JPS59176087A - 感圧複写紙 - Google Patents
感圧複写紙Info
- Publication number
- JPS59176087A JPS59176087A JP58050519A JP5051983A JPS59176087A JP S59176087 A JPS59176087 A JP S59176087A JP 58050519 A JP58050519 A JP 58050519A JP 5051983 A JP5051983 A JP 5051983A JP S59176087 A JPS59176087 A JP S59176087A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- compound
- pressure
- fluoran
- sensitive copying
- copying paper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/124—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein using pressure to make a masked colour visible, e.g. to make a coloured support visible, to create an opaque or transparent pattern, or to form colour by uniting colour-forming components
- B41M5/132—Chemical colour-forming components; Additives or binders therefor
- B41M5/136—Organic colour formers, e.g. leuco dyes
- B41M5/145—Organic colour formers, e.g. leuco dyes with a lactone or lactam ring
- B41M5/1455—Organic colour formers, e.g. leuco dyes with a lactone or lactam ring characterised by fluoran compounds
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Color Printing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は発色剤としてフルオラン化合物を使用した感圧
複写紙に関する。
複写紙に関する。
(従来技術)
従来、感圧複写紙の発色剤としてクリスタルバイオレッ
トラクトン又はベンゾイルロイコメチレンブルー等が広
く使用されてきたが、耐水性、耐光線、発色速度等の要
件を兼備しているものはなく、僅かにこれらの問題を改
善した発色剤、!:しては、2−ヘンシルアミノ−6−
シエチルアミノーフルオラン(以下化合物Aという)H
,C。
トラクトン又はベンゾイルロイコメチレンブルー等が広
く使用されてきたが、耐水性、耐光線、発色速度等の要
件を兼備しているものはなく、僅かにこれらの問題を改
善した発色剤、!:しては、2−ヘンシルアミノ−6−
シエチルアミノーフルオラン(以下化合物Aという)H
,C。
が知られているに過ぎない(特公昭46−4614号公
報参照)。この化合物は前記の特性に加えて酸性物質と
接触して黒色系に発色する点で望ましい発色剤であるが
、溶剤に対する溶解度が低いために高い発色濃度が得ら
れないという欠点があった。
報参照)。この化合物は前記の特性に加えて酸性物質と
接触して黒色系に発色する点で望ましい発色剤であるが
、溶剤に対する溶解度が低いために高い発色濃度が得ら
れないという欠点があった。
(発明の目的)
本発明の目的は良好な耐水性、耐光性、発色速度に加え
て有機溶剤に対する溶解度が優れた発色剤を使用した感
