JPS59169717A - 放電加工装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、放電加工装置における各加工段階での最適
な放電加工条件の選択設定を自動的に行なうことができ
るようにした放電加工装置に関するものである。

従来この種の放電加工装置としては、第１図に示すもの
が知られている。第７図は従来の放電加工装置な示す概
略構成図である。図において、／は加工用電極、コは被
加工物（ワーク）、３は被加工物コを設置する加工用台
、ダは加工用電極／を上昇又は下降させるボールネジ、
！はボールネジグを回転させるＺ動用直流サーボモータ
、ｇはＸ軸用直流サーボモータ、７はＹ軸周直流サーボ
モータであり、各Ｘ、　　Ｙ軸周直流サーボモータに。

２は加工用台３を所定平面内圧おいて移動させる。

／１は加工用電極／と被加工物コとに電圧を印加する直
流電源、／ｑはスイッチング用トランジスタ、２０はス
イッチング用トランジスタ／９に信号な送るパルス発生
器１．２／はスイッチング用トランジスタ／りに直列接
続される多数の抵抗、Ｕは多数の抵抗２／からなる抵抗
切替え器、／ｊはパルス発生器２ｏ及び抵抗切替え器２
２に制御信号を送る論理回路、１６はサーボ制御回路、
／７は各ｘ、　　ｙ、　　ｚ軸側直流サーボモータに、
？、夕のサーボモータ駆動回路、／／は論理回路ｉｓに
データな送る記憶装置、ｔは入力スイッチ部、り、　１
０はテープ並びにテープリーグであり、入力スイッチ部
♂又はテープ９並びにテープリーダｉｏは記憶装置／／
に外部からのデータを入力する。

次に上記第１図の動作について説明する。加工用電極／
は被加工物コと対向配置されており、加工用電極／はｚ
軸周直流サーボモータｊの回転によるボールネジグの回
転で、その主軸所定平面とは直角方向に上昇又は下降で
きるようにされており、また、ｚ軸周直流サーボモータ
ｊは、サーボ制御回路ｌｔによって加工用電極／と被加
工物コとの間の放電加工間隙長を所定の長さに維持する
よう駆動制御される。一方、加工用台３は、Ｘ軸側直流
サーボモータｇとＹ舶用直流サーボモータ２により所定
平面内の互いに直交するλつの方向上を移動できるよう
にされており、さらに、２つの各Ｘ、　　Ｙ軸周直流サ
ーボモータに、７は論理回路／ｊにより制御され、加工
用台３を所定平面内において所定の軌跡を描くように移
動させることができる。加工用電極／と被加工物−との
間には放電加工用電源回路が接続されており、この放電
加工用電源回路は、直流電源／ｇと、この直流電源ｌざ
の電圧を所定のパルス電圧として放電加工間隙に印加す
るためのスイッチング用トランジスタｌｑ及びパルス発
生器２０と、放電加工間隙に流れる放電電流の値を設定
するための多数の抵抗：１．／を有する抵抗切替え器ｎ
とから構成されている。スイッチング用トランジスタｌ
ｑのベースにはパルス発生器２゜からのパルス信号がゲ
ートパルスとして入力され、パルス発生器２０は、その
出力信号であるパルス信号の周波数ｆ、オン時間及びオ
フ時間等を外部からの制御信号によって任意に設定する
ことかできる０抵抗切替え器Ｕも同様に、外部からの制
御信号によって目的の抵抗値が得られるよう切替え可能
にされている。したがって、上記放電加工用電源回路は
、各制御信号によって放電加工に対する電気的諸条件を
所定の値にそれぞれ設定できる。

このため、放電加工条件を設定し直す必要が生じた場合
には、制御信号により上記電気的諸条件を任意に変化さ
せることかできる。しかして、この電気的諸条件が変化
すると、放電加工時で、被加工物コの加工面と加工用電
極／の電極面との距離である、第２図のｄあるいはｅで
示されるギャップクリアランス量も変化する。そこで、
第２図のａで示される電極寸法と第一図のＣで示される
加工寸法との差の半分、つまり、第２図のｂで示される
電極縮小式と、上記ギャップクリアランス量ｄ、　　ｅ
を加工条件ごとに毎回設定し、加工手順を作成して放電
加工を行なう。あるいは、どのような加工条件にも対応
できるようなあらゆる場合の加工手順をすべて用意して
おぎ、加工条件ごとに加工手順を選択して放電加工を行
なう。

従来の放電加工装置は以上のように構成されているので
、放電加工の各段階において適切な加工条件と、この加
工条件に適した加工用電極／の放電面と加工寸法線との
間の距離を設定することは非常に困難を伴い、加工条件
や加工手順を適切に設定できないために放電加工に失敗
する場合がしばしば存在し、その設定に時間を非常に多
く費やさなければならず、このため、何らかの不都合を
生じることが多い欠点があった。また、一連の電気的諸
条件を一度に設定し得るようにしたものについても、加
工条件ごとに加工手順における移動量の最適な修正量を
与える必要があり、この点についても相当に困難を伴う
ものであるという欠点があった。

