JPS59174530A - W相型六方晶フエライト粒子の製造方法 - Google Patents
W相型六方晶フエライト粒子の製造方法Info
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- JPS59174530A JPS59174530A JP58046007A JP4600783A JPS59174530A JP S59174530 A JPS59174530 A JP S59174530A JP 58046007 A JP58046007 A JP 58046007A JP 4600783 A JP4600783 A JP 4600783A JP S59174530 A JPS59174530 A JP S59174530A
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- Japan
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- salt
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- ferrite particles
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、′酸化物磁性粒子およびその製造方法に関す
るもので、特に、W相型六方晶フェライト粒子の製造方
法に関するものである。
るもので、特に、W相型六方晶フェライト粒子の製造方
法に関するものである。
近年、磁気ディスクの出現以来、高密度な磁気記録の技
術が要求され、数多くの研究機関で研究化、実用化がな
されている。
術が要求され、数多くの研究機関で研究化、実用化がな
されている。
この種の磁気記録の一つとして、垂直磁気記録方式があ
り2例えば日経エレクトロニクス誌煮1921978t
8e7号100〜111ペーソなどに開示されている。
り2例えば日経エレクトロニクス誌煮1921978t
8e7号100〜111ペーソなどに開示されている。
垂直磁気記録方式の媒体としては、概略的には(イ)粒
子面に垂直な磁気異方性を有すること、(ロ)中程度の
保磁力(!Hcは600〜15000e程度)を有する
こと、(ハ)高い飽和磁化(単位量量当りの磁気モーメ
ントσ8は50(2)/gr以上)を有することなどが
望ましい条件である。
子面に垂直な磁気異方性を有すること、(ロ)中程度の
保磁力(!Hcは600〜15000e程度)を有する
こと、(ハ)高い飽和磁化(単位量量当りの磁気モーメ
ントσ8は50(2)/gr以上)を有することなどが
望ましい条件である。
このような条件を満足する酸化物磁性材料としては板状
を呈゛する六方晶のフェライト粉末が好ましい。六方晶
フェライトとしては1例えば外国書r Ferrite
s J (J、Sm1t、H,P、J、Wijn著Jo
hnWiley and 5ons刊1959年)で明
らかなようにM相 Ba Fe 12019 W相 B IL Me 2 Fe 1602yY相 B
a2MeIIFe1□022 2相 Ba 2 Me■2 Fe 24041がある。
を呈゛する六方晶のフェライト粉末が好ましい。六方晶
フェライトとしては1例えば外国書r Ferrite
s J (J、Sm1t、H,P、J、Wijn著Jo
hnWiley and 5ons刊1959年)で明
らかなようにM相 Ba Fe 12019 W相 B IL Me 2 Fe 1602yY相 B
a2MeIIFe1□022 2相 Ba 2 Me■2 Fe 24041がある。
(但し、 Me■はCu、Zn、Cd、Ni、Co、
Cr、Mn。
Cr、Mn。
MgtFeなどの二価金属)。M相はいわゆるマグネト
ブランバイト相と呼ばれ、フェライト永久磁石材として
実用化されているが、一般に粒度が数ミクロン殊に単磁
区にほぼ等しい1ミクロン程度であり、保磁力zl(c
は30000e以上でエネルギー積も大きく、垂直磁気
記録用媒体には不適である。
ブランバイト相と呼ばれ、フェライト永久磁石材として
実用化されているが、一般に粒度が数ミクロン殊に単磁
区にほぼ等しい1ミクロン程度であり、保磁力zl(c
は30000e以上でエネルギー積も大きく、垂直磁気
