JPS6320110Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6320110Y2 JPS6320110Y2 JP1982006094U JP609482U JPS6320110Y2 JP S6320110 Y2 JPS6320110 Y2 JP S6320110Y2 JP 1982006094 U JP1982006094 U JP 1982006094U JP 609482 U JP609482 U JP 609482U JP S6320110 Y2 JPS6320110 Y2 JP S6320110Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hole
- guide pin
- utility
- foils
- electrolytic capacitor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Electric Double-Layer Capacitors Or The Like (AREA)
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は積層型電解コンデンサに関するもので
特に簡単な構造の積層型電解コンデンサを提供す
るものである。
特に簡単な構造の積層型電解コンデンサを提供す
るものである。
従来、短冊状の陽極箔と陰極箔をセパレータを
介して交互に複数枚積層し、これをケース内に収
容するように構成した積層型電解コンデンサにお
いては、帯状の陽極箔と陰極箔をセパレータを介
して巻回した巻回型電解コンデンサとは異なり陽
極箔と陰極箔とセパレータの位置合わせが困難で
このため所望の定格の電解コンデンサが得られず
またその製造における自動化も困難なものであつ
た。
介して交互に複数枚積層し、これをケース内に収
容するように構成した積層型電解コンデンサにお
いては、帯状の陽極箔と陰極箔をセパレータを介
して巻回した巻回型電解コンデンサとは異なり陽
極箔と陰極箔とセパレータの位置合わせが困難で
このため所望の定格の電解コンデンサが得られず
またその製造における自動化も困難なものであつ
た。
しかるに、本考案は構造が簡単で、またその製
造の自動化が図れるような積層型電解コンデンサ
を提供するもので、以下図面にもとづいてその実
施例を説明する。
造の自動化が図れるような積層型電解コンデンサ
を提供するもので、以下図面にもとづいてその実
施例を説明する。
第1図aに一枚の陽極箔1を示し、また同図b
に一枚の陰極箔2を示す。陽極箔1と陰極箔2は
アルミニウム箔などからなり、両箔1,2ともに
円形状であるが、いずれか一方の径を他方より大
きいものとする。ここでは陰極箔2の方を径大と
する。両箔1,2の中央部にはそれぞれ透孔1
a,2aが設けられ、透孔2aは透孔1aより径
大である。第1図cには、クラフト紙またはマニ
ラ麻紙などからなり、中央部に透孔3aを有する
円形状の一枚のセパレータ3を示す。セパレータ
3と陰極箔2とに同一形状である。
に一枚の陰極箔2を示す。陽極箔1と陰極箔2は
アルミニウム箔などからなり、両箔1,2ともに
円形状であるが、いずれか一方の径を他方より大
きいものとする。ここでは陰極箔2の方を径大と
する。両箔1,2の中央部にはそれぞれ透孔1
a,2aが設けられ、透孔2aは透孔1aより径
大である。第1図cには、クラフト紙またはマニ
ラ麻紙などからなり、中央部に透孔3aを有する
円形状の一枚のセパレータ3を示す。セパレータ
3と陰極箔2とに同一形状である。
次に、第2図に積層状態を示す。積層にあたつ
ては、絶縁体の円形状の第1の固定板4の中央部
にアルミニウム材のリベツトなどのガイドピン5
を植設し、陽極箔1と陰極箔2をセパレータ3を
介して交互に積層する。積層時、ガイドピン5と
陽極箔1の透孔1aと陰極箔2の透孔2aとセパ
レータ3の透孔3aとが嵌合することになり位置
合わせは容易に行なうことができる。なお、ガイ
ドピン5は陽極箔1の透孔1aのみと電気的に接
続する。所要の積層後、絶縁体の円形状の第2の
固定板6をガイドピン5に嵌挿して積層し、上方
より加圧することにより両箔1,2とセパレータ
3との間隔を密にする。そして、ガイドピン5の
頭部にアルミニウム・ワツシヤ7を嵌挿し、ガイ
ドピン5の頭部をカシメ加工し、陰極箔2の外周
の少なくとも一部について陰極箔2同士が電気的
に接続するように溶接8すると、コンデンサ素子
9を得ることができる。なお、この溶接時におい
て、セパレータ3は熱で焼損し、また陰極箔2は
熱で溶解するので、陰極箔2のみ接続可能とな
る。コンデンサ素子9はこのような形状で電解液
中に浸漬される。
