JPS59173133A - リポゾ−ム類の製造法および該方法によつて得られる生成物 - Google Patents

リポゾ−ム類の製造法および該方法によつて得られる生成物

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JPS59173133A
JPS59173133A JP59025933A JP2593384A JPS59173133A JP S59173133 A JPS59173133 A JP S59173133A JP 59025933 A JP59025933 A JP 59025933A JP 2593384 A JP2593384 A JP 2593384A JP S59173133 A JPS59173133 A JP S59173133A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はりボゾーム類(1iposomes )の製造
法および該方法によって得られる生成物、更に詳しくは
、例えば不活性の粒状不溶性担体物質をリポ1−1.成
分の薄膜で被覆した形状のりポゾーム先駆物質(lip
osome precursor)を製造(上記被覆不
活性担体物質を用いてリポゾーム製剤を形成)する方法
、並びにかかる方法で得られる中間体および目的生成物
に関する。
リポゾーム類は文献に広く記載され、それらの構造は周
知である。それらは、例えばクラスIIi性脂質類(即
ち、ホスファチジルコリン類、エタノールアミン類およ
びセリン類)、スフィンゴミエリン類、カルシオリピン
類、プラスマロゲン類、ホスファチジン酸類およびセレ
ブロ゛シト類などの両親媒性分子によって形成される。
リン脂質類または他の適当な両親媒性分子を水まだは水
性溶液に膨潤せしめ、水性物質によって相互に分離され
る多くの二層被膜(bilayer)からなる一般に多
層構造の液晶を形成する場合に、リポゾーム類が形成さ
れる。水性物質を封入する単一の二層被膜からなる他の
タイプのりポゾームは公知で、これはまた単薄膜小胞(
unilamellar vesicle)と称せられ
る。脂質類の膨潤中水検相に水可溶性物質を含ませると
、それらは脂質二層被膜間に閉じ込められる。また別法
として、脂質可溶性物質を脂質に溶解してもよく、これ
によって脂質二層被膜自体に導入されてよい(Ryma
n、B、E、TheUse of Liposomes
 as Carrier of Drugsand 0
ther Cell−Modifying Mo1ec
ules”Proc、5th Int’1.Congr
、Pharmacol、5 、91(1976年) (
’Drug Applications“ に公表)、
C11nical Pharmacology、Vol
 、5 、91−103 、 Pergamon Pr
ess  (1975)を参照〕。
最近、リポゾーム類の使用において、そのいず生物学的
活性 、下、1生物活性化合物”と略す)の担体としての用途
(例えば薬剤、タンパク質類、酵素類、ホルモン類およ
び診断剤)に興味が深まっている。リポゾーム類は薬の
担体として提案されている(上記Rymanの文献91
頁、およびGregoriadis 、G。
、’Enzyme or Drug Entrapme
nt in Liposomes:Po5sible 
Biomedical Application“。
In5olubilized Enzymes、Ed、
M、Salmonaら。
RavenPress、N、T、l 974 、155
〜177頁参照)。
水可溶性物質は生体分子層間の水性空間に封入される。
脂質可溶性物質は脂質層に導入されるが、極性の頭部群
(head group)は該層から水性空間に突出す
る。これら化合物の封入は多数の方法で達成することが
できる。最も普通に用いられる方法は、フラスコの壁に
リン脂質の薄膜を有機溶剤の蒸発によって流延すること
を必然的に伴う。この被膜を適当な水性媒体に分散する
と、多源膜リポゾーム類(これは粗製リポゾーム類とも
称せられる)が形成される。この粗製リポゾーム類を適
当な超音波処理に付すと、同様に閉鎖した小さな小胞が
形成される。
水可溶性生物活性化合物は通常、該化合物の水溶液にキ
ャスト被膜(cast film)を分散することによ
って導入される。次に未封入化合物を遠心分離、クロマ
トグラフィー、透析または他の適当な操作で除去する。
脂質可溶性生物活性化合物は通常、被膜を流延する前に
該化合物をリン脂質と共に有機溶剤に溶解することによ
って導入される。
これらの化合物の脂質相における溶解性が限度を超えな
いか、あるいは存在量が脂質に結合しつる量を超過しな
いように設定し、上記方法で製造されるリポゾーム類は
通常、脂質二層被膜に結合する化合物のほとんどを含有
するが、リポゾーム類と・未封入物質の分離は必要でな
い。リポゾーム類を製造する他の方法が記載されている
が、これらの方法は主として、単薄膜リボゾーム類を作
