JPS59193239A - 磁気デイスク基板用Al合金 - Google Patents

磁気デイスク基板用Al合金

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JPS59193239A
JPS59193239A JP6678883A JP6678883A JPS59193239A JP S59193239 A JPS59193239 A JP S59193239A JP 6678883 A JP6678883 A JP 6678883A JP 6678883 A JP6678883 A JP 6678883A JP S59193239 A JPS59193239 A JP S59193239A
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alloy
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magnetic
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JP6678883A
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Kazuo Yamada
一雄 山田
Masahiro Tsuchiya
土屋 昌宏
Hideaki Kakita
柿田 英明
Reijiro Maruyama
丸山 禮二郎
Yoshinobu Okada
岡田 凱延
Isao Takeuchi
竹内 庸
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MA Aluminum Corp
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Mitsubishi Aluminum Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、高硬度および高強度を有し、かつ素地中に
金属間化合物が均一微細に存在し、さらに非金属介在物
がほとんど存在しない、特にこれらの特性が要求される
磁気ディスクの基板として用いた場合に、磁気ディスク
の高記録密度化を可能にするM合金に関するものである
従来、磁気ディスクとして、例えばM合金製基板の表面
に磁気記録媒体の皮膜を形成したものが知られており、
通常、前記基板としてはAA規格5086M合金(Mn
: 0.20−0.70%、Mg:3、5−4.5%、
 Or: 0.05〜0.25%2Mおよび不可避不純
物:残シ)が使用されている。
一方、近年、磁気ディスクの記憶容量の増大。
アクセス時間の短縮、1ピッMlの価格の低減。
小型化、および軽量化に対する要求が強くなされるよう
になっており、これらの要求を満足させるためには、磁
気ディスクの磁気記録の高密度化が不可欠の要件である
このような磁気記録の高密度化をはかるためには、磁気
記録媒体に欠陥がなく、かつその表面が平滑で、しかも
磁気記録媒体の膜厚が薄く均一であることが必要である
しかし、磁気記録媒体を薄くした場合、基板の素地に大
きな金属間化合物や非金属介在物が存在すると、これが
ビット落(情報の一部が記録されない現象)などの欠陥
の原因となることから、大きな金属間化合物や非金属介
在物の存在しない基板が必要となるが、上記の5086
M合金においては、溶湯濾過などによシ非金属介在物が
著しく低減した状態にすることができるが、金属間化合
物が比較的大寸の状態で存在することから、磁気記録媒
体の薄膜化にも限度があるものである。
また、磁気ディスク表面の平滑さは、と9もなおさず基
板表面の平滑さによるものであり、したがって基板には
鏡面仕上げが施されるが、上記の5086M合金は、こ
れらの研磨を容易とするほどの十分満足する硬さをもつ
ものではない。
さらに、基板の強度が高いほど磁気ディスクの小型化、
軽量化、および薄肉化がはかれることになるが、同様に
上記5086M合金は、これらを実現するのに十分な高
強度をもつものではない。
そこで、本発明者等は、上述のような観点から、高硬度
および高強度を有し、非金属介在物が存在しないことは
勿論のこと、素地中に分布する金属間化合物が微細な組
織を有するM合金を開発すべく研究を行なった結果、 Ou:O、3−2,0%  、 Mg:3.0〜5.0%、 Zn:0.5〜3.0係、 Mn : 0.1〜0.5%、 を含有し、さらに必要に応じて、 Zr:0.02〜0.5係、 を含有し、かつ不可避不純物としてのSi、 Fe、 
Or。
Ni、およびT1の含有量が、それぞれ、Si:0.2
0%以下、 Fe:Q、5Q%以下、 Or:0.05%以下、 Ni:0.04%以下、 Ti:0.01チ以下、 であり、残りがMとその他の不可避不純物からなる組成
(以上重量%、以下チは重量%を示す)を有するM合金
は、上記の特性をすべて兼ね備え、したがってこのM合
金を磁気ディスクの基板として用いた場合には磁気ディ
スクにおける磁気記録の高密度化が可能となるという知
見を得たのである。
この発明は、上記知見にもとづいてなされたものであっ
て、以下に成分組成範囲を上記の通りに限定した理由を
説明する。
(al  0u Cu成分には、大きな金属間化合物を形成することなく
、合金の強度および硬さを向上させ、さらに% −Mg
系金属間化合物の粗大化を抑制する作用があるが、その
含有量が0.3%未満では前記作用に所望の効果が得ら
れず、一方2.0 % k越えて含有させると、圧延加
工性および鋳造性が劣化するようになると共に、耐食性
も低下するようになることから、その含有量を0.3〜
2.0%と定めた。
(b)  Mg 1化成分に(は、合金の硬さおよび強度を著しく向上さ
せる作用がちるが、その含有量が30%未満では所望の
高硬度および高強度を確保することができず、一方5.
0%全越えて含有させると、圧延加工が困難になると共
に、大きなMl −Mg系の金属間化合物が形成される
ようになることから、その含有量全3.0〜5.0%と
定めた。
(c)  Zn Zn成分には、大きな金属間化合物を形成することなし
に、合金の強度および硬さ金白」ニさせる作用があるが
、その含有量が0.5%未満で(は前記作用に所望の向
上効果が得られず、一方3.0%を越えて含有させると
、鋳造性および圧延加工性が劣化するようになることか
ら、その含有量を0.5〜30%と定めた。
(d)  mn Mn成分には、不可避不純物たるFeおよびSlによっ
て形成されるM−FeおよびM −Fe −Siの金属
間化合物全微細化する作用があるが、その含有量が0.
1係未満では前記作用に所望の効果が得られず、一方0
5%を越えて含有させると、Mn自体が金属間化合物を
形成する場合が生ずることから、その含有量−1o、1
〜0.5%と定めた。
(e)  Zr Zr成分には、合金の結晶粒および金属間化合物を微細
化する作用があるので必要に応じて含有されるが、その
含有量が0.02%未満では所望の微細化効果が得られ
ず、一方05%を越えて含有させると、大きなAA−Z
r系金属間化合物が形成されるようになることから、そ
の含有量−io、02〜0.5%と定めた。
(f)  不可避不純物としてのSi、 Fe、 cr
、 N1.およびT1 これらの成分には、いずれも金属間化合物を形成する作
用があり、しかもその含有量が下記の許容値を越えると
、いずれの場合も大きな金属間化合物を形成するように
なることから、それぞれ、その含有量を、Si:0.2
0%す、下、Fo:0.50%以下、Cr:0.05%
以下、Ni:0.04%以下、およびTj、:0.01
φ以下と定めた。
つぎに、この発明のM合金を実施例により具体的に説明
する。
実施例 市販の純度 99.7φ以上を有するM地金を溶解し、
これに合金元素を添加して、それぞれ第1表に示される
成分組成をもったM合金溶湯に調製した後、塩素ガスを
吹き込んで脱ガスし、沈静処理全行ない、さらに非金属
介在物を除去するために耐火物製フィルタにて濾過して
から、直接冷却連続鋳造法にて幅 ]、 000 mm
 X長さ 2500咽×厚さ 600mmの寸法をもっ
た鋳塊とし、ついで、この鋳塊に500〜540℃の範
囲内の温度に12時間保持後放冷の熱処理を施した後、
この鋳塊の上下両面を厚さ15咽に亘って面側して厚さ
:570++++nの鋳塊とした状態で、5.00℃に
加熱して熱間圧延を施して板厚ニア、5mmの熱延板と
し、引続いて、この熱延板に冷間圧延を施して板厚:2
聴の冷延板とし、さらにこの冷延板より直径:200m
++の円板をプレスにて打抜くことによって、本発明M
合金1〜12および従来の5086M合金の円板をそれ
ぞれ製造した。
つぎに、この結果得られた本発明M合金1〜12および
5086M合金の円板に、350℃の温度に2時間保持
の加圧焼鈍を施した後、荒研磨を行ない、さらにパフ研
磨を施して、その表面を鏡面仕上げした。なお、研磨式
は0.2 vanであった。
それぞれの円板に要したパフ研磨時間を測定すると共に
、鏡面仕上げ面の表面粗さを測定し、また鏡面仕上げ面
における金属間化合物の最大寸法を測定した。さらに、
上記本発明M合金1〜12および508’6Aj!合金
について、機械的性質も測定した。これらの測定結果を
第2表に示した。
第2表に示される結果から、本発明M合金1〜12は、
いずれも従来の5 o 86M合金に比して、高強度お
よび高硬度を有し、このことはよシ短かいパフ研磨時間
で表面粗さのより良好な鏡面に仕上げることができるこ
とからも明らかであり、また素地中に存在する非金属介
在物のザイズも著しく小さいものである。
なお、この発明のM合金は、例えば上記の5086M合
金等の市販のM合金とのクラツド材として用いてもよく
、この場合磁気記録媒体の皮膜が形成されるのは、この
発明のM合金の表面」二でちることは勿論である。
」二連のように、この発明のM合金は、高硬度をもつの
で、これを磁気ディスクの基板として用いる場合には、
比較的短かいパフ研磨時間で、表面全きわめてすぐれた
鏡面に仕上げることができるばかシでなく、素地中に存
在する金属間化合物が微細にして均一であり、しかも非
金属介在物が溶湯濾過などの手段により除去されている
ので、磁気記録媒体の膜厚を薄くすることができること
から、磁気記録の高密度化をはかることができ、さらに
高強度を有するので、磁気ディスクの小型化および軽量
化が可能となるなど工業上有用な特性を有するのである
出願人 三菱アルミニウム株式会社 代理人 富 1)和 夫 外1名

