JPH06211645A - リポソーム凍結乾燥製剤 - Google Patents

リポソーム凍結乾燥製剤

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JPH06211645A
JPH06211645A JP481093A JP481093A JPH06211645A JP H06211645 A JPH06211645 A JP H06211645A JP 481093 A JP481093 A JP 481093A JP 481093 A JP481093 A JP 481093A JP H06211645 A JPH06211645 A JP H06211645A
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JP
Japan
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liposome
freeze
cyclic
particle size
dried
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Application number
JP481093A
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English (en)
Inventor
Kazuhiko Ozaki
和彦 尾崎
Takayuki Hara
隆幸 原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Kasei Corp
Original Assignee
Mitsubishi Kasei Corp
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Publication date
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K9/00Medicinal preparations characterised by special physical form
    • A61K9/10Dispersions; Emulsions
    • A61K9/127Liposomes

Abstract

(57)【要約】 【構成】 環状イヌロオリゴ糖(さらに環状イヌロオリ
ゴ糖以外の糖類及び/又はペプチド類を加えることも可
能)を凍結安定化剤として加えたリポソーム凍結乾燥製
剤。 【効果】 本発明のリポソーム凍結乾燥製剤は、長期間
安定に保存され、使用時に再水和した際でもリポソーム
の粒径の変化がなく、リポソーム中に封入された薬物を
ほぼ完全に保持することができ、工業的に有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リポソームを長期間安
定に保つためのリポソーム凍結乾燥製剤に関するもので
ある。詳しくは凍結乾燥する際に、凍結安定化剤として
環状イヌロオリゴ糖を添加し凍結乾燥することにより、
保存中の安定性の向上及び再水和後の粒径の変化を抑
え、内容物の漏出をほぼ無くし得る、工業的に有用なリ
ポソームの凍結乾燥製剤に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】リポソ
ームは、リン脂質を素材として人工的に製造された小胞
であり、その内部水相やリン脂質の分子膜間に薬物を封
入することができるため、ドラッグキャリアーとして数
多く研究されている。またその製造法により、多重ラメ
ラ小胞(MLV)、単ラメラ小胞(SUV)等、層構造
を異にした、いくつかの種類があり、その粒径も数nm
から数十μmまで作り分けることができる。またリポソ
ームは、天然又は半合成のリン脂質を用いて作ると、生
体適合性が良く、免疫性および毒性が低いという利点を
持つ。
【0003】しかし、このリポソームを製剤化するにあ
たり困難な点として、リポソーム自身及び内封している
薬物の、長期間の安定性を保持できない点が挙げられ
る。特に長期間保存によるリポソーム自身の粒径変化、
内封薬物の漏出については、リポソームを臨床で使用す
る場合、その効果を下げるだけでなく、重大な副作用を
起こす可能性がある。このような保存時の安定性を上げ