ては、絶縁体の円形状の第1の固定板4の中央部
にアルミニウム材のリベツトなどのガイドピン5
を植設し、陽極箔1と陰極箔2をセパレータ3を
介して交互に積層する。積層時、ガイドピン5と
陽極箔1の透孔1aと陰極箔2の透孔2aとセパ
レータ3の透孔3aとが嵌合することになり位置
合わせは容易に行なうことができる。なお、ガイ
ドピン5は陽極箔1の透孔1aのみと電気的に接
続する。所要の積層後、絶縁体の円形状の第2の
固定板6をガイドピン5に嵌挿して積層し、上方
より加圧することにより両箔1,2とセパレータ
3との間隔を密にする。そして、ガイドピン5の
頭部にアルミニウム・ワツシヤ7を嵌挿し、ガイ
ドピン5の頭部をカシメ加工し、陰極箔2の外周
の少なくとも一部について陰極箔2同士が電気的
に接続するように溶接8すると、コンデンサ素子
9を得ることができる。なお、この溶接時におい
て、セパレータ3は熱で焼損し、また陰極箔2は
熱で溶解するので、陰極箔2のみ接続可能とな
る。コンデンサ素子9はこのような形状で電解液
中に浸漬される。
第3図にコンデンサ素子9を樹脂ケース10に
収容した状態を示す。ケース10は一方を開放と
した円筒状で、開放口は上蓋11にて封口され
る。またコンデンサ素子9のガイドピン5および
陰極箔2にはそれぞれリード12,13が設けら
れ、リード12,13は上蓋11に設けられた外
部端子14,15にそれぞれ固着される。ケース
10および上蓋11はノリル樹脂またはポリプロ
ピレン樹脂などからなり、封口手段としては種々
あるが、超音波溶着が好ましい。
収容した状態を示す。ケース10は一方を開放と
した円筒状で、開放口は上蓋11にて封口され
る。またコンデンサ素子9のガイドピン5および
陰極箔2にはそれぞれリード12,13が設けら
れ、リード12,13は上蓋11に設けられた外
部端子14,15にそれぞれ固着される。ケース
10および上蓋11はノリル樹脂またはポリプロ
ピレン樹脂などからなり、封口手段としては種々
あるが、超音波溶着が好ましい。
第4図にコンデンサ素子9をアルミニウム・ケ
ース16に収容した状態を示す。ケース16は一
方を開放とした円筒状で、開放口はゴム貼の積層
封口板17にてガイドピン5が突出するように封
口されケース16の上端はカール加工され、カー
ル加工内の封口板17にはエポキシ樹脂18によ
りさらに封口される。また、コンデンサ素子9の
陰極箔2にはリード13が設けられ、このリード
13は超音波溶接手段によりケース16に固着さ
れる。
ース16に収容した状態を示す。ケース16は一
方を開放とした円筒状で、開放口はゴム貼の積層
封口板17にてガイドピン5が突出するように封
口されケース16の上端はカール加工され、カー
ル加工内の封口板17にはエポキシ樹脂18によ
りさらに封口される。また、コンデンサ素子9の
陰極箔2にはリード13が設けられ、このリード
13は超音波溶接手段によりケース16に固着さ
れる。
なお、コンデンサ素子9がケース10,16内
で固定しない場合にはアタツクチツク・ポリプロ
ピレンなどの充填剤にて固定される。
で固定しない場合にはアタツクチツク・ポリプロ
ピレンなどの充填剤にて固定される。
以上にて述べた本考案において、コンデンサ素
子は両固定板間に両箔およびセパレータを単一の
ガイドピンを介して積層した構造となつているた
め、構造が簡単であり、かつ積層も容易で、自動
化が図れると共にコンデンサ素子を単体で取扱う
にも非常に便利である。さらに、一方の箔とセパ
レータの形状が同一であるためにその裁断機具な
どを同一にできるという利点もある。
子は両固定板間に両箔およびセパレータを単一の
ガイドピンを介して積層した構造となつているた
め、構造が簡単であり、かつ積層も容易で、自動
化が図れると共にコンデンサ素子を単体で取扱う
にも非常に便利である。さらに、一方の箔とセパ
レータの形状が同一であるためにその裁断機具な
どを同一にできるという利点もある。
図は本考案に係る積層型電解コンデンサを示す
もので、第1図a,b,cは陽極箔、陰極箔、セ
パレータをそれぞれ示す平面図、第2図はコンデ
ンサ素子は示す断面図、第3図および第4図はそ
れぞれコンデンサ素子をケース内に収容した状態
を示す断面図である。 図中、1……陽極箔、2……陰極箔、3……セ
パレータ、4,6……固定板、5……ガイドピ
ン、7……ワツシヤ、8……溶接部分、9……コ
ンデンサ素子、10,16……ケース、11……
上蓋、12,13……リード、14,15……外
部端子、17……封口板、18……エポキシ樹
脂。
もので、第1図a,b,cは陽極箔、陰極箔、セ
パレータをそれぞれ示す平面図、第2図はコンデ
ンサ素子は示す断面図、第3図および第4図はそ
れぞれコンデンサ素子をケース内に収容した状態
