JPS59182199A - 高所作業車の制御装置 - Google Patents

高所作業車の制御装置

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Publication number
JPS59182199A
JPS59182199A JP5542083A JP5542083A JPS59182199A JP S59182199 A JPS59182199 A JP S59182199A JP 5542083 A JP5542083 A JP 5542083A JP 5542083 A JP5542083 A JP 5542083A JP S59182199 A JPS59182199 A JP S59182199A
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JP
Japan
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boom
signal
control device
section
workbench
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Pending
Application number
JP5542083A
Other languages
English (en)
Inventor
秀樹 三宅
星野 春保
聰行 田中
北村 裕幸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinmaywa Industries Ltd
Original Assignee
Shin Meiva Industry Ltd
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Publication date
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Priority to JP5542083A priority Critical patent/JPS59182199A/ja
Publication of JPS59182199A publication Critical patent/JPS59182199A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は高所作業車の制御装置に関するものである。
高所作業車は、車体上に搭載された旋回台にブームが起
伏自在に支持され、該ブームの先端に作業台が装設され
ており、作業台での作業時における車体の転倒を防止す
るために、車体にアウトリガが取り付けられ、アウトリ
ガにジヤツキが設けられている。
かかる高所作業車において、は、アラ) IJガの張出
量は道路の巾などによって変わり、このアウトリガの張
出量に応じて車体の安定度、つまりは作業台の作業半径
も変わってくることになる。したがって、作業台側でブ
ーム関連作動、つまり、ブームの起伏角度、旋回角度、
伸縮量を操作する場合、作業台側から操作信号を車体側
へ送る一方、車体側において、アウトリガの張出状態と
ブームの状態とから安定側モーメントと転倒側モーメン
トとを比較し、上記操作信号が作業の安全限界を越えな
い方向の操作信号である場合にのみ各ブーム操作アクチ
ュエータに作動信号を送る必要がある。
しかして、作業台側から車体側へ操作信号を電気信号と
して送るようにすると、例えば、高圧電線の補修作業等
を行なう場合、作業台が車体を介してアースされ、作業
者が感電する不具合がある。
これに対して、従来は絶縁した油圧管をブーム内に通し
、油圧信号として作業台側から操作信号を送る方式が一
般に採用されていたが、ブームには作業台に取り付けら
れたウィンチ等を操作するための油圧管が通されていた
り、また、ブームの段数が多い場合には油圧管を通すス
ペースが小さくなることもあって、上記操作信号用の油
圧管を通すスペースをとるのが難しいという問題がある