るため、凍結乾燥を利用した方法が知られている。例え
ば、特表昭62−501631号公報中には、トレハロ
ース等の二糖類をリポソーム内水相及び外水相に添加し
て、該リポソームを凍結乾燥する方法が記載されてい
る。しかし、この方法ではリポソームの脂質組成によっ
ては必ずしも薬物の保持率が高くなく、又使用時の再水
和後の粒径に変化がみられる場合がある。また特表平4
−500803号公報中には、二糖類とオリゴペプチド
またはポリペプチドを組み合わせることにより凝集、再
水和後の粒径変化に改善がみられることが記載されてい
る。しかし、この場合でも、リポソームの脂質の種類又
は使用する糖類により、必ずしも粒径の変化、凝集、保
持率の低下が抑えきれるとは限らないのが現状であっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
について検討を行った結果、凍結安定化剤として、環状
イヌロオリゴ糖、又は環状イヌロオリゴ糖と環状イヌロ
オリゴ糖以外の糖類および/またはペプチドの混合物
を、リポソームに添加することにより、使用時の再水和
後でもほぼ100%内封物が保持でき、融合凝集による
粒径の変化が起こらないリポソーム凍結乾燥製剤を見出
した。
【0005】以下に本発明を詳細に説明する。本発明に
用いるリポソームのリポソーム膜成分は、従来公知の各
種リン脂質を使用することができ、例えば卵黄,大豆又
はその他動・植物に由来するホスファチジルコリン,ホ
スファチジルエタノールアミン,ホスファチジルイノシ
トール,ホスファチジルセリン,スフィンゴミエリン
や、合成によって得られるジパルミトイルフォスファチ
ジルコリン(DPPC),ジステアリルホスファチジル
コリン(DSPC),ジパルミトイルフォスファチジル
エタノールアミン(DPPE)等を挙げることができ
る。これらリポソームの膜成分は、単一で使用しても良
く、混合して使用しても良い。これらの膜成分から公知
の方法によりリポソームを製造する。また本発明におい
ては、上記のリポソーム膜成分物質に膜安定化剤とし
て、例えばコレステロール等のステロール類,荷電物質
であるジセチルホスフェート,ホスファチジン酸,ステ
アリルアミン,抗酸化剤であるα−トコフェロール等を
添加してもよい。また、前述のMLV,SUV,ポリカ
ーボネートのフィルターを用いて、粒径を制御した物を
使うことができる。また透析,ゲルろ過,遠心処理等に
より、保持できなかった薬物を除去した後に使用するこ
ともできる。
【0006】リポソーム中に封入する薬物は、アドリア
マイシン等の抗癌剤,インターフェロン(α,β,γ)
等の抗ウイルス剤,インスリン,カルシトニン等のペプ
チドホルモン,アルカリホスファターゼ等の酵素剤,ゲ
ンタマイシン,ストレプトマイシン等のアミノ糖系抗生
物質等が挙げられ、これらは公知の方法によりリポソー
ム中に封入される。
【0007】またリポソームは、既知の方法により表面
を修飾した物を使用することもできる。例えば血中での
滞留性を上げるため、リポソーム表面をGM1 ガングリ
オシドやPEG等で修飾したリポソームも使用すること
ができる。また癌や特定臓器をターゲッティングするた
めに抗体、糖類をリポソーム表面に結合したものについ
ても同様である。
【0008】本発明では、上記のようにして製造された
リポソームを薬学上通常使用され得る溶液中に懸濁さ
せ、次いで、凍結乾燥安定化剤として環状イヌロオリゴ
糖を添加する。この時、さらに環状イヌロオリゴ糖以外
の糖類及び/またはペプチド類を加えることもできる。
環状イヌロオリゴ糖としては、フルクトース2〜8分子
がβ−2,1結合により環状構造を形成しているもの等
が挙げられ、下記一般式(I)で表される。
【0009】
【化1】
【0010】(上記式中、nは2〜8の整数を表わ
す。)一般式(I)で表わされる環状イヌロオリゴ糖
は、該環状イヌロオリゴ糖を生じさせる酵素又は該酵素
を菌体外に産生する微生物を、イヌリン、レバン等のフ
ルクタンに作用させることにより製造することができ
る。
【0011】フルクトース2分子が分子間脱水縮合し
た、ジフルクトースジアンヒドリド(以下、DFAと称
することもある)には、6種類のアイソマーが存在する
が、例えば、DFAIを生産する酵素を生産する菌とし
ては、特開平3−247295号記載のアリスロバクタ