記録用媒体には不適である。
W相、Y相、2相はフェロックスプレーナと総称されて
おり、現在のところほとんど実用に供されてい々い。こ
のうち、Y相、2相は、 IHCは高嵩1000で軟
磁性であるため、垂直磁気記録用媒体には適していな、
い。しかしながら、W相は、平板な結晶面に垂直々磁化
容易軸を有し、結晶異方性定数の大きさからも垂直磁気
記録用媒体として適していると推定できる。この点を定
量的に実証することによって2本発明者の一部は、既に
、特願昭57−216658号において、W相酸化物磁
性粒子を用いた磁気記録媒体を提案している。
おり、現在のところほとんど実用に供されてい々い。こ
のうち、Y相、2相は、 IHCは高嵩1000で軟
磁性であるため、垂直磁気記録用媒体には適していな、
い。しかしながら、W相は、平板な結晶面に垂直々磁化
容易軸を有し、結晶異方性定数の大きさからも垂直磁気
記録用媒体として適していると推定できる。この点を定
量的に実証することによって2本発明者の一部は、既に
、特願昭57−216658号において、W相酸化物磁
性粒子を用いた磁気記録媒体を提案している。
ところで、W相フェライト粒子を得るには、粉末冶金法
によるいわゆる固相反応以下(乾式法)によって得るこ
とができる。即ち酸化鉄とMe■の酸化物及び炭酸バリ
ウムとをその配合ミル比条件下で秤量、混合し、 1
000〜1350℃で仮焼し、そのあと鋼球と共に振動
ミルな2どによって機械的粉砕を行って粒子を得る。し
かし乍ら、この方法では機械歪によって粒子のIHCは
極めて小さくなる。
によるいわゆる固相反応以下(乾式法)によって得るこ
とができる。即ち酸化鉄とMe■の酸化物及び炭酸バリ
ウムとをその配合ミル比条件下で秤量、混合し、 1
000〜1350℃で仮焼し、そのあと鋼球と共に振動
ミルな2どによって機械的粉砕を行って粒子を得る。し
かし乍ら、この方法では機械歪によって粒子のIHCは
極めて小さくなる。
これを改善するためには100−0℃以上の熱処理(焼
鈍)が必要であるが、そうすると粒子自体の粒成長、粗
大化が進み、溶剤に分散した塗付型の磁気媒体を得るた
めには問題と々る。
鈍)が必要であるが、そうすると粒子自体の粒成長、粗
大化が進み、溶剤に分散した塗付型の磁気媒体を得るた
めには問題と々る。
一方、このような乾式法に対し、微粒子を製造する方法
として、i相反応を利用する湿式法がM相フェライトに
ついて良く知られている。しかし々がら、W相の六方晶
フェライト粒子については。
として、i相反応を利用する湿式法がM相フェライトに
ついて良く知られている。しかし々がら、W相の六方晶
フェライト粒子については。
このような湿式法が適用可能か否かは、今までのところ
、充分量らかにされてはいない。
、充分量らかにされてはいない。
以上に鑑み2本発明は、湿式法により2粒度が好ましい
範囲にあり、従来の乾式法によるものに比して粒子の分
散性が良く磁場配向容易で、沈澱物へのアルカリ等の巻
き込みが少なく、水との分離が什易々W相型六方品フェ
ライト粒子を製造する方法を提供すると狸を目的とする
。
範囲にあり、従来の乾式法によるものに比して粒子の分
散性が良く磁場配向容易で、沈澱物へのアルカリ等の巻
き込みが少なく、水との分離が什易々W相型六方品フェ
ライト粒子を製造する方法を提供すると狸を目的とする
。
本発明の方法は、R(但しRはBa 、 Srおよびp
bの少なくとも一種あるいはその一部をCaで置換した
もの)の塩、 Me (但し、 MeはNi、Co
*CutCd。
bの少なくとも一種あるいはその一部をCaで置換した
もの)の塩、 Me (但し、 MeはNi、Co
*CutCd。
7r n y Mg eおよび鉄の少なくとも一種)■
塩、および第1鉄塩と第2鉄塩の少なくとも一種からな
る混合水溶液からアルカリまたはシュウ酸塩の存在下て
“ り共沈物を得、該共沈物を分離・洗浄・濾過・乾燥後、
焼成してW相単相あるいはW相を含む複合相のフェライ
ト粒子を得ることを特徴とするW組型酸化物磁性粒子の
製造方法である。
塩、および第1鉄塩と第2鉄塩の少なくとも一種からな
る混合水溶液からアルカリまたはシュウ酸塩の存在下て
“ り共沈物を得、該共沈物を分離・洗浄・濾過・乾燥後、