る特殊な方法であって、水/油型エマルションからの有
機溶剤の逆相蒸発、リン脂質有機溶液の大量水性相への
注入、および洗浄剤と脂質の混合ミセルからの洗浄剤の
除去を包含する。
水性リポゾーム分散体は、限られた物理的安定性を有す
るのみである。リポゾーム類は凝集し、沈殿物として沈
降することができる。この沈殿物を再分散してもよいが
、その粒度分布(5izedistribution)
は元の分散体のそれと異なってもよい。これは荷電脂質
類をリポゾーム類に導入することによって、ある程度解
消することができる。加えて、生物活性化合物は貯蔵中
に、外部水性相に移行して失なわれることもあり、それ
によシ、実用的投与形態の製剤は制限を受ける。これは
特に低分子量の水可溶性化合物の場合に顕著であるが、
脂質可溶性化合物もまだ外部水性媒体に分配することが
ある。水性媒体の容量が大きいと、この損失は顕著とな
る。加えて、リポゾームに存在する脂質および生物活性
化合物の種類によっては、水性分散体中で脂質成分およ
び/または生物活性成分が化学的分解を起す可能性があ
る。
これらの要因は、生物活性化合物の実用的担体としての
りボゾーム類の用途を限定する。リポゾーム類の限られ
た物理的安定性を解消するため提案された1つの解決法
は、脂質/生物活性化合物被膜を製造および貯蔵し、次
いで投与の直前に該被膜を分散してリポゾーム類を形成
する方法である。しかしながら、単位用量被膜の調製は
重大な実用的困難をもたらす。即ち溶剤蒸発や急速な再
水和に好適な薄膜の沈着を円滑にして、リポゾーム類を
容易に形成するためには、容器は大きな表面積が必要と
なる。またこの種の容器はその大きさによって、きびし
い貯蔵の問題をもたらす。貯蔵用固体形状のりポゾーム
成分を製造するため提案された他の方法は、U、S、特
許第4229360および4247411号に記載の如
く調製した水性リポゾーム懸濁液を凍結乾燥する方法、
およびU、S、特許第4311712号に記載の如く適
当な有機溶剤からりボゾーム成分を凍結乾燥する方法を
包含する。これらの凍結乾燥製剤は、容易に水和するリ
ポゾーム成分の多孔性マトリックスである。
本発明によれば、上記物理的安定性の問題をこうむるこ
となく、且つ投与の直前にリポゾーム製剤を形成するの
に用いることのできる、リポゾーム成分の薄膜を製造す
る方法が提供される。本発明の方法は、リポゾーム形成
両親媒性脂質の少なくとも1種および必要に応じて生物
活性化合物の少なくとも1種および必要に応じて補助剤
の少なくとも1種の溶液を形成する工程と、かかる形成
した溶液を用い、これを適当な粒状担体物質に被覆する
工程を包含する。上記担体物質は不活性の、不溶性物質
であってよく、あるいは水可溶性物質であってもよい。
加えて、本発明によれば、リポゾーム製剤を形成する方
法が提供され、該方法はりポゾーム成分の薄膜を被覆し
だ粒状物質を水または含水溶液に暴露し、これによって
リポゾーム成分の薄膜を水和せしめ、リポゾーム製剤を
得る工程を包含する不活性の不溶性物質の場合、リポゾ
ーム成分は不活性の不溶性物質から分離して、キャスト
被膜の水または塩水による水和によって製造されるもの
と同様な製剤が得られる。水可溶性担体物質の場合では
、該物質は溶解して、キャスト被膜の担体物質溶液によ
る水和によって製造されるものと同様な製剤が得られる
更に、本発明によれば、リポゾーム成分の薄膜で被覆し
た比較的安定な粒状担体物質から成シ、およびリポゾー
ム製剤の形成に有用な中間体が提供される。
リポゾーム分散体の貯蔵中の物理的安定性に付随する問
題は、投与の前に被覆粉末担体物質の水性分散体を形成
することによって解消される。加えて、生物活性化合物
および脂質成分の化学的完全性は例えば、被覆粉末製剤
においてこれに酸化防止剤を導入するか、あるいは被覆
粉末物質を不活性雰囲気下で包装することによって保護
することができる。
被覆される担体物質は生理学的に許容しつる自由流動性
粉末のいずれかであってよく、これは加工後においても
実質的に0粒状で且つさらさらした状態(自由流動性)
を保持するものである。
質」とは、粒状の自由流動性不活性粉末を指称し、これ
は加工後においても粒状で且つ自由流動状態を保持し、
および実質的に水不溶性である。かかる担体物質の具体
例としては、ガラスピーズ並びに粒状硫酸バリウム、水
不溶性ポリマー類(例えばポリスチレン、ポリ塩化ビニ
ルまたはポリテトラヒドロフルオロエチレン)、やスリ
屑、活性炭、セラミック材料、珪藻土(例えばカオリン
)、イオン交換樹脂(例えばamb e r l i 
L e、 DowexまだはZeo−Karb) 、セ
ルロース繊維および/またはその誘導体(例えばDEA
E−セルロース、avicel  (結晶変色セルロー
ス)またはElcema  (変性セルロース))が包
含され、ガラスピーズが好ましい。不活性の不溶性担体
物質は約1〜500ミクロン、好ましくは約50〜20
0ミクロン、最適には約60〜80ミクロンの平均粒径
を有する。本発明のりポゾーム先駆物質(中間体)を形
