JP2013256022A - 外枠部材 - Google Patents

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傳雄 前田
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Abstract

【課題】内側に埋めたコンクリートとU字溝の剥離を防止して、基礎としての重量を維持する。
【解決手段】底壁部2と、2つの側壁部4、6により形成される内側領域Dをコンクリートなどの経時性硬化物Sで埋めたときに、凹部8、10が、当該経時性硬化物Sが側壁部4、6に対して鉛直方向に係止する機能を有する。このため、経時性硬化物SがU字溝100に対して剥離せず、鉛直方向(図1Bの上方向)にズレが生じない。
【選択図】図1

Description

この発明は、基礎の施工に用いられる外枠部材の形状に関するものである。
近年、自然エネルギー発電の重要性が高まっている。例えば、メガソーラー(太陽光発電所)の建設の際には、敷地内に太陽光パネルを効率的に設置することが要求される。メガソーラー建設の好適地としては、埋立地が有力な候補となるが、地盤が軟らかいため、より強固な基礎が必要となる。
一方、従来から、側溝用のU字溝100’(図11Aに示す)が、基礎の施工にも用いられている。すなわち、図11Aに示すU字溝100’の内側をコンクリートで埋め固める等して基礎を施工し、これに太陽光パネル200を設置するといった用途が存在する。
その施工方法について具体的に説明する。まず、U字溝100’を所定の位置に配置し、鉄筋を配置した状態でコンクリートS’を流し込む。さらに、養生した後で、硬化したコンクリートS’に取付ボルトBなどを取り付け、完成したコンクリート基礎50’の上に太陽光パネル200を配置する(図11Bを参照)。
特開2005−67030号公報
しかしながら、図11Aに示すU字溝100’を基礎50’の施工に用いた場合、図12に示すように、硬化したコンクリートS’がU字溝100’から剥離してしまい、基礎として要求される重量が得られなくなるおそれがあった。これは、U字溝の製造工程で表面に?離剤が残存していることや、太陽光パネルに吹き付ける風や周囲の交通事情などによる振動を受けることで、U字溝と流し込んだコンクリートの間が剥離しやすくなること等が原因と考えられる。
この発明は、U字溝の内側に流し込んだコンクリートが硬化すると当該コンクリートがU字溝と一体化するようにU字溝を成形することで、内側に埋めたコンクリートとU字溝の剥離を防止して、基礎としての重量、強度を維持することを目的とする。
(1)この発明の外枠部材は、
長手方向に延伸する底壁部と、
前記底壁部に対して側壁を形成するように連結された少なくとも2つの側壁部と、
を備えた外枠部材であって、
前記底壁部と前記2つの側壁部により形成される内側領域を経時性硬化物で埋めたときに当該経時性硬化物が前記側壁部に対して鉛直方向に係止する係止部を、前記側壁部の内側に成形したこと、
を特徴とする。
これにより、U字溝の内側に固めたコンクリートをU字溝と一体化させ、鉛直方向へのU字溝の剥離を防止して、基礎としての重量を維持することができる。
(2)この発明の外枠部材は、
長手方向に延伸する底壁部と、
前記底壁部に対して側壁を形成するように連結された少なくとも2つの側壁部と、
を備えた外枠部材であって、
前記側壁部の内側に、凹部または凸部を成形したこと、
を特徴とする。
これにより、U字溝の内側に設けた凹部または凸部により、U字溝の内側に固めたコンクリートをU字溝と一体化させ、鉛直方向へのU字溝の剥離を防止して、基礎としての重量、強度を維持することができる。
(3)この発明の外枠部材は、
前記係止部が、前記外枠部材の長手方向に延伸して全長に渡って設けられたこと、を特徴とする。
これにより、外枠部材の長手方向に延伸して全長に渡って係止部を設けたU字溝を射出成形などにより安価で提供することができる。
(4)この発明の外枠部材は、
前記係止部が、前記外枠部材の長手方向に対して斜め方向に延伸して設けられたこと、を特徴とする。
これにより、外枠部材の長手方向に対して斜め方向に延伸して係止部を設けたU字溝を安価で提供することができる。
(5)この発明の外枠部材は、
前記係止部が、前記側壁部の内側に設けられた複数点在する凹部または凸部で構成されたこと、を特徴とする。