本発明は、かかる点に鑑み、ブームの状態およびアウト
リガの張出状態をそれぞれ検出する検出手段を設け、そ
の検出信号に応じて作業の安全限界を越える方向のブー
ム関連作動を規制するようにして車輌の転倒を防止する
とともに、ブーム先端の作業台からの操作信号を光信号
として光フアイバケーブルを介して車体側の中央制御装
置へ送るようにし、高所作業車における作業の安全を確
保することを目的とするものである。
以下、本発明の構成を実施例につき図面に基づいて説明
する。
第1図に示すように、高所作業車1の車体2上には旋回
台3が旋回モータ(図示省略)によって旋回制御可能に
搭載されており、旋回台3の上端にブーム4が基端にお
いて起伏自在に枢着されている。ブーム4は多段伸縮式
であって、伸縮用シリンダ(図示省略)によってその長
さが可変になされているとともに、ブーム4〆旋回台6
との間に配設した起伏シリンダ5によって起伏角度を制
御するようになされており、その先端ブーム4aの先端
に作業台6が連結部材7を介して回動自在に枢着されて
いる。
作業台6は、旋回台6とブーム4の間に配した駆動側の
平衡シリンダ8と、ブーム4と連結部材7の間に配した
従動側の平衡シリンダ9どの連係により、ブーム4の起
伏動作に対応して常に水平状態を維持するように構成さ
れている。
作業台6の連結部材7には吊上装置10が取り付けられ
ている。吊上装置10は、連結部材7に旋回自在に支持
した旋回ポスト11と、旋回ポスト11に回動自在に支
持した作業用ブーム12と、ウィンチ装置16とを備え
、旋回ポスト11は作業台6の旋回用首振シリンダ(図
示省略)によって選択的に旋回できるようになされてい
る。なお、ウィンチ装置13において、14はウィンチ
モータ、15はワイヤ、16はフックである。
また、車体2の前後の左右両側の計グ個所にはアウトリ
ガ17が車体側方へ張出可能に設けられ、該アウトリガ
17番こはジヤツキ18が設けられている。
」二記高所作業車1において、旋回台6の車体2への取
付部にはブーム4の基準位置に対する旋回角度を検出す
るブーム旋回角度検出器21が、また、ブーム4にはブ
ーム4の起伏角度を検出するブーム角度検出器22が、
さらに、起伏シリンダ5とブーム4との連結部には起伏
シリンダ5にかかる負荷を検出するブーム負荷検出器2
3がそれぞれ設けられ、また、車体2にはアウトリガ1
7の張出長さを検出するグ個のアウトリガ張出長検出器
248〜24dが設けられている。
また、作業台乙にはブーム関連作動、つまり、ブーム4
の旋回、起伏および伸縮の各操作を行なう作業台側操作
部25と、各操作信号を出力するための作業台側制御装
置26とが設けられている。
一方、旋回台側には、ブーム関連作動を制御する中央制
御装置27、上記作業台側操作部25と同様の旋回台側
操作部28およびブーム関連作動用の電磁弁装置29が
設けられている。電磁弁装置29は上記ブーム4の伸縮
用シリンダ、起伏シリンダ5および旋回モータの各アク
チュエータへ供給する油圧を制御するものである。
上記各検出部21〜24、各操作部25.28、各制御
装置26.27および電磁弁装置29の関係は第2図に
示されている。
まず、作業台側操作部25および旋回台側操作部28は
ブーム4の旋回、起伏および伸縮の各操作を行なう操作
レバーを備え、各操作レバーにはポテンショメータが取
り付けられている。そして作業台側操作部25からの操
作用の電気信号は、作業台側制御装置26にて光信号に
変換され、ブーム4に沿って配設した光フアイバケーブ
ル群60を介して光信号として中央制御装置27−\入
力するようになされている。一方、旋回台側操作部28
からの操作用の電気信号は、中央制御装置27へ直接入
力するようにtcされている。中央制御装置27は、各
操作用の信号に応じ電磁弁装置29へ作動信号を送る一
方、ブーム旋回角度検出器21、ブーム角度検出器22
およびブーム負荷検出器23からの各検出信号と、各ア
ウトリガ張出長検出器24a〜24dからの検出信号と
に応じ、作業の安全限界を越える方向のブーム関連作動