成するのに噴霧乾燥またはドラムローラー乾燥などの技
法を用いなければならない場合、不活性の不溶性担体物
質は500ミクロン以上で例えば1000ミクロン以下
のまたは1000ミクロン以上の平均粒径を有してよい
。しかしながら、担体物質の表面被膜として沈着する物
質の量は、担体物質の粒径が増大するにつれて次第に少
なくなることが認められよう。
上記不活性担体物質は水に不溶で、まだ脂質の溶解用溶
剤、生物活性化合物およびいずれかの補助剤に不溶であ
る。水可溶性担体物質は高い水溶解性(例えば水に約1
0重量%を超過する)および水中の高溶解速度(例えば
40°Cにて3〜4分で完全溶解)を有するべきであシ
、そして静脈内用途に好適であるべきである。加えて、
かかる担体物質は脂質、任意の生物活性化合物および任
意の補助剤の混合物を溶解するのに用いる溶剤に実質的
に不溶であるべきで、そして約1〜10%W/V、好ま
しくは約3〜7%W/Vの濃度範囲の等張水溶液を形成
するべきである。適当な担体物質の具体例としては、ソ
ルビトール、マンニトール、キシリトールまたは天然産
出アミノ酸類(例えばア、ルギニンまたはグリシン)が
包含され、ソルビトールが好ましい。静脈内用途に好適
な他の水可溶性物質としては、塩化ナトリウム、ラクト
ース、デキヌトロースおよびヌクロースが包含される。
不活性不溶性および水可溶性担体物質の両者共、その高
い表面積はりポゾーム成分の水和および溶解を円滑にす
るので、これらを微粉形状(即ち、約10ミクロン以下
の平均粒径を有する)で用いることが有利である。しか
しながら、担体物質は500ミクロンまでの平均粒径を
有していてよく、それでも有用である。担体物質の使用
量は、最終の再調製懸濁液が血液と等しい浸透圧を示す
ように調整されてよいが、小容量注射液の場合ではその
必要はない。分散に好適な水性媒体として、蒸留水、等
強性塩水または緩衝液が使用されてよく、その温度は配
合に用いる脂質成分の相転移温度を超えるように調整さ
れてよい。
リポゾーム成分の薄膜を被覆した粒状担体物質を製造す
るため本発明方法を実施するに際し、すポゾーム形成両
親媒性脂質の少なくとも1種および必要に応じて生物活
性化合物の少なくとも1種および必要に応じて補助剤の
少なくとも1種を溶剤に溶解し、この溶液を用いて適当
な担体物質を被覆する。低融点のりポゾーム形成両親媒
性脂質(50’C以下の融点を有する)の場合、任意の
生物活性化合物および任意の補助剤を直接脂質に溶解し
、この溶液を用いて担体物質を被覆してもよい。
担体物質の被覆に用いる脂質は一般に、使用する溶剤ま
たは溶剤混合物における脂質の溶解性に応じて、溶液(
分離溶剤を含む)巾約1〜25重量%、好ましくは約2
.5〜12.5重量%範囲の量で存在する。任意の生物
活性化合物および任意の補助剤物質は、使用する特定化
合物および/または物質の性質に応じて、被覆溶液中各
種の量で存在する。
被覆溶液中の脂質と任意の生物活性化合物との比率は、
使用する生物活性化合物の脂質溶解性ま。
だは結合力(binding)に左右される。即ち、担
体物質に適用される被覆物(coating)は通常、
使用される特定の生物活性化合物に応じて、脂質:任意
の生物活性化合物の重量比範囲として約5=1〜I 0
00 : 1、好ましくは約10:1〜200:1を有
する。例えば、生物活性化合物が抗生物質または抗菌剤
などの抗感染性のものである場合、脂質は生物活性化合
物との重量比が約5:1〜1000:1、好ましくは約
10:1〜300:1の範囲で存在する。生物活性化合
物が造影剤(contrast agent)である場
合、脂質は造影剤との重量比が一般に約5=1〜100
0:1.好ましくは約10:1〜200 : 1の範囲
で存在する。
被覆物に用いる任意の補助剤物質および生物活性物質の
量は、リポゾーム類の形成に従来より使用されている量
からなる。
担体物質に適用される被覆物の量は、担体物質の物理的
特性C例えば表面積、および可溶性担体物質の場合は等
張要件)に左右される。即ち、被覆物は通常、担体物質
との重量比が約0.03:1〜0.3:1、好ましくは
約0.05:1〜0.2:1の範囲で存在する。
リポゾーム類を公知の方法で使用するのに好適であるこ
とが知られている各種の両親媒性脂質が、本発明方法に
用いることができる。従って、広範囲の脂質類が使用さ
れてよく、その中で非免疫原性および生物分解性脂質類
が好ましい。好適な脂質類としてはリン脂質類、例えば
天然レシチン類(卵レシチンまだは大豆レシチンなど)
または飽和合成レシチン類(ジミリヌトリルホヌファチ
ジルコリン、ジパルミトイルホスファチジルコリンまた
はジヌテアロイルホスファチジルコリンなど)もしくは
不飽和合成レシチン類(ジオレイルホスファチジルコリ
ンまたはシリルイルホスファチジルコリンなど)などの
合成レシチン類が挙げられ、卵レシチンまだは大豆レシ
チンが好ましい。
本発明で使用する生物活性化合物は生物学的に興味のあ
る各種の化合物であってよく、例えば該化合物は抗感染