これにより、例えば、市販のU字溝を利用して(側壁に凹部を加工したり、加工して設けた凹部に円柱形状の部材を埋め込むなど)、係止部を設けたU字溝を安価で提供することができる。
(6)この発明の外枠部材の製造方法は、
長手方向に延伸する底壁部と、前記底壁部に対して側壁を形成するように連結された少なくとも2つの側壁部と、を備えた外枠部材の製造方法であって、
前記底壁部および前記2つの側壁部の内側との境界を形成する内側型枠であって、前記側壁部の内側に係止部を成形するための係止型を有し、少なくとも2以上の部材を取り外し可能な留め具で固定して構成された内側型枠を載置面の上方に吊り下げて配置し、
前記底壁部および前記2つの側壁部の外側との境界を形成する外側型枠を、載置面上に配置し、
前記内側型枠と前記外側型枠の間に形成される領域に流動物を流し込んだ後、流動物に加圧振動を加え、
前記外側型枠を取り除き、前記留め具を取り外した状態で前記2以上の部材をそれぞれ取り除いた、
ことを特徴とする。
これにより、係止部を設けたU字溝を安価で提供する製造方法を提供することができる。
(7)この発明の型枠は、
長手方向に延伸する底壁部と、前記底壁部の両端で連結された2つの側壁部と、を備えた外枠部材を製造するための型枠であって、
前記底壁部および前記2つの側壁部の内側との境界を形成するための内側型枠であって、前記側壁部の内側に係止部を成形するための係止型を有し、少なくとも2以上の部材を取り外し可能な留め具で固定して構成された内側型枠と、
前記底壁部および前記2つの側壁部の外側との境界を形成するための外側型枠と、
を備えたこと、を特徴とする。
これにより、係止部を設けたU字溝を安価で提供する型枠を提供することができる。
(8)この発明の基礎の施工方法は、
長手方向に延伸する底壁部と、前記底壁部に対して側壁を形成するように連結された少なくとも2つの側壁部と、を備えた外枠部材を用いた基礎の施工方法であって、
前記底壁部と前記2つの側壁部により形成される内側領域を経時性硬化物で埋めたときに、当該経時性硬化物が前記側壁部に対して鉛直方向に係止する係止部を前記側壁部の内側に成形した外枠部材を所定位置に配置し、
前記底壁部と前記2つの側壁部により形成される内側領域を経時性硬化物で埋めた後、取付部材を取り付けて基礎を成形したこと、
を特徴とする。
これにより、U字溝を用いて施工した基礎の重量および強度を維持することができる。
(9)この発明の基礎部材は、
長手方向に延伸する底壁部と、
前記底壁部に対して側壁を形成するように連結された少なくとも2つの側壁部と、
前記底壁部と前記2つの側壁部により形成される内側領域を埋める経時性硬化物と、
を備えた基礎部材であって、
前記側壁部の内側に、前記経時性硬化物が前記側壁部に対して鉛直方向に係止する係止部を成形したこと、
を特徴とする。
これにより、U字溝の内側に固めたコンクリートをU字溝と一体化させ、鉛直方向へのU字溝の剥離を防止した基礎部材を実現することができる。
本発明のU字溝100の構成を示す図である。図1Aは、U字溝100の斜視図であり、図1Bは、図1Aに示すU字溝のα断面図である。 本発明のU字溝100を用いた基礎の施工方法(工程1、2)を示す図である。 本発明のU字溝100を用いた基礎の施工方法(工程3)を示す図である。図3Aは、U字溝100で構成されるユニットUの斜視図であり、図3Bは、図3Aに示すU字溝100のα断面図であり、図3Cは、U字溝100のβ矢視図である。 本発明のU字溝100を用いた基礎の施工方法(工程4)を示す平面図である。 本発明のU字溝100を用いた基礎の施工方法(工程5)を示す斜視図である。 本発明のU字溝100を用いた基礎の施工方法(工程6)を示す図である。図6Aは、図5に示すU字溝100の基礎に太陽光パネル200を取り付けた状態を示す図であり、図6Bは、図6Aのγ断面矢視図である。 本発明のU字溝100を用いて施工した基礎50に太陽光パネル200を配置した状態を示す全体図である。図7Aは、基礎50に取付けた太陽光パネル200の斜視図であり、図7Bは、図7Aに示す太陽光パネル200および基礎50の側面図である。 本発明のU字溝100を製造するために用いられる型枠を示す図である。 他の実施形態におけるU字溝100の構成を示す斜視図である。 他の実施形態におけるU字溝100の構成を示す斜視図である。 従来のU字溝100’の構成を示す図である。図11Aは、従来のU字溝100’の斜視図であり、図11Bは、図11Aに示す従来のU字溝100’を用いて基礎を施工した場合の問題点を示す図である。 従来技術の解決課題を示す図である。
