JPS59170416A - 内燃機関の弁作動切換装置 - Google Patents
内燃機関の弁作動切換装置Info
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- JPS59170416A JPS59170416A JP58044765A JP4476583A JPS59170416A JP S59170416 A JPS59170416 A JP S59170416A JP 58044765 A JP58044765 A JP 58044765A JP 4476583 A JP4476583 A JP 4476583A JP S59170416 A JPS59170416 A JP S59170416A
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- JP
- Japan
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- valve
- hydraulic chamber
- oil
- tappet
- pressure
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01L—CYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
- F01L9/00—Valve-gear or valve arrangements actuated non-mechanically
- F01L9/10—Valve-gear or valve arrangements actuated non-mechanically by fluid means, e.g. hydraulic
- F01L9/11—Valve-gear or valve arrangements actuated non-mechanically by fluid means, e.g. hydraulic in which the action of a cam is being transmitted to a valve by a liquid column
- F01L9/12—Valve-gear or valve arrangements actuated non-mechanically by fluid means, e.g. hydraulic in which the action of a cam is being transmitted to a valve by a liquid column with a liquid chamber between a piston actuated by a cam and a piston acting on a valve stem
- F01L9/14—Valve-gear or valve arrangements actuated non-mechanically by fluid means, e.g. hydraulic in which the action of a cam is being transmitted to a valve by a liquid column with a liquid chamber between a piston actuated by a cam and a piston acting on a valve stem the volume of the chamber being variable, e.g. for varying the lift or the timing of a valve
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01L—CYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
- F01L1/00—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
- F01L1/34—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of means for changing the timing of the valves without changing the duration of opening and without affecting the magnitude of the valve lift
- F01L1/344—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of means for changing the timing of the valves without changing the duration of opening and without affecting the magnitude of the valve lift changing the angular relationship between crankshaft and camshaft, e.g. using helicoidal gear