性の薬剤(アンホテリシンB、呪トコナゾール、イソコ
ナゾール、ミコナゾールおよびベンジルペニシリンなど
)、抗腫瘍剤(5−フルオロウラシル、メトトレキセー
ト、アクチノマイシンDなど)、酵素、ホルモン、造影
剤、標識化合物またはNMR映像剤(4−スクシニル−
4−アミノ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン
−1−オキシルなど)であってよい。
本発明において使用に好適な造影剤の具体例としては以
下のものが挙げられるがこれに制限されるものでなく、
例えばN 、 N/−ビヌ〔2−ヒドロキシ−1−(ヒ
ドロキシメチ)V)エチ)v〕−5−〔(2−ヒドロキ
シ−1−オキソプロピル)−アミノ) −2,4,6−
)リョードー1,3−ベンゼンジカルボキサミド(Br
acco l 5000 )、メトリザミド、ジアドリ
ゾ酸、ジアドリゾエートナトリウム、メグルミンジアド
リゾエート、アセトリシン酸およびその可溶性カチオン
塩類、ジアドリゾ酸およびその可溶性無機および有機カ
チオン塩L−i−ダミド、ヨーシバミドナトリウム、メ
グルミンヨーシバミド、ヨード馬尿酸およびその可’f
J性塩類、ヨードノタミン酸およびその可溶性塩類、ヨ
ードピラモチオード−2−ピリドン−N−酢酸およびそ
の可溶性塩類、3,5−ショート−4−ピリドン−N−
酢酸(ヨードピラセト)、3゜5−ショート−4−ピリ
ドン−N−酢酸ジェタノールアミン塩、ヨード−2−ピ
リドン−N−酢酸およびそのアミン塩、イオタラミン酸
およびその可溶性塩類、メタンスルホン酸、メトリシン
酸およびその可溶性塩類、イボダートナトリウム、エチ
オジズド油(ethiodized oil)、ヨーパ
/’J酸、イオタラン酸、チロパノエートナトリウム、
イオピドール、イオフエノキシ酸、ヨーフエンジラート
、および他の化学的関連ヨウド造影剤か挙げられる・他
に特別な指示がなけれ(ま^]本発明で使用しうる造影
剤としては、上記造影p無機、有機およびカチオン塩類
(例えばカリウム塩、カルシウム塩、リチウム塩、アル
ギニン塩、システィン塩、グリシン塩、グリシルグリシ
ン塩、N−メチルグルコサミン塩および水溶性塩類の調
製に用いる他の非毒性脂肪族参よび脂環族アミン塩)が
包含される。本発明で使用しつる他のX線造影剤は、西
独国特許出願公開DT2935195に開示されている
本発明方法によって製造される、造影剤含有最終りポゾ
ーム製剤は、U、S、特許第4192859号に記載の
如く使用されてよい。
本発明において任意の生物活性化合物としての使用に入
手しうる他のタンパク質類および薬類としては、ステロ
イド類(例えばヒドロコルチゾン、コルチシン、インシ
ュリン、環式AMPおよびα−チオデオキシグア/シン
)、キレート化剤および細胞変異物質(例えば抗原類お
よびインターフェロン誘発物質)が包含される。
本発明は特に、脂質可溶性のまたは脂質に結合した生物
活性化合物(タンパク質類などの水溶性化合物を含む)
の場合に有用である。
本発明方法は、他のりポゾーム類の製造法と同様に、水
溶性生物活性化合物の部分導入をもたらす。通常、この
種の化合物を含有するりポゾーム類を形成した後、未封
入物質を除去する。しかしながら、ある特定の場合には
未封入で且つリポゾームに閉じ込められた生物活性化合
物を共に投与することが有利である。
本発明において使用に好適な任意の補助剤としては、以
下のものが挙げられる。
a)リポゾーム類に負電荷を付与する公知物質(例えば
卵ホヌファチジン酸まだはリン酸ジセチル )、 b)正電荷を付与する公知物質(例えばステアリルアミ
ンまたはヌテアリルアミンアセテート)C)リポゾーム
類の物理的性質をよシ望ましい方向に影響を及ぼす物質
(例えばカプロラクタムおよび/または膜剛性(mem
brane rigidity)K影fl’ヲ及ぼすコ
レステロール、エルゴステロール、フィトステロール、
シトステロール、シトステロ−yv ヒログルタメート
、7−ジヒドロコレステロールまだはラノステロールな
どのステロール類)、および、 d)酸化防止剤特性を有し、リポゾーム成分を被覆した
粒状担体の化学的安定性を改良する公知物質(例エバト
コフェロール、プロピルガルレート、アスコルビルパル
ミテートまだは、ブチル化ヒドロキシトルエン)。
上記脂質および任意の生物活性化合物および任意の補助
剤の混合物を溶解またはその溶解を助成するのに用いる
好適な溶剤としては、以下のものが挙げられるがこれに
制限されるものでなく、例えばエタノール、メタノール
、クロロホルム、ジクロロメタン、ジエチルエーテル、
四4 化炭素、酢酸エチル、ジオキサン、シクロヘキサ
ン等が包含され、メタノール、エタノールまたはクロロ
ホルムが好ましい。
リポゾーム成分(生物活性化合物を除く)としては、レ
シチンと上記例示の群から選ばれるステロールとの二成
分混合物、まだはレシチンとリン酸ジセチルと上記例示
の群から選ばれるステロールとの三成分混合系(各成分