を規制するようになされている。
」二記作業台側制御装置26の具体的構成は各ポテンシ
ョメータおよびガラス、プラスチックなど光学繊維より
なる光フアイバケーブル61〜64とともに第3図に示
されている。
同図において、65は作業台側操作部25のブーム起伏
用操作レバーに取り付けた起伏ポテンショメータ、36
は同じく伸縮ポテンショメータ、37は旋回ポテンショ
メータである。また、鎖線で囲まれた作業台側制御装置
26において、68は各ポテンショメータ65〜67か
らの信号がどのブーム関連作動に係るものかを検出する
検出部、39は検出部38からの信号を時分割して第1
光変調部4,0に出力する第1出力部である。
また、41は各ポテンショメータ35〜37がらの出力
電圧をパルス幅信号に変換する第1変換部、42は第1
変換部41からのパルス幅信号を逓倍信号に変換する第
2変換部、46は第2変換部42からの信号を時分割し
て第2光変調部44に出力する第2出力部、45は上記
時分割用の基準パルスのうち特定の基準パルスのみを第
3光変調部46に出力する第3出力部、47は上記時分
割用の基準パルスがそのまま入力される第グ光変調部で
ある。
具体的には、上記検出部68において、ブーム起立方向
の操作信号は、起伏ポテンショメータ35の出力電圧と
第1基準電圧発生器48の基準電圧とを第1比較器50
で比較して検出される。また、ブーム倒伏方向の操作信
号は、起伏ポテンショメータ35の出力電圧と第2基準
電圧発生器49の基準電圧とを第2比較器51で比較し
て検出される。すなわち、例えば、起伏操作レバーの中
立位置での起伏ポテンショメータ35出力電圧を基準と
して、第1基準電圧を若干高く、第2基準電圧を若干低
く設定すると、第1比較器50で高レベルの出力電圧が
あれば起立操作信号として、第2比較器51で低レベル
の出力電圧があれば倒伏操作信号として検出できる。同
様に、伸縮ポテンショメータ66からの出力電圧は第3
比較器52でブーム伸長操作信号として、また、第3比
較器52でブーム縮小操作信号として検出され、旋回ポ
テンショメータ67の出力電圧は第3比較器52でブー
ム右旋回操作信号として、また第4比較器55でブーム
左旋回操作信号として検出される。
そして、各比較器50〜55からのZつの信号は、第1
出力部69において第1シフトレジスタ56により第1
発振器57の基準パルス(クロック)に同期して時分割
(時間的に変化する7本の信号に変換)され、第1光変
調部40のアンプ58を介して発光ダイオード59へ出
力され、発光ダイオード59からスイッチ信号として第
1光フアイバケーブル61を介し中央制御装置27へ送
られる。
なお、上記第1基準電圧および第2基準電圧として位相
が/♂0°違うノコギリ波をもちいれば、ブーム操作の
方向だけでなくブーム操作の程度も検出することができ
る。
また、第1変換部41においては、各ポテンショメータ
65〜67からの出力電圧(各操作レバーの傾斜4聡応
じて変化する)とノ・ギリ波発生回路60からのノコギ
リ波とがそれぞれ第7比較器61〜第1!比較器66に
よって比較され、各出力電圧はそのレベルに応じたパル
ス幅信号に変換される。このパルス幅信号はブーム4の
作動速度に対応することになる。続いて、第2変換部4
2においては、上記各比較器61〜66からのパルス幅
信号と第2発振器67からのパルス(前記ノコギリ波よ
りも周波数が高い)とがそれぞれ第1AND回路68〜
第zAND回路76へ入力され、各パルス幅信号は逓倍
信号に変換される。
そして、第2変換部42からのzつの信号は、第2出力
部43において第2シフトレジスタ74により第1発振
器57からの基準パルスに同期シて時分割され、第2光
変調部44のアンプ75を介して発光ダイオード76へ
出力され、発光ダイオード76からスピード信号として
第2光フアイバケーブル32を介し中央制御装置27へ
送られまた、第3出力部45においては、第1発振器5
7からの基準パルスがカウンタ77へ入力すれ、カウン
タ77によって数クロック毎の特定の基準パルスのみが
第3光変調部46におけるアンプ78を介して発光ダイ
