JPS59177719A - 垂直記録用単磁極型複合磁気ヘツド - Google Patents

垂直記録用単磁極型複合磁気ヘツド

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JPS59177719A
JPS59177719A JP5215783A JP5215783A JPS59177719A JP S59177719 A JPS59177719 A JP S59177719A JP 5215783 A JP5215783 A JP 5215783A JP 5215783 A JP5215783 A JP 5215783A JP S59177719 A JPS59177719 A JP S59177719A
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JP
Japan
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magnetic
recording
magnetic pole
main
pole
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Application number
JP5215783A
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English (en)
Inventor
Atsunori Hayakawa
早川 穆典
Akio Mishima
彰生 三島
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/127Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
    • G11B5/1278Structure or manufacture of heads, e.g. inductive specially adapted for magnetisations perpendicular to the surface of the record carrier

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は磁気記録媒体として例えばフレキシブルディス
クを使用するフレキシブルディスク装置の記録再生ヘッ
ドとして用いて好適な垂直言己録用単磁極型複合磁気ヘ
ッドに関する。
背景技術とその問題点 一般に磁気記録棹体としてフレキシブルディスクを使用
するフレキシブルディスク装置力(提案されている。こ
の7レキシプルデイスク装@番ま言己録再生ヘッドの一
個を使用し、記録再生を行う様にしたもので、かかる7
レキシプルデイスク装置の記録再生ヘッドとしては、磁
気記録媒体の取付時(チャッキング時)に生ずる多少の
ずれ、(磁気記録媒体の温度湿度の変化により生ずる伸
縮等によりトラックずれを生ずる不都合がありSこのト
ラックずれを生じても再書込み時に前データの消し残り
等が生じないようにし再生時に正確なデータが得られる
ようにした垂直記録用単磁極型複合磁気ヘッドが提案さ
れている。
以下第1図及び第2図を参照しながらかかる垂直記録用
単磁極型複合磁気ヘッドの提案例につき説明する。
第1図及び第2図に於いて、(1)は軟磁性材料薄膜よ
りなり磁気記録媒体(2)に対接する一端を所定幅とし
た記録再生用の主磁極を示し、この記録再生用主磁極(
1)を磁気記録媒体(2)の対向面に於いて所定の厚さ
の非磁性ガード部材(3a)及び(3b)で両側から一
体に挟持接合すると共にこの非磁性ガード部材(3a)
及び(3b)の後方に接合しこの記録再生用主磁極(1
)を両側から一体に挟持接合して磁気コア(4a)及び
非磁性体(4b)を設ける。この場合非磁性ガード部材
(3a)の後方に設けられた磁気コア(4a)は記録再
生用主磁極の磁束のリターンパスを構成する。この磁気
コア(4a)の非磁性ガード部材(3a)の接する側の
記録再生用主磁極(1)の近傍にこの記録再生用主磁極
(1)の近傍の補助磁極部(5a)とこの記録再生用主
磁極(1)の磁束のリターンノくスとなるリターンパス
部(5b)とを分離する溝部(6)を設ける。又非磁性
体(4b)の非磁性ガード部材(3b)に接する側に所
