JPS5917502A - ゲルマニユウム基板の赤外反射防止膜 - Google Patents
ゲルマニユウム基板の赤外反射防止膜Info
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- JPS5917502A JPS5917502A JP57127403A JP12740382A JPS5917502A JP S5917502 A JPS5917502 A JP S5917502A JP 57127403 A JP57127403 A JP 57127403A JP 12740382 A JP12740382 A JP 12740382A JP S5917502 A JPS5917502 A JP S5917502A
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- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B1/00—Optical elements characterised by the material of which they are made; Optical coatings for optical elements
- G02B1/10—Optical coatings produced by application to, or surface treatment of, optical elements
- G02B1/11—Anti-reflection coatings
- G02B1/113—Anti-reflection coatings using inorganic layer materials only
- G02B1/115—Multilayers
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- Physics & Mathematics (AREA)
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- Inorganic Chemistry (AREA)
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- Surface Treatment Of Optical Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、赤外線領域の光学部材として用いられるグル
マニュウム基板の赤外反射防止膜に関する。
マニュウム基板の赤外反射防止膜に関する。
従来の色消し反射防止膜の構成の例としては、基板側か
ら数えて第1層ないし第3層をnl、rL2、rL6、
空気及び基板の屈折率をルいrL5 とするとき、 rL1n6−ル22−71.。n5 を満たす屈折率の物質をλ/4の厚さで蒸着するものが
知られている。しかし、赤外反射防止膜としてこれを満
たす第3層の物質はいずれも耐久性が低いかあるいは赤
外線吸収率が高いかどちらかの欠点を有する。耐久性の
低い材料については反射防止膜最上層に用いることは好
捷しくなく、また吸収率の大きい材料についてはできる
だけ薄い膜厚にする必要がある。
ら数えて第1層ないし第3層をnl、rL2、rL6、
空気及び基板の屈折率をルいrL5 とするとき、 rL1n6−ル22−71.。n5 を満たす屈折率の物質をλ/4の厚さで蒸着するものが
知られている。しかし、赤外反射防止膜としてこれを満
たす第3層の物質はいずれも耐久性が低いかあるいは赤
外線吸収率が高いかどちらかの欠点を有する。耐久性の
低い材料については反射防止膜最上層に用いることは好
捷しくなく、また吸収率の大きい材料についてはできる
だけ薄い膜厚にする必要がある。
従来の赤外線反射防止膜の例としては、米国特許第a弘
Aし17号に記載された三層反射防止膜が知られており
、これは基板側から数えて第1層がS(膜、第Ω層がZ
nS、第3層がBaF2 の各膜からなるものである
。ところで、この第1層のSiは活性があるため、蒸着
の際の蒸発源に電子銃を使用する必要があり、一方一定
の生産能率を士けるだめに蒸着速度をある程度高くする
必要がある。
Aし17号に記載された三層反射防止膜が知られており
、これは基板側から数えて第1層がS(膜、第Ω層がZ
nS、第3層がBaF2 の各膜からなるものである
。ところで、この第1層のSiは活性があるため、蒸着
の際の蒸発源に電子銃を使用する必要があり、一方一定
の生産能率を士けるだめに蒸着速度をある程度高くする
必要がある。
しか]〜、蒸着速度を上げるために電子銃の出力を大き
くするとSiが不均一に加熱され、気体でないS(が飛
散して基板に付着するだめ、蒸着膜の品質の低下あるい
は生産能率を向上させることができない等の問題を有す
る。
くするとSiが不均一に加熱され、気体でないS(が飛
散して基板に付着するだめ、蒸着膜の品質の低下あるい
は生産能率を向上させることができない等の問題を有す
る。
さらに、上記第3務のBaF2は、水に対する耐久性が
低くしかも第7表に示すようにヌープ硬さも低いだめ、
本従来技術は耐久性に乏しい問題も有する。
低くしかも第7表に示すようにヌープ硬さも低いだめ、
