JPS59182828A - 帯電防止性の良好なポリオレフイン組成物 - Google Patents

帯電防止性の良好なポリオレフイン組成物

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JPS59182828A
JPS59182828A JP58055204A JP5520483A JPS59182828A JP S59182828 A JPS59182828 A JP S59182828A JP 58055204 A JP58055204 A JP 58055204A JP 5520483 A JP5520483 A JP 5520483A JP S59182828 A JPS59182828 A JP S59182828A
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JP
Japan
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transparency
halide
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added
polyolefin composition
Prior art date
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Pending
Application number
JP58055204A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoji Hayama
葉山 喜代治
Shigeyoshi Koyabu
小薮 重芳
Shigeo Morinaga
森永 茂夫
Tomoji Mizutani
水谷 友二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kohjin Holdings Co Ltd
Kojin Co Ltd
Original Assignee
Kohjin Holdings Co Ltd
Kojin Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は帯箱防IE性がすぐれたポリオレフィン組成物
及びそれを成型してなるフィルムに関するものである。
ポリオレフィン系樹脂は、その俊才した化学的及び物理
的性備により、成型品、フィルムなどとして広く使用さ
れているが、他の多くのプラスチックと同様、高い市1
気抵抗を有するため、 Ij、7擦などにより静電気を
帯びやすく、はこりなどの付着によりフィルム表面に汚
れを生じたり、使用場所によっては、Vi電した#電気
によるスパークにより。
可燃性溶剤等に引火し、火災又は燭光を起す原因となる
更に、近年急速に普及してきた集積回路素子(IC)等
は数百ボルトの静電気により内部回路が破壊され、不良
品となる等の障害があるため、これらの包装用フィルム
、袋1箱その他の材料等には、すぐれた帯電防止性を付
与する必要がある。
従来、熱可塑性樹脂に帯電防止性を付する方法として。
(1)各種の界面活性剤を表面塗布又は内部添加する。
(2)  カーボンブラック、カーボンファイバー、金
属粉、金属繊維等の尊重、性充填材料を内部添加する。
(8)表面に金属薄膜を形成させる。
などが知られている。
しかしながら、上記の界面活性剤の表面塗布あるいは、
円部添加する方法により作製された帯電時1、ヒ性ブラ
ヌチック材料の表面1有抵抗は、おおむね1010Ω以
上であり、高IWの帯′低防止性を必′〃としない用途
に用いら詐ている。
又、手記のカーボンブラシク、カーボンファイバー、金
属粉、金属tM、絹等の導電性光実材料を内部添加する
方法により作製された帝1ト:防止性材料の成型物の表
面1iii!ll有抵抗文び体瑣固イ1抵抗(は□、・
fめて低く、高f’J−の帯′i6.防止性を必要とす
る用途に用いられているが、これらは、専いフィルム(
犬であっても、不子明であるため1袋内に・討入した内
谷部1を外部からイ(峨−娼B米ない等の欠点を竹して
いる。
即ち、透明性があり、且帝電防止性のすぐれたポリオレ
ノイン組成物の開発が4まれている、又、上記の表面に
金属薄膜を形成させる方法により作製された帯電1、防
止性の材料は5例えば9名−面に計金属を蒸着した]1
ルムが市販されており。
蒸漸面の帯電防止性がすぐれ、且透ゆ]性も叶D11、
り良いものがある。しかし、 イIIb格が高いこと等
の欠点があり、髄殊な用途に1股定され、九片的でない
以上のように、各々のタイプの帝1程防止性材料の成型
物は、一長一短がある。
本発明は、すぐルた#電防正性、透明性、熱接着性を有
し、且安価な組成物とそのフィルムを提供する事を目的
として鋭意研究を重ねた結果、ポリオレフィンに有機化
合物と金属塩とを添加する事により・2本発明に到頒し
たものである。
すなわち2本発明(はジアミン類及びこれらの誘導体か
ら成るイ1楼化合物群から選ば2″した1種又は2種以
上の有機化合物とアルカリ金属、アルカリ土類金属のハ
ロゲン化物からなる金属塩群から選はれた1種又は2種
以上の金属塩とを併せてポリオレフィン樹脂に添加する
事により成り、すぐれた帯電防止性を有するポリオレノ
イン成型品を与える。
更に詳述すると、ジアミン類及びこfらのu4体を、ポ
リオレフィン系樹脂又はその他の樹脂に配合して成る成
製品は透明性はイイするが、蛍乍ト□防止性は表m1固
有抵抗がおおむね10100以上のレベルであり、又、
これらのジアミン類及びこれらの誘導体を多帯に用いる
と、浸出(ブリード)によす、表面にべとつきを生じた
り、劾末秋物が堆、(責して透明性を14々う等の障害
があるn本発明者らは、かかる≠独使用においては、尚
足できる帯電防止性能が得られにくいジアミン類及びこ
れらの誘導体と、アルカリ金属、アルカリ土類金炙のハ
ロゲン什物とを併用してポリオレフィン樹脂に・/l〉
加した組成物が極めてすぐれたイff *1防止性η目
を示す事を発見した。
又9本発明に用いた)・ロゲン化物を単独に添加しても
、当然の4¥ながら、すぐfたイ片電防止性は14られ
ない。
この様に、単独である一定(′f添加しても、帯電防止
効果が十分でない有絆、を化合物と、帯電防止効果が殆
どない金桝塩とを併用する事により相乗効果があられれ
、帯電防止効果が著しく改善される事がわかった。
例えば生部固有抵抗は1万分の1以下に低下した。しか