- F01L1/3442—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of means for changing the timing of the valves without changing the duration of opening and without affecting the magnitude of the valve lift changing the angular relationship between crankshaft and camshaft, e.g. using helicoidal gear using hydraulic chambers with variable volume to transmit the rotating force
- F01L2001/34423—Details relating to the hydraulic feeding circuit
- F01L2001/34446—Fluid accumulators for the feeding circuit
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Valve Device For Special Equipments (AREA)
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
この発明は内燃機関の弁作動切換装置、詳しくは各気筒
毎に2個の吸気弁を有する内燃機関において少なくとも
一方の吸気弁の作動を停止可能にした内燃機関の弁作動
切換装置に関する。
毎に2個の吸気弁を有する内燃機関において少なくとも
一方の吸気弁の作動を停止可能にした内燃機関の弁作動
切換装置に関する。
一般に、各気筒毎に2個の吸気弁を備えた(排気弁も同
様)内燃機関は、吸入抵抗の低減を図り多量の新気を吸
入して高速時における高出力を得ようとするものである
。
様)内燃機関は、吸入抵抗の低減を図り多量の新気を吸
入して高速時における高出力を得ようとするものである
。
このような内燃機関としては、従来より、例えば「ニラ
サンサービス同報第454号、ニソサンシルビア、ガゼ
ール」 (昭和57年4月、01日度目動車発行)に開
示されたものが知られている。このものを第1図〜第4
図に基づいて以下説明する。第1図〜第3図において、
■はピストン2とシリンダヘッド3とにより画成された
燃焼室であり、この燃焼室1の上壁面中央部には点火プ
ラグ4が配設されている。この燃焼室1には吸気ボート
5A、5Bおよび排気ポ −−トロA、6Bがそれぞれ
二叉に分岐して対向するよう開口しており、各ボート5
A、5B、6A、6Bはそれぞれ吸気弁7A、7Bおよ
び排気弁8A、8Bによって開閉される。各弁7A、7
B、8A、8Bは第2図に示すようにそれぞれリフタ9
.10を介してカム】1.12により同期して開閉駆動
され、各カム11.12はシリンダヘッド3の上部に設
けられてカムシャフトにより駆動されている。ここで、
第4図a、bは、これらの吸・排気弁7A、7B、8A
、8Bの開弁特性を示している(図中実線は吸気弁7A
、7Bを、破線は排気弁8A、8Bを示している)。
サンサービス同報第454号、ニソサンシルビア、ガゼ
ール」 (昭和57年4月、01日度目動車発行)に開
示されたものが知られている。このものを第1図〜第4
図に基づいて以下説明する。第1図〜第3図において、
■はピストン2とシリンダヘッド3とにより画成された
燃焼室であり、この燃焼室1の上壁面中央部には点火プ
ラグ4が配設されている。この燃焼室1には吸気ボート
5A、5Bおよび排気ポ −−トロA、6Bがそれぞれ
二叉に分岐して対向するよう開口しており、各ボート5
A、5B、6A、6Bはそれぞれ吸気弁7A、7Bおよ
び排気弁8A、8Bによって開閉される。各弁7A、7
B、8A、8Bは第2図に示すようにそれぞれリフタ9
.10を介してカム】1.12により同期して開閉駆動
され、各カム11.12はシリンダヘッド3の上部に設
けられてカムシャフトにより駆動されている。ここで、
第4図a、bは、これらの吸・排気弁7A、7B、8A
、8Bの開弁特性を示している(図中実線は吸気弁7A
、7Bを、破線は排気弁8A、8Bを示している)。
吸気弁7A、7Bは、吸入上死点(TDC)より10゛
〜20° (クランク角)前で開き、圧縮行程中下死点
(B D C)より50°〜60゜後で閉じる。これは
、高速時新気の流れの慣性効果を利用して充填効率をよ
り高めるためであり、さらに、高速性能を重視する場合
は吸気弁?A、7Bの開弁時期をさらに進め(早め)、
閉弁時期を遅くしている。
〜20° (クランク角)前で開き、圧縮行程中下死点