ー・エスピー MCI2493(微工研菌寄第1128
7号)、特開平4−144692号記載のストレプトマ
イセス・エスピー MCI2524(微工研菌寄第11
734号)及びストレプトマイセス・エスピーMCI2
525(微工研菌寄第11735号)等が知られてい
る。また、DFAIII を生産する酵素を生産する菌とし
ては、例えば、特開昭63−53164号公報記載のア
リスロバクター・イリシス MCI2297(微工研菌
寄第9893号)、特開平3−259090号公報記載
のアリスロバクター・エスピー MCI2496(微工
研菌寄第11288号)等が知られている。フルクトー
ス3〜4分子が結合したイヌロトリオース及びイヌロテ
トラオースは、オーレオバクテリウム・エスピー MC
I2494(微工研条寄第2679号)(特開平3−1
91787号公報)、ストレプトマイセス・エスピー
MCI2423(微工研条寄第2678号)(特開平2
−227074号公報)が生産する酵素をフルクタンに
作用させることにより得られ、フルクトース5分子が結
合したイヌロペンタオースは、バチルス・エスピー M
CI2495(微工研菌寄第11370号)(特開平3
−292887号公報)が生産する酵素をフルクタンに
作用することにより得られる。また、フルクトース6〜
8分子がβ−2,1結合で環状に結合したものが、バチ
ルス・サーキュランスMZ No.31(微工研菌寄第
9943号)(特開平2−255085号及び特開平2
−252701号公報)、及びバチルス・サーキュラン
ス MCI2554(微工研菌寄第11940号)(特
開平4−237496号公報)が生産する酵素をフルク
タンに作用させて得られることが知られている。
【0012】また、環状イヌロオリゴ糖以外の糖類とし
ては、トレハロース,サッカロース,ラクトース,マル
トース,グルコース,フルクトース等が挙げられ、ペプ
チド類としては、ゼラチン,アルブミン,カゼイン等が
挙げられる。本発明においては、環状イヌロオリゴ糖自
体を単独で用いてもよいし、2種以上を混合して用いて
もよい。この時、脂質に対する環状イヌロオリゴ糖の重
量比は通常約1/10〜約2/1であり、好ましくは、
約1/10〜約1/1である。また、環状イヌロオリゴ
糖以外の糖類またはペプチド類と混合して用いる場合、
環状イヌロオリゴ糖に対するそれ以外の糖類の重量比
は、特に制限はされないが、通常約1/2〜約1/1で
あり、またペプチド類は、約1/5〜約1/2であり、
さらに脂質に対する環状イヌロオリゴ糖、それ以外の糖
類およびペプチド類全量の重量比は、約1/10〜1/
1である。
【0013】上記のようにしてリポソーム懸濁液中に凍
結乾燥安定化剤として環状イヌロオリゴ糖、さらに、環
状イヌロオリゴ糖以外の糖類及び/またはペプチド類を
添加し、その後通常の方法で凍結乾燥を行う。このよう
にして得られたリポソーム凍結乾燥製剤は、長期間安定
に保存され、使用時に再水和した際でもリポソームの粒
径の変化がなく、リポソーム中に封入された薬物をほぼ
完全に保持することができる。
【0014】
【実施例】以下に本発明を実施例により、更に詳細に説
明するが本発明はその要旨を越えない限り以下の実施例
に制限されるものではない。
【0015】実施例1 DPPC 100mg、コレステロール 29mgをナ
スフラスコ中クロロホルムに溶解し、溶媒を留去して薄
膜を調製した。ここにカルセイン水溶液(pH7.0、
100mM)2mlを添加し、60℃水浴上で加熱しな
がら15分おきに1分間ボルテックスミキサーを用いて
攪拌した。この操作を4回繰り返し、MLVを調製し
た。このMLVを100nmのポアサイズのポリカーボ
ネート製のフィルターを10回通して、平均粒径104
nm(コールター社製 ModelN4により測定)の
リポソームを調製した。この液をセファロースCL−6
Bを用いてゲル濾過して、フリーのカルセインを除去し
た。
【0016】このようにして得られたカルセイン封入リ
ポソームの外水相に、フルクトース6分子が環状に結合
した環状イヌロオリゴ糖を脂質と同重量添加し、溶解し
た後1mlずつバイアルに分注し凍結乾燥した。凍結乾
燥終了後、窒素雰囲気下で打栓した。このようにして得
られた凍結乾燥リポソームに、蒸留水を1ml添加する
ことにより容易に再懸濁することができる。再水和後の