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  C!u : 0.3〜2.0%、Mg:3.
    0〜5.0%、 Zn:0.5〜30係、 Mn: 0.1〜0.5 %、 を含有し、残シがMと不可避不純物からなる組成(以上
    重量%)を有し、かつ不可避不純物としてのSi、 F
    e、 Or、 Ni、およびTIの含有量が、同じく重
    量%で、 Si、:0.20%以下、 Fe:0.50%以下、 Or:0.05%以下、 Ni:0.04%以下、 Ti:0.01%以下、 であること全特徴とする磁気ディスク基板用M合金。
  2. (2)  cu: 0.3−2.0 %、Mg:3.O
    〜5.0%、 Zn:0.5〜3.0%、 Mn: 0.1〜0.5 %、 を含有し、さらに、 Zr:0.02〜0.5%、 全含有し、残りがMと不可避不純物からなる組成(以上
    重量%)を有し、かつ不可避不純物としてのSi、、 
    Fe、 Or、 Ni、およびT1の含有量が、同じ〈
    重量係で、 Sj、:0.20チ以下、 Fe:Q、5Qチ以下、 Or:0.05φ以下、 Ni:0.04条以下、 Ti:o、oi係以下、 であること全特徴とする磁気ディスク基板用M合金。
JP6678883A 1983-04-15 1983-04-15 磁気デイスク基板用Al合金 Granted JPS59193239A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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