JPS59192145A - 鉄骨柱の固定工法 - Google Patents
鉄骨柱の固定工法Info
- Publication number
- JPS59192145A JPS59192145A JP6621083A JP6621083A JPS59192145A JP S59192145 A JPS59192145 A JP S59192145A JP 6621083 A JP6621083 A JP 6621083A JP 6621083 A JP6621083 A JP 6621083A JP S59192145 A JPS59192145 A JP S59192145A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steel column
- fixing
- steel
- base plate
- concrete
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、鉄骨建物の鉄骨柱を地中梁に固定する工法に
関するものである。
関するものである。
従来、この種の工法としては第１図に示すように、鉄骨
柱１の下端面に設けたベースプレート７を、地中梁５の
基礎２に植設したアンカーボルト３で締着固定する工法
がある。
柱１の下端面に設けたベースプレート７を、地中梁５の
基礎２に植設したアンカーボルト３で締着固定する工法
がある。
しかし、この工法は強度上ベースプレート７やアンカー
ボルト３を大きくしなければならす、特に最近改正され
た新耐震設計基準では層間変形量の規定か設ひられて、
これを満足するためには更に上記各部材３．７を大％ｌ
なければならない等の欠点があった。
ボルト３を大きくしなければならす、特に最近改正され
た新耐震設計基準では層間変形量の規定か設ひられて、
これを満足するためには更に上記各部材３．７を大％ｌ
なければならない等の欠点があった。
また、従米第２図に示すように鉄骨柱１を基礎２上に建
込んだ後に、損券きコンクリート４にて損券きする工法
があるが、このゴー法では損券きコンクリート４を打設
する手間か余計にかかるだけでなく、該損券ぎコンクリ
−１・４が土間コンクリ−）１０（第７図参照）から露
出して美観」二好ましくない悴の欠点があった。
込んだ後に、損券きコンクリート４にて損券きする工法
があるが、このゴー法では損券きコンクリート４を打設
する手間か余計にかかるだけでなく、該損券ぎコンクリ
−１・４が土間コンクリ−）１０（第７図参照）から露
出して美観」二好ましくない悴の欠点があった。
さらに、第３図に示すように前記基礎２に直接アンカー
する工法もあるか、鉄骨柱工作の段取りがつけにくく、
施工作業が複雑で時間がかかる等の欠点があった。
する工法もあるか、鉄骨柱工作の段取りがつけにくく、
施工作業が複雑で時間がかかる等の欠点があった。
本発明は、」−記のような各従来工法の欠点を解？肖す
るため１こなされたもので、その目的とするところは、
ベースプレートやアンカーボルトが小さくて済み、コン
クリートによる面倒な損券ぎが不要で外観的に優れ、作
業工程に無理がなく鉄骨柱を地中梁に完全一体化するこ
とか出来る新規な鉄骨柱の固定工法を提供するにある。
るため１こなされたもので、その目的とするところは、
ベースプレートやアンカーボルトが小さくて済み、コン
クリートによる面倒な損券ぎが不要で外観的に優れ、作
業工程に無理がなく鉄骨柱を地中梁に完全一体化するこ
とか出来る新規な鉄骨柱の固定工法を提供するにある。
以下、本発明の〜実施例について図面を参照しながら説
明する。
明する。
第４図において、５は鉄筋コンクリート製の地中梁であ
って、その建柱位置に埋込穴６を開設する。該埋込穴６
はエキスバンドメタル（図示せず）を使用することによ
り型枠撤去の必要なく開設することが出来、後述のグラ
ウト剤と馴染み易い利点がある。
って、その建柱位置に埋込穴６を開設する。該埋込穴６
はエキスバンドメタル（図示せず）を使用することによ
り型枠撤去の必要なく開設することが出来、後述のグラ
ウト剤と馴染み易い利点がある。
次に、上記埋込穴６内に鉄骨柱１の下端部を挿入する。
該鉄骨柱１の下方部にはベースプレート７が両側に張出
すように設けられており、一方、上記埋込穴６の周囲の
地中梁５にはアンカーボルト３か植設されその上端部が
地中梁５の天端面から上方に突出しているので、上記鉄
骨柱１の下端部を挿入すると、上記ベースプレート７に
穿設した穴にアンカーボルト３の上記露出部が嵌挿され
、これをナツトにて締付けて固定することかできる（第
５図参照）。
すように設けられており、一方、上記埋込穴６の周囲の
地中梁５にはアンカーボルト３か植設されその上端部が
地中梁５の天端面から上方に突出しているので、上記鉄
骨柱１の下端部を挿入すると、上記ベースプレート７に
穿設した穴にアンカーボルト３の上記露出部が嵌挿され
、これをナツトにて締付けて固定することかできる（第
５図参照）。
続いて、第６図に示すように上記埋込穴６の壁面と鉄骨
