JPS5919015A - 熱間圧延機における最適パスライン決定方法 - Google Patents
熱間圧延機における最適パスライン決定方法Info
- Publication number
- JPS5919015A JPS5919015A JP12903382A JP12903382A JPS5919015A JP S5919015 A JPS5919015 A JP S5919015A JP 12903382 A JP12903382 A JP 12903382A JP 12903382 A JP12903382 A JP 12903382A JP S5919015 A JPS5919015 A JP S5919015A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pass line
- optimum
- rolling
- side plate
- plate thickness
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B37/00—Control devices or methods specially adapted for metal-rolling mills or the work produced thereby
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、熱間圧延機における最適バスライン決定方法
に関するものである。
に関するものである。
一般K1圧延における下ワークロールの上面であるノ4
スラインの決定は、実際の圧延に先立って行なわれる基
本操作の一っであク、■通板性を安定させる、■板のそ
シや曲シ等の形状不良を防ぐ、■フィードローラ等に過
大なカを加えて損傷させないようKする、等の極めて重
要な意味を持っている。通常、パスラインは実際の圧延
時に生ずるであろう最大圧下量から特に上記(Dと■と
について支障が起らないように適切な値を設定し、圧延
中その値を保持している。
スラインの決定は、実際の圧延に先立って行なわれる基
本操作の一っであク、■通板性を安定させる、■板のそ
シや曲シ等の形状不良を防ぐ、■フィードローラ等に過
大なカを加えて損傷させないようKする、等の極めて重
要な意味を持っている。通常、パスラインは実際の圧延
時に生ずるであろう最大圧下量から特に上記(Dと■と
について支障が起らないように適切な値を設定し、圧延
中その値を保持している。
しかしながら、種々のパススケジュールに対して常に安
定したパスラインに保持することは、個々のパススケジ
ュールとの不整合から、入側板の曲りやフイードローラ
に過大な力が加わることにもkる。すなわち/4’スラ
インの設足は、従来は最大圧下量のみから決定され、圧
延中はパススケジュールや圧延機とは無関係に一定に保
持するという方法がとられてきた。従って、パスライン
は各パススケジュールに対して必らずしも最適なものと
はなっておらず、入側板のliiI)や、噛込み不能等
が起るという欠点があった。
定したパスラインに保持することは、個々のパススケジ
ュールとの不整合から、入側板の曲りやフイードローラ
に過大な力が加わることにもkる。すなわち/4’スラ
インの設足は、従来は最大圧下量のみから決定され、圧
延中はパススケジュールや圧延機とは無関係に一定に保
持するという方法がとられてきた。従って、パスライン
は各パススケジュールに対して必らずしも最適なものと
はなっておらず、入側板のliiI)や、噛込み不能等
が起るという欠点があった。
本発明は、かかる欠点を解消するため、パスラインを従
来のように最大圧下量のみから決定した一定レイルに保
持するのではなく、パススケジュールや圧延機に応じて
上記のないし■に対する最適ノヤスラインを決定する方
法を提供せんとするものであって、その要旨とするとこ
ろは、圧延機の圧延四−ルを油圧シリンダの作動によっ
て圧下する油圧圧下装置のパスライン設定に際し、最適
パスラインaを ただしH:入側板厚 h:出側板厚 Q:圧延材の塑性係数 KB:がトムロール側ミル定数 で演算し、その結果に基きサーが弁を制御して油圧シリ
ンダのシリンダラムを動作させることによ!)パスライ
ンを最適値まで移動させて保持するようにしたことを特
徴とする。
来のように最大圧下量のみから決定した一定レイルに保
持するのではなく、パススケジュールや圧延機に応じて
上記のないし■に対する最適ノヤスラインを決定する方
法を提供せんとするものであって、その要旨とするとこ
ろは、圧延機の圧延四−ルを油圧シリンダの作動によっ
て圧下する油圧圧下装置のパスライン設定に際し、最適
パスラインaを ただしH:入側板厚 h:出側板厚 Q:圧延材の塑性係数 KB:がトムロール側ミル定数 で演算し、その結果に基きサーが弁を制御して油圧シリ
ンダのシリンダラムを動作させることによ!)パスライ
ンを最適値まで移動させて保持するようにしたことを特
徴とする。
以下、本発明に係る熱間圧延機における最適i4スライ
ン決定方法を図面に示した実施例に基づいて具体的に説
明する。
ン決定方法を図面に示した実施例に基づいて具体的に説