定の溝部(7)を設け、2等溝部(6) (7)を通し
て記録再生用主磁極(1)に記録再生用巻線(8)を施
す。ここで、使用される磁気記録媒体(2)としては合
成樹脂例えばポリエチレンテレフタレートのペース(2
a)上に71イミユ一層(2b)を設け、このハイミュ
一層(2b)上に垂直記録層(2C)を設けたものを用
いる。
また、(9a)及び(9b)は、夫々軟磁性材料薄膜よ
りなり、記録再生用主磁極(1)より磁気記録媒体(2
)が記録再生用主磁極(1)に当接した後に存在する側
としての下流側に配されたトンネル消去用主磁極を示し
、このトンネル消失用主@t!!1i(9a)及び(9
b)を記録再生用主磁極(1)の幅より小なる間隔で配
する。この場合非磁性ガード部材(3b)及び非磁性体
(4b)の記録再生用主磁極(1)が接合された面とは
反対側の面にこのトンネル消去用主磁極(9a)(9b
)を記録再生用主磁極(1)の幅より小なる間隔で配し
て、この消去用主磁極(9a)(9b)を非磁性ガード
部材(3b)及び非磁性体(4b)と非磁性ガード部材
(3C)及びその後方に接合された磁気コア(4C)と
で両側から挾持する如く接合する。この磁気コア(4C
)はトンネル消去用主磁極(9a)(9b)の磁束のリ
ターンパスを構成する。この磁気コア(4a )の非磁
性ガード部材(3a)の接する側のトンネル消去用主磁
極(9a)(9b)の近傍にこのトンネル消去用主磁極
(9a)(9b)の近傍の補助磁極部(5a)とこのト
ンネル消去用主磁極(9a)(9b)の磁束のリターン
パスとなるリターンパス部(5b)とを分離する溝部(
10)を設ける。この溝部(10)及び非磁性体(4b
)の溝部(7)を通してトンネル消去用主磁極(9a)
(9b)に消去用巻線αυを施す。
この垂直記録用単磁極型複合磁気ヘッドを製造する場合
につき第3図及び第4図を参照して説明する。先ず第3
図人に示すように2つの非磁性ブロック材(12及び0
3)を用意する。この非磁性ブロック材α21(13)
は緻密で、フェライトと同程度の腿張率を持ち硬い材料
が良い(例えば非磁性フェライト。
Zn フェライト、フォルステライト、7オトセラム。
結晶化ガラス、チタン酸バリウム、チタン酸カルシウム
# M2Ol1− ’ric系のセラミックス、ZrO
,等)。
そして一方の非磁性ブロック材u2iに後に巻線穴(7
)となる溝α滲を所定の寸法所定間隔で付ける(第3図
B)。次に、溝入れした面を鏡mI研磨する。もう一方
の非磁性ブロック材Q3+も鏡面研磨する。次に、この
2つの非磁性ブロック材をガラス融着。
エポキシ樹脂等の有機接着剤、水ガラス等の無機接着剤
等で接着する(第3図C)。次に、溝αaの中間で溝(
I4)と並行に切断して切断面を鏡面研磨する。この時
巻線穴(7)の部分のコアの厚さくWz 、Ws )は
巻線径を与えることになるので重要で、記録再生感度を
良くするためには巻線径は小さいほど良いからコアの厚
さは薄いほど良い。従って機械的強度が許すかぎり、又
加工が可能なかぎり薄くすることが望ましい。例えば1
00μm以下できれば関μm以下が望ましい。特に感度
を要求される録再巻線側を薄くし、録再側はど感度を要
求されないトンネル消去側をそれより厚くすることも考
えられる。また、研磨面と側面(第3図りで正面側)を
高精度に直角にすると同時にエツジ部分のカケを少なく
して、エツジが正しく出るようにする。
例えば第3図Bで正面になっている面を最初から鏡面研
磨しておき、それに高精度で直角に溝を入れることによ
ってこの条件を比較的容易に実現できる。
次に、第3図Eに示すように鏡面研磨面に記録再生用主
磁極(1)とトンネル消去用生母[9a)(9b)を設
ける。ここでまず両便磨面にSin、、 Si、N4゜
きるだけ緻密な膜ができる条件で付けるのが良い。
この膜は付けなくても良いが、付けることによってこの
上に付ける磁性薄膜の磁気特性を改善できる。次に、ま
ず一方の面(第3図りでW工とW、が等しくない場合は
、小さい側、すなわち録再巻線側のW、側の面が望まし
い)に記録再生用主磁極(1)となる磁性簿膜(パーマ
ロイ、センダスト、Co −Zr。
Co−Zr−Nb等のアモルファス磁性膜等の高透磁率
磁性膜)をスパッタ、蒸着、イオンプレーテング。
メッキ等の方法で0.05μm〜3μm程度付ける。こ
の厚さは必要とする分解能、録再感度等を勘案して決め