1.U字溝100の構成
図1を用いて、本発明のU字溝100の構成について説明する。なお、図1Aは、U字溝100の斜視図であり、図1Bは、図1Aに示すU字溝100のα断面図である。
外枠部材であるU字溝100は、長手方向(図1AのX方向)に延伸する底壁部2と、底壁部2に対して側壁を形成するように連結された少なくとも2つの側壁部4、6と、を備えており、コンクリート材により一体的に成型される。なお、この実施形態では、U字溝100の全長を60cmとした。
また、図1A、Bに示すように、側壁部4、6の内側には、それぞれ長手方向(図1AのX方向)に延伸して全長に渡って凹部8、10が成形されている。凹部8、10は、それぞれ長手方向(図1AのX方向)に平行に設けられている。なお、凹部8、10には、製造時に型枠をU字溝100から取り外すことが可能なように、テーパーが成形されている。
凹部8、10は、図1Bに示す底壁部2と2つの側壁部4、6とにより形成される内側領域Dを、後述するように経時性硬化物であるコンクリートSで埋めたときに、側壁部4、6に対して硬化したコンクリートSを鉛直方向(図1BのY方向)に係止させる機能を有する。このため、コンクリートSがU字溝100に対して剥離せず、鉛直方向(図1BのY方向)にズレが生じない。
2.基礎の施工方法
つぎに、図1に示すU字溝100を用いた基礎の施工方法について、図2〜図7を用いて以下に説明する。
[工程1]作業者は、まず、図2に示すように、U字溝100を所定の位置に配置する。図2に示す具体例では、U字溝100を5つ直線上に隣接して配置し、これを1つのユニットとし、さらに、これを等間隔で5ユニット配置している(ユニットU1〜U5)。
[工程2]作業者は、つぎに、隣接するU字溝100の連結部C(図2)をセメントなどで固める。後述する[工程4]において、U字溝100の連結部Cからコンクリートが流出しないようにするためである。
[工程3]さらに、作業者は、図3A〜Cに示すように、各ユニットU(U1〜U5)の内部領域Dに、鉄筋T(T1、T2)を配置する。具体的には、図3Aに示すように、格子状の鉄網T1を両端に配置し、これに各ユニットU(U1〜U5)の全長(60cm×5個=3m)と同程度の長さの線状の鉄筋を2本通し(図3C)、中間の数カ所で留め具Fによって固定する(図3B)。さらに、図3Aに示す柵状の鉄筋T2を上から覆うように配置する(図3Bに点線で示す)。
[工程4]続いて、図4に示すように、各ユニットU(U1〜U5)の両端に型枠Qを当てた状態で、経時性硬化物であるコンクリートSを少なくとも凹部8、10が完全に埋まる高さ(例えば、図1Bに点線で示す側壁部4、6の上面に到達する位置)まで流し込んで、内側領域D(図1B)をコンクリートSで埋める(図4)。
その後、コンクリートSが硬化するまで、数日間放置する。なお、コンクリートSが硬化することで、外枠部材であるU字溝100がコンクリートSと一体化し、基礎部材(基礎を構成する部材)となる。
[工程5]作業者は、図5に示すように、硬化したコンクリートSの上面の所定位置に孔を開け、取付ボルトBを埋め込む。例えば、各ユニットU1〜U5の両端部において、図5に示すように、2カ所ずつ取付ボルトBが埋め込まれる。
[工程6]最後に、作業者は、図6に示すように、太陽光パネル200の下部に設けられた取付孔に取付ボルトBを通して、ナットNで上下から固定する。
以上の全工程1〜6により、最終的には、敷設内において、図7A、Bに示すように、基礎50の上に太陽光パネル200が直線上に配置される。なお、図7に示す太陽光パネル200を隣接してストライプ状に配置すれば、太陽光パネル200を格子状に敷地内に敷き詰めることができる。
3.外枠部材の製造方法
図1に示すU字溝100の製造方法について、図8を用いて以下に説明する。
図1に示すU字溝100を製造するために、例えば、図8に示す型枠20が使用される。
型枠20は、図1に示すU字溝100の底壁部2および2つの側壁部4、6の内側との境界を形成するための内側型枠22(22a、22b)と、底壁部2および2つの側壁部4、6の外側との境界を形成する外側型枠24(24a、24b、24c)とを備える。なお、外側型枠24として、U字溝100の長手方向の両端との境界を形成する外側型枠も存在するが、図8では省略している。