柱１との間に出来だ間隙Ｇ内にグラウト材９を注入する
。該グラウト材９は高強度（例えば５ＱＯＫｇ／ｃｍ”
）、高付着力（例えば鋼繊柑、炭素繊維、ガラス！！
＆ｍ等を混入）、無収縮のモルタルであって、鉄骨柱１
の曲げ変形荷重による圧壊を防止したり、鉄骨柱１の抜
は出しを防止する機能を発揮する。
柱１との間に出来だ間隙Ｇ内にグラウト材９を注入する
。該グラウト材９は高強度（例えば５ＱＯＫｇ／ｃｍ”
）、高付着力（例えば鋼繊柑、炭素繊維、ガラス！！
＆ｍ等を混入）、無収縮のモルタルであって、鉄骨柱１
の曲げ変形荷重による圧壊を防止したり、鉄骨柱１の抜
は出しを防止する機能を発揮する。
最後に、第７図に示すように土間コンクリート１０を打
設する。尚、この際上記ベースプレート７は該土間コン
クリート１０内に埋込むが、邪魔な場合には第７図に示
すように上記グラウト材９が硬化した後ガス切断１１吟
で撤去してもよい。
設する。尚、この際上記ベースプレート７は該土間コン
クリート１０内に埋込むが、邪魔な場合には第７図に示
すように上記グラウト材９が硬化した後ガス切断１１吟
で撤去してもよい。
尚、第５図に示すように、鉄骨柱１の下端部の周囲には
鉄筋を巻（１けたり、肉盛溶接等で突起を形成したりし
た簡易なシアコネクター８を設けることにより、グラウ
ト材との結合を強固にすることができ、埋込穴６も小さ
くて済む。
鉄筋を巻（１けたり、肉盛溶接等で突起を形成したりし
た簡易なシアコネクター８を設けることにより、グラウ
ト材との結合を強固にすることができ、埋込穴６も小さ
くて済む。
本発明は以上のように、地中梁にあけた埋込穴内に鉄骨
柱を挿入し、これを高強度で無収縮のグラウト材で固定
するようにしたので、ベースプレートやアンカーボルト
を小さくすることができると共に、該ベースプレートと
アンカーボルトとの組合ぜにより鉄骨柱を建込む際に高
さ調整が容易に出来るだけでなくミコンクリートによる
損券鰺をする必要がなくて外観上見苦しくなく、また地
中梁のコンクリート打設後に鉄骨柱を建込むので鉄骨柱
の製作や施工作業を容易且つ円滑に行なうことが出来、
さらに鉄骨柱の周辺をグラウト材の注入により圧壊から
効果的に防止し固定度を高めることにより鉄骨柱を地中
梁に完全に一体化することが出来る等の効果がある。
柱を挿入し、これを高強度で無収縮のグラウト材で固定
するようにしたので、ベースプレートやアンカーボルト
を小さくすることができると共に、該ベースプレートと
アンカーボルトとの組合ぜにより鉄骨柱を建込む際に高
さ調整が容易に出来るだけでなくミコンクリートによる
損券鰺をする必要がなくて外観上見苦しくなく、また地
中梁のコンクリート打設後に鉄骨柱を建込むので鉄骨柱
の製作や施工作業を容易且つ円滑に行なうことが出来、
さらに鉄骨柱の周辺をグラウト材の注入により圧壊から
効果的に防止し固定度を高めることにより鉄骨柱を地中
梁に完全に一体化することが出来る等の効果がある。
第１〜３図は従来の鉄骨柱の固定工法による固定構造の
説明断面図、第４図は地中梁に埋込穴をあけた状態の平
面図、第５図は鉄骨柱を埋込穴に挿入してアンカーボル
トにより締着した状態を示す断面図、第６図はグラウチ
ング作業状態を示す断面図、第７図は土間コンクリート
の打設並びにベースプレートのガス切断状態を示す断面
図であ１・・・鉄骨柱、２・・・基礎、３・・・アンカ
ーボルト、４・・・損券トコンクリート、５・・・地中
梁、６・・・埋込穴、７・・・ベースプレート、８・・
・シアコネクタ、９・・・グラウト材、１０・・・土間
コンクリート、１１ガス切断、Ｇ・・・間隙。 特許出願人 東急建設株式会社 代理人弁理士 銘木 征四部
説明断面図、第４図は地中梁に埋込穴をあけた状態の平
面図、第５図は鉄骨柱を埋込穴に挿入してアンカーボル
トにより締着した状態を示す断面図、第６図はグラウチ
ング作業状態を示す断面図、第７図は土間コンクリート
の打設並びにベースプレートのガス切断状態を示す断面
図であ１・・・鉄骨柱、２・・・基礎、３・・・アンカ
ーボルト、４・・・損券トコンクリート、５・・・地中
梁、６・・・埋込穴、７・・・ベースプレート、８・・
・シアコネクタ、９・・・グラウト材、１０・・・土間
コンクリート、１１ガス切断、Ｇ・・・間隙。 特許出願人 東急建設株式会社 代理人弁理士 銘木 征四部
Claims (1)
- 地中梁の所定位置に開設した押込穴に、鉄骨柱の下端部
を挿入すると共に、該鉄骨柱の側部に設けたベースプレ
ートを、上記地中梁に植設したアンカーボルトに固定し
、上記埋込穴と鉄骨柱との隙間にグラウト材を注入して
固化させることを特徴とする鉄骨柱の固定方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6621083A JPS59192145A (ja) | 1983-04-14 | 1983-04-14 | 鉄骨柱の固定工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6621083A JPS59192145A (ja) | 1983-04-14 | 1983-04-14 | 鉄骨柱の固定工法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59192145A true JPS59192145A (ja) | 1984-10-31 |