本従来技術は耐久性に乏しい問題も有する。
第 / 表
ZnS 230 乙ワ×
10−4 C/gC)CaF2
/、20 0.00/7(2乙C)S、F2
/30 θθ/、2(、!7C)本発明は、上
記従来の問題を鑑みなされたものであって、赤外反射防
ILの効果が優れでおり、高速の蒸着が可能で、かつ容
易に高品質の蒸着膜を得ることができる赤外反射防止膜
を提供することを目的とする。
10−4 C/gC)CaF2
/、20 0.00/7(2乙C)S、F2
/30 θθ/、2(、!7C)本発明は、上
記従来の問題を鑑みなされたものであって、赤外反射防
ILの効果が優れでおり、高速の蒸着が可能で、かつ容
易に高品質の蒸着膜を得ることができる赤外反射防止膜
を提供することを目的とする。
本発明の他の目的は、赤外線の吸収が少なく寸だ耐久性
の高い赤外反射防止膜を提供することである。
の高い赤外反射防止膜を提供することである。
本発明は、上記目的を達成するだめに次の構成上の特徴
を有する。すなわち、ケ゛ルマニ1ウム基板の反射防止
膜において、基板側から数えて第1層に中間屈折率のZ
nS膜、第、2層に高屈折率のGe、第3層に上記中間
屈折率のZnS膜、第7層に低屈折率のLaF3、−
BaF2あるいはMgF2、第5 層K l 記中間屈
折率のZTLS膜を配したことである。捷だ、本発明の
望捷しい実施例としては、上記第1層ないし第左層の各
厚さをdl、 d2.d3 、d4 、d5 各屈折
率をル1.ル2.貼、ル4.ル5とするとき、n1d1
ニアL2d2:n3d3:n4d4 二n5d5 キ
/ : 、2 : ’1..2 : 、
=IJ:07 とすることである。
を有する。すなわち、ケ゛ルマニ1ウム基板の反射防止
膜において、基板側から数えて第1層に中間屈折率のZ
nS膜、第、2層に高屈折率のGe、第3層に上記中間
屈折率のZnS膜、第7層に低屈折率のLaF3、−
BaF2あるいはMgF2、第5 層K l 記中間屈
折率のZTLS膜を配したことである。捷だ、本発明の
望捷しい実施例としては、上記第1層ないし第左層の各
厚さをdl、 d2.d3 、d4 、d5 各屈折
率をル1.ル2.貼、ル4.ル5とするとき、n1d1
ニアL2d2:n3d3:n4d4 二n5d5 キ
/ : 、2 : ’1..2 : 、
=IJ:07 とすることである。
以下本発明の詳細な説明する。第1実施例は、基 板
Ge 第1層 ZrLS 光学膜厚(nd) 0.’
1μm第λ層 Ge 光学膜厚 06gμm
第3層 ZTLS 光学膜厚 /、7μm第
グ層 L8F3 光学膜厚 /、θμm第S層
ZrLS 光学膜厚 0.3μmである
。この分光特性は、計算値が第1図に示され、実験値が
第2図に示されるように、赤外域における大気の窓gμ
mから/、!μmについて高透過率を得ることができる
。なお、第1図ないし第9図は、縦軸が波長(単位=μ
m) 、横軸が透過率(単位:%)である。
Ge 第1層 ZrLS 光学膜厚(nd) 0.’
1μm第λ層 Ge 光学膜厚 06gμm
第3層 ZTLS 光学膜厚 /、7μm第
グ層 L8F3 光学膜厚 /、θμm第S層
ZrLS 光学膜厚 0.3μmである
。この分光特性は、計算値が第1図に示され、実験値が
第2図に示されるように、赤外域における大気の窓gμ
mから/、!μmについて高透過率を得ることができる
。なお、第1図ないし第9図は、縦軸が波長(単位=μ
m) 、横軸が透過率(単位:%)である。
第コ実施例は、
基 板 Ge
第1層 ZrLS 光学膜厚Cnd) 0−’
l ttm第コ層 Ge 光学膜厚 00g
μm第3層 ZnS 光学膜厚 /、7μm
第グ層 BaF2 光学膜厚 /、θμm第S
層 ZnS 光学膜厚 0.3 ttmであ
る。この分光特性は、第3図に示されるように、gμm
から7.2μmについて高透過率を得ることができる。
l ttm第コ層 Ge 光学膜厚 00g
μm第3層 ZnS 光学膜厚 /、7μm
第グ層 BaF2 光学膜厚 /、θμm第S
層 ZnS 光学膜厚 0.3 ttmであ
る。この分光特性は、第3図に示されるように、gμm
から7.2μmについて高透過率を得ることができる。
第3実施例は、
基 板 Ge
第1層 Z+zS 光学膜厚 0グμm第一層
Ge 光学膜厚 Ogμm第3層 ZnS光
学膜厚 /7μm 第グ層 M、F 2 光学膜厚 10μm ゛
第S層 ZrLS 光学膜厚 03μmである
。この分光特性は、第9図に示されるように、りμmか
ら/左μmについて高透過率を得ることができる。
Ge 光学膜厚 Ogμm第3層 ZnS光
学膜厚 /7μm 第グ層 M、F 2 光学膜厚 10μm ゛
第S層 ZrLS 光学膜厚 03μmである
。この分光特性は、第9図に示されるように、りμmか
ら/左μmについて高透過率を得ることができる。
上記実施例と上記従来例の最上層をBaF2 とした
ものとの耐湿テストの結果は、以下の通りであり、本発
明の耐久性の向上の一端を知ることができる。なお、こ
のテストはSOC,相対湿度9左%の中で行われた。
ものとの耐湿テストの結果は、以下の通りであり、本発
明の耐久性の向上の一端を知ることができる。なお、こ
のテストはSOC,相対湿度9左%の中で行われた。
第1図は第1実施例の計算による分光特性を示すグラフ