焼成してW相単相あるいはW相を含む複合相のフェライ
ト粒子を得ることを特徴とするW組型酸化物磁性粒子の
製造方法である。
本発明によれば、W相型六方晶フェライト粉末は、制御
された条件の液相下で共沈物を生成する工程と、このよ
うにして得られた共沈物を比較的低い温度で焼成してフ
ェライト化反応を行わせる工程とを経て得られる。この
際の焼成条件は、温度9時間共従来の乾式法における場
合に比し、はるかに低温、短時間で良く、シかも、適正
かつ粒度分布のせまい粒子径を有し、粉砕歪がなく、溶
剤に均一に分散しやすく、σBeIHCの適正々値の磁
性を有し、磁気配向のしやすいフェライト粉末を容易に
得ることができる。
された条件の液相下で共沈物を生成する工程と、このよ
うにして得られた共沈物を比較的低い温度で焼成してフ
ェライト化反応を行わせる工程とを経て得られる。この
際の焼成条件は、温度9時間共従来の乾式法における場
合に比し、はるかに低温、短時間で良く、シかも、適正
かつ粒度分布のせまい粒子径を有し、粉砕歪がなく、溶
剤に均一に分散しやすく、σBeIHCの適正々値の磁
性を有し、磁気配向のしやすいフェライト粉末を容易に
得ることができる。
以下2本発明の実施例について説明する。
実施例−1
A液として、水(H2O)300CCにFeCl2が0
.0125mo 1゜BaCl2及びCaCt2が合計
で0.0125/ 18molとなるように50℃で溶
解混合した水溶液と、B液として600CCのH2Oに
NaOH100grとNa2Co312.5 grを溶
解したアルカリ水溶液を用意し、A液にBlを室温中で
滴下し、沈澱物を得た。この後、この沈澱物を分離、水
洗、濾過、乾燥後、酸素分圧PO2が10 atm、
のN2ガス中で1200℃および1250℃で夫々1時
間焼成を行った。この時の反応式を示せば次のとおりで
ある。
.0125mo 1゜BaCl2及びCaCt2が合計
で0.0125/ 18molとなるように50℃で溶
解混合した水溶液と、B液として600CCのH2Oに
NaOH100grとNa2Co312.5 grを溶
解したアルカリ水溶液を用意し、A液にBlを室温中で
滴下し、沈澱物を得た。この後、この沈澱物を分離、水
洗、濾過、乾燥後、酸素分圧PO2が10 atm、
のN2ガス中で1200℃および1250℃で夫々1時
間焼成を行った。この時の反応式を示せば次のとおりで
ある。
以下余白
18Fe C43+ (1−x ) BaC/、、 +
x CaCA2 + 54 NaOH+ Na2Co
3Fe206Ba1−xCaxCO6 このようにして、W相が生成されるものと考えられる。
x CaCA2 + 54 NaOH+ Na2Co
3Fe206Ba1−xCaxCO6 このようにして、W相が生成されるものと考えられる。
XをOから1迄種々かえて得られた試料粉末について、
C8およびIHCを測定したその結果を第1表に示す。
C8およびIHCを測定したその結果を第1表に示す。
以下余白
第 1 表
垂直磁気i己録用磁性粒子としては、前述の条件(ロ)
、(ハ)に照して、 1200℃の場合には試料A2
および3が好適であり、 1250℃の時には試料A
1および2が好適と言える。
、(ハ)に照して、 1200℃の場合には試料A2
および3が好適であり、 1250℃の時には試料A
1および2が好適と言える。
次に、各試料についてX線回折によってW相。
M相(マグネットブランバイト相)、H相(ヘマタイト
相)、S相(スピネル相)V量を調べた。
相)、S相(スピネル相)V量を調べた。
1250℃焼成した各試料について、それぞれの相量の
大小関係を第2表に示す。
大小関係を第2表に示す。
第 2 表
、 なお第2表での試料2は上記のように同定した暁S
相の量は40.0チ、W相の量は33.9チ、H相は2
6.1%であり、また試料3ではW相は555%、S相
は27,3%、H相fd17.2%であった。
相の量は40.0チ、W相の量は33.9チ、H相は2
6.1%であり、また試料3ではW相は555%、S相
は27,3%、H相fd17.2%であった。
なお上記の組成の場合、 Caの置換量の少々い組成
ではさらに高い湿度での焼成あるいは酸洗によりC8を
高め、 r)Icを最適にすることができる。一方C
a置換量の多いものは酸素分圧PO2を多めにして低い
