JPS59179421A - 車両の動力伝達系捩り振動吸収装置 - Google Patents

車両の動力伝達系捩り振動吸収装置

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JPS59179421A
JPS59179421A JP5459183A JP5459183A JPS59179421A JP S59179421 A JPS59179421 A JP S59179421A JP 5459183 A JP5459183 A JP 5459183A JP 5459183 A JP5459183 A JP 5459183A JP S59179421 A JPS59179421 A JP S59179421A
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JP
Japan
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increase
friction force
friction
torque
plates
Prior art date
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Pending
Application number
JP5459183A
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English (en)
Inventor
Naohito Nishida
尚人 西田
Yoshihiro Imai
世志弘 今井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本廃明は、自動車等の車両においてエンジンと車輪との
間を結ぶ動力伝達系の捩り振動を吸収するための動力伝
達系捩り振動吸収装置に関する。
自動車においては、例えば発進、急加速、急減速または
変速時に、路面からの反動トルクが捩り振動として動力
伝達系に伝えられることがある。
このような捩り振動を吸収するために、動力伝達系に摩
擦式トルクダンパを介装したものが既に提案されている
が、その摩擦式トルクダンパは、摩擦力が伝達トルクの
増加に応じて直線的に増加するものであって、吸振特性
上火に改良の余地がある。即ち、この種のトルクダンパ
の摩擦力は、低トルク域では充分に小さく、高トルク域
では充分に大きく調節することが吸振特性上望ましい。
本発明は、そのような要求を満足させることができる前
記捩り振動吸収装置を提供することを目的とし、その特
徴は、動力伝達系に介装される摩擦式トルクダンパに、
該トルクダンパの摩擦力を入力トルクの増加に応じて増
加させ且つその摩擦力の増加率を入力トルクの増加に応
じて増加させる摩擦力制御装置を設けたところにある。
以下、図面により本発明の実施例について説明すると、
第1図はエンジン横置き型の前機関前輪駆動車の動力伝
達系を構成する変速機1とその周辺部分を示すもので、
変速機1はエンジン(図示せず)の−(111’mに取
付げられており、その入力軸2は、エンジンのクランク
軸3に発進クラッチ4を介して接続される。変速機1に
は、入力軸2と1平行に出力軸5が設けられており、そ
の出力軸5に一体的に設けられた最終駆動ギヤ6ば、差
動装置Tの最終被動ギヤ8に噛み合わされる。
入力軸2には、これと一体に低速の1速及び2速駆動ギ
ヤ91*92、並びに後進駆動ギヤ9Rが設けられ、更
に、中高速の3速ないし5速駆動ギヤ93.94.95
が針状ころ軸受243,244゜、24.を介してそれ
ぞれ回転自在に支持される。
これらの3速ないし5速駆動ギヤ93.94.9゜は、
切換クラッチ10□ 、102によって選択的に入力軸
2と接続されて、それにより駆動されるようになってい
る。出力軸5.には、管状軸11が平軸受25.25を
介して回転自在に支持され、この管状軸11には1速及
び2速被動ギヤ12□。
122が針状ころ軸受24□ 、24□を介して回転自
在に支持され、また後進被動ギヤ12Rが切換クラッチ
103を介して支持される。この1速及び2速被動ギヤ
12..12□は入力軸2の1速及び2速駆動ギヤ9□
 、92と、また、後進被動ギヤ12Rは図示しないア
イドルギヤを介して後進駆動ギヤ9Rと、それぞれ噛み
合っており、切換クラッチ103により選択的に管状軸
11に接続されてそれを駆動するようになっている。管
状軸11には、またそれと一体重に3速被動ギヤ123
が設けられており、このギヤ123が3速駆動ギヤ93
と噛み合わされる。出力軸5には、更に、4速及び5速
駆動ギヤ9..95とそれぞれ噛み合う4速及び5速被
動ギヤ124 .12iがそれぞれスプライン結合され
る。
管状軸11と出力軸5とは摩擦式トルクダンパDを介し
て連結される。以下、このトルクダンパDKついて第2
図および第3図を参照して説明する。
管状軸11及び4速被動ギヤ124の間において出力軸
5には内筒13がスプライン結合14され、この内筒1
3を囲繞するように筒状延長部15及び外筒16が隣接
して配設され、延長部15は管状軸11に一体に形成さ
れている。内筒13及び外筒16間には交互に重合さ些
る複数枚の駆動摩擦板17及び被動摩擦板18が嵌装さ
れると共に、駆動摩擦板11は外筒16の内周面にスプ
ライン19を介して摺動自在に係合され、被動摩擦板1
8は内筒13の外周面にスプライン2oを介して摺動自