内側型枠22は、それぞれが側壁部4、6の内側に凹部を成形するための係止型Wを有し、取り外し可能な留め具Pで互いに固定された第1部材22aと第2部材22bとで構成される。ここで、係止型Wは、成形した後に第2部材22bおよび第1部材22aを抜き出し可能なように、テーパー状に成形されている。
本実施形態において用いられる即脱成形法は、U字溝100の製造方法の1つである。「即脱成形法」とは、型枠に落とし込んだ高流動性コンクリートに加圧振動を加えて成形した後、製品を型枠から脱型して養生する製造方法である。
まず、留め具Pで固定した内側型枠22(22a、22b)を載置面の上方に吊り下げて所定高さに配置する。つぎに、外側型枠24(24a、24b、24cなど)を、載置面上に配置する。
さらに、図8に示すように、内側型枠22と外側型枠24の間に形成される領域に高流動性コンクリートGを流し込んだ後、加圧振動部材(32a、32b)により高流動性コンクリートGに加圧振動を加える。また、押下部材30により、内側型枠22を吊り下げた状態で、内側型枠22が持ち上がらないように押し下げる。
その後、外側型枠(24a、24b、24c)を取り除き、また、押下部材30および加圧振動部材(32a、32b)を退避させる。さらに、留め具Pを取り外した状態で、第2部材22b、第1部材22aを順に抜き出す。これを養生することで、図1Aに示すU字溝100を製造することができる。
4.その他の実施形態
なお、上記実施形態では、外枠部材としてU字溝100を用いたが、底壁部および少なくとも2つの側壁を備えた他の部材を用いることもできる。例えば、外枠部材としてH型鋼・溝形鋼を用いたり、箱形側溝・角パイプの一面を切り欠いたもの、L型側溝をコの字型に組み合わせて継ぎ目をセメントで埋めたものなどを外枠部材として用いることができる。
なお、上記実施形態では、長手方向に延伸される凹部8、10を側壁に設けたが(図1A)、例えば、図9Aに示すように、複数の丸孔を側壁に点在するように設けてもよい。
なお、上記実施形態では、凹部8、10を外枠部材の長手方向に対して平行に延伸して設けたが(図1B)、図9Bに示すように、外枠部材の長手方向(図9BのX方向)に対して斜め方向に延伸して設けてもよい。さらに、図9Cに示すように、隣接するU字溝100の凹部8、10の向き(長手方向に対する傾斜方向)が交互になるように配置すれば、例えば、図2に示す各ユニットU1〜U5を成形した際に、鉛直方向に生じるずれを確実に防止することができる。
なお、上記実施形態では、2つの側壁を平行に設けたが、図10A、Bに示すように、2つの側壁を正または負のテーパー形状に設けてもよい。特に、図10Bに示すように、負のテーパー形状に設けた場合、側壁に凹部8、10を設けなくても、側壁自体を係止部として成形することができる。側壁に凹部8、10を設けなくても、鉛直方向のズレが生じないからである。
なお、上記実施形態では、U字溝100の底壁部2を平面としたが(図1A)、底壁部2を曲面としてもよい。
なお、上記実施形態では、両側の側壁に凹部8、10(図1A)設けることとしたが、一方の側壁にだけ凹部8、10を設けるようにしてもよい。
なお、上記実施形態では、U字溝100の側壁に凹部8、10(図1A)を設けることとしたが、凸部を設けるようにしてもよい。
なお、上記実施形態では、側壁、係止部を外枠部材の中心線に対して対称な形状に成型したが、側壁、係止部を外枠部材の中心線に対して非対称に成型してもよい。
なお、上記実施形態では、U字溝100の成形時に特殊な型枠20を用いて係止部(凹部など)を成型することとしたが(図8)、一般に用いられる市販のU字溝に係止部(凹部など)を加工して設けるようにしてもよい。このように、一般に用いられる市販のU字溝に係止部を加工した場合、安価に外枠部材を提供することができるメリットがある。
なお、上記実施形態では、U字溝100を配置してから内部領域DをコンクリートSで埋めることとしたが(図3A)、コンクリートSで内部領域Dを埋めたU字溝を配置するようにしてもよい。
なお、上記実施形態では、外枠部材をコンクリート材で成形したが、プラスチック材、ポリエチレン材、金属材など他の部材で成形してもよい。例えば、外枠部材を構成する筐体としてプラスチック材、ポリエチレン材を用いる場合、射出成形により成形すればよい。外枠部材を構成する筐体としてステンレスなどの金属材を用いる場合、ステンレス鋼板に凹凸をプレス加工し、継ぎ目を溶接して成形すればよい。
なお、上記実施形態では、太陽光パネル200の施工にU字溝100を用いたが、組み立て家屋、仮設トイレなどの施工にU字溝100を用いてもよい。
