JPS5917216A - 磁気記録体並にその製造法 - Google Patents
磁気記録体並にその製造法Info
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- JPS5917216A JPS5917216A JP12504382A JP12504382A JPS5917216A JP S5917216 A JPS5917216 A JP S5917216A JP 12504382 A JP12504382 A JP 12504382A JP 12504382 A JP12504382 A JP 12504382A JP S5917216 A JPS5917216 A JP S5917216A
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-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/84—Processes or apparatus specially adapted for manufacturing record carriers
- G11B5/851—Coating a support with a magnetic layer by sputtering
Landscapes
- Physical Vapour Deposition (AREA)
- Magnetic Record Carriers (AREA)
- Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)
- Thin Magnetic Films (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
近年、高密度記録媒体として、垂直方向に磁気異方性を
備えた垂直磁化膜が開発され、特に06− Or系垂直
磁化膜が実用上優れて居り、これを基材面に析出させた
磁気記録体は公知である。
備えた垂直磁化膜が開発され、特に06− Or系垂直
磁化膜が実用上優れて居り、これを基材面に析出させた
磁気記録体は公知である。
然し乍ら、この磁気記録体を製造するに、基材面に、蒸
着法やマグネ)oン型の高速スパッタ法等の析出速度が
数千X〜数μ−/minの析出速度でOo −Or系磁
化膜を生成せしめる場合は、基材の温度を200℃付近
に加熱しないと垂直磁化膜が得られないこ0とが分って
きた。このことは、この製造法には、磁気テープやフ四
ツビーディスク等として一般に用いられるポリエチレン
テレフタレー) (pmT)などの熱に弱い合成樹脂を
基材として用シすることができない不利がある。
着法やマグネ)oン型の高速スパッタ法等の析出速度が
数千X〜数μ−/minの析出速度でOo −Or系磁
化膜を生成せしめる場合は、基材の温度を200℃付近
に加熱しないと垂直磁化膜が得られないこ0とが分って
きた。このことは、この製造法には、磁気テープやフ四
ツビーディスク等として一般に用いられるポリエチレン
テレフタレー) (pmT)などの熱に弱い合成樹脂を
基材として用シすることができない不利がある。
工業生産規模からみて、基材を加熱しないで、一般に室
温で0o−Orr系垂直磁化膜高速析出生成せしめ得る
ことが望ましい。
温で0o−Orr系垂直磁化膜高速析出生成せしめ得る
ことが望ましい。
本発明は、常温でもG o −Or系垂直磁化膜をもつ
新規な磁気記録体を提供するもので、基材面上に、O,
N、Oの少くとも1種の原子が約2〜8 at%偏析含
有しているGo−Orr系垂直磁化膜有することを特徴
とする。
新規な磁気記録体を提供するもので、基材面上に、O,
N、Oの少くとも1種の原子が約2〜8 at%偏析含
有しているGo−Orr系垂直磁化膜有することを特徴
とする。
更に本発明は、基材が常温でもこれにOo −Or系垂
直磁化膜をもつ磁気記録体を製造し得るようにし、上記
の要望を達成したその製造法を提供するもので、真空処
理容器内にO,N、Oの少くとも1種の原子を含むガス
を導入した状態で、基材面にOo −Or系磁性粒子を
高速析出せしめることを特徴とする。
直磁化膜をもつ磁気記録体を製造し得るようにし、上記
の要望を達成したその製造法を提供するもので、真空処
理容器内にO,N、Oの少くとも1種の原子を含むガス
を導入した状態で、基材面にOo −Or系磁性粒子を
高速析出せしめることを特徴とする。
次に本発明の詳細な説明する。
真空処理容器内の下部に、最も優れた垂直磁化特性を示
すOo−20wt%Or合金をターゲットとして設け、
その上方にポリエチレンテレフタレ−) ’(pH;T
)のシート状基材を配し、該容器内にOrと結合力の大
きいO,N、O原子の少くとも1種を含むガスを導入し
乍ら、通常のDoマグネトカンスパッタ法により、その
基材面に、5000〜8000 A/ minの析出速
度で磁性粒子を析出させ、厚さ4000XのOo −O
r系析出膜を得るが、この析出に於て、該原子を0o−
Or磁性粒子の析出膜中に2〜8 at%含有せしめる
。その結果該析出膜は、垂直磁化膜として得られる。
すOo−20wt%Or合金をターゲットとして設け、
その上方にポリエチレンテレフタレ−) ’(pH;T
)のシート状基材を配し、該容器内にOrと結合力の大
きいO,N、O原子の少くとも1種を含むガスを導入し
乍ら、通常のDoマグネトカンスパッタ法により、その
基材面に、5000〜8000 A/ minの析出速
度で磁性粒子を析出させ、厚さ4000XのOo −O
r系析出膜を得るが、この析出に於て、該原子を0o−
Or磁性粒子の析出膜中に2〜8 at%含有せしめる
。その結果該析出膜は、垂直磁化膜として得られる。
この導入するガスとして、02H2+ N2 + NH
g +O,、aO,の5種について夫々実験した。その
各ガスの導入は、リーク弁を調節することにより、下記
表に示す分圧になるように行ない、その後Arガスを分
圧5 X l−0−3Torrまで導入する。上記実験
では、基材は、その冷却用保持板にその裏面を接着させ
て、スパッタ熱による温度上昇を防止して常温での高速
析出を確実に行なえるようにしたが、勿論、スパッタ熱
による基材の昇温は差支えなく、又従来のように200