圧複写紙を提供することにある。
て有機溶剤に対する溶解度が優れた発色剤を使用した感
圧複写紙を提供することにある。
(発明の構成)
前記目的を達成する本発明は、一般式(I)で表わされ
るフルオラン化合物を含む発色剤層を支持体上に有する
ことを特徴とする感圧複写紙に関する。
るフルオラン化合物を含む発色剤層を支持体上に有する
ことを特徴とする感圧複写紙に関する。
本発明者らは、前記既知の化合物Aにおける2位ヘンシ
ルアミノ基に塩素原子を導入しかつ、6位のN、N−ジ
エチル基のかわシにN、N−ジブチル基を導入した一般
式CI)で表わされるフルオラン化合物が化合物Aと比
較して、有機溶剤に対する溶解度が良いことを見い出し
一般式(I)で表わされるフルオラン化合物が感圧複写
紙用の発色剤として極めて優れていることを見い出しだ
。すなわち、前記一般式(I)で表わされるフル詞うノ
化合物は新規な化合物であシ、殆んど無色の固体であり
酸性物質、例えば有機酸、酸性白土、活性白土、フェノ
ール樹脂、芳香族カルボン酸又はその金属塩、ビスフェ
ノールAなどの電子受容性物質と接触すると直ちに濃い
緑黒色系の色素を形成し、この発色した色素は、日光等
の光に対し堅牢であシ、耐熱性をも有する等優れた性質
を有しているため感圧複写紙の発色剤として十分な利用
価値がある。
ルアミノ基に塩素原子を導入しかつ、6位のN、N−ジ
エチル基のかわシにN、N−ジブチル基を導入した一般
式CI)で表わされるフルオラン化合物が化合物Aと比
較して、有機溶剤に対する溶解度が良いことを見い出し
一般式(I)で表わされるフルオラン化合物が感圧複写
紙用の発色剤として極めて優れていることを見い出しだ
。すなわち、前記一般式(I)で表わされるフル詞うノ
化合物は新規な化合物であシ、殆んど無色の固体であり
酸性物質、例えば有機酸、酸性白土、活性白土、フェノ
ール樹脂、芳香族カルボン酸又はその金属塩、ビスフェ
ノールAなどの電子受容性物質と接触すると直ちに濃い
緑黒色系の色素を形成し、この発色した色素は、日光等
の光に対し堅牢であシ、耐熱性をも有する等優れた性質
を有しているため感圧複写紙の発色剤として十分な利用
価値がある。
本発明の一般式(I)で表わされるフルオラン化合物は
具体的には次の6種の化合物である。
具体的には次の6種の化合物である。
2−(2−クロロベンジルアミノ)−6−n−ジブチル
アミノ−フルオラン(化合物■といつ)2−(6−クロ
ロベンジルアミノ)−6−n−ジブチルアミノ−フルオ
ラン(化合物■といつ)2− (1−クロロベンジルア
ミノ)−6−n−ジブチルアミノ−フルオラン(化合物
■といつ)前記本発明の具体的な化合物はいずれも有機
溶剤に対する溶解性が優れ、例えば前記した既知のフル
オラン化合物に)と本発明のフルオラン化合物(n)
、(III) 、 (IV)との有機溶剤に対する溶解
度について比較すると後記に示すごとく、その差が明ら
かである。
アミノ−フルオラン(化合物■といつ)2−(6−クロ
ロベンジルアミノ)−6−n−ジブチルアミノ−フルオ
ラン(化合物■といつ)2− (1−クロロベンジルア
ミノ)−6−n−ジブチルアミノ−フルオラン(化合物
■といつ)前記本発明の具体的な化合物はいずれも有機
溶剤に対する溶解性が優れ、例えば前記した既知のフル
オラン化合物に)と本発明のフルオラン化合物(n)
、(III) 、 (IV)との有機溶剤に対する溶解
度について比較すると後記に示すごとく、その差が明ら
かである。
有機溶剤に対する溶解度(於50℃)の比較性)KMC
−113は、呉羽化学工業■製のジイソプロピルナフタ
レン、ハイノール−296は、日本石油化学■製のジア
リールエタン化合物で、ともに感圧複写紙に用いられる
有機溶剤である。
−113は、呉羽化学工業■製のジイソプロピルナフタ
レン、ハイノール−296は、日本石油化学■製のジア
リールエタン化合物で、ともに感圧複写紙に用いられる
有機溶剤である。
上記のように、本発明に係る化合物である式(II)
、 (III) 、(IV)のフルオラン化合物は、(