在に係合される。これら摩擦板1γ、18群に隣接する
軸方向移動不能の4速被動ギヤ124の側面は、摩擦板
17,18群の一端面を支承する環状受圧面21に形成
され、その他端面を押圧し得る押圧板22が外筒16に
一体に連設される。
抑圧板22と延長部15との間には、押圧板22を受圧
面21に向けて付勢する]次ばね231が縮設される。
また押圧板22と管状軸11との間には、管状軸11側
から2次ばね23□、第1カム板261、第2カム板2
6□及び第3カム板263が順次介装される。第1カム
板26□は延長部15の内周面にスプライン27を介し
て摺動自在に係合され、第2及び第3カム板262,2
63は、連結筒28によって相対回動自在に連結される
第1及び第2カム板261,262の対向面には、環状
配列の複数の山形カム29..29□がそれぞれ一体に
突設されており、これらは互いに噛み合わされる。
各カム29.,29□は、その頂部から各カム板261
.26□の円周方向に沿って互いに反対方向に傾斜する
正負荷伝達用の第1斜面a及び逆負荷伝達用の第2斜面
すを有し、第1斜面aの角度θαは第2斜面りの角度θ
hより大きく設定される。
また、第3カム板263及び押圧板22の対向面にも、
環状配列の山形カム293,29.がそれぞれ一体に突
設、されており、これらは互いに噛み合わされる。
各カム293,294 も、その頂部から互いに反対方
向に傾余トする正負荷伝達用の第1余F面C及び逆負荷
伝達用の第2斜面dを有し、第1及び第2カム板26.
.262の場合とは反対に、第1斜面Cの角度θCは第
2斜面dの角度θdより小さく設定される。
第2及び第3カム板26□ 、263の対向面には、そ
の両者の相対回動に応じて相互に摺動するピストン30
及びシリンダ31が形成されている。
シリンダ31の内部はピストン30によって第1及び第
2油室31α、31hに区画され、こり両袖室31a、
3Ib間を連通するオリフィス32がピストン30に穿
設されている。
両袖室31α、31hは適当な緩衝油によって満される
。これら油室31a、31bからの油漏れを防止するた
めに、シリンダ31を囲繞するシールリング33が第2
及び第3カム板262,263の対向摺動面間に介装さ
れる。
両袖室31α、31bには釣合いばね341゜342が
それぞれ装着され、通常これらばね341゜34□は協
働してピストン30をシリンダ31の中央位置に保持す
る。
第1及び第2カム板26□ 、262、並びに第3カム
板263及び押圧板22はそれぞれの相対回動に伴いカ
ム29..29□並びに293.29゜0作用により離
反変位することができ、この離反時に2次ばね232は
弾発力を発揮するようになっている。この2次ばね23
2のばね定数は1次ばね231のそれより大きく設定さ
れる。
以上において、2次ばね232、第1〜第3カム板26
、〜263、カム29□〜294、ピストン30、シリ
ンダ31及びオリフィス32は、両摩擦板17.18間
の摩擦力を制御する本発明の摩擦力制御装置Cを構成す
る。
次にこの実施例について説明すると、通常は1次ばね4
1の弾発力が押圧板i2及び摩擦板17゜18群を受圧
面21に対して押圧しているので、駆動及び被動摩擦板
17.18間には所定の摩擦力が与えられ、一方、2次
ばね232は殆ど非作動状態において第1及び第2カム
板26□、262のカム29..29□、並びに第3カ
ム板263及び抑圧板22のカム293.294を第3
図に示すように互いに最も深(噛み合せている。
いま、切換クラッチ103の操作によって、1速被動ギ
ヤ121が管状軸11に接続されているとすると、クラ
ンク軸3がら入力軸2に伝達される回転トルクは、]速
駆動ギヤ91.1速被動ギヤ121、管状軸11、延長
部15、スプライン2γ、第1カム板261、カム29
□ 、292、第2カム板262、ピストン30.ばね
341、\ 第3カム板263、カム293,294、押圧板22、
外筒16及びスプライン2oを順次経て駆動摩擦板17
へ伝えられる。そして、駆動摩擦1rの回転トルクは、
摩擦力により被動摩擦板18に伝えられ、内筒13を介
して出力軸5へ、更に最終駆動ギヤ6を介して差動装置
7へと伝達される。
2速被動ギヤ122あるいは後進被動ギヤ12Rが管状
軸11に接続されているときにも、同様の経路により入
力軸2の回転トルクが出力軸5に伝達される。また、3
速、駆動ギヤ93が切換クラッチ10.により入力軸2
に接続されてし・るときには、入力軸20回転トルクは
、3速駆動ギヤ93.3速被動ギヤ123、管状軸11
を経て、その延長部15に伝えられ、以後は1速の場合
と同様にして出力軸5に伝達される。
4速駆動ギヤ94あるいは5速駆動ギヤ9.が入力軸2
に接続されているときには、入力軸2のトルクは、各被
動ギヤ124あるいは12.を通して直接出力軸5に伝
達される。
1速ないし3速あるいは後進運転中にエンジンに加速さ
せると、入力軸20回転速度は上昇しようとするのに対
し、出力軸5ば、車輪の慣性によりそのままの速度を維
持しようとする。そのため、管状軸11と出力軸5との
間には回転速度差が生じる。その結果、先ず第1及び第
2カム板26.。
26□間に相対回動が生じ、これらのカム29□。
292の正負荷伝達用の第1斜面aには両カム板26、
.262を離反させようとするスラストが発生し、この
スラストにょって2次ばね23□が圧縮されると共にそ
の反発力が抑圧板22に加わって両摩擦板17.18間
