JPS59173234A - ブレ−キロ−タ用アルミニウム合金 - Google Patents

ブレ−キロ−タ用アルミニウム合金

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Publication number
JPS59173234A
JPS59173234A JP4757783A JP4757783A JPS59173234A JP S59173234 A JPS59173234 A JP S59173234A JP 4757783 A JP4757783 A JP 4757783A JP 4757783 A JP4757783 A JP 4757783A JP S59173234 A JPS59173234 A JP S59173234A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
alloy
solid lubricant
brake
aluminum alloy
brake rotor
Prior art date
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Pending
Application number
JP4757783A
Other languages
English (en)
Inventor
Harumichi Hino
治道 樋野
Yosuke Miyashita
宮下 洋介
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS59173234A publication Critical patent/JPS59173234A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は自動車、二輪車等の車両に用いられるディス
クブレーキのブレーキロータ用アルミニウム合金に関す
る。
一般に車両、特に自動車用のディスクブレーキのブレー
キロータ用の拐料としては、殆んど鋳鉄が用いられてい
る。近年、自動車の品質に対する顧客の要望は高まって
おり、乗り心地良い車が求められている。良く言われて
いるように、サスペンションのバネ正荷Mを少くするこ
とが、乗り心地改番の有効な手段であり、多くの改良が
なされて来ている。さらに改善するために、ブレーキ、
tRにディスクブレーキでは、ブレーキロータは大きな
部品であり重量が犬きく、軽量化が望まれていた。まず
軽量化には材料を鋳鉄からアルミニウムに代えるという
ことは、比較的に容易に考えられる。しかし、単なるア
ルミニウム合金、例えばAn−過共晶Si合金などを用
いても、耐熱性が充分でなく、また、現在用いられてい
るブレーキバンドと組合せると、ロータ表面の荒れがひ
どく、またブレーキパッドの摩耗量も多く、実用に供し
得ない。この問題に対しては、ブレーキロータの基材は
、前述のアルミニウム合金で作成し、ブレーキバンドの
当り面には鉄系材料(鋳鉄、高炭素鋼等)からなるリン
クを鋳包んだり、ビスを用いて固着することも考えられ
るが軽量化という点で充分な効果は期待できず、長期間
の使用により、リンクがアルミニウム製基材から剥離し
たり、ガタついたりして耐久性に問題を生ずる。
この発明は、このような従来の問題点に着目してなされ
たもので、ブレーキロータ用材料として、その組成をA
n−過共晶Si合合金液セラミック耐摩材および/−ま
たけ固体潤滑材を分散させたものとすることにより前記
問題点全解決することを目的としている。
本発明においては、前述のようにA℃−過共晶Si合金
にセラミック耐摩材および/またけ固体潤滑材を分散さ
せて、いわゆる複合材料としたので、単なるA2合金に
比較して、ブレーキパッドの当り面が、熱せられてAM
−過共晶s4合金の融点以上に達しても形状を保つこと
ができ、耐熱性が増し、表面の荒れが軽減できると共に
、セラミック耐摩材および/−iたけ固体潤滑材により
ブレーキパッドと共に摩耗量を減することができる。
不発明でAi1合金をAfi過共過共晶S金合金たのは
、鋳造時にSiの初品を析出させてることにより、界面
の荒れを少なくシ、ブレーキバンドに対する攻撃性金少
くするためであり、Si量は13重量%以上が好ましく
、捷た切削性を考慮に入れると25重量%以下が好捷し
い。セラミック耐摩材は、単独で加えても充分効果全発
揮でき、材質としてはAx、o3. s4c 、 s1
3+N4等が好寸しく、含M量は3重量係から20重量
%が好捷しい。3N量係未満では添加する効果が少なく
、20重量%を超えると耐摩材の脱落が生じ易く、脱落
した耐摩材が研摩材として働き、逆に摩耗量を増す恐れ
があり、また切削性も悪るくなる。耐摩材ば、繊維状で
も粒子状でも良いが、粒子の場合には、粒径は10μm
以上が好甘しく、200μm00μm以上い。10μm
未満の粒子では均一に添加するのがむずかしく、200