の好ましいモル比は7:’2:1)が好ましい。二成分
混合物に対し、レシチンのモ)V%は約55〜95%で
、ヌテロールのモル%は約5〜35%の範囲にあってよ
い。
三成分混合物に対し、レシチンのモ)V%は約50〜8
0%、リン酸ジセチルのモル%はO〜約30%、および
ステロールのモル%は約5〜30%の範囲にあってよい
。レシチンは塩溶液におけるその膨潤特性を利用するた
めに用いられる。リン酸ジセチルは、脂質膜に負電荷を
付与する特性を有し、このだめ対向する溝(chann
el )面の相互反発作用によって溝が広くなる。
リポゾーム混合物を構成する各成分は商業上入手可能で
あわ、あるいは容易に製造することができる。
担体物質の被覆は、リポゾーム成分を脂質相または適当
な有機溶剤のいずれかに溶解した溶液を塗布した後、溶
剤を除去することによシ達成しうる。また別法として、
リポゾーム成分の溶液の存在下で担体物質を噴霧乾燥し
てもよい。成分物質の適当な封入および殺菌によって、
リポゾーム成分で被覆しだ殺菌担体物質が得られる。本
発明の被覆担体物質は、無菌状態下で殺菌単位用量バイ
アルに包装し、医者が使用する前に直ちに、例えば水、
塩水または緩@液を加えて再調製(激しく振とうし、遠
心分離または濾過して不溶担体物質を除去)されてよい
上述の如く製造される最終りポゾーム製剤は、非経口的
に(例えば静脈注射)並びに経口的および局所的に投与
されてよい。
以下に挙げる実施例は本発明の好ましい具体例を示す。
例文中のすべての温度は、他に特別指示がなければ°C
で表わす。
実施例1 卵レシチン(60,!l)をメタノール(2,5rnl
)に溶解する。回転する100rnl用丸底フラスコに
ガラスピーズ(IL)(直径63〜75ミクロy ) 
(Perkin−Elmer B、S、 120495
 )を入れ、上記溶液を加える。次いで、回転フラスコ
から溶剤を減圧除去する。かかる物質を顕微鏡で検査す
ると、ガラス粒子が脂質で被覆されているのがわかった
このようにして形成される被覆不活性担体を無菌状態下
で殺菌単位用量バイアルに包装し、貯蔵し、次いで医者
が使用する前に下記の要領で再調製する。
上記リポゾーム成分で被覆した製剤の一部に、注射用の
水まだは塩水(10m1)を加え、激しく振とう(加熱
まだは非加熱下で)する。遠心分離または濾過のいずれ
かでガラス物質を取除く。残ったりポゾーム製剤は、キ
ャスト被膜の水または塩水による水和によって製造され
るものと類似する。
実施例2 卵レシチン(40tnfl )をクロロホルム(3ml
)に溶解する。回転する100yd用丸底フラスコにガ
ラスピーズ(Ig)(直径63〜75ミクロン) (P
erkin−Elmer B、S、 120495 )
を入れ、上記溶液を加える。次いで、回転フラスコから
溶剤を減圧除去する。かかる物質を顕微鏡で検査すると
、ガラス粒子が脂質で被覆されているのがわかった。
このようにして形成される被覆担体を無菌状態下で雅菌
単位用量バイアルに包装し、貯蔵し、次いで医者が使用
する前に下記の要領で再調製する。
上記リポゾーム成分で被覆した製剤の一部に、注射用の
水まだは塩水(Ion/)を加え、激しく振とう(加熱
下で)する。遠心分離まだは濾過のいずれかでガラス物
質を取除く。残ったりポゾーム製剤は、キャスト被膜の
水または塩水による水和によって製造されるものと類似
する。
実施例3 卵レシチン(121■)、エルゴステロール(5ツ)お
よびアンホテリシンB(5my)をメタノ−/L’(1
0ml)に溶解する。回転する100mZ用丸底フラス
コにガラスピーズ(IM(直径63〜75ミクo y 
) (Perkin−Elmer B、S、12049
5)を入れ、上記溶液を加える。、次いで、回転フラス
コから溶剤を減圧除去する。かがる物質を顕微鏡で検査
すると、ガラス粒子が脂質で被覆されているのがわかっ
た。
このようにして形成される被覆不活性担体を無菌状態下
で殺菌単位用量バイアルに包装し、貯蔵し、次いで医者
が使用する前に下記の要領で再調製する。
上記リポゾーム成分で被覆した製剤の一部に、注射用の
水または塩水(10ml)を加え、激しく振とう(加熱
または非加熱下で)する。遠心分離または濾過のいずれ
かでガラス物質を取除く。残ったりポゾーム製剤は、キ
ャスト被膜の水または塩水による水和によって製造され
るものと類似する。
実施例4 卵レシチン(89ツ)、コレヌテロー/l’ (24v
tg )、  リン酸ジセチル(12,4■)およびア
ンポテリ△ンB(2,6ツ)をメタノール(10,nl
)に溶解する。回転する1ood用丸底フラヌコに硫酸
バリウム(iy)(直径63〜75ミクロン)ヲ入れ、
上記溶液を加える。次いで、回転フラスコから溶剤を減
圧除去する。かがる物質を顕微鏡で検査すると、硫酸バ
リウム粒子が脂質で被覆されているのがわかった。
このようにして形成される被覆不活性担体を無し、次い
で医者が使用する前に下記の要領で再調製する。
上記リポゾーム成分で被覆した製剤の一部に、注射用の
水または塩水(10−)を加え、激しく振とう(加熱ま
