JPS59193908A - 活性金属水酸化物充填アクリル系組成物 - Google Patents

活性金属水酸化物充填アクリル系組成物

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JPS59193908A
JPS59193908A JP6831683A JP6831683A JPS59193908A JP S59193908 A JPS59193908 A JP S59193908A JP 6831683 A JP6831683 A JP 6831683A JP 6831683 A JP6831683 A JP 6831683A JP S59193908 A JPS59193908 A JP S59193908A
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JP
Japan
Prior art keywords
metal hydroxide
carboxylic acid
hydroxide
active metal
monomer mixture
Prior art date
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Pending
Application number
JP6831683A
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English (en)
Inventor
Hidetoshi Innami
印南 英敏
Hiroyuki Hirano
弘幸 平野
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Asahi Kasei Corp
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Asahi Kasei Kogyo KK
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Publication date
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、金属水酸化物を混合し友アクリル系組成吻に
関するもので、さらに詳しくは、金属水酸化物粒子と有
機カルボン酸と金脱水条沖下で加熱処理した活性金属水
酸化物を充填したアクリル系組成物に係るものである。
無機粉末を充填したアクリル系樹脂は、アクリル樹脂の
特徴である耐候性の良さや、外観の美しさを生かして、
レジンコンクリート、人造大理石、シーラントなどに巾
広く利用され七いる。
無機粉末充填アクリル系樹脂は、アクリル系単量体また
はアクリル系重合体を溶解したアクリル系単量体に、無
機粉末および重合開始剤を混合した組成物を重合するこ
とにより得ていた。
無機粉末としては、水酸化マグネシウム、水酸化アルミ
ニウム等の金属水酸化物が、安価に得られること、比較
的低温で脱水分解するため離燃効果があること等の理由
によシ広く利用されている。
しかしながら、金属水酸化物をそのま\アクリル系組成
物に充填して使用する場合は、粒子の二次凝集化による
分散不良や、マトリックスとなるアクリル系重合物との
親和性の欠如による性能低下をきたすために使用用途は
限定され性能向上効果も充分でなかった。
これらの欠点全改良するためにシラ/系あるいはチタネ
ート系のカップリング剤を併用して使用することが知ら
れているが、これでも充分に満足すべき改善効果は得ら
れず、特にj離燃性を発揮し得る・;呈高濃度に有機物
質中に配合充填した場合は粒子の二次凝果化が激しくな
シ製品性能を著しく低下させる1、 本発明者等は、これらの課題をブイ決すべく鋭意M究し
た結果、活性金属水酸化物を用いることにより性能の俊
れた製品が得られることを見出し5本発1ジ」に到った
すなわち、本発明はアクリル敵アルキルエステル’t 
Lはメタクリル酸アルキルエステルヲ少くとも50爪に
“チ以上含有する重合用能な単量体混合物、または、主
にアクリル酸アルキルエステルまたはメタクリル酸アル
ギルエステルよりなる重合体をri)−解した該単量体
混合物(A)、周期律表第■族もしくは213■族の金
属の水酸化物粒子と有1t・2カルボン5fl ’/C
脱水浪件下に加熱反応ぜしめて、金属水[7化物粒子の
表面にイj1栽カルボン改塩を結合させてなる活性金属
水酸化物(B)および重合開始剤(C)よりなることを
特徴とする活性金属水酸化物充填アクリル系組成物であ
る。
本発明に用いられるアクリル酸アルキルエステル、メタ
クリル酸アルキルエステルとしては、アクリル酸メチル
、アクリル酸エチル、アクリル酸n−プロピル、アクリ
ル酸n−ブチル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エ
チル、メタクリル酸n−プロピル、メタクリル酸n−ブ
チル、メタクリル酸2−エチルヘキシルなどであり、こ
れと共重合するスチレン、メタクリル酸2−ヒドロキシ
エチル、アクリロニトリル、酢酸ビニルなどが混合単量
体として使用できる。
また、金属水酸化物としては、水酸化マグネシウム、水
酸化カルシウム、水酸化アルミニウム等の周期律表第■
族もしくは第■族の金属の水酸化物であり、これ等単独
もしくは混合物として用いても良く、あるいはアルミナ
水和物、塩基性炭酸マグネシウム等の水和物もしくは塩
基性塩、鉱物のごとく組成の一部に水酸残基を有する形
で使用される4Fも可能である。
本発明に使用される有機カルボン酸とは一つ以上のパ−
・ルボン酸基を有する脂肪族もしくは芳香族カルボン7
9 ii−+換体であって、特に不飽和基を肩する不飽
オ(]酸が有効である。すなわち、アクリルば、メタク
リル酸、ソルビン酸、ケイ皮酸、ビニル安息香酸、リル