(B D C)より50°〜60゜後で閉じる。これは
、高速時新気の流れの慣性効果を利用して充填効率をよ
り高めるためであり、さらに、高速性能を重視する場合
は吸気弁?A、7Bの開弁時期をさらに進め(早め)、
閉弁時期を遅くしている。
しかしながら、このような従来の内燃機関にあっては、
吸・排気弁7A、7B、8A28Bが共に開いているオ
ーバラップ期間が長いこと、および、吸・排気弁7A、
7B、8A、8Bが各気筒ごとに2個あることの結果、
特□に低速、低負荷時において既燃焼ガスの吹返し量が
増大し、さらに、第3図に示すように両吸気ポート5A
、5Bからの吸入空気が互いに燃焼室1内でのスワール
を打消し合うこととなり燃焼速度が低下する。これらの
結果アイドリング時の回転速度が不安定となり、燃費が
悪化するという問題点があった。また、吸気弁7A、7
Bが閉じるまでの圧縮行程初期にあっては(特に低速高
負荷領域)2個の吸気弁7A、7Bから吸入新気が大量
に逆流して充填効率が低下し、低速域での機関出力が通
富の内燃機関に比して低下してしまうという問題点も生
じていた。
吸・排気弁7A、7B、8A28Bが共に開いているオ
ーバラップ期間が長いこと、および、吸・排気弁7A、
7B、8A、8Bが各気筒ごとに2個あることの結果、
特□に低速、低負荷時において既燃焼ガスの吹返し量が
増大し、さらに、第3図に示すように両吸気ポート5A
、5Bからの吸入空気が互いに燃焼室1内でのスワール
を打消し合うこととなり燃焼速度が低下する。これらの
結果アイドリング時の回転速度が不安定となり、燃費が
悪化するという問題点があった。また、吸気弁7A、7
Bが閉じるまでの圧縮行程初期にあっては(特に低速高
負荷領域)2個の吸気弁7A、7Bから吸入新気が大量
に逆流して充填効率が低下し、低速域での機関出力が通
富の内燃機関に比して低下してしまうという問題点も生
じていた。
よって、タペット内に容積可変の油圧室を画成し、この
油圧室への圧油の供給を開閉弁″により断続して油圧室
内の圧力を制御することに′より、カムからの駆動力を
吸気弁に伝達せずに該吸気弁を閉弁保持する弁作動切換
装置も考えられている。しかしながら、このような装置
にあっては、タペット内部の油圧室と外部油圧源との間
で圧油の給排を行うことになり、この過程での圧力損失
が増大してその応答性が悪化するという問題点を有して
いた。 “ 〔発明の目的〕 そこで、この発明はこのような従来の問題点に着目して
なされたもので、アキュムレータとの連通を断続して油
圧室内の圧油の圧力を制御し、少なくとも一方の吸気弁
とタペット間での駆動力の伝達を断続することにより、
上記問題点を解決することを目的としている。
油圧室への圧油の供給を開閉弁″により断続して油圧室
内の圧力を制御することに′より、カムからの駆動力を
吸気弁に伝達せずに該吸気弁を閉弁保持する弁作動切換
装置も考えられている。しかしながら、このような装置
にあっては、タペット内部の油圧室と外部油圧源との間
で圧油の給排を行うことになり、この過程での圧力損失
が増大してその応答性が悪化するという問題点を有して
いた。 “ 〔発明の目的〕 そこで、この発明はこのような従来の問題点に着目して
なされたもので、アキュムレータとの連通を断続して油
圧室内の圧油の圧力を制御し、少なくとも一方の吸気弁
とタペット間での駆動力の伝達を断続することにより、
上記問題点を解決することを目的としている。
この発明に係る内燃機関は、1気筒について2個の吸気
弁を有しており、この2個の吸気弁はそれぞれカムに当
接するタペットを介して開閉駆動されるものである。ま
た、この内燃機関の弁作動切換装置は、油圧源から圧油
が供給されるとともに、その容積が変化して前記吸気弁
とタペットとを相対移動可能とするように設けられた油
圧室と、この油圧室に油路によって連通ずるアキュムレ
ータと、この゛油路を開閉する開閉手段と、内燃機関の
運転状態に応じて該開閉手段の作動を制御する制御手段
と、を前記少なくとも一方の吸気弁が備えているもので
ある。
弁を有しており、この2個の吸気弁はそれぞれカムに当
接するタペットを介して開閉駆動されるものである。ま
た、この内燃機関の弁作動切換装置は、油圧源から圧油
が供給されるとともに、その容積が変化して前記吸気弁
とタペットとを相対移動可能とするように設けられた油
圧室と、この油圧室に油路によって連通ずるアキュムレ
ータと、この゛油路を開閉する開閉手段と、内燃機関の
運転状態に応じて該開閉手段の作動を制御する制御手段
と、を前記少なくとも一方の吸気弁が備えているもので
ある。
以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第5図はこの発明に係る内燃機関の弁作動切換装置の一
実施例、特にその要部を示すものである。まず、構成を
説明する。同図において、21は吸気弁を示し、この吸
気弁21はシリンダヘッド22に摺動自在に支持された
タペソ)23を介してカムUにより開閉駆動されるもの
である。