ト)のフルオラン化合物に比し、有機溶剤に対する溶解
度が優れておシ、シたがって、マイクロカプセルに多量
の色素を含有させることが可能となシ、高濃度の画像が
得られ、感圧複写紙用の発色剤としての必要不可欠な条
件を具備している。
、 (III) 、(IV)のフルオラン化合物は、(
ト)のフルオラン化合物に比し、有機溶剤に対する溶解
度が優れておシ、シたがって、マイクロカプセルに多量
の色素を含有させることが可能となシ、高濃度の画像が
得られ、感圧複写紙用の発色剤としての必要不可欠な条
件を具備している。
本発明に係る前記一般式(I)で表わされるフルオラン
化合物は、次の(1)マたは(2)の方法で製造される
。
化合物は、次の(1)マたは(2)の方法で製造される
。
(1)一般式(V)
(式中、Rは水素原子又は低級アルキル基である。)で
表わされるベンジルアミノ化合物と2−(2−ヒドロキ
シ−4−ジブチルアミノ)ベンゾイル−安息香酸 とを濃硫酸のような縮合剤の存在下、0〜80℃の温度
で数時間〜数十時間反応させる。反応後反応混合物を水
中に加え、水酸化ナトリウム水溶液を加え、pHを8〜
10とし析出物を口過によシ採取する。ケーキにトルエ
ンと5〜10チの水酸化ナトリウム水溶液を加え、還流
下、1〜3時間かきまぜ、トルエン層を分液し、分取し
、水洗後濃縮し、析出した結晶を口過によシ採取する。
表わされるベンジルアミノ化合物と2−(2−ヒドロキ
シ−4−ジブチルアミノ)ベンゾイル−安息香酸 とを濃硫酸のような縮合剤の存在下、0〜80℃の温度
で数時間〜数十時間反応させる。反応後反応混合物を水
中に加え、水酸化ナトリウム水溶液を加え、pHを8〜
10とし析出物を口過によシ採取する。ケーキにトルエ
ンと5〜10チの水酸化ナトリウム水溶液を加え、還流
下、1〜3時間かきまぜ、トルエン層を分液し、分取し
、水洗後濃縮し、析出した結晶を口過によシ採取する。
結晶を口過することによシ、一般式(I)で表わされる
2−(クロル置換ベンジルアミノ)−6−シブチルアミ
ノ−フルオラン化合物が、高純度、高収率で製造される
。必要なラバ、メタノール、エタノール、トルエン、ア
セトンなどのような有機溶剤から再結晶する。
2−(クロル置換ベンジルアミノ)−6−シブチルアミ
ノ−フルオラン化合物が、高純度、高収率で製造される
。必要なラバ、メタノール、エタノール、トルエン、ア
セトンなどのような有機溶剤から再結晶する。
(2) 2−アミノ−6−シブチルアミノ−フルオラ
ン と一般式(VI) で表わされるクロル置換ベンジルクロライドとを水酸化
ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウムなど
の脱酸剤を使用し、水または揮発性有機不活性溶媒中で
反応させることによシ、一般式(I)で表わされるフル
オラン化合物が製造きれる。製造上、好ましいのは上記
(1)の方法である。
ン と一般式(VI) で表わされるクロル置換ベンジルクロライドとを水酸化
ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウムなど
の脱酸剤を使用し、水または揮発性有機不活性溶媒中で
反応させることによシ、一般式(I)で表わされるフル
オラン化合物が製造きれる。製造上、好ましいのは上記
(1)の方法である。
上記(1)の方法において使用される縮合剤としては濃
硫酸、無水酢酸、シん酸、ポリシん酸、オキシ塩化シん
および塩化亜鉛などがある。製造上好ましくは濃硫酸を
使用する方法である。
硫酸、無水酢酸、シん酸、ポリシん酸、オキシ塩化シん
および塩化亜鉛などがある。製造上好ましくは濃硫酸を
使用する方法である。
本発明の感圧複写紙は、上記の発色剤を単独又は混合し
て、あるいは他の発色剤と共に、例えば、アルキル化ナ
フタレン、アルキル化ジフェニル、アルキル化ジフェニ
ルメタン等のジアリールアルカン、アルキル化ターフェ
ニルなどの合成油、木綿油、ヒマシ油などの植物油、動
物油、鉱物油あるいはこれらの混合油等の溶媒に溶解し
