JPS59170179A - 蓄熱材 - Google Patents
蓄熱材Info
- Publication number
- JPS59170179A JPS59170179A JP58043546A JP4354683A JPS59170179A JP S59170179 A JPS59170179 A JP S59170179A JP 58043546 A JP58043546 A JP 58043546A JP 4354683 A JP4354683 A JP 4354683A JP S59170179 A JPS59170179 A JP S59170179A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat storage
- storage material
- aluminum oxide
- sodium carbonate
- supercooling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B10/00—Integration of renewable energy sources in buildings
- Y02B10/20—Solar thermal
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/40—Solar thermal energy, e.g. solar towers
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は主としてパッシブソーラーハウスの暖房や温室
の暖房等に用いられる蓄熱材に関するものである。
の暖房等に用いられる蓄熱材に関するものである。
従来例の構成とその問題点
冬期に昼間の太陽熱を貯蔵し９、これを夜間の暖房に利
用することは、パッシブソーラーハウスや温室に於て試
みられている。これらのシステムに於て蓄熱材料として
用いられているものには、水や石等の顕熱を利用したも
のと、物質の融解、凝固時の潜熱を利用した潜熱蓄熱材
と−ｉ＝ある。特に後者は単位体積当りの蓄熱量が多く
、蓄・放熱が一定温度で行われる等の特徴４有する為、
注目されている。パッシブソーラー暖房システムに於て
利用される、４０℃以下での」Ｕ用に適した蓄熱材料と
しては、種々の水和物があるが、中でも炭酸ナトリウム
１０水塩は約６０ ｃａｌ／ｙの潜熱を有し、融解温度
も約３５℃にある為、有用な材料である。
用することは、パッシブソーラーハウスや温室に於て試
みられている。これらのシステムに於て蓄熱材料として
用いられているものには、水や石等の顕熱を利用したも
のと、物質の融解、凝固時の潜熱を利用した潜熱蓄熱材
と−ｉ＝ある。特に後者は単位体積当りの蓄熱量が多く
、蓄・放熱が一定温度で行われる等の特徴４有する為、
注目されている。パッシブソーラー暖房システムに於て
利用される、４０℃以下での」Ｕ用に適した蓄熱材料と
しては、種々の水和物があるが、中でも炭酸ナトリウム
１０水塩は約６０ ｃａｌ／ｙの潜熱を有し、融解温度
も約３５℃にある為、有用な材料である。
一般的に水和物を潜熱蓄熱材として利用する場合には、
凝固時（放熱時）に於ける過冷却現象が問題となる。即
ち融解状態から相変態温度になっても凝固せず、相変態
温度よシかなり低温になってから放熱して凝固する。こ
れは暖房、したい温度になっても放熱できないことを意
味してお９、不都合となる。炭酸ナトリウム１０水塩を
加熱した場合、３２℃で１０水塩から７水塩、３５℃で
７水塩から１水塩に相変態するが、３５℃以上から冷却
した場合には必ずしもこの逆の過程を示さず特に１０水
塩生成時には過冷却を示し易く、５℃以下になってはじ
めて１ｏ水塩が生成する。
凝固時（放熱時）に於ける過冷却現象が問題となる。即
ち融解状態から相変態温度になっても凝固せず、相変態
温度よシかなり低温になってから放熱して凝固する。こ
れは暖房、したい温度になっても放熱できないことを意
味してお９、不都合となる。炭酸ナトリウム１０水塩を
加熱した場合、３２℃で１０水塩から７水塩、３５℃で
７水塩から１水塩に相変態するが、３５℃以上から冷却
した場合には必ずしもこの逆の過程を示さず特に１０水
塩生成時には過冷却を示し易く、５℃以下になってはじ
めて１ｏ水塩が生成する。
発明の目的
本発明の目的は上記の事情に鑑みて、炭酸ナトリウム１
Ｑ水塩の凝固時に於ける過冷却現象を抑制する為になさ
れたものである。
Ｑ水塩の凝固時に於ける過冷却現象を抑制する為になさ
れたものである。
発明の構成
本発明の蓄熱量は炭酸ナトリウム１０水塩を主成分とし
た蓄熱材や、炭酸ナトリウム１Ｑ水塩と他の物質を混合
して得られる蓄熱材等に酸化アルミニウムを添加して得
られる。
た蓄熱材や、炭酸ナトリウム１Ｑ水塩と他の物質を混合
して得られる蓄熱材等に酸化アルミニウムを添加して得
られる。
本発明の特徴は成分の一つとして炭酸す） ＩＪウム１
