JP2000147205A - 赤外反射防止膜 - Google Patents

赤外反射防止膜

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JP2000147205A
JP2000147205A JP10315898A JP31589898A JP2000147205A JP 2000147205 A JP2000147205 A JP 2000147205A JP 10315898 A JP10315898 A JP 10315898A JP 31589898 A JP31589898 A JP 31589898A JP 2000147205 A JP2000147205 A JP 2000147205A
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Masaru Okumura
勝 奥村
Hirozo Tani
博蔵 谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 赤外領域の光に対して優れた反射防止性能を
有する外反射防止膜を提供する。 【解決手段】 使用する波長領域の中心波長を設計主波
長λ0とし、λ0が2μm<λ0<15μmの場合におい
て、λ0に対する屈折率n1が、1.2≦n1<2.0を有
する第1の領域の物質、2.0≦n1<3.0を有する第
2の領域の物質、および3.0≦n1<5.0を有する第
3の領域の物質を用いて、基板から数えて第1層を第1
の領域の物質とし、第2層以上には第偶数番目の層には
第3の領域の物質、第奇数番目の層には第2の領域の物
質を交互に積層し、最後の第2の領域の物質の層の上に
最外層として第1の領域の物質を積層した赤外反射防止
膜。第1層がY23またはYF3である上記の赤外反射
膜。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、赤外領域で使用さ
れる光学部品に用いられる赤外反射防止膜に関する。
【0002】
【従来の技術】レンズやプリズム等の光学部品の表面で
の光の反射率を低減するため、これらの光学部品の表面
に単層または多層の反射防止膜が施される。赤外波長領
域を対象とする光学系の場合にも、赤外領域に吸収の少
ないGeやSi等が光学材料として用いられ、この基板
の上に反射防止膜が設けられる。赤外領域、特に波長2
μm〜15μmの範囲に対する反射防止膜が広く研究さ
れ、特により広い波長範囲で高い反射防止能を有するも
のが探求されてきた。
【0003】このような光学特性に優れた赤外反射防止
膜は、主として反射防止膜を多層構造にすることによっ
て得られている。多層構造の場合、隣り合う層の材質関
係が重要であるが、基板と反射防止膜との間に位置する
反射防止膜第1層が特に重要である。従来の多層反射防
止膜では、この第1層には主としてGeまたはZnSが
使用されてきた。しかし、ZnSの場合は、基板に多層
膜成分を蒸着する際に基板温度が高いとZnSが再蒸発
することが多く、製膜過程で膜厚をモニターしている
と、ZnSが再蒸発していることが明瞭に観察され、一
旦膜が付き始めるまでは、再蒸発のためまったく膜が形
成されない。一旦膜の形成が始まると通常の材料と同様
に成膜が進行するが、その場合でも再蒸発のため、基板
との間で膜割れなどが生じる恐れがある。第1層として
Geを使用するとZnSのような問題は生じないが、か
ならずしも十分な分光反射率が得られない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、赤外
領域の光に対して優れた反射防止性能を有する赤外反射
防止膜を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、使用する波長
領域の中心波長を設計主波長λ0とし、λ0が2μm<λ
0<15μmの場合において、λ0に対する屈折率n
1が、1.2≦n1<2.0を有する第1の領域の物質、
2.0≦n1<3.0を有する第2の領域の物質、および
3.0≦n1<5.0を有する第3の領域の物質を用い
て、基板から数えて第1層を第1の領域の物質とし、第
2層以上には第偶数番目の層には第3の領域の物質、第
奇数番目の層には第2の領域の物質を交互に積層し、最
後の第2の領域の物質の層の上に最外層として第1の領
域の物質を積層した赤外反射防止膜に関する。
【0006】詳しくは、本発明は、第1層がY23また
はYF3である上記の赤外反射膜に関する。更に詳しく
は、本発明は、基板物質がGe、Si、ZnSe、Zn
SおよびAl23からなる群から選ばれる物質、第1の
領域の物質がY23、YF3、BaF2、CaF2、Mg