られる。0.1 、#L〜0.5μm程度が実用的であ
る。
次にこの磁性膜を所定・トラックG所定間隔のストライ
プ状になるようにホトエツチング(湿式、ドライ)する
。このとき後に付けるトンネル消去用主磁極(9a)(
9b)との位置合わせをするため規準にする端から所定
の位置にストライプがくるようにする。更に、この上に
、保詐膜としてSiO,,5isN、。
U、O,等の硬い膜をスパッタ、蒸着、イオンプレーテ
ング等の方法で0.1μm〜3μm程度付ける。次に反
対側の面にトンネル消去用の主磁極となる磁性薄膜(バ
ーYEffイ、センダスト、 Co −Zr 、 Co
−Zr−Nb等のアモルファス磁性膜等)を0.1〜5
μm程度スパッタ、蒸着、イオンプレーテング、メッキ
等の方法で付ける。厚さは消去の感度が最も良いところ
にセットされるが、多くの場合、0.5〜1μm程度が
適当である。次にそれぞれの録再磁性膜に対応して所定
の幅で、2本の対になったストライプ状の磁性膜にホト
エツチングする。その上に保論膜としてS”Oss 8
1sN<;’JsOs等の硬い膜をスパッタ、蒸看、イ
オンプレーテング等の方法で0.1μト3μm程度付け
る。
次に第3図Fに示す複合ブロックを用意する。
この複合ブロックは第4図に示す如く作る。第4図に於
いて先ず、非磁性板状ブロックQ5)と磁性材ブロック
aeとを用意する。この非磁性板状ブロックa■として
は非磁性フェライト(Znフェライト)。
7オルステライト、フオトセラム、結晶化ガラス。
チタン酸バリウム、チタン酸カリウム、 Al2O,−
TiC系のセラミックス等より構成し得、また磁性材ブ
ロックαeはMn −Zn系、 Ni −Zn系フェラ
イト等より構成し得るが、非磁性板状ブロック(1ω及
び磁性材ブロックα6)はその熱膨張率が近似すること
が望まれ、これがため非磁性板状ブロック05)及び磁
性材ブロック(10は夫々非磁性及び磁性フェライトよ
り構成することが望ましい。この非磁性板状ブロック(
151及び磁性材ブロックα6)の夫々の一面を鏡面研
磨する。次に磁性材ブロック(L6)の鏡面研磨面(1
6a)に溝(IU)を所要間隔で形成する。この状態で
磁性材ブロック(16)の鏡面研磨面(16a)に非低
(性板状ブ四ツクα目の鏡面研磨面(15a )を対向
させて接合する。
この接合はガラス融着或いはエポキシ接着剤、若しくは
無機系接着剤或いは水ガラス等の接着剤(18+によっ
て行い得るが、ガラス融着が望ましく後の工程で再びガ
ラス融着することがあるので2度目の融着て溶融しない
程度に高温のガラスを用いる。
次に、鎖線m、、m、、m、・・−・・に示す面に沿っ
て非磁性板状ブロック05)と磁性材ブロックα6)の
接合体α9を所要の厚さに非磁性板状ブロック(1ツ及
び磁性材ブロック06)を横切るように切断して一方の
複合ブロック(21J+を切出し、側面(20a )を
研磨する。この複合ブロックを第3図Eの両側からガラ
ス融着。
エポキシ樹脂等の有機接着剤、水ガラス等の無機接着剤
で接着する(第3図G)。その後裔ヘッドに切断して摺
動面を研磨し、巻線して第1図の如き垂直記録用単磁極
型複合磁気ヘッドを得る。
ここで1磁極の長さL’inは記録再生感度に大きな影
響を与えるので、高感度にしようとすると磁極の長さL
mを短かくする必要がある。しかし、第1図に示すよう
な構造ではLmを短かくしていくと巻線穴の部分が薄く
なり、ついには穴があくことになる。そこで、複合基板
の接合部を傾斜させることを考えた。第5図がそのヘッ
ドの断面図である。中央の磁性薄膜付ブロックは第1図
と同じである。両側のブロックは第6図に示すようにし
て作る。ここで切断面m□1m、・・・を、f〜16程
度傾斜させるが、これは高感度にするため主磁極長を短
くしたとき、巻線穴部分の非磁性体が薄くなって弱くな
らないようにするためである。その他の製造手順につい
ては第1図例と同じである。このようにすることによっ
てLmを小さくしても巻線穴部分のガード材の強度を保
つことができる。
しかし、この垂直記録用単磁極型複合磁気ヘッドは非常
に高記録再生感度が得られ又製造も容易であり、優れた
ヘッドで′あるが、記録再生用主磁極(1)とトンネル
消去用主磁極の間隔aは、この間に記録再生用巻線とト
ンネル消去巻線用のスペースを必要とするため小さくす
るには限界があり充分小さくすることは困難である。記
