JPS59179034A - コ−ヒ抽出液用変異原性物質除去剤及び同剤より成るフイルタ−材 - Google Patents
コ−ヒ抽出液用変異原性物質除去剤及び同剤より成るフイルタ−材Info
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- JPS59179034A JPS59179034A JP5277183A JP5277183A JPS59179034A JP S59179034 A JPS59179034 A JP S59179034A JP 5277183 A JP5277183 A JP 5277183A JP 5277183 A JP5277183 A JP 5277183A JP S59179034 A JPS59179034 A JP S59179034A
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Landscapes
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- Treatment Of Liquids With Adsorbents In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はコーヒ抽出液用変異原性物質除去剤及び量刑よ
り成るコーヒ抽出液用フィルター材に関する。
り成るコーヒ抽出液用フィルター材に関する。
近時、コーヒ抽出液が強い変異原性を示すことが見い出
されるに及び、公衆衛生の観点から一般に多大な関心を
集めている。
されるに及び、公衆衛生の観点から一般に多大な関心を
集めている。
上記に鑑み、本発明者らはコーヒ抽出液の変異原性を可
及的に低減すべく鋭意研究の結果、水産甲殻類や昆虫類
の外殻成分或いは藻類や細菌のｉ胞壁成分であるキチン
やその誘導体であるキトサン等のアミン多糖類が当該変
異原性物質を選択的且つ効果的に吸着除去し、しかもし
好飲料であるコーヒ抽出液の本来の味や香気を殆んど変
化させないという驚ろ（べき事実を知見し、本発明に到
達したものである。
及的に低減すべく鋭意研究の結果、水産甲殻類や昆虫類
の外殻成分或いは藻類や細菌のｉ胞壁成分であるキチン
やその誘導体であるキトサン等のアミン多糖類が当該変
異原性物質を選択的且つ効果的に吸着除去し、しかもし
好飲料であるコーヒ抽出液の本来の味や香気を殆んど変
化させないという驚ろ（べき事実を知見し、本発明に到
達したものである。
すなわち、本発明は水不溶性アミン多糖類をコーヒ抽出
液と接触させることにより抽出′液中の変異原性物質を
選択的且つ効果的に除去することを主題とするものであ
り、その構成等につき詳細に分説すれば次の通りである
。
液と接触させることにより抽出′液中の変異原性物質を
選択的且つ効果的に除去することを主題とするものであ
り、その構成等につき詳細に分説すれば次の通りである
。
コーヒ抽出液
通常のコーヒ熱水抽出液は勿論、その凍結乾燥物（所謂
インスタントコーヒ）水溶液等も本発明のはん囲に包含
される。
インスタントコーヒ）水溶液等も本発明のはん囲に包含
される。
変異原性物質除去剤
天然産キチンを始めとしてそのＮ−説アセチル化物であ
るキトサン、各種Ｎ−アシルキトサー’ｌ：、ＩＬＬコ
ース国定− ン或いＣｆ（）丁τて／乃至その誘導体等々の各種アミ
ノ多糖類が好適に使用されるものであるが、特に廉価且
つ効果的なキチン乃至その誘導体等の製法、性質、成形
法等に関しては下記諸文献が参照される。
るキトサン、各種Ｎ−アシルキトサー’ｌ：、ＩＬＬコ
ース国定− ン或いＣｆ（）丁τて／乃至その誘導体等々の各種アミ
ノ多糖類が好適に使用されるものであるが、特に廉価且
つ効果的なキチン乃至その誘導体等の製法、性質、成形
法等に関しては下記諸文献が参照される。
即わち、Ｒ，Ａ、Ａ、Ｍｕｚｚａｒｅｌｌｉ ｅｔ ａ
ｌ、、 ”Ｐｒｏｃｅｅｄ −ｉｎｇｓ ｏｆ １ｓｔ
Ｉｎｔ、 Ｃｏｎｆ、 ｏｎ Ｃｈｉｔ、ｉｎ ａｎ