温度で焼成することにより、垂直磁気記録に好適なもの
が得られることが確認できた。
ではさらに高い湿度での焼成あるいは酸洗によりC8を
高め、 r)Icを最適にすることができる。一方C
a置換量の多いものは酸素分圧PO2を多めにして低い
温度で焼成することにより、垂直磁気記録に好適なもの
が得られることが確認できた。
実施例−2
実施例−1で得た試料1及び2の沈澱物をさらにビー力
に入れて水に懸だくシ、さらに塩酸を加えて酸洗いし、
デカンテーション後、 1300℃X 1時間、酸素分
圧PO2が110−6at、のN2ガス中で焼成し、磁
気特性を測定した。その結果を第3表に示した。
に入れて水に懸だくシ、さらに塩酸を加えて酸洗いし、
デカンテーション後、 1300℃X 1時間、酸素分
圧PO2が110−6at、のN2ガス中で焼成し、磁
気特性を測定した。その結果を第3表に示した。
第 3 表
X線回折によりフェライト相の割合を測定すると。
試料1はW相単相となり、試料2はW相が85%であっ
た。
た。
実施例−3
実施例−1で得た試料5,6の沈澱物をPo2を10a
tmのN2ガス中で焼成した。
tmのN2ガス中で焼成した。
第 4 表
乙の結果を第4表に示す。X線回折によれば、W相の他
にS(スピネル相)、H(ヘマタイト)相の複合組織の
フェライト粒子であった。
にS(スピネル相)、H(ヘマタイト)相の複合組織の
フェライト粒子であった。
実施例−4
FeCt50.0125mol、 ZnCt2とCu
C1−2の合計で(2X O,0125/18)mol
、 BaC62(0,0125/18 )molの出発
原料を適量の水に混ぜた水溶Khと (3X0.0125/18)molのN a 2 CO
5と(54X0.0125/18)mo 1のNaOH
を適量の水に溶解したアルカリ水溶液Bを用意し、前記
B液にA液を室温で滴下し、80℃に加熱して沈澱物を
得、水洗後乾燥し、大気中にて1200℃、1時間焼成
した。こうして得た試料粉末は化学式Ba’Zn2−x
COxFe1a027となるW相フェライトであった。
C1−2の合計で(2X O,0125/18)mol
、 BaC62(0,0125/18 )molの出発
原料を適量の水に混ぜた水溶Khと (3X0.0125/18)molのN a 2 CO
5と(54X0.0125/18)mo 1のNaOH
を適量の水に溶解したアルカリ水溶液Bを用意し、前記
B液にA液を室温で滴下し、80℃に加熱して沈澱物を
得、水洗後乾燥し、大気中にて1200℃、1時間焼成
した。こうして得た試料粉末は化学式Ba’Zn2−x
COxFe1a027となるW相フェライトであった。
X・が0.4’、0.6の場合の試料の磁気特性を第5
表に示す。
表に示す。
第 5 表
実施例−5
BaC62pFect5 p FeSO4とを出発原料
にして。
にして。
第 6 表
第6表に示すように、原料■と■を溶解するに充分な量
の水(H2O)に混ぜたA水溶液、原料■と■をそれら
の溶解するに充分な量の水(H2O)に混ぜたB水溶液
を夫々50℃に温めて得た。
の水(H2O)に混ぜたA水溶液、原料■と■をそれら
の溶解するに充分な量の水(H2O)に混ぜたB水溶液
を夫々50℃に温めて得た。
また、第6表の■に当量モル量より10%多いmolの
Na2C06と、■、■、■の総和の当モル量より10
チ多いmol量のNa−OHを含むアルカリ水溶液を作
った。
Na2C06と、■、■、■の総和の当モル量より10
チ多いmol量のNa−OHを含むアルカリ水溶液を作
った。
このアルカリ水溶液を80℃に温め、前記のA液を滴下
した後、B液を滴下した。こうして沈澱物を得、水洗、
乾燥後2節分けをして1200℃でこの間の反応式を試
料AIについて示せば次のとおりと考えられる・ 従って全体としては 2 F e S O4+16 F e CA 3+B
a C42+52Na OH+Na 2 C03−51
)4 2、 16 27 となる。
した後、B液を滴下した。こうして沈澱物を得、水洗、
乾燥後2節分けをして1200℃でこの間の反応式を試
料AIについて示せば次のとおりと考えられる・ 従って全体としては 2 F e S O4+16 F e CA 3+B
a C42+52Na OH+Na 2 C03−51