オード79へ出力され、この発光ダイオード79から第
3光フアイバケーブル33を介してタイミング信号とし
て中央制御装置27へ送られる。
さらに、上記第1発振器57の基準パルスは第グ光変調
部47におけるアンプ80を介して発光ダイオード81
へ出力され、この発光ダイオード81からクロック信号
として第1光フアイバケーブル61を介して中央制御装
置27へ送られる。
なお、上記作業台側制御装置26から出力されるスイッ
チ信号、スピード信号、クロック信号、タイミング信号
は、それぞれ単独で変調されてもよいし、また、同期し
て変調された信号であってもよい。その場合、光フアイ
バケーブルの本数は可及的に減少する。
従って、中央制御装置27では上記グ本の光フアイバケ
ーブル61〜64からの光信号を受けることにより、第
1出力部69と第2出力部46とからの時分割されて送
られる各信号を第3光変調部46から送られる位置決め
用のタイミング信号と第グ光変調部47から送られる復
調のためのクロック信号とによりもとの操作信号に再現
することができることになる。
この場合、時分割のためのパルスと復調のためのパルス
とを同じ第1発振器57からとったのは、別の発振器に
すると周波数の変動による誤差を生じるおそれがあるか
らである。また、第2変換部42での逓倍信号への変換
はより正確な制御を行なうためである。さらに、作業台
側制御装置26から中央制御装置27へ送られる信号は
すべてデジタル信号であるため光量の変化などによる誤
動作はない。
次に中央制御装置27について第グ図乃至第7図に基づ
いて説明する。
第り図に示す如く、中央制御装置27は、ノ・−ドウエ
アとして0PU82. メモリ83、アドレスデコード
84、ペリフェラル・インターフェース・アダプタ85
、アナログ・デジタル・ユニット86、電磁弁作動用ア
ンプ87および光復調部88を備えているとともに、ソ
フトウェアとして後述する情報処理手段を備えている。
0PU82は、メモリ83に書き込まれているプログラ
ムに従って、アナログ・デジタル・ユニット86およヒ
ヘリフェラル・インターフェースアダプタ85からの各
種のデータを読み取り、演算処理した後、ペリフェラル
会インターフェース・アダプタ85へ信号を出力する。
そして、このペリフェラル・インターフェース・アダプ
タ85から電磁弁作動用アンプ87を介してブーム作動
電磁弁装置29へ作動信号が送られ、また、ディスプレ
ー89へ表示信号が送られる。
ここで、アナログ拳デジタル・ユニット86へ入力され
る信号は、旋回台側操作部28からの操作信号、ブーム
角度検出器22、ブーム旋回角度検出器21およびブー
ム負荷検出器23からの転倒側モーメントの演算などを
行なうための各検出信号、各アウトリガ張出長検出器2
4a〜24dからの安全側モーメントを演算するため各
検出信号並びにこの安全側モーメント演算に当っての定
数の設定など各種ハードウェア、ソフトウェアの調整を
行なう調整ボリューム90からの調整ボリューム信号で
ある。
また、ペリフェラル−インターフェース・アダプタ85
に入力される信号は、各光フアイバケーブル61〜34
から光復調部88を介して送られる作業台側制御装置2
6の信号である。光復調部88は各光フアイバケーブル
61〜64からの光信号を電気信号に変換する光−電変
換アンプ91〜94を備え、第2光フアイバケーブル6
2からは光−電変換アンプ92およびカウンタ95を介
してペリフェラル・インターフェース・アダプタ85に
信号が入力される。この場合、カウンタ95は、作業台
側制御装置26からパルス数に変換されて送られてくる
起伏、旋回、伸縮の各ボテンシ=メータ35〜67の出
力電圧に関する情報、つまり、ブーム作動速度に関する
情報をパルス数のカウントによって0PU82が処理可
能な信号に変換するためのものである。
ここで、高所作業車1における転倒側モーメントMTお
よび安定側モーメントMSについて、第5図および第4
図に基づいて算出すると次式が得られる。
MT:W(l we o sβ+B−A−0−/R)+