| JPH0232417B2 JPH0232417B2 (ja) | 1990-07-20 |
Family
ID=13309231
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6621083A Granted JPS59192145A (ja) | 1983-04-14 | 1983-04-14 | 鉄骨柱の固定工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59192145A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63103139A (ja) * | 1986-10-18 | 1988-05-07 | 積水ハウス株式会社 | 基礎部への柱立設工法 |
| JPS646428A (en) * | 1987-06-25 | 1989-01-11 | Tokyu Kensetsu Kk | Method for fixing iron base column |
| JPS6410837A (en) * | 1987-07-02 | 1989-01-13 | Tokyu Kensetsu Kk | Box pulling basket retaining mold of iron pillar fixing part in s building |
| JPH04369401A (ja) * | 1991-02-25 | 1992-12-22 | Renishaw Metrology Ltd | 接触プローブおよびスタイラスモジュール |
| JP2006307621A (ja) * | 2005-03-28 | 2006-11-09 | Jfe Steel Kk | 集合住宅共用部構造体 |
| JP2013256022A (ja) * | 2012-06-11 | 2013-12-26 | Kyocera Communication Systems Co Ltd | 外枠部材 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS534007U (ja) * | 1976-06-29 | 1978-01-14 | ||
| JPS5869946A (ja) * | 1981-10-23 | 1983-04-26 | 株式会社大林組 | 鉄骨柱の脚部定着法 |
-
1983
- 1983-04-14 JP JP6621083A patent/JPS59192145A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS534007U (ja) * | 1976-06-29 | 1978-01-14 | ||
| JPS5869946A (ja) * | 1981-10-23 | 1983-04-26 | 株式会社大林組 | 鉄骨柱の脚部定着法 |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63103139A (ja) * | 1986-10-18 | 1988-05-07 | 積水ハウス株式会社 | 基礎部への柱立設工法 |
| JPS646428A (en) * | 1987-06-25 | 1989-01-11 | Tokyu Kensetsu Kk | Method for fixing iron base column |
| JPS6410837A (en) * | 1987-07-02 | 1989-01-13 | Tokyu Kensetsu Kk | Box pulling basket retaining mold of iron pillar fixing part in s building |
| JPH04369401A (ja) * | 1991-02-25 | 1992-12-22 | Renishaw Metrology Ltd | 接触プローブおよびスタイラスモジュール |
| JP2006307621A (ja) * | 2005-03-28 | 2006-11-09 | Jfe Steel Kk | 集合住宅共用部構造体 |
| JP2013256022A (ja) * | 2012-06-11 | 2013-12-26 | Kyocera Communication Systems Co Ltd | 外枠部材 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0232417B2 (ja) | 1990-07-20 |
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