たは非加熱下で)する。遠心分離または濾過のいずれか
で硫酸バリウムを取除く。
残ったりポゾーム製剤は、キャスト被膜の水または塩水
による水和によって製造されるものと類似する。
実施例5 510■のデキストロース(無水物)を100−用丸底
フラスコに入れ、3rnlのクロロホルムに溶解した4
、 Omg、の卵レシチンを1rnl部×3回で添加す
る。゛各部の添加後、回転フラスコから溶剤を減圧除去
する。かかる粉末を顕微鏡で検査すると、デキストロー
ス粒子が脂質物質で被覆されているのがわかった。
このようにして形成される被覆担体を無菌状態下で殺菌
単位用量バイアルに包装し、貯蔵し、次いで使用前に直
ちに再調製する。
上記バイアル中のリン脂質で被覆したデキストローヌ製
剤の一部(225rng)に蒸留水(5rnl)を加え
、混合物を60°Cに1分間加熱し、次いで手で振動さ
せて最終分散体を得る。リポゾーム製剤の粒度分布は、
コウルター・カウンター(Coulter Count
er)を用いて測定すると対数正規(l og−nor
mal )であシ、質量中間容量等価直径(mass 
median volume equivalent 
diameter)5.3μmおよび幾何標準偏差(g
eome t r i cstandard devi
ation)1.5 Bであった。
上記リポゾーム製剤は、キャスト被膜の担体物質溶液に
よる水和によって製造されるものと類似する。
実施例6 卵レシチン(2,01、エルゴステロ−/l/ (0゜
5g)およびアンホテリシンu(so、oq)をメタノ
−)v (l Oml )に溶解する。25〇−用丸底
フラスコにラクトース(13,Of ) ヲ人、?’L
、−!二記溶液を2rnl部づつ加える。各部の添加後
、回転フラスコから溶剤を減圧除去する。かかる粉末を
顕微鏡で検査すると、ラクトース粒子が脂質物質で被覆
されているのがわかった。
このようにして形成される被覆担体を無菌状態下で殺菌
単位用量バイアルに包装し、貯蔵し、次いで医者が使用
する前に直ちに下記の要領で再調製する。
上記バイアル中のりポゾーム成分で被覆しだラクトース
製剤の一部(0,77!M)に注射用水(10rnt)
を加え、混合物を水浴で約60〜70°Cに加熱して担
体物質の溶解を助成する。バイアルを振とうさせて配合
物を分散せしめ、ミルり状分散体を生成する。形成した
りポゾーム類の粒度分布はコウルター・カウンターを用
いて測定すると対数正規であシ、質量中間容量等価直径
2.5μmおよび幾何標準偏差1.56であった。
アンホテリシンBを含むリポゾームfllJは、キャス
ト被膜の担体物質溶液による水和によって製造されるも
のと類似する。
実施例7 卵レシチン(89ff、f)、コレステロール(24m
g)、リン酸ジセチル(B、4ylおよびアンポシ テリンB(2,6〜)をメタノール(IOml)に溶△ 解スる。25OrnI用丸底フラスコにソルビトール(
500yny )を入れ、上記溶液を2一部づつ加える
。かかる粉末を顕微鏡で検査すると、ソルビトール粒子
が脂質物質で被覆されているのがわかった。
このようにして形成される被覆担体を無菌状態下で殺菌
単位用量バイアルに包装し、貯蔵し、次いで医者が使用
する前に直ちに下記の要領で再調製する。
上記バイアル中のりポゾーム成分で被覆したソルビトー
ル製剤の一部(0,628y)に、注射用水(IC7)
を加え、混合物を60〜70’Oに加熱して担体物質を
溶解し、リポゾーム製剤を形成する。アンホテリシンB
を含むリポゾーム製剤は、キャスト被膜の担体物質溶液
による水和によって製造されるものと類似する。
実施例8 卵レシチンCl21m1)、エルゴステロール(571
1F )およびアンホテリシンB(5■)をメタノール
(IOml)に溶解する。250d用丸底フラスコにソ
ルビ)−/l/(500πg)を入れ、上記溶液を2r
nl部づつ加える。各部の添加後、回転フラスコから溶
剤を減圧除去する。かがる粉末を顕微鏡で検査すると、
ソルビトール粒子が脂質物質で被覆されているのがわか
った。
このようにして形成される被覆担体を無菌状態下で殺菌
単位用量バイアルに包装し、貯蔵し、次いで医者が使用
する前に直ちに下記の要領で再調製する。
上記バイアル中のりポゾーム成分で被覆したソルビトー
ル製剤の一部(0,6311に、注射用水(10−)を
加え、混合物を60〜70’Cに加熱して担体物質を溶
解し、リポゾーム製剤を形成する。アンホテリシンBを
含むリポゾーム製剤は、キャスト被膜の担体溶液による
水和によって製造されるものと類似する。
実施例9 510呼のデキストロース(無水物)をIO□d用丸底
フラスコに入れ、3rnlのりロロホルムに溶解した4
 0 yugの卵レシチンを1m1部×3回で添加する
。各部の添加後、回転フラスコから溶剤を減圧除去する
。かかる粉末を顕微鏡で検査すると、テキストロース粒
子が脂質物質で被覆されているのがわかった。
このようにして形成される被覆担体を無菌状態下で殺菌
単位用量バイアルに包装し、貯蔵し、次いで使用前に直