2およびThF4からなる群から選ばれる物質、第2の
領域の物質がZnSおよびZnSeからなる群から選ば
れる物質、第3の領域の物質がGeおよびSiからなる
群から選ばれる物質であることを特徴とする上記の赤外
反射防止膜に関する。
【0007】ひとつの態様として、本発明は、使用する
波長領域の中心波長を設計主波長λ0とし、λ0が2μm
<λ0<15μmの場合において、λ0に対する屈折率n
1が、1.2≦n1<2.0を有する第1の領域の物質、
2.0≦n1<3.0を有する第2の領域の物質、および
3.0≦n1<5.0を有する第3の領域の物質を用い
て、基板から数えて第1層は第1の領域の物質、第2層
は第3の領域の物質、第3層は第2の領域の物質、第4
層は第3の領域の物質、第5層は第2の領域の物質、第
6層は第1の領域の物質を順次積層した6層構成の赤外
反射防止膜に関する。
【0008】特に、第1層にY23またはYF3、第2
層にGe、第3層にZnS、第4層にGe、第5層にZ
nS、第6層にYF3を配した上記の赤外反射防止膜に
関する。
【0009】上記の構成により、本発明の反射防止膜
は、上記波長領域において優れた反射防止性能を有す
る。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の反射防止膜は、基板と薄
膜層からなり、両者の界面に当たる薄膜層の第1層とし
て、使用する波長領域の中心波長を設計主波長λ0
し、λ0が2μm<λ0<15μmの場合において、λ0
に対する屈折率n1が、1.2≦n1<2.0を有する第1
の領域の物質、特に酸化イットリウムY23またはフッ
化イットリウムYF3、より特には酸化イットリウムY2
3を使用するところに特徴がある。基板と薄膜層との
界面に上記第1の領域の物質を使用することにより、従
来にない優れた光学特性を有する反射防止膜を得ること
が可能になった。第1の領域の物質として酸化イットリ
ウムまたはフッ化イットリウムを使用すると、これは屈
折率が安定しており、且つ光学的特性に優れるため、更
に好ましい。加えて、酸化イットリウムは高い硬度と密
着性を有するため、反射防止膜に優れた耐久性を付与す
ることもできる。
【0011】
【発明の実施の形態】酸化イットリウムは主に顆粒もし
くは錠剤の形態で市販され、どちらの形態でもよいが、
蒸着時の材料の飛散が少ない錠剤を用いるのが好まし
く、設計主波長での屈折率が1.70から1.90、好ま
しくは1.70から1.80となるように形成される。ま
た使用する厚さは、その屈折率およびその両側に配置さ
れる物質の屈折率によって変わり得るが、一般には0.
02〜0.7μm、好ましくは0.05〜0.3μmであ
る。また、フッ化イットリウムは顆粒で提供されること
が多い。設計主波長での屈折率が1.45〜1.60、好
ましくは1.47〜1.55となるように形成される。ま
た、使用する厚さはその屈折率およびその両側に配置さ
れる物質の屈折率によって変わり得るが、一般には0.
01〜1.0μm、好ましくは0.02〜0.7μmであ
る。
【0012】本発明の赤外反射防止膜を適用することの
できる基板には、Ge、Si、ZnSe、ZnSおよび
Al23等がいずれも使用できる。
【0013】反射防止膜は、多層の材料を積層して、表
面および各層間での反射が極力少なくなるように構成さ
れる。そのため、本発明では、各層を構成する薄膜層は
使用する波長領域の中心波長を設計主波長λ0とし、設
計主波長λ0が2μm<λ0<15μmの場合において、
λ0に対する屈折率nlが、1.2≦nl<2.0を有する
第1の領域の物質、2.0≦nl<3.0を有する第2の
領域の物質、および3.0≦nl<5.0を有する第3の
領域の物質を上記のように組み合わせて構成される。本
発明では、第1層および最外層に使用する第1の領域の
物質として、酸化イットリウムまたはフッ化イットリウ
ムが使用されないところでは、BaF2、CaF2、Mg
2、ThF4の中から選ばれる物質が使用される。第2
の領域の物質として、ZnSまたはZnSeが使用され
る。また第3の領域の物質としてはGeまたはSiが使
用される。
【0014】
【実施例】以下、実施例により本発明をより具体的に説
明する。実施例 1:Ge基板における3μm〜5μm帯6層反
射防止膜 Ge基板(屈折率4.00)上に、表1に記載した物質
を順次真空蒸着して積層し、6層の赤外反射防止膜を形
成した。表1には、各層を構成する物質の屈折率
(n1)、膜厚(d)および光学的膜厚(n1d)を設計
主波長λ0で除した値(n1d/λ0)を示した。屈折率
はいずれも設計主波長λ0=4μmに対するものであ
る。また図1にはこの反射防止膜の分光反射率を示し
た。
【0015】