、これをバインダー中に分散するか、又はマイクロカプ
セル中に含有させた後、紙、プラスチックシート、樹脂
コーテツド紙等の支持体に塗布することによシ得られる
。
て、あるいは他の発色剤と共に、例えば、アルキル化ナ
フタレン、アルキル化ジフェニル、アルキル化ジフェニ
ルメタン等のジアリールアルカン、アルキル化ターフェ
ニルなどの合成油、木綿油、ヒマシ油などの植物油、動
物油、鉱物油あるいはこれらの混合油等の溶媒に溶解し
、これをバインダー中に分散するか、又はマイクロカプ
セル中に含有させた後、紙、プラスチックシート、樹脂
コーテツド紙等の支持体に塗布することによシ得られる
。
発色剤の使用量は、所望の塗布厚、感圧複写紙の形態、
カプセルの製法、その他の条件によシ、決定される。発
色剤をカプセル中に封入する際には、米国特許第2.8
00.457号及び2゜800、458号明細書に記載
された親水性コロイドノルのコアセルベーションを利用
しり方法、英国特許第867.797号、同第1.09
1.076号明細書に記載された界面重合法等を利用す
ればよい。
カプセルの製法、その他の条件によシ、決定される。発
色剤をカプセル中に封入する際には、米国特許第2.8
00.457号及び2゜800、458号明細書に記載
された親水性コロイドノルのコアセルベーションを利用
しり方法、英国特許第867.797号、同第1.09
1.076号明細書に記載された界面重合法等を利用す
ればよい。
本発明に係る感圧複写紙に適用できる顕色剤の具体例を
示すと、クレー類(例えば、酸性白土、活性白土、アク
パルジャイト、カオリン等)、フェノール樹脂、芳香族
カルボン酸の多価金属塩等をあげることができる。フェ
ノール樹脂トは、具体的には、フェノールーアルテ゛ヒ
トM合体(いわゆるノボラック型)及びフェノ−ルア価
金属塩は、例えば、米国特許3.13s’4,146号
、同3.983.292号、同3.954.070号、
同3.983.292号、特願昭53−25158号明
細書等に記載されている。
示すと、クレー類(例えば、酸性白土、活性白土、アク
パルジャイト、カオリン等)、フェノール樹脂、芳香族
カルボン酸の多価金属塩等をあげることができる。フェ
ノール樹脂トは、具体的には、フェノールーアルテ゛ヒ
トM合体(いわゆるノボラック型)及びフェノ−ルア価
金属塩は、例えば、米国特許3.13s’4,146号
、同3.983.292号、同3.954.070号、
同3.983.292号、特願昭53−25158号明
細書等に記載されている。
上記芳香族カルボン酸の多価金属塩における芳香族のカ
ルボン酸はカルボキシ基に対し、オルト又はパラ位に水
酸基を有するものが有用であシ、中でもサリチル酸誘導
体が好ましく、水酸基に対し、オルト又はパラ位の少く
とも一方に、アルキル基、アリール基、アラルキル基等
の置換基を有し置換基の炭素原子数の総和が8以上であ
るものが特に好ましい。上記の多価金属塩の中、亜鉛塩
が特に好ましい。
ルボン酸はカルボキシ基に対し、オルト又はパラ位に水
酸基を有するものが有用であシ、中でもサリチル酸誘導
体が好ましく、水酸基に対し、オルト又はパラ位の少く
とも一方に、アルキル基、アリール基、アラルキル基等
の置換基を有し置換基の炭素原子数の総和が8以上であ
るものが特に好ましい。上記の多価金属塩の中、亜鉛塩
が特に好ましい。
次に本発明に係る2−(クロル置換ベンジルアミノ)−
6−シブチルアミノ−フルオランの代表的な製造例を示
す。
6−シブチルアミノ−フルオランの代表的な製造例を示
す。
製造例1
2−(2−クロロベンジルアミノ)−6−シブチルアミ
ノ−フルオラン〔化合物■〕95%硫酸8529中に、
2−(2−ヒドロキシ−4−ジブチルアミノ)ベンゾイ
ル−安息香酸93?を加え約20℃の温度で完全に溶解
サセてから、4−(2−クロロベンジルアミノ)−アニ
ソール65.5 fを加え20℃から60℃の温度で7
2時間反応させた。反応後、反応混合物を氷水2を中に
加え、つづいて10チ水酸化すMJウム水溶液を加えp