実施例、特にその要部を示すものである。まず、構成を
説明する。同図において、21は吸気弁を示し、この吸
気弁21はシリンダヘッド22に摺動自在に支持された
タペソ)23を介してカムUにより開閉駆動されるもの
である。
すなわち、円筒状のタペット詔の上端面はカム24のカ
ム面に当接しており、また、このタペ・ノド23の軸心
部には孔25が形成されている。孔25の下端開口は孔
25の内壁面に摺動自在に支持された摺動部+A26に
より閉止されており、その結果、孔25内は摺動部材2
6の摺動く図中上下動)により容積が可変となる油圧室
27が画成されている。また、摺動部材26は油圧室2
7内に縮設したスプリング28によって吸気弁2】のス
テムエン1”21Aに当接している。このステムエンド
21Aにはコレット29によりリテーナ30が固着され
でおり、このリテーナ30と吸気弁21のステム部をバ
ルブガイド31を介して摺動自在に支持するシリンダヘ
ッド22との間には吸気弁21を閉弁方向に當時付勢す
るバルブスプリング32が介装されている。また、タペ
ット23の上部には放射方向内端が油圧室27に開口す
る放射孔34が形成され、この放射孔34の放射方向外
端はタペソ)23の側壁に環状に形成された環状溝35
の上端に連通している。環状溝35はクペソ)23を摺
動自在に支持する前記シリンダヘッド22の内壁面によ
り密閉され、また、この内壁面に一端が開口する油路3
6に、タペット23の上下動にも拘らず常に連通ずるよ
うに、該環状溝35の上下方向(タペット23の軸方向
)の長さは規定されている。油路36の他端はアキュム
レータ37に連通しており、また、その途中には油圧源
に連通ずる供給路38が接続されている。供給路3日は
該油路36に油圧源から所定圧力の圧油を供給するもの
であり、その途中には油圧源から油路36へのみ圧油の
流入を許容するチェック弁39が介装されている。
ム面に当接しており、また、このタペ・ノド23の軸心
部には孔25が形成されている。孔25の下端開口は孔
25の内壁面に摺動自在に支持された摺動部+A26に
より閉止されており、その結果、孔25内は摺動部材2
6の摺動く図中上下動)により容積が可変となる油圧室
27が画成されている。また、摺動部材26は油圧室2
7内に縮設したスプリング28によって吸気弁2】のス
テムエン1”21Aに当接している。このステムエンド
21Aにはコレット29によりリテーナ30が固着され
でおり、このリテーナ30と吸気弁21のステム部をバ
ルブガイド31を介して摺動自在に支持するシリンダヘ
ッド22との間には吸気弁21を閉弁方向に當時付勢す
るバルブスプリング32が介装されている。また、タペ
ット23の上部には放射方向内端が油圧室27に開口す
る放射孔34が形成され、この放射孔34の放射方向外
端はタペソ)23の側壁に環状に形成された環状溝35
の上端に連通している。環状溝35はクペソ)23を摺
動自在に支持する前記シリンダヘッド22の内壁面によ
り密閉され、また、この内壁面に一端が開口する油路3
6に、タペット23の上下動にも拘らず常に連通ずるよ
うに、該環状溝35の上下方向(タペット23の軸方向
)の長さは規定されている。油路36の他端はアキュム
レータ37に連通しており、また、その途中には油圧源
に連通ずる供給路38が接続されている。供給路3日は
該油路36に油圧源から所定圧力の圧油を供給するもの
であり、その途中には油圧源から油路36へのみ圧油の
流入を許容するチェック弁39が介装されている。
すなわち、前記油圧室27内には油路36、環状溝35
、放射孔34を介して油圧源から所定圧力の圧油が供給
され、タペット23の上下動によってその容積が変化し
タペット23と吸気弁21とを相対移動可能としている
。アキュムレータ37はシリンダ孔40と、このシリン
ダ孔40内に摺動自在に内装されたピストン41と、こ
のピストン41により画成されて該油路36に接続され
た容積可変の油室42と、該油室42を狭めるようにピ
ストン41を付勢するスプリング43と、を有している
。また、44はシリンダ孔40の側壁に開口するリリー
フ穴であり、このリリーフ穴44は油室42内に圧油が
過度に供給された場合に余剰の圧油を排出可能とするも
のである。45は油路36の途中、すなわち前記供給路
38との分岐部とアキュムレータ37の油室42との間
の油路36に介装された開閉手段であり、この開閉手段
45は油路36を開閉するものである。
、放射孔34を介して油圧源から所定圧力の圧油が供給
され、タペット23の上下動によってその容積が変化し
タペット23と吸気弁21とを相対移動可能としている
。アキュムレータ37はシリンダ孔40と、このシリン
ダ孔40内に摺動自在に内装されたピストン41と、こ
のピストン41により画成されて該油路36に接続され
た容積可変の油室42と、該油室42を狭めるようにピ
ストン41を付勢するスプリング43と、を有している
。また、44はシリンダ孔40の側壁に開口するリリー
フ穴であり、このリリーフ穴44は油室42内に圧油が