なお、上記実施形態では、即脱成形法によりU字溝100を成形することとしたが、流し込み成型法などその他の製法を用いてもよい。また、上記実施形態では、即脱成形法のうち、吊コアー方式を採用したが、内側型枠(コアー)を載置面側に配置するタイプの引き抜きコアー方式や反転・引き抜き方式など、その他の製法を用いてもよい。
なお、上記実施形態では、[工程4]において、コンクリートSを少なくとも凹部8、10が完全に埋まる高さまで流し込むこととしたが、コンクリートSを凹部8、10が部分的に埋まる高さまで流し込むようにしてもよい。

Claims (9)

  1. 長手方向に延伸する底壁部と、
    前記底壁部に対して側壁を形成するように連結された少なくとも2つの側壁部と、
    を備えた外枠部材であって、
    前記底壁部と前記2つの側壁部により形成される内側領域を経時性硬化物で埋めたときに当該経時性硬化物が前記側壁部に対して鉛直方向に係止する係止部を、前記側壁部の内側に成形したこと、
    を特徴とする外枠部材。
  2. 長手方向に延伸する底壁部と、
    前記底壁部に対して側壁を形成するように連結された少なくとも2つの側壁部と、
    を備えた外枠部材であって、
    前記側壁部の内側に、凹部または凸部を成形したこと、
    を特徴とする外枠部材。
  3. 請求項1または請求項2の外枠部材であって、
    前記係止部が、前記外枠部材の長手方向に延伸して全長に渡って設けられたこと、
    を特徴とする外枠部材。
  4. 請求項1または請求項2の外枠部材であって、
    前記係止部が、前記外枠部材の長手方向に対して斜め方向に延伸して設けられたこと、
    を特徴とする外枠部材。
  5. 請求項1または請求項2の外枠部材であって、
    前記係止部が、前記側壁部の内側に設けられた複数点在する凹部または凸部で構成されたこと、
    を特徴とする外枠部材。
  6. 長手方向に延伸する底壁部と、前記底壁部に対して側壁を形成するように連結された少なくとも2つの側壁部と、を備えた外枠部材の製造方法であって、
    前記底壁部および前記2つの側壁部の内側との境界を形成する内側型枠であって、前記側壁部の内側に係止部を成形するための係止型を有し、少なくとも2以上の部材を取り外し可能な留め具で固定して構成された内側型枠を載置面の上方に吊り下げて配置し、
    前記底壁部および前記2つの側壁部の外側との境界を形成する外側型枠を、載置面上に配置し、
    前記内側型枠と前記外側型枠の間に形成される領域に流動物を流し込んだ後、流動物に加圧振動を加え、
    前記外側型枠を取り除き、前記留め具を取り外した状態で前記2以上の部材をそれぞれ取り除いた、
    ことを特徴とする外枠部材の製造方法。
  7. 長手方向に延伸する底壁部と、前記底壁部の両端で連結された2つの側壁部と、を備えた外枠部材を製造するための型枠であって、
    前記底壁部および前記2つの側壁部の内側との境界を形成するための内側型枠であって、前記側壁部の内側に係止部を成形するための係止型を有し、少なくとも2以上の部材を取り外し可能な留め具で固定して構成された内側型枠と、
    前記底壁部および前記2つの側壁部の外側との境界を形成するための外側型枠と、
    を備えたこと、を特徴とする型枠。
  8. 長手方向に延伸する底壁部と、前記底壁部に対して側壁を形成するように連結された少なくとも2つの側壁部と、を備えた外枠部材を用いた基礎の施工方法であって、
    前記底壁部と前記2つの側壁部により形成される内側領域を経時性硬化物で埋めたときに、当該経時性硬化物が前記側壁部に対して鉛直方向に係止する係止部を前記側壁部の内側に成形した外枠部材を所定位置に配置し、
    前記底壁部と前記2つの側壁部により形成される内側領域を経時性硬化物で埋めた後、取付部材を取り付けて基礎を成形したこと、
    を特徴とする基礎の施工方法。
  9. 長手方向に延伸する底壁部と、
    前記底壁部に対して側壁を形成するように連結された少なくとも2つの側壁部と、
    前記底壁部と前記2つの側壁部により形成される内側領域を埋める経時性硬化物と、
    を備えた基礎部材であって、
    前記側壁部の内側に、前記経時性硬化物が前記側壁部に対して鉛直方向に係止する係止部を成形したこと、
    を特徴とする基礎部材。
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