粒径を測定したところ平均粒径104nmと凍結乾燥前
と変化は無かった。またこのリポソームをセファロース
CL−6Bを用いてゲル濾過したところ、フリーのカル
セインは3〜5%であり95%以上のカルセインは、リ
ポソーム中に封入されたままだった。
【0017】実施例2 実施例1と同様な方法で調製したリポソームに、サッカ
ロースとフルクトース6分子が環状に結合した環状イヌ
ロオリゴ糖の重量比1/1の混合物を脂質と等量添加溶
解した後、1mlずつバイアルに分注し凍結乾燥を行っ
た。このようにして得られた凍結乾燥リポソームに、蒸
留水を1ml添加すると容易に再懸濁できる。再水和後
の粒径を測定したところ凍結乾燥前と粒径の変化は無か
った。
【0018】実施例3 実施例1と同様な方法で調製したリポソームに、フルク
トース2分子が分子間脱水縮合した構造を持つDFAI
を脂質と等量添加溶解した後、1mlずつバイアルに分
注し凍結乾燥を行った。このようにして得られた凍結乾
燥リポソームに、蒸留水を1ml添加すると、容易に再
懸濁することができる。再水和後の粒径を測定したとこ
ろ凍結乾燥前と粒径の変化は無かった。
【0019】実施例4 実施例1と同様な方法で調製したリポソームに、フルク
トース6〜8分子が環状に結合した環状イヌロオリゴ糖
の混合比が75/20/5の混合物を、脂質と等量添加
溶解した後、1mlずつバイアルに分注し凍結乾燥を行
った。このようにして得られた凍結乾燥リポソームに、
蒸留水を1ml添加すると、容易に再懸濁できる。再水
和後の粒径を測定したところ凍結乾燥前と粒径の変化は
無かった。
【0020】実施例5 DPPC/コレステロール/マレイミド化DPPE=1
8/10/0.5の脂質混合物100mgを実施例1と
同様に処理して、カルセイン内封リポソームを調製し
た。このリポソーム中に抗腫瘍マウスモノクローナル抗
体(IgG)をペプシン処理し精製後還元して得られる
Fab’5mgを加え、更に5μmolのチオール化し
たポリエチレングリコールを加えゲル濾過して抗体結合
PEG修飾リポソームを得た。この時の粒径を測定した
ところ114nmであった。
【0021】このようにして得られたカルセイン封入抗
体結合PEG修飾リポソームの外水相に、フルクトース
6分子が環状に結合した環状イヌロオリゴ糖を、脂質と
同重量添加し溶解した後、1mlずつバイアルに分注し
凍結乾燥した。凍結乾燥終了後、窒素雰囲気下で打栓し
た。このようにして得られた凍結乾燥リポソームに、蒸
留水を1ml添加すると容易に再懸濁できる。再水和後
の粒径を測定したところ平均粒径114nmと凍結乾燥
前と変化無かった。またこのリポソームをセファロース
CL−6Bを用いてゲル濾過したところ、95%以上の
カルセインはリポソーム中に封入されたままだった。
【0022】
【発明の効果】本発明のリポソーム凍結乾燥製剤は、長
期間安定に保存され、使用時に再水和した際でもリポソ
ームの粒径の変化がなく、リポソーム中に封入された薬
物をほぼ完全に保持することができ、工業的に有用であ
る。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 環状イヌロオリゴ糖を含有することを特
    徴とするリポソーム凍結乾燥製剤。
  2. 【請求項2】 環状イヌロオリゴ糖以外の糖類及び/又
    はペプチド類を含有することを特徴とする請求項1記載
    のリポソーム凍結乾燥製剤。
  3. 【請求項3】 環状イヌロオリゴ糖が、フルクトース2
    〜8分子がβ−2,1結合により環状構造を形成してな
    る環状イヌロオリゴ糖である請求項1または2に記載の
    リポソーム凍結乾燥製剤。
  4. 【請求項4】 糖類がトレハロース、サッカロース、ラ
    クトース、マルトース、グルコースおよびフルクトース
    からなる群から選ばれる請求項2記載のリポソーム凍結
    乾燥製剤。
  5. 【請求項5】 ペプチド類がゼラチン、アルブミン及び
    カゼインからなる群から選ばれる請求項2記載のリポソ
    ーム凍結乾燥製剤。
JP481093A 1993-01-14 1993-01-14 リポソーム凍結乾燥製剤 Pending JPH06211645A (ja)

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