過度に供給された場合に余剰の圧油を排出可能とするも
のである。45は油路36の途中、すなわち前記供給路
38との分岐部とアキュムレータ37の油室42との間
の油路36に介装された開閉手段であり、この開閉手段
45は油路36を開閉するものである。
開閉手段45は、油路36の内壁面に着座して油路36
を閉止する球状の弁体46と、この弁体46を開弁方向
に付勢するスプリング47と、弁体46を閉弁方向に付
勢する付勢部材48と、ををしている。付勢部材48は
、支持部材49に摺動自在に支持されて一端が弁体46
に球面接触する当接ロッド50と、当接ロッド50の他
端に固着されて油室51を画成するピストン52と、油
室51を狭めるように(当接ロッド50が弁体46から
離隔する方向に)ピストン52を付勢するスプリング5
3と、を有している。油室51は4ボ一ト2位置切換弁
54、油路55を介して油圧源に接続されており、該切
換弁54の切換位置に応じて油圧源からの圧油が給排可
能とされている。なお、油路55は分岐して同様の構成
の他気筒の油室にも連通している。56はコントロール
ユニットであり、このコントロールユニット56は内燃
機関の回転速度センサ57からの入力信号(所定回転速
度、例えば200’Orpm )に応じて切換弁54を
切換えるものである。したがって、これらのコントロー
ルユニット56および切換弁54は全体として内燃機関
の運転状態に応じて(この場合は回転速度)前記開閉手
段45の作動を制御する制御手段58を構成している。
を閉止する球状の弁体46と、この弁体46を開弁方向
に付勢するスプリング47と、弁体46を閉弁方向に付
勢する付勢部材48と、ををしている。付勢部材48は
、支持部材49に摺動自在に支持されて一端が弁体46
に球面接触する当接ロッド50と、当接ロッド50の他
端に固着されて油室51を画成するピストン52と、油
室51を狭めるように(当接ロッド50が弁体46から
離隔する方向に)ピストン52を付勢するスプリング5
3と、を有している。油室51は4ボ一ト2位置切換弁
54、油路55を介して油圧源に接続されており、該切
換弁54の切換位置に応じて油圧源からの圧油が給排可
能とされている。なお、油路55は分岐して同様の構成
の他気筒の油室にも連通している。56はコントロール
ユニットであり、このコントロールユニット56は内燃
機関の回転速度センサ57からの入力信号(所定回転速
度、例えば200’Orpm )に応じて切換弁54を
切換えるものである。したがって、これらのコントロー
ルユニット56および切換弁54は全体として内燃機関
の運転状態に応じて(この場合は回転速度)前記開閉手
段45の作動を制御する制御手段58を構成している。
詳細には、制御手段58は油室51への圧油の給排を切
換えることで上記付勢部材48の弁体46に対する付勢
力を制御するものである。
換えることで上記付勢部材48の弁体46に対する付勢
力を制御するものである。
す−なわち、油室51に圧油が供給されるとスプリング
53.47に抗してピストン52および当接ロット50
は弁体46を閉弁方向に付勢するものである。
53.47に抗してピストン52および当接ロット50
は弁体46を閉弁方向に付勢するものである。
なお、上記構成は1気筒について2個の吸気弁を有する
内燃機関において、少なくとも一方の吸気弁21につい
てのものであり、残りの他方についても同様に構成する
ことができる(この場合他方は通常の構成であるが)。
内燃機関において、少なくとも一方の吸気弁21につい
てのものであり、残りの他方についても同様に構成する
ことができる(この場合他方は通常の構成であるが)。
次に作用を説明する。
今、機関が所定回転速度(例えば、2000rpm )
以下の場合、コントロールユニット56は切換弁54を
第5図に示す位置に切換える。その結果、油室51は例
えばオイルタンク(非油圧源)に接続され、油室51の
内圧は低下する。これにより、弁体46に付勢部材48
によって閉弁方向に作用する付勢力は除去され、弁体4
6はその前後差圧およびスプリング47カによって油路
36を開く。すなわち、タペット23がカム24に駆動
されずに下動しておらず油圧室27、油路36の圧力が
低い場合は、スプリング47.53によって弁体46は
油路36を開く結果、油圧室27内の圧油はアキュムレ
ータ37の油室42に流入、流出し、その後タペット2
3が下動しても油圧室27の内圧は所定値までは上昇せ
ず吸気弁21は開弁駆動されない(タペソ!−23から
吸気弁21に駆動力は伝達されない)。
以下の場合、コントロールユニット56は切換弁54を
第5図に示す位置に切換える。その結果、油室51は例
えばオイルタンク(非油圧源)に接続され、油室51の
内圧は低下する。これにより、弁体46に付勢部材48
によって閉弁方向に作用する付勢力は除去され、弁体4
6はその前後差圧およびスプリング47カによって油路
36を開く。すなわち、タペット23がカム24に駆動
されずに下動しておらず油圧室27、油路36の圧力が