℃以上の基板加熱を行なってもよい。
g +O,、aO,の5種について夫々実験した。その
各ガスの導入は、リーク弁を調節することにより、下記
表に示す分圧になるように行ない、その後Arガスを分
圧5 X l−0−3Torrまで導入する。上記実験
では、基材は、その冷却用保持板にその裏面を接着させ
て、スパッタ熱による温度上昇を防止して常温での高速
析出を確実に行なえるようにしたが、勿論、スパッタ熱
による基材の昇温は差支えなく、又従来のように200
℃以上の基板加熱を行なってもよい。
上記表から明らかなように、対照例として示した従来の
製造法、即ちガス導入のない場合は、膜面に垂直方向の
保磁力Ha工と平行方向の保持力HO7とは同じ値で、
垂直磁化膜になっていないが、本発明により壜入ガス中
で作成された上記ザンプル屋1〜5はいづれもHO五の
値は増加し、且つHa工/ Hazの値が大きくなり、
従で垂直磁化膜となっていることが分る。尚、導入ガス
の導入量を増大して行くとHa上の値も増大して行くこ
とが添付図面のグラフか゛らも朋らがである。又該グラ
フから明らかなように、’a 、 o。
製造法、即ちガス導入のない場合は、膜面に垂直方向の
保磁力Ha工と平行方向の保持力HO7とは同じ値で、
垂直磁化膜になっていないが、本発明により壜入ガス中
で作成された上記ザンプル屋1〜5はいづれもHO五の
値は増加し、且つHa工/ Hazの値が大きくなり、
従で垂直磁化膜となっていることが分る。尚、導入ガス
の導入量を増大して行くとHa上の値も増大して行くこ
とが添付図面のグラフか゛らも朋らがである。又該グラ
フから明らかなように、’a 、 o。
Nの含有量と、垂直磁気特性との関係を調べた所、その
含有量が約2〜8 at%の範囲で有効で就中5〜7
at%で特に良好な結果を得た。
含有量が約2〜8 at%の範囲で有効で就中5〜7
at%で特に良好な結果を得た。
尚、拳法のようにOlO,Nを特に導入しない上記屋6
の通常の製造法によれば、真空容器中に微量の空気や水
蒸気が含有する結果、蒸着膜中にN、O原子合わせて1
at%以下の微量混入するものが得られるが、か\る
微量では全く垂直磁化効果はもとより生じないことは該
グラフより明らかである。
の通常の製造法によれば、真空容器中に微量の空気や水
蒸気が含有する結果、蒸着膜中にN、O原子合わせて1
at%以下の微量混入するものが得られるが、か\る
微量では全く垂直磁化効果はもとより生じないことは該
グラフより明らかである。
上記の効果の原因は、か\る導入ガスは、00に全く反
応しないがOrに反応するか00に対してよりOrに対
しより反応性に富むため、粒界にOr原子が偏析するこ
とを促進させ、又これら0゜111、O原子も粒界に偏
析するためである。この結果、粒子が孤立して単磁区粒
子となり、形状異方性が増大する。尚磁化過程が磁壁移
動から回転になることにより垂直方向の保持力が更に増
大する。上記ガス導入の効果は、Orが上記の含有量に
限らず通常使用される10〜30 wt%含有の0O−
Orr合金Oo −Or合金に少量のMo、W。
応しないがOrに反応するか00に対してよりOrに対
しより反応性に富むため、粒界にOr原子が偏析するこ
とを促進させ、又これら0゜111、O原子も粒界に偏
析するためである。この結果、粒子が孤立して単磁区粒
子となり、形状異方性が増大する。尚磁化過程が磁壁移
動から回転になることにより垂直方向の保持力が更に増
大する。上記ガス導入の効果は、Orが上記の含有量に
限らず通常使用される10〜30 wt%含有の0O−
Orr合金Oo −Or合金に少量のMo、W。
Ti、V、Rh等を添加したもの等Oo −Or合金系
磁性体についても同様に有し、そのO、N、Oの少くと
も1種の混入した垂直磁化膜が得られる。
磁性体についても同様に有し、そのO、N、Oの少くと
も1種の混入した垂直磁化膜が得られる。
又、スパッタ法の他、蒸着法やイオンブレーティング法
等の高速析出法その他の製膜法によっても同様にG o
−Or系垂直磁化膜をもつ磁気記録体が得られる。
等の高速析出法その他の製膜法によっても同様にG o
−Or系垂直磁化膜をもつ磁気記録体が得られる。
このように本発明によるとぎは、O,NQOの少くとも
1種を導入した状態で、高速析出法を行なうときは基材
を200℃以上に加熱しないでも、co−Orr系垂直
磁化膜生成でき、工業的生産が高能率且つ有利に行なう
ことができ、基材としてP]l!iT等の合成樹脂等の
熱に比較的弱いものを使用して製造でき有利であり、O
,N。
1種を導入した状態で、高速析出法を行なうときは基材
を200℃以上に加熱しないでも、co−Orr系垂直
磁化膜生成でき、工業的生産が高能率且つ有利に行なう
ことができ、基材としてP]l!iT等の合成樹脂等の
熱に比較的弱いものを使用して製造でき有利であり、O
,N。
0の少くとも1種の原子が混入した新規な0o−or系
磁気記録体を提供する等の効果を有する。
磁気記録体を提供する等の効果を有する。
図面はO,N、Oの混入量と生成膜の磁気特性の関係を
示すグラフである。 外2名 手続補正書 1.事件の表示 昭和57年特許願第125043列 2、発明の名称 磁気記録体並にその製造法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 日本真空技術株式会社 4、代 理 人 5、補正命令の日付(自発) 6、補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄 7、 補正の内容 明細書第1頁14行目の「高密度記録体として」を「新
しい高密度記録方式として1垂直磁気記録方式と光磁気
記録方式が注目され、そのための記録媒体として」に補
正します。
示すグラフである。 外2名 手続補正書 1.事件の表示 昭和57年特許願第125043列 2、発明の名称 磁気記録体並にその製造法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 日本真空技術株式会社 4、代 理 人 5、補正命令の日付(自発) 6、補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄 7、 補正の内容 明細書第1頁14行目の「高密度記録体として」を「新