録再生用主磁極とトンネル消去用主磁極の両方が媒体に
良く当るように調整しなければならないが、aが大きく
両者が駆れていると調整がむつかしい。また記録再生用
主磁極(1)でデータを書いた後、トンネル消去用主磁
極(9a)(9b)で両サイドを消去する時距離aを走
行する時間だけ遅れてトンネル消去することになる。一
方、書込みは普通セクタ一単位で行なわれるが、各セク
ターではデーターエリア−の前にセクタ一番号等のデー
タが書込まれているエリア−があり、データーを書き込
む前にこれを読む必要がある。連続で多数のセクターに
データーを書き込む場合、前のセクターのデーターを書
き終り、すぐに次のセクターのセクタ一番号等のデータ
を読まなければならないが、aが大きいと記録再生用主
磁極(1)が次のセクターの位置に達してもまだトンネ
ル消去が終了していない事態が生ずる。この場合、トン
ネル消去用主磁極からの漏洩磁束のため正常に読み出せ
ないことがある。これを避けるためにはセクタ一番号を
連続に付けないで≠幸飛び飛びに付けることによつぞ解
決はできるが、それだけ実質的な転送レートが遅くなる
ことになる。また、連続にはセクタ一番号を付けられな
いという装置使用上の制約が付くことになり好ましいこ
とではない。特に記録密度をあげればあげるほどaは同
じでも相対的に記録再生用主磁極(1)とトンネル消去
用主磁極(9a)(9b)は離れたことになり、使用上
の制約が大きくなる。そこで、電磁的な優れた特性を損
なわないで、録再磁極とFンネル消去磁極の間隔aを小
さくすることが要請された。
発明の目的 本発明はかかる点に鑑み、巷驕−1h4優れた電磁変換
、特性を損なわず記−再生用主磁極とトンネル消去用主
磁極の間隔を短くし良好に記録再生のできる垂直記録用
単磁極型複合磁気ヘッドを提供せんとするものである。
発明の概要 本発明垂直記録用単磁極型複合磁気ヘッドは、軟磁性薄
膜よりなり一端において磁気記録媒体に対向し、所定の
幅を有する記録再生用主d lJ4と、磁気記録媒体の
少くとも上流側に記録再生用主磁極の一端より後退して
記録再生用主磁極に接して配された破性材料よりなる補
助磁極部と、磁気記録媒体対向面において非磁性ガード
部材を介して記録再生用主磁極と一体化され、磁気記録
媒体の走行方向において記録再生用主磁極と所定の距離
はなれた位置に、主磁極の所定の幅よりも狭い間隔で配
され、それぞれの一端において磁気記録媒体に対向する
軟磁性薄膜よりなる一対の消去用主磁極と、磁気記録媒
体から後退した位置において消去用主磁極に磁気的に接
合されて消去用主磁極から磁気記録媒体の下流側に曲が
った磁路を形成する補助磁極と、記録再生用主磁極およ
び消去用主磁極をそれぞれ励磁する巻線とを珊するよう
にしたもので、優れた電磁変換特性を損なわず記録再生
用主磁極とトンネル消去用主磁極のル」隔を短くし良好
に記録再生できるようにしたものである。
実施例 以下、第7図〜第13図を参照して本発明の−実施例に
ついて説明する。この第7図〜第13図において、第1
図〜第6図に対応する部分には同一符号を付しそれらの
詳細な説明は省略する。
第7図に於いて、Cυは非磁性体を−示し、この非磁性
体Qυにおける磁気記録媒体走行方向の幅を前述提案例
に比し幅狭にする。それゆえ、第8図に示すように、こ
の非磁性体(211両側に位置する記録再生用主磁極(
1)とトンネル消去用主磁極との間隔すは提案例のaに
比し幅狭となる。
また(2りは、磁気記録媒体の走行する面から後退した
位置において、トンネル消去用主磁極(9a)(9b)
に磁気的に接合されて消去用主磁極から走向する磁気記
録媒体の下流側に曲がった磁路を形成する補助磁極部を
示す。この構成により、記録再生用主磁極(1)とトン
ネル消去用主磁極(9a)(9b)との間隔を近づけて
もトンネル消去巻線0υの巻線スペースを確保できる。
また、他の部分は第5図に示した提案例と同様の構成と
する。
次に、この本実施例の製造工程について説明する。第5
図例の製造工程と同様にして第6図の複合ブロック(2
0)を得た後、以下の工程で第7図に示した磁気ヘッド
の左側の部分と右側の部分を製造する。
まず、右側即ちトンネル消去用主磁極(9a)(9b)
側の部分の作り方を説明する。第9図に示すように、ま
ず、トンネル消失用土@極膜を付ける面にまず先にSt
、、、 818N4 +AI!20a等の保護膜を0.