の摩擦力を増加させる。
而して、第1斜面αの角度θaは比較的大きく選定され
ているので、上記スラストは比較的小さく、したがって
、入力トルクの増加に対する両摩擦板17.18間の摩
擦力の増加率は比較的小さい。
その結果、入力トルクの増加に応じて両摩擦板17.1
8間の摩擦力は緩やかに増加していき、これと同時に第
2カム板26□及び第3カム板263間には相対回動が
生じ、これに伴いピストン30がシリンダ31に対して
第3図矢印R方向に摺動するので、第1油室31αの緩
衝油がピストン30のオリフィス32を通過して第2油
室31bに流動し、このときのオリフィス32の絞り抵
抗によって第2及び第3カム板26□、263の相対回
動が緩徐に制御され、これによって第2カム板262か
も第3カム板263へのトルク伝達が一定時間遅延され
る。
そして、ピストン30が一方のばね341を第1油室3
1.2の端壁に押圧して密着状態にすると、第2及び第
3カム板26゜、263は一体ゝとなって回転し、今度
は第3カム板263及び押圧板22が相対回動を始める
。すると、これらのカム293゜29、の正負荷伝達用
の第1斜面Cには第3カム板263及び押圧板22を離
反させようとするスラストが発生し、このスラストによ
って2次ばね23□を更に圧縮すると共に両摩擦板17
.18間の摩擦力を更に増加させる。
而して、上記第1斜面Cの角度θCは比較的小さく選定
されているので、上記スラストは比較的大きく、入力ト
ルクの増加に対する両摩擦板17゜18間の摩擦力の増
加率は大きくなる。
このようにして両摩擦板17,18間の摩擦力の増加率
は2段階に制御されるので、トルク変動の前半では両摩
擦板17.18は比較的滑り易い状態におかれ、それら
の滑りによってトルク変動を充分に吸収し、トルク変動
の後半では両摩擦板17.18は滑り難い状態におかれ
、それらの滑りを必要最小限度に抑えてトルク伝達を速
やかに−行うことができ、したがって出力軸5の回転ト
ルりは滑らかに且つ効率良く増加していく。
また、急減速運転時には、出力軸5から入力軸2が駆動
される逆負荷状態となるので、管状軸11と出力軸5と
の間には、前記加速運転時とは反対方向の回転速度差が
生じる。その結果、各カム291 .292 .293
 .294のトルク伝達面が第2斜面す、dに変わるだ
けで、加速運転時と同様の吸振作用が行われ、出力軸5
の逆負荷は緩衝されて入力軸2に伝達される。
車両の走行中、切換クラッチio、、io□あるいは1
03の切換えによって発生する入力軸2及び出力軸5間
のトルク変動、すなわち変速ショックも、上記と同様の
作用により吸収される。
以上のように本発明によれば、動力伝達系に介装される
摩擦式トルクダンパの摩擦力を入力トルクの増加に応じ
て増加させ、ゞ且つその摩擦力の増加率を入力トルクの
増加に応じて増加させるようにしたので、トルク変動の
初期には前記トルクダンパによって発揮される減衰力の
増加を低く抑えてトルク変動を充分に吸収し、その後は
減衰力を急速に増加させてトルク伝達を効率良く行わせ
ることができ、その結果、短時間内でトルク変動を効果
的に吸収して前記トルクダンパの滑りを必要最小限度に
抑え、動力伝達系の捩り振動を防止すると共に動力伝達
を確実に行うこと、ができ、その上前記トルクダンパの
耐久性の向上にも寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の捩り振動吸収装置を設けた
変速機の縦断平面図、第2図はその捩り振動吸収装置の
拡大縦断面図、第3図は第2図の用−■線断面図である
。 C・・・摩擦力制御装置、D・・・摩擦式トルクダンパ
ト・・変速機、2・・・入力軸、5・・・出力軸、23
2・・・2次ばね、26t  、26□ 、263・・
・第1.第2、第3カム板、29+  、292 .2
93.294・・・カム、30・・・ピストン、31・
・・シリンダ、3ia。 31b・・・第1.第2油室、32・・・オリフィス特
許出願人 本田技研工業株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. エンジンと車輪との間を結ぶ動力伝達系に摩擦式トルク
    ダンパを介装してなる、車両の動力伝達系捩り振動吸収
    装置において、前記トルクダンパくに、該トルクダンパ
    の摩擦力を入力トルりの増加に応じて増加させ且つその
    摩擦力の増加率を入力トルクの増加に応じて増加させる
    摩擦力制御装置を設けたことを特徴とする、車両の動力
    伝達系捩り振動吸収装置。
JP5459183A 1983-03-30 1983-03-30 車両の動力伝達系捩り振動吸収装置 Pending JPS59179421A (ja)

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JP5459183A JPS59179421A (ja) 1983-03-30 1983-03-30 車両の動力伝達系捩り振動吸収装置

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JP5459183A JPS59179421A (ja) 1983-03-30 1983-03-30 車両の動力伝達系捩り振動吸収装置

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