W(1wCO8β−A−0−I!R)=W (l wC
O8外的和(1w cO8β)−(w−1−w) (A
、+O−+−/ R)=Fh−(W+1IJ) (A−
1−0−IR)        (1)Cph=w(z
Waosβ+B)−hz+(〜cosβ)〕M s”’
Ws (A+A’ R)              
 (21W:作業台乙に加わる負荷 W:ブーム等の自重 Ws:安定側荷重 A:アラ) l)ガ最短縮時の旋回台中心G1とアウト
リガ17との距離 B:作業台乙の枢軸aと作業台重心G2との距離C:ブ
ームの基端すと旋回台中心G1との距離h:ブームの基
端すと起伏シリンダ5との距離jW:ブームの長さ l!ッ:ブームの基端すと重心G3との距離β:ブーム
の起伏角度 F:ブーム負荷(起伏シリンダ5の圧縮力)lR(1,
1,)二アウトリガの張出長さ、すなわち、右側(左側
)前後の張出長t!RF 。
I!□(lLF、/LR)のうちの小さい方 続いて、安定側モーメントMSと転倒側モーメントM、
との比、すなわち、安定モーメント比α定値で、経験に
より安定性の点から転倒が起こらないと考えられる値で
ある。
(4)式の右辺におけるWS、AIOは定数であり、ま
た、W +wも実質的に定数として取扱うことができ、
αも定数である。hはブーム起伏角度βの関数となる。
したがって、アウトリガ17の張出長I!R(lL)を
アウトリガ張出長検出器24a〜24dで検出すれば(
4)式の右辺は算出することができる。また、ブーム負
荷Fをブーム負荷検出器22で検出し、ブーム起伏角度
βをブーム角度検出器22で検出してんを計算すれば、
(4)式の左辺も算出することができる。
そして、(4)式で左辺≧右辺の場合に危険である、こ
とになるため、左辺=右辺となったときに安全限界を越
える方向のブーム関連作動、つまり、ブーム4の伸長お
よび倒伏を規制すればよいことになる。
また、上記ブーム関連作動の規制は、作業が車体側方範
囲で行なわれる場合のものであるが、作業が前方、後方
範囲で行なわれる場合は、アウトリガ17の張出長は車
体転倒防止に関係しなくなりアウトリガ張出長を最大張
出時の長さに設定してブーム関連作動の規制を行なう。
作業域が前方あるいは後方範囲から側方範囲に変わる場
合は、アウトリガ張出長が関係してくるため、それに応
じた旋回操作の規制を行なうことになる。すなわち、第
4図に示すようにブームの旋回中心を基準として、前方
範囲はラインf、  TVで区画されるθ1範囲であり
、後方範囲はラインII、Iで区画されるθ2範囲であ
る。そして、前方あるいは後方範囲からライン■〜■を
越えて側方範囲へ旋回移行する場合、側方範囲のモーメ
ント計算の結果、(4)式で左辺≧右辺のとき、旋回操
作を規制することになる。
なお、上記モーメント計算において、ブーム起伏角度β
を変数とするんについては、ブーム起伏角度の数十点に
ついて予め計算しておいたものをメモリに記憶せしめて
おき、その記憶値をブーム角度に応じて読み出すことに
より、計算時間の短縮を図ることができる。この場合、
例えば、データテーブルでの精度を約/グ度としておき
、約93.5度の精度でデータを取出すようにする。
次に、上記中央制御装置27における情報処理手段を第
7図に基づいて説明する。
すなわち、第7図には処理の流れがブロックで示されて
おり、ブロック101において、アウトリガ張出長検出
器24a〜24dで検出されるアウトリガ張出長と調整
ボリューム90で設定されるモーメント演算のための定
数とのアナログ・デジタル・ユニット86へのアナログ
量としての入力、デジタル量への変換、このデジタル量
のCPU82への入力、安定側モーメントの演算が行な
われる。
ブロック102において、ブーム角度検出器22、ブー
ム負荷検出器23およびブーム旋回角度検出器21から
の各検出信号のアナログ・デジタル・ユニット86への
アナログ量としての入力、デジタル量への変換、このデ
ジタル量のCPU82への入力、転倒側モーメントの演
算が行なわれる。
ブロック103において、前記ブロック101における