、第Ω図は第1実施例の実験値の分光特性を示すグラフ
、第3図は第2実施例の計算による分光特性を示すグラ
フ、第7図は第3実施例の計算による分光特性を示すグ
ラフである。 特許出願人東京光学機械株式会社 第1図 第2W1 1゛ 7−
、第Ω図は第1実施例の実験値の分光特性を示すグラフ
、第3図は第2実施例の計算による分光特性を示すグラ
フ、第7図は第3実施例の計算による分光特性を示すグ
ラフである。 特許出願人東京光学機械株式会社 第1図 第2W1 1゛ 7−
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 /)ケ゛ルマニュウム基板の反射防止膜において、基板
側から数えて第1層に中間屈折率のZnS膜、第2層に
高屈折率のGa、第3層に上記中間屈折率のZnS膜、
第7層に低屈折率のLa F 3 、B a F 2あ
るいはMgF2、第S層に上記中間屈折率のZnS膜を
配したことを特徴とする基板ケ゛ルマニウムの赤外反射
防止膜。 2)上記第1層ないし第5層の各厚さをdl、d2、d
6、d4、d5各屈折率ヲn1、rL2% rL3%
n4% n5とするとき、 rLldl : rL2d2 : rL3d3
: rL4d4 : rL5d5キ / : コニ’
1.2:2.!;:θ7 である特許請求の範囲第1項記載の基板ケ゛ルマニュウ
ムの赤外線反射防止膜。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57127403A JPS5917502A (ja) | 1982-07-21 | 1982-07-21 | ゲルマニユウム基板の赤外反射防止膜 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57127403A JPS5917502A (ja) | 1982-07-21 | 1982-07-21 | ゲルマニユウム基板の赤外反射防止膜 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5917502A true JPS5917502A (ja) | 1984-01-28 |
JPH0211121B2 JPH0211121B2 (ja) | 1990-03-13 |
Family
ID=14959122
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57127403A Granted JPS5917502A (ja) | 1982-07-21 | 1982-07-21 | ゲルマニユウム基板の赤外反射防止膜 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5917502A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01138501A (ja) * | 1987-11-26 | 1989-05-31 | Minolta Camera Co Ltd | 反射防止膜 |
JP2009086533A (ja) * | 2007-10-02 | 2009-04-23 | Sumitomo Electric Hardmetal Corp | 赤外用多層膜、赤外反射防止膜及び赤外レーザ用反射ミラー |
WO2011086511A1 (en) * | 2010-01-14 | 2011-07-21 | Aselsan Elektronik Sanayi Ve Ticaret Anonim Sirketi | An infrared lens |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012160979A1 (ja) | 2011-05-24 | 2012-11-29 | 独立行政法人産業技術総合研究所 | 赤外線透過膜、赤外線透過膜の製造方法、赤外線用光学部品および赤外線装置 |
-
1982
- 1982-07-21 JP JP57127403A patent/JPS5917502A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01138501A (ja) * | 1987-11-26 | 1989-05-31 | Minolta Camera Co Ltd | 反射防止膜 |
JP2009086533A (ja) * | 2007-10-02 | 2009-04-23 | Sumitomo Electric Hardmetal Corp | 赤外用多層膜、赤外反射防止膜及び赤外レーザ用反射ミラー |
WO2011086511A1 (en) * | 2010-01-14 | 2011-07-21 | Aselsan Elektronik Sanayi Ve Ticaret Anonim Sirketi | An infrared lens |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0211121B2 (ja) | 1990-03-13 |
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