ｄ Ｃｈｉｔｏｓａｎ”ＭＩＴ、 Ｃａｍｂｒｉｄｇｅ
、 Ｍａｓｓ、 （１９７８） ：戸倉ら６化学と生物
す５ ７６６ （１９７７）；平野ら“核酸蛋白質酵累
″又２ １４３１ （１９７７） ； Ｒ，Ａ、Ａ。
ｌ、、 ”Ｐｒｏｃｅｅｄ −ｉｎｇｓ ｏｆ １ｓｔ
Ｉｎｔ、 Ｃｏｎｆ、 ｏｎ Ｃｈｉｔ、ｉｎ ａｎ
ｄ Ｃｈｉｔｏｓａｎ”ＭＩＴ、 Ｃａｍｂｒｉｄｇｅ
、 Ｍａｓｓ、 （１９７８） ：戸倉ら６化学と生物
す５ ７６６ （１９７７）；平野ら“核酸蛋白質酵累
″又２ １４３１ （１９７７） ； Ｒ，Ａ、Ａ。
Ｍｕｚｚａｒｅｌｌｉ ” Ｃｈｉｔｉｎ “ Ｐｅ
ｒｇａｍｏｎ Ｐｒｅｓｓ。
ｒｇａｍｏｎ Ｐｒｅｓｓ。
０ｘｆｏｒｄ （］ ９７７）及び物本らパ現代化学”
１９８１年６月号５７頁、等。
１９８１年６月号５７頁、等。
他方、その形状としてはコーヒ抽出液との接触時間等の
使用条件に応じて適宜所望のものが使用され得るが、通
常、粉体乃至粒状、多孔質ゲル塊状、タブレット状或い
は水不溶性アミン多糖類を繊維化しこれにより不織布シ
ート状としたり更には任意の担体にキトサン等をコーテ
ング成膜する等々の形状で利用される。
使用条件に応じて適宜所望のものが使用され得るが、通
常、粉体乃至粒状、多孔質ゲル塊状、タブレット状或い
は水不溶性アミン多糖類を繊維化しこれにより不織布シ
ート状としたり更には任意の担体にキトサン等をコーテ
ング成膜する等々の形状で利用される。
使用方法
前記除去剤とコーヒ抽出液とを所定時間接触せしめれば
足りるものであるが、例えば市販缶入コーヒ等の場合は
水膨潤性タブレｙ ’）状除去剤を１〜数個、抽出液（
コーヒ液）中に添加するようにしてもよく、或いはコー
ヒ凍結乾燥物（インスタントコーヒ）製造時等の場合は
凍結乾燥処理前の抽出液に所定時間、粉末乃至粒状除去
剤を浸漬し、これらをろ別除去した液を乾燥処理するよ
うにしてもよい。
足りるものであるが、例えば市販缶入コーヒ等の場合は
水膨潤性タブレｙ ’）状除去剤を１〜数個、抽出液（
コーヒ液）中に添加するようにしてもよく、或いはコー
ヒ凍結乾燥物（インスタントコーヒ）製造時等の場合は
凍結乾燥処理前の抽出液に所定時間、粉末乃至粒状除去
剤を浸漬し、これらをろ別除去した液を乾燥処理するよ
うにしてもよい。
他方、家庭等でコーヒ粉から直接熱水抽出（所謂ドリッ
プ、サイフオン等々）して飲用に供するような場合には
、前記除去剤をフィルター材形態で適用することが好適
簡便である。
プ、サイフオン等々）して飲用に供するような場合には
、前記除去剤をフィルター材形態で適用することが好適
簡便である。
例えば、粉状乃至粒状除去剤を充填したカラムを介して
コーヒ抽出液をろ過、或いはコーヒ・ドリップ用ペーパ
２葉間に当該剤を配置し、コーヒ抽出液がこれらを通過
するようにしてもよ℃へ。
コーヒ抽出液をろ過、或いはコーヒ・ドリップ用ペーパ
２葉間に当該剤を配置し、コーヒ抽出液がこれらを通過
するようにしてもよ℃へ。
或いは、コーヒ粉に当該除去剤を直接混入し、ドリップ
式等で抽出するようにしてもよい。
式等で抽出するようにしてもよい。
更には、通常ドリップ用ペーパの製造時に充填材として
使用し、フィルター・ペーパ形態としても使用し得る。
使用し、フィルター・ペーパ形態としても使用し得る。
又、除去剤の使用量は使用条件により適宜選択されるも
のであるが、通常、コーヒ抽出液１００ｄ当り数〜〜数
１程度である。
のであるが、通常、コーヒ抽出液１００ｄ当り数〜〜数
１程度である。
以下実験例により本発明をより詳細に説明する。
実施例
コーヒ粉５ｆを９０℃の熱水で通常のペーパ・ドリップ
方式で熱水抽出し、コーヒ抽出液１００ｄを得た。
方式で熱水抽出し、コーヒ抽出液１００ｄを得た。
これを、関東化学社製キチン粉末及び東京化成社製キト
ザン粉末各２２光填された直径２ｃｒｎのカラムを流速
２ｍｌ ７分で通過させ、流出液の褐色度（４００ｎｍ
で比色測定）、カフェイン量（比色法）、乾燥重量及び
比変異原活性を測定した。
ザン粉末各２２光填された直径２ｃｒｎのカラムを流速