この発明は上記のような従来のものの欠点を除去するた
めになされたもので、放電加工における電気的諸条件を
任意に設定することかできる放電加工用電源回路を有す
る放電加工部な備えてなる放電加工装置において、前記
放電加工を開始するに当って必要とする数値１番号など
の各変数の値、及び使用する加ニブログラムを入力する
テープ並びにテープリーダ又は入力スイッチ部と、入力
されたデータを変数の値として設定する変数設定装置と
、多数の加ニブログラムがあらかじめ記憶されている記
憶装置と、前記テープ並びにテープリーダ又は入力スイ
ッチ部の設定内容にしたがって、前記記憶装置から７つ
の加ニブログラムを選択し設定する加ニブログラム選択
設定装置と、この加ニブログラム選択設定装置により選
択設定された加ニブログラムと前記設定内容とにしたが
って、前記放電加工部における前記電気的諸条件の設定
、及び前記放電加工部の制御を行なう論理回路とからな
る構成を有し、放電加工に対する電気的諸条件の変化に
伴う加工条件に適切な移動量の修正を自動的に、かつ正
確に行なうことかできるようにした放電加工装置を提供
することを目的としている。

以下、この発明の一実施例を図について説明する。第３
図はこの発明の一実施例である放電加工装置を示す概略
構成図で、第１図と同一部分には同一符号を用いて表示
してあり、その詳細な説明は省略する。図において、／
／ａは多数の加工グロダラムがあらかじめ記憶されてい
る記憶装置、１２は必要に応じて入力されたデータをそ
れぞれ対応する変数の値として設定する変数設定装置、
／３は同じく入力されたデータ和差づき記憶装置／／ａ
内に記憶されている多数の加ニブログラムのうちから、
指定された加ニブログラムを選択し、所定の加工ができ
るように設定する加ニブログラム選択設定装置、／ｌは
加ニブログラム選択設定装置１３によって設定された加
ニブログラムの命令にしたがって、加工条件を適切に設
定する加工条件選択設定装置、／ｌａは加工条件選択設
定装置ｌりにより設定された加工条件の基で、加ニブロ
グラム選択設定装置１３にしたがって所定の加工が実行
されるように放電加工装置な制御する論理回路である。

次に上記第３図の動作について説明する。記憶装置／／
ａにはあらかじめ多数の加ニブログラムが記憶されてい
る。また、第７図（ａ）ないしくｃ）に示す各荒加工、
仕上げ加工、鏡面仕上げ加工の加工条件表にある大文字
のアルファベラ）Ａ−Ｄは、各加エバターンの加工方法
における特徴をなす要素、あるいは加工仕上げ面及びそ
の精度を表わしている。すなわち、電極の本数、揺動加
工の有無、ピッチ送りの有無、揺動方法、加工終了時の
被加工物コの加工面粗さ等の加工要求であり、この加工
要求の組み合わせにより種々の加工要求な満足するため
の加ニブログラムが用意されている。この加ニブログラ
ムに放電加工における電気的諸条件を設定することによ
り、加工速度９面粗さ、電極の消耗比などの加工条件が
定まる。この加工条件は、第７図（ａ）〜（ｃ）の各加
工条件表に示されるように、Ａ／からＲ／までの加工面
の粗さを得るための電気加工条件がパターン化され、Ａ
からＲまでの番号を付けられて加工条件のテーブルを構
成している。この番号を変数値として指定するだけで、
所定の加工段階から加工な開始し、所要の加工段階で終
了することかできる。また、この間の加工条件は自動的
に、かつ連続的に切り換えられ、常に適切な加工条件が
設定され、この加工条件に適した加工手順における電極
移動修正量が設定されて最適な放電加工が行なわれる。

同様圧、電極縮小式な変数の値として入力することによ
り、ある定められたＸ、Ｙ平面内の移動を繰り返し実行
し、ｚ軸を指定の深さまで加工する揺動加工におい【、
Ｘ、　　Ｙ平面内圧おける移動の量、形状が変化しても
、所定の寸法に仕上げるようＫＸ、Ｙ平面内における電
極移動量を、加工条件の設定時に適切な修正量として与
えることができる。

第５図は第３図の放電加工装置に適用される加ニブログ
ラムの種類を示す説明図、第を図は第３図の放電加工装
置における加ニブログラムの加工動作を示す説明図であ
る。第に図には、第を図に示される第１プログラムを使
用し、この第１プログラムで設定を必要とする加工開始
条件（荒加エン。

加工開始条件（仕上げ加工）、加工終了条件（鏡面仕上
げ加工）の各段階の順次にＣ，工、　　Ｋを選択した場
合に、加工がどのように進行するかが、第を図に示す太
い実線と矢印とで表示されている。