Hを8.0とし、析出物を口過により採取した。ケーキ
にトルエン3tと10チ水酸化ナトリウム水溶液tSZ
を加え、還流下2時間かきまぜた後、トルエン層を分液
、水洗し濃縮し、析出した結晶を口過によシ採取した。
ノ−フルオラン〔化合物■〕95%硫酸8529中に、
2−(2−ヒドロキシ−4−ジブチルアミノ)ベンゾイ
ル−安息香酸93?を加え約20℃の温度で完全に溶解
サセてから、4−(2−クロロベンジルアミノ)−アニ
ソール65.5 fを加え20℃から60℃の温度で7
2時間反応させた。反応後、反応混合物を氷水2を中に
加え、つづいて10チ水酸化すMJウム水溶液を加えp
Hを8.0とし、析出物を口過により採取した。ケーキ
にトルエン3tと10チ水酸化ナトリウム水溶液tSZ
を加え、還流下2時間かきまぜた後、トルエン層を分液
、水洗し濃縮し、析出した結晶を口過によシ採取した。
この結晶を乾燥し淡桃色の2−(2−クロロベンジルア
ミノ)−6〜ジーn−ブチルアミノ−フルオランが得ら
れた。このフルオラン化合物をメタノールから再結晶す
ることによ5mp150〜152℃の結晶i oorが
得られた。この化合物の95%酢酸中のλmaX及び分
子吸光係数は、451 nm (1,75X10’)、
452 nm(1,67X10’)及び595 n+q
(2,05X 10’ 、)であった。このものをトル
エンに溶かした溶液は無色であり、シリカゲルによって
速やかに発色し、緑黒色を呈する。
ミノ)−6〜ジーn−ブチルアミノ−フルオランが得ら
れた。このフルオラン化合物をメタノールから再結晶す
ることによ5mp150〜152℃の結晶i oorが
得られた。この化合物の95%酢酸中のλmaX及び分
子吸光係数は、451 nm (1,75X10’)、
452 nm(1,67X10’)及び595 n+q
(2,05X 10’ 、)であった。このものをトル
エンに溶かした溶液は無色であり、シリカゲルによって
速やかに発色し、緑黒色を呈する。
製造例1で使用した4−(2−クロロベンジルアミノ)
−アニソールは次のような方法で製造した。
−アニソールは次のような方法で製造した。
p−アニシジン2921と2−クロロヘンズアルテ゛ヒ
ト3501とをメタノール2.81に溶解し2時間還流
しながらかくはんした。その後60℃に冷却し、メタノ
ール2.51を追加してから水素化ホウ素ナトリウム1
642を1時間かけ少量ずつ添加し、生成したシッフ塩
基を還元した。加え終った後1〜2時間かくはんし、水
20tKあけ析出した白色結晶を乾燥し、4−(2−ク
ロロベンジルアミノ)−アニソール5902が得られた
。このものの融点は56〜54℃であった。
ト3501とをメタノール2.81に溶解し2時間還流
しながらかくはんした。その後60℃に冷却し、メタノ
ール2.51を追加してから水素化ホウ素ナトリウム1
642を1時間かけ少量ずつ添加し、生成したシッフ塩
基を還元した。加え終った後1〜2時間かくはんし、水
20tKあけ析出した白色結晶を乾燥し、4−(2−ク
ロロベンジルアミノ)−アニソール5902が得られた
。このものの融点は56〜54℃であった。
製造例2
2−(5−クロロベンジルアミノ)−6−ジーn−ブチ
ルアミノフルオラン〔化合物■〕95チ硫酸8321中
に2−(2−ヒドロキソ−4−n−ジブチルアミノ)ベ
ンゾイル−安息香酸93y と4− (3−クロロベン
ジルアミノ)−アニソール65.52とを実施例1と同
様に反応し、処理することにより、淡桃色に着色してい
る融点148〜152℃の粗結晶が得られた。得られた
粗結晶をエタノールで洗浄することにより、はとんど無
色の融点151〜152.5℃の2.−(5−クロロヘ
ンシルアミノ)−6−n−ジブチルアミノフルオラン9
82が得られた。
ルアミノフルオラン〔化合物■〕95チ硫酸8321中
に2−(2−ヒドロキソ−4−n−ジブチルアミノ)ベ
ンゾイル−安息香酸93y と4− (3−クロロベン
ジルアミノ)−アニソール65.52とを実施例1と同
様に反応し、処理することにより、淡桃色に着色してい