μmを超えると切削性が悪ろくなる。′!また、固体潤
滑材は単独で添加しても良いが、好ましくはセラばツク
耐摩材と共に添加するのが好ましい。
固体潤滑材は、ロータの荒れ、バンドの摩耗が軽減でき
る効果が有るが、特に黒鉛を用いる場合にば5重量幅金
超えて添加しても、強度が低下し、又摩擦係数が低下す
るので好ましくない。
以下、本発明の実施例につき説明する。
実施例 表1に示すように、M−過共晶81合金に対し、セラミ
ック耐摩材としてAl1,0. 、 SiC、Si3N
4および固体潤滑材としての黒鉛を加えて、7種類の複
合材料を作成した。
第1表 *A金合金5i18.5iir量係、Cu2.5 V 
景%、Mg1.2重量4AI!、残部からなるA必−過
共晶81合金である。
次にこれら7種類の材料から乗用車用ディスフッレーキ
のブレーキロータを切削加工して作成した。これらのブ
レーキロータを台上制動装置により、性能評価を行った
。評価条件は、温度5(1’c 一定で箔゛り台せ(制
動回数30回、速度50Km 、減速度0.45G)を
行方った後、温度を上昇するま1にまかせるフェード試
験(制動回数10回、速度100に* 、減速度0.4
5G) 、冷却を行なって再び50℃になる1で制動を
くり返すリカバリー試験(制動回数15回、速度50i
Ct 、減速度045G)を2度行なって、バンドの摩
耗量、ロータ表面の荒れd】、及びフェード試験中の摩
擦係数の変動中を測定した。性能評価試験には、第2表
に示す組成のアスベスト系のバントaと、セミメタリッ
ク系のノくツドb6使用した。
尚、性能評価試験は、比較のため、前述のへ合金と、一
般に使用されている片状黒鉛鋳鉄(JIS規格、FC2
5相当)を切削加工して作成したブレーキロータについ
ても行なった。その結果を第1図に示す。第1図におい
て、ブレーキロータの摩擦係数1字状に示し、上端およ
び下端が試験中の最大摩擦係数および最小摩擦係数を示
したが、本発明の材料を用いたブレーキロータは、単な
るへ合金および従来のFe12材と同程度の摩擦係数お
よびその変動中を示している。さらに、中央の横線から
上方の棒グラフ(斜線)はパッドの摩耗量を示すが、本
発明の材料は、バンドに対する影響が単なるへ合金より
は少な〈従来のFe12材と同等か若干少ない値を示し
ている。さらに、中央の横線から下方の棒グラフ(黒塗
り)はブレーキロータ表面の荒れの程度を示すが、本発
明の材料を用いるブレーキロータでは、へ合金と比較し
ては勿論のこと、従来のFe12材と比較しても荒れが
少ないという結果を得た。
また、重量については、正確には測定しなかつたが、手
で持つ【も充分に軽いことが確飴された。
尚、本発明のブレーキロータ用アルミニウム合金は、F
CzS材に比較すれば融点が低いことは否めない。しか
し、逆に熱伝導度が良いので、放熱により冷却するので
、ブレーキを頻繁にかけた場合でも、バンドとの摩擦で
生じた熱が逃けるので、温度が融点に達することはほと
んどない。ブレーキロータにさらにフィンをつければ一
層放熱が良くなる。
以上説明してきたように、この発明によれば、ブレーキ
ロータ用アルミニウム合金i、Al2−過共晶Si合金
甲にセラミック耐摩材および/または固体潤滑材全分散
させた組成としたので、ブレーキロータ用材料として摩
擦係数、パッドに対する攻撃性、表面の荒れが従来のも
のと同等分若干すぐれ、かつ軽量のものができるという
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の材料と比較例の材料よシ作成したブ
レーキロータの性能評価試験結果を示すクラ7である。 特許出願人 日産自動車株式会社 代理人 弁理士 大  西 昭  広

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)へ2−過共晶81合金甲にセラミック耐摩材およ
    び/または固体潤滑材全分散させたことを特徴とするブ
    レーキロータ用アルミニウム合金(2)  セラミック
    耐摩材がAnt03. SiC、Si3N4からなる群
    から選ばれた1種以上の粉末または礒維であり、含有量
    が3〜20重量係であることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載のブレーキロータ用アルミニウム合金 (3)固体潤滑材の含有量が5重量係以下であることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項記載のブレ
    ーキロータ用アルεニウム合金
JP4757783A 1983-03-22 1983-03-22 ブレ−キロ−タ用アルミニウム合金 Pending JPS59173234A (ja)

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