明する。
第1図は、本発明に係る最適ノfスラインの決定方法を
説明する原理図でちゃ、フイードローラ1の上を移動す
る板厚Hの圧延材2が圧下荷重を付与する下側パックア
ップロール5と上側パックアップロール6間の下側ワー
クロール3と上側ワークロール4とで板厚hに圧延され
る場合を示している。なお、破線は下側ワーク算−ル3
及び上側ワーク四一ル4の無負荷時の位置を表わしSは
無負荷ギャップである。
説明する原理図でちゃ、フイードローラ1の上を移動す
る板厚Hの圧延材2が圧下荷重を付与する下側パックア
ップロール5と上側パックアップロール6間の下側ワー
クロール3と上側ワークロール4とで板厚hに圧延され
る場合を示している。なお、破線は下側ワーク算−ル3
及び上側ワーク四一ル4の無負荷時の位置を表わしSは
無負荷ギャップである。
いま、板厚I{の圧延月2を板厚hに圧延する場合にお
いて、入側板の曲シを最小にし、かつ、通板性が最良と
なるパスラインδは下記のように決定される。すなわち
、まず圧延機に板材2が噛込まれると、上下のワークロ
ール4と3には等し(Q(H−h)なる荷重が加わり、
これに基づく上下ワークロール4.3の位置変化i:y
+Xはそれぞれ次式で表わされる。
いて、入側板の曲シを最小にし、かつ、通板性が最良と
なるパスラインδは下記のように決定される。すなわち
、まず圧延機に板材2が噛込まれると、上下のワークロ
ール4と3には等し(Q(H−h)なる荷重が加わり、
これに基づく上下ワークロール4.3の位置変化i:y
+Xはそれぞれ次式で表わされる。
KT:}ツプロール側ミル定数
I(B二がトムロール側ミル定数
Q:圧延ネヤの塑性係数
■=入側板厚
ll:出側板厚
一方上下ワークロール4,3から圧延機に加わる反力は
等しいことによク、各々のワークロール4,3による圧
下量は等し<(Hh)/2となり、これに拘束されて入
側板に“曲が)”が起る。従って、通板性の安定と7イ
ードローラ1の保饅及び板2の形状不良の防止という面
からは を満たすように決定すればよく、ここて最適ノやとライ
ンδは(1)(3)よル で表わされる。
等しいことによク、各々のワークロール4,3による圧
下量は等し<(Hh)/2となり、これに拘束されて入
側板に“曲が)”が起る。従って、通板性の安定と7イ
ードローラ1の保饅及び板2の形状不良の防止という面
からは を満たすように決定すればよく、ここて最適ノやとライ
ンδは(1)(3)よル で表わされる。
また、t4.1図及び(3)式から明らかなように、δ
とaとの大小関係に応じて入側板は以下の性状を示すこ
とになる。
とaとの大小関係に応じて入側板は以下の性状を示すこ
とになる。
δ〉δ:上向きの曲シ
δ=δ:曲シなし
δ〈J:下向きの曲シ
なお、第1図における入側板は下向きの曲シの場合を示
して込る。
して込る。
以上において最適なノ母スラインの決定方法を詳述した
が、この方法を適用した油圧圧下装置の具体的構造を第
2図にもとすいて説明する。
が、この方法を適用した油圧圧下装置の具体的構造を第
2図にもとすいて説明する。
すなわちミルハウジング18内には、前述したフイード
ローラ1上を移動する圧延材2を圧延するため、上下に
ワークロール4.3とバックアッグロール6,5が設け
られているが、上側パックアップロール6には圧下力検
出器8を介して圧下スクリュー11が連結され、圧下ス
クリュー駆動用モータ17によシ圧下スクリュー11が
回転して上側パックアップロール6を介し上側ワークロ
ール4に圧下力が付与されるようになっている。なお、
7はベアリング信ツクス、9は油圧シリンダグランジャ
、10は油圧シリンダラムである。
ローラ1上を移動する圧延材2を圧延するため、上下に
ワークロール4.3とバックアッグロール6,5が設け
られているが、上側パックアップロール6には圧下力検
出器8を介して圧下スクリュー11が連結され、圧下ス
クリュー駆動用モータ17によシ圧下スクリュー11が
回転して上側パックアップロール6を介し上側ワークロ
ール4に圧下力が付与されるようになっている。なお、
7はベアリング信ツクス、9は油圧シリンダグランジャ
、10は油圧シリンダラムである。
このように構成された圧延機において、前記(4)式の
演算を行なうには、最適/ぐスライン演算装置151C
よ勺、上位計算機16で決定された入側板厚や出側板厚
といった/9ススケジュール情報、事前に計測もしくは
理論的に算出されているボトムロール側ミル定数KB,
及び圧延オスの塑性係数Qから最適・臂スラインδ1を
演算し、その結果に基づき圧下力検出器8および位置検
出器12からの信号を受けて演算されるオ.ンライン板
厚制御装置14の情報をも加えてサーzt?タP13を
制御し、油圧シリンダのシリンダラム10を動作させ、
パスラインを最適値δの位置まで移動させて保持する。
演算を行なうには、最適/ぐスライン演算装置151C
よ勺、上位計算機16で決定された入側板厚や出側板厚
といった/9ススケジュール情報、事前に計測もしくは
理論的に算出されているボトムロール側ミル定数KB,
及び圧延オスの塑性係数Qから最適・臂スラインδ1を
演算し、その結果に基づき圧下力検出器8および位置検