安定側モーメントとブロック102における転倒側モー
メントとの比較、この比較に基づくブーム伸長、ブーム
倒伏およびブーム旋回に関する各規制条件の演算が行な
われる。
一方、ブロック104においては、作業台側操作部25
から作業台側制御装置26、光フアイバケーブル61〜
64を介して送られてくる光信号の光復調部88への入
力、電気信号への変換、このt 気信号のペリフェラル
・インターフェース・アダプタ85を介しての0PU8
2への入力が行なわれる。
マタ、ブロック105においては、旋回台側操作部28
からの操作信号のアナログ拳デジタル・ユニット86へ
のアナログ量としての入力、デジタル量への変換、この
デジタル量の0PU82への入力が行なわれる。
そして、ブロック106において、前記ブロック104
.105の操作信号に応じた電磁弁装置29の作動に関
する出力情報、つまり、ブーム4の伸長、縮小、起立、
倒伏、右旋回、左旋回のうちのいずれのブーム関連作動
をどのようなスピードで行なうかについての電磁弁出力
情報の演算が行なわれる。
そうして、ブロック103で演算された各規制条件と、
ブロック106で演算された出力情報とに基づいて、ブ
ロック107において各規制条件に応じた電磁弁装置2
9への出力信号が演算され、ペリフェラル・インターフ
ェース・アダプタ85を介して電磁弁装置29へ信号が
出力される。
また、上記各ブロック101.102.104.105
で0PU82へ入力された信号は、ブロック108にお
いて正常時の信号か否かの判断が行なわれ、異常信号入
力時には異常表示信号がペリフェラル・インターフェー
ス・アダプタ85を介してディスプレー89へ出力され
る。
従って、上記実施例において、作業台側操作部25でブ
ーム伸縮、起伏、旋回の各操作レバーを操作すると、各
操作レバーの傾倒方向および傾倒角度に基づいて作業台
側制御装置26ではいずれのブーム関連作動が検出され
るとともに作動スピードが設定され、これらブーム関連
作動に関する操作信号が電気信号から光信号に変換され
、光フアイバケーブル31〜34を介し、て中央制御装
置27へ送られる。中央制御装置27では、ブーム旋回
角度、ブーム起伏角度、ブーム負荷の各検出器21〜2
6からの検出信号と、アラ) IJガ張出長検出器24
a〜24dからの検出信号とに基づいて演算された安定
側モーメントと転倒側モーメントとの比較により各ブー
ム関連作動に関する規制条件が演算される。そして、作
業台側操作部25からの操作信号が規制条件に合致する
場合はその操作信号に基づいて電磁弁装置29へ作動信
号が送られ、ブーム4の伸縮、起伏等が行なわれる。一
方、作業台側操作部25からの操作信号が前記規制条件
から外れることになる場合は、その操作信号に関するブ
ーム関連作動の停止信号が電磁弁装置29へ送られ、規
制条件から外れるブーム関連作動はできなくなる。なお
、旋回台側操作部28でブーム関連作動を操作する場合
も同様である。
以上のように、本発明によれば、ブームの状態およびア
ウトリガの張出状態を検出して作業の安全限界を越える
方向のブーム関連作動を中央制御装置で規制するにあた
り、作業台側からの操作信号を電気信号から光信号に変
換して光フアイバケーブルを介して中央制御装置へ送る
ようにしたから、作業台側と車体側との絶縁を図るのが
容易となり、高圧電線に関する作業での作業者の感電が
防止され、車体の転倒防止と相俟って高所作業車におけ
る作業の安全性が高まるという優れた効果が得られる。
また、作業台側からの操作信号を時分割して中央制御装
置へ送るようにすると、光フアイバケーブルの本数が少
なくなり、ブームにおける光フアイバケーブルの配線が
容易になるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施態様を例示し、第7図は高所作業車
の側面図、第2図は中央制御装置と作業台側操作部、検
出器等との関係を示すブロック図、第3図は作業台側制
御装置の具体的構成を示すブロック図、第7図は中央制
御装置の構成を示すブロック図、第5図は安定側と転倒