２ｍｌ ７分で通過させ、流出液の褐色度（４００ｎｍ
で比色測定）、カフェイン量（比色法）、乾燥重量及び
比変異原活性を測定した。
比変異原活性の測定は、Ｓａｌｍｏｎｅｌｌａ ｔｙｐ
ｈｉｍｕｒｉｕｍＴＡ−１００株（−Ｓ −９）を用い
てＡｍ の突然変異テスト法（Ａｍｅｓ ｅｔ ａｌ
、、 Ｍｕｔａｔｉｏｎ Ｒｅｓ。
ｈｉｍｕｒｉｕｍＴＡ−１００株（−Ｓ −９）を用い
てＡｍ の突然変異テスト法（Ａｍｅｓ ｅｔ ａｌ
、、 Ｍｕｔａｔｉｏｎ Ｒｅｓ。
３１ ３４７（’７５））に従って行った。
すなわち、流出液の突然変異能の指標は流出液凍結乾燥
品各１０■／プレート添加培養基で３７℃、２日間培養
後の突然変異コロニー数を以てその突然変異の強さとし
た。
品各１０■／プレート添加培養基で３７℃、２日間培養
後の突然変異コロニー数を以てその突然変異の強さとし
た。
尚、対照としては理化学実験用吸水紙（商品名°キムワ
イブ″十条キンバリー社製）、旭化成ｔｌｊＢＪｔ！晶
セルローヌ１アビセル”、ナイｏ７−６６、コツトン等
光填カラム（直径２ｔｙｎ、流速２ｍＡ’／分）を用い
た。
イブ″十条キンバリー社製）、旭化成ｔｌｊＢＪｔ！晶
セルローヌ１アビセル”、ナイｏ７−６６、コツトン等
光填カラム（直径２ｔｙｎ、流速２ｍＡ’／分）を用い
た。
結果を下記第１表に要約して示す。
表中、各数値は無処理抽出液の各値を１００チとしたと
きの俤である。
きの俤である。
更に、当該データは各流出液凍結乾燥品を直接培養基に
添加した場合を示すが、流出液を直接培養基に添加した
場合も実質的に同等の結果となることが付言される。
添加した場合を示すが、流出液を直接培養基に添加した
場合も実質的に同等の結果となることが付言される。
第１表
尚、被処理液を８０”ＣＫ加熱して試飲した処、味がや
や緩和になることを別とすれば、味及び香りのいずれの
点に於いても無処理液の夫と実ンの場合もキチンと略同
等の性能を有し、キトサンを無水カルボン酸でＮ〜ルア
シルして得られる各種Ｎ−アシルキトザン類もキトサン
と略同等の活性を有１−ることか確認された。
や緩和になることを別とすれば、味及び香りのいずれの
点に於いても無処理液の夫と実ンの場合もキチンと略同
等の性能を有し、キトサンを無水カルボン酸でＮ〜ルア
シルして得られる各種Ｎ−アシルキトザン類もキトサン
と略同等の活性を有１−ることか確認された。
実施例
前記キチン及びキトサン粉末各０５，１及び２１をコー
ヒ抽出液１００ｄに添加し、常温下、１０分間攪拌、ろ
別して被処理液とし、前記例と同様ＩＣして各項目につ
き測定した。
ヒ抽出液１００ｄに添加し、常温下、１０分間攪拌、ろ
別して被処理液とし、前記例と同様ＩＣして各項目につ
き測定した。
結果を第２表に要約して示す。
第２表
実施例
コーヒ抽出液凍結乾燥品（Ｎ社製市販インスタントコー
ヒ）２ｆを精製水ｉｏｏｍｚ（ｓｏ℃）に溶解してコー
ヒ抽出液（試料）とした。
ヒ）２ｆを精製水ｉｏｏｍｚ（ｓｏ℃）に溶解してコー
ヒ抽出液（試料）とした。
これに前記キトサン粉末０．５２を添加し、８０℃、１
０分間かくはんし、次いでガラスフィルターで除去剤を
ろ別除去し、ろ液について前記例と同様の測定を行なっ
た。
０分間かくはんし、次いでガラスフィルターで除去剤を
ろ別除去し、ろ液について前記例と同様の測定を行なっ
た。
尚、対照としては無処理試料（但し、同一ガラスフィル
ターでろ過）の各値を１００％としたものを使用。
ターでろ過）の各値を１００％としたものを使用。
結果を第３表に要約して示す。
第３表
尚、処理液を８０℃に加熱して官能テスト（試飲）をし
た処、味がやや緩和になることを別とすれば、味及び香
りのいずれの点においても無処理液の夫と実質的に相違
しなかった。
た処、味がやや緩和になることを別とすれば、味及び香
りのいずれの点においても無処理液の夫と実質的に相違
しなかった。
尚、コーヒの変異原アッセイに関するより詳細ハＮａｇ
ａｏ、。
ａｏ、。
Ｍ ｅｔ ａｌ、、 Ｍｕｔａｔｉｏｎ Ｒｅｓ、、
６８．１０１ （１９７９）が参照される。