０水塩を含む蓄熱材に於て、過冷却現象を抑制する為、
酸化アルミニウムを添加したととにあり、この他に蓄熱
材成分として相変態温度調節を目的とした他物質や、特
性改善の為のゲル化剤や界面活性剤等の混合の有無は、
本発明の基本的構成を変えるものでなく、本発明の主旨
を逸脱するものではない。
０水塩を含む蓄熱材に於て、過冷却現象を抑制する為、
酸化アルミニウムを添加したととにあり、この他に蓄熱
材成分として相変態温度調節を目的とした他物質や、特
性改善の為のゲル化剤や界面活性剤等の混合の有無は、
本発明の基本的構成を変えるものでなく、本発明の主旨
を逸脱するものではない。
実施例の説明
炭酸ナトリウム１０水塩にゲル化剤として２重量％の架
橋゛型アクリル酸重゛合体を加え、酸化アルミニウムを
各々、０．１ ．１．０，５．０．１０重量係加えた試
料を作成した。試料約３０１に密閉型ポリエチレン容器
に入れ、試料温度測定用の熱電対全試料中心部に挿入し
、容器に収納された試料全水槽内に設置し、水温を４５
℃と１０℃の間でくり返し変化させ、融解と凝固の温度
プロフィルを測定した。代表的な温度プロフィルとして
、酸化アルミニウム５重置部添加した場合と、無添加の
場合の温度プロフィルを図に示す。即ち無添加、の場合
の凝固・融解曲線■では凝固特約３１℃に７水塩の生成
を示す小さな段がみられるのみであり融解時にもこれに
対応した融解を示す段が約３７℃付近にみられる。これ
に対して酸化アルミニウｌｆ６重置部添加した場合の凝
固・融解曲線■では、凝固時少し過冷却現象を示すが、
約２２℃で過冷却現象が破れ、結晶の生成を示す大きな
段がみられる。融解時には約３２℃でこれに対応した太
き４段がみられる。このことから生成しているのは炭酸
ナトリウム１０水塩であることが明らかである。無添加
の場合は１０℃−４で冷却しても１０水塩の生成はみら
れないのに対し、酸化アルミニウム５Ｍ量子添加したも
のでは約２２℃で１０水塩の生成がみられ、酸化アルミ
ニウムの炭酸ナトリウム１０水塩に対する過冷却抑制剤
としての働きは明らかである。酸化アルミニウムの過冷
却抑制剤としての働きに必要な量を検討するため、０．
１゜１．０，５．１０重世％添加した試料の温度プロフ
ィルを検削した結果、０．１重置部添加のものは効果が
認められず、１Ｍ量置部上添加した場合にくり返し安定
した効果が得られることが確認された。
橋゛型アクリル酸重゛合体を加え、酸化アルミニウムを
各々、０．１ ．１．０，５．０．１０重量係加えた試
料を作成した。試料約３０１に密閉型ポリエチレン容器
に入れ、試料温度測定用の熱電対全試料中心部に挿入し
、容器に収納された試料全水槽内に設置し、水温を４５
℃と１０℃の間でくり返し変化させ、融解と凝固の温度
プロフィルを測定した。代表的な温度プロフィルとして
、酸化アルミニウム５重置部添加した場合と、無添加の
場合の温度プロフィルを図に示す。即ち無添加、の場合
の凝固・融解曲線■では凝固特約３１℃に７水塩の生成
を示す小さな段がみられるのみであり融解時にもこれに
対応した融解を示す段が約３７℃付近にみられる。これ
に対して酸化アルミニウｌｆ６重置部添加した場合の凝
固・融解曲線■では、凝固時少し過冷却現象を示すが、
約２２℃で過冷却現象が破れ、結晶の生成を示す大きな
段がみられる。融解時には約３２℃でこれに対応した太
き４段がみられる。このことから生成しているのは炭酸
ナトリウム１０水塩であることが明らかである。無添加
の場合は１０℃−４で冷却しても１０水塩の生成はみら
れないのに対し、酸化アルミニウム５Ｍ量子添加したも
のでは約２２℃で１０水塩の生成がみられ、酸化アルミ
ニウムの炭酸ナトリウム１０水塩に対する過冷却抑制剤
としての働きは明らかである。酸化アルミニウムの過冷
却抑制剤としての働きに必要な量を検討するため、０．
１゜１．０，５．１０重世％添加した試料の温度プロフ
ィルを検削した結果、０．１重置部添加のものは効果が
認められず、１Ｍ量置部上添加した場合にくり返し安定
した効果が得られることが確認された。
又、炭酸ナトリウム１０水塩と硫酸ナトリウム１０水塩
を１モル対１モルの割合で含む共融混合物を主成分とす
る蓄熱材に於ても、硫酸ナトリウム１０水塩の過冷却抑
制剤としてすでに開示されている硼砂のみを添加した試
料に於ては３５℃以上から冷却した場合、過冷却現象を
示すが、酸化アルミニウムを追加した試料に於ては過冷
却が抑制されることが確認された。
を１モル対１モルの割合で含む共融混合物を主成分とす
る蓄熱材に於ても、硫酸ナトリウム１０水塩の過冷却抑
制剤としてすでに開示されている硼砂のみを添加した試
料に於ては３５℃以上から冷却した場合、過冷却現象を
示すが、酸化アルミニウムを追加した試料に於ては過冷
却が抑制されることが確認された。
本発明による酸化アルミニウムの炭酸ナトリウム１０水
塩に対する過冷却抑制効果は、１重量％という低濃度か
ら効果が得られる一方、添加量の上限については特にそ