る融点148〜152℃の粗結晶が得られた。得られた
粗結晶をエタノールで洗浄することにより、はとんど無
色の融点151〜152.5℃の2.−(5−クロロヘ
ンシルアミノ)−6−n−ジブチルアミノフルオラン9
82が得られた。
この化合物の95多酢酸中のλmax 及び分子吸光係
数は、452 nm(1,67X10’ )、454
nm(1,59X10’)及び597 nm(1,99
X104 )であった。このものをトルエンに溶かした
溶液は無色であや、シリカゲルによって速やかに発色し
緑黒色を呈する。
数は、452 nm(1,67X10’ )、454
nm(1,59X10’)及び597 nm(1,99
X104 )であった。このものをトルエンに溶かした
溶液は無色であや、シリカゲルによって速やかに発色し
緑黒色を呈する。
製造例3
2−(4−クロロヘンシルアミノ)−6−シーn−ブチ
ルアミノフルオランlt、合物IV)95%硫酸852
2中に2−(2−ヒドロキシ−4−n−ジブチルアミン
)ベンゾイル−安息香eq6りと4(4−クロロベンジ
ルアミノ)−アニソール65.59とを製造例1と同様
に反応し、処理することにょシ、淡桃色に着色している
融点160〜163℃の粗結晶が得られた。
ルアミノフルオランlt、合物IV)95%硫酸852
2中に2−(2−ヒドロキシ−4−n−ジブチルアミン
)ベンゾイル−安息香eq6りと4(4−クロロベンジ
ルアミノ)−アニソール65.59とを製造例1と同様
に反応し、処理することにょシ、淡桃色に着色している
融点160〜163℃の粗結晶が得られた。
得られた粗結晶をメタノールで洗浄することによシ、は
とんど無色の融点141〜146℃の2−(4−クロロ
ヘンシルアミノ)−6−ジーn−ブチルアミノフルオラ
ン1o12が得うした。この化合物の95係酢酸中のλ
max 及び分子吸光係数は、432 nm(1,64
X10’)、456nm(1,56X10’ )及び5
96 nm(1,92X10’)であった。このものを
トルエンに溶がした溶液は無色であり、シリカゲルによ
って速やかに発色し、緑黒色を呈する。
とんど無色の融点141〜146℃の2−(4−クロロ
ヘンシルアミノ)−6−ジーn−ブチルアミノフルオラ
ン1o12が得うした。この化合物の95係酢酸中のλ
max 及び分子吸光係数は、432 nm(1,64
X10’)、456nm(1,56X10’ )及び5
96 nm(1,92X10’)であった。このものを
トルエンに溶がした溶液は無色であり、シリカゲルによ
って速やかに発色し、緑黒色を呈する。
(発明の実施例)
次に本発明を実施例について説明するが、本発明はこれ
によシなんら限定されるものではない。
によシなんら限定されるものではない。
実施例1
製造例1で得られた化合物■1部(重量部、以下同様)
をジイソプロピルナフタレン)50部に溶解させた。こ
の溶液をゼラチン6部とアラビアゴム4部を溶解した水
5部部中に激しくかきまぜながら加えて乳化し、直径1
〜10μの油滴とした後、水250部を加えた。酢酸を
少量ずつ加えてpHを約4にしてコアセルベーションを
生起させ、油滴のまわシにゼラチンとアラビアゴムの壁
をつくす、ホルマリンを加工てからpHを9にあげ、壁
を硬化した。この様にして得られたマイクロカプセル分
散液を紙に塗布乾燥した。この感圧複写1紙は光、熱等
に対し優れた保存安定性を有してぃ/と。この紙を酸性
粘土類やフェノール類、フェノール樹脂類、有機酸類な
どを塗布した紙と接触して圧力を加えると瞬間的に、緑
色ないし緑黒色の印像が得られた。この印像は濃度が高
く耐光性、耐熱性および耐水性に優れていた。
をジイソプロピルナフタレン)50部に溶解させた。こ
の溶液をゼラチン6部とアラビアゴム4部を溶解した水
5部部中に激しくかきまぜながら加えて乳化し、直径1
〜10μの油滴とした後、水250部を加えた。酢酸を
少量ずつ加えてpHを約4にしてコアセルベーションを
生起させ、油滴のまわシにゼラチンとアラビアゴムの壁
をつくす、ホルマリンを加工てからpHを9にあげ、壁