ちに再調製する。
上記バイアル中のリン脂質で被覆したデキストロース製
剤の一部(225〜)に蒸留水(5,nl)を加え、混
合物を60’Cに1分間加熱し、次いで手で振動させて
最終分散体を得る。リポゾーム製剤の粒度分布は、コウ
ルター・カウンターを用いて測定すると対数正規であシ
、質量中間容量等価直径5.3μmおよび幾何標準偏差
1.58であった。
上記リポゾーム製剤は、キャスト被膜の担体物質溶液に
よる水和によって製造されるものと類似する。
実施例10 卵レシチン(2,oy)、エルゴステロール(0゜5f
)おヨヒアンホテリシンB(5Q、(llをメタノ−/
l’(IOml)に溶解する。250.nl用丸底フラ
スコにラクトース(13,(1)を入れ、上記溶液を2
7n1部づつ加える。各部の添加後、回転フラスコから
溶剤を減圧除去する。かがる粉末を顕微鏡で検査すると
、ラクトース製剤が脂質物質で被覆されているのがわか
った。
このようにして形成される被覆担体を無菌状態下で殺菌
単位用量バイアルに包装し、貯蔵し、次いで医者が使用
する前に直ちに下記の要領で再調製する。
上記バイアル中のりポゾーム成分で被覆したラクトース
製剤の一部(0,7751に、注射用水(10rnl)
を加え、混合物を水浴で約70’Cに加熱して担体物質
の溶解を助成する。バイアルを振とうさせて配合物を分
散せしめ、ミルり状分散体を生成する。形成したりポゾ
ーム類の粒度分布は、コウルター・カウンターを用いて
測定すると対数正規であり、質量中間容量等価直径2.
5μmおよび幾何標準偏差1.56であった。
アンホテリシンBを含むリポゾーム製剤は、キャスト被
膜の担体物質溶液による水和によって製造されるものと
類似する。
特許出願人  イー・アール・スクイブ・アンド・サン
ズ・インコーホレイテッド 代理人 弁理士青山葆  外1名 (GB)■8326448 @1984年1月6日@イギリス (GB)■8400306 0発 明 者 ニコラス・アイ・ペイネイギリス国イン
グランド・マー ジ−サイド・ウイラール・エイ チ、ペンスビイ・アントンズ・ ロード9番 0発 明 者 フランク・リッジウェイイギリス国イン
グランド・マー ジ−サイド・バーケンヘッド・ ツクトラム・レーン・ベルフィ ールド(番地の表示なし)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、粒状担体物質にリポゾーム成分の薄膜を被覆した形
    状の安定なりポゾーム先駆物質を製造する方法であって
    、リポゾール形成脂質の少なくとも1種および必要に応
    じて生物学的活性化合物の少なくとも1種および必要に
    応じて最終りポゾーム製剤に有利な性質を付与する補助
    剤の少なくとも1種の適当な溶剤の溶液を形成し、次い
    でかかる溶液を上記溶剤に実質的に不溶性の粒状自由流
    動性担体物質に被覆して、該担体物質にリポゾーム成分
    の薄膜を形成することを特徴とする方法。 2、上記担体物質が不活性の不溶性担体物質である前記
    第1項記載の方法。 、3.上記不活性の不溶性担体物質がガラス、硫酸バリ
    ウム、不溶性ポリマー、やすシ屑、活性炭、珪藻土、セ
    ラミック材料、イオン交換樹脂、セルロース繊a=(し
    くはその誘導体またはこれらの混合物(これらは全て粒
    状形状のもの)である前記第2項記載の方法。 4、上記不活性の不溶性担体物質がガラスピーズである
    前記第3項記載の方法。 5、上記不活性の不溶性担体物質が約1〜1 ’000
    ミクロンの平均粒径範囲を有する前記第3項または第4
    項記載の方法。 6、上記不活性の不溶性担体物質が約50〜200ミク
    ロンの平均粒径範囲を有する前記第5項記載の方法。 7、上記担体物質が比較的に高い水溶解性を有する生理
    学的に許容しうる担体物質である前記第1項記載の方法
    。 8、上記担体物質が水に対し高溶解速度の、10重量%
    をi過する水溶解性を有し、濃度約1〜1゜%W/Vの
    等張水溶液を形成する前記第7項記載の方法。 9、上記担体物質が静脈内用途に好適な水溶性担体であ
    る前記第7項または第8項記載の方法。 10、上記担体物質がソルビトール、マンニ) −ル、
    キシリトールまたは天然アミノ酸である前記第9項記載
    の方法。 11、上記担体物質がソルビトールである前記第10項
    記載の方法。 12、上記担体物質が塩化ナトリウム、ラクトース、デ
    キストローヌまたはスクロースである前記第7項記載の
    方法。 13、上記脂質および任意の生物学的活性化合物および
    任意の補助剤を、1種もしくはそれ以上の有機溶剤に溶
    解して溶液を形成する前記第1項乃至第12項のいずれ
    か1つに記載の方法。 14、上tEla溶剤がエタノール、メタノール、クロ
    ロホルム、ジクロロメタン、ジエチルエーテル、四塩化
    広素、酢酸エチル、ジオキサンまたはシクロヘキサンで