【表1】
【0016】実施例 2:Si基板における3μm〜5
μm帯6層反射防止膜 Si(屈折率3.43)基板上に、表2に記載した物質
を順次真空蒸着して積層し、6層の赤外反射防止膜を形
成した。表2には、各層を構成する物質の屈折率、膜厚
およびn1d/λ0の値を示した。設計主波長はλ0=4
μmである。また図2にはこの反射防止膜の分光反射率
を示した。
【0017】
【表2】
【0018】実施例 3:ZnSe基板における3μm
〜5μm帯6層反射防止膜 ZnSe(屈折率2.45)基板上に、表3に記載した
物質を順次真空蒸着して積層し、6層の赤外反射防止膜
を形成した。表3には、各層を構成する物質の屈折率、
膜厚およびn1d/λ0の値を示した。設計主波長はλ0
=4μmである。また図3にはこの反射防止膜の分光反
射率を示した。
【0019】
【表3】
【0020】実施例 4:Ge基板における8μm〜1
2μm帯6層反射防止膜 Ge基板(屈折率4.00)上に、表1に記載した物質
を順次真空蒸着して積層し、6層の赤外反射防止膜を形
成した。表4には、各層を構成する物質の屈折率、膜厚
およびn1d/λ0の値を示した。屈折率はいずれも設計
主波長λ0=4μmに対するものである。また図4には
この反射防止膜の分光反射率を示した。
【0021】
【表4】
【0022】実施例 5:ZnSe基板における8μm
〜12μm帯6層反射防止膜 ZnSe(屈折率2.45)基板上に、表5に記載した
物質を順次真空蒸着して積層し、6層の赤外反射防止膜
を形成した。表5には、各層を構成する物質の屈折率、
膜厚およびn1d/λ0の値を示した。設計主波長はλ0
=4μmである。また図5にはこの反射防止膜の分光反
射率を示した。
【0023】
【表5】
【0024】比較例 1:Ge基板における3μm〜5
μm帯反射防止膜 Ge基板上に、表6に記載したように、第1層のYF3
をZnS(屈折率2.25)に置き換えた以外は実施例
1と同じ構成の赤外反射防止膜を形成した。表6には、
各層を構成する物質の屈折率、膜厚およびn1d/λ0
値を示した。設計主波長はλ0=4μmである。図1に
はこの反射防止膜の分光反射率を実施例1の反射防止膜
の分光反射率と対比して示した。
【0025】
【表6】
【0026】比較例 2:Si基板における3μm〜5
μm帯反射防止膜 Si基板上に、表7に記載したように、第1層のY23
をZnS(屈折率2.25)に置き換えた以外は実施例
2と同じ構成の赤外反射防止膜を形成した。表6には、
各層を構成する物質の屈折率、膜厚およびn1d/λ0
値を示した。設計主波長はλ0=4μmである。図2に
はこの反射防止膜の分光反射率を実施例2の反射防止膜
の分光反射率と対比して示した。
【0027】
【表7】
【0028】比較例 3:ZnSe基板における3μm
〜5μm帯反射防止膜 ZnSe基板上に、表8に記載したように、第1層のY
23をZnS(屈折率2.25)に置き換えた以外は実
施例3と同じ構成の赤外反射防止膜を形成した。表8に
は、各層を構成する物質の屈折率、膜厚およびn1d/
λ0の値を示した。設計主波長はλ0=4μmである。図
3にはこの反射防止膜の分光反射率を実施例3の反射防
止膜の分光反射率と対比して示した。
【0029】
【表8】
【0030】比較例 4:Ge基板における8μm〜1
2μm帯6層反射防止膜 Ge基板上に、表9に記載したように、第1層のYF3
をZnS(屈折率2.25)に置き換えた以外は実施例
4と同じ構成の赤外反射防止膜を形成した。表9には、
各層を構成する物質の屈折率、膜厚およびn1d/λ0
値を示した。設計主波長はλ0=4μmである。図4に
はこの反射防止膜の分光反射率を実施例4の反射防止膜
の分光反射率と対比して示した。
【0031】
【表9】
【0032】比較例 5:ZnSe基板における8μm
〜12μm帯反射防止膜 ZnSe基板上に、表10に記載したように、第1層の
23をZnS(屈折率2.25)に置き換えた以外は
実施例5と同じ構成の赤外反射防止膜を形成した。表1
0には、各層を構成する物質の屈折率、膜厚およびn1
d/λ0の値を示した。設計主波長はλ0=4μmであ
る。図5にはこの反射防止膜の分光反射率を実施例5の
反射防止膜の分光反射率と対比して示した。
【0033】
【表10】
【0034】実施例 6:Ge基板における3μm〜5
μm帯6層反射防止膜 実施例1において、第1層としてYF3の代わりにY2
3を用いた以外は実施例1と同じ構成の赤外反射防止膜
を形成した。表11には、各層を構成する物質の屈折
率、膜厚およびn1d/λ0の値を示した。設計主波長は
λ0=4μmである。図6にはこの反射防止膜の分光反
射率を比較例1の反射防止膜の分光反射率と対比して示