)4 2、 16 27 となる。
こうして得られた試料粉末を振動型磁力計にてC8およ
びIHCを測定した。その結果を第7表に示“°
以下余白 第 7 表 なお、X線回折によれば、これらの試料はW相単相ある
いはW相を有する複合相であった。
びIHCを測定した。その結果を第7表に示“°
以下余白 第 7 表 なお、X線回折によれば、これらの試料はW相単相ある
いはW相を有する複合相であった。
実施例−6
原料をS rct2* Fe C13t Fe SO2
とし。
とし。
第 8 表
試料
原料 Al 2 3 4 5 6 7■
SrCt21mOII′r101mo11mo11r1
1o11rnollr1101■FeCts ’ 1
2 10 8 6 4 2 0eC1 ■ 3 4 5・36・67 8 9.3310
.6712第8表のようなmol量となるようにして、
害施例1と同様の方法でフェライト粒子を作製した。
SrCt21mOII′r101mo11mo11r1
1o11rnollr1101■FeCts ’ 1
2 10 8 6 4 2 0eC1 ■ 3 4 5・36・67 8 9.3310
.6712第8表のようなmol量となるようにして、
害施例1と同様の方法でフェライト粒子を作製した。
このようにして得られたフェライト粒子の磁気特性を第
9表に示した。
9表に示した。
第 9 表
実施例−7
第10表
第10表に示すように、原料■と■を溶解するに充分な
量の水に混ぜたA水冶液とし、出発原料■。
量の水に混ぜたA水冶液とし、出発原料■。
■、■、■を第10表に示すようなmol量に秤量し、
適量の水を加えB水溶液とした。
適量の水を加えB水溶液とした。
上記第10、表の■に相当する当モル量より10%多い
モル量のNa 2 CO5と、■、■、■、■、■の総
和の当モル量より10%多いNaOHを、適量の水に溶
かしてアルカリ水溶液とした。
モル量のNa 2 CO5と、■、■、■、■、■の総
和の当モル量より10%多いNaOHを、適量の水に溶
かしてアルカリ水溶液とした。
こうして得られたアルカリ水溶液を80℃に温め、前記
のA液を攪拌しつつ滴下し、この後、B液を滴下して攪
拌した。こうして攪拌後、得られた沈澱物を水洗及びデ
カンテーションを行った後乾燥し、大気中にて1200
℃で焼成し、夫々の磁気特性を測定した。その結果を第
11表に示す。
のA液を攪拌しつつ滴下し、この後、B液を滴下して攪
拌した。こうして攪拌後、得られた沈澱物を水洗及びデ
カンテーションを行った後乾燥し、大気中にて1200
℃で焼成し、夫々の磁気特性を測定した。その結果を第
11表に示す。
第11表
試料1及び2は(CdZn )2 W相の六方晶フェラ
イト粒子を主体とし、同3は(Cu Z n ) 2
W相の六方晶7エライト粒子が主体であることをX線回
折にて確認できた。
イト粒子を主体とし、同3は(Cu Z n ) 2
W相の六方晶7エライト粒子が主体であることをX線回
折にて確認できた。
なお、焼成は粒成長がおこらないところで行われたもの
で、 BET法にて粒度を測定し9球形に換算したと
ころでは、0.2μで、その分布は極めて狭いものであ
った。
で、 BET法にて粒度を測定し9球形に換算したと
ころでは、0.2μで、その分布は極めて狭いものであ
った。
以上1本発明について説明したが、湿式法によるW相型
六方晶フェライトの新しい製造方法を掃供したもので一
沈澱物のアルカリ等のまき込みがほとんどなく、水との
分離が短時間で行なえ2粒度分布のせまい微細な粒子が
得られ、さらには。
六方晶フェライトの新しい製造方法を掃供したもので一
沈澱物のアルカリ等のまき込みがほとんどなく、水との
分離が短時間で行なえ2粒度分布のせまい微細な粒子が
得られ、さらには。
垂直磁気方式の磁気媒体用として好適な磁気特性を有す
る磁性粒子の製造が可能となった。
る磁性粒子の製造が可能となった。
すものは、W相単相か、W相を含む複合相のものである
ことが明である。
ことが明である。
なお2本発明の実施例においては、 NaOHなどの
アルカリ水溶族を加えての共沈について説明したが、F
e2+とBa2+とを含む場合、 Fe の水酸化
物は容易に沈澱する□のに対し、 Ba はB a
(OH)2の溶解度が高いため鉄とバリウムとの組成