を硬化した。この様にして得られたマイクロカプセル分
散液を紙に塗布乾燥した。この感圧複写1紙は光、熱等
に対し優れた保存安定性を有してぃ/と。この紙を酸性
粘土類やフェノール類、フェノール樹脂類、有機酸類な
どを塗布した紙と接触して圧力を加えると瞬間的に、緑
色ないし緑黒色の印像が得られた。この印像は濃度が高
く耐光性、耐熱性および耐水性に優れていた。
実施例2
実施例1で用いた化合物Hに代えて、製造例2で得られ
た化合物■を使用した以外は実施例1と同様に処理して
感圧複写紙を得た。この感圧複写紙は、クレー紙(酸性
粘土を用いた紙)上で緑黒色の、レジン紙(フェノール
樹脂を用いた紙)及び有機酸塩紙(6,5−ジ−α−メ
チルベンジルサリチル酸亜鉛を用いた紙)上で緑色の高
濃度に発色し、耐光性、耐熱性及び耐水性に優れていた
。
た化合物■を使用した以外は実施例1と同様に処理して
感圧複写紙を得た。この感圧複写紙は、クレー紙(酸性
粘土を用いた紙)上で緑黒色の、レジン紙(フェノール
樹脂を用いた紙)及び有機酸塩紙(6,5−ジ−α−メ
チルベンジルサリチル酸亜鉛を用いた紙)上で緑色の高
濃度に発色し、耐光性、耐熱性及び耐水性に優れていた
。
実施例6
製造例6で得られた化合物IVを用いた以外は実施例1
と同様に処理し、感圧複写紙を得た。
と同様に処理し、感圧複写紙を得た。
この感圧複写紙は、クレー紙上で緑黒色の、レジン紙上
で緑色の高濃度に発色し、この発色像の耐光性、耐熱性
及び耐水性は優れていた。
で緑色の高濃度に発色し、この発色像の耐光性、耐熱性
及び耐水性は優れていた。
実施例4
以下の組成
化合物■ 32部ベンゾイルロイ
コメチレンブルー 3部クリスタルバイオレ
ットラクトン 2部1,3−ジメチル−
6−ジエチルアミノフル4926部 ローグミンB−P−ニトロ−アニリノラクタム 1部
からなる発色剤をジイソプロピルナフタレン1200部
に溶解させた。この溶液を用いて、以下実施例1の60
倍スケールに拡大した以外は同様に操作して感圧複写紙
を得た。この感圧複写紙はクレー紙上で高濃度の黒色に
発色した。
コメチレンブルー 3部クリスタルバイオレ
ットラクトン 2部1,3−ジメチル−
6−ジエチルアミノフル4926部 ローグミンB−P−ニトロ−アニリノラクタム 1部
からなる発色剤をジイソプロピルナフタレン1200部
に溶解させた。この溶液を用いて、以下実施例1の60
倍スケールに拡大した以外は同様に操作して感圧複写紙
を得た。この感圧複写紙はクレー紙上で高濃度の黒色に
発色した。
又発色した黒色像は、耐光性、耐熱性及び耐水性に優れ
ていた。
ていた。
(発明の効果)
以上の説明から明らかなように、本発明によれば有機溶
剤に対する溶解性の優れた前記一般式(I)で表わされ
る化合物を発色剤として使用することによシ、発色濃度
の高い、かつ発色速度、耐水性、耐光性等に優れた感圧
複写紙が提供される。
剤に対する溶解性の優れた前記一般式(I)で表わされ
る化合物を発色剤として使用することによシ、発色濃度
の高い、かつ発色速度、耐水性、耐光性等に優れた感圧
複写紙が提供される。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、一般式 で表わされる2−(クロル置換ベンジルアミノ>−6−
シブチルアミノ−フルオラン化合物を含む発色剤層を支
持体上に有することを特徴とする感圧複写紙。 2、 7 /l/ オラン化合物が、2−(2−クロロ
ベンジルアミノ)−6−ジーn−ブチルアミノ−フルオ
ランである特許請求の範囲第1項記載の感圧複写紙。 6 フルオラン化合物が、2−(3−クロロベンジルア
ミノ)−6−ジーn−ブチルアミノ−フルオランである
特許請求の範囲第1項記載の感圧複写紙。 4、 フルオラン化合物が、2−(4−クロロベンツル
アミノ)−6−ジーn−ブチルアミノ−フルオランであ