低い場合は、スプリング47.53によって弁体46は
油路36を開く結果、油圧室27内の圧油はアキュムレ
ータ37の油室42に流入、流出し、その後タペット2
3が下動しても油圧室27の内圧は所定値までは上昇せ
ず吸気弁21は開弁駆動されない(タペソ!−23から
吸気弁21に駆動力は伝達されない)。
低速運転時、吸気弁21は閉弁保持されるのである。こ
れに対し、機関が上記回転速度を超えるとコントロール
ユニット56により切換弁54の位置が切換えられ、油
室51は油圧源に接続される。
れに対し、機関が上記回転速度を超えるとコントロール
ユニット56により切換弁54の位置が切換えられ、油
室51は油圧源に接続される。
その結果、油室51内の圧力が上昇し、ピストン52、
当接ロッド50を介して弁体46は閉弁方向に付勢され
油路36を閉じる。したがって、油圧室27の内圧はカ
ム24の駆動によりタペッ)23が下動するに伴い上昇
し、摺動部材妬を介して吸気弁21はタペット詔に応動
して開弁(リフト)駆動する。
当接ロッド50を介して弁体46は閉弁方向に付勢され
油路36を閉じる。したがって、油圧室27の内圧はカ
ム24の駆動によりタペッ)23が下動するに伴い上昇
し、摺動部材妬を介して吸気弁21はタペット詔に応動
して開弁(リフト)駆動する。
また、吸気弁21の開閉時期が変更される場合には、ま
ずタペット詔のみが下動中にコントロールユニット56
の指令により切換弁54が切換わり油室5Iに圧油が供
給されると、付勢部材48によって弁体46が油路36
を閉じるため、油室42内には油路36からの圧油が所
定量だけ残留して油圧室27内の圧油がその分だけ不足
するが、タベソ)23の上昇によりこの不足量だけチェ
ック弁39を介して圧油が油路36および油圧室27内
に流入、補充される。逆に、吸気弁21のリフト中にあ
って切換弁54が切換わり油室51内の圧力が低下した
場合、油路36内の圧力は弁体46を閉じる方向に作用
しており高い(数10 kg / ci )ため、弁体
46は油路36を閉じたままであり吸気弁21のリフト
は最後迄支障なく行われ、吸気弁21のリフトがその後
終了することにより弁体46は油路あを開くことになる
。これらの結果、吸気弁2】がリフト中にあって圧力が
抜けるため急激に閉 4じ、弁座A:衝突すφことを
防止でき、ひいては騒音の発生を防止できるとともに、
その耐久性をも向上させることができるのである。
ずタペット詔のみが下動中にコントロールユニット56
の指令により切換弁54が切換わり油室5Iに圧油が供
給されると、付勢部材48によって弁体46が油路36
を閉じるため、油室42内には油路36からの圧油が所
定量だけ残留して油圧室27内の圧油がその分だけ不足
するが、タベソ)23の上昇によりこの不足量だけチェ
ック弁39を介して圧油が油路36および油圧室27内
に流入、補充される。逆に、吸気弁21のリフト中にあ
って切換弁54が切換わり油室51内の圧力が低下した
場合、油路36内の圧力は弁体46を閉じる方向に作用
しており高い(数10 kg / ci )ため、弁体
46は油路36を閉じたままであり吸気弁21のリフト
は最後迄支障なく行われ、吸気弁21のリフトがその後
終了することにより弁体46は油路あを開くことになる
。これらの結果、吸気弁2】がリフト中にあって圧力が
抜けるため急激に閉 4じ、弁座A:衝突すφことを
防止でき、ひいては騒音の発生を防止できるとともに、
その耐久性をも向上させることができるのである。
なお、油圧室27内に介装したスプリング28は始動時
等油圧源での圧油の圧力が低い場合にあってもタペット
23とカム24との間に隙間が生じないように作用して
いる。また、上記作用において、残りの他方の吸気弁は
従来と同じく開閉駆動している。
等油圧源での圧油の圧力が低い場合にあってもタペット
23とカム24との間に隙間が生じないように作用して
いる。また、上記作用において、残りの他方の吸気弁は
従来と同じく開閉駆動している。
以上説明してきたように、この発明によれば、油圧室へ
の圧油の給排においてアキュムレータにより圧力損失を
低減できるため、吸気弁の駆動における応答性を向上す
ることができる。
の圧油の給排においてアキュムレータにより圧力損失を
低減できるため、吸気弁の駆動における応答性を向上す
ることができる。
また、上記実施例にあっては吸気弁のリフト行程にて開
閉手段が油路を開くように作動しても弁体により油路は
開かないため、弁衝撃を緩和することができ、騒音発生
の防止および耐久性の向上を図ることができる。
閉手段が油路を開くように作動しても弁体により油路は
開かないため、弁衝撃を緩和することができ、騒音発生
の防止および耐久性の向上を図ることができる。
第1図〜第4図は従来の4バルブ式内燃機関を示すもの
であり、第1図はその燃焼室部分を示す概略斜視図、第
2図はそのシリンダヘッド部分の縦断面図゛、第3図は
その吸、排気ボートのレイアウトを示す図、第4図a、
bはその吸、排気弁の開弁特性を示すグラフである。第
25図は本発明に係る内燃機関の弁作動切換装置の