しい高密度記録方式として1垂直磁気記録方式と光磁気
記録方式が注目され、そのための記録媒体として」に補
正します。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、 基材面上に、O,N、Oの少くとも1種の原子が
約2〜8at%偏析含有している0o−Orr系垂直磁
化膜有することを特徴とする磁気記録体。 2 真空処理容器内に0.H,Oの少くとも1種の原子
を含むガスを導入した状態で、基材面にGo−Or系磁
性粒子を高速析出せしめることを特徴とする磁気記録体
の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12504382A JPS5917216A (ja) | 1982-07-20 | 1982-07-20 | 磁気記録体並にその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12504382A JPS5917216A (ja) | 1982-07-20 | 1982-07-20 | 磁気記録体並にその製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5917216A true JPS5917216A (ja) | 1984-01-28 |
JPH0254642B2 JPH0254642B2 (ja) | 1990-11-22 |
Family
ID=14900418
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12504382A Granted JPS5917216A (ja) | 1982-07-20 | 1982-07-20 | 磁気記録体並にその製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5917216A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60170213A (ja) * | 1984-02-15 | 1985-09-03 | Yoshifumi Sakurai | 磁性薄膜およびその製法 |
JPS6190405A (ja) * | 1984-10-09 | 1986-05-08 | Yoshifumi Sakurai | 垂直磁化膜の製造方法 |
US4711810A (en) * | 1984-10-29 | 1987-12-08 | Victor Company Of Japan, Ltd. | Magnetic medium for horizontal magnetization recording and method for making same |
JPS6326818A (ja) * | 1986-07-18 | 1988-02-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 磁気記録媒体 |
US5068158A (en) * | 1986-03-07 | 1991-11-26 | Hitachi, Ltd. | Magnetic recording medium and process for preparing the same |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5715406A (en) * | 1980-07-02 | 1982-01-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Thin-metalic-film type magnetic recording medium and manufacture thereof |
-
1982
- 1982-07-20 JP JP12504382A patent/JPS5917216A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5715406A (en) * | 1980-07-02 | 1982-01-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Thin-metalic-film type magnetic recording medium and manufacture thereof |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60170213A (ja) * | 1984-02-15 | 1985-09-03 | Yoshifumi Sakurai | 磁性薄膜およびその製法 |
JPS6190405A (ja) * | 1984-10-09 | 1986-05-08 | Yoshifumi Sakurai | 垂直磁化膜の製造方法 |
JPH0582724B2 (ja) * | 1984-10-09 | 1993-11-22 | Yoshifumi Sakurai | |
US4711810A (en) * | 1984-10-29 | 1987-12-08 | Victor Company Of Japan, Ltd. | Magnetic medium for horizontal magnetization recording and method for making same |
US5068158A (en) * | 1986-03-07 | 1991-11-26 | Hitachi, Ltd. | Magnetic recording medium and process for preparing the same |
JPS6326818A (ja) * | 1986-07-18 | 1988-02-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 磁気記録媒体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0254642B2 (ja) | 1990-11-22 |
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