る特許請求の範囲第1項記載の感圧複写紙。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58050519A JPS59176087A (ja) | 1983-03-28 | 1983-03-28 | 感圧複写紙 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58050519A JPS59176087A (ja) | 1983-03-28 | 1983-03-28 | 感圧複写紙 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59176087A true JPS59176087A (ja) | 1984-10-05 |
Family
ID=12861218
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58050519A Pending JPS59176087A (ja) | 1983-03-28 | 1983-03-28 | 感圧複写紙 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59176087A (ja) |
-
1983
- 1983-03-28 JP JP58050519A patent/JPS59176087A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4390616A (en) | Image recording members | |
US4154463A (en) | Pressure-sensitive or heat-sensitive recording material containing a carbazolyl methane compound | |
US5491262A (en) | Bis{[1-(2-A-2-B)ethenyl]}[2-R2 -4-X-phenyl-or 1-(2-R2 -4-X-phenyl)ethenyl]methanes | |
JPH04257486A (ja) | 感圧性又は感熱性記録材料 | |
JPS6150979B2 (ja) | ||
JPS59188491A (ja) | フルオラン誘導体およびそれを使用した記録材料 | |
JPS59176087A (ja) | 感圧複写紙 | |
JP2566623B2 (ja) | フルオラン化合物およびそれを用いた記録材料 | |
JPH0216316B2 (ja) | ||
US3974175A (en) | Nitro-chromeno pyrazole compounds their manufacture and use | |
JPH0156103B2 (ja) | ||
EP0356199B1 (en) | Fluoran compound and record material using same | |
US4202820A (en) | Pressure-sensitive or heat-sensitive recording material containing a carbazolyl methane compound | |
EP0080814A1 (en) | Chromogenic compounds | |
JPS6245077B2 (ja) | ||
JPS59176086A (ja) | 感圧複写紙 | |
JPH047918B2 (ja) | ||
JPS5929613B2 (ja) | フクソカンシキチカンサレタクロメノピラゾ−ルノ セイホウ | |
JPS6027693B2 (ja) | フルオラン化合物、その製造法およびそれを用いる複写紙 | |
JPS6361056A (ja) | フルオラン化合物 | |
JP2768444B2 (ja) | フルオラン化合物,および該化合物を含有する記録材料 | |
JPH0528271B2 (ja) | ||
JPS61291656A (ja) | フルオラン化合物および記録材料 | |
JPS6259077A (ja) | 感圧複写紙 | |
JPS6260685A (ja) | 感圧複写紙 |