。このコンデンサ素子10において、
陽極箔1間同士および陰極箔2間同士の電気的な
接続はガイドピン5a,5b、と5c,5dによ
つて行なわれる。コンデンサ素子10はこのよう
な形状で電解液中に浸漬される。
第4図にコンデンサ素子10をケース11に収
容した状態を示す。ケース11は一方を開放とし
たもので、開放口は上蓋12にて封口される。ま
た、コンデンサ素子10のリード7は上蓋12に
設けられた外部端子13に固着されている。ケー
ス11および上蓋12はノリル樹脂またはポリプ
ロピレン樹脂などからなり、封口手段としては
種々あるが、超音波溶着が好ましい。なおコンデ
ンサ素子10がケース11内で固定しない場合に
はアタツクチツク・ポリプロピレンなどの充填剤
にて固定される。
容した状態を示す。ケース11は一方を開放とし
たもので、開放口は上蓋12にて封口される。ま
た、コンデンサ素子10のリード7は上蓋12に
設けられた外部端子13に固着されている。ケー
ス11および上蓋12はノリル樹脂またはポリプ
ロピレン樹脂などからなり、封口手段としては
種々あるが、超音波溶着が好ましい。なおコンデ
ンサ素子10がケース11内で固定しない場合に
はアタツクチツク・ポリプロピレンなどの充填剤
にて固定される。
以上にて述べた本考案において、コンデンサ素
子は両固定板間に両箔およびセパレータを積層し
た構造となつているため、構造が簡単で積層も容
易であり、自動化が図れると共に、コンデンサ素
子を単体で取扱うにも非常に便利である。さら
に、両箔の形状が同一であるためにその裁断機具
などを同一にできるという利点もある。
子は両固定板間に両箔およびセパレータを積層し
た構造となつているため、構造が簡単で積層も容
易であり、自動化が図れると共に、コンデンサ素
子を単体で取扱うにも非常に便利である。さら
に、両箔の形状が同一であるためにその裁断機具
などを同一にできるという利点もある。
図は本考案に係る積層型電解コンデンサを示す
もので、第1図a,b,cは陽極箔、陰極箔、セ
パレータを示す平面図、第2図はコンデンサ素子
を示す斜視図、第3図はコンデンサ素子の断面
図、第4図はコンデンサ素子をケース内に収容し
た状態を示す断面図である。 図中、1……陽極箔、2……陰極箔、3……セ
パレータ、4,8……固定板、5a,5b,5
c,5d……ガイドピン、6……ワツシヤ、7…
…リード、9……バンド、10……コンデンサ素
子、11……ケース、12……蓋、13……外部
端子。
もので、第1図a,b,cは陽極箔、陰極箔、セ
パレータを示す平面図、第2図はコンデンサ素子
を示す斜視図、第3図はコンデンサ素子の断面
図、第4図はコンデンサ素子をケース内に収容し
た状態を示す断面図である。 図中、1……陽極箔、2……陰極箔、3……セ
パレータ、4,8……固定板、5a,5b,5
c,5d……ガイドピン、6……ワツシヤ、7…
…リード、9……バンド、10……コンデンサ素
子、11……ケース、12……蓋、13……外部
端子。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 四角形状の相対向する対角線上の第1の対の
隅に電極接続孔1a,1bを形成すると共に相
対向する対角線上の第2の対の隅に切欠部1
c,1dを形成した陽極箔1と、四角形状の相
対向する対角線上の第1の対の隅に切欠部2
c,2dを形成すると共に相対向する対角線上
の第2の対の隅に電極接続孔2a,2bを形成
した陰極箔2とを同一形状とし、該陽極箔1と
該陰極箔2を四角形状の4隅に透孔3a,3
b,3c,3dを形成したセパレータ3を介し
て交互に、ガイドピン5a,5b,5c,5d
を有する第1の固定板4と第2の固定板8との
間に、該ガイドピン5a,5b,5c,5dと
該両箔1,2の電極接続孔1a,1b,2a,
2bと該セパレータ3の透孔3a,3b,3
c,3dとを嵌合することにより積層し、該両
固定板4,8間をバンド9により固定してなる
コンデンサ素子10を有する積層型電解コンデ
ンサ。 (2) 実用新案登録請求の範囲(1)において、該ガイ
ドピン5a,5b,5c,5dにワツシヤ6を
嵌挿してなる積層型電解コンデンサ。 (3) 実用新案登録請求の範囲(1)または(2)におい
て、該ガイドピン5a,5b,5c,5dにリ
ード7を設けてなる積層型電解コンデンサ。 (4) 実用新案登録請求の範囲(3)において、該コン
デンサ素子10をケース11内に収容し、該リ
ード7を蓋12に設けられた外部端子13に接
続し、該ケース11を該蓋12にて封口してな
る積層型電解コンデンサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16971781U JPS5874337U (ja) | 1981-11-14 | 1981-11-14 | 積層型電解コンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16971781U JPS5874337U (ja) | 1981-11-14 | 1981-11-14 | 積層型電解コンデンサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5874337U JPS5874337U (ja) | 1983-05-19 |
JPS626677Y2 true JPS626677Y2 (ja) | 1987-02-16 |
Family
ID=29961693
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16971781U Granted JPS5874337U (ja) | 1981-11-14 | 1981-11-14 | 積層型電解コンデンサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5874337U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2023120708A1 (ja) * | 2021-12-24 | 2023-06-29 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 電解コンデンサおよび電解コンデンサの製造方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56135922A (en) * | 1980-03-28 | 1981-10-23 | Nichicon Capacitor Ltd | Method of producing laminated electrolytic condenser |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4919253U (ja) * | 1972-05-19 | 1974-02-18 |
-
1981
- 1981-11-14 JP JP16971781U patent/JPS5874337U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56135922A (en) * | 1980-03-28 | 1981-10-23 | Nichicon Capacitor Ltd | Method of producing laminated electrolytic condenser |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5874337U (ja) | 1983-05-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4385342A (en) | Flat electrolytic capacitor | |
JPS6114650B2 (ja) | ||
JPH0666235B2 (ja) | 電気二重層コンデンサ | |
JPS626677Y2 (ja) | ||
JPS6320109Y2 (ja) | ||
JPS6161692B2 (ja) | ||
JPS6320110Y2 (ja) | ||
US4603467A (en) | Method of manufacturing chip-type aluminum electrolytic capacitor | |
JPS59123220A (ja) | 積層形電解コンデンサおよびその製造方法 | |
CN110192292A (zh) | 电池单元和制造电池单元的方法 | |
JPH01278011A (ja) | 積層形固体電解コンデンサ | |
JPS626676Y2 (ja) | ||
JPH0447952Y2 (ja) | ||
JPS6031249Y2 (ja) | 電解コンデンサ | |
JPS6320372B2 (ja) | ||
JPH08754Y2 (ja) | 電気二重層コンデンサの基本セル | |
JPH039326Y2 (ja) | ||
JPH0447953Y2 (ja) | ||
JPH0310665Y2 (ja) | ||
JPS5934120Y2 (ja) | 低インピ−ダンス薄形電解コンデンサ | |
JPS605574Y2 (ja) | 巻回形電解コンデンサ | |
JPS6329817B2 (ja) | ||
JPH0228889B2 (ja) | ||
JPS6356698B2 (ja) | ||
JPS605217B2 (ja) | 低インピ−ダンスアルミニウム角形電解コンデンサ |