    ある前記第13項記載の方法。 15、上記有機溶剤がメタノール、エタノールまたはク
    ロロホルムである前記第14項記載の方法。 16、上記脂質に必要に応じて生物学的活性化合物と補
    助剤を溶解して溶液を形成し、脂質が低融点のりポゾー
    ム形成タイプのものである前記第1項乃至第12項のい
    ずれか1つに記載の方法。 17、上記粒状担体物質をリポゾーム成分の溶液に懸濁
    し、被覆した担体物質を噴霧乾燥することによシ、担体
    物質を溶液で被覆する前記第1項乃至第16項のいずれ
    か1つに記載の方法。 18、上記脂質がリン脂質である前記第1項乃至第17
    項のいずれか1つに記載の方法。 19、上記リン脂質が天然もしくは合成レシチンである
    前記第10項記載の方法。 20、上記溶液が生物学的活性化合物を包含し、該化合
    物が薬剤、造影剤、酵素、ホルモン、標識化合物または
    NMR映像剤である前記第1項乃至第19項のいずれか
    1つに記載の方法。 21、上記補助剤が卵ホスファチド酸、リン酸ジセチル
    またはヌテアリルアミンである前記第1項乃至第20項
    のいずれか1つに記載の方法。 22、上記補助剤がステロールである前記第1項乃至第
    20項のいずれか1つに記載の方法。 23、上記補助剤がカプロラクタムおよび/またはコレ
    ステロール、フィトステロール、エルゴステロール、シ
    トステロール、シトステロールピログルタメート、7−
    ジヒドロコレステロール、ラノステロールおよびこれら
    の混合物から選ばれるステロールをも包含する前記第2
    1項記載の方法。 24、上記生物学的活性化合物がアンホテリシンBであ
    る前記第1項乃至第23項のいずれか1つに記載の方法
    。 25、上記生物学的活性化合物がアンホテリシンBで、
    担体物質がガラスピーズであシ、補助剤がステロールヲ
    包含し、該ステロールがエルゴステロールである前記第
    1項記載の方法。 26、上記脂質が卵レシチン、補助剤がエルゴステロー
    ル、コレステロールまたはリン酸シセチル、および担体
    物質がガラスピーズである前記第1項記載の方法。 27、上記生物学的活性化合物がアンホテリシンBで、
    担体物質がソルビトールであシ、補助剤がステロ−;v
    を包含L、該ステロールがエルゴステロールである前記
    第1項記載の方法。 280.に、記−脂質が卵レシチン、補助剤がエルゴス
    テロール、コレステロールまだはリン酸ジセチル、およ
    び担体物質がソルビI−−/l/である前記第1項記載
    の方法。 29、上記脂質が卵レシチン、補助剤がエルゴステロー
    ルまたはコレステロール、および担体物質がラクトース
    である前記第1項記載の方法。 30、粒状担体物質から成り、水と混合した時リボゾー
    ム製剤を形成する安定なりポゾーム先駆物質であって、
    上記担体物質はりポゾーム形成脂質の少なくとも1種お
    よび必要に応じて生物学的活性化合物の少なくとも1種
    および必要に応じて最終りボゾーム製剤に有利な性質を
    付与する補助剤の少なくとも1種からなる薄膜で被覆さ
    れていることを特徴とするりボゾーム先駆物質。 31、上記担体物質が粒状自由流動性で不活性の不溶性
    担体物質である前記第30項記載のりポゾーム先駆物質
    。 32、生物学的活性化合物の少なくとも1種を包含し、
    上記担体物質がガラスピーズである前記第31項記載の
    りポゾーム先駆物質。 33.上記担体物質が水溶性の粒状物質である前記第3
    3項記載のリポゾーム先駆物質。 34、上記担体物質が自由流動性の生理学的に許容しう
    る担体物質であって、該物質は濃度的1〜10%W/V
    の等張水溶液を形成する前記第33項記載のりポゾーム
    先駆物質。 35、上記担体物質がソルビトールである前記第34項
    記載のりポゾーム先駆物質。 36、上記生物学的活性化合物がアンホテリシンBであ
    る前記第30項乃至第35項のいずれか1つに記載のり
    ポゾーム先駆物質。 37、前記第1項乃至第29項のいずれか1つに記載さ
    れる方法によって製造され、水と混合したときりポゾー
    ム製剤を形成する安定なりポゾーム先駆物質であって、
    リポゾーム形成脂質の少なくとも1種および必要に応じ
    て生物学的活性化合物の少なくとも1種および必要に応
    じて最終りポゾーム製剤に有利な性質を付与する補助剤
    の少なくとも1種からなる薄膜で被覆された担体物質か
    ら成ることを特徴とするりポゾーム先駆物質。 38、前記第37項記載のりポゾーム先駆物質を水にさ
    らすことを特徴とするりポゾーム製剤の製造法。
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