1μm〜1μm程度、スパッタ、蒸着、イオンプレーテ
ング等で付ける。これは、基板からの不純物の浸透を防
ぐためである。次に、トンネル消失用主磁極膜としてパ
ーマロイ、センダスト、 Co −Zr、C叶Zr −
No等のアモルファス磁性膜等をスパッタ、蒸着。
イオンプレーテング、メッキ等の方法で付け、厚さ0.
1μ八〜5 Pm程度の所定寸法になるようにホトエツ
チングしてトンネル消去用主磁極(9a)(9b)を形
成する。この時録再磁極ブロックと接合の際の位置合わ
せを容易にするため磁極の位置を高精度面より所定の位
置トンネル消去用主磁極9a)(9b)が配置されるよ
うにマスク合わせをする。更に保護膜(ハ)としてSi
n、、 Si、N、 、 I’J、O,等の膜をスパッ
タ、蒸着、イオンプレーテング等によって0.5μ八〜
3μm程度付ける。次に、その上に記録再生用主磁極と
トンネル消去用主磁極とを隔てるための非磁性体Cυを
第10図に示すように接着する。この非磁性体ψυは、
非磁性ガード部材(3a)(3c)と同一材料を使用す
るのが好ましく、厚さは艶μrrL〜200μm程度が
好ましい。これは薄くなれば記録再生用主磁極とトンネ
ル消去用主磁極が近づきすぎるため漏洩磁束が問題にな
り、厚すぎれば第5図例と同等になってしまうからであ
る。この非磁性体0υは直接間μm〜200μmの厚さ
のものを接着することもできるし、少し厚い例えば50
0μmのものを接着した後研削研磨して所定の厚さにし
ても良い。次に、トンネル消去用巻線(II)及び記録
再生用巻線(8)のための溝c2滲を第11図の如く所
定の寸法で入れる。このとき、先に入れてあった溝aη
と今度入れた溝(至)とで形成される磁性材部(9b)
が、トンネル消去用主磁極の一部となるのである。この
厚さは200μm〜300μm程度が適当である。薄く
すると溝入れでコアが割れる恐れがあり、また厚すきる
と、消去用巻線(lυの径が大きくなり、巻線インピー
ダンスが増すとともに効率が悪くなってしまうためであ
る。
次に左側即ち記錠く再生用主磁極側の部分の作り方を述
べる。第12図に示すように複合ブロックの面を鏡面仕
上げした上で録再生用主磁極(1)となるパーTOイ、
センダスト、 Co−Zr 、 Co −Zr−N。
等のアモルファス磁性膜を付け、所定の寸法にホトエツ
チングする。ここで磁気コア(4a>ト非磁性ガード部
材との接合面は生母N1(1)に対して鋭角になる。記
録再生用主磁極(1)とトンネル消去用土at!!ii
(9a ) (9b )の位置合わせのため磁気コア(
4a)の側面を鏡面にし、更に主磁極面と側面とを精度
良く直角にする。また、左右の複合ブロックの規準面を
合わせた時、所定の位置になるようにあらかじめ記録再
生用土a 極(1)の位置ぎめをしておく。
このようにしてできた2つのブロックを規準面を一°致
させてガラス融着、エポキシ等の有機、水ガラス等の無
機接着剤により接合する(第13図)。
次に磁気記録媒体との摺動面を円筒研磨し、磁極膜が所
定の長さになるようにしてから各ヘッドに分離切断する
。そして、ベース基板に接着して録再巻線及びトンネル
消去巻線を行ってこの実施例の垂直記録用単磁極型複合
磁気ヘッドを得る。
以上述べたように本実施例によれば、トンネル消去用主
磁極(9a)(9b)に磁気的に接合されて、トンネル
消去用主磁極から磁気記録媒体の下流側に曲がった磁路
を形成して巻線スペースを確保したので、記録再生用主
磁極とトンネル消去用主磁極の間隔を優れた電磁変換特
性を損なわずに短くすることができる。
従って、磁気記録媒体がトンネル消去用主磁極(9a)
(9b)と当接するタイミングが記録再生用主磁極(1
)と当接するタイミングから遅れる時間を少なくでき、
良好に記録再生できる利益がある。
また、上述実施例における磁性材部(9b)を第14図
に示すようになめらかな形状とするを可とする。
このとき、例えばガラス(9C)により補−強するを可
とする。このようになめらかな形状とすることにより、
漏れ磁束が減り消去用主磁極の先端(記録媒体と接触す
る部分)が巻線αυの中心の延長上にないことにより生
じる効率の低下を和らげることのできる利益がある。こ
のようななめらかな形状とするには、第15図に示すよ
うに8QO)を入れる際に溝の端部(10a)を所定形
状に欠いた形、にする。
また、第16図のように非磁性板状ブロック(15)と
磁性材ブロック(I6)とをガラスにより接合する際に
同時に補強用のガラス(9C)を配するようにすること
もできる。また、このなめらかな形状は円筒形であって
もよい。
また、第17図の如くトンネル消去用主磁極の巻線00
部分を傾斜させる構成を採るを可とする。
また、第18図は本発明の他の実施例を示す。この例の
説明において第1図〜第13図に対応する部分には同一
符号を付しそれらの詳細な説明は省略する。
この例は上述第7図例のトンネル消去用主磁極の巻線用