下記に、これについての説明をする。

第３図に示す入力スイッチ部？又はチーゲタ並びにテー
プリーダ１０から上述した加工条件に関するデータや、
その他の加工に必要な加工深さ、電極番号、ピッチ送り
等についてのデータが入力され、同じく入力された加エ
バターン番号により対応する加ニブログラムを論理回路
／３ａが選択し、次いで、指定された加工条件の値によ
り記憶装置ｌ／　ａ内のデータを引ぎ出して加工条件な
セットする。すなわち、第に図に示される口において、
加工開始条件（荒加工）の変数の値がＣであると判断さ
れると、加工はシーケンス番号をＣと付けられた一連の
加工条件の基に開始され、同時に、この加工条件に適し
たギャップクリアランスの値を、加工を行なう加ニブロ
グラムに組み込まれているギャップクリアランス用変数
に設定する。次いで、シーケンス番号をＤと付けられた
加工条件と、その加工条件に適したギャップクリアラン
スの値が加ニブログラムの変数に設定された後、加工が
行なわれる。さらに、シーケンス番号がＥ、Ｐまでの加
工条件が自動的に設定された後、加工が行なわれる。こ
の加工条件の基での加工が終了すると、次に第３図に示
される口において、加工開始条件（仕上げ加工）の変数
値が工であり、加工終了条件（鏡面仕上げ加工）の変数
値がＫであることが判断されると、シーケンス番号が工
である一連の加工条件の基に、その加工条件に適したギ
ャップクリアランスの値が設定された後、加工が開始さ
れる。次いで、シーケンス番号がＪの加工条件と、その
加工条件に適したギャップクリアランスの値が設定され
た後、加工が行なわれ、さらに、シーケンス番号がＫの
一連の加工条件と、その加工条件に適したギャップクリ
アランスの値が設定された後、加工が行なわれる。そし
て、論理回路／Ｊａは放電加工作業量が所定の量だけ実
行されたことな検出して加工を終了する。

なお、上記実施例では、入力する変数がピッチ送り、電
極番号、加工条件、揺動モード、加工深さ、電極縮小代
などの場合について説明したが、変数の種類や個数は異
なっても良く、また、加エバターンについても、上記実
施例のように指定する形式ではなく、データの入力条件
から選択する形式としても良い。さらに、上記実施例に
あるように加工そのものを扱うのではなく、被加工物と
加工用電極の位置決め、被加工物あるいは加工用電極に
ついての測定を扱うものについても、上記実施例と同様
の効果を奏する。

以上のように、この発明に係る放電加工装置によれば、
所定の放電加工を行なうに当って必安な数値や加ニブロ
グラムの番号を変数の値として入力するだけで、適切な
加工条件が簡単に選択設定され、自動的に、かつ正確忙
移動修正量が準備されて、所望の加工段階にて放電加工
を行なうことができるので、従来のこの種の放電加工装
置と比べて、専門知識や長い経験のない作業者にも、極
めて精度の高い放電加工が簡単に実行できる上に、作業
時間と労力な太いに短縮することができるという優れた
効果を奏するものであろう

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の放電加工装置を示す概略構成図、第２図
は第７図の放電加工装置における電極縮小代な示す説明
図、第３図はこの発明の一実施例である放電加工装置を
示す概略構成図、第９図（ａ）ないしく０）は第３図の
放電加工装置に適用される各加工条件表を示す図、第！
図は第３図の放電加工装置に適用される加ニブログラム
の種類を示す説明図、第３図は第３図の放電加工装置に
おける加ニブログラムの加工動作を示す説明図である。 図において、／・・・加工用電極、コ・・・被加工物、
３・・・加工用台、ダ・・・ボールネジ、！・・・ｚ軸
出直流サーボモータ、４・・・Ｘ軸用直流サーボモータ
、７・・・Ｙ軸用直流サーボモータ、？・・・入力スイ
ッチ部、り・・・テープ、１０・・・テープリーグ、／
／、／／ａ・・・記憶装置、１２・・・変数設定装置、
１３・・・加ニブログラム選択設定装置、滓・・・加工
条件選択設定装置、／！、　／ｊａ・・・論理回路、／
Ａ・・・サーボ制御回路、／７・・・サーボモータ駆動
回路、ｔざ・・・直流電源、１９・・・スイッチング用
トランジスタ、２０・・・パルス発生器、ニド・・抵抗
、２２・・・抵抗切替え器である〇 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 放電加工における電気的諸条件を任意に設定することか
   できる放電加工用電源回路な有する放電加工部を備えて
   なる放電加工装置において、前記放電加工を開始するに
   当って必要とする数値１番号などの各変数の値、及び使
   用する加ニブログラムを入力するテープ並びにテープリ
   ーダ又は入力スイッチ部と、入力されたデータを変数の
   値として設定する変数設定装置と、多数の加ニブログラ
   ムがあらかじめ記憶されている記憶装置と、前記テープ
   並びにテープリーダ又は入力スイッチ部の設定内容にし
   たがって、前記記憶装置から７つの加ニブログラムを選
   択し設定する加工グロダラム選択設定装置と、該加ニブ
   ログラム選択設定装置により選択設定された加ニブログ
   ラムと前記設定内容とにしたがって、前記放電加工部に
   おける前記電気的諸条件の設定、及び前記放電加工部の
   制御を行なう論理回路とから構成されていることを特徴
   とする放電加工装置。