も体積固有抵抗も著しく攻善窟れて、十分の1以下に殴
書さnたOかかる改善の効果は。
各成分を単独に添加した場合の性能からは全く予期しな
いところである。
未発明において適用される有機化合物として具体的な化
合物を例示すると次のものがあげられる。
ジアミン類及びこれらの誘導体 R: 08〜C2□のアルキル基又はアルケン基p+q
+r=0〜20 又1本発明に使用される金属塩として具体的な化合物を
例示すると次のものがあげられる。Gg(にリチウム、
塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化マグネシウム、堪
イヒカルシウム、臭化ナトリウム。
−lマグネシウム、臭化カリウム、沃化ナトリウム、沃
化カリウム、沃化マダイ・シウム等のハロゲン化物、又
1本発明におけるポリオレフィン樹脂トシては、ポリエ
チレン、ポリプロピレン、ポリブテン−1,ポリメチル
ペンテン及びとnらを主体とする共重合物又はブレンド
物、及びアイオノマー樹脂が使用される。
本発明において、前述の有機化合物及び金属塩を添加す
るにあたり、適用しようとするポリオレフィン系樹脂1
00重量部に対し、有機化合物を0.05〜2.0重量
部、金属塩を005〜5.0効重量部を用いるのが好ま
しい。有機化合物及び金属塩の量がそnぞれ上記の範囲
未満のものけ、導電性の改良効果が小さく、又、上記3
4ノ、囲超過のものは、成型後の透明性の低下及びべと
つきなどが発生する。
ポリオレフィン樹脂に前記有機化合物及び金属塩を添加
する方法についてJべると、まず、金属塩は可能な限り
微粉末状にしておく挙が望せしい。
次に、有機化合物及び金属塩做粉末をそれぞれ別に添加
するか、若1〜くけ、有機化合物と金+4塩微粉末をあ
らかじめ混合した後、ポリオレフィン樹脂に任意の適当
な方法により、添加混合する。例えば、押出機混合、ミ
キシングロール混合、バンバリーミキサ−混合などの方
法で行うことが可能である。
又1種々の添加剤1例えば、酸化防止剤、滑剤。
アンチブロッキング剤、顔料等を配合しても2本発明の
妨げにはならない。
つぎに、実施例によって、本発明を説明するが。
これらは1例示的なものであって′1本発明は、これに
より限定されるものではない。
同、実施例中に示した帯電防止性(表面固有抵抗)、透
明性(光線透過率)1表面状態(べとつき、ブリードに
よる白化)の測定は1組成物をフィルムに成型したもの
を試料とし以下の方法によったO ■、帯電防止性(表面固有抵抗) サンプルニ40°Cx48時間エージングしたもの。
試験法二JIS K−6911に規定する抵抗率測足法
による。
測規装置:ヒューレット・パラカード社製 抵抗率セル
−16008A及び高率抵抗 計−+329A 2、透明性(光線透過率) サンプル:40°CX418時間エージングしたもの。
試験法二JISK−6714,に規定する平行光像透過
率測定法による全光線透過率。
測定装置二日本電色工業製 ND−H67型3 べとつ
き サンプル:40°CX4・8時間エージングしたもの。
試験法:室温25°Cの中で醒浄な指先によりゆj11
1旧−べとつきの程度を評価した。
評価基準:○ニブランクと大差なし。
△:ヌメリ感がある。
×:べとつきを感じる。
4 ブリードによる白化 サンプル:フィルム成形後40°CX48峙間エージン
グしたもの。
試験法:目視及び指先拭取による。
○:指先拭取により透明性が変わらない。
△:指先拭取により透明性の変化が小さいっ×:指先拭
取により透明性の変化が大きい。
実施例 1〜3 これらの実施例は、ポリオレフィン樹脂トシて高圧法ポ
リエチレン(商品名:UBEポリエチレンF−222)
を用い、以下の方法によりフィルムを作製し性能を評価
したものである。
まず、添加剤の調合方法について述べる。第1表記載の
Ni類と量の有機化合物及び金属塩を乳鉢中に採り、加
熱により有機化合物を溶融し、乳棒により金属塩を粉砕
しながら、混合し2次に冷却固化して、添加調合物とし
た。
次いで、前述のポリエチレンe100〜120℃に調節
したミキシングロール(西吋工機製、直径77鴫、長さ
190鰭の2本ロール式9回転速度28.8几PM)を
用いて混練しながら、先に調製した添加調合物を添加し
、その後更に20分間混練をつづけ、シート状物を得た
このシート状物の小片を油圧式熱プレス機(自家製、理
研梢機油圧ユニット便用)を用い、温度を160℃、圧
力を15 F4/、iで2分間保持し。
大きさが縦×横×厚さ100朔X ] 50++ymX
 100μmのフィルムを得た。
以上の方法により得られたフイールムについて。
帯電防止性、透明性及び表面状態の測定を行った結果及
び同様の方法により有機化合物、金属塩をそれぞれ単独
で添加した比較例(1〜5)の測定結果を第1表に示す
これらの結果かられかる様に、有機化合物のみを添加し
た場合1表面固有抵抗は1,014.Q以上1体積固有
抵抗は1016Ω・副尺上であり、金属塩のみを添加し
た場合は2表面固有抵抗は1016Ω以上2体積固有抵
抗は1017Ω・副尺上であるが、本発明によるフィル
ムの表面固有抵抗は1万分の1以下9体積固有抵抗は十
分の1[;下となった。
又、これらの実施例は、全て透明性を有j−ており、光
[株]透過案は80%堤土堤上った。更にヒートシール
性についても170°CX2秒でヒートシールした部分
の剥離強麿は4 Kf/ l 5 mm以上あり。
ヒートシール性がある事も確認した□ 実施例 4 本実施例はポリオレフィン樹脂としてポリプロピレン(
商品名:住友ノーブレンPL−6815G)を用い、実
施例1と同様の方法により第1表記眠の添加物配合によ
りフィルムを作製して性能を評価したものである。
ただし、ポリプロピレンの混練温度を160〜180℃
、フィルムを作製する熱プレス温度を250°Cとし、
父、帯電防止性測定前のエージングを60°CX4・日
間とした。
以上の方法により得られたフィルムについて。
帯電防止性、透明性及び表面状態について測定し東結果
及び同様の方法により有機化合物及び金属塩をそ扛ぞれ
単独で添加した比較例(6〜7)の測定結果を第1表に
示す。
こ九らの結果からもわかる様に、レジンがポリプロピレ
ンの場合もポリエチレンの場合と同様に。
本発明によるフィルムはすぐnた帯電防止効果。
透明性を有していた。
(実施例及び比較例に用いた添加物) A−IN−中側アルキルトリメチレン ジアミン B−1塩化リチウム B−2塩什マグネシウム B−3沃化カリウム 〔以 下金 白〕