の溝q■を切りn(101としたものである。他の部分
は上述第7図例同様に構成する。この例によっても第7
図例同様の作用効果が得られることに加えて巻線し易く
なる利益がある。
この製造法はほとんど第7図例と同様であるが、第19
図に示すように、切り溝aのを幅広に形成し、切断面m
□2m、・・・を同図の如き位置とする点が異なるもの
である。
また、本発明はトンネル消去型の磁気ヘッドばかりでな
く多チヤンネル単磁極ヘッドにも適用できることも容易
に理解できよう。
尚、本発明は上述実施例に限らず本発明の要旨を逸脱す
ることなくその他種々の構成とできることは勿論である
発明の効果 以上述べたように、本発明によれば優れた電磁変換特性
を損なわず記録再生用主磁極とトンネル消去用主磁極の
間隔を短くでき、良好に記録再生のできる利益がある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は垂直記録用単磁極型複合磁気ヘッド
の提案例を示す線図、第3図及び第4図は第1図例の製
造工程図、第5図は垂直記録用単磁極型複合磁気ヘッド
の他の提案例を示す線図、第6図は第5図例の製造工程
の要部例を示す線図、第7図は本発明の一実施例を示す
断面図、第8図は第7図例の説明のための線図、第9図
、第10図、他の実施例を示す断面図、第15図及び第
16図は第14図例の製造工程の要部の例を示す線図、
第19図は第1g図例の製造工程の要部の例を示す線図
である。 (1)は記録再生用主磁極、(2)は磁気記録媒体、(
3a)(3c)は非磁性ガード部材、(5a)(9b)
は補助磁極部、(8) 、 (1υは巻線、(9a)(
9b)は消去用主磁極である。 c、、 、;、:、に

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 軟磁性薄膜よりなり一端において磁気記録媒体に対向し
    、所定の幅を有する記録再生用主磁極と、上記磁気記録
    媒体の少くとも上流側に上記記録再生用主磁極の一端よ
    り後退して上記記録再生用主磁極に接して配された磁性
    材料よりなる補助磁極部と、上記磁気記録媒体対向面に
    おいて非磁性ガード部材を介して上記記録再生用主磁極
    と一体化され、上記磁気記録媒体の走行方向において、
    上記記録再生用主磁極と所定の距離はなれた位置に、上
    記主磁極の所定の幅よりも狭い間隔で配され、それぞれ
    の一端において磁気記録媒体に対向する軟磁性薄膜より
    なる一対の消去用主磁極と、上記磁気記録媒体から後退
    した位置において、上記消去用主磁極に磁気的に接合さ
    れて上記消去用主磁極から上記磁気記録媒体の下流側に
    曲がった磁路を形成する補助磁極部と、上記記録再生用
    主磁極および消去用主磁極をそれぞれ励磁する巻線とを
    有するようにしたことを特徴とする垂直言己録用単砥極
    型複合磁気ヘッド。
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EP84901220A EP0139018B1 (en) 1983-03-22 1984-03-16 Magnetic transducer head assembly having a single magnetic pole type for perpendicular mode recording
PCT/JP1984/000110 WO1984003788A1 (en) 1983-03-22 1984-03-16 Single magnetic pole type of composite magnetic head for perpendicular recording
DE8484901220T DE3482515D1 (de) 1983-03-22 1984-03-16 Zusammengesetzter magnetischer uebertragungskopf mit einem einzigen magnetpoltyp zur senkrechtaufzeichnung.
US07/085,322 US4858048A (en) 1983-03-22 1987-08-10 Complex magnetic transducer head of single magnetic pole type for perpendicular mode recording

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01257080A (ja) * 1988-04-08 1989-10-13 Fuji Xerox Co Ltd データ出力装置の過熱防止装置

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