一実施例でその要部を示す概略回路図である。 21・−・・−吸気弁、 詔−〜−−−−クペット、 24・・・−力ム、 27−−−・油圧室、 36−−一浦路、 37−−−アキユムレータ、 45−−−開閉手段、 46一−−介体、 48−・−付勢部材、 58−−一制御手段。 特許出願人 日産自動車株式会社代理人弁理
士 有我軍一部 第1図 第2図 第、3図
であり、第1図はその燃焼室部分を示す概略斜視図、第
2図はそのシリンダヘッド部分の縦断面図゛、第3図は
その吸、排気ボートのレイアウトを示す図、第4図a、
bはその吸、排気弁の開弁特性を示すグラフである。第
25図は本発明に係る内燃機関の弁作動切換装置の
一実施例でその要部を示す概略回路図である。 21・−・・−吸気弁、 詔−〜−−−−クペット、 24・・・−力ム、 27−−−・油圧室、 36−−一浦路、 37−−−アキユムレータ、 45−−−開閉手段、 46一−−介体、 48−・−付勢部材、 58−−一制御手段。 特許出願人 日産自動車株式会社代理人弁理
士 有我軍一部 第1図 第2図 第、3図
Claims (2)
- (1)弁がそれぞれカムに当接するタペットを介して開
閉駆動される内燃機関において、油圧源から圧油が供給
されるとともに、その容積が変化して前記弁とタペット
とを相対移動可能とする油圧室と、この油圧室に油路を
介して連通ずるアキュムレータと、この油路を開閉する
開閉手段と、内燃機関の運転状態に応じて開閉手段の作
動を制御する制御手段と、を備えた内燃機関の弁作動切
換装置。 - (2)前記開閉手段は、油圧室の圧油の圧力により油路
を開閉する弁体と、この弁体を閉弁方向に付勢する付勢
部材と、を有し、前記制御手段により付勢部材の付勢力
を制御するようにした特許請求の範囲第1項記載の内燃
機関の弁作動切換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58044765A JPS59170416A (ja) | 1983-03-17 | 1983-03-17 | 内燃機関の弁作動切換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58044765A JPS59170416A (ja) | 1983-03-17 | 1983-03-17 | 内燃機関の弁作動切換装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59170416A true JPS59170416A (ja) | 1984-09-26 |
Family
ID=12700509
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58044765A Pending JPS59170416A (ja) | 1983-03-17 | 1983-03-17 | 内燃機関の弁作動切換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59170416A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05284824A (ja) * | 1992-04-06 | 1993-11-02 | Yanmar Agricult Equip Co Ltd | 移植機の苗植付装置 |
LU90889B1 (en) * | 2002-02-04 | 2003-08-05 | Delphi Tech Inc | Hydraulicv control system for a gas exchange valve of an internal combustion engine |
-
1983
- 1983-03-17 JP JP58044765A patent/JPS59170416A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05284824A (ja) * | 1992-04-06 | 1993-11-02 | Yanmar Agricult Equip Co Ltd | 移植機の苗植付装置 |
LU90889B1 (en) * | 2002-02-04 | 2003-08-05 | Delphi Tech Inc | Hydraulicv control system for a gas exchange valve of an internal combustion engine |
WO2003067035A1 (en) * | 2002-02-04 | 2003-08-14 | Delphi Technologies, Inc. | Hydraulic control system for a gas exchange valve of an internal combustion engine |
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