ン酸等であるが、商い反応速度で高収率に高活性金属水
酸化物を製造するためKは、酸強1Δεの高い短鎖のカ
ルボン酸化合物が特に望゛ましい1、 ま/こ、前記有機カルボン酸の前駆体としての酸無水物
を1史用して、反応中にカルボン酸に変換させても良い
。これらの有機カルホン酸は単独または二紳以上を併用
しても良い。
活性金属水酸化物を得る際のポイントは、金属水酸化物
粒子表面に有機カルボン酸を強固に化学結付せしめ、有
機カルボン酸塩の完全被覆反応層をいかに作るかであり
、このためには、実質的に液体状水分の不存在下におい
て、粉体状態の該金属水酸化物と重合性M桜酸とを接触
、加熱反応さぜることか不可欠である。。
従って、用いる金属水酸化物粒子の付着水存置は2重量
係以下、有機カルボン酸の水分率5嵐量チ以下に抑える
ことが好ましい。
用いる有機カルボン酸の使用量は、使用する金属水酸化
物ioo重量部に対して0.1〜20雉縦部、好ましく
は0.2〜5重量部が望ましい。
加熱反応温度は、室温以上用いる有機カルボン酸の分解
温度以下が好ましく、一般には50〜150℃が望まし
い。反応時間は、通常1〜60分、好ましくは1〜30
分の範囲内である。
活性金属水酸化物を得るための混合反応装置としては通
常の各種混合装置が可能であるが、た°とえばヘンシェ
ルミキサー等の高速流動混合装置を用いるのが便利であ
る。また、脱水条件下VCするためには乾燥空気、減圧
装置等の通常の装に、を使用できる。反応接触を均一に
するためfledカルボン酸の非水溶剤の添加、その他
の無害な際加削の混合も差し支えない。
重合開始剤としては、アゾまたはパーオキ°丈イドり石
化合物、たとえば、2,2′−アゾビスイソブチロニト
リル、ペンゾイルパーオギサイド、ラクjJイルパーオ
キザイド、ジインプロピルパーオキシジカーボネートh
とてあり、促進剤として第3級アミン類を添加しても良
い。
単量体混合物、j)忙合開始剤および前記の方法、装置
により有械カルボン酸を粒子表面に結合させてなる活性
全川水酸化物を配合し′/c組成物は、金属水唱化物を
そのま\配合した組成物に比べて、%子の分散件が艮く
、結果として組成物そのものの粘度が大巾に低下し、注
型等の作条性が優れるほか、重合物の似械的特性、耐熱
性等もマトリックスとなるアクリル系重合物と全域水酸
化物との親和性が増すため改良される。
以下に本発明を実施例によって説明する0実施例1 平均粒子径4.0μ、水分率0.2チの水酸化アルミニ
ウム10Kgとアクリル酸2001とをヘンシエルミキ
ザーを用いて110℃の乾燥空気を吹き込みながら、i
io℃で20分間011.動混合し、反応せしめて定量
的にアクリル酸活性水酸化アルミニウムを得た。反応の
際、水蒸気が発生したがガス状で系外に除去した。得ら
れたアクリル酸活性水酸化アルミニウムは、粘着性が無
く、酸臭も全< li!(いサラサラした粉末であった
上記で得られた活性水酸化アルミ−ニウム2Kgを、平
均分子量100,000のポリメチルメタクリレート1
002をメチルメタクリレート900 f!に溶解した
単量体混合物I K9に混合、攪拌分散させ、ジインプ
ロピルパーオキシジカーボネート52を加えて組成物を
得た。
該組成物の 25℃における粘度(B型粘度計、ロータ
ー回型数6rpm)は、2,500 cp8であり、容
易に型に注入することが出来た。注型物を50℃の温水
中で約3時間加熱重合後、120℃のオープンにて5時
間アフターキュアした後、型をはずし成形品を得た。
得られた成形品よシサンプルを切り出し、曲げ強度、衝
撃強度、耐熱性、耐沸水性を測定した結果を第1表に示
す。
活イ・1−水1!7.化アルミニウム充填組成物より得
た成形品←l: 、 ’、<ii:、l l・5□i、
 Ulアルミニウムを用いた成形品より111] iJ
”;’、百現、衝ジ4七―(度 耐沸水性が大巾に改良
されていることが分る。
比1°父1)l  1 失施、 Ir/141で用いた水酸化アルミニウムをア
クリル1“?y処理をせずそのま\の形で21(7を、
平均分子量100,000のポリメチルメタクリレート
1001をメチルメタクリレート900 f K溶解し
た単量体混合物IKりに混合、攪拌分散゛6.せ、ジイ
ンプロピルパ−オキシジカーボネート52を加えて組成
物を倚/(1゜ 該+filt1.i< 4勿は25℃においてはアイス
クリーム状−(liとんどvlを動じないため、35℃
に7JIJ熱後手速く型V(注入し、実施例1と同何2
件で止金、アフターキュア有性いbss形品を得た。
佐られた成形品の曲り強度、@撃強吸、耐熱性、1(l
・1台11水竹;を6)11定しブC帖来を第1表に示
す0以丁示白

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  アクリル酸アルキルエステルまたはメタクリ
    ルIJ4にアルキルエステルを少くとも50 重ft 
    fa以上含有する重合可能な単量体混合物、または、土
    にアクリル敵アルキルエステル壕りはメタクリル)設ア
    ルキルエステルよりなる重合体全溶解した該単量体混合
    物(A)、周期律表第■族もしくは弗■族の金属の水酸
    化物粒子と有機カルボンWIF脱水条件下に加熱反応せ
    しめて、金属水酸化物粒子の表面に有機カルボ71歳塩
    を結合させてなる活性合成水酸化物(B)および重合開
    始剤(C)よυなることを!4倣とする活性金属水酸化
    物充填アクIJ )し系組成物
JP6831683A 1983-04-20 1983-04-20 活性金属水酸化物充填アクリル系組成物 Pending JPS59193908A (ja)

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