比がずれる可能性が高い。このためバリウムのシュウ酸
塩と鉄のシュウ酸塩の溶解度がほぼ等ことに着目し、こ
れらシュウ酸塩の熱分解が比較的低いシュウ酸塩イオン
を含む水溶液で共沈を行ってW相のフェライト粒子を得
ることも可能で1本発明に含まれる。
アルカリ水溶族を加えての共沈について説明したが、F
e2+とBa2+とを含む場合、 Fe の水酸化
物は容易に沈澱する□のに対し、 Ba はB a
(OH)2の溶解度が高いため鉄とバリウムとの組成
比がずれる可能性が高い。このためバリウムのシュウ酸
塩と鉄のシュウ酸塩の溶解度がほぼ等ことに着目し、こ
れらシュウ酸塩の熱分解が比較的低いシュウ酸塩イオン
を含む水溶液で共沈を行ってW相のフェライト粒子を得
ることも可能で1本発明に含まれる。
Claims (1)
- 1、R(但しRはBa、Sr、pbおよびCaの少なく
とも一種)の塩、 Me (但し、 MeはNi
、Co@CupCdsZnpMg eおよび鉄の少なく
とも一種)の塩、および第1鉄塩と第2鉄塩の少なくと
も一種からなる混合水溶液からアルカリまたはシュウ酸
塩の存在下が共沈物を得、該共沈物を分離・洗浄・濾過
・乾燥後、焼成してW相単相あるいはW相を含む複合相
のフェライト粒子を得ることを特徴とするW相型酸化物
磁性粒子の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58046007A JPS59174530A (ja) | 1983-03-22 | 1983-03-22 | W相型六方晶フエライト粒子の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58046007A JPS59174530A (ja) | 1983-03-22 | 1983-03-22 | W相型六方晶フエライト粒子の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59174530A true JPS59174530A (ja) | 1984-10-03 |
JPH0143687B2 JPH0143687B2 (ja) | 1989-09-22 |
Family
ID=12735005
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58046007A Granted JPS59174530A (ja) | 1983-03-22 | 1983-03-22 | W相型六方晶フエライト粒子の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59174530A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61152003A (ja) * | 1984-12-26 | 1986-07-10 | Toshiba Corp | 磁気記録用六方晶フエライト磁性粉 |
EP0220586A2 (de) * | 1985-10-23 | 1987-05-06 | Bayer Ag | Feinteilige isometrische Hexaferritpigmente mit W-Struktur, Verfahren zu ihrer Herstellung und deren Verwendung |
JPS63162531A (ja) * | 1986-12-26 | 1988-07-06 | Ube Ind Ltd | バリウムフエライト粉末の製造法 |
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JPS5039700A (ja) * | 1973-08-15 | 1975-04-11 | ||
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1983
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0143687B2 (ja) | 1989-09-22 |
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