を示す断面図である。 図中、1……陽極箔、2……陰極箔、3……セ
パレータ、4,6……固定板、5……ガイドピ
ン、7……ワツシヤ、8……溶接部分、9……コ
ンデンサ素子、10,16……ケース、11……
上蓋、12,13……リード、14,15……外
部端子、17……封口板、18……エポキシ樹
脂。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 透孔を形成した円形の陽極箔と透孔を形成し
た円形の陰極箔とを透孔を形成した円形のセパ
レータを介して交互に、ガイドピンを有する第
1の固定板と第2の固定板との間に、該ガイド
ピンと該両箔の透孔と該セパレータの透孔を嵌
合することにより積層し、該両固定板間を固定
し、いずれか一方の箔の透孔を該ガイドピンと
接続し、他方の箔同士の周縁の少なくとも一部
を溶接してなるコンデンサ素子を有する積層型
電解コンデンサ。 (2) 実用新案登録請求の範囲(1)において、いずれ
か一方の箔と該セパレータの形状を同一にして
なる積層型電解コンデンサ。 (3) 実用新案登録請求の範囲(1)または(2)におい
て、陰極箔同士の周縁の少なくとも一部を溶接
し、かつ該陰極箔にリードを設けてなる積層型
電解コンデンサ。 (4) 実用新案登録請求の範囲(1),(2)または(3)にお
いて、該ガイドピンにリードを設けてなる積層
型電解コンデンサ。 (5) 実用新案登録請求の範囲(3)において、該コン
デンサ素子をアルミニウム・ケース内に収容
し、該リードを該ケースに接続すると共に該ガ
イドピンを外部に突出させるように封口してな
る積層型電解コンデンサ。 (6) 実用新案登録請求の範囲(4)において、該コン
デンサ素子を樹脂ケース内に収容し、該リード
を蓋に設けられた外部端子に接続し、該ケース
を該蓋にて封口してなる積層型電解コンデン
サ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP609482U JPS58114036U (ja) | 1982-01-20 | 1982-01-20 | 積層型電解コンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP609482U JPS58114036U (ja) | 1982-01-20 | 1982-01-20 | 積層型電解コンデンサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58114036U JPS58114036U (ja) | 1983-08-04 |
JPS6320110Y2 true JPS6320110Y2 (ja) | 1988-06-03 |
Family
ID=30018878
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP609482U Granted JPS58114036U (ja) | 1982-01-20 | 1982-01-20 | 積層型電解コンデンサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58114036U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013074092A (ja) * | 2011-09-28 | 2013-04-22 | Hitachi Aic Inc | 電解コンデンサ |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56135922A (en) * | 1980-03-28 | 1981-10-23 | Nichicon Capacitor Ltd | Method of producing laminated electrolytic condenser |
-
1982
- 1982-01-20 JP JP609482U patent/JPS58114036U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56135922A (en) * | 1980-03-28 | 1981-10-23 | Nichicon Capacitor Ltd | Method of producing laminated electrolytic condenser |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58114036U (ja) | 1983-08-04 |
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