の効果の上から制限する理由はないが、蓄熱量の低下を
もたらすため、実用上２００重量％こえて添加すること
は中ましくない０ 発明の効果 以上述べた様に本発明は炭酸ナトリウム１ｏ水塩を主成
分とする蓄熱材や炭酸ナトリウム１ｏ水塩を成分の一部
とした蓄熱材に過冷却抑制剤として酸化アルミニウム全
添加するもので、過冷却を抑制し、好ましい蓄・放熱特
性が得られる利点を有する。
塩に対する過冷却抑制効果は、１重量％という低濃度か
ら効果が得られる一方、添加量の上限については特にそ
の効果の上から制限する理由はないが、蓄熱量の低下を
もたらすため、実用上２００重量％こえて添加すること
は中ましくない０ 発明の効果 以上述べた様に本発明は炭酸ナトリウム１ｏ水塩を主成
分とする蓄熱材や炭酸ナトリウム１ｏ水塩を成分の一部
とした蓄熱材に過冷却抑制剤として酸化アルミニウム全
添加するもので、過冷却を抑制し、好ましい蓄・放熱特
性が得られる利点を有する。
【図面の簡単な説明】
図は炭酸ナトリウム１０水塩に酸化アルミニウムを添加
した場合及び無添加の場合の凝固・融解のプ０フィルで
ある。
した場合及び無添加の場合の凝固・融解のプ０フィルで
ある。
Claims (1)
- （１）炭酸ナトリウム１ｏ水塩及び酸化アルミニウム金
少なくとも含むこと全特徴とする蓄熱材。 ？）炭酸ナトリウム１ｏ水塩に対し、酸化アルミニウム
の量が１重置部以上であることを特徴とする特許請求の
範囲第１項記載の蓄熱材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58043546A JPS59170179A (ja) | 1983-03-16 | 1983-03-16 | 蓄熱材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58043546A JPS59170179A (ja) | 1983-03-16 | 1983-03-16 | 蓄熱材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59170179A true JPS59170179A (ja) | 1984-09-26 |
Family
ID=12666745
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58043546A Pending JPS59170179A (ja) | 1983-03-16 | 1983-03-16 | 蓄熱材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59170179A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01245082A (ja) * | 1988-03-28 | 1989-09-29 | Mitsubishi Petrochem Co Ltd | 蓄熱材 |
| JPH0885785A (ja) * | 1994-07-20 | 1996-04-02 | Sumitomo Chem Co Ltd | 潜熱蓄熱材組成物の過冷却防止方法および潜熱蓄熱装置 |
| JP6997851B1 (ja) * | 2020-12-04 | 2022-01-18 | シャープ株式会社 | 潜熱蓄熱材、保冷具、物流梱包容器及び食品保冷用具 |
| WO2022118764A1 (ja) * | 2020-12-04 | 2022-06-09 | シャープ株式会社 | 潜熱蓄熱材、保冷具、物流梱包容器及び食品保冷用具 |
-
1983
- 1983-03-16 JP JP58043546A patent/JPS59170179A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01245082A (ja) * | 1988-03-28 | 1989-09-29 | Mitsubishi Petrochem Co Ltd | 蓄熱材 |
| JPH0885785A (ja) * | 1994-07-20 | 1996-04-02 | Sumitomo Chem Co Ltd | 潜熱蓄熱材組成物の過冷却防止方法および潜熱蓄熱装置 |
| JP6997851B1 (ja) * | 2020-12-04 | 2022-01-18 | シャープ株式会社 | 潜熱蓄熱材、保冷具、物流梱包容器及び食品保冷用具 |
| WO2022118764A1 (ja) * | 2020-12-04 | 2022-06-09 | シャープ株式会社 | 潜熱蓄熱材、保冷具、物流梱包容器及び食品保冷用具 |
| WO2022118765A1 (ja) * | 2020-12-04 | 2022-06-09 | シャープ株式会社 | 潜熱蓄熱材、保冷具、物流梱包容器及び食品保冷用具 |
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