した。
【0035】
【表11】
【0036】実施例 7:Ge基板における8μm〜1
2μm帯6層反射防止膜 実施例4において、第1層としてYF3の代わりにY2
3を用いた以外は実施例4と同じ構成の赤外反射防止膜
を形成した。表12には、各層を構成する物質の屈折
率、膜厚およびn1d/λ0の値を示した。設計主波長は
λ0=4μmである。図7にはこの反射防止膜の分光反
射率を比較例4の反射防止膜の分光反射率と対比して示
した。
【0037】
【表12】
【0038】図1〜図7で示した分光反射率は次の設定
条件で計算したものである。 光源:白色光源 入射角:0゜
【0039】
【発明の効果】本発明の赤外反射防止膜は、赤外領域で
使用する光学系に使用する基板上に積層して、2〜15
μmの範囲の入射光に対して優れた反射防止能を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1(実線)および比較例1(破線)の
反射防止膜による赤外領域の分光反射率の対比。
【図2】 実施例2(実線)および比較例2(破線)の
反射防止膜による赤外領域の分光反射率の対比。
【図3】 実施例3(実線)および比較例3(破線)の
反射防止膜による赤外領域の分光反射率の対比。
【図4】 実施例4(実線)および比較例4(破線)の
反射防止膜による赤外領域の分光反射率。
【図5】 実施例5(実線)および比較例5(破線)の
反射防止膜による赤外領域の分光反射率。
【図6】 実施例6(実線)および比較例1(破線)の
反射防止膜による赤外領域の分光反射率の対比。
【図7】 実施例7(実線)および比較例4(破線)の
反射防止膜による赤外領域の分光反射率の対比。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用する波長領域の中心波長を設計主波
    長λ0とし、λ0が2μm<λ0<15μmの場合におい
    て、λ0に対する屈折率n1が、 1.2≦n1<2.0を有する第1の領域の物質、 2.0≦n1<3.0を有する第2の領域の物質、および 3.0≦n1<5.0を有する第3の領域の物質を用い
    て、 基板から数えて第1層を第1の領域の物質とし、第2層
    以上には第偶数番目の層には第3の領域の物質、第奇数
    番目の層には第2の領域の物質を交互に積層し、最後の
    第2の領域の物質の層の上に最外層として第1の領域の
    物質を積層した赤外反射防止膜。
  2. 【請求項2】 第1層がY23またはYF3である請求
    項1に記載の赤外反射膜。
  3. 【請求項3】 基板物質がGe、Si、ZnSe、Zn
    SおよびAl23からなる群から選ばれる物質、第1の
    領域の物質がY23、YF3、BaF2、CaF2、Mg
    2およびThF4からなる群から選ばれる物質、第2の
    領域の物質がZnSおよびZnSeからなる群から選ば
    れる物質、第3の領域の物質がGeおよびSiからなる
    群から選ばれる物質であることを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2に記載の赤外反射防止膜。
  4. 【請求項4】 使用する波長領域の中心波長を設計主波
    長λ0とし、λ0が2μm<λ0<15μmの場合におい
    て、λ0に対する屈折率n1が、 1.2≦n1<2.0を有する第1の領域の物質、 2.0≦n1<3.0を有する第2の領域の物質、および 3.0≦n1<5.0を有する第3の領域の物質を用い
    て、基板から数えて第1層は第1の領域の物質、第2層
    は第3の領域の物質、第3層は第2の領域の物質、第4
    層は第3の領域の物質、第5層は第2の領域の物質、第
    6層は第1の領域の物質を順次積層した6層構成の赤外
    反射防止膜。
  5. 【請求項5】 基板物質がGe、Si、ZnSe、Zn
    SおよびAl23からなる群から選ばれる物質、第1の
    領域の物質がY23、YF3、BaF2、CaF2、Mg
    2およびThF4からなる群から選ばれる物質、第2の
    領域の物質がZnSおよびZnSeからなる群から選ば
    れる物質、第3の領域の物質がGeおよびSiからなる
    群から選ばれる物質であることを特徴とする請求項4に
    記載の赤外反射防止膜。
  6. 【請求項6】 第1層にY23またはYF3、第2層に
    Ge、第3層にZnS、第4層にGe、第5層にZn
    S、第6層にYF3を配した請求項4に記載の赤外反射
    防止膜。
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