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ■、クジアミン類びこれらの誘導体から成る有機化合物
    群から選ばれた1種又は2ね以上の有機化合物と、アル
    カリ金M及びアルカリ土類金属のハロゲン化物から成る
    金属塩群から選ばれた1種又は2種以上の金属塩とが添
    加されている事を特徴とする透明性があり且帯市防止性
    がすぐれたポリオレフィン組成物。
JP58055204A 1983-04-01 1983-04-01 帯電防止性の良好なポリオレフイン組成物 Pending JPS59182828A (ja)

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JP58055204A JPS59182828A (ja) 1983-04-01 1983-04-01 帯電防止性の良好なポリオレフイン組成物

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JP58055204A JPS59182828A (ja) 1983-04-01 1983-04-01 帯電防止性の良好なポリオレフイン組成物

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JPS59182828A true JPS59182828A (ja) 1984-10-17

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ID=12992132

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JP58055204A Pending JPS59182828A (ja) 1983-04-01 1983-04-01 帯電防止性の良好なポリオレフイン組成物

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JP (1) JPS59182828A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60206866A (ja) * 1984-03-30 1985-10-18 Sekisui Chem Co Ltd 帯電防止性樹脂組成物
JPS60206865A (ja) * 1984-03-30 1985-10-18 Sekisui Chem Co Ltd 帯電防止性樹脂組成物

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60206866A (ja) * 1984-03-30 1985-10-18 Sekisui Chem Co Ltd 帯電防止性樹脂組成物
JPS60206865A (ja) * 1984-03-30 1985-10-18 Sekisui Chem Co Ltd 帯電防止性樹脂組成物

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