出器12からの信号を受けて演算されるオ.ンライン板
厚制御装置14の情報をも加えてサーzt?タP13を
制御し、油圧シリンダのシリンダラム10を動作させ、
パスラインを最適値δの位置まで移動させて保持する。
なお、実際の圧延に際しては、上記最適パスラインの設
定につづいて、圧下スクリュー11を駆動用モータ17
で動作させ、無負荷ギャップSを設定した後、パスライ
ン設定の際のシリンダ内の油柱を基準とし、圧下力検出
器8、油圧シリンダ、位置検出器12、及びオンライン
板厚制御演算装置14を用いて板厚制御を行ないつつ圧
延することと々る。
定につづいて、圧下スクリュー11を駆動用モータ17
で動作させ、無負荷ギャップSを設定した後、パスライ
ン設定の際のシリンダ内の油柱を基準とし、圧下力検出
器8、油圧シリンダ、位置検出器12、及びオンライン
板厚制御演算装置14を用いて板厚制御を行ないつつ圧
延することと々る。
以上、図面に示した実施例にもとすいて詳細に説明した
ように、本発明に係る最適/4’スライン決定方法によ
れば、従来方法のように最大王下■から決定した一定レ
ベルに保持するのではなく、パススケジュールや圧延機
に応じて最適なノ平スラインを決定する方法であシ、上
向きや下向きの入側板の曲やも起らず、しかも、フイー
ドローラに加わる力も圧延機の自重のみで過犬な力が加
わらないので損傷することがない。
ように、本発明に係る最適/4’スライン決定方法によ
れば、従来方法のように最大王下■から決定した一定レ
ベルに保持するのではなく、パススケジュールや圧延機
に応じて最適なノ平スラインを決定する方法であシ、上
向きや下向きの入側板の曲やも起らず、しかも、フイー
ドローラに加わる力も圧延機の自重のみで過犬な力が加
わらないので損傷することがない。
第1図は本発明に係る最適パスライン決定方法を説明す
る原理図、第2図は本発明に係る方法を適用した油圧圧
下装置の構成図である。 図面中、 1はフイードローラ、 2は圧延材、 3,4はワークロール、 5,6はパックアップロール、 7はペアリング一一ツクス、 8は圧下力検出器、 9は油圧シリンダゾランジャ、 10は油圧シリンダラム、 11は圧下スクリュー、 12は位置検出器、 13はザーポ弁、 14はオンライン板厚制御演算装置、 15は最適パスライン演算装置、 16は上位計算機、 l7は駆動用モータ、 18はミルハウジングである。 −78−
る原理図、第2図は本発明に係る方法を適用した油圧圧
下装置の構成図である。 図面中、 1はフイードローラ、 2は圧延材、 3,4はワークロール、 5,6はパックアップロール、 7はペアリング一一ツクス、 8は圧下力検出器、 9は油圧シリンダゾランジャ、 10は油圧シリンダラム、 11は圧下スクリュー、 12は位置検出器、 13はザーポ弁、 14はオンライン板厚制御演算装置、 15は最適パスライン演算装置、 16は上位計算機、 l7は駆動用モータ、 18はミルハウジングである。 −78−
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 圧延機の圧延ロールを油圧シリンダの作動Kよって圧下
する油圧圧下装置のパスライン設定に際し、最適・母ス
ラインδ8を ただしH:入側板厚 h:出側板厚 Q:圧延材の塑性係数 KB:ボトムロール側ミル定数 で演算し、その結果に基きサーデ弁を制御して油圧シリ
ンダのシリンダラムを動作させることにより7々スライ
ンを最適値まで移動させて保持するようにしたことを特
徴とする熱間圧延機における最適パスライン決定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12903382A JPS5919015A (ja) | 1982-07-26 | 1982-07-26 | 熱間圧延機における最適パスライン決定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12903382A JPS5919015A (ja) | 1982-07-26 | 1982-07-26 | 熱間圧延機における最適パスライン決定方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5919015A true JPS5919015A (ja) | 1984-01-31 |
Family
ID=14999446
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12903382A Pending JPS5919015A (ja) | 1982-07-26 | 1982-07-26 | 熱間圧延機における最適パスライン決定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5919015A (ja) |
-
1982
- 1982-07-26 JP JP12903382A patent/JPS5919015A/ja active Pending
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