６８．１０１ （１９７９）が参照される。
Claims (2)
- （１） アミノ多糖類を有効成分として含有すること
を特徴とするコーヒ抽出液用変異原住物質除去剤。 - （２）前記除去剤より成ることを特徴とするコーヒ抽出
液用フィルター材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5277183A JPS59179034A (ja) | 1983-03-30 | 1983-03-30 | コ−ヒ抽出液用変異原性物質除去剤及び同剤より成るフイルタ−材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5277183A JPS59179034A (ja) | 1983-03-30 | 1983-03-30 | コ−ヒ抽出液用変異原性物質除去剤及び同剤より成るフイルタ−材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59179034A true JPS59179034A (ja) | 1984-10-11 |
Family
ID=12924126
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5277183A Pending JPS59179034A (ja) | 1983-03-30 | 1983-03-30 | コ−ヒ抽出液用変異原性物質除去剤及び同剤より成るフイルタ−材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59179034A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6014829A (ja) * | 1983-07-07 | 1985-01-25 | 株式会社アドバンス | コ−ヒ抽出液用変異原性物質除去フイルタ |
| JPH01101851A (ja) * | 1987-10-13 | 1989-04-19 | Ichimaru Pharcos Co Ltd | 苦味及び生ぐさ臭を呈しない蛋白由来水溶性物質 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5542595A (en) * | 1978-09-14 | 1980-03-25 | Nestle Sa | Acid removing method of coffee extracts |
| JPS5613499A (en) * | 1979-07-10 | 1981-02-09 | Nissan Motor Co Ltd | Electrodeposition coating method for pulverulent body |
-
1983
- 1983-03-30 JP JP5277183A patent/JPS59179034A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5542595A (en) * | 1978-09-14 | 1980-03-25 | Nestle Sa | Acid removing method of coffee extracts |
| JPS5613499A (en) * | 1979-07-10 | 1981-02-09 | Nissan Motor Co Ltd | Electrodeposition coating method for pulverulent body |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JPH01101851A (ja) * | 1987-10-13 | 1989-04-19 | Ichimaru Pharcos Co Ltd | 苦味及び生ぐさ臭を呈しない蛋白由来水溶性物質 |
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