側のモーメントを説明するための概略側面図、第X図は
同概略平面図、第7図は中央制御装置における処理の流
れを示すブロック図である。 1・・・・・・高所作業車、2・・・・・・車体、6・
・・・・・旋回台、4・・・・・・ブーム、5・・・・
・・起伏シリンダ、6・・・・・・作業台、17・・・
・・・アウトリガ、18・・・・・・ジヤツキ、21・
・・・・・ブーム旋回角度検出器、22・・・・・・ブ
ーム角度検出器、26・・・・・・ブーム負荷検出器、
24a〜24d・・・・・・アウトリガ張出長検出器、
25・・・・・・作業台側操作部、26・・・・・・作
業台側制御装置、27・・・・・・中央制御装置、28
・・・・・・旋回台側操作部、29・・・・・・電磁弁
装置、61〜64・・・・・・光フアイバケーブル、3
8・・・・・・検出部、69・・・・・・第7出力部、
40・・・・・・第1光変調部、41・・・・・・第1
変換部、42・・・・・・第2変換部、43・・・・・
・第2出力部、44・・・・・・第2光変調部、45・
・・・・・第3出力部、46・・・・・・第3光変調部
、47・・・・・・第グ光変調部、48・・・・・・第
1基準電圧発生器、49・・・・・・第2基準電圧発生
器、56・・・・・・第1シフトレジスタ、57・・・
・・・第1発撮器、60・・・・・・ノコギリ波発生回
路、74・・・・・・第2シフトレジスタ、77・・・
・・・カウンタ、88・・・・・・光復調部特許出願人
  新明和工業株式会社

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  車体」二に搭載された旋回台に、作業台を先
    端に装設したブームを起伏自在に枢支する一方、車体に
    はジヤツキを備えたアウトリガを側方へ張出自在に配設
    した高所作業車において、前記旋回台の旋回状態を検出
    する第1検出手段と、前記アウトリガの張出状態を検出
    する第2検出手段と、前記ブームの角度を検出する第3
    検出手段と、ブームに作用する負荷状態を検出する第グ
    検出手段と、前記各検出手段の検出信号に応じ作業の安
    全限界を越える方向のブーム関連作動を規制する情報処
    理手段を有する中央制御装置を設けるとともに、前記作
    業台には、ブーム関連作動を操作する操作部と、該操作
    部からの電気信号を光信号に変換して出力する作業台側
    制御装置とを設け、作業台側制御装置からの光信号を光
    フアイバケーブルを介して前記中央制御装置に出力し、
    ブーム関連作動用の電磁弁を制御することを特徴とする
    高所作業車の制御装置。
  2. (2)  前記旋回台側には、各ブーム関連作動を操作
    する操作部が設けられ、該操作部からの電気門弟1項に
    記載の高所作業車の制御装置。
  3. (3)  前記操作部は、ブーム関連作動を操作する操
    作レバーを備え、操作レバーの操作はポテンショメータ
    により電気信号に変換される特許請求の範囲第1項また
    は第2項に記載の高所作業車の制御装置。
  4. (4)  前記作業台側制御装置は、各ブーム関連作動
    の操作の出力電圧を基準電圧と比較していずれのブーム
    関連作動であるかを検出する検出部と、該検出部からの
    信号を発振器の基準パルスによって時分割して出力する
    第1出力部と、前記ブーム関連作動の操作の出力電圧を
    基準波と比較してパルス幅信号に変換する変換部と、こ
    の変換部の出力信号を前記発振器の基準パルスによって
    時分割して出力する第2出力部と、前記発振器からカウ
    ンタを介して特定の基準パルスのみを出力する第3出力
    部とを備え、上記各出力部の出力信号と発振器からの基
    準パルスとをそれぞれ別個にあるいは同期して発光素子
    へ入力するものである特許請求の範囲第1